JPH0680100A - 宇宙航行体用機器取付装置 - Google Patents

宇宙航行体用機器取付装置

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JPH0680100A
JPH0680100A JP23585792A JP23585792A JPH0680100A JP H0680100 A JPH0680100 A JP H0680100A JP 23585792 A JP23585792 A JP 23585792A JP 23585792 A JP23585792 A JP 23585792A JP H0680100 A JPH0680100 A JP H0680100A
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JP
Japan
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spacecraft
equipment
locking
mounting
drive plate
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Pending
Application number
JP23585792A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Nishida
信一郎 西田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、簡便にして、信頼性の高い着脱作
業を実現し得るようにすることにある。 【構成】搭載機器10の係合部22を宇宙航行体10の
位置規制部17に係合させて位置規制した状態で、搭載
機器20の回転操作部材23の係合部23aを宇宙航行
体10の作動部材14の係合部14aに係合させ、回転
操作部材23を回転操作して作動部材14を回転駆動す
ることにより、宇宙航行体10に設けた駆動板12を搭
載機器20の取付面に対して直線移動させ、さらに、こ
の駆動板12で宇宙航行体10に回動自在に設けた係止
レバー15を回動制御して、搭載機器20の係止部21
を係止して固定するように構成し、所期の目的を達成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば人工衛星等の
宇宙航行体に搭載される電子機器や回路ユニット等の搭
載機器を着脱自在に設置するのに用いられる宇宙航行体
用機器取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の宇宙開発の分野においては、宇宙
空間に人間が常駐可能な宇宙航行体、いわゆる宇宙ステ
ーションを建設する構想がある。このような宇宙ステー
ション建設構想にあっては、電子機器等の搭載機器が宇
宙空間に暴露されて搭載され、各種の試験を始めとする
各種の運用に供される。このような搭載機器は、宇宙空
間において人間に変わってマニピュレータを用いた着脱
することが考えられている。ところで、このような搭載
機器を着脱する機器取付装置としては、図3に示すよう
に宇宙航行体1の機器取付面に複数の位置規制用の凹部
2を所定の間隔に設け、これら凹部2間の略中央位置に
は、螺子穴3が設けられる。
【0003】一方、搭載機器4には、その取付面側に複
数の位置規制用の突起部5が機器取付面の凹部3に対応
して設けられる。また、搭載機器4には、取付螺子棒6
が回転操作自在に螺子穴3に対応して設けられ、その突
起部5を宇宙航行体1の機器取付面の凹部2に係合させ
て位置規制させた状態で、例えばマニピュレータの把持
部に取付螺子棒6を回転駆動する回転工具7を装着し
て、この回転工具7で取付螺子棒6を機器取付面の螺子
穴3に螺合させて相互間の固定が行われる。
【0004】しかしながら、上記機器取付装置では、取
付螺子棒6と螺子穴3の螺着により搭載機器4が宇宙航
行体1に固定されることにより、非常に高い締付けトル
クで締付けないと、確実な固定が困難であるうえ、振動
等により螺合が緩む虞があるために、信頼性が劣るとい
う問題を有していた。また、宇宙空間において、高い締
付けトルクで取付螺子棒6を締付けると、その高い締付
けトルクの反動を受けるために、その着脱作業性が非常
に悪いという問題を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の機器取付装置では、着脱の信頼性が劣ると共に、着
脱作業性が劣るという問題を有していた。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、簡便な着脱作業を実現し得、且つ信頼性の高い着
脱を実現し得るようにした宇宙航行体用機器取付装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、搭載機器を
宇宙航行体の機器取付箇所に着脱自在に取付けてなる宇
宙航行体用機器取付装置において、前記宇宙航行体の機
器取付箇所に、その取付面に対向して直線移動自在に設
けられ、周囲に複数の駆動部が設けられた駆動板と、こ
の駆動板の駆動部に対応して前記宇宙航行体の機器取付
箇所に配設されるものであって、一端に係止部が設けら
れ、中間部が回動自在に支持された前記駆動板の駆動部
が係合される複数の係止部材と、前記駆動板の周囲の宇
宙航行体の機器取付箇所に所定の間隔を有して配設され
る位置規制部と、前記複数の係止部材を前記駆動板の駆
動部に係合する方向に回動付勢する付勢手段と、前記宇
宙航行体の機器取付箇所に回転自在に設けられ、回転駆
動に連動して前記駆動板を直線移動して前記駆動部によ
り前記係止部材を前記付勢手段の付勢力に抗して回動付
勢する作動部材と、前記搭載機器の取付部に前記係止部
材の係止部に対応して設けられる複数の係止部と、前記
搭載機器の取付部に前記宇宙航行体の位置規制部に対応
して設けられる複数の位置規制用係合部と、前記搭載機
器に回転操作自在に配設されるものであって、一端に前
記作動部材に回転力伝達可能に係合する係合部が設けら
れ、他端に操作部が設けられる回転操作部材とを備え、
前記搭載機器の取付部を前記宇宙航行体の機器取付箇所
に対向させて前記位置規制部に対して前記位置規制用係
合部を係合させた状態で、前記回転操作部材の係合部を
前記作動部材に係合させ、前記操作部を回転操作して前
記作動部材を回転駆動することにより、前記駆動板を直
線移動して、前記係止部材を付勢手段の付勢力に抗して
回動付勢させ、該係止部材の係止部で前記搭載機器の係
止部を係止して固定するように構成したものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、搭載機器は、その回転操作
部材の回転操作により、宇宙航行体側の係止部材が駆動
板を介して回動制御され、その係止部に係止されること
により、固定される。従って、搭載機器の宇宙航行体へ
の着脱を比較的弱い回転操作力で確実な着脱動作が可能
となり、信頼性の高い動作制御が容易に実現することが
可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。
【0010】図1はこの発明の一実施例に係る宇宙航行
体用機器取付装置を示すもので、図1(a)は脱状態を
示し、同図(b)は着状態を示す。即ち、図において、
10は宇宙航行体で、その機器取付箇所には電子機器等
の搭載機器20が着脱自在に取付けられる。このうち宇
宙航行体10の機器取付箇所には、凹部11が設けら
れ、この凹部11には、駆動板12がガイド部材13を
介して矢印A,B方向に昇降自在に配設される。この駆
動板12の略中央部には、螺子穴12aが形成され、こ
の螺子穴12aには作動部材14が螺合される。作動部
材14は、一端が凹部11に回転自在に支持され、その
他端には、係合部14aが形成される。そして、駆動板
12の周囲部には、複数の駆動部12bが所定の間隔に
形成される(図2参照)。
【0011】また、凹部11には、係止レバー15が上
記駆動板12の駆動部12bに対応して配設される。こ
の係止レバー15は、中間部が回動自在に支持され、一
端には、係止爪15aが形成される。係止レバー15に
は、ばね部材16が上記駆動板12の駆動部12bに係
合する方向(例えば図2中時計方向)に付勢力が付与す
るように係着され、その他端には、係合部15bが、凹
部11に設けられる突起部11aに対応して形成され
る。さらに、凹部11の周囲部には、凸状の複数の位置
規制部17が所定の間隔に形成され、この位置規制部1
7に対応して案内部18が形成される。
【0012】一方、搭載機器20には、その取付面側に
複数の係止部21が上記宇宙航行体10の機器取付箇所
の複数の係止レバー15に対応して設けられると共に、
凹状の複数の位置規制用係合部22が位置規制部17に
対応して形成される。
【0013】また、搭載機器20には、回転操作部材2
3が回転自在に配設される。この回転操作部材23は、
両端部が搭載機器20の両側面から突出され、その一端
には、係合部23aが上記作動部材14の係合部14a
に対応して形成される。回動操作部材23の他端には、
操作部23bが設けられ、この操作部23bには、例え
ばマニピュレータの把持部に取付けられた回転工具が装
着されて回転操作される。そして、搭載機器20には、
回転操作部材23の操作部23bに対応して、移送用の
把手24が設けられ、この把手24を持って着脱作業が
実行される。
【0014】なお、搭載機器20が宇宙航行体10の内
部機器と電気的に接続する必要がある場合には、内部機
器に接続される接続コネクタ19を、例えば宇宙航行体
10の駆動板12に配設して、駆動板12の矢印A方向
の移動に連動して、搭載機器20の接続コネクタ25と
電気的に接続されるように構成される。
【0015】上記構成において、搭載機器20を宇宙航
行体10に取付ける場合には、先ず、把手24を持って
搭載機器20の位置規制用係合部22を宇宙航行体10
の案内部18に沿って位置規制部17に係合させて位置
規制すると共に、その回転操作部材23の係合部23a
を宇宙航行体の取付箇所の作動部材14の係合部14a
に係合させる。次に、回転操作部材23の操作部23b
に回転工具が装着され、この回転工具を介して回転操作
部材23を回転操作する。この回転工具は、例えばマニ
ピュレータの把持部に回転工具が取付けられる。する
と、回転操作部材23は、作動部材14を回転して宇宙
航行体10の駆動板12を矢印A方向に直線移動案内
し、この駆動板12の駆動部12bで、宇宙航行体10
の凹部11の係止レバー15をばね部材16の付勢力に
抗して回動付勢して、その係止部15aを搭載機器20
の係止部21に係止させる。ここで、搭載機器20は、
その位置規制用係合部22が位置規制部17に係合され
て位置規制された状態で、その係止部21が係止レバー
15に係止されて固定される。
【0016】また、搭載機器20を宇宙航行体10から
離脱させる場合には、上記回転操作部材23が反転駆動
される。すると、回転操作部材23は、作動部材14を
反転して駆動板12を矢印B方向に直線移動させる。こ
の結果、係止レバー15は、ばね部材16の付勢力によ
り反転され、搭載機器20の係止部21から離間され
て、ここに、搭載機器20の固定が解除され、搭載機器
20の離脱が可能となる。
【0017】このように、上記宇宙航行体用機器取付装
置は、搭載機器10の係合部22を宇宙航行体10の位
置規制部17に係合させて位置規制した状態で、搭載機
器20の回転操作部材23の係合部23aを宇宙航行体
10の作動部材14の係合部14aに係合させ、回転操
作部材23を回転操作して作動部材14を回転駆動する
ことにより、駆動板12を搭載機器20の取付面に対し
て直線移動させ、この駆動板12で宇宙航行体10に回
動自在に設けた係止レバー15を回動制御して、搭載機
器20の係止部21を係止して固定するように構成し
た。これによれば、搭載機器20の宇宙航行体10への
着脱を比較的弱い回転操作力で確実な着脱動作が実現さ
れて、宇宙空間における信頼性の高い動作制御が容易に
実現される。
【0018】なお、上記実施例では、搭載機器20の位
置規制用係合部22を凸状に形成して、宇宙航行体10
の位置規制部17を凹状に形成した場合で説明したが、
この形状に限ることなく、相互の凸状と凹状の形状を逆
に形成するように構成することも可能である。
【0019】また、上記実施例では、マニピュレータを
用いて着脱作業を行うように構成した場合で説明した
が、これに限ることなく、人の手により直接的に着脱を
行うように構成しても良い。よって、この発明は上記実
施例に限ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡便な着脱作業を実現し得、且つ信頼性の高い着脱
を実現し得るようにした宇宙航行体用機器取付装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る宇宙航行体用機器取
付装置を示した図。
【図2】図1の一部詳細を示した図。
【図3】従来の機器取付装置を示した図。
【符号の説明】
10…宇宙航行体、11…凹部、12…駆動板、12a
…螺子穴、12b…駆動部、13…ガイド部材、14…
作動部材、14a…係合部、15…係止レバー、15a
…係止部、16…ばね部材、17…位置規制部、18…
案内部、19…接続コネクタ、20…搭載機器、21…
係止部、22…係合部、23…回転操作部材、23a…
係合部、23b…操作部、24…把手。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搭載機器を宇宙航行体の機器取付箇所に
    着脱自在に取付けてなる宇宙航行体用機器取付装置にお
    いて、 前記宇宙航行体の機器取付箇所に、その取付面に対向し
    て直線移動自在に設けられ、周囲に複数の駆動部が設け
    られた駆動板と、 この駆動板の駆動部に対応して前記宇宙航行体の機器取
    付箇所に配設されるものであって、一端に係止部が設け
    られ、中間部が回動自在に支持された前記駆動板の駆動
    部が係合される複数の係止部材と、 前記駆動板の周囲の宇宙航行体の機器取付箇所に所定の
    間隔を有して配設される位置規制部と、 前記複数の係止部材を前記駆動板の駆動部に係合する方
    向に回動付勢する付勢手段と、 前記宇宙航行体の機器取付箇所に回転自在に設けられ、
    回転駆動に連動して前記駆動板を直線移動して前記駆動
    部により前記係止部材を前記付勢手段の付勢力に抗して
    回動付勢する作動部材と、 前記搭載機器の取付部に前記係止部材の係止部に対応し
    て設けられる複数の係止部と、 前記搭載機器の取付部に前記宇宙航行体の位置規制部に
    対応して設けられる複数の位置規制用係合部と、 前記搭載機器に回転操作自在に配設されるものであっ
    て、一端に前記作動部材に回転力伝達可能に係合する係
    合部が設けられ、他端に操作部が設けられる回転操作部
    材とを具備し、前記搭載機器の取付部を前記宇宙航行体
    の機器取付箇所に対向させて前記位置規制部に対して前
    記位置規制用係合部を係合させた状態で、前記回転操作
    部材の係合部を前記作動部材に係合させ、前記操作部を
    回転操作して前記作動部材を回転駆動することにより、
    前記駆動板を直線移動して、前記係止部材を付勢手段の
    付勢力に抗して回動付勢させ、該係止部材の係止部で前
    記搭載機器の係止部を係止して固定するように構成した
    ことを特徴とする宇宙航行体用機器取付装置。
JP23585792A 1992-09-03 1992-09-03 宇宙航行体用機器取付装置 Pending JPH0680100A (ja)

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JP23585792A Pending JPH0680100A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 宇宙航行体用機器取付装置

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JP (1) JPH0680100A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144206A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Ihi Corp 宇宙機器固定分離装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144206A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Ihi Corp 宇宙機器固定分離装置

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