JPH0678233A - 文字・音信号発生装置 - Google Patents

文字・音信号発生装置

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Publication number
JPH0678233A
JPH0678233A JP4230368A JP23036892A JPH0678233A JP H0678233 A JPH0678233 A JP H0678233A JP 4230368 A JP4230368 A JP 4230368A JP 23036892 A JP23036892 A JP 23036892A JP H0678233 A JPH0678233 A JP H0678233A
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JP
Japan
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character
signal
display
reference signal
waveform data
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Application number
JP4230368A
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English (en)
Inventor
Toshio Kamata
寿夫 鎌田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0678233A publication Critical patent/JPH0678233A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】文字発生機能及び音発生機能を簡単な構成で得
る。 【構成】合成基準信号デコーダ55は水平位置カウンタ6
の出力から水平走査基準信号に同期し、非表示期間に発
生する合成基準信号を出力する。音合成制御回路62は合
成基準信号及びフレーム基準信号に基づいて波形データ
メモリアドレス合成回路64を制御することにより、波形
データメモリ63に格納された波形データを読出す。波形
データメモリ63の読出しは、文字信号発生部51からの合
成基準信号を用いており、従来と異なり、波形データメ
モリ63のアドレスを指定するための発振回路等は不要で
あり、回路を簡単化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】本発明は、文字表示機能及び音発
生機能を有するテレビジョン受像機などに好適の文字・
音信号発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機においては、
チャンネル表示及び音量表示等を画面上の映像に重ねて
表示するスーパーインポーズ機能を有しているものがあ
る。図5はこの種の文字信号発生装置を示すブロック図
である。図5の装置は株式会社東芝製の4ビットマイク
ロコントローラのユーザーズマニュアルp4−87〜p
4−92に記載されたものである。
【0003】発振回路1は端子2,3に発振子が接続さ
れており、端子4を介して水平同期信号HDがトリガと
して与えられて、水平周波数の整数倍の発振周波数で発
振する。水平位置カウンタ6は発振回路1の発振出力を
カウントしてカウント値を水平位置デコーダ7に出力す
る。一方、垂直位置カウンタ8は端子5からの垂直同期
信号VDによってリセットされ、水平同期信号HDをカ
ウントして、カウント値を垂直位置デコーダ9に出力す
る。水平位置デコーダ7は水平位置カウンタ6の出力に
よって水平方向走査位置を検出しており、チャンネル表
示等のスーパーインポーズ表示の水平方向の表示開始位
置に到達すると、水平表示開始信号をOSD(オンスク
リーンディスプレイ)制御回路10に出力する。また、垂
直位置デコーダ9は垂直位置カウンタ8の出力によって
垂直方向走査位置を検出し、垂直方向の表示開始タイミ
ングにおいて垂直表示開始信号をOSD制御回路10に出
力する。
【0004】OSD制御回路10は、水平及び垂直表示開
始信号によって表示出力制御回路11を制御すると共に、
表示用メモリ12の読出しを制御する。これにより、表示
用メモリ12からは最大で16列×2行の32個の文字を
表示するための文字データ及び色データが出力される。
文字データはキャラクタROM13に与えられ、キャラク
タROM13は8×8ドットで構成された48種類の文字
ドットデータのいずれかを表示データ制御回路14に出力
する。表示データ制御回路14には前景色及び背景色を指
定するための色データも入力されており、表示データ制
御回路14は、OSD制御回路10に制御されて、表示デー
タを表示出力制御回路11に出力する。表示出力制御回路
11はOSD制御回路10に制御されて、表示データを信号
Y及び色信号B,G,Rに変換して夫々端子15乃至18に
出力するようになっている。なお、これらのY,R,
G,B信号が映像信号に重畳されてディスプレイに供給
される。
【0005】ところで、図5において発生可能な文字の
種類は48種類である。これに対し、4Mビットのキャ
ラクタROMを用いて最大4096種類の文字を発生可
能なものが開発されている。図6はIC化すると共にキ
ャラクタROMを外付けにしたこのような文字信号発生
装置を示すブロック図である。図6の装置は富士通株式
会社製のMB90076 On Screen Display Controller OSDC-
360 ユーサ゛ース゛マニュアルに記載されたものである。
【0006】端子21を介して入力されたビデオ信号はク
ランプ回路22において所定レベルにクランプされて、文
字信号発生IC20の端子VINに与えられる。また、端子
23にはY/C分離された映像信号が入力され、クランプ
回路24において所定レベルでクランプされた後、端子Y
/CINに入力される。クランプ回路22の出力は同期分離
回路25にも与えられ、同期分離回路25は水平及び垂直同
期信号を分離して端子EXHSYNに与える。文字信号
発生IC20は制御用マイクロコンピュータ(以下、制御
用マイコンという)26によって制御される。制御用マイ
コン26は端子CSにチップセレクト信号を出力し、端子
SCLKにクロックを出力し、端子SINにシリアルバ
スからのデータを出力する。
【0007】文字信号発生IC20は図5のキャラクタR
OM13を除く部分と略同様の構成である。すなわち、文
字信号発生IC20はスーパーインポーズ表示の表示位置
において、キャラクタROM37から文字データを読出
す。すなわち、文字信号発生IC20は端子ADRを介し
てキャラクタROM37のアドレスを指定すると共に、端
子READから読出し信号を出力し、端子DAにキャラ
クタROM37からのデータを取込む。文字信号発生IC
20は、取込んだ文字データを端子VIN又は端子Y/CIN
からの映像信号に重畳して夫々端子VOUT 又は端子Y/
COUT から出力する。端子VOUT からの映像信号はバッ
ファ回路27を介して端子28に出力される。端子Y/COU
Tからの映像信号はバッファ回路29を介して端子30に出
力される。
【0008】また、文字信号発生IC20は、図5の装置
と同様に、スーパーインポーズ表示用の画像信号を信号
Y及び色信号R,G,Bとして夫々端子Y,R,G,B
から出力することもできる。端子R,G,B,Yからの
出力は夫々バッファアンプ32乃至35を介して21ピンマ
ルチコネクタ36に出力される。21ピンマルチコネクタ
36にはバッファ回路31を介してクランプ回路22からの映
像信号も入力されており、21ピンのコネクタを接続す
ることによって、スーパーインポーズ信号と映像信号と
が伝送可能となる。
【0009】ところで、日本国内においては文字多重放
送が実施されており、文字多重放送受信用のデコーダを
内蔵するテレビジョン受信機も商品化されている。この
種のデコーダには文字多重放送の付加音情報をデコード
して付加音を音響出力させるために、楽音信号発生装置
を有している。
【0010】図7はこのような楽音信号発生装置を示す
ブロックである。
【0011】波形メモリ41は複数の領域0,1,2,…
を有しており、各領域には周期波形である波形データが
格納されている。なお、図8は波形メモリの領域0,
1,2,…に格納されている波形データを模式的に示し
ている。アドレスレジスタ42はシーケンサ40からデータ
が与えられて波形メモリ41の領域を指定する。アドレス
カウンタ43は、シーケンサ40に制御されて、発振回路44
からのクロックをカウントすることにより、波形メモリ
41の各領域のアドレスを指定する。これにより、波形メ
モリ41の所定の領域の波形データが順次読出される。
【0012】波形メモリ41からの出力は乗算回路45に与
えられる。エンベロープ発生回路46は、シーケンサ40に
制御されて所定のエンベロープを発生して乗算回路45に
出力する。乗算回路45は波形メモリ41の出力にエンベロ
ープを乗算することにより、その振幅を変化させて、D
/A変換器47に与える。D/A変換器47は乗算回路45か
らのディジタルデータをアナログ信号に変換してアッテ
ネータ48に出力する。アッテネータ48はシーケンサ40に
制御されてD/A変換器47の出力を減衰させ、ローパス
フィルタ(以下、LPFという)49はノイズを除去して
出力端子50に出力する。
【0013】こうして、出力端子50からは波形メモリ41
の各領域に格納されている波形データに基づく種々の音
色で、アドレスカウンタ43の読出し周期に基づく周波数
で、且つ、エンベロープ発生回路46に基づくエンベロー
プの楽音信号が出力される。
【0014】図7の楽音信号発生装置によって、文字多
重放送の付加音を発生するだけでなく、例えば、リモコ
ンの押下を確認するための効果音(キークリック音)を
発生させることもできる。また、操作ガイド等の画面表
示期間に、音楽演奏を音響出力させることもできる。な
お、キークリック音発生のために、専用の音信号発生装
置を有するテレビジョン受像機も商品化されている。
【0015】このように、近年、テレビジョン受像機に
おいては、多種類の文字を表示する文字表示機能及び効
果音,付加音等の音を発生する音発生機能が要求されて
いる。このため、文字信号発生装置及び楽音信号発生装
置等が必要となり、回路構成が大きくなると共に、コス
ト高となってしまうという問題があった。なお、音発生
機能のうちキークリック音のみを発生させる場合には、
発振回路を用いた比較的簡単な構成によって実現するこ
とはできる。しかし、この場合には、付加音等の音を発
生させることはできない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、テ
レビジョン受像機等においては、文字表示機能及び音発
生機能についての要求から文字信号発生装置の外に楽音
信号発生装置も備える必要があり、回路規模が増大しコ
スト高となってしまうという問題点があった。
【0017】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、簡単な回路構成で文字表示機能及び音発生
機能を得ることができる文字・音信号発生装置を提供す
ることを目的とする。
【0018】[発明の構成]
【課題を解決するための手段】本発明に係る文字・音信
号発生装置は、映像信号の水平及び垂直走査基準信号に
基づいてスーパーインポーズ表示の表示開始及び終了タ
イミングを示す信号を出力する表示位置制御手段と、こ
の表示位置制御手段の出力に基づくタイミングで所定の
スーパーインポーズ表示文字を表示するための文字信号
を出力する表示手段と、前記水平走査基準信号の周波数
に応じたサンプルレートでサンプリングした少なくとも
1つ以上の音信号のサンプリングデータに基づくデータ
が格納された波形データメモリと、前記映像信号の水平
走査基準信号に同期した基準タイミングを示す合成基準
信号を出力する合成基準信号発生手段と、前記合成基準
信号に基づいて前記波形データメモリから波形データを
順次読出して所定の音信号を合成する音信号合成手段と
を具備したものである。
【0019】
【作用】本発明においては、合成基準信号発生手段によ
って、映像信号の水平走査基準信号に同期した基準タイ
ミングの合成基準信号が作成される。波形データメモリ
には水平走査基準信号の周波数に応じたサンプルレート
でサンプリングされた音信号のサンプリングデータに基
づくデータが格納されており、音信号合成手段は合成基
準信号に基づいて、波形データメモリに格納されたデー
タを読出して音信号を合成する。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る文字・音信号発生装置
の一実施例を示すブロック図である。図1において図5
と同一の構成要素には同一符号を付してある。
【0021】文字信号を発生する文字信号発生部51のド
ットクロック発生回路52には水平走査基準信号が入力さ
れる。ドットクロック発生回路52は文字信号の1ドット
の基準となるドットクロックを水平走査基準信号に位相
同期させて作成し、OSD制御回路10及び水平位置カウ
ンタ6に出力する。水平位置カウンタ6は、水平走査基
準信号も入力されており、ドットクロックを1水平走査
期間計数することにより、水平走査方向の水平基準信号
を発生して文字表示位置デコーダ53に出力する。一方、
垂直位置カウンタ8は、水平及び垂直走査基準信号が入
力されており、水平走査基準信号を1フレーム期間(2
垂直走査期間)計数することにより、フレーム基準信号
を発生して音信号合成部61の音合成制御回路62に出力す
ると共に、垂直方向のタイミング基準となるフィールド
基準信号を発生して文字表示位置デコーダ53に出力す
る。なお、垂直位置カウンタ8は垂直走査期間の計数を
行うようにしてもよい。
【0022】文字表示位置デコーダ53は、図示しないマ
イクロプロセッサによって設定された文字表示位置の位
置情報を記憶し、記憶した位置情報と水平及びフィール
ド走査基準信号とを比較することにより、文字表示の開
始又は終了タイミングを示す開始・終了信号を発生す
る。開始・終了信号はOSD制御回路10に与えられる。
OSD制御回路10は、ドットクロック及び開始・終了信
号に基づいて、表示用メモリ12、文字ドットデータメモ
リ54及び表示データ制御回路14を制御するための制御信
号を出力するようになっている。
【0023】表示用メモリ12は、スーパーインポーズ表
示する文字の行及び列の並びに対応させて、図示しない
マイクロプロセッサによって設定された表示文字コード
及び色属性コードを記憶し、OSD制御回路10からの読
出し制御信号に基づいて、記憶している文字コード及び
色属性コードを出力する。文字ドットデータメモリ54は
表示用メモリ12から文字コードが与えられOSD制御回
路10から文字スキャンラインデータが与えられており、
表示文字のドットデータを1スキャンライン単位で表示
データ制御回路14に出力する。表示データ制御回路14
は、文字ドットデータメモリ54からのドットデータと表
示用メモリ12からの色属性コードが与えられ、ドットデ
ータをRGB信号に変換すると共に、ビデオ信号にドッ
ト単位で文字信号を挿入するためのY信号を作成して、
これらのRGB信号及びY信号を文字信号出力として出
力するようになっている。
【0024】本実施例においては、文字信号発生部51に
は合成基準信号デコーダ55が設けられている。合成基準
信号デコーダ55は水平位置カウンタ6から水平基準信号
が与えられ、文字表示期間以外の非表示期間に位相同期
した信号を水平基準信号周期(水平周期)で発生し、音
信号を合成するための合成基準信号として出力する。こ
の合成基準信号は音信号合成部61に与えられる。なお、
合成基準信号デコーダ55は、例えば2水平走査基準信号
毎に合成基準信号を発生してもよい。
【0025】音信号合成部61の波形データメモリ63は、
複数の領域を有しており、各領域には所定波形の波形デ
ータが格納されている。各波形データのサンプル数は、
例えば、映像信号の1フレームの水平走査線数と同数の
525である。音合成制御回路62は、合成基準信号に基
づいて、波形データメモリ63に対する読出し制御信号を
作成すると共に、フレーム基準信号に同期した音信号合
成処理タイミング信号を作成して波形データメモリアド
レス合成回路64に出力する。波形データメモリアドレス
合成回路64は音信号合成処理タイミング信号に基づい
て、波形データメモリ63のアドレスを指定する。本実施
例においては、波形データメモリ63に格納されている波
形データのサンプル数と1フレームにおける合成基準信
号の発生数とは一致しているので、波形データメモリア
ドレス合成回路64は、1周期の波形データの読出しアド
レスを垂直位置カウンタ8のカウント値に同期させてい
る。
【0026】音信号合成処理回路65は、音信号合成制御
回路62によって制御されて、波形データメモリ63から読
出されたデータを保持する。音信号合成処理回路65は、
例えば、音声信号を出力する場合には、波形データメモ
リ63の複数の領域からの波形データを合成して音声信号
を作成するようになっている。音信号合成処理回路65に
よって処理されたデータは音信号出力制御回路66に供給
される。なお、波形データが圧縮されている場合には、
音信号合成処理回路65によって解凍処理されるようにな
っている。音信号出力制御回路66は、音信号合成処理回
路65からのディジタルの音信号をアナログ信号に変換
し、低域通過フィルタによって不要な高周波成分を除去
して音出力として出力するようになっている。なお、音
信号の合成及び出力処理の開始及び停止は図示しないマ
イクロプロセッサによって制御される。また、発音の開
始及び終了は垂直位置カウンタ8からのフレーム基準信
号に同期させるようになっている。
【0027】次に、このように構成された実施例の動作
について図2のタイミングチャートを参照して説明す
る。図2(a)は水平走査基準信号を示し、図2(b)
は文字表示期間を示し、図2(c)は水平位置カウンタ
6の出力を示し、図2(d)は合成基準信号を示し、図
2(e)は波形データを示し、図2(f)はアナログ合
成音信号を示し、図2(g)は図2(f)の時間軸を縮
めて示している。
【0028】ドットクロック発生回路52には図2(a)
に示す水平周期の水平走査基準信号が入力される。ドッ
トクロック発生回路52によってドットクロックが作成さ
れ、OSD制御回路10及び水平位置カウンタ6に与えら
れる。水平位置カウンタ6は、ドットクロックを1水平
走査期間計数して水平基準信号を出力する。一方、垂直
位置カウンタ8は、水平及び垂直走査基準信号に基づい
て、フィールド基準信号を出力する。文字表示位置デコ
ーダ53は文字表示位置の位置情報を記憶しており、位置
情報と水平及びフィールド基準信号とを比較することに
より、文字表示の開始又は終了タイミングを示す開始・
終了信号を発生してOSD制御回路10に与える。
【0029】OSD制御回路10は読出し制御信号を出力
して、表示用メモリ12から所定の文字の文字コードを読
出して文字ドットデータメモリ54に出力させると共に、
背景色及び前景色を決定する色属性コードを読出して表
示データ制御回路14に出力させる。文字ドットデータメ
モリ54は文字コードで指定された文字のドットデータを
スキャンライン単位で表示データ制御回路14に出力す
る。表示データ制御回路14は、OSD制御回路10から表
示タイミングが指示されて、入力されたドットデータ及
び色属性コードをR,G,B,Y信号に変換して文字信
号出力として出力する。
【0030】一方、合成基準信号デコーダ55には、水平
位置カウンタ6からの0乃至524のカウント出力、す
なわち、図2(c)に示す水平基準信号が入力される。
合成基準信号デコーダ55は、水平基準信号を図2(a)
に示す文字表示期間以外の非表示期間に位相同期させて
得た合成基準信号(図2(d))を音信号合成部61に出
力する。
【0031】本実施例においては、音信号合成部61の波
形データメモリ63は1波形データのサンプル数が1フレ
ーム期間で525であり、波形データは水平周波数の合
成基準信号を用いて読出す。すなわち、音合成制御回路
62は、合成基準信号及びフレーム基準信号に基づいて、
波形データメモリ63に読出し制御信号を出力すると共
に、フレーム基準信号に同期した音信号合成処理タイミ
ング信号を波形データメモリアドレス合成回路64に出力
する。波形データメモリアドレス合成回路64は音信号合
成処理タイミング信号に基づいて、波形データメモリ63
のアドレスを指定する。これにより、フレーム基準信号
に同期して波形データメモリ63の所定領域の読出しが開
始される。そして、図2(e)に示すように、合成基準
信号周期で波形データが順次読出され、1フレームで1
波形データの全データが読出される。
【0032】波形データメモリ63から読出された波形デ
ータは音信号合成処理回路65に入力されて、所定の合成
処理等が行われる。音信号合成処理回路65の出力は音信
号出力制御回路66に与えられる。音信号出力制御回路66
は音合成制御回路62に制御されて、音信号合成処理回路
65からのディジタルの合成音信号をアナログ信号(図2
(f))に変換し、フレーム基準信号に同期させて出力
する。なお、図2(g)は図2(f)の時間軸を縮めて
1フレーム期間のアナログ合成音信号の波形を示してい
る。
【0033】このように、本実施例においては、文字信
号発生部51に設けた合成基準信号デコーダ55、垂直位置
カウンタ8及び音合成制御回路62によって、波形データ
メモリ63の読出しを制御している。すなわち、従来は、
波形メモリの読出しに、発振回路、アドレスカウンタ及
びアドレスレジスタが必要であったが、波形データメモ
リ63に格納するデータのサンプルレイトを水平周波数に
基づいて定めることにより、文字信号発生手段の構成を
用いて読出し制御を可能としており、回路構成を簡略に
することができる。
【0034】なお、波形データメモリ63に格納するデー
タのサンプルレイトを水平走査基準信号の1/2にした
場合には、合成基準信号デコーダ55が2水平走査基準信
号毎に合成基準信号を発生させればよいことは明らかで
ある。
【0035】図3は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図3において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。本実施例はドットデータ
を出力する文字ドットデータメモリ(キャラクタRO
M)と波形メモリとを共用化したものである。
【0036】マイクロプロセッサ71はスーパーインポー
ズする文字の水平及び垂直の表示位置を夫々水平表示位
置レジスタ72及び垂直表示位置レジスタ73に記憶させ
る。水平位置デコーダ7は、水平表示位置レジスタ72に
記憶されている水平方向の文字表示位置の位置情報と水
平基準信号とを比較することにより、文字表示の水平方
向の開始又は終了タイミングを示す開始・終了信号を文
字タイミング発生回路74に出力する。また、垂直位置デ
コーダ9は、垂直表示位置レジスタ73に記憶されている
垂直方向の文字表示位置の位置情報とフィールド基準信
号とを比較することにより、文字表示の垂直方向の開始
又は終了タイミングを示す開始・終了信号を文字タイミ
ング発生回路74に出力する。
【0037】この文字タイミング発生回路74、列アドレ
スカウンタ75及びスキャンラインカウンタ76によってO
SD制御回路が構成される。文字タイミング発生回路74
は列アドレスカウンタ75にドットクロック及びクリア信
号を出力し、スキャンラインカウンタ76にクリア信号を
出力し、表示用メモリ12にラインアドレスを出力するよ
うになっている。一方、書込み制御回路77はマイクロプ
ロセッサ71に制御されて、スーパーインポーズ表示する
文字の文字コード及び色属性コードを文字表示の行及び
列の並びに対応させて表示用メモリ12に書込む。列アド
レスカウンタ75はクリア信号によってクリアされてドッ
トクロックをカウントすることにより、表示用メモリ12
の列アドレスを指定する。表示用メモリ12は文字タイミ
ング発生回路74によってその行アドレスも指定され、記
憶している文字コード及び色属性コードを順次出力す
る。また、スキャンラインカウンタ76はクリア信号によ
ってクリアされて水平走査基準信号をカウントすること
により、表示する文字の1スキャンライン毎のデータを
出力する。
【0038】本実施例においては、文字コード及び文字
スキャンラインデータは切替回路78を介して文字ドット
データを格納している文字/波形データメモリ79に与え
られるようになっている。文字/波形データメモリ79は
文字ドットデータの外に波形データも記憶している。
【0039】図4は図3中の文字/波形データメモリ79
に格納されているデータを説明するための説明図であ
る。メモリ79は複数の領域を有しており、各領域に各文
字のドットデータ又は波形データを格納している。各文
字データは8×8ドットで構成されており、図4(a)
の斜線部分に対応するドットデータは“1”であり、白
の部分に対応するドットデータは“0”である。また、
各領域には8サンプルの波形データも格納される。図4
(b),(c)に示すように、1サンプルは8ビットで
表現され、−128乃至0乃至+127の256段階の
レベルで記憶されている。例えば、1音色の波形データ
をnフレーム分の水平走査線数と同数のサンプル数で構
成する場合には、1波形データは525×n/8個の領
域に格納されることになる。なお、文字/波形データメ
モリ79は、全波形データを順次読出して合成することに
より、例えば音声の波形データを出力することもでき
る。
【0040】音色指定レジスタ80は発音する音の音色を
指定する音色コードをフレームカウンタ82に出力する。
発音制御回路81はフレーム基準信号及びフレームカウン
タ82の出力が与えられて、発音期間を示す信号をフレー
ムカウンタ82に出力する。フレームカウンタ82は発音制
御回路81に制御されてフレーム基準信号をカウントし、
音色コードに基づくフレームアドレスを発生し、垂直位
置カウンタ8からのラインアドレスと共に切替回路78を
介して文字/波形データメモリ79に出力する。なお、フ
レームカウンタ82に代えて、マイクロプロセッサを用い
て垂直走査基準信号を計数することによってフレームア
ドレスを発生してもよい。
【0041】切替回路78は合成基準信号デコーダ55から
水平表示期間を示す信号が与えられており、水平表示期
間には文字スキャンラインデータ及び文字コードを選択
して文字/波形データメモリ79に与え、非表示期間には
ラインアドレス及びフレームアドレスを選択して文字/
波形データメモリ79に与えるようになっている。文字/
波形データメモリ79は文字コード及び文字スキャンライ
ンデータが与えられると、表示文字のドットデータを1
スキャンライン単位でシフトレジスタ83に出力し、ライ
ンアドレス及びフレームアドレスが与えられると、波形
データを波形データラッチ85に出力するようになってい
る。
【0042】シフトレジスタ83は1スキャンライン分の
文字ドットデータを記憶して表示制御回路84に出力す
る。表示制御回路84は文字ドットデータと表示用メモリ
12からの色属性コードが与えられ、ドットデータをRG
B信号に変換すると共に、ビデオ信号にドット単位で文
字信号を挿入するためのY信号を作成して、これらのR
GB信号及びY信号を出力するようになっている。波形
データラッチ85は波形データをラッチして合成基準信号
のタイミングでD/A変換回路86に出力する。D/A変
換回路86は波形データをアナログ信号に変換して出力制
御回路87に出力する。出力制御回路87は入力された信号
の高周波成分を除去して音信号を出力する。
【0043】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。
【0044】合成基準信号デコーダ55から水平表示期間
を示す信号が切替回路78に入力されると、切替回路78は
スキャンラインカウンタ76からの文字スキャンラインデ
ータ及び表示用メモリ12からの文字コードを文字/波形
データメモリ79に与える。文字コードによって図4
(a)に示す所定の領域が指定され、文字/波形データ
メモリ79は1スキャンライン分の文字ドットデータを順
次シフトレジスタ83に出力する。表示制御回路84はシフ
トレジスタ83からのドットデータをY信号及びRGB信
号に変換して出力する。
【0045】一方、合成基準信号デコーダ55から非表示
期間を示す信号が切替回路78に入力されると、切替回路
78はフレームカウンタ82からのフレームアドレス及び垂
直位置カウンタ8からのラインアドレスを選択して文字
/波形データメモリ79に出力する。これにより、音色指
定レジスタ80に記憶されていた音色コードに基づく領域
が指定され、例えば図4(b)に示す波形データが文字
/波形データメモリ79から読出される。波形データラッ
チ85は読出された波形データを合成基準信号のタイミン
グでD/A変換回路86に与え、出力制御回路87はアナロ
グ波形信号の高周波成分を除去した音出力を出力する。
【0046】このように、本実施例においては、文字ド
ットデータ及び波形データを文字/波形データメモリ79
の異なる領域に記憶させ、文字表示期間と非表示期間と
で読出し領域を切替えることにより、文字ドットデータ
メモリと波形データメモリとを共用化している。このた
め、図6のように大容量のキャラクタメモリを具備した
構成では、空き領域に波形データを記憶させることによ
り、メモリ効率を向上させることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な回路構成で文字表示機能及び音発生機能を得ること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文字・音信号発生装置の一実施例
を示すブロック図。
【図2】実施例の動作を説明するためのタイミングチャ
ート。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図4】図3中の文字/波形データメモリ79に格納され
ているデータを説明するための説明図。
【図5】文字信号発生装置を示すブロック図。
【図6】文字信号発生装置を示すブロック図。
【図7】楽音信号発生装置を示すブロック図。
【図8】図7中の波形メモリ41を説明するための説明
図。
【符号の説明】
10…OSD制御回路、12…表示用メモリ、51…文字信号
発生部、55…合成基準信号デコーダ、61…音信号合成
部、63…波形データメモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の水平及び垂直走査基準信号に
    基づいてスーパーインポーズ表示の表示開始及び終了タ
    イミングを示す信号を出力する表示位置制御手段と、 この表示位置制御手段の出力に基づくタイミングで所定
    のスーパーインポーズ表示文字を表示するための文字信
    号を出力する表示手段と、 前記水平走査基準信号の周波数に応じたサンプルレート
    でサンプリングした少なくとも1つ以上の音信号のサン
    プリングデータに基づくデータが格納された波形データ
    メモリと、 前記映像信号の水平走査基準信号に同期した基準タイミ
    ングを示す合成基準信号を出力する合成基準信号発生手
    段と、 前記合成基準信号に基づいて前記波形データメモリから
    波形データを順次読出して所定の音信号を合成する音信
    号合成手段とを具備したことを特徴とする文字・音信号
    発生装置。
  2. 【請求項2】前記合成基準信号発生手段は、前記表示手
    段から文字信号が出力されない非表示期間に前記合成基
    準信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の文
    字・音信号発生装置。
JP4230368A 1992-08-28 1992-08-28 文字・音信号発生装置 Pending JPH0678233A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002176598A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Funai Electric Co Ltd テレビ放送受信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002176598A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Funai Electric Co Ltd テレビ放送受信装置

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