JPH0679281B2 - 履歴データ管理装置 - Google Patents
履歴データ管理装置Info
- Publication number
- JPH0679281B2 JPH0679281B2 JP62057960A JP5796087A JPH0679281B2 JP H0679281 B2 JPH0679281 B2 JP H0679281B2 JP 62057960 A JP62057960 A JP 62057960A JP 5796087 A JP5796087 A JP 5796087A JP H0679281 B2 JPH0679281 B2 JP H0679281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- time
- version table
- latest
- storing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 この発明は、履歴データから所望のデータを検索して出
力する際に、履歴データを重複して保持する冗長性およ
び膨大な履歴データから所望のデータを非効率に読み出
していた問題を解決するため、履歴データを最新データ
と、旧データとに分けて格納する最新版テーブルおよび
旧版テーブルを設けると共に、これら最新版テーブルお
よび旧版テーブルの該当する時間的に変化するデータを
ポイントするポインタを格納する時間インデクステーブ
ルを設け、この時間インデクステーブルに格納されてい
るポインタによってポイントされかつ入力したキーを参
照して所望のデータを最新版テーブルあるいは旧版テー
ブルから読み出して出力することにより、履歴データの
重複した格納を避けて所望の履歴データを効率良好に読
み出して出力するようにしている。
力する際に、履歴データを重複して保持する冗長性およ
び膨大な履歴データから所望のデータを非効率に読み出
していた問題を解決するため、履歴データを最新データ
と、旧データとに分けて格納する最新版テーブルおよび
旧版テーブルを設けると共に、これら最新版テーブルお
よび旧版テーブルの該当する時間的に変化するデータを
ポイントするポインタを格納する時間インデクステーブ
ルを設け、この時間インデクステーブルに格納されてい
るポインタによってポイントされかつ入力したキーを参
照して所望のデータを最新版テーブルあるいは旧版テー
ブルから読み出して出力することにより、履歴データの
重複した格納を避けて所望の履歴データを効率良好に読
み出して出力するようにしている。
本発明は、履歴データを格納する最新版テーブルと旧版
テーブルとを設けると共に、時間インデクステーブルを
設けて重複した履歴データの格納を避け、効率良好に所
望の履歴データを読み出し得るよう構成した履歴データ
管理方式に関するものである。
テーブルとを設けると共に、時間インデクステーブルを
設けて重複した履歴データの格納を避け、効率良好に所
望の履歴データを読み出し得るよう構成した履歴データ
管理方式に関するものである。
情報処理の分野では、データの時間的な変化を記述し、
利用しようとする要求が高まりつつある。例えば医療の
分野における患者の病状の変化や、統計における時系列
データや、設計分野におけるバージョンの管理などがこ
れにあたる。
利用しようとする要求が高まりつつある。例えば医療の
分野における患者の病状の変化や、統計における時系列
データや、設計分野におけるバージョンの管理などがこ
れにあたる。
従来、例えば第５図（イ）および（ロ）に示すように、
時間的に変化するデータを全て格納して検索する方法が
ある。これは、データのフィールド（属性）毎に夫々の
データの変化する時間が異なっている場合、変化しない
データに対しても変化するデータと同様に格納するた
め、冗長なデータを持つこととなってしまうという問題
点があった。また、この冗長なデータを持つという点を
避けるために、第５図（ハ）に示すように、リレーショ
ナル・データベースの非正規化テーブルを利用して格納
する方法、および第５図（ニ）に示すように、時間変化
の最小単位に分割して格納する方式が考えられた。
時間的に変化するデータを全て格納して検索する方法が
ある。これは、データのフィールド（属性）毎に夫々の
データの変化する時間が異なっている場合、変化しない
データに対しても変化するデータと同様に格納するた
め、冗長なデータを持つこととなってしまうという問題
点があった。また、この冗長なデータを持つという点を
避けるために、第５図（ハ）に示すように、リレーショ
ナル・データベースの非正規化テーブルを利用して格納
する方法、および第５図（ニ）に示すように、時間変化
の最小単位に分割して格納する方式が考えられた。
しかし、第５図（ハ）に示す方式は、フィールド毎に格
納するデータの冗長性は低くなるが、全体のテーブルが
大きくなり、そのため１度に大量のデータを取り扱わな
くてはならず、しかも時間をキーとしたインデクスによ
るアクセスができず、データの効率的なアクセスをはば
む原因となってしまうという問題点があった。
納するデータの冗長性は低くなるが、全体のテーブルが
大きくなり、そのため１度に大量のデータを取り扱わな
くてはならず、しかも時間をキーとしたインデクスによ
るアクセスができず、データの効率的なアクセスをはば
む原因となってしまうという問題点があった。
また、第５図（ニ）に示す方式は、第５図（イ）および
第５図（ロ）に示す方式よりもデータの冗長性は低い
が、第５図（ハ）に示す方式よりは冗長性が高いという
問題点があった。このため、本発明の目的は、データの
冗長性を小さくしたままで履歴データを格納すると共
に、高速に検索することを目的としている。
第５図（ロ）に示す方式よりもデータの冗長性は低い
が、第５図（ハ）に示す方式よりは冗長性が高いという
問題点があった。このため、本発明の目的は、データの
冗長性を小さくしたままで履歴データを格納すると共
に、高速に検索することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、最新のデータを
キーに関連づけて格納する最新版テーブル１と、時間に
よって変化するデータを１群としてキーに関連づけて夫
々格納する旧版テーブル２−１ないし２−ｍと、時間的
に変化するデータを採取した時区間を該当するデータ毎
に時系列に夫々格納し、かつこれらの時区間で採取した
データを格納する最新版テーブル１および旧版テーブル
２−１ないし２−ｍの該当するフィールドをポイントす
るポインタを格納した時間インデクスルテーブル３−１
ないし３−ｍとを設け、外部から入力された質問に対し
て、対応する最新版テーブル１を検索して入力されたキ
ーに対応する所望のデータを見つけ出し、あるいは時間
インデクステーブル３−１ないし３−ｍを検索して所望
の時区間に対応するポインタを読み出しかつ入力された
キーを参照して対応する旧版テーブル２−１ないし２−
ｍを検索して所望のデータを見つけ出して応答するよう
にしている。
キーに関連づけて格納する最新版テーブル１と、時間に
よって変化するデータを１群としてキーに関連づけて夫
々格納する旧版テーブル２−１ないし２−ｍと、時間的
に変化するデータを採取した時区間を該当するデータ毎
に時系列に夫々格納し、かつこれらの時区間で採取した
データを格納する最新版テーブル１および旧版テーブル
２−１ないし２−ｍの該当するフィールドをポイントす
るポインタを格納した時間インデクスルテーブル３−１
ないし３−ｍとを設け、外部から入力された質問に対し
て、対応する最新版テーブル１を検索して入力されたキ
ーに対応する所望のデータを見つけ出し、あるいは時間
インデクステーブル３−１ないし３−ｍを検索して所望
の時区間に対応するポインタを読み出しかつ入力された
キーを参照して対応する旧版テーブル２−１ないし２−
ｍを検索して所望のデータを見つけ出して応答するよう
にしている。
第１図は本発明の原理構成図を示す。図中最新版テーブ
ル１は、最新のデータを格納するものである。この最新
版テーブル１中のＫはキー例えば氏名など、F1ないしFL
は時間的に変化しないデータ例えば性別など、V1ないし
Vmは時間的に変化するデータ例えば血圧などを格納する
フィールドを示す。
ル１は、最新のデータを格納するものである。この最新
版テーブル１中のＫはキー例えば氏名など、F1ないしFL
は時間的に変化しないデータ例えば性別など、V1ないし
Vmは時間的に変化するデータ例えば血圧などを格納する
フィールドを示す。
旧版テーブル（１）２−１ないし２−ｍは、過去に採取
したデータを夫々の時間的に変化するデータ別に格納す
るものである。
したデータを夫々の時間的に変化するデータ別に格納す
るものである。
時間インデクステーブル３−１ないし３−ｍは、採取し
たデータの時区間を夫々のデータ別に格納すると共に、
この時区間に対応するデータを格納した格納先のポイン
タを格納するものである。
たデータの時区間を夫々のデータ別に格納すると共に、
この時区間に対応するデータを格納した格納先のポイン
タを格納するものである。
データ格納管理部４は、採取した入力データをキーに関
連づけて最新テーブル１および該当する旧版テーブル２
−１ないし２−ｍに格納すると共に、このデータを採取
した時区間情報およびデータの格納先をポイントするポ
インタを時間インデクステーブル３−１ないし３−ｍに
格納するものである。
連づけて最新テーブル１および該当する旧版テーブル２
−１ないし２−ｍに格納すると共に、このデータを採取
した時区間情報およびデータの格納先をポイントするポ
インタを時間インデクステーブル３−１ないし３−ｍに
格納するものである。
データアクセス管理部５は、質問に対応する履歴データ
を、最新版テーブル１、旧版テーブル２−１ないし２−
ｍ、および時間インデクステーブル３−１ないし３−ｍ
から検索して出力データとして出力するものである。
を、最新版テーブル１、旧版テーブル２−１ないし２−
ｍ、および時間インデクステーブル３−１ないし３−ｍ
から検索して出力データとして出力するものである。
次に、動作を説明する。
第１図において、データ格納管理部４は、予め入力され
た入力データに基づいて最新版テーブル１、旧版テーブ
ル２−１ないし２−ｍ、および時間インデクステーブル
３−１ないし３−ｍを作成する。次に、質問をデータア
クセス管理部５に入力すると、このデータアクセス管理
部５は、最新の履歴データを質問している場合には、最
新版テーブル１から該当するキー（ki）に対応する所望
の項目例えばv1を検索して読み出して出力データとして
出力する。また、過去の所定時区間の履歴データを質問
している場合には、該当するデータを管理する時間イン
デクステーブル３−ｉ中を検索して該当する時区間に関
連づけて格納してあるポインタを読み出し、このポイン
タでポイントされる旧版テーブル２−ｉからキーに対応
する所望のデータを読み出して出力データとして出力す
る。
た入力データに基づいて最新版テーブル１、旧版テーブ
ル２−１ないし２−ｍ、および時間インデクステーブル
３−１ないし３−ｍを作成する。次に、質問をデータア
クセス管理部５に入力すると、このデータアクセス管理
部５は、最新の履歴データを質問している場合には、最
新版テーブル１から該当するキー（ki）に対応する所望
の項目例えばv1を検索して読み出して出力データとして
出力する。また、過去の所定時区間の履歴データを質問
している場合には、該当するデータを管理する時間イン
デクステーブル３−ｉ中を検索して該当する時区間に関
連づけて格納してあるポインタを読み出し、このポイン
タでポイントされる旧版テーブル２−ｉからキーに対応
する所望のデータを読み出して出力データとして出力す
る。
以上のように、最新データを格納する最新版テーブル
１、過去の履歴データを格納する旧版テーブル２−１な
いし２−ｍ、および時区間に対応づけて最新版テーブル
１と旧版テーブル２−１ないし２−ｍとをポイントする
ポインタを格納する時間インデクステーブル３−１ない
し３−ｍを設け、これらを検索して質問に対応するデー
タを読み出して応答することにより、格納する履歴デー
タの冗長性を低くし、かつデータの読み出しを迅速に行
うことが可能となる。
１、過去の履歴データを格納する旧版テーブル２−１な
いし２−ｍ、および時区間に対応づけて最新版テーブル
１と旧版テーブル２−１ないし２−ｍとをポイントする
ポインタを格納する時間インデクステーブル３−１ない
し３−ｍを設け、これらを検索して質問に対応するデー
タを読み出して応答することにより、格納する履歴デー
タの冗長性を低くし、かつデータの読み出しを迅速に行
うことが可能となる。
次に、第２図ないし第４図を参照して患者に適用する場
合について本発明の１実施例の構成および動作を順次詳
細に説明する。
合について本発明の１実施例の構成および動作を順次詳
細に説明する。
第２図において、図中最新版テーブル１は、最新のデー
タを格納するものであって、名前（キー、Ｋ）として
“太郎”（k1）、“次郎”（k2）が格納され、時間的に
変化しないデータとして性別に対して“男”、時間的に
変化するデータとして血圧に対して“130〔t4_〕”、赤
血球に対して“60〔t4_〕”、および、白血球に対して
“150〔t4_〕”を格納するものである。以下同様に次郎
などに対しても格納する。ここで例えば時間的に変化す
る血圧が“130〔t1t4〕”という時区間の表現は、時間t
1から時間t4の間、血圧が“130"であったことを表すも
のである。また、最新版テーブル１中に格納した血圧が
“130〔t4_〕”という時区間の表現は、最新に血圧を採
取した時間t4における血圧を表す。
タを格納するものであって、名前（キー、Ｋ）として
“太郎”（k1）、“次郎”（k2）が格納され、時間的に
変化しないデータとして性別に対して“男”、時間的に
変化するデータとして血圧に対して“130〔t4_〕”、赤
血球に対して“60〔t4_〕”、および、白血球に対して
“150〔t4_〕”を格納するものである。以下同様に次郎
などに対しても格納する。ここで例えば時間的に変化す
る血圧が“130〔t1t4〕”という時区間の表現は、時間t
1から時間t4の間、血圧が“130"であったことを表すも
のである。また、最新版テーブル１中に格納した血圧が
“130〔t4_〕”という時区間の表現は、最新に血圧を採
取した時間t4における血圧を表す。
旧版テーブル２−１ないし２−３は、過去に採取したデ
ータを夫々の時間的に変化するデータ別に格納するもの
であって、旧版テーブル（血圧）２−１には名前（キ
ー）に対応づけて夫々の時区間における血圧を図示のよ
うに格納するものである。同様に、旧版テーブル（赤血
球）２−２および旧版テーブル（白血球）２−３は名前
に対応づけて赤血球数と白血球数とを夫々の時区間に対
応づけて格納するものである。
ータを夫々の時間的に変化するデータ別に格納するもの
であって、旧版テーブル（血圧）２−１には名前（キ
ー）に対応づけて夫々の時区間における血圧を図示のよ
うに格納するものである。同様に、旧版テーブル（赤血
球）２−２および旧版テーブル（白血球）２−３は名前
に対応づけて赤血球数と白血球数とを夫々の時区間に対
応づけて格納するものである。
時間インデクステーブル３−１ないし３−３は、データ
を採取した時区間をデータ別に格納すると共に、この時
区間で採取したデータを格納した格納先のポインタを格
納するものであって、例えば時間インデクステーブル３
−１中の第１番目には最新のデータを採取した時区間
〔t4_〕と、この時区間〔t4_〕で採取したデータ（最新
版テーブル１に格納されているデータ）をポイントする
ポインタとを図示のように格納するものである。第２番
目には次の時区間例えば時区間〔t2t4〕と、この時区間
〔t2t4〕で採取したデータ（旧版テーブル２−１に格納
されているデータ）をポイントするポインタとを図示の
ように格納するものである。第３番目以下も同様に、図
示のように格納する。
を採取した時区間をデータ別に格納すると共に、この時
区間で採取したデータを格納した格納先のポインタを格
納するものであって、例えば時間インデクステーブル３
−１中の第１番目には最新のデータを採取した時区間
〔t4_〕と、この時区間〔t4_〕で採取したデータ（最新
版テーブル１に格納されているデータ）をポイントする
ポインタとを図示のように格納するものである。第２番
目には次の時区間例えば時区間〔t2t4〕と、この時区間
〔t2t4〕で採取したデータ（旧版テーブル２−１に格納
されているデータ）をポイントするポインタとを図示の
ように格納するものである。第３番目以下も同様に、図
示のように格納する。
データ格納管理部４は、採取した入力データに基づいて
図示のようなテーブルを作成して夫々のデータを格納す
るものである。
図示のようなテーブルを作成して夫々のデータを格納す
るものである。
データアクセス管理部５は、質問に対応する履歴データ
を、時間インデクステーブル３−１ないし３−３を参照
して最新版テーブル１、あるいは旧版テーブル２−１な
いし２−３から検索して出力データとして出力するもの
である。
を、時間インデクステーブル３−１ないし３−３を参照
して最新版テーブル１、あるいは旧版テーブル２−１な
いし２−３から検索して出力データとして出力するもの
である。
次に、第３図を用いて第２図図示テーブルを作成してデ
ータを格納する手順を詳細に説明する。
ータを格納する手順を詳細に説明する。
第３図において、図中は、データを入力する状態を示
す。これは、入力データ例えばキーとして太郎（K1）、
時間的に変化しないデータとして性別（F1）、および時
間的に変化するデータとして血圧（V1）、赤血球
（V2）、白血球（V3）のいずれかあるいは全てをデータ
格納管理部４に入力することを意味している。
す。これは、入力データ例えばキーとして太郎（K1）、
時間的に変化しないデータとして性別（F1）、および時
間的に変化するデータとして血圧（V1）、赤血球
（V2）、白血球（V3）のいずれかあるいは全てをデータ
格納管理部４に入力することを意味している。
図中は、最新版テーブル１の該当キー（K1）を検索す
る状態を示す。これは、入力データ中のキー例えば太郎
の名前が格納されている最新版テーブル１のフィールド
を見つけ出すことを意味している。
る状態を示す。これは、入力データ中のキー例えば太郎
の名前が格納されている最新版テーブル１のフィールド
を見つけ出すことを意味している。
図中は、キー（例えば太郎）に基づいて旧版テーブル
２−１ないし２−３を検索する状態を示す。これは、入
力データ中の該当する例えば血圧（V1）を格納する旧版
テーブル２−ｉを検索して見つけ出すことを意味してい
る。
２−１ないし２−３を検索する状態を示す。これは、入
力データ中の該当する例えば血圧（V1）を格納する旧版
テーブル２−ｉを検索して見つけ出すことを意味してい
る。
図中は、図中で見つけた最新版テーブル１の該当フ
ィールドの内容を図中で見つけた旧版テーブル２−ｉ
の同一キーのグループの先頭のフィールドに挿入する態
様で書き込む状態を示す。これは、入力データを書き込
む、べき最新版テーブル１中の該当するフィールドの内
容を、該当する旧版テーブル２−ｉ中の同一キーのグル
ープの先頭に挿入する態様で書き込み、保存することを
意味している。
ィールドの内容を図中で見つけた旧版テーブル２−ｉ
の同一キーのグループの先頭のフィールドに挿入する態
様で書き込む状態を示す。これは、入力データを書き込
む、べき最新版テーブル１中の該当するフィールドの内
容を、該当する旧版テーブル２−ｉ中の同一キーのグル
ープの先頭に挿入する態様で書き込み、保存することを
意味している。
図中は、時間インデクステーブル３−ｉの書き換えを
行う状態を示す。これは、旧版テーブル２−ｉに移した
データの時区間情報およびこのデータをポイントするポ
インタを時間インデクステーブル３−ｉの同一キーのグ
ループの先頭のフィールドを更新することを意味してい
る。次に、同一キーのグループの先頭に、最新版テーブ
ル１に格納されているデータの採取時区間およびポイン
タを追加して格納する。これにより、最新の入力データ
を採取した時区間情報が保持されると共に、最新版テー
ブル１をポイントするポインタおよび最新版テーブル１
中から旧版テーブル２−ｉに移動させたデータをポイン
トするポインタが生成され保持されることとなる。
行う状態を示す。これは、旧版テーブル２−ｉに移した
データの時区間情報およびこのデータをポイントするポ
インタを時間インデクステーブル３−ｉの同一キーのグ
ループの先頭のフィールドを更新することを意味してい
る。次に、同一キーのグループの先頭に、最新版テーブ
ル１に格納されているデータの採取時区間およびポイン
タを追加して格納する。これにより、最新の入力データ
を採取した時区間情報が保持されると共に、最新版テー
ブル１をポイントするポインタおよび最新版テーブル１
中から旧版テーブル２−ｉに移動させたデータをポイン
トするポインタが生成され保持されることとなる。
図中は、最新版テーブル１の書き換えを行う状態を示
す。これは、最新の入力データを最新版テーブル１中の
該当するフィールドに対して書き換える状態を示す。こ
れにより、最新のデータが、当該最新版テーブル１中に
常に保持されることとなる。
す。これは、最新の入力データを最新版テーブル１中の
該当するフィールドに対して書き換える状態を示す。こ
れにより、最新のデータが、当該最新版テーブル１中に
常に保持されることとなる。
以上のように、最新のデータを常に最新版テーブル１に
格納すると共に、過去のデータをデータ別に設けた旧版
テーブル２−ｉに格納し、かつこれら最新版テーブル１
および旧版テーブル２−ｉに格納されるデータをポイン
トするポインタに関連づけてこれらのデータを採取した
時区間情報を時間インデクステーブル３−ｉに格納する
ことにより、入力データを重複して格納することを避け
て多量のデータを格納することが可能となる。
格納すると共に、過去のデータをデータ別に設けた旧版
テーブル２−ｉに格納し、かつこれら最新版テーブル１
および旧版テーブル２−ｉに格納されるデータをポイン
トするポインタに関連づけてこれらのデータを採取した
時区間情報を時間インデクステーブル３−ｉに格納する
ことにより、入力データを重複して格納することを避け
て多量のデータを格納することが可能となる。
次に、第４図を用いて質問に応答してデータを出力する
場合について詳細に説明する。
場合について詳細に説明する。
第４図において、図中は、質問を入力する状態を示
す。これは、例えば“時間t2における太郎の赤血球の値
はいくつであったか?"という質問をデータアクセス管理
部５に入力することを意味している。
す。これは、例えば“時間t2における太郎の赤血球の値
はいくつであったか?"という質問をデータアクセス管理
部５に入力することを意味している。
図中は、最新版テーブル１中から該当するキー（Ki）
を検索する状態を示す。
を検索する状態を示す。
図中は、最新版のものであるか否かを判別する状態を
示す。YESの場合（質問が最新版テーブル１に格納され
ているものである場合）には、図中で最新版テーブル
１中の該当するフィールドからその内容を読み出して出
力データとして出力する。NOの場合には、図中を実行
する。
示す。YESの場合（質問が最新版テーブル１に格納され
ているものである場合）には、図中で最新版テーブル
１中の該当するフィールドからその内容を読み出して出
力データとして出力する。NOの場合には、図中を実行
する。
図中は、該当する時間インデクステーブル３−ｉを参
照する状態を示す。これは、質問中に含まれる例えば
“赤血球”に対応する時間インデクステーブル２−２中
から、質問中に含まれる“時間t2"に該当する時区間〔t
1t4〕に関連づけて格納されているポインタを読み出す
ことを意味している。
照する状態を示す。これは、質問中に含まれる例えば
“赤血球”に対応する時間インデクステーブル２−２中
から、質問中に含まれる“時間t2"に該当する時区間〔t
1t4〕に関連づけて格納されているポインタを読み出す
ことを意味している。
図中は、旧版テーブル２−ｉを検索し、キー（Ki）で
照合して所望のデータを検索する状態を示す。これは、
時間インデクステーブル２−２中から読み出したポイン
タによってポイントされる旧版テーブル（赤血球）２−
２中の“太郎”のフィールドの赤血球の値“70〔t
1t4〕”を読み出すことを意味している。
照合して所望のデータを検索する状態を示す。これは、
時間インデクステーブル２−２中から読み出したポイン
タによってポイントされる旧版テーブル（赤血球）２−
２中の“太郎”のフィールドの赤血球の値“70〔t
1t4〕”を読み出すことを意味している。
図中は、図中で読み出したデータを出力する状態を
示す。これは、図中で読み出した赤血球の値“70〔t1
t4〕”を出力すること、例えば“時間t2における太郎の
赤血球の値はいくつであったか?"の質問に対応して“時
間t2における太郎の赤血球の値は70であった”と応答す
ることを意味している。
示す。これは、図中で読み出した赤血球の値“70〔t1
t4〕”を出力すること、例えば“時間t2における太郎の
赤血球の値はいくつであったか?"の質問に対応して“時
間t2における太郎の赤血球の値は70であった”と応答す
ることを意味している。
以上の手順によって、入力データに対応する履歴データ
を検索して迅速に出力することが可能となる。
を検索して迅速に出力することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、履歴データを最
新データと、旧データとに分けて格納する最新版テーブ
ルおよび旧版テーブルを設けると共に、これら最新版テ
ーブルおよび旧版テーブルに格納したデータを採取した
時区間情報およびこのデータをポイントするポインタを
格納する時間インデクステーブルを設け、この時間イン
デクステーブルに格納されている該当する時区間情報に
関連づけて格納されているポインタによってポイントさ
れかつ入力したキーを参照して所望のデータを読み出し
て出力する構成を採用しているため、履歴データを重複
して格納することを避けることができると共に、所望の
履歴データを検索して迅速に読み出すことができる。
新データと、旧データとに分けて格納する最新版テーブ
ルおよび旧版テーブルを設けると共に、これら最新版テ
ーブルおよび旧版テーブルに格納したデータを採取した
時区間情報およびこのデータをポイントするポインタを
格納する時間インデクステーブルを設け、この時間イン
デクステーブルに格納されている該当する時区間情報に
関連づけて格納されているポインタによってポイントさ
れかつ入力したキーを参照して所望のデータを読み出し
て出力する構成を採用しているため、履歴データを重複
して格納することを避けることができると共に、所望の
履歴データを検索して迅速に読み出すことができる。
第１図は本発明の原理構成図、第２図は本発明の１実施
例構成図、第３図は本発明に係わる入力データ処理フロ
ーチャート、第４図は本発明に係わる質問応答フローチ
ャート、第５図は従来方式の概念説明図を示す。 図中、１は最新版テーブル、２−１ないし２−ｍは旧版
テーブル、３−１ないし３−ｍは時間インデクステーブ
ル、４はデータ格納管理部、５はデータアクセス管理部
を表す。
例構成図、第３図は本発明に係わる入力データ処理フロ
ーチャート、第４図は本発明に係わる質問応答フローチ
ャート、第５図は従来方式の概念説明図を示す。 図中、１は最新版テーブル、２−１ないし２−ｍは旧版
テーブル、３−１ないし３−ｍは時間インデクステーブ
ル、４はデータ格納管理部、５はデータアクセス管理部
を表す。
Claims (1)
- 【請求項１】最新のデータをキーに関連づけて格納する
最新版テーブル（１）と、 時間によって変化するデータを１群としてキーに関連づ
けて夫々格納する旧版テーブル（２−１）ないし（２−
ｍ）と、 時間的に変化するデータを採取した時区間を該当するデ
ータ毎に時系列に夫々格納し、かつこれらの時区間で採
取したデータを格納する上記最新版テーブル（１）およ
び旧版テーブル（２−１）ないし（２−ｍ）の該当する
フィールドをポイントするポインタを格納した時間イン
デクステーブル（３−１）ないし（３−ｍ）と、 外部から入力された質問に対して、対応する最新版テー
ブル（１）を検索して入力されたキーに対応する所望の
データを見つけ出し、あるいは時間インデクステーブル
（３−１）ないし（３−ｍ）を検索して所望の時区間に
対応するポィンタを読み出しかつ入力されたキーを参照
して対応する旧版テーブル（２−１）ないし（２−ｍ）
を検索して所望のデータを見つけ出して応答するデータ
アクセス管理部（５）とを備えるよう構成したことを特
徴とする履歴データ管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62057960A JPH0679281B2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 履歴データ管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62057960A JPH0679281B2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 履歴データ管理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63225835A JPS63225835A (ja) | 1988-09-20 |
| JPH0679281B2 true JPH0679281B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=13070581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62057960A Expired - Lifetime JPH0679281B2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 履歴データ管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0679281B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3699267B2 (ja) * | 1998-01-05 | 2005-09-28 | 株式会社ニューズウオッチ | 検索方法及び検索装置並びにデータベース方法及びデータベース装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6198459A (ja) * | 1984-10-19 | 1986-05-16 | Nec Corp | 多次元デ−タ管理方式 |
-
1987
- 1987-03-14 JP JP62057960A patent/JPH0679281B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 情報処理学会第３３回（昭和６１年後期）全国大会講演論文集、ＰＰ．７９１−７９２ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63225835A (ja) | 1988-09-20 |
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