JPH0678094U - 車両内装部材の組付構造 - Google Patents

車両内装部材の組付構造

Info

Publication number
JPH0678094U
JPH0678094U JP2492693U JP2492693U JPH0678094U JP H0678094 U JPH0678094 U JP H0678094U JP 2492693 U JP2492693 U JP 2492693U JP 2492693 U JP2492693 U JP 2492693U JP H0678094 U JPH0678094 U JP H0678094U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss
hole
rib
boss hole
assembling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2492693U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2547665Y2 (ja
Inventor
龍 加古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Industries Corp filed Critical Kojima Industries Corp
Priority to JP2492693U priority Critical patent/JP2547665Y2/ja
Publication of JPH0678094U publication Critical patent/JPH0678094U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2547665Y2 publication Critical patent/JP2547665Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボスとボス穴を使って車両内装部材を車両本
体に組み付ける際に、ボスとボス穴の大きさの対応がと
れていない場合であっても、簡単な加工で組み付けた後
の精度を低下させることなく、ボスまたはボス穴の大き
さを変え、組み付けを可能とさせる車両内装部材の組付
構造を提供する。 【構成】 大きい内径のボス穴9aにボス6を嵌挿する
ときにはボス6の外周に設けたリブ7を使って嵌挿し、
小さい内径のボス穴9bにボス6を嵌挿するときにはボ
ス6の外周に設けたリブ7を大ざっぱな加工で取り除い
てボス6の残った外周面を使って嵌挿する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ボスとボス穴を使って車両内装部材を車両本体に組み付ける際に、 ボスとボス穴の大きさの対応がとれていない場合に簡単な加工でボスまたはボス 穴の大きさを変えられるようにし、組み付けを可能とする車両内装部材の組付構 造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両内装部材の組付構造は、図11に示すようなものであった。これは 、車両内装部材である収納箱11に一体に設けられたリテーナ13に、側方へ向 かって突出するボス16を設け、そのボス16をブラケット18に穿設したボス 穴19に嵌挿し、ブラケット18で収納箱11を挟持したままブラケット18を 図示しない基体である車両本体に図示しないビスで固定することで、車両内装部 材である収納箱11を基体である車両本体に組み付けるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の車両内装部材の組付構造では、内装部材を様々な車 両に取り付けられるようにするため、それぞれの車両の取付形態に合わせてボス 穴の内径を小さくすることがある。そのような場合には、ボスの切削加工が必要 となる。それを手間のかからない精度の低い加工で行えば、ボスを切削しすぎて 小さくなりすぎボス穴の内形との対応がとれず、組み付けたときにがたついたり 、加工前の中心の位置と加工後の中心の位置がずれたりして所定の組み付けがで きないという問題があった。
【0004】 そこで本考案は、上記のような問題を解消するためになされたもので、切削加 工が容易で、かつ、組付精度の低下を防止することのできる車両内装部材の組付 構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、ボスより大きい相似の内形を有する ボス穴に内接し、かつ、内接させたときのボスとボス穴が同軸心となるように同 じ長さのリブをボスの外周に設け、前記リブを設けたボスを、ボス穴に嵌挿させ る際に、ボスに設けたリブが干渉するときに、リブを取り除いてボスをボス穴に 嵌挿させ、前記リブを設けたボスの外形が、ボス穴の内形と略同一のときに、リ ブの部分にてボスをボス穴に嵌挿させるように構成したことを特徴とする。
【0006】 また、この考案は、ボス穴より小さい相似の外形を有するボスに外接し、かつ 、外接させたときのボス穴とボスが同軸心となるように同じ長さのリブをボス穴 の内周に設け、前記リブを設けたボス穴に、ボスを嵌挿させる際に、ボス穴に設 けたリブが干渉するときに、リブを取り除いてボスをボス穴に嵌挿させ、前記リ ブを設けたボス穴の内形が、ボスの外形と略同一のときに、リブの部分にてボス をボス穴に嵌挿させるように構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
上記構成としたことにより、本考案に係る車両内装部材の組付構造は、ボスの 外形がボス穴の内形より大きいときに、ボスまたはボス穴に設けたリブを取り除 いた部分でボスをボス穴に嵌挿させ、ボスの外形がボス穴の内形と略同一のとき に、ボスまたはボス穴に設けたリブを使ってボスをボス穴に嵌挿させる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図を参照して説明する。
【0009】 図1はボスを加工する前の車両内装部材である収納箱とそれを基体である車両 本体に組み付けるためのブラケットの分解斜視図、図2は要部拡大図で図1にお けるA視図、図3は加工しないボスとボス穴の係合状態を示す平面図、図4は加 工したボスとボス穴の係合状態を示す平面図である。
【0010】 図において、車両内装部材である収納箱1は、前面に開口を有した箱体でその 開口を開閉する蓋2が箱体に対し、軸支され回動可能に取り付けられている。収 納箱1の上面には、収納箱1の側面に設けた係合穴4に係合爪5を係合させるこ とで、リテーナ3が一体に組み付けられている。リテーナ3には、側方に向かっ て突出する円柱形状のボス6が設けられている。ボス6の外周には図2に示す如 く等間隔で同じ大きさのリブ7が3か所に設けられている。ブラケット8には、 前述リテーナ3に設けられたボス6と対応する位置に円形のボス穴9a,9bが 穿設されている。ボス穴9aの半径は、図3に示す如くボス6の中心からリブ7 の先端までの長さと同じである。ボス穴9bの半径は、図4に示す如くボス6そ のものの半径と同じである。ブラケット8にはさらにブラケット8を図示しない ビスにより、図示しない基体である車両本体に組み付けるためのビス穴10が設 けられている。
【0011】 以上のように構成されているので、ブラケット8の大きい内径のボス9aに車 両内装部材である収納箱1と一体になったボス6をそのままリブ7を使って嵌挿 し、小さい内径のボス穴9bにボス6を嵌挿する際には、図4に示す如くボス6 に設けられたリブ7を大ざっぱに切削し、ボス6の残った外周面を使って嵌挿す る。そして、ブラケット8で収納箱1を挟持するようにし、そのままブラケット 8を図示しないビスにより図示しない基体である車両本体に固定することで、車 両内装部材である収納箱1を基体である車両本体に組み付けることができる。
【0012】 なお、上述実施例においては、ボス6の外周にリブ7を設け、大きい内径のボ ス穴9aにボス6を嵌挿するときには、リブ7を使って嵌挿し、小さい内径のボ ス穴9bにボス6を嵌挿するときには、リブ7を取り除いて嵌挿するように構成 したが、これに限らず、図5乃至図6に示すように、ボス穴9にリブ7を設け、 小さい外径のボス6aをボス穴9に嵌挿するときには、リブ7を使って嵌挿し、 大きい外径のボス6bをボス穴9に嵌挿するときには、リブ7を取り除いて嵌挿 するように構成してもよい。
【0013】 更に、上述実施例においては、ボス6を円柱形とし、ボス穴9a,9bを円形 としたが、これに限らず、図7乃至図8に示すように、角形としてもよく、所定 の組付が可能であればその形状はどのようなものであってもよい。
【0014】 更に、上述実施例においては、ボス6にリブ7を3か所設け、ボス6そのもの の外径とリブ7を含んだときの外径との2種類のボス穴9a,9bの形状に対応 できるように構成したが、これに限らず、図9に示すように、ボス6に3種類の リブ群7a,7b,7cを設け、ボス穴9,9a,9b,9cのように多種類の 形状に対応できるように構成してもよい。
【0015】 また、上述実施例においては、ボス6に設けた3つのリブ7を全て使って、ボ ス6の中心とボス穴9の中心を合わせていたが、これに限らず、図10に示すよ うに2組みのボス6a,6bとボス穴9a,9bがある場合には、その両方に設 けたリブ7でボス6a,6bの中心とボス穴9a,9bの中心を合わせるように 構成してもよく、中心を合わすことができればリブ7の数は幾つであってもよい 。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る車両内装部材の組付構造においては、内形 が大きいボス穴にボスを嵌挿させるときには、ボスの外周に設けたリブの部分を 使って嵌挿させ、内形が小さいボス穴にボスを嵌挿させるときには、干渉して邪 魔になるボスの外周に設けたリブの部分を大ざっぱに切削することで嵌挿を可能 にし、または、外形が小さいボスをボス穴に嵌挿させるときには、ボス穴の内周 に設けたリブを使って嵌挿させ、内形が大きいボスをボス穴に嵌挿させるときに は、干渉して邪魔になるボス穴の内周に設けたリブの部分を大ざっぱに切削する ことで嵌挿を可能にし、上記のいずれの場合であっても中心位置が同じになるよ うに構成したので、簡単な切削加工で、かつ、組付精度の低下を防止することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両内装部材の組付構造を示す分
解斜視図である。
【図2】本考案に係るボスを示す平面図で図1における
矢視Aである。
【図3】本考案に係るボスをボス穴に嵌挿させた状態を
示す平面図である。
【図4】本考案に係るボスを加工してボス穴に嵌挿させ
た状態を示す平面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す図である。
【図7】本考案の他の実施例を示す図である。
【図8】本考案の他の実施例を示す図である。
【図9】本考案の他の実施例を示す図である。
【図10】本考案の他の実施例を示す図である。
【図11】従来の車両内装部材の組付構造を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
6,16 ボス 7 リブ 9a,9b,19 ボス穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体に設けたボス穴と、 組付部品と一体に設けられ、前記ボス穴に挿入し組付部
    品を基体に組み付けるためのボスとからなる組付構造に
    おいて、 ボスより大きい相似の内形を有するボス穴に内接し、か
    つ、内接させたときのボスとボス穴が同軸心となるよう
    に同じ長さのリブをボスの外周に設け、 前記リブを設けたボスを、ボス穴に嵌挿させる際に、ボ
    スに設けたリブが干渉するときに、リブを取り除いてボ
    スをボス穴に嵌挿させ、 前記リブを設けたボスの外形が、ボス穴の内形と略同一
    のときに、リブの部分にてボスをボス穴に嵌挿させるよ
    うに構成したことを特徴とする車両内装部材の組付構
    造。
  2. 【請求項2】 基体に設けたボス穴と、 組付部品と一体に設けられ、前記ボス穴に挿入し組付部
    品を基体に組み付けるためのボスとからなる組付構造に
    おいて、 ボス穴より小さい相似の外形を有するボスに外接し、か
    つ、外接させたときのボス穴とボスが同軸心となるよう
    に同じ長さのリブをボス穴の内周に設け、 前記リブを設けたボス穴に、ボスを嵌挿させる際に、ボ
    ス穴に設けたリブが干渉するときに、リブを取り除いて
    ボスをボス穴に嵌挿させ、 前記リブを設けたボス穴の内形が、ボスの外形と略同一
    のときに、リブの部分にてボスをボス穴に嵌挿させるよ
    うに構成したことを特徴とする車両内装部材の組付構
    造。
JP2492693U 1993-04-14 1993-04-14 車両内装部材の組付構造 Expired - Lifetime JP2547665Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2492693U JP2547665Y2 (ja) 1993-04-14 1993-04-14 車両内装部材の組付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2492693U JP2547665Y2 (ja) 1993-04-14 1993-04-14 車両内装部材の組付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0678094U true JPH0678094U (ja) 1994-11-01
JP2547665Y2 JP2547665Y2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=12151728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2492693U Expired - Lifetime JP2547665Y2 (ja) 1993-04-14 1993-04-14 車両内装部材の組付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2547665Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2547665Y2 (ja) 1997-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0678094U (ja) 車両内装部材の組付構造
JPS58118314U (ja) 軸受用ハウジング
JPH0639148Y2 (ja) 自動車のトーションバー取付け装置
JPH10269759A (ja) 軸受への軸取付構造
US20240326710A1 (en) Article supporting device
JPS6033896Y2 (ja) 電気掃除機の車輪取付装置
JPH0732154Y2 (ja) 鉛筆削り器
JPS6097696U (ja) デツキ金具
JPH0220488Y2 (ja)
JPS5917708Y2 (ja) 自動車の物入れ蓋等に用いる回転ヒンジ
JPH059713Y2 (ja)
JPH0430772Y2 (ja)
JPS634610Y2 (ja)
JPH0458890U (ja)
JPS6339981Y2 (ja)
JPH0620702Y2 (ja) 自動車用モ−ルの取付構造
JPS585620Y2 (ja) めくら蓋構造
JPS6133180Y2 (ja)
JPS58109905U (ja) ごみ容器の中袋抑え装置
JPS6031344Y2 (ja) スピ−カグリルのノツクアウト構造
JPH0683418U (ja) トリムポケットの取付構造
JPS638262B2 (ja)
JPH03107514U (ja)
JPH0434779U (ja)
JPH0675909U (ja) 点検口の蓋部

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term