JPH0680073A - アンチスキッドシステム - Google Patents
アンチスキッドシステムInfo
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- JPH0680073A JPH0680073A JP4200391A JP20039192A JPH0680073A JP H0680073 A JPH0680073 A JP H0680073A JP 4200391 A JP4200391 A JP 4200391A JP 20039192 A JP20039192 A JP 20039192A JP H0680073 A JPH0680073 A JP H0680073A
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- skid system
- eas1
- voltage
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/88—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means
- B60T8/885—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means using electrical circuitry
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/88—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60T2270/00—Further aspects of brake control systems not otherwise provided for
- B60T2270/40—Failsafe aspects of brake control systems
- B60T2270/413—Plausibility monitoring, cross check, redundancy
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Safety Devices In Control Systems (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 信頼性の高いフェールセーフ機構を持ちなが
らも、構成が簡単かつ実用的であり、製造コストを低廉
に押さえることのできる新規な構成のアンチスキッドシ
ステムを提供する。 【構成】 少なくとも二つのマイクロコンピュータ、お
よび少なくとも二つの入出力回路を有するアンチスキッ
ドシステムであり、この場合に、少なくとも二つのマイ
クロコンピュータ、および少なくとも二つの入出力回路
は、相互にその機能を監視するとともに、アンチスキッ
ドシステムのその他のコンポーネントの機能も監視す
る。アンチスキッドシステムにおいて誤電圧が発生した
場合、または、信号伝達の際にエラーが生じた場合、ア
ンチスキッドシステムは確実にスイッチオフされる。特
に入出力回路に数多くの監視機能を集積することによ
り、ならびにアンチスキッドシステムの重複構造によ
り、必要な構成エレメントの点数をごく少数とし、その
結果として、製造コストが些少であるにもかかわらず、
高い信頼性レベルが達成される。
らも、構成が簡単かつ実用的であり、製造コストを低廉
に押さえることのできる新規な構成のアンチスキッドシ
ステムを提供する。 【構成】 少なくとも二つのマイクロコンピュータ、お
よび少なくとも二つの入出力回路を有するアンチスキッ
ドシステムであり、この場合に、少なくとも二つのマイ
クロコンピュータ、および少なくとも二つの入出力回路
は、相互にその機能を監視するとともに、アンチスキッ
ドシステムのその他のコンポーネントの機能も監視す
る。アンチスキッドシステムにおいて誤電圧が発生した
場合、または、信号伝達の際にエラーが生じた場合、ア
ンチスキッドシステムは確実にスイッチオフされる。特
に入出力回路に数多くの監視機能を集積することによ
り、ならびにアンチスキッドシステムの重複構造によ
り、必要な構成エレメントの点数をごく少数とし、その
結果として、製造コストが些少であるにもかかわらず、
高い信頼性レベルが達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも二つのマイ
クロコンピュータを有するアンチスキッドシステムに関
するものである。この場合に、二つのマイクロコンピュ
ータには同一車輪回転数信号が送られ、二つのマイクロ
コンピュータは相互に独立してこの信号を評価し、この
信号から検査信号を発生し、検査信号を比較し、この検
査信号が一致しない場合には、エラー信号および/また
はロック信号を発生する。
クロコンピュータを有するアンチスキッドシステムに関
するものである。この場合に、二つのマイクロコンピュ
ータには同一車輪回転数信号が送られ、二つのマイクロ
コンピュータは相互に独立してこの信号を評価し、この
信号から検査信号を発生し、検査信号を比較し、この検
査信号が一致しない場合には、エラー信号および/また
はロック信号を発生する。
【0002】アンチスキッドシステムのような信頼性の
ためにきわめて重大な装置の場合、周知のように、通
常、重複した構造が設けられる。すなわち、機能の信頼
性のための重要な部分を重複して組み込み、パラレルに
作動させ、それによって装置のその部分が相互にその機
能を監視する。
ためにきわめて重大な装置の場合、周知のように、通
常、重複した構造が設けられる。すなわち、機能の信頼
性のための重要な部分を重複して組み込み、パラレルに
作動させ、それによって装置のその部分が相互にその機
能を監視する。
【0003】
【従来の技術】このような重複構造の自己監視アンチス
キッドシステムは、たとえば、DE−PS323463
7において開示されている。
キッドシステムは、たとえば、DE−PS323463
7において開示されている。
【0004】DE−PS3234637において開示さ
れている重複構造の自己監視アンチスキッドシステムで
は、特殊処理された車輪センサ信号は、パラレルに、そ
れぞれ1チップからなる二つのマイクロコンピュータに
送られる。これらのマイクロコンピュータは、センサ信
号から、バルブ制御信号と検査信号を計算する。マイク
ロコンピュータには、各一つのコンパレータが割り当て
られ、双方のコンパレータには双方のマイクロコンピュ
ータの検査信号ならびに、対応するマイクロコンピュー
タの計算されたバルブ駆動信号が送られる。さらに、第
二のマイクロコンピュータのバルブ制御信号は、一方の
コンパレータに送られ、他方のコンパレータには、レベ
ル調整後、電磁弁でピックアップされたバルブ駆動信号
が送られる。バルブ制御信号が一致しない場合、もしく
は、バルブ制御信号とバルブ駆動信号が一致しない場
合、または検査信号が一致しない場合、エラーと推論す
る。いずれのコンパレータも、制御段階およびリレーを
経て、アンチスキッドシステム全体またはその一部をス
イッチオフすることが可能である。
れている重複構造の自己監視アンチスキッドシステムで
は、特殊処理された車輪センサ信号は、パラレルに、そ
れぞれ1チップからなる二つのマイクロコンピュータに
送られる。これらのマイクロコンピュータは、センサ信
号から、バルブ制御信号と検査信号を計算する。マイク
ロコンピュータには、各一つのコンパレータが割り当て
られ、双方のコンパレータには双方のマイクロコンピュ
ータの検査信号ならびに、対応するマイクロコンピュー
タの計算されたバルブ駆動信号が送られる。さらに、第
二のマイクロコンピュータのバルブ制御信号は、一方の
コンパレータに送られ、他方のコンパレータには、レベ
ル調整後、電磁弁でピックアップされたバルブ駆動信号
が送られる。バルブ制御信号が一致しない場合、もしく
は、バルブ制御信号とバルブ駆動信号が一致しない場
合、または検査信号が一致しない場合、エラーと推論す
る。いずれのコンパレータも、制御段階およびリレーを
経て、アンチスキッドシステム全体またはその一部をス
イッチオフすることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この構成では、特に二
つのコンパレータによって、不必要なコストが必要にな
る。これらのコンパレータによって、ボードは、コスト
もかかり、スペースもとる二つの不必要なコンポーネン
トを収容するか、または、提案されているように、コン
パレータとマイクロコンピュータを一つのモジュールに
一体化した場合には、この特殊なモジュールに多額の開
発コストを投資しなければならない。少なくとも、調達
にあたって、マイクロコンピュータのモジュール以上の
高い購入価格を支払わなければならない。
つのコンパレータによって、不必要なコストが必要にな
る。これらのコンパレータによって、ボードは、コスト
もかかり、スペースもとる二つの不必要なコンポーネン
トを収容するか、または、提案されているように、コン
パレータとマイクロコンピュータを一つのモジュールに
一体化した場合には、この特殊なモジュールに多額の開
発コストを投資しなければならない。少なくとも、調達
にあたって、マイクロコンピュータのモジュール以上の
高い購入価格を支払わなければならない。
【0006】さらに別の構成では、論理回路ユニット
(マイクロコンピュータおよびコンパレータ)に、割り
当ての回路ユニットのパルス繰返数ならびに車両のバッ
テリー電圧を監視する監視回路がそれぞれ一つ割り当て
られる。これらの監視回路は、特に、アンチスキッドシ
ステムの時間的な特性を検査しなければならないため、
相対的に複雑で多くのコンポーネントを要する特殊回路
になってしまう。
(マイクロコンピュータおよびコンパレータ)に、割り
当ての回路ユニットのパルス繰返数ならびに車両のバッ
テリー電圧を監視する監視回路がそれぞれ一つ割り当て
られる。これらの監視回路は、特に、アンチスキッドシ
ステムの時間的な特性を検査しなければならないため、
相対的に複雑で多くのコンポーネントを要する特殊回路
になってしまう。
【0007】そのため、本発明は、最大限の信頼性をも
たらしながら、可能なかぎり簡単かつ実用的な構成を持
ち、そのため製造にかかるコストが特に安価な重複構造
のアンチスキッドシステムを提供することを課題とす
る。
たらしながら、可能なかぎり簡単かつ実用的な構成を持
ち、そのため製造にかかるコストが特に安価な重複構造
のアンチスキッドシステムを提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、マイクロコ
ンピュータの所定の信号線、およびアンチスキッドシス
テムの少なくとももう一つの電気量を監視する少なくと
も二つの入出力回路があり、少なくとも一つのマイクロ
コンピュータからのエラー信号および/またはロック信
号が一つの入出力回路にかかる場合、または、監視して
いる電気量の誤った値が発生した場合、いずれの入出力
回路によっても、アンチスキッドシステムの少なくとも
一部分をスイッチオフできることによって上記課題を解
決したものである。
ンピュータの所定の信号線、およびアンチスキッドシス
テムの少なくとももう一つの電気量を監視する少なくと
も二つの入出力回路があり、少なくとも一つのマイクロ
コンピュータからのエラー信号および/またはロック信
号が一つの入出力回路にかかる場合、または、監視して
いる電気量の誤った値が発生した場合、いずれの入出力
回路によっても、アンチスキッドシステムの少なくとも
一部分をスイッチオフできることによって上記課題を解
決したものである。
【0009】マイクロコンピュータは、パラレルデータ
線からなる通信バスによって接続され、この通信バスを
経て、送られてくる車輪回転数信号から計算される検査
信号の交換を行うとともに、検査信号が一致するかどう
かの比較を行うことが可能である。この場合に、検査信
号はマイクロコンピュータの内部でチェックされる。特
殊比較回路または比較回路を含む論理回路ユニットは不
要である。目的を達成するため、市販の簡単な1チップ
マイクロコンピュータで十分なため、アンチスキッドシ
ステムにかかる費用およびその作動の信頼性についてよ
い影響を及ぼす。
線からなる通信バスによって接続され、この通信バスを
経て、送られてくる車輪回転数信号から計算される検査
信号の交換を行うとともに、検査信号が一致するかどう
かの比較を行うことが可能である。この場合に、検査信
号はマイクロコンピュータの内部でチェックされる。特
殊比較回路または比較回路を含む論理回路ユニットは不
要である。目的を達成するため、市販の簡単な1チップ
マイクロコンピュータで十分なため、アンチスキッドシ
ステムにかかる費用およびその作動の信頼性についてよ
い影響を及ぼす。
【0010】さらに、この少なくとも二つの入出力回路
は、アンチスキッドシステムの周辺コンポーネントへの
接続を可能とするものである。回路技術的に、一体化モ
ジュールとして設計される入出力回路は、基本的には、
レベル調整回路、ウインドウコンパレータ、干渉パルス
抑制のための低域通過フィルターなど、比較的簡単な構
成要素から成り立っている。
は、アンチスキッドシステムの周辺コンポーネントへの
接続を可能とするものである。回路技術的に、一体化モ
ジュールとして設計される入出力回路は、基本的には、
レベル調整回路、ウインドウコンパレータ、干渉パルス
抑制のための低域通過フィルターなど、比較的簡単な構
成要素から成り立っている。
【0011】いくつかの基本的な電気量は入出力回路を
経て導かれ、また、入出力回路は、アンチスキッドシス
テムのすべての重要なコンポーネントと接続されてい
る。したがってエラーが発生した場合、アンチスキッド
システム全体、または少なくともアンチスキッドシステ
ムの信頼性にかかわる重要な部分をスイッチオフする、
マイクロコンピュータの所定の信号線、および、少なく
とももう一つの電気量のための監視回路を、これらの入
出力回路に割り当てることは特に有利である。それによ
って、外部監視回路ユニットが不要になる。したがっ
て、構成エレメントの数がより少なくなり、それによっ
てコストの低減が図られるとともに、稼働の信頼性が高
められる。
経て導かれ、また、入出力回路は、アンチスキッドシス
テムのすべての重要なコンポーネントと接続されてい
る。したがってエラーが発生した場合、アンチスキッド
システム全体、または少なくともアンチスキッドシステ
ムの信頼性にかかわる重要な部分をスイッチオフする、
マイクロコンピュータの所定の信号線、および、少なく
とももう一つの電気量のための監視回路を、これらの入
出力回路に割り当てることは特に有利である。それによ
って、外部監視回路ユニットが不要になる。したがっ
て、構成エレメントの数がより少なくなり、それによっ
てコストの低減が図られるとともに、稼働の信頼性が高
められる。
【0012】本発明によるアンチスキッドシステムのそ
の他の有利な構造、ならびに上記課題の解決を促進する
構造は、従属請求項に記述されている。
の他の有利な構造、ならびに上記課題の解決を促進する
構造は、従属請求項に記述されている。
【0013】たとえば、電圧変動に対して特に鋭敏なア
ンチスキッドシステムの構成エレメントに対し、安定し
た電圧を供給する電圧調整器を設けることは、稼働の信
頼性に対して特に有利である。
ンチスキッドシステムの構成エレメントに対し、安定し
た電圧を供給する電圧調整器を設けることは、稼働の信
頼性に対して特に有利である。
【0014】これは特に、一般的には車上の電源電圧と
異なり、典型的には5ボルトの作動電圧が供給されるマ
イクロコンピュータならびにアクチュエータ駆動回路に
あてはまる。
異なり、典型的には5ボルトの作動電圧が供給されるマ
イクロコンピュータならびにアクチュエータ駆動回路に
あてはまる。
【0015】さらに、二つまたはそれ以上の多数の同一
入出力回路が使用できるよう、入出力回路と接続されて
いる周辺装置を、入出力回路に割り当てることが実用的
である。一種類の入出力回路しか必要しないので、開発
コストを削減することが可能である。また、重複して存
在し、独立して作動する監視装置によって、マイクロコ
ンピュータと、少なくとも一つの電気量とを重複し、か
つ高い信頼性をもって監視することが可能である。
入出力回路が使用できるよう、入出力回路と接続されて
いる周辺装置を、入出力回路に割り当てることが実用的
である。一種類の入出力回路しか必要しないので、開発
コストを削減することが可能である。また、重複して存
在し、独立して作動する監視装置によって、マイクロコ
ンピュータと、少なくとも一つの電気量とを重複し、か
つ高い信頼性をもって監視することが可能である。
【0016】電圧調整器が、電圧変動に対して特に鋭敏
なアンチスキッドシステムの構成エレメントに対して供
給する作動電圧を電気量として、入出力回路が何重にも
監視することが特に実用的である。これは、最も単純な
方法では、各入出力回路内部の一つのウインドウコンパ
レータによって行うことが可能である。
なアンチスキッドシステムの構成エレメントに対して供
給する作動電圧を電気量として、入出力回路が何重にも
監視することが特に実用的である。これは、最も単純な
方法では、各入出力回路内部の一つのウインドウコンパ
レータによって行うことが可能である。
【0017】この場合、ウインドウコンパレータが、車
両において容易に配線に干渉を及ぼす一時的な電圧ピー
クに反応しないよう、ウインドウコンパレータの前方
に、一時的な干渉パルスを排除する装置を接続すること
が特に有利である。 エラー発生時、すなわち、電圧変
動に特に鋭敏な構成エレメントにおいて、入出力回路の
少なくとも一つが過剰または過小電圧を確認した場合、
アンチスキッドシステム全体、または、少なくともその
基本的な部分のスイッチオフが行われる。
両において容易に配線に干渉を及ぼす一時的な電圧ピー
クに反応しないよう、ウインドウコンパレータの前方
に、一時的な干渉パルスを排除する装置を接続すること
が特に有利である。 エラー発生時、すなわち、電圧変
動に特に鋭敏な構成エレメントにおいて、入出力回路の
少なくとも一つが過剰または過小電圧を確認した場合、
アンチスキッドシステム全体、または、少なくともその
基本的な部分のスイッチオフが行われる。
【0018】アンチスキッドシステムのどの部分がエラ
ーを引き起こしたのかは、当初から確定していないた
め、アンチスキッドシステムのスイッチオフに複数の方
法を設けることは、信頼性に対して特に有利である。た
とえば、電圧に鋭敏な構成エレメントにおいて誤電圧を
確認した場合、少なくとも一つの入出力回路が、リセッ
ト信号でマイクロコンピュータをロックするか、あるい
はロック信号でアクチュエータ駆動回路をロックし、ま
たはリレーを経てアクチュエータの供給電圧をスイッチ
オフすることが可能である。特に有利な実施例として、
ありとあらゆるエラー状況下で、アクチュエータのスイ
ッチオフを保証するため、これらの3つの可能性を同時
に設ける。
ーを引き起こしたのかは、当初から確定していないた
め、アンチスキッドシステムのスイッチオフに複数の方
法を設けることは、信頼性に対して特に有利である。た
とえば、電圧に鋭敏な構成エレメントにおいて誤電圧を
確認した場合、少なくとも一つの入出力回路が、リセッ
ト信号でマイクロコンピュータをロックするか、あるい
はロック信号でアクチュエータ駆動回路をロックし、ま
たはリレーを経てアクチュエータの供給電圧をスイッチ
オフすることが可能である。特に有利な実施例として、
ありとあらゆるエラー状況下で、アクチュエータのスイ
ッチオフを保証するため、これらの3つの可能性を同時
に設ける。
【0019】さらに、過剰電圧が発生した場合、少なく
とも一つの入出力回路が過電圧信号を発生し、また、電
圧調整器が過電圧信号を受け取った場合、それが未然に
可能であれば、電圧に対して特に鋭敏なアンチスキッド
システムの構成エレメントの破壊を防止するため、それ
らの構成エレメントの電圧供給をスイッチオフするよう
に実施することは特に有利である。
とも一つの入出力回路が過電圧信号を発生し、また、電
圧調整器が過電圧信号を受け取った場合、それが未然に
可能であれば、電圧に対して特に鋭敏なアンチスキッド
システムの構成エレメントの破壊を防止するため、それ
らの構成エレメントの電圧供給をスイッチオフするよう
に実施することは特に有利である。
【0020】また、誤作動のアンチスキッドシステムが
再度スイッチオンするのを防止するため、過電圧信号お
よびリセット信号を記憶することは実用的である。 エ
ラー発生時、特にアクチュエータの電圧供給を遮断する
フェイルセーフリレーを取り入れることによって、アン
チスキッドシステムの信頼性をさらに高めることが可能
である。
再度スイッチオンするのを防止するため、過電圧信号お
よびリセット信号を記憶することは実用的である。 エ
ラー発生時、特にアクチュエータの電圧供給を遮断する
フェイルセーフリレーを取り入れることによって、アン
チスキッドシステムの信頼性をさらに高めることが可能
である。
【0021】これによって、アクチュエータ駆動回路が
誤作動した場合、または、アクチュエータ駆動回路がア
クチュエータに誤った制御信号を送り、アクチュエータ
駆動回路がロック信号によりロックできなくなった場合
でも、アンチスキッドシステムの確実なスイッチオフが
保証される。
誤作動した場合、または、アクチュエータ駆動回路がア
クチュエータに誤った制御信号を送り、アクチュエータ
駆動回路がロック信号によりロックできなくなった場合
でも、アンチスキッドシステムの確実なスイッチオフが
保証される。
【0022】このフェイルセーフリレーは、信頼性に対
して特に重要な部分であるため、その機能も監視すべき
である。これは、入出力回路の少なくとも一つが、フェ
イルセーフリレーを流れる電流を監視または調整するこ
とによって簡単な方法で行うことが可能である。フェイ
ルセーフリレーの電流が大きすぎる場合も、アンチスキ
ッドシステムを完全または部分的にスイッチオフするこ
とになる。
して特に重要な部分であるため、その機能も監視すべき
である。これは、入出力回路の少なくとも一つが、フェ
イルセーフリレーを流れる電流を監視または調整するこ
とによって簡単な方法で行うことが可能である。フェイ
ルセーフリレーの電流が大きすぎる場合も、アンチスキ
ッドシステムを完全または部分的にスイッチオフするこ
とになる。
【0023】アクチュエータ駆動回路も、機能監視に関
与した方が有利である。アクチュエータ駆動回路は、た
とえば、その時々の一つのマイクロコンピュータの制御
信号を、特にスイッチ増幅器を経てアクチュエータに送
る。アクチュエータにかかる信号は、アクチュエータ駆
動回路によって処理され、レベル調整された後、その時
々において他方のマイクロコンピュータに送られ、この
マイクロコンピュータは信号が正しいかどうかチェック
する。
与した方が有利である。アクチュエータ駆動回路は、た
とえば、その時々の一つのマイクロコンピュータの制御
信号を、特にスイッチ増幅器を経てアクチュエータに送
る。アクチュエータにかかる信号は、アクチュエータ駆
動回路によって処理され、レベル調整された後、その時
々において他方のマイクロコンピュータに送られ、この
マイクロコンピュータは信号が正しいかどうかチェック
する。
【0024】アンチスキッドシステムを備えた車両の運
転者は、アンチスキッドシステムに信頼をおくことがで
きなければならず、また、スキッド保護システムの信頼
性に頼る。この信頼は、記述のアンチスキッドシステム
は、考えられるあらゆるエラー発生時には確実にスイッ
チオフし、それによって運転者はいかなる場合において
も、少なくとも通常のブレーキシステムが使用可能であ
ることから、当然といえる。にもかかわらず、運転者
が、アンチスキッドシステムが故障したことを知らない
場合には、車両の乗客には危険がもたらされることにな
る。たとえば、車道が濡れている場合など、きわめて好
ましくない状況下で、アンチスキッドシステムがスイッ
チオフされているため使用可能でないにもかかわらず、
運転者がアンチスキッドシステムを信頼し、ブレーキを
完全にかけた場合、特に致命的な結果が発生する可能性
がある。そのため運転者に、アンチスキッドシステムが
使用可能でないことを知らせることが不可欠である。そ
のため、エラー発生時には、ブレーキロックを行わない
よう、運転者に警告を発するインジケータ装置を設けな
ければならない。このインジケータ装置としては警報灯
が望ましい。
転者は、アンチスキッドシステムに信頼をおくことがで
きなければならず、また、スキッド保護システムの信頼
性に頼る。この信頼は、記述のアンチスキッドシステム
は、考えられるあらゆるエラー発生時には確実にスイッ
チオフし、それによって運転者はいかなる場合において
も、少なくとも通常のブレーキシステムが使用可能であ
ることから、当然といえる。にもかかわらず、運転者
が、アンチスキッドシステムが故障したことを知らない
場合には、車両の乗客には危険がもたらされることにな
る。たとえば、車道が濡れている場合など、きわめて好
ましくない状況下で、アンチスキッドシステムがスイッ
チオフされているため使用可能でないにもかかわらず、
運転者がアンチスキッドシステムを信頼し、ブレーキを
完全にかけた場合、特に致命的な結果が発生する可能性
がある。そのため運転者に、アンチスキッドシステムが
使用可能でないことを知らせることが不可欠である。そ
のため、エラー発生時には、ブレーキロックを行わない
よう、運転者に警告を発するインジケータ装置を設けな
ければならない。このインジケータ装置としては警報灯
が望ましい。
【0025】警報灯も、特に信頼性にかかわる重要な部
品の一つであるため、入出力回路の少なくとも一つが、
リレー電流検査に類似した形で、警報灯の機能を監視す
ることが有利である。
品の一つであるため、入出力回路の少なくとも一つが、
リレー電流検査に類似した形で、警報灯の機能を監視す
ることが有利である。
【0026】入出力回路が、信頼性にかかわるその他の
部分の機能を監視できるよう、入出力回路を設計するこ
とが特に有利になる。
部分の機能を監視できるよう、入出力回路を設計するこ
とが特に有利になる。
【0027】たとえば、ブレーキシステム内部の油圧形
成を行うポンプモータの監視、またはポンプモータを作
動するリレーの監視が、特に有用である。
成を行うポンプモータの監視、またはポンプモータを作
動するリレーの監視が、特に有用である。
【0028】
【実施例】図に、本発明によるアンチスキッドシステム
の一つの実施例を示した。以下、図に基づいてこの実施
例を詳しく説明する。
の一つの実施例を示した。以下、図に基づいてこの実施
例を詳しく説明する。
【0029】ここで、さまざまな回路部が、長方形で示
されている。入出力回路(EAS1、EAS2、EA
S)が発生する信号または受け取る信号は、強調枠の長
方形で示されている。電圧および信号の経路は線で表示
され、この場合は、信号の方向性、つまり送信元からそ
れぞれの受信先への方向は、矢印の方向によって示され
ている。
されている。入出力回路(EAS1、EAS2、EA
S)が発生する信号または受け取る信号は、強調枠の長
方形で示されている。電圧および信号の経路は線で表示
され、この場合は、信号の方向性、つまり送信元からそ
れぞれの受信先への方向は、矢印の方向によって示され
ている。
【0030】図1と図2は、本発明によるアンチスキッ
ドシステムを示す図である。以下に行う説明は、主とし
て信頼性機能の実現を包括するものであるので、図1と
図2には、アンチスキッドシステムが一般的に含んでい
て、その構造が公知と仮定してよいコンポーネントは、
きわめて概略的にしか示されていない。
ドシステムを示す図である。以下に行う説明は、主とし
て信頼性機能の実現を包括するものであるので、図1と
図2には、アンチスキッドシステムが一般的に含んでい
て、その構造が公知と仮定してよいコンポーネントは、
きわめて概略的にしか示されていない。
【0031】さらに、図による表示を明快なものにする
ため、重複して存在するいくつかの装置および接続部、
電気接続は、単一のものしか記載されていない。また、
入出力回路(EAS1、EAS2)に属するコンポーネ
ントとその相互作用の表示は簡素化されている。これら
に関する詳しい説明は、図3で行う。
ため、重複して存在するいくつかの装置および接続部、
電気接続は、単一のものしか記載されていない。また、
入出力回路(EAS1、EAS2)に属するコンポーネ
ントとその相互作用の表示は簡素化されている。これら
に関する詳しい説明は、図3で行う。
【0032】車輪回転数センサ(S1〜S4)が発する
車輪回転数信号(DS1、DS2)は、回転数信号処理
回路(DSA1、DSA2)で処理され、回転数信号処
理回路(DSA1、DSA2)は、パラレルまたはシリ
アルの回転数信号線を経て、車輪回転数信号(DS1、
DS2)を同時にマイクロコンピュータ(MR1、MR
2)に送る。マイクロコンピュータ(MR1、MR2)
は、受け取った車輪回転数信号(DS1、DS2)が妥
当なものであるかどうかチェックし、車輪回転数信号
(DS1、DS2)からアクチュエータ駆動回路(AT
S1、ATS2)の作動のためのアクチュエータ制御信
号(AST1、AST2)を計算し、これらの信号をア
クチュエータ制御線を経て、その時々に割り当てられて
いるアクチュエータ駆動回路(ATS1、ATS2)に
送る。たとえば、アクチュエータ駆動回路(ATS1)
は、マイクロコンピュータ(MR1)からアクチュエー
タ作動用のアクチュエータ制御信号(AST1)を受け
取る。アクチュエータは、後部左および前部右の車輪に
属する電磁弁であることが好ましい。アクチュエータ駆
動回路(ATS2)は相応して、マイクロコンピュータ
(MR2)から受け取ったアクチュエータ制御信号(A
ST2)によって反対側の対角線を制御する。各対角線
にはそれぞれ、付属スイッチ増幅器付きの4つのアクチ
ュエータが対応し、この場合、各車輪には、それぞれ減
圧用の一つのアクチュエータと保圧用の一つのアクチュ
エータが対応する。表示をより明快なものにするため
に、図1では、各対角線に対し、4つのアクチュエータ
を図示せず、一つのアクチュエータしか図示していな
い。この場合、各アクチュエータ(AKT1、AKT
2)にはスイッチ増幅器(T1、T2)が付属する。
車輪回転数信号(DS1、DS2)は、回転数信号処理
回路(DSA1、DSA2)で処理され、回転数信号処
理回路(DSA1、DSA2)は、パラレルまたはシリ
アルの回転数信号線を経て、車輪回転数信号(DS1、
DS2)を同時にマイクロコンピュータ(MR1、MR
2)に送る。マイクロコンピュータ(MR1、MR2)
は、受け取った車輪回転数信号(DS1、DS2)が妥
当なものであるかどうかチェックし、車輪回転数信号
(DS1、DS2)からアクチュエータ駆動回路(AT
S1、ATS2)の作動のためのアクチュエータ制御信
号(AST1、AST2)を計算し、これらの信号をア
クチュエータ制御線を経て、その時々に割り当てられて
いるアクチュエータ駆動回路(ATS1、ATS2)に
送る。たとえば、アクチュエータ駆動回路(ATS1)
は、マイクロコンピュータ(MR1)からアクチュエー
タ作動用のアクチュエータ制御信号(AST1)を受け
取る。アクチュエータは、後部左および前部右の車輪に
属する電磁弁であることが好ましい。アクチュエータ駆
動回路(ATS2)は相応して、マイクロコンピュータ
(MR2)から受け取ったアクチュエータ制御信号(A
ST2)によって反対側の対角線を制御する。各対角線
にはそれぞれ、付属スイッチ増幅器付きの4つのアクチ
ュエータが対応し、この場合、各車輪には、それぞれ減
圧用の一つのアクチュエータと保圧用の一つのアクチュ
エータが対応する。表示をより明快なものにするため
に、図1では、各対角線に対し、4つのアクチュエータ
を図示せず、一つのアクチュエータしか図示していな
い。この場合、各アクチュエータ(AKT1、AKT
2)にはスイッチ増幅器(T1、T2)が付属する。
【0033】しかしながら、各マイクロコンピュータ
(MR1、MR2)は、割り当ての対角線の制御信号の
みを計算するだけでなく、他方の対角線の制御信号も計
算する。
(MR1、MR2)は、割り当ての対角線の制御信号の
みを計算するだけでなく、他方の対角線の制御信号も計
算する。
【0034】双方のマイクロコンピュータ(MR1、M
R2)は、その計算されたアクチュエータ制御信号(A
ST1、AST2)、またはアクチュエータ制御信号
(AST1、AST2)から導かれた信号を、複数のデ
ータ線からなる通信バス(KB)を経て、検査信号(K
S)として交換し、それらが一致するかどうかチェック
することが可能である。また、各マイクロコンピュータ
(MR1、MR2)は、他方の対角線のアクチュエータ
(AKT2、AKT1)にかかるアクチュエータ制御信
号(AST2、AST1)と、この対角線に対して計算
された制御信号とを比較する。これを行うために、それ
ぞれのスイッチ増幅器(T2、T1)が発した制御信号
は、アクチュエータ検査信号(AKS2、AKS1)と
して、レベルコンバータとして作用するアクチュエータ
駆動回路(ATS2、ATS1)を経て、反対の対角線
のマイクロコンピュータ(MR1、MR2)に戻され
る。
R2)は、その計算されたアクチュエータ制御信号(A
ST1、AST2)、またはアクチュエータ制御信号
(AST1、AST2)から導かれた信号を、複数のデ
ータ線からなる通信バス(KB)を経て、検査信号(K
S)として交換し、それらが一致するかどうかチェック
することが可能である。また、各マイクロコンピュータ
(MR1、MR2)は、他方の対角線のアクチュエータ
(AKT2、AKT1)にかかるアクチュエータ制御信
号(AST2、AST1)と、この対角線に対して計算
された制御信号とを比較する。これを行うために、それ
ぞれのスイッチ増幅器(T2、T1)が発した制御信号
は、アクチュエータ検査信号(AKS2、AKS1)と
して、レベルコンバータとして作用するアクチュエータ
駆動回路(ATS2、ATS1)を経て、反対の対角線
のマイクロコンピュータ(MR1、MR2)に戻され
る。
【0035】この比較の結果が不一致である場合、マイ
クロコンピュータ(MR1、MR2)はそれをエラーと
して解釈し、相応するエラー信号(FS1、FS2)
を、双方の入出力回路(EAS1、EAS2)に送る。
クロコンピュータ(MR1、MR2)はそれをエラーと
して解釈し、相応するエラー信号(FS1、FS2)
を、双方の入出力回路(EAS1、EAS2)に送る。
【0036】これによってアンチスキッドシステムの本
質的な部分がスイッチオフされる。すなわち、マイクロ
コンピュータ(MR1)によってFS1信号、またはマ
イクロコンピュータ(MR2)によってFS2信号、も
しくは両方の信号が入出力回路(EAS1)に送られる
と、入出力回路(EAS1)は、フェイルセーフリレー
作動回路(FRA)およびスイッチ増幅器(T3)を経
てフェイルセーフリレー(FSR)をスイッチオフす
る。これによって、すべてのアクチュエータ(AKT
1、AKT2)の供給電圧がスイッチオフされるため、
ブレーキシステムは、アンチスキッドシステムによる補
助のないブレーキになる。
質的な部分がスイッチオフされる。すなわち、マイクロ
コンピュータ(MR1)によってFS1信号、またはマ
イクロコンピュータ(MR2)によってFS2信号、も
しくは両方の信号が入出力回路(EAS1)に送られる
と、入出力回路(EAS1)は、フェイルセーフリレー
作動回路(FRA)およびスイッチ増幅器(T3)を経
てフェイルセーフリレー(FSR)をスイッチオフす
る。これによって、すべてのアクチュエータ(AKT
1、AKT2)の供給電圧がスイッチオフされるため、
ブレーキシステムは、アンチスキッドシステムによる補
助のないブレーキになる。
【0037】入出力回路(EAS2)では、エラー信号
(FS1)および/またはエラー信号(FS2)がかか
ることによって警報灯(WAL)はスイッチオンし、な
らびにポンプモータリレー(PMR)がスイッチオフす
る。そのため、ポンプモータリレー(PMR)によって
切り換えられたポンプモータ(PM)は、油圧システム
において圧力をもはや形成することができない。
(FS1)および/またはエラー信号(FS2)がかか
ることによって警報灯(WAL)はスイッチオンし、な
らびにポンプモータリレー(PMR)がスイッチオフす
る。そのため、ポンプモータリレー(PMR)によって
切り換えられたポンプモータ(PM)は、油圧システム
において圧力をもはや形成することができない。
【0038】さらに、一つまた双方のマイクロコンピュ
ータ(MR1、MR2)は、少なくとも一つの入出力回
路(EAS1、EAS)のロック信号入力(INH I
N)を経て、入出力回路(EAS1、EAS2)の少な
くとも一つの回路が、ロック信号出力(INH OU
T)を経て双方のアクチュエータ駆動回路(ATS1、
ATS2)にロック信号(INH)を送るよう要求す
る。それによって、アクチュエータ駆動回路(ATS
1、ATS2)は、アクチュエータ(AKT1、AKT
2)の作動のために、マイクロコンピュータ(MR1、
MR2)から受け取ったアクチュエータ制御信号(AS
T1、AST2)をスイッチ増幅器(T1、T2)にも
はや送らない。
ータ(MR1、MR2)は、少なくとも一つの入出力回
路(EAS1、EAS)のロック信号入力(INH I
N)を経て、入出力回路(EAS1、EAS2)の少な
くとも一つの回路が、ロック信号出力(INH OU
T)を経て双方のアクチュエータ駆動回路(ATS1、
ATS2)にロック信号(INH)を送るよう要求す
る。それによって、アクチュエータ駆動回路(ATS
1、ATS2)は、アクチュエータ(AKT1、AKT
2)の作動のために、マイクロコンピュータ(MR1、
MR2)から受け取ったアクチュエータ制御信号(AS
T1、AST2)をスイッチ増幅器(T1、T2)にも
はや送らない。
【0039】したがって、アクチュエータ(AKT1、
AKT2)は、誤ったアクチュエータ制御信号(AST
1、AST2)、および/または、アクチュエータ検査
信号(AKS1、AKS2)、検査信号(KS)が発生
した場合、二重の方法によってその作動がロックされ
る。
AKT2)は、誤ったアクチュエータ制御信号(AST
1、AST2)、および/または、アクチュエータ検査
信号(AKS1、AKS2)、検査信号(KS)が発生
した場合、二重の方法によってその作動がロックされ
る。
【0040】ここで、回路の残りの部分は、作動を継続
することに着目すべきである。特に、マイクロコンピュ
ータ(MR1、MR2)は送られてくる車輪回転数信号
(DS1、DS2)を引き続き処理する。それによって
マイクロコンピュータ(MR1、MR2)が、計算され
たアクチュエータ制御信号(AST1、AST2)およ
びアクチュエータ検査信号(AKS1、AKS2)、検
査信号(KS)が正しいことを新たに確認すると同時
に、アンチスキッドシステムはその機能を即座に再開す
る。重要な点は、アクチュエータ制御信号(AST1、
AST2)、および/または、アクチュエータ検査信号
(AKS1、AKS2)、検査信号(KS)の不一致が
持続する場合、アンチスキッドシステムが実際にスイッ
チオフのままであることである。また、誤信号が発生し
た場合に、特に誤信号が何回も発生した場合には、ソフ
トウェアによってアンチスキッドシステムが再びスイッ
チオンするのを不可能にすることは、当然可能である。
することに着目すべきである。特に、マイクロコンピュ
ータ(MR1、MR2)は送られてくる車輪回転数信号
(DS1、DS2)を引き続き処理する。それによって
マイクロコンピュータ(MR1、MR2)が、計算され
たアクチュエータ制御信号(AST1、AST2)およ
びアクチュエータ検査信号(AKS1、AKS2)、検
査信号(KS)が正しいことを新たに確認すると同時
に、アンチスキッドシステムはその機能を即座に再開す
る。重要な点は、アクチュエータ制御信号(AST1、
AST2)、および/または、アクチュエータ検査信号
(AKS1、AKS2)、検査信号(KS)の不一致が
持続する場合、アンチスキッドシステムが実際にスイッ
チオフのままであることである。また、誤信号が発生し
た場合に、特に誤信号が何回も発生した場合には、ソフ
トウェアによってアンチスキッドシステムが再びスイッ
チオンするのを不可能にすることは、当然可能である。
【0041】アンチスキッドシステム内部の誤電圧状
況、特に電圧に非常に敏感なマイクロコンピュータ(M
R1、MR2)への供給に関係する誤電圧状況がもたら
す結果は、より危険である。この場合、誤電圧がマイク
ロコンピュータ(MR1、MR2)の機能障害につなが
り、最悪の場合、マイクロコンピュータ(MR1、MR
2)の破壊につながることがある。
況、特に電圧に非常に敏感なマイクロコンピュータ(M
R1、MR2)への供給に関係する誤電圧状況がもたら
す結果は、より危険である。この場合、誤電圧がマイク
ロコンピュータ(MR1、MR2)の機能障害につなが
り、最悪の場合、マイクロコンピュータ(MR1、MR
2)の破壊につながることがある。
【0042】そのため、マイクロコンピュータ(MR
1、MR2)、およびマイクロコンピュータ(MR1、
MR2)と直接つながっているアクチュエータ駆動回路
(ATS1、ATS2)には、電圧調整器(SR)を経
て、コンピュータ回路に通常使われている典型的な5ボ
ルトの作動電圧が供給される。
1、MR2)、およびマイクロコンピュータ(MR1、
MR2)と直接つながっているアクチュエータ駆動回路
(ATS1、ATS2)には、電圧調整器(SR)を経
て、コンピュータ回路に通常使われている典型的な5ボ
ルトの作動電圧が供給される。
【0043】双方の入出力回路(EAS1、EAS2)
は相互に独立して、マイクロコンピュータ(MR1、M
R2)およびアクチュエータ駆動回路(ATS1、AT
S2)の作動電圧(USR)を常時監視している。その
ため、電圧調整器(SR)が出力する電圧(USR)
は、双方の入出力回路(EAS1、EAS2)のその時
々の一つの入力に送られる。入出力回路(EAS1、E
AS2)は、電圧調整器(SR)の出力する電圧(US
R)と無関係に作動し、車両の搭載電源(UB)によっ
て供給されている。各入出力回路(EAS1、EAS
2)は、干渉電圧および電圧ピークを排除するため、内
部に低域通過フィルタ(FIL)を有している。ウイン
ドウコンパレータ(FK)は、各低域通過フィルタ(F
IL)に続き接続されている。双方の入出力回路(EA
S1、EAS2)が、フィルタ時間よりも長く続くウイ
ンドウコンパレータ(FK)のウインドウ領域外の電圧
(USR)を確認した場合、各入出力回路(EAS1、
EAS2)は、対応するマイクロコンピュータ(MR
1、MR2)にリセット信号(RES)を送る。この機
能は重複して設けられている。すなわち、マイクロコン
ピュータ(MR1、MR2)の一方のみがリセット信号
(RES)を受け取ると、その時々のもう一方のマイク
ロコンピュータ(MR2、MR1)は、比較の際、アク
チュエータ制御信号(AST1、AST2)、および/
または、アクチュエータ検査信号(AKS1、AKS
2)、検査信号(KS)の誤り、もしくは欠落に基づい
て発生したエラーを認識する。
は相互に独立して、マイクロコンピュータ(MR1、M
R2)およびアクチュエータ駆動回路(ATS1、AT
S2)の作動電圧(USR)を常時監視している。その
ため、電圧調整器(SR)が出力する電圧(USR)
は、双方の入出力回路(EAS1、EAS2)のその時
々の一つの入力に送られる。入出力回路(EAS1、E
AS2)は、電圧調整器(SR)の出力する電圧(US
R)と無関係に作動し、車両の搭載電源(UB)によっ
て供給されている。各入出力回路(EAS1、EAS
2)は、干渉電圧および電圧ピークを排除するため、内
部に低域通過フィルタ(FIL)を有している。ウイン
ドウコンパレータ(FK)は、各低域通過フィルタ(F
IL)に続き接続されている。双方の入出力回路(EA
S1、EAS2)が、フィルタ時間よりも長く続くウイ
ンドウコンパレータ(FK)のウインドウ領域外の電圧
(USR)を確認した場合、各入出力回路(EAS1、
EAS2)は、対応するマイクロコンピュータ(MR
1、MR2)にリセット信号(RES)を送る。この機
能は重複して設けられている。すなわち、マイクロコン
ピュータ(MR1、MR2)の一方のみがリセット信号
(RES)を受け取ると、その時々のもう一方のマイク
ロコンピュータ(MR2、MR1)は、比較の際、アク
チュエータ制御信号(AST1、AST2)、および/
または、アクチュエータ検査信号(AKS1、AKS
2)、検査信号(KS)の誤り、もしくは欠落に基づい
て発生したエラーを認識する。
【0044】これらの条件に基き、マイクロコンピュー
タ(MR1、MR2)はアクチュエータ駆動回路(AT
S1、ATS2)の作動を終了し、代わりに入出力回路
(EAS1、EAS2)にエラー信号(FS1、FS
2)を送る。各マイクロコンピュータ(MR1、MR
2)は、その都度、双方の入出力回路(EAS1、EA
S2)に固有のエラー信号(FS1、FS2)を送る。
この場合、一つの出力と接続されているスイッチ増幅器
(T3)を経て、入出力回路(EAS1)がフェイルセ
ーフリレー(FSR)をスイッチオフするためには、入
出力回路(EAS1)におけるエラー信号(FS1、F
S2)のうち、一つの信号で十分である。アクチュエー
タ(AKT1、AKT2)の電圧供給は、フェイルセー
フリレー(FSR)をスイッチオフする場合、アクチュ
エータ(AKT1、AKT2)の電圧供給も同時にスイ
ッチオフするためには、フェイルセーフリレー(FS
R)のスイッチ接点(SK1)を通るようにしてある。
タ(MR1、MR2)はアクチュエータ駆動回路(AT
S1、ATS2)の作動を終了し、代わりに入出力回路
(EAS1、EAS2)にエラー信号(FS1、FS
2)を送る。各マイクロコンピュータ(MR1、MR
2)は、その都度、双方の入出力回路(EAS1、EA
S2)に固有のエラー信号(FS1、FS2)を送る。
この場合、一つの出力と接続されているスイッチ増幅器
(T3)を経て、入出力回路(EAS1)がフェイルセ
ーフリレー(FSR)をスイッチオフするためには、入
出力回路(EAS1)におけるエラー信号(FS1、F
S2)のうち、一つの信号で十分である。アクチュエー
タ(AKT1、AKT2)の電圧供給は、フェイルセー
フリレー(FSR)をスイッチオフする場合、アクチュ
エータ(AKT1、AKT2)の電圧供給も同時にスイ
ッチオフするためには、フェイルセーフリレー(FS
R)のスイッチ接点(SK1)を通るようにしてある。
【0045】入出力回路(EAS2)におけるFS1信
号またはFS2信号によって、スイッチ増幅器(T5)
を経てポンプモータリレー(PMR)がスイッチオフさ
れ、またそれによってスイッチ接点(SK2)を経て、
油圧システムの圧力形成を行うポンプモータ(PM)が
スイッチオフされる。さらにそれに加え、アンチスキッ
ドシステムが使用可能でないことを車両の運転者に知ら
せるために、入出力回路(EAS2)は、スイッチ増幅
器(T4)を経て警報灯(WAL)をスイッチオンす
る。
号またはFS2信号によって、スイッチ増幅器(T5)
を経てポンプモータリレー(PMR)がスイッチオフさ
れ、またそれによってスイッチ接点(SK2)を経て、
油圧システムの圧力形成を行うポンプモータ(PM)が
スイッチオフされる。さらにそれに加え、アンチスキッ
ドシステムが使用可能でないことを車両の運転者に知ら
せるために、入出力回路(EAS2)は、スイッチ増幅
器(T4)を経て警報灯(WAL)をスイッチオンす
る。
【0046】さらに、各マイクロコンピュータ(MR
1、MR2)は、ロック信号入力(INH IN)を経
て、その割り当ての入出力回路(EAS1、EAS2)
にロック信号(INH)を発するよう要求する。その結
果、その時々の入出力回路(EAS1、EAS2)は、
そのロック信号出力(INH OUT)を経てアクチュ
エータ駆動回路(ATS1、ATS2)にロック信号
(INH)を発し、それによってアクチュエータ駆動回
路(ATS1、ATS2)の後に接続されているアクチ
ュエータ(AKT1、AKT2)の作動のためのスイッ
チ増幅器(T1、T2)の作動をロックする。
1、MR2)は、ロック信号入力(INH IN)を経
て、その割り当ての入出力回路(EAS1、EAS2)
にロック信号(INH)を発するよう要求する。その結
果、その時々の入出力回路(EAS1、EAS2)は、
そのロック信号出力(INH OUT)を経てアクチュ
エータ駆動回路(ATS1、ATS2)にロック信号
(INH)を発し、それによってアクチュエータ駆動回
路(ATS1、ATS2)の後に接続されているアクチ
ュエータ(AKT1、AKT2)の作動のためのスイッ
チ増幅器(T1、T2)の作動をロックする。
【0047】一般的に、つまり双方の入出力回路(EA
S1、EAS2)が正しく機能している場合には、双方
の入出力回路(EAS1、EAS2)は、そのロック信
号出力(INH OUT)においてロック信号(IN
H)を発する。しかしながら、アクチュエータ駆動回路
(ATS1、ATS2)をロックするためには、入出力
回路(EAS1、EAS2)のうち、一つの回路がロッ
ク信号(INH)を発すれば十分である。したがって信
頼性を高めるために、入出力回路(EAS1、EAS
2)のロック信号(INH)によるアクチュエータ駆動
回路(ATS1、ATS2)のスイッチオフも、重複し
て設けられている。
S1、EAS2)が正しく機能している場合には、双方
の入出力回路(EAS1、EAS2)は、そのロック信
号出力(INH OUT)においてロック信号(IN
H)を発する。しかしながら、アクチュエータ駆動回路
(ATS1、ATS2)をロックするためには、入出力
回路(EAS1、EAS2)のうち、一つの回路がロッ
ク信号(INH)を発すれば十分である。したがって信
頼性を高めるために、入出力回路(EAS1、EAS
2)のロック信号(INH)によるアクチュエータ駆動
回路(ATS1、ATS2)のスイッチオフも、重複し
て設けられている。
【0048】マイクロコンピュータ(MR1、MR2)
によるその時々の要請とは無関係に、双方の入出力回路
(EAS1、EAS2)のうち、少なくとも一つの回路
は、電圧エラーが発生した場合、リセット信号(RE
S)のほかに追加してフェイルセーフ信号(FSS)お
よびロック信号(INH)も発生する。 したがって、
電圧エラーが発生した場合、アクチュエータ(AKT
1、AKT2)の作動を確実に防止するため、相互に独
立して作動する数多くの装置が設けられていることにな
る。
によるその時々の要請とは無関係に、双方の入出力回路
(EAS1、EAS2)のうち、少なくとも一つの回路
は、電圧エラーが発生した場合、リセット信号(RE
S)のほかに追加してフェイルセーフ信号(FSS)お
よびロック信号(INH)も発生する。 したがって、
電圧エラーが発生した場合、アクチュエータ(AKT
1、AKT2)の作動を確実に防止するため、相互に独
立して作動する数多くの装置が設けられていることにな
る。
【0049】また、過小電圧よりも過剰電圧(USR)
がもたらす結果が、より危険なことがある。なぜなら、
過剰電圧(USR)は、特にマイクロコンピュータ(M
R1、MR2)の破壊につながることがあるからであ
る。そのため、入出力回路(EAS1、EAS2)の構
造は、ウインドウコンパレータ(FK)によって定めら
れている一定の高さの電圧(UFO)以上の電圧(US
R)が発生した場合、入出力回路(EAS1、EAS
2)のいずれもが過電圧信号(US)を発生することが
できるようになっている。電圧調整器(SR)は、たと
えばこの場合の過電圧信号(US)のような論理信号に
よる作動の場合に、その出力電圧(USR)をスイッチ
オフするようになっている。入出力回路(EAS1、E
AS2)の少なくとも一つが電圧調整器(SR)に過電
圧信号(US)を送ると、前述の措置に加えて、電圧調
整器(SR)は所定の構成エレメント(MR1、MR
2、ATS1、ATS2)への電圧供給を遮断する。
がもたらす結果が、より危険なことがある。なぜなら、
過剰電圧(USR)は、特にマイクロコンピュータ(M
R1、MR2)の破壊につながることがあるからであ
る。そのため、入出力回路(EAS1、EAS2)の構
造は、ウインドウコンパレータ(FK)によって定めら
れている一定の高さの電圧(UFO)以上の電圧(US
R)が発生した場合、入出力回路(EAS1、EAS
2)のいずれもが過電圧信号(US)を発生することが
できるようになっている。電圧調整器(SR)は、たと
えばこの場合の過電圧信号(US)のような論理信号に
よる作動の場合に、その出力電圧(USR)をスイッチ
オフするようになっている。入出力回路(EAS1、E
AS2)の少なくとも一つが電圧調整器(SR)に過電
圧信号(US)を送ると、前述の措置に加えて、電圧調
整器(SR)は所定の構成エレメント(MR1、MR
2、ATS1、ATS2)への電圧供給を遮断する。
【0050】過電圧信号(US)およびリセット信号を
発生する、その少なくとも一つの入出力回路(EAS
1、EAS2)は、搭載電源電圧(UB)がスイッチオ
フされるまでこれらの信号を記憶する。これによって、
少なくともアンチスキッドシステムが点火スイッチ(Z
S)の操作によって車両の搭載電源系(B)から分離さ
れるまで、所定の構成エレメント(MR1、MR2、A
TS1、ATS2)の過剰電圧(USR)による供給が
再度スイッチオンされるのを防止する。したがって、入
出力回路(EAS1、EAS2)内部におけるウインド
ウコンパレータ(FK)の上限ウインドウ電圧(UF
O)を適切に選択することによって、過剰電圧値(US
R)の場合、マイクロコンピュータ(MR1、MR2)
およびアクチュエータ駆動回路(ATS1、ATS2)
が破壊される前に、これらの構成エレメントの電圧供給
をスイッチオフすることが可能である。
発生する、その少なくとも一つの入出力回路(EAS
1、EAS2)は、搭載電源電圧(UB)がスイッチオ
フされるまでこれらの信号を記憶する。これによって、
少なくともアンチスキッドシステムが点火スイッチ(Z
S)の操作によって車両の搭載電源系(B)から分離さ
れるまで、所定の構成エレメント(MR1、MR2、A
TS1、ATS2)の過剰電圧(USR)による供給が
再度スイッチオンされるのを防止する。したがって、入
出力回路(EAS1、EAS2)内部におけるウインド
ウコンパレータ(FK)の上限ウインドウ電圧(UF
O)を適切に選択することによって、過剰電圧値(US
R)の場合、マイクロコンピュータ(MR1、MR2)
およびアクチュエータ駆動回路(ATS1、ATS2)
が破壊される前に、これらの構成エレメントの電圧供給
をスイッチオフすることが可能である。
【0051】その上、フェイルセーフリレー(FSR)
によるアクチュエータ供給電圧のスイッチオフ、およ
び、リセット信号(RES)によるマイクロコンピュー
タ(MR1、MR2)のロック、ロック信号(INH)
によるアクチュエータ駆動回路(ATS1、ATS2)
のロック、ならびに、本質的な監視装置、特に入出力回
路(EAS1、EAS2)とマイクロコンピュータ(M
R1、MR2)が重複して存在することに加えて、過電
圧信号(US)による電圧調整器(SR)のスイッチオ
フが可能であることは、さらに一層の信頼性のための措
置であって、それによってアンチスキッドシステムの機
能の信頼性がさらに高められる。
によるアクチュエータ供給電圧のスイッチオフ、およ
び、リセット信号(RES)によるマイクロコンピュー
タ(MR1、MR2)のロック、ロック信号(INH)
によるアクチュエータ駆動回路(ATS1、ATS2)
のロック、ならびに、本質的な監視装置、特に入出力回
路(EAS1、EAS2)とマイクロコンピュータ(M
R1、MR2)が重複して存在することに加えて、過電
圧信号(US)による電圧調整器(SR)のスイッチオ
フが可能であることは、さらに一層の信頼性のための措
置であって、それによってアンチスキッドシステムの機
能の信頼性がさらに高められる。
【0052】アンチスキッドシステム内部において誤っ
た状況が発生した場合、数多くの相異なり、相互に独立
した監視機能と信号の共同作用により、アクチュエータ
の作動がきわめて高い信頼性で防止される。
た状況が発生した場合、数多くの相異なり、相互に独立
した監視機能と信号の共同作用により、アクチュエータ
の作動がきわめて高い信頼性で防止される。
【0053】図1および図2が示すように、いくつかの
構成のエレメントが二重に存在し、かつ一定の機能が重
複して設けられているにもかかわらず、このきわめて高
い信頼性のレベルが、比較的少ない構成エレメントで達
成されている。 アンチスキッドシステムが前述の措置
によって異常状態を確実に認識し、アンチスキッドシス
テムの一つまたは複数の構成エレメントが故障した場合
でも、アンチスキッドシステムがアクチュエータを確実
にスイッチオフするが、それにもかかわらず、信頼性を
さらに高めるために、アンチスキッドシステムの一定の
個別エレメントに対して追加的な監視を設ける。
構成のエレメントが二重に存在し、かつ一定の機能が重
複して設けられているにもかかわらず、このきわめて高
い信頼性のレベルが、比較的少ない構成エレメントで達
成されている。 アンチスキッドシステムが前述の措置
によって異常状態を確実に認識し、アンチスキッドシス
テムの一つまたは複数の構成エレメントが故障した場合
でも、アンチスキッドシステムがアクチュエータを確実
にスイッチオフするが、それにもかかわらず、信頼性を
さらに高めるために、アンチスキッドシステムの一定の
個別エレメントに対して追加的な監視を設ける。
【0054】たとえば、入出力回路(EAS1)内部の
フェイルセーフリレー検査回路(FRK)は、フェイル
セーフリレー(FSR)を流れる電流を監視する。これ
はたとえば、フェイルセーフリレー検査回路(FRK)
を調整回路として実施し、この調整回路が、スイッチ増
幅器(T3)によって制御されるフェイルセーフリレー
(FSR)を通るアンペア数を、一定値に調整すること
によって行うことが可能である。特に簡単なリレー電流
の監視は、スイッチ増幅器(T3)に付属している抵抗
において、電圧降下によってリレー電流を測定し、フェ
イルセーフリレー検査回路(FRK)に組み込まれたウ
インドウコンパレータにより、この電圧降下を監視する
ことによって得られる。 さらに、フェイルセーフリレ
ー(FSR)の電流消費に加えて、フェイルセーフリレ
ー接点の機能も検査されるようになっている。そのため
に、フェイルセーフリレー(FSR)のスイッチ接点
(SK1)を通るアクチュエータ(AKT1、AKT
2)のための供給電圧(UB)をピックアップし、か
つ、入出力回路(EAS1)内部におけるフェイルセー
フリレー接点監視回路(FSK)によって監視し、それ
により、フェイルセーフリレー(FSR)のスイッチ状
態を決定する。
フェイルセーフリレー検査回路(FRK)は、フェイル
セーフリレー(FSR)を流れる電流を監視する。これ
はたとえば、フェイルセーフリレー検査回路(FRK)
を調整回路として実施し、この調整回路が、スイッチ増
幅器(T3)によって制御されるフェイルセーフリレー
(FSR)を通るアンペア数を、一定値に調整すること
によって行うことが可能である。特に簡単なリレー電流
の監視は、スイッチ増幅器(T3)に付属している抵抗
において、電圧降下によってリレー電流を測定し、フェ
イルセーフリレー検査回路(FRK)に組み込まれたウ
インドウコンパレータにより、この電圧降下を監視する
ことによって得られる。 さらに、フェイルセーフリレ
ー(FSR)の電流消費に加えて、フェイルセーフリレ
ー接点の機能も検査されるようになっている。そのため
に、フェイルセーフリレー(FSR)のスイッチ接点
(SK1)を通るアクチュエータ(AKT1、AKT
2)のための供給電圧(UB)をピックアップし、か
つ、入出力回路(EAS1)内部におけるフェイルセー
フリレー接点監視回路(FSK)によって監視し、それ
により、フェイルセーフリレー(FSR)のスイッチ状
態を決定する。
【0055】入出力回路(EAS2)の構造および機能
は、記述した入出力回路(EAS1)の構造および機能
と同一であるが、フェイルセーフリレー(FSR)の代
わり警報灯(WAL)およびポンプモータリレー(PM
R)を作動し、監視する。
は、記述した入出力回路(EAS1)の構造および機能
と同一であるが、フェイルセーフリレー(FSR)の代
わり警報灯(WAL)およびポンプモータリレー(PM
R)を作動し、監視する。
【0056】入出力回路(EAS2)に組み込まれてい
る回路構成要素は、いくつかの符号のみが入出力回路
(EAS1)のそれと異なっているだけである。そのた
め、第1図において、入出力回路(EAS2)の制御を
行う回路構成要素もしくは作動を行う回路構成要素は、
単にその短縮名で示されている。
る回路構成要素は、いくつかの符号のみが入出力回路
(EAS1)のそれと異なっているだけである。そのた
め、第1図において、入出力回路(EAS2)の制御を
行う回路構成要素もしくは作動を行う回路構成要素は、
単にその短縮名で示されている。
【0057】これらの回路構成要素がどのように共同作
用しているかについては、(双方の入出力回路(EAS
1、EAS2)に対して)図3に基づいて後述する。
図示した実施例では、警報灯(WAL)は、入出力回路
(EAS2)の警報灯作動回路(WLA)により、スイ
ッチ増幅器(T4)を経て作動される。図1では示され
ていないが、スイッチ増幅器(T4)に付属する抵抗か
らは、警報灯の電流に比例する電圧をピックアップし、
この電圧は、警報灯(WAL)の上昇したスイッチオン
電流によって引き起こされる一時的な電圧ピークを排除
する低域通過フィルタ(WFIL)を経て、入出力回路
(EAS2)の警報灯検査回路(WLK)に送られる。
たとえば、短絡が生じた場合などで、警報灯の電流が大
きすぎる場合、警報灯作動回路(WLA)は、残りのエ
レクトロニクス部を保護するために、警報灯(WAL)
を迅速にスイッチオフする。警報灯検査回路(WLK)
は、特に警報灯(WAL)を作動しようとする際、警報
灯(WAL)の故障また欠落、つまりエラー発生も認識
できる。これでは、運転者に、アンチスキッドシステム
が故障したことを知らせることができないので、たとえ
ば、入出力回路(EAS2)がリセット信号(RES)
およびロック信号(INH)を発することによって、ア
ンチスキッドシステム全体をスイッチオフすることが望
ましいものと思われる。一般的に、警報灯(WAL)は
フェイルセーフリレー(FSR)と共に作動されるの
で、入出力回路(EAS2)による警報灯のエラー確認
は、アクチュエータ(AKT1、AKT2)が当初にス
イッチオフされる瞬間に行われる。 しかしながら、一
定のエラーが、アンチスキッド過程において初めて認識
されるのを防止するために、アンチスキッドシステムは
比較的短い時間間隔で、優先的には車両のそれぞれの始
動過程において、アンチスキッドシステムのさまざまな
構成エレメントに自動的な機能チェックを行う。これを
行うため、マイクロコンピュータ(MR1、MR2)
は、特に入出力回路(EAS1、EAS2)を経て、フ
ェイルセーフリレー(FSR)、ポンプモータリレー
(PMR)、ポンプモータ(PM)、警報灯(WAL)
など、アンチスキッドシステムのさまざまな構成エレメ
ントを作動する。監視装置の応答メッセージから、これ
らの構成エレメントが正しく機能しているかどうか判断
することができる。仮に警報灯(WAL)が機能してい
ない場合、このような機能チェックによって、運転者は
遅くともこの時点で、それに気づくはずである。同様の
方法で、アクチュエータ(AKT1、AKT2)および
アクチュエータ駆動回路(ATS1、ATS2)のチェ
ックが行われる。そのために、各マイクロコンピュータ
(MR1、MR2)は、その割り当てのアクチュエータ
駆動回路(ATS1、ATS2)に対し、アクチュエー
タ(AKT1、AKT2)のためのアクチュエータ制御
信号を発する。アクチュエータ(AKT1、AKT2)
でピックアップした検査信号(AKS1、AKS2)
は、付属するアクチュエータ駆動回路(ATS1、AT
S2)を経て、その時点の他方のマイクロコンピュータ
(MR2、MR1)に戻される。このようにして、すで
に運転開始時点で、アンチスキッドシステムのすべての
コンポーネントが故障のない状態であるかどうかチェッ
クできる。
用しているかについては、(双方の入出力回路(EAS
1、EAS2)に対して)図3に基づいて後述する。
図示した実施例では、警報灯(WAL)は、入出力回路
(EAS2)の警報灯作動回路(WLA)により、スイ
ッチ増幅器(T4)を経て作動される。図1では示され
ていないが、スイッチ増幅器(T4)に付属する抵抗か
らは、警報灯の電流に比例する電圧をピックアップし、
この電圧は、警報灯(WAL)の上昇したスイッチオン
電流によって引き起こされる一時的な電圧ピークを排除
する低域通過フィルタ(WFIL)を経て、入出力回路
(EAS2)の警報灯検査回路(WLK)に送られる。
たとえば、短絡が生じた場合などで、警報灯の電流が大
きすぎる場合、警報灯作動回路(WLA)は、残りのエ
レクトロニクス部を保護するために、警報灯(WAL)
を迅速にスイッチオフする。警報灯検査回路(WLK)
は、特に警報灯(WAL)を作動しようとする際、警報
灯(WAL)の故障また欠落、つまりエラー発生も認識
できる。これでは、運転者に、アンチスキッドシステム
が故障したことを知らせることができないので、たとえ
ば、入出力回路(EAS2)がリセット信号(RES)
およびロック信号(INH)を発することによって、ア
ンチスキッドシステム全体をスイッチオフすることが望
ましいものと思われる。一般的に、警報灯(WAL)は
フェイルセーフリレー(FSR)と共に作動されるの
で、入出力回路(EAS2)による警報灯のエラー確認
は、アクチュエータ(AKT1、AKT2)が当初にス
イッチオフされる瞬間に行われる。 しかしながら、一
定のエラーが、アンチスキッド過程において初めて認識
されるのを防止するために、アンチスキッドシステムは
比較的短い時間間隔で、優先的には車両のそれぞれの始
動過程において、アンチスキッドシステムのさまざまな
構成エレメントに自動的な機能チェックを行う。これを
行うため、マイクロコンピュータ(MR1、MR2)
は、特に入出力回路(EAS1、EAS2)を経て、フ
ェイルセーフリレー(FSR)、ポンプモータリレー
(PMR)、ポンプモータ(PM)、警報灯(WAL)
など、アンチスキッドシステムのさまざまな構成エレメ
ントを作動する。監視装置の応答メッセージから、これ
らの構成エレメントが正しく機能しているかどうか判断
することができる。仮に警報灯(WAL)が機能してい
ない場合、このような機能チェックによって、運転者は
遅くともこの時点で、それに気づくはずである。同様の
方法で、アクチュエータ(AKT1、AKT2)および
アクチュエータ駆動回路(ATS1、ATS2)のチェ
ックが行われる。そのために、各マイクロコンピュータ
(MR1、MR2)は、その割り当てのアクチュエータ
駆動回路(ATS1、ATS2)に対し、アクチュエー
タ(AKT1、AKT2)のためのアクチュエータ制御
信号を発する。アクチュエータ(AKT1、AKT2)
でピックアップした検査信号(AKS1、AKS2)
は、付属するアクチュエータ駆動回路(ATS1、AT
S2)を経て、その時点の他方のマイクロコンピュータ
(MR2、MR1)に戻される。このようにして、すで
に運転開始時点で、アンチスキッドシステムのすべての
コンポーネントが故障のない状態であるかどうかチェッ
クできる。
【0058】すでに述べたポンプモータ(PM)は、ア
ンチスキッドシステムの信頼性に対し、重要な役割を果
たしている構成エレメントである。このポンプモータ
は、油圧式ブレーキシステムにおいて圧力形成を行い、
アンチスキッドシステムによって減じられるブレーキ圧
を再形成するため、遅くともアンチスキッド制動を開始
する際にスイッチオンし、問題を生じることなく機能し
なければならない。ポンプモータ(PM)は、ポンプモ
ータリレー(PMR)のスイッチ接点(SK2)を経て
作動する。ポンプモータリレー(PMR)は、フェイル
セーフリレー(FSR)が入出力モジュール(EAS
1)によって作動され、監視されているのと同じよう
に、入出力回路(EAS2)によって作動され、監視さ
れている。その際、ポンプモータリレー(PMR)は、
スイッチ増幅器(T5)を経て、入出力モジュール(E
AS2)のポンプモータリレー作動回路(PRA)によ
って作動される。入出力モジュール(EAS2)のポン
プモータリレー検査回路(PRK)は、ポンプモータリ
レー(PMR)を通る電流の大きさを調整し、監視す
る。入出力回路(EAS2)のポンプモータ検査回路
(PMK)は、ポンプモータリレー(PMR)のスイッ
チ接点(SK2)を通り、ポンプモータ(PM)にかか
る電圧を監視する。これによって、入出力回路(EAS
2)は、常時、ポンプモータリレー(PMR)のスイッ
チ状態を監視するとともに、ポンプモータ(PM)が機
能可能であるかどうかも監視する。
ンチスキッドシステムの信頼性に対し、重要な役割を果
たしている構成エレメントである。このポンプモータ
は、油圧式ブレーキシステムにおいて圧力形成を行い、
アンチスキッドシステムによって減じられるブレーキ圧
を再形成するため、遅くともアンチスキッド制動を開始
する際にスイッチオンし、問題を生じることなく機能し
なければならない。ポンプモータ(PM)は、ポンプモ
ータリレー(PMR)のスイッチ接点(SK2)を経て
作動する。ポンプモータリレー(PMR)は、フェイル
セーフリレー(FSR)が入出力モジュール(EAS
1)によって作動され、監視されているのと同じよう
に、入出力回路(EAS2)によって作動され、監視さ
れている。その際、ポンプモータリレー(PMR)は、
スイッチ増幅器(T5)を経て、入出力モジュール(E
AS2)のポンプモータリレー作動回路(PRA)によ
って作動される。入出力モジュール(EAS2)のポン
プモータリレー検査回路(PRK)は、ポンプモータリ
レー(PMR)を通る電流の大きさを調整し、監視す
る。入出力回路(EAS2)のポンプモータ検査回路
(PMK)は、ポンプモータリレー(PMR)のスイッ
チ接点(SK2)を通り、ポンプモータ(PM)にかか
る電圧を監視する。これによって、入出力回路(EAS
2)は、常時、ポンプモータリレー(PMR)のスイッ
チ状態を監視するとともに、ポンプモータ(PM)が機
能可能であるかどうかも監視する。
【0059】第3図は、アンチスキッドシステムの部分
図で、多種多様な監視機能と、アンチスキッドシステム
のさまざまな構成エレメントの共同作用、ならびに、構
成エレメントとの間で交換される信号を示している。
図で、多種多様な監視機能と、アンチスキッドシステム
のさまざまな構成エレメントの共同作用、ならびに、構
成エレメントとの間で交換される信号を示している。
【0060】ここで、本質的な構成エレメントとして、
双方の入出力回路(EAS1、EAS2)に属する外部
配線を含む入出力回路(EAS)を示している。
双方の入出力回路(EAS1、EAS2)に属する外部
配線を含む入出力回路(EAS)を示している。
【0061】ここで、第3図は単に、アンチスキッドシ
ステムのさまざまな機能の概要を与えているにすぎない
ことに注意すべきである。ここでは、アンチスキッドシ
ステムの重複構造、特に図示した部分と、アンチスキッ
ドシステムの図示されていない部分の構成エレメントと
の間の共同作用、すなわち、特に双方のマイクロコンピ
ュータの共同作用は考慮されていない。また、全体的な
概要を与えるために、第1図とは対照的に、第3図で
は、双方の入出力回路にさまざまな監視機能を割り当て
ることは省いた。
ステムのさまざまな機能の概要を与えているにすぎない
ことに注意すべきである。ここでは、アンチスキッドシ
ステムの重複構造、特に図示した部分と、アンチスキッ
ドシステムの図示されていない部分の構成エレメントと
の間の共同作用、すなわち、特に双方のマイクロコンピ
ュータの共同作用は考慮されていない。また、全体的な
概要を与えるために、第1図とは対照的に、第3図で
は、双方の入出力回路にさまざまな監視機能を割り当て
ることは省いた。
【0062】入出力回路(EAS)、および、電圧調整
器(SR)、アクチュエータ(AKT)は、車両の搭載
電源電圧(UB)によって供給される。電圧調整器(S
R)は、マイクロコンピュータ(MR)およびアクチュ
エータ駆動回路(ATS)の供給に必要な電圧(US
R)を搭載電源電圧(UB)から発生する。 入出力回
路(EAS)に付属する低域通過フィルタ(FIL)
は、一時的な干渉パルスをこの電圧(USR)から排除
し、電圧監視のため、この電圧(USR)をウインドウ
コンパレータ(FK)に送る。電圧が過小(調整された
電圧(USR)が下限ウインドウ電圧(UFU)以下)
の場合、または、電圧が過剰(調整された電圧(US
R)が上限ウインドウ電圧(UFO)以上)の場合、ウ
インドウコンパレータ(FK)により、入出力回路(E
AS)はリセット信号(RES)を発生する。このリセ
ット信号(RES)はマイクロコンピュータ(MR)に
送られ、マイクロコンピュータ(MR)をある一定状態
におく。このリセット信号(RES)と共にロック信号
(INH)も発生され、このロック信号(INH)は、
ロック信号出力(INH OUT)を経て、アクチュエ
ータ駆動回路(AKT)に送られ、そこでマイクロコン
ピュータ(MR)とアクチュエータ(ATS)との間の
信号交換をブロックする。入出力モジュール(EAS)
内部では、ロック信号(INH)はポンプモータリレー
作動回路(PMA)に送られ、そこでポンプモータリレ
ー(PMR)の作動をブロックし、ないしはポンプモー
タリレー(PMR)のスイッチオフを行う。
器(SR)、アクチュエータ(AKT)は、車両の搭載
電源電圧(UB)によって供給される。電圧調整器(S
R)は、マイクロコンピュータ(MR)およびアクチュ
エータ駆動回路(ATS)の供給に必要な電圧(US
R)を搭載電源電圧(UB)から発生する。 入出力回
路(EAS)に付属する低域通過フィルタ(FIL)
は、一時的な干渉パルスをこの電圧(USR)から排除
し、電圧監視のため、この電圧(USR)をウインドウ
コンパレータ(FK)に送る。電圧が過小(調整された
電圧(USR)が下限ウインドウ電圧(UFU)以下)
の場合、または、電圧が過剰(調整された電圧(US
R)が上限ウインドウ電圧(UFO)以上)の場合、ウ
インドウコンパレータ(FK)により、入出力回路(E
AS)はリセット信号(RES)を発生する。このリセ
ット信号(RES)はマイクロコンピュータ(MR)に
送られ、マイクロコンピュータ(MR)をある一定状態
におく。このリセット信号(RES)と共にロック信号
(INH)も発生され、このロック信号(INH)は、
ロック信号出力(INH OUT)を経て、アクチュエ
ータ駆動回路(AKT)に送られ、そこでマイクロコン
ピュータ(MR)とアクチュエータ(ATS)との間の
信号交換をブロックする。入出力モジュール(EAS)
内部では、ロック信号(INH)はポンプモータリレー
作動回路(PMA)に送られ、そこでポンプモータリレ
ー(PMR)の作動をブロックし、ないしはポンプモー
タリレー(PMR)のスイッチオフを行う。
【0063】さらに、入出力回路(EAS)は、リセッ
ト信号(RES)と共に、常にフェイルセーフ信号(F
SS)を発生する。このフェイルセーフ信号(FSS)
により、フェイルセーフリレー(FSR)は、フェイル
セーフリレー作動回路(FSA)を経てスイッチオフさ
れ、それによってフェイルセーフリレー(FSR)のス
イッチ接点(SK1)は、アクチュエータ(AKT)の
電圧供給(UB)を遮断する。
ト信号(RES)と共に、常にフェイルセーフ信号(F
SS)を発生する。このフェイルセーフ信号(FSS)
により、フェイルセーフリレー(FSR)は、フェイル
セーフリレー作動回路(FSA)を経てスイッチオフさ
れ、それによってフェイルセーフリレー(FSR)のス
イッチ接点(SK1)は、アクチュエータ(AKT)の
電圧供給(UB)を遮断する。
【0064】ウインドウコンパレータ(FK)が上限ウ
インドウ電圧を越える電圧(USR>UFO)を検知す
ると、入出力回路(EAS)は、前述の信号(INH、
RES、FSS)に加えて、電圧調整器(SR)に送ら
れる過電圧信号(US)を発生し、この過電圧信号(U
S)を契機として、電圧調整器(SR)は、電圧(US
R)をスイッチオフするようになっている。これによっ
て、マイクロコンピュータ(MR)およびアクチュエー
タ駆動回路(ATS)が破壊されるのを防止する。
インドウ電圧を越える電圧(USR>UFO)を検知す
ると、入出力回路(EAS)は、前述の信号(INH、
RES、FSS)に加えて、電圧調整器(SR)に送ら
れる過電圧信号(US)を発生し、この過電圧信号(U
S)を契機として、電圧調整器(SR)は、電圧(US
R)をスイッチオフするようになっている。これによっ
て、マイクロコンピュータ(MR)およびアクチュエー
タ駆動回路(ATS)が破壊されるのを防止する。
【0065】リセット信号(RES)のみならず過電圧
信号(US)も、搭載電源電圧(UB)がスイッチオフ
されるまで、記憶装置(SPRないしはSPU)におい
て中間記憶される。マイクロコンピュータ(MR)、お
よび、アクチュエータ駆動回路(ATS)、アクチュエ
ータ(AKT)を作動するスイッチ増幅器(T)との間
には、二方向の接続がある。したがって、アクチュエー
タ駆動回路(ATS)は、マイクロコンピュータ(M
R)から受け取ったデータにしたがって、スイッチ増幅
器(T)を経てアクチュエータ(AKT)を制御するば
かりでなく、アクチュエータ(AKT)にかかる信号を
レベル調整後、マイクロコンピュータ(MR)にフィー
ドバックする。
信号(US)も、搭載電源電圧(UB)がスイッチオフ
されるまで、記憶装置(SPRないしはSPU)におい
て中間記憶される。マイクロコンピュータ(MR)、お
よび、アクチュエータ駆動回路(ATS)、アクチュエ
ータ(AKT)を作動するスイッチ増幅器(T)との間
には、二方向の接続がある。したがって、アクチュエー
タ駆動回路(ATS)は、マイクロコンピュータ(M
R)から受け取ったデータにしたがって、スイッチ増幅
器(T)を経てアクチュエータ(AKT)を制御するば
かりでなく、アクチュエータ(AKT)にかかる信号を
レベル調整後、マイクロコンピュータ(MR)にフィー
ドバックする。
【0066】マイクロコンピュータ(MR)がアクチュ
エータ(AKT)を作動する際、エラーを確認した場
合、マイクロコンピュータ(MR)は、一方において、
入出力回路(EAS)がアクチュエータ駆動回路(AT
S)におけるロック信号(INH)によってマイクロコ
ンピュータ(MR)とアクチュエータ(AKT)との間
のデータ交換をブロックし、また他方において、フェイ
ルセーフ信号(FSS)によってフェイルセーフリレー
(FSR)をスイッチオフし、それにより、フェイルセ
ーフリレー(FSR)の作動接点(SK1)が搭載電源
電圧(UB)によるアクチュエータ(AKT)への供給
を遮断するよう、入出力回路(EAS)を作動する。
エータ(AKT)を作動する際、エラーを確認した場
合、マイクロコンピュータ(MR)は、一方において、
入出力回路(EAS)がアクチュエータ駆動回路(AT
S)におけるロック信号(INH)によってマイクロコ
ンピュータ(MR)とアクチュエータ(AKT)との間
のデータ交換をブロックし、また他方において、フェイ
ルセーフ信号(FSS)によってフェイルセーフリレー
(FSR)をスイッチオフし、それにより、フェイルセ
ーフリレー(FSR)の作動接点(SK1)が搭載電源
電圧(UB)によるアクチュエータ(AKT)への供給
を遮断するよう、入出力回路(EAS)を作動する。
【0067】また、マイクロコンピュータ(MR)は同
様の方法で、図3には図示されていない第2のマイクロ
コンピュータとの間の検査信号交換の際、検査信号の不
一致が生じた場合、アンチスキッドシステムをスイッチ
オフする。
様の方法で、図3には図示されていない第2のマイクロ
コンピュータとの間の検査信号交換の際、検査信号の不
一致が生じた場合、アンチスキッドシステムをスイッチ
オフする。
【0068】エラー発生時には、フェイルセーフリレー
(FSR)のスイッチオフと共に、アンチスキッドシス
テムが現在、使用可能でないことを警報灯(WAL)に
よって運転者に知らせる。
(FSR)のスイッチオフと共に、アンチスキッドシス
テムが現在、使用可能でないことを警報灯(WAL)に
よって運転者に知らせる。
【0069】そのため、フェイルセーフ信号(FSS)
が生じた場合、入出力回路(EAS)は警報灯(WA
L)を作動する。
が生じた場合、入出力回路(EAS)は警報灯(WA
L)を作動する。
【0070】これは、最も単純な場合には、フェイルセ
ーフリレー(FSR)のブレーク接点によって行うこと
が可能であるが、図3に示したように、スイッチ増幅器
(T4)を経て警報灯(WAL)を作動する、入出力回
路(EAS)の警報灯作動回路(WLA)によって行う
ことも可能である。
ーフリレー(FSR)のブレーク接点によって行うこと
が可能であるが、図3に示したように、スイッチ増幅器
(T4)を経て警報灯(WAL)を作動する、入出力回
路(EAS)の警報灯作動回路(WLA)によって行う
ことも可能である。
【0071】さらに、入出力回路(EAS)の警報灯検
査回路(WLK)は、警報灯電流を検査する。このモジ
ュールは特に、警報灯電流に比例する電圧を監視するウ
インドウコンパレータとして実施することが可能であ
る。コンパレータの前には、警報灯(WAL)のスイッ
チオン電流パルスなどによって引き起こされる一時的な
電圧パルスを排除する低域通過フィルタ(WFIL)が
接続されている。警報灯に過剰な電流が生じた場合、警
報灯(WAL)の作動は遮断される。
査回路(WLK)は、警報灯電流を検査する。このモジ
ュールは特に、警報灯電流に比例する電圧を監視するウ
インドウコンパレータとして実施することが可能であ
る。コンパレータの前には、警報灯(WAL)のスイッ
チオン電流パルスなどによって引き起こされる一時的な
電圧パルスを排除する低域通過フィルタ(WFIL)が
接続されている。警報灯に過剰な電流が生じた場合、警
報灯(WAL)の作動は遮断される。
【0072】類似の電流監視方法は、フェイルセーフリ
レー(FSR)およびポンプモータリレー(PMR)の
作動に対しても設けられている。この場合、リレーの電
流監視の代替案として、リレー電流の調整を設けること
も可能である。また、リレー(FSR、PMR)のスイ
ッチ状態の監視も設けられる。そのため、各リレー接点
(SK1,SK2)が切り換える電圧を監視する。フェ
イルセーフリレー接点監視回路(FSK)およびポンプ
モータ検査回路(PMK)を入出力回路(EAS)内部
に設ける。
レー(FSR)およびポンプモータリレー(PMR)の
作動に対しても設けられている。この場合、リレーの電
流監視の代替案として、リレー電流の調整を設けること
も可能である。また、リレー(FSR、PMR)のスイ
ッチ状態の監視も設けられる。そのため、各リレー接点
(SK1,SK2)が切り換える電圧を監視する。フェ
イルセーフリレー接点監視回路(FSK)およびポンプ
モータ検査回路(PMK)を入出力回路(EAS)内部
に設ける。
【0073】個別に、入出力回路(EAS)内部のポン
プモータリレー(PMR)に、ポンプモータリレー(P
MR)の作動のための回路(PRA)およびポンプモー
タリレー電流(PRK)の検査のための回路が付属す
る。ポンプモータ(PM)は、ポンプモータリレースイ
ッチ接点(SK2)を経て搭載電源電圧(UB)と接続
される。ポンプモータリレースイッチ接点(SK2)が
切り換える、ポンプモータ(PM)にかかる電圧は、ポ
ンプモータ検査回路(PMK)によって監視される。
プモータリレー(PMR)に、ポンプモータリレー(P
MR)の作動のための回路(PRA)およびポンプモー
タリレー電流(PRK)の検査のための回路が付属す
る。ポンプモータ(PM)は、ポンプモータリレースイ
ッチ接点(SK2)を経て搭載電源電圧(UB)と接続
される。ポンプモータリレースイッチ接点(SK2)が
切り換える、ポンプモータ(PM)にかかる電圧は、ポ
ンプモータ検査回路(PMK)によって監視される。
【0074】ポンプモータリレー検査回路(PRK)
が、ポンプモータリレー電流が過剰であることを検知し
た場合、または、ポンプモータ検査回路(PMK)がポ
ンプモータ(PM)における誤電圧を検知した場合、ポ
ンプモータリレー作動回路(PRA)が、スイッチ増幅
器(T5)を経てポンプモータリレー(PMR)をスイ
ッチオフするばかりでなく、フェイルセーフリレー作動
回路(FRA)およびスイッチ増幅器(T3)を経て、
フェイルセーフリレー(FSR)をスイッチオフし、そ
れによってアクチュエータ(AKT)の電圧供給がスイ
ッチオフされる。
が、ポンプモータリレー電流が過剰であることを検知し
た場合、または、ポンプモータ検査回路(PMK)がポ
ンプモータ(PM)における誤電圧を検知した場合、ポ
ンプモータリレー作動回路(PRA)が、スイッチ増幅
器(T5)を経てポンプモータリレー(PMR)をスイ
ッチオフするばかりでなく、フェイルセーフリレー作動
回路(FRA)およびスイッチ増幅器(T3)を経て、
フェイルセーフリレー(FSR)をスイッチオフし、そ
れによってアクチュエータ(AKT)の電圧供給がスイ
ッチオフされる。
【0075】また、フェイルセーフリレー検査回路(F
RK)がフェイルセーフリレー電流が過剰であることを
検知した場合、または、フェイルセーフリレー接点監視
回路(FSK)がアクチュエータ(AKT)における誤
電圧を検知した場合も、フェイルセーフリレー(FS
R)がスイッチオフされるとともに、それによってアク
チュエータ(AKT)がスイッチオフされる。
RK)がフェイルセーフリレー電流が過剰であることを
検知した場合、または、フェイルセーフリレー接点監視
回路(FSK)がアクチュエータ(AKT)における誤
電圧を検知した場合も、フェイルセーフリレー(FS
R)がスイッチオフされるとともに、それによってアク
チュエータ(AKT)がスイッチオフされる。
【0076】入出力回路(EAS)により、アンチスキ
ッドシステムのさらに一層のエレメントを監視すること
はもちろん可能である。そのためには、単純で、しかも
既存の回路構成要素とほぼ同じ構造を持つモジュールを
入出力回路(EAS)に単に組み込むだけで十分である
ので、回路にかかるコストはそれほど上昇しない。
ッドシステムのさらに一層のエレメントを監視すること
はもちろん可能である。そのためには、単純で、しかも
既存の回路構成要素とほぼ同じ構造を持つモジュールを
入出力回路(EAS)に単に組み込むだけで十分である
ので、回路にかかるコストはそれほど上昇しない。
【0077】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、高度な信
頼性を有し、構成が簡単かつ実用的であり、製造コスト
が低廉である重複構造のアンチスキッドシステムが提供
される。
頼性を有し、構成が簡単かつ実用的であり、製造コスト
が低廉である重複構造のアンチスキッドシステムが提供
される。
【0078】アンチスキッドシステムにおいて誤電圧が
発生したり、信号伝達にエラーが生じた場合、本発明に
よれば、アンチスキッドシステムは確実にスイッチオフ
される。
発生したり、信号伝達にエラーが生じた場合、本発明に
よれば、アンチスキッドシステムは確実にスイッチオフ
される。
【図1】本発明によるアンチスキッドシステムの一部分
を簡単な図式により示す図である。
を簡単な図式により示す図である。
【図2】本発明によるアンチスキッドシステムの他の部
分を簡単な図式により示す図であり、図1に示される部
分と接続点aおよびbで接続される。
分を簡単な図式により示す図であり、図1に示される部
分と接続点aおよびbで接続される。
【図3】本発明によるアンチスキッドシステムの本質的
な機能を説明する部分図である。
な機能を説明する部分図である。
ATS1、ATS2、ATS アクチュエータ駆動回
路 AKT1、AKT2、AKT アクチュエータ DSA1、DSA2 回転数信号処理回路 EAS1、EAS2、EAS 入出力回路 FSR フェイルセーフリレー MR1、MR2、MR マイクロコンピュータ PM ポンプモータ PMR ポンプモータリレー S1〜S4 車輪回転数センサ SR 電圧調整器 T1〜T5、T スイッチ増幅器 WAL 警報灯 B 車両搭載電源系 FIL 低域通過フィルタ FK ウインドウコンパレー
タ FRA フェイルセーフリレー
作動回路 FRK フェイルセーフリレー
検査回路 FSK フェイルセーフリレー
接点監視回路 INH IN ロック信号入力 INH OUT ロック信号出力 KB 通信バス PRA ポンプモータリレー作
動回路 PRK ポンプモータリレー検
査回路 PMK ポンプモータ検査回路 SK1 フェイルセーフリレー
におけるスイッチ接点 SK2 ポンプモータリレーに
おけるスイッチ接点SP R リセット信号記憶装置 SPU 過電圧信号記憶装置 WLA 警報灯作動回路 WLK 警報灯検査回路 WFIL 警報灯電流監視用低域
通過フィルタ ZS 点火スイッチ AKS1、AKS2 アクチュエータ検査信
号 AST1、AST2 アクチュエータ制御信
号 DS1、DS2 車輪回転数信号 FS1、FS2、FS エラー信号 FSS フェイルセーフ信号 INH ロック信号 KS 検査信号 RES リセット信号 US 過電圧信号 UB 搭載電源電圧 UFU 上限ウインドウ電圧 UFO 下限ウインドウ電圧 USR 調整された電圧
路 AKT1、AKT2、AKT アクチュエータ DSA1、DSA2 回転数信号処理回路 EAS1、EAS2、EAS 入出力回路 FSR フェイルセーフリレー MR1、MR2、MR マイクロコンピュータ PM ポンプモータ PMR ポンプモータリレー S1〜S4 車輪回転数センサ SR 電圧調整器 T1〜T5、T スイッチ増幅器 WAL 警報灯 B 車両搭載電源系 FIL 低域通過フィルタ FK ウインドウコンパレー
タ FRA フェイルセーフリレー
作動回路 FRK フェイルセーフリレー
検査回路 FSK フェイルセーフリレー
接点監視回路 INH IN ロック信号入力 INH OUT ロック信号出力 KB 通信バス PRA ポンプモータリレー作
動回路 PRK ポンプモータリレー検
査回路 PMK ポンプモータ検査回路 SK1 フェイルセーフリレー
におけるスイッチ接点 SK2 ポンプモータリレーに
おけるスイッチ接点SP R リセット信号記憶装置 SPU 過電圧信号記憶装置 WLA 警報灯作動回路 WLK 警報灯検査回路 WFIL 警報灯電流監視用低域
通過フィルタ ZS 点火スイッチ AKS1、AKS2 アクチュエータ検査信
号 AST1、AST2 アクチュエータ制御信
号 DS1、DS2 車輪回転数信号 FS1、FS2、FS エラー信号 FSS フェイルセーフ信号 INH ロック信号 KS 検査信号 RES リセット信号 US 過電圧信号 UB 搭載電源電圧 UFU 上限ウインドウ電圧 UFO 下限ウインドウ電圧 USR 調整された電圧
フロントページの続き (72)発明者 デトレフ・ニッゲマン ドイツ国、4793 シュタインハウゼン、ク レマーシュトラーセ 6 (72)発明者 ヴェルナー・ヴィーグマン ドイツ国、4780 リップシュタット、リュ ニングシュトラーセ 38 (72)発明者 ハラルド・ベストマン ドイツ国、5408 ナソウ、イム・ミューレ ンバッハタル 14 (72)発明者 ギュンター・ハインツ ドイツ国、5405 オクテンドゥング、イ ム・ロー 2 (72)発明者 ミカエル・ケラー ドイツ国、6551 トライゼン、ローテンフ ェルザーシュトラーセ 7 (72)発明者 コンラッド・シュナイダー ドイツ国、5453 ホルハウゼン、ブルーメ ンシュトラーセ 2 (72)発明者 デトレフ・シュタウフェンビール ドイツ国、5400 コブレンツ、グリースミ ュオットシュトラーセ 12
Claims (44)
- 【請求項1】 同一車輪回転数信号が送られ、この信
号を相互に独立して評価し、この信号から検査信号を発
生し、この検査信号を比較し、検査信号が一致しない場
合にはエラー信号および/またはロック信号を発生す
る、少なくとも二つのマイクロコンピュータを有するア
ンチスキッドシステムにおいて、マイクロコンピュータ
(MR1、MR2、MR)の所定の信号線、ならびにア
ンチスキッドシステムの少なくとももう一つの電気量
(USR)を監視する少なくとも二つの入出力回路(E
AS1、EAS2、EAS)があるとともに、マイクロ
コンピュータ(MR1、MR2、MR)のうち、少なく
とも一つのマイクロコンピュータからのエラー信号(F
S1、FS2、FS)および/またはロック信号(IN
H)が、入出力回路(EAS1、EAS2、EAS)の
一つにかかっている場合、または、監視されている電気
量(USR)の誤った値が生じた場合、各入出力回路
(EAS1、EAS2、EAS)が、少なくともアンチ
スキッドシステムの一部(MR1、MR2、MR、AT
S1、ATS2、ATS、AKT1、AKT2、AK
T)をスイッチオフすることを特徴とするアンチスキッ
ドシステム。 - 【請求項2】 アンチスキッドシステムの所定の構成
エレメントに、安定化された電圧(USR)を供給する
電圧調整器(SR)を設けることを特徴とする請求項1
に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項3】 アンチスキッドシステムの前記所定の
構成エレメントに、少なくとも一つのマイクロコンピュ
ータ(MR1、MR2、MR)が含まれることを特徴と
する請求項2に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項4】 アンチスキッドシステムの前記所定の
構成エレメントに、少なくとも一つのアクチュエータ駆
動回路(ATS1、ATS2、ATS)が含まれること
を特徴とする請求項2に記載のアンチスキッドシステ
ム。 - 【請求項5】 前記電圧調整器(SR)の出力する電
圧(USR)が、5ボルトであることを特徴とする請求
項2に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項6】 前記電圧調整器(SR)が、アンチス
キッドシステムの前記所定の構成エレメントの電圧供給
を遮断するよう、制御信号(US)によって影響を受け
ることが可能であることを特徴とする請求項2に記載の
アンチスキッドシステム。 - 【請求項7】 前記入出力回路(EAS1、EAS
2、EAS)の構造が同一であることを特徴とする請求
項1に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項8】 前記入出力回路(EAS1、EAS
2、EAS)が、相互に独立して作動することを特徴と
する請求項1に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項9】 前記入出力回路(EAS1、EAS
2、EAS)のうちの少なくとも一つの回路が、フェイ
ルセーフリレー(FSR)を作動することが可能なこと
を特徴とする請求項1に記載のアンチスキッドシステ
ム。 - 【請求項10】 前記入出力回路(EAS1、EAS
2、EAS)のそれぞれの回路が、少なくとも一つの電
圧を監視するため、少なくとも一つのウインドウコンパ
レータ(FK)を有することを特徴とする請求項1に記
載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項11】 前記入出力回路(EAS1、EAS
2、EAS)が監視する電圧が、前記入出力回路(EA
S1、EAS2、EAS)の作動電圧(UB)と同一で
ないことを特徴とする請求項10に記載のアンチスキッ
ドシステム。 - 【請求項12】 前記入出力回路(EAS1、EAS
2、EAS)が監視する電圧が、前記電圧調整器(S
R)が出力する電圧であることを特徴とする請求項2ま
たは10に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項13】 一時的な電圧の変動性を排除するた
め、前記一つ、ないしは複数のウインドウコンパレータ
(FK)の前に、一つ、ないしは複数のフィルタ(FI
L)が接続されていることを特徴とする請求項10に記
載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項14】 ウインドウコンパレータ(FK)にウ
インドウ領域外(USR<UFUまたはUSR>UF
O)の電圧(USR)がかかる場合、前記の各入出力回
路(EAS1、EAS2、EAS)がリセット信号(R
ES)を発生するとともに、該リセット信号(RES)
を少なくとも一つのマイクロコンピュータ(MR1、M
R2、MR)に送ることを特徴とする請求項10に記載
のアンチスキッドシステム。 - 【請求項15】 前記リセット信号(RES)がウイン
ドウ領域を下回る(USR<UFU)電圧(USR)に
よってトリガーされた場合、電圧の高さが再びウインド
ウ領域内(UFU<USR<UFO)に復帰した後、前
記の各入出力回路(EAS1、EAS2、EAS)が、
前記リセット信号(RES)をさらに所定の時間のみ出
力することを特徴とする請求項14に記載のアンチスキ
ッドシステム。 - 【請求項16】 前記ウインドウコンパレータ(FK)
のウインドウ領域を上回る(USR>UFO)電圧(U
SR)がかかる場合に、前記の各入出力回路(EAS
1、EAS2、EAS)が、過電圧信号(US)を発生
することを特徴とする請求項10ないし14のいずれか
に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項17】 前記ウインドウコンパレータ(FK)
のウインドウ領域を上回る(USR>UFO)電圧(U
SR)がかかる場合、前記電圧調整器(SR)に前記過
電圧信号(US)がかかり、その結果として前記電圧調
整器(SR)は、アンチスキッドシステムの所定の構成
エレメントに対する電圧供給を遮断することを特徴とす
る請求項6または16に記載のアンチスキッドシステ
ム。 - 【請求項18】 フィルタ(FIL)によって定められ
ているフィルタ時間よりも長い時間、ウインドウコンパ
レータ(FK)に過剰電圧(USR>UFO)がかかっ
た場合、前記の各入出力回路(EAS1、EAS2、E
AS)が過電圧信号(US)を発生することを特徴とす
る請求項16に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項19】 前記の各入出力回路(EAS1、EA
S2、EAS)に、搭載電源電圧(UB)をスイッチオ
フするまで、前記リセット信号(RES)のみならず前
記過電圧信号(US)をも記憶する記憶装置(SPR、
SPU)が付属することを特徴とする請求項14または
16に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項20】 前記の各入出力回路(EAS1、EA
S2、EAS)は、アンチスキッドシステムの所定の部
分の機能をブロックするロック信号(INH)を出力す
るためのロック信号出力(INH OUT)を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載のアンチスキッドシステ
ム。 - 【請求項21】 アンチスキッドシステムの前記所定の
部分に、前記アクチュエータ駆動回路(ATS1、AT
S2、ATS)が含まれることを特徴とする請求項20
に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項22】 前記所定の部分に、ポンプモータリレ
ー(PMR)が含まれることを特徴とする請求項20に
記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項23】 リセット信号(RES)が発生した場
合、前記の各入出力回路(EAS1、EAS2、EA
S)が前記ロック信号(INH)を発生することを特徴
とする請求項20に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項24】 各入出力回路(EAS1、EAS2、
EAS)においてロック信号入力(INH IN)を設
け、該ロック信号入力(INH IN)にある一定の論
理レベルをかけた場合、前記入出力回路(EAS1、E
AS2、EAS)がロック信号(INH)を発生するこ
とを特徴とする請求項20に記載のアンチスキッドシス
テム。 - 【請求項25】 前記の各ロック信号入力(INH I
N)が、前記マイクロコンピュータ出力の一つと接続さ
れていることを特徴とする請求項24に記載のアンチス
キッドシステム。 - 【請求項26】 アンチスキッドシステム内部に所定の
状態が生じた場合、前記入出力回路(EAS1、EA
S)の少なくとも一つがアクチュエータ(AKT1、A
KT2、AKT)の電圧供給を遮断することを特徴とす
る請求項1に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項27】 前記アクチュエータ(AKT1、AK
T2、AKT)のスイッチオフが、少なくとも一つのフ
ェイルセーフリレー(FSR)のスイッチオフによって
引き起こされることを特徴とする請求項26に記載のア
ンチスキッドシステム。 - 【請求項28】 前記マイクロコンピュータ(MR1、
MR2、MR)の少なくとも一つが、前記入出力回路
(EAS1、EAS2、EAS)にエラー信号(FS
1、FS2、FS)を送った場合、前記入出力回路(E
AS1、EAS2、EAS)の少なくとも一つが、前記
アクチュエータ(AKT1、AKT2、AKT)の電圧
供給を遮断することを特徴とする請求項26または27
に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項29】 前記入出力回路(EAS1、EAS
2、EAS)がリセット信号(RES)を発生した場
合、前記入出力回路(EAS1、EAS2、EAS)の
少なくとも一つが前記アクチュエータ(AKT1、AK
T2、AKT)の電圧供給を遮断することを特徴とする
請求項26または27に記載のアンチスキッドシステ
ム。 - 【請求項30】 前記マイクロコンピュータ(MR1、
MR2、MR)が交換する検査番号(KS)が一致しな
い場合、前記入出力回路(EAS1、EAS)の少なく
とも一つが、前記アクチュエータ(AKT1、AKT
2、AKT)の電圧供給を遮断することを特徴とする請
求項26または27に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項31】 前記アクチュエータ(AKT1、AK
T2、AKT)が電磁弁であることを特徴とする請求項
26に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項32】 アンチスキッドシステムがもはや使用
可能でない場合、それを知らせる通報装置が設けられて
いることを特徴とする請求項26に記載のアンチスキッ
ドシステム。 - 【請求項33】 前記通報装置が、前記フェイルセーフ
リレー(FSR)のスイッチオフを知らせることを特徴
とする請求項32に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項34】 請求項33に記載のアンチスキッドシ
ステムにおいて、前記通報装置が、前記フェイルセーフ
リレー(FSR)のブレーク接点によって作動すること
を特徴とする。 - 【請求項35】 請求項32に記載のアンチスキッドシ
ステムにおいて、前記通報装置が警報灯(WAL)であ
ることを特徴とする。 - 【請求項36】 前記入出力回路(EAS1、EAS)
の少なくとも一つが、前記フェイルセーフリレー(FS
R)を通る電流の大きさを監視することを特徴とする請
求項27に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項37】 前記入出力回路(EAS1、EAS)
が、一つの抵抗における電圧降下を測定することによっ
て、前記フェイルセーフリレーのアンペア数を求めるこ
とを特徴とする請求項36に記載のアンチスキッドシス
テム。 - 【請求項38】 前記フェイルセーフリレー電流が所定
の値を上回った場合、前記入出力回路(EAS1、EA
S)が前記フェイルセーフリレー(FSR)をスイッチ
オフすることを特徴とする請求項36または37に記載
のアンチスキッドシステム。 - 【請求項39】 前記入出力回路(EAS1、EAS)
が、前記フェイルセーフリレーのアンペア数を所定の値
に調整することを特徴とする請求項36に記載のアンチ
スキッドシステム。 - 【請求項40】 前記入出力回路(EAS1、EAS)
の少なくとも一つが、前記フェイルセーフリレー(FS
R)の一つの接点における電圧を監視することを特徴と
する請求項27に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項41】 前記の電圧監視が、ウインドウコンパ
レータによって行われることを特徴とする請求項40に
記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項42】 前記入出力回路(EAS2、EAS)
の少なくとも一つが、前記通報装置の機能を監視するこ
とを特徴とする請求項32に記載のアンチスキッドシス
テム。 - 【請求項43】 前記入出力回路(EAS2、EAS)
が、前記通報装置を流れる電流を監視することを特徴と
する請求項42に記載のアンチスキッドシステム。 - 【請求項44】 前記通報装置のスイッチオン時の電流
パルスを排除するための低域通過フィルタ(WFIL)
が、前記入出力回路(EAS2、EAS)に付属するこ
とを特徴とする請求項43に記載のアンチスキッドシス
テム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4122016.1 | 1991-07-03 | ||
DE4122016A DE4122016A1 (de) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | Antiblockierregelsystem |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680073A true JPH0680073A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=6435351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4200391A Withdrawn JPH0680073A (ja) | 1991-07-03 | 1992-07-03 | アンチスキッドシステム |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5526264A (ja) |
EP (1) | EP0547196B1 (ja) |
JP (1) | JPH0680073A (ja) |
KR (1) | KR100246959B1 (ja) |
DE (2) | DE4122016A1 (ja) |
ES (1) | ES2079873T3 (ja) |
WO (1) | WO1993001075A1 (ja) |
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