JPH0679566U - ブックカバー - Google Patents

ブックカバー

Info

Publication number
JPH0679566U
JPH0679566U JP2698493U JP2698493U JPH0679566U JP H0679566 U JPH0679566 U JP H0679566U JP 2698493 U JP2698493 U JP 2698493U JP 2698493 U JP2698493 U JP 2698493U JP H0679566 U JPH0679566 U JP H0679566U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
book
connecting means
covers
back cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2698493U
Other languages
English (en)
Inventor
康博 一木
Original Assignee
康博 一木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 康博 一木 filed Critical 康博 一木
Priority to JP2698493U priority Critical patent/JPH0679566U/ja
Publication of JPH0679566U publication Critical patent/JPH0679566U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 厚さが異なる複数の本のいずれに対しても、
フィット状態で被せることができるようにする。 【構成】 表側表紙91に被せる表側カバー1と、裏側
表紙93に被せる裏側カバー2とを備え、両カバー1,
2のいずれか一方に背表紙92に被せる延長部13が設
けられると共に、前記両カバー1,2間に接続手段とな
る接着面30が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、本に被せて使用するブックカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のブックカバーとしては、表側表紙に被せる表側カバー部分と、 裏側表紙に被せる裏側カバー部分とが、当初より一体に形成されたものが知られ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のブックカバーのように、表側カバー部分と裏側カバー部分とが、当初よ り一体に形成されているものにあっては、そのブックカバーが本の厚さに対応し た専用のサイズで作られていれば、そのブックカバーをフィット状態で本に被せ ることができる。
【0004】 しかしながら、ブックカバーを汎用品として、厚さが異なる複数の本に対して 使用できるように商品化する場合には、従来の一体化されたブックカバーでは、 本の厚さに対応できないという問題があった。即ち、本が薄い場合には、背表紙 部分にダブつきが生じ、他方、本が厚い場合には、背表紙部分が窮屈になったり 、サイズ不足で使用できないなど、フィット状態で本に被せることができない。
【0005】 本考案は、上述のような従来の問題点に着目してなされたもので、厚さが異な る複数の本のいずれに対しても、フィット状態で被せることができるようにした ブックカバーを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案のブックカバーは、表側表紙に被せる表 側カバーと、裏側表紙に被せる裏側カバーとを備え、この両カバーのいずれか一 方に背表紙に被せる延長部が設けられると共に、前記両カバー間に接続手段が設 けられている。
【0007】 この場合、前記接続手段を伸縮調整可能かつ着脱可能にすることもできる。
【0008】
【作用】
本案のブックカバーを使用するに際しては、表側カバーを表側表紙に被せ、裏 側カバーを裏側表紙に被せると共に、延長部を背表紙に被せて、この両カバーを 接続手段によって接続させる。これにより、本の厚みに係わらず、フィット状態 で被せることができる。
【0009】 又、接続手段を伸縮調整可能にした場合、本の厚さに対応して、接続手段を伸 縮調整させるもので、この場合、本が薄い場合には、接続手段を縮小するように 接続し、他方、本が厚い場合には、接続手段を伸長するように接続すれば、本の 厚みに係わらず、厚さの異なるいずれの本に対しても、フィット状態で被せるこ とができる。また、接続手段を着脱可能にすると、両カバーの接続分離が自在に なるため、繰返し使用することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により詳述する。図1は第1実施例のブックカバ ーを本に被せた状態の断面図、図2はこのブックカバーを分解した状態の斜視図 である。
【0011】 図において、1は表側カバーで、本9の表側表紙91に被せるように外側部1 1と内側部12で袋状に形成されている。また、前記外側部11には、本の背表 紙92を越えて裏側表紙93に至るように延長して延長部13が一体に設けられ 、この延長部13の先端部内面に接続手段となる接着面30が設けられている。
【0012】 又、この表側カバー1は、紙製で、図3に示すように、当初は展開状態に形成 されている。そして、使用に際し、折線14から内側部12を内側に折たたむと 共に、のり代15,15によって外側部11と内側部12を袋状に接合するよう に形成されている。この場合、前記接着面30には、剥離テープ31が設けられ ている。尚、のり代15,15についても同様に、剥離テープを設けた接着面に 形成してもよい。
【0013】 2は裏側カバーで、本9の裏側表紙93に被せるように外側部21と内側部2 2で袋状に形成されている。この裏側カバー2についても、表側カバー1と同様 に紙製で、当初は展開状態(図示省略)に形成され、使用に際し、内側部22を 内側に折たたむと共に、のり代によって外側部21と内側部22を袋状に接合す るように形成されている。
【0014】 そして、このブックカバーを使用するに際しては、図1に示すように、表側カ バー1を表側表紙91に被せると共に、裏側カバー2を裏側表紙93に被せる。 次に、表側カバー1の延長部13を、背表紙92を越えて裏側表紙93側に回し 、接着面30を裏側カバー2の外側部21に接合する。
【0015】 これにより、表側表紙91、背表紙92、裏側表紙93を完全に覆った状態で 、両カバー1,2を接続させることができるし、本の厚みに係わらず、フィット 状態で被せることができる。尚、この場合、両カバー1,2は、接着面30によ って接着されることから繰返し使用ができず、使い捨てとなる。又、前記両カバ ー1,2に広告を掲載する等は任意である。
【0016】 なお、前記第1実施例において、接着面30として、繰返し接着したり剥離し たりできる接着剤(例えば、住友スリーエム株式会社製、商標名「ホスト・イッ ト」に使用されている接着剤)を塗布することも可能である。この接着剤を使用 すると、接着と剥離が自在であるため、厚さの異なるいずれの本に対しても繰返 し使用ができる。
【0017】 次に、図4は第2実施例のブックカバーを分解した状態の斜視図である。この 実施例では、表側カバー1及び裏側カバー2が布製で、接続手段が伸縮調整可能 かつ着脱可能となっている。すなわち、表側カバー1の外側部11に設けた延長 部13の先端部内面に接続手段となる面状ファスナ32(ベルベットファスナ) の雄面が取り付けられている。そして、裏側カバー2の少なくとも外側部21に は、前記面状ファスナ31が着脱可能に接合できるように、外面が毛羽立ちした 布材が用いられている。この場合、毛羽立ちした布材を使用せずに、面状ファス ナの雌面を用いてもよい。尚、その他の構成及は前記第1実施例と同様であるた め、図面の符号を同一にして、説明を省略する。
【0018】 従って、この第2実施例では、接続手段に伸縮調整可能かつ着脱可能な面状フ ァスナ32を用いているため、本厚みに係わらず、フィット状態で被せることが できるし、厚さの異なるいずれの本に対しても繰返し使用ができる。
【0019】 次に、図5は第3実施例のブックカバーを本に被せた状態の断面図、図6はこ のブックカバーの接続手段を示す斜視図である。
【0020】 この実施例では、表側カバー1が、本9の表側表紙91に被せるように外側部 11と内側部12で袋状に形成され、その外側部11には、本9の背表紙92を 越えて裏側表紙93に至るように延長して接続手段となるベルト33(図6に示 す)が設けられている。
【0021】 又、裏側カバー2は、本9の裏側表紙93に被せるように外側部21と内側部 22で袋状に形成されて、その外側部21には、本9の背表紙93を越えて表側 表紙91に至り、表側カバー1の内部に差し込まれるように延長して延長部23 が一体に設けられている。また、この裏側カバー2の外側部21には、前記ベル ト33を着脱可能に掛け止めるための2個の環金具34(図5に示す)が接続手 段として取り付けられている。なお、この実施例では、前記両カバー1,2は皮 製である。
【0022】 従って、使用に際しては、図5に示すように、表側カバー1を表側表紙91に 被せ、次に、裏側カバー2を裏側表紙93に被せて、この裏側カバー2の延長部 23を、背表紙92を越えて表側表紙91側に回し、この延長部23を表側カバ ー1の内部に差し込む。次に、ベルト33を裏側表紙93側に回し、このベルト 33を環金具34,34に掛け止めるものである。
【0023】 これにより、表側表紙91、背表紙92、裏側表紙93を完全に覆った状態で 、両カバー1,2を接続させることができるし、ベルト33の環金具34,34 に対する掛け止め位置を調整することで、本の厚みに係わらず、厚さの異なるい ずれの本に対しても、フィット状態で被せることができると共に、繰返し使用が できる。
【0024】 次に、図7は接続手段の他例を示す図で、この場合、多数の係止爪35が形成 された係止ベルト36と、前記係止爪35が着脱可能に係合する受け爪37が内 面に突設された係止ガイド38を備え、この係止ベルト36と係止ガイドの一方 が、表側カバー1に取り付けられ、他方が裏側カバー2に取り付けられている。 尚、係止爪35と受け爪37との係合を解除する場合、係止ガイド38が筒状で あるため、その両側面を指で挾圧すれば、受け爪37が浮き上がって、係止爪3 5との係合を解除するように、係止ガイド38が弾性変形する。
【0025】 以上、本考案の実施例を図面により説明したが、具体的な構成は上記実施例に 限定されることはない。例えば、両カバーの材質は、布、紙、皮以外に、ビニー ル等の合成樹脂や布の表面に樹脂コーティングした複合材料等を使用できるし、 伸縮性のあるものや防水加工等を施してもよい。又、カバーの内面に、紐状ある いは帯状のしおりを取り付けることもできる。
【0026】 又、接続手段としては、実施例の接着面や面状ファスナ等のほか、ボタンやホ ックを用いてもよく、これらを延長部又はベルトに設けるようにしてもよい。
【0027】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案のブックカバーにあっては、表側カバーと裏 側カバーとの2部材に分割され、この両カバーを接続手段で接続するため、厚さ が異なる本に対してフィット状態で被せることができる。
【0028】 また、請求項2の考案では、接続手段を伸縮調整可能かつ着脱可能に形成して いるため、複数の本のいずれにに対しても、フィット状態で被せることができる し、繰返し使用ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のブックカバーを本に被せた状態の
断面図である。
【図2】第1実施例のブックカバーを分解した状態の斜
視図である。
【図3】第1実施例のブックカバーの表側カバーの展開
図である。
【図4】第2実施例のブックカバーを分解した状態の斜
視図である。
【図5】第3実施例のブックカバーを本に被せた状態の
断面図である。
【図6】第3実施例のブックカバーの接続手段を示す斜
視図である。
【図7】ブックカバーの接続手段の他例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 表側カバー 13 延長部 2 裏側カバー 30 接着面(接続手段) 32 面ファスナ(接続手段) 33 ベルト(接続手段) 34 環金具(接続手段) 36 係止ベルト(接続手段) 38 係止ガイド(接続手段) 9 本 91 表側表紙 92 背表紙 93 裏側表紙

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表側表紙に被せる表側カバーと、裏側表
    紙に被せる裏側カバーとを備え、 この両カバーのいずれか一方に背表紙に被せる延長部が
    設けられると共に、前記両カバー間に接続手段が設けら
    れていることを特徴としたブックカバー。
  2. 【請求項2】 前記接続手段が伸縮調整可能かつ着脱可
    能である請求項1記載のブックカバー。
JP2698493U 1993-04-22 1993-04-22 ブックカバー Pending JPH0679566U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2698493U JPH0679566U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 ブックカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2698493U JPH0679566U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 ブックカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0679566U true JPH0679566U (ja) 1994-11-08

Family

ID=12208436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2698493U Pending JPH0679566U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 ブックカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0679566U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279860A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Green Stamp:Kk ブックカバー
JP2016000509A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 智聡 松原 ブックカバー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279860A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Green Stamp:Kk ブックカバー
JP4624444B2 (ja) * 2008-05-23 2011-02-02 グリーンスタンプ株式会社 ブックカバー
JP2016000509A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 智聡 松原 ブックカバー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10503945A (ja) 隅が丸いファスニングタブおむつクロージャー
JPS5812923B2 (ja) おむつ
JPH0725123Y2 (ja) 人工爪
JPH0679566U (ja) ブックカバー
US4343492A (en) Multiple ply adhesive business form
JP2003275246A (ja) 使い捨ておむつ用ファスニングテープ
JP2500368Y2 (ja) 生理用ナプキン
JP3035839U (ja) ブックカバー
JP3079969U (ja) ブックカバー
JP3022450U (ja) ブックカバー
JPH0129230Y2 (ja)
TWM608764U (zh) 用於縮折口罩的口罩縮折固定件
JPH0445905Y2 (ja)
JP3032449U (ja) あぶらとり紙用カバー
JPH08164158A (ja) 絆創膏
JP7114271B2 (ja) 貼付剤貼付用補助具
JP3029917B2 (ja) 鞄の製造方法
JPH02280Y2 (ja)
JP6434119B1 (ja) 貼付剤貼付用補助具
JPH0534451Y2 (ja)
JP3015627U (ja) システム手帳
JP2586284Y2 (ja) 使い捨ておむつ
JPS6228895Y2 (ja)
JP3001943U (ja) 雑誌の付録収納袋
JPH02272074A (ja) 携帯用粘着シート