JPH0679620A - 数値制御研削盤 - Google Patents

数値制御研削盤

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Publication number
JPH0679620A
JPH0679620A JP25196792A JP25196792A JPH0679620A JP H0679620 A JPH0679620 A JP H0679620A JP 25196792 A JP25196792 A JP 25196792A JP 25196792 A JP25196792 A JP 25196792A JP H0679620 A JPH0679620 A JP H0679620A
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JP
Japan
Prior art keywords
sizing
workpiece
temperature
central processing
measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP25196792A
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English (en)
Inventor
Takao Yoneda
孝夫 米田
Takayuki Hotta
尊之 堀田
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Publication of JPH0679620A publication Critical patent/JPH0679620A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、機械の発熱や研削熱等による定寸測
定位置及び工作物の熱変位で変化に応じて定寸測定点の
補正を可能にした数値制御研削盤を提供する。 【構成】テーブル1上に主軸台2及び心押台6並びに工
作物Wの径寸法を測定する定寸装置8が設置され、これ
らを制御する数値制御装置11を有し、前記数値制御装
置11には、中央処理装置12と、加工プログラム、計
算数値等を記憶しているメモリ13と、定寸装置8のア
クチュエータ温度、定寸測定値及びデーブル温度をそれ
ぞれ前記中央処理装置に入力するA/D変換器14a〜
14cと、前記中央処理装置12で前記定寸装置8のア
クチュエータ温度による定寸測定部位置の変位量と前記
テーブル温度による工作物変位量とによって定寸測定部
と工作物測定点変位量を求め、この2つの値で定寸測定
補正量を演算し、この定寸測定補正量と前記定寸測定値
とにより定寸測定値を補正することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱変位による定寸測定
点の変化を補正し、常に正規の測定点で定寸研削加工を
可能にした数値制御研削盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テーブル上に主軸台及び心押台並びに前
記主軸台と心押台との間に支持された工作物の径寸法を
測定する定寸装置と、これらを加工プログラムによって
制御する数値制御装置とを備え、工作物径寸法に対して
定寸装置を使用して径を測定しながら切り込みを制御す
る研削盤は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記定寸装置は工作物
の径を測定する前進端の位置は機械的に固定的である。
そして、工作物の径の測定は定寸装置の上下2本の接触
子が工作物の真上と真下に当接して測定される。ところ
が、機械の発熱や研削熱等により、定寸装置を前進端に
位置した時に、工作物の変位や定寸装置の変位によって
測定点が変化する。そのため、定寸装置からの測定値に
誤差が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点を解決するために成されたものであり、その特徴とす
る構成は、テーブル上に設置された主軸台及び心押台か
らなる工作物支持装置並びに前記工作物支持装置に支持
された工作物の径寸法を測定する定寸装置と、これらを
制御する数値制御装置とからなり、前記数値制御装置に
は、中央処理装置と、加工プログラム、計算数値等を記
憶しているメモリと、前記定寸装置の温度、定寸測定値
及び前記工作物支持装置の温度をそれぞれ前記中央処理
装置に入力するA/D変換器と、前記中央処理装置で前
記定寸装置の温度による定寸測定部位置の変位量と前記
工作物支持装置の温度による工作物の後方向変位量とに
よって定寸測定部と工作物測定点変位量を求め、この2
つの値で定寸測定補正量を演算し、この定寸測定補正量
と前記定寸測定値とにより定寸測定値を補正する制御手
段とを備えたものである。
【0005】
【作用】上記の構成により、熱変位による定寸測定部位
置の変位量を予測し、また、熱変位による工作物の後方
向の変位量を予測して、この2つの値により数値制御装
置で定寸測定部と工作物測定点の変位量を求め、その値
により定寸装置による測定値を補正する。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1はテーブルである。2主軸台は前
記テーブル1上に設置されている主軸台であり、主軸モ
ータ5によって回転駆動される主軸3が軸承されてい
る。4は前記主軸3に嵌着された主軸台センタである。
6は前記主軸台2と対向してテーブル1上に設置されて
いる心押台であり、7は心押台センタである。Wは前記
主軸台センタ4と心押台センタ7とによって支持された
工作物である。前記テーブル1はテーブル駆動モータ2
1によって主軸3の軸線方向に移動する。
【0007】8は前記主軸台センタ4と心押台センタ7
とによって支持された工作物W径寸法を測定する定寸装
置であり、工作物Wの外径の真上と真下に当接する接触
子9と、定寸装置8を後退端位置と前進端位置とに移動
するシリンダ10とから構成されている。
【0008】22は砥石であり、砥石台駆動モータ20
によって工作物Wに対し進退移動する図略の砥石台に回
転可能に軸承されている。
【0009】11は数値制御装置である。この数値制御
装置11には、中央処理装置12と、加工プログラム、
計算数値等を記憶しているメモリ13と、前記定寸装置
8のシリンダ10に取り付けられた温度センサ15と接
続した第1のA/D変換器14aと、定寸装置8と接続
した第2のA/D変換器14bと、心押台6のシリンダ
近傍に取り付けられた温度センサ16と接続した第3の
A/D変換器14cと、パルス分配回路17とが内蔵さ
れている。
【0010】前記パルス分配回路17は前記砥石台駆動
モータ20の駆動ユニット18と前記テーブル駆動モー
タ21の駆動ユニット19とに接続されている。
【0011】上記の構成による本発明の数値制御研削盤
は、図2のNCプログラムを順次実行する。すなわち、
図2において、スタートによりNCデータ読み込み(ス
テップ30)を行い、Gコード07(ステップ31)で
定寸装置入り(起動)命令を発信し、YESならば定寸
フラグf=1をメモリ13中に設定されているアドレス
に記憶させる。NOならばステップ32に進み、Gコー
ド08で定寸装置抜き(後退)命令を発信し、YESの
場合は定寸フラグF=0をメモリ13中のアドレスに記
憶させる。
【0012】また、NOの場合はステップ33に進み、
Gコード01により研削送り命令を発信する。これが、
NOの場合は主軸回転指令、砥石回転指令の他の処理を
行うが、YESでは砥石台研削送り(ステップ34)を
行い、ステップ35で定寸フラグF=1がYESでは定
寸測定(ステップ36)を開始し、ステップ37で測定
径d=Dを測定して仕上がり径となるまで繰り返す。仕
上がり径に到達すると砥石台停止(ステップ38)して
エンドとなる。
【0013】前記ステップ35で定寸フラグF=1がN
Oの場合は砥石台の現在位置xが送り指令値Xに一致す
るまで繰り返す。これは定寸装置8が起動していない時
に行われる。
【0014】前記ステップ36の定寸測定の開始による
定寸測定フローの第1実施例を図3で説明する。先ず、
ステップ40で温度センサ15により定寸装置8のシリ
ンダ10の温度t1を第1のA/D変換器14aでA/
D変換して中央処理装置12に入力し、ステップ41で
定寸測定部位置の熱変位量△1をステップ41に記載し
てある計算式で演算する。
【0015】次に、ステップ42で温度センサ16によ
り心押台6の温度t2(テーブル1の温度)を第3のA
/D変換器14cでA/D変換して中央処理装置12に
入力し、ステップ41で定寸測定部位置の熱変位量△2
をステップ43に記載してある計算式で演算する。
【0016】また、ステップ44で定寸装置8の定寸測
定値dを第2のA/D変換器14bでA/D変換して中
央処理装置12に入力し、ステップ45で定寸測定値
d′をステップ45に記載してある計算式で演算してパ
ルス分配回路17より砥石台駆動ユニット18及びテー
ブル駆動ユニット19に定寸測定点の補正信号を送り、
砥石台駆動モータ20及びテーブル駆動モータ21を駆
動して熱変位量に基づく所定の定寸測定位置に制御す
る。
【0017】図4は定寸測定フローの第2実施例であ
る。図4のステップ50〜53は図3の第1実施例のス
テップ40〜43と同じである。ステップ54では定寸
測定部位置の熱変位量△1と定寸測定部位置の熱変位量
△2の△1+△2だけ定寸装置8を移動し、ステップ5
5で寸測定値d′を入力して熱変位量に基づく所定の定
寸測定位置に制御する。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によると、テーブル
上に設置された主軸台及び心押台からなる工作物支持装
置並びに前記工作物支持装置に支持された工作物の径寸
法を測定する定寸装置と、これらを制御する数値制御装
置とからなり、前記数値制御装置には、中央処理装置
と、加工プログラム、計算数値等を記憶しているメモリ
と、前記定寸装置の温度、定寸測定値及び前記工作物支
持装置の温度をそれぞれ前記中央処理装置に入力するA
/D変換器と、前記中央処理装置で前記定寸装置の温度
による定寸測定部位置の変位量と前記工作物支持装置の
温度による工作物の後方向変位量とによって定寸測定部
と工作物測定点変位量を求め、この2つの値で定寸測定
補正量を演算し、この定寸測定補正量と前記定寸測定値
とにより定寸測定値を補正する制御手段とを備えた構成
であるから、機械の発熱や研削熱等による定寸測定位置
及び工作物の熱変位で変化に応じて定寸測定点を補正す
ることが可能となり、定寸研削における工作物の径寸法
精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による数値制御研削盤の平面図
【図2】本発明による数値制御研削盤のNCプログラム
を実行するフローチャート
【図3】定寸測定の第1実施例のフローチャート
【図4】定寸測定の第2実施例のフローチャート
【符号の説明】
1 テーブル 2 主軸台 6 心押台 8 定寸装置 10 シリンダ 11 数値制御装置 12 中央処理装置 13 メモリ 14a 第1のA/D変換器 14b 第2のA/D変換器 14c 第3のA/D変換器 15 温度センサ 16 温度センサ 17 パルス分配回路 18 駆動ユニット 19 駆動ユニット 20 砥石台駆動モータ 21 テーブル駆動ユニット 22 砥石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル上に設置された主軸台及び心押
    台からなる工作物支持装置並びに前記工作物支持装置に
    支持された工作物の径寸法を測定する定寸装置と、これ
    らを制御する数値制御装置とからなり、前記数値制御装
    置には、中央処理装置と、加工プログラム、計算数値等
    を記憶しているメモリと、前記定寸装置の温度、定寸測
    定値及び前記工作物支持装置の温度をそれぞれ前記中央
    処理装置に入力するA/D変換器と、前記中央処理装置
    で前記定寸装置の温度による定寸測定部位置の変位量と
    前記工作物支持装置の温度による工作物の後方向変位量
    とによって定寸測定部と工作物測定点変位量を求め、こ
    の2つの値で定寸測定補正量を演算し、この定寸測定補
    正量と前記定寸測定値とにより定寸測定値を補正する制
    御手段とを備えたことを特徴とする数値制御研削盤。
JP25196792A 1992-08-28 1992-08-28 数値制御研削盤 Pending JPH0679620A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008279542A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Jtekt Corp 研削盤および非真円形状または偏心形状のワークの研削方法
JP2010029973A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Jtekt Corp 研削盤および研削方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008279542A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Jtekt Corp 研削盤および非真円形状または偏心形状のワークの研削方法
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