JPH06793A - ロボットアームカバー - Google Patents
ロボットアームカバーInfo
- Publication number
- JPH06793A JPH06793A JP16054192A JP16054192A JPH06793A JP H06793 A JPH06793 A JP H06793A JP 16054192 A JP16054192 A JP 16054192A JP 16054192 A JP16054192 A JP 16054192A JP H06793 A JPH06793 A JP H06793A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- robot
- robot arm
- arm cover
- sensor
- slider unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】産業用組立ロボットに使われるセンサー取付け
において、ロボットアーム内収納による寸法拡大化と内
部駆動部分との干渉を防止し、ロボットのストローク範
囲のどの位置でも自由に移動可能で安全な特性を持つロ
ボットアームカバーを目的とする。 【構成】ロボットアームカバー1の内側にロボットスト
ロークにわたる凹部8を形成し、ロボット用のセンサー
4およびリード線をその凹部8に収納する構成とする。
において、ロボットアーム内収納による寸法拡大化と内
部駆動部分との干渉を防止し、ロボットのストローク範
囲のどの位置でも自由に移動可能で安全な特性を持つロ
ボットアームカバーを目的とする。 【構成】ロボットアームカバー1の内側にロボットスト
ロークにわたる凹部8を形成し、ロボット用のセンサー
4およびリード線をその凹部8に収納する構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全対策上不可欠とさ
れるロボット用のセンサーを収納することができるロボ
ットアームカバーに関する。
れるロボット用のセンサーを収納することができるロボ
ットアームカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、産業用ロボットのロボットアーム
カバーは、設置スペースの削減などから、ひたすら寸法
の縮小化が求められている。また、外観もデザインが重
視されはじめ、丸みを加えてよりコンパクトなイメージ
か追求されてきている。
カバーは、設置スペースの削減などから、ひたすら寸法
の縮小化が求められている。また、外観もデザインが重
視されはじめ、丸みを加えてよりコンパクトなイメージ
か追求されてきている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
ロボットアームカバーの一例について説明する。第4図
a、bは、従来のロボットアームカバーの内部構造を示
すものである。図において2はスライダーユニットであ
り、レール7と組合わされて摺動するようになってい
る。前記スライダーユニット2はボールネジ6に螺合し
ている。前記の各部材はロボットアームカバー1でカバ
ーされており、前記ロボットアームカバー1の内側には
間隔をおいてセンサーレール3がロボットのストローク
範囲にわたりレール7に取付られ、このセンサーレール
3の任意の位置にはロボット用のセンサー4が固定され
ている。前記スライダーユニット2にはロボット用のセ
ンサー4に対応できるようにマグネット5が取付けられ
る。
ロボットアームカバーの一例について説明する。第4図
a、bは、従来のロボットアームカバーの内部構造を示
すものである。図において2はスライダーユニットであ
り、レール7と組合わされて摺動するようになってい
る。前記スライダーユニット2はボールネジ6に螺合し
ている。前記の各部材はロボットアームカバー1でカバ
ーされており、前記ロボットアームカバー1の内側には
間隔をおいてセンサーレール3がロボットのストローク
範囲にわたりレール7に取付られ、このセンサーレール
3の任意の位置にはロボット用のセンサー4が固定され
ている。前記スライダーユニット2にはロボット用のセ
ンサー4に対応できるようにマグネット5が取付けられ
る。
【0004】以上のように構成されたロボットーアーム
カバーについて、以下その動作を説明する。まず、ボー
ルネジ6に螺合したスライダーユニット2がボールネジ
6の回転により、ロボットのストローク範囲内を軸方向
に駆動する。そしてスライダーユニット2に取付けられ
たマグネット5がロボット用のセンサー4に対応したと
き、センサー4が感知し、安全手段を講じるようにして
いる。
カバーについて、以下その動作を説明する。まず、ボー
ルネジ6に螺合したスライダーユニット2がボールネジ
6の回転により、ロボットのストローク範囲内を軸方向
に駆動する。そしてスライダーユニット2に取付けられ
たマグネット5がロボット用のセンサー4に対応したと
き、センサー4が感知し、安全手段を講じるようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、センサーレール3という部品を介してセ
ンサー4を取付けるため、ロボットアームカバー1内で
のロボット用のセンサー4の取付けにスペースを多く必
要とし、ロボットの寸法を縮小することが不可能だっ
た。また、スライダーユニット2とロボット用のセンサ
ー4のリード線(図示せず)との間に仕切りがないた
め、スライダーユニット2の摺動時に干渉して断線する
という問題点を有していた。
うな構成では、センサーレール3という部品を介してセ
ンサー4を取付けるため、ロボットアームカバー1内で
のロボット用のセンサー4の取付けにスペースを多く必
要とし、ロボットの寸法を縮小することが不可能だっ
た。また、スライダーユニット2とロボット用のセンサ
ー4のリード線(図示せず)との間に仕切りがないた
め、スライダーユニット2の摺動時に干渉して断線する
という問題点を有していた。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、産業用ロボッ
トにおけるロボット用のセンサーおよびリード線をロボ
ットアーム内に収納するにあたって、そのロボット用の
センサー、リード線の取付部分により発生する寸法の拡
大化、内部スライダーユニットとの干渉を防止し、安全
性が確保できるロボットアームカバーを提供することを
目的とするものである。
トにおけるロボット用のセンサーおよびリード線をロボ
ットアーム内に収納するにあたって、そのロボット用の
センサー、リード線の取付部分により発生する寸法の拡
大化、内部スライダーユニットとの干渉を防止し、安全
性が確保できるロボットアームカバーを提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のロボットアームカバーは、ロボットアームカ
バーの内側にロボットストローク範囲にわたって収納ス
ペースとなる凹部を形成し、この凹部にロボット用のセ
ンサーおよびリード線を配置する構成としたものであ
る。
に本発明のロボットアームカバーは、ロボットアームカ
バーの内側にロボットストローク範囲にわたって収納ス
ペースとなる凹部を形成し、この凹部にロボット用のセ
ンサーおよびリード線を配置する構成としたものであ
る。
【0008】
【作用】上記構成においては、ロボットアームカバーそ
のものが収納スペースを形成し、収納されたセンサおよ
びリード線はスライダーユニットとの干渉がなく、しか
も省スペースできることとなる。
のものが収納スペースを形成し、収納されたセンサおよ
びリード線はスライダーユニットとの干渉がなく、しか
も省スペースできることとなる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例のロボットアームカバ
ーについて、図1〜図3を参照しながら説明する。な
お、従来例と同一構成要素には同符号を用いる。図は本
発明の一実施例におけるロボットアームカバーの内部構
造を示すものである。図において2はスライダーユニッ
トであり、レール7と組み合わされて摺動するようにな
っている。前記スライダーユニット2はボールネジ6に
結合され、ボールネジ6の回転でロボットのストロー9
範囲内を軸方向に動くようにしている。ロボットアーム
カバー1はアルミ押出材によって形成され、その内側に
ロボットストローク範囲にわたる凹部8を有し、この凹
部8内にロボット用のセンサーおよびリード線(図示せ
ず)を収納している。そして前記スライダーユニット2
にはマグネット5が取付けられている。以上のように構
成されたロボットアームカバーについて、以下その動作
を説明する。
ーについて、図1〜図3を参照しながら説明する。な
お、従来例と同一構成要素には同符号を用いる。図は本
発明の一実施例におけるロボットアームカバーの内部構
造を示すものである。図において2はスライダーユニッ
トであり、レール7と組み合わされて摺動するようにな
っている。前記スライダーユニット2はボールネジ6に
結合され、ボールネジ6の回転でロボットのストロー9
範囲内を軸方向に動くようにしている。ロボットアーム
カバー1はアルミ押出材によって形成され、その内側に
ロボットストローク範囲にわたる凹部8を有し、この凹
部8内にロボット用のセンサーおよびリード線(図示せ
ず)を収納している。そして前記スライダーユニット2
にはマグネット5が取付けられている。以上のように構
成されたロボットアームカバーについて、以下その動作
を説明する。
【0010】ボールネジ6に螺合したスライダーユニッ
ト2がボールネジ6の回転によりロボットのストローク
範囲内を軸方向に駆動する。ロボット用のセンサー4お
よびリード線はロボットアームカバー1内側の凹部8、
すなわち収納スペースに収納されており、前記スライダ
ーユニット2のストローク移動時にスライダーユニット
2と干渉することはない。以上のように本実施例は、ロ
ボットアームカバー1の内側に、ロボットストローク範
囲にわたる凹部8による内部収納スペースを形成してあ
り、これに収められたロボット用のセンサー4およびリ
ード線は、スライダーユニット2の駆動時にスライダー
ユニット2と干渉することが無く、ロボットの安全性が
確保できる。
ト2がボールネジ6の回転によりロボットのストローク
範囲内を軸方向に駆動する。ロボット用のセンサー4お
よびリード線はロボットアームカバー1内側の凹部8、
すなわち収納スペースに収納されており、前記スライダ
ーユニット2のストローク移動時にスライダーユニット
2と干渉することはない。以上のように本実施例は、ロ
ボットアームカバー1の内側に、ロボットストローク範
囲にわたる凹部8による内部収納スペースを形成してあ
り、これに収められたロボット用のセンサー4およびリ
ード線は、スライダーユニット2の駆動時にスライダー
ユニット2と干渉することが無く、ロボットの安全性が
確保できる。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明はロボットアームカバーの内側に直接にロボ
ット用のセンサーおよびリード線の内部収納スペースと
なる凹部を設けることにより、センサーレールを廃止
し、省スペースでロボット用のセンサーおよびリード線
を収納でき、しかもセンサーおよびリード線はスライダ
ーユニットと干渉が無く、ロボットの安全性が確保でき
る。
に、本発明はロボットアームカバーの内側に直接にロボ
ット用のセンサーおよびリード線の内部収納スペースと
なる凹部を設けることにより、センサーレールを廃止
し、省スペースでロボット用のセンサーおよびリード線
を収納でき、しかもセンサーおよびリード線はスライダ
ーユニットと干渉が無く、ロボットの安全性が確保でき
る。
【図1】本発明の一実施例のロボットアームカバー部の
断面図
断面図
【図2】同ロボットアームカバー部の平面図
【図3】同ロボットアームカバーの斜視図
【図4】(a) は従来のロボットアームカバー部の断面図 (b) は従来のロボットアームカバー部の平面図
1 ロボットアームカバー 2 スライダーユニット 4 ロボット用のセンサー 5 マグネット 6 ボールネジ 7 レール 8 凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 スライダーユニットをカバーし、内側部
にロボットのストローク範囲にわたり、かつ収納スペー
スとなる凹部を形成し、この凹部にロボット用のセンサ
を配設したロボットアームカバー。 - 【請求項2】 凹部にロボット用のセンサーおよびリー
ド線を配設した請求項1記載のロボットアームカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16054192A JPH06793A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | ロボットアームカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16054192A JPH06793A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | ロボットアームカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06793A true JPH06793A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15717217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16054192A Pending JPH06793A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | ロボットアームカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06793A (ja) |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP16054192A patent/JPH06793A/ja active Pending
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