JPS634610Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634610Y2 JPS634610Y2 JP1984191156U JP19115684U JPS634610Y2 JP S634610 Y2 JPS634610 Y2 JP S634610Y2 JP 1984191156 U JP1984191156 U JP 1984191156U JP 19115684 U JP19115684 U JP 19115684U JP S634610 Y2 JPS634610 Y2 JP S634610Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driver
- wrench
- box wrench
- screwdriver
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910001065 Chromium-vanadium steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はエンジン室等に装着するねじ回し工具
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術)
従来、この種の組合せ工具は、通常の柄付きド
ライバーと、該ドライバーの軸の径よりやや大き
めの貫通孔をレンチの回転方向と直交する方向に
備えたボツクスレンチとからなつており、レンチ
として使用する時は前記貫通孔にドライバーの軸
を挿入しこれを持つて回転せしめ、更にエンジン
室等に収納する際はそれぞれ別々の取付け具を介
して取付ける如くなつていた。
ライバーと、該ドライバーの軸の径よりやや大き
めの貫通孔をレンチの回転方向と直交する方向に
備えたボツクスレンチとからなつており、レンチ
として使用する時は前記貫通孔にドライバーの軸
を挿入しこれを持つて回転せしめ、更にエンジン
室等に収納する際はそれぞれ別々の取付け具を介
して取付ける如くなつていた。
(考案が解決しようとする問題点)
前記構成では、ドライバーが全体として長くま
た、その柄の部分が大きいため、特に収納時に嵩
ばり、さらにドライバー自体は通常の柄付きのも
のであるため、コストダウンが困難であるという
問題点があつた。
た、その柄の部分が大きいため、特に収納時に嵩
ばり、さらにドライバー自体は通常の柄付きのも
のであるため、コストダウンが困難であるという
問題点があつた。
本考案は前記従来の問題点を解決し、収納性に
優れ、かつ安価な組合せ工具を提供することを目
的とするものである。
優れ、かつ安価な組合せ工具を提供することを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
前記問題点を解決するため、一端にプラス又は
マイナス等のドライバー部を有し、他端に断面略
矩形状の係合部を有するドライバー本体と、全体
を筒状に形成し、少なくとも一端にレンチ部を有
し、前記係合部の係合孔を軸方向ほぼ中央に有
し、かつ該係合孔と中心軸を挾んで対向する位置
に前記ドライバー本体の外径よりやや大きめの透
孔を有するボツクスレンチとからなるねじ回し工
具において、前記ドライバー本体を嵌挿し得る内
径と前記ボツクスレンチの内に強制嵌合し得る外
径とを有しかつ可撓性部材よりなるブツシユとを
備え、該ドライバー本体に前記ブツシユを嵌挿し
該ブツシユを介在して該ドライバー本体を前記ボ
ツクスレンチ内に収納保持するようにした。
マイナス等のドライバー部を有し、他端に断面略
矩形状の係合部を有するドライバー本体と、全体
を筒状に形成し、少なくとも一端にレンチ部を有
し、前記係合部の係合孔を軸方向ほぼ中央に有
し、かつ該係合孔と中心軸を挾んで対向する位置
に前記ドライバー本体の外径よりやや大きめの透
孔を有するボツクスレンチとからなるねじ回し工
具において、前記ドライバー本体を嵌挿し得る内
径と前記ボツクスレンチの内に強制嵌合し得る外
径とを有しかつ可撓性部材よりなるブツシユとを
備え、該ドライバー本体に前記ブツシユを嵌挿し
該ブツシユを介在して該ドライバー本体を前記ボ
ツクスレンチ内に収納保持するようにした。
(作用)
前記構成によれば、ドライバー本体をボツクス
レンチの透孔に挿入しその係合部を係合孔に嵌合
させることにより、ボツクスレンチを回転操作し
得ることはもとより、該レンチをドライバー本体
の柄として使用でき、また、ドライバー本体をブ
ツシユを介在してボツクスレンチ内に安定状態で
一体的に収納できる。
レンチの透孔に挿入しその係合部を係合孔に嵌合
させることにより、ボツクスレンチを回転操作し
得ることはもとより、該レンチをドライバー本体
の柄として使用でき、また、ドライバー本体をブ
ツシユを介在してボツクスレンチ内に安定状態で
一体的に収納できる。
(実施例)
第1図乃至第3図は本考案の第1の実施例を示
すもので、図中、10はドライバー本体、20は
ボツクスレンチ、30はブツシユである。
すもので、図中、10はドライバー本体、20は
ボツクスレンチ、30はブツシユである。
ドライバー本体10は、略丸棒状の棒状部11
の一端にドライバー部(ここではプラスドライバ
ー)12を形成し、他端に断面略矩形状の係合部
13を形成してなる。
の一端にドライバー部(ここではプラスドライバ
ー)12を形成し、他端に断面略矩形状の係合部
13を形成してなる。
ボツクスレンチ20は、略円筒状の筒状部21
の軸方向の両端に6角形のレンチ部22,23を
設け、筒状部21のレンチ部22近傍に中心軸を
挾んで対向する一対の透孔24a,24bを設
け、また、筒状部21のレンチ部23近傍に中心
軸を挾んで対向する一対の透孔25a,25bを
設け、更に筒状部21の軸方向のほぼ中央に中心
軸を挾んで対向する係合孔26a及び透孔26b
を設けてなる。透孔24a,24b,25a,2
5b,26bの径は前記ドライバー本体10の径
よりやや大きめに設定され、係合孔26aは前記
ドライバー本体10の係合部13を嵌合し得る大
きさに設定されている。
の軸方向の両端に6角形のレンチ部22,23を
設け、筒状部21のレンチ部22近傍に中心軸を
挾んで対向する一対の透孔24a,24bを設
け、また、筒状部21のレンチ部23近傍に中心
軸を挾んで対向する一対の透孔25a,25bを
設け、更に筒状部21の軸方向のほぼ中央に中心
軸を挾んで対向する係合孔26a及び透孔26b
を設けてなる。透孔24a,24b,25a,2
5b,26bの径は前記ドライバー本体10の径
よりやや大きめに設定され、係合孔26aは前記
ドライバー本体10の係合部13を嵌合し得る大
きさに設定されている。
前記ドライバー本体10は、例えばクロームバ
ナジウム鋼のような高張力素材からなり、ボツク
スレンチ20は、例えば通常の鋼板からなる。
ナジウム鋼のような高張力素材からなり、ボツク
スレンチ20は、例えば通常の鋼板からなる。
ブツシユ30は、ゴム、プラスチツク等の可撓
性部材からなり、略円筒状の筒状部31の周囲に
軸方向に沿つて4つの突条32を等間隔に設けた
形状をなしている。該突条32の頂点を通る円の
直径は前記ボツクスレンチ20の筒状部21の内
側に挿入し得る、即ちその内径よりやや大きく設
定され、また、筒状部31の内側33の内径は前
記ドライバー本体10の軸状部11を強制的に嵌
挿し得る、即ちその外径よりやや小さめに設定さ
れており、ブツシユ30にドライバー本体10を
嵌挿した時の摩擦力が、ボツクスレンチ20にブ
ツシユ30を挿入した時の摩擦力より大きくなる
如くなしている。また、筒状部31の一端34に
は外側に一段突出した段部34aが形成されてお
り、その外径は透孔24a〜26bに嵌入し得
る、即ちその内径よりやや大きめに設定されてい
る。
性部材からなり、略円筒状の筒状部31の周囲に
軸方向に沿つて4つの突条32を等間隔に設けた
形状をなしている。該突条32の頂点を通る円の
直径は前記ボツクスレンチ20の筒状部21の内
側に挿入し得る、即ちその内径よりやや大きく設
定され、また、筒状部31の内側33の内径は前
記ドライバー本体10の軸状部11を強制的に嵌
挿し得る、即ちその外径よりやや小さめに設定さ
れており、ブツシユ30にドライバー本体10を
嵌挿した時の摩擦力が、ボツクスレンチ20にブ
ツシユ30を挿入した時の摩擦力より大きくなる
如くなしている。また、筒状部31の一端34に
は外側に一段突出した段部34aが形成されてお
り、その外径は透孔24a〜26bに嵌入し得
る、即ちその内径よりやや大きめに設定されてい
る。
次にこの工具の使用方法及び作用について説明
する。先ずレンチとして使用する、例えば大きい
方のレンチ部23を使用する場合は、第2図に示
すようにボツクスレンチ20のレンチ部23をボ
ルト又はナツト(図示せず)に係合するととも
に、透孔24a,24bにドライバー本体10を
嵌合させる。この状態で、ドライバー本体10を
ボツクスレンチ20を中心として回すと、ドライ
バー本体10の棒状部11の側面が透孔24a,
24bの端面に当接し、ドライバー本体10に加
わる力がボツクスレンチ20に伝わり、ボツクス
レンチ20が回転する。また、小さい方のレンチ
部22を使用する場合は、該レンチ部22をボル
ト又はナツトに係合し、透孔25a,25bにド
ライバー本体10を嵌合させ、ドライバー本体1
0をボツクスレンチ20を中心として回すと、前
記同様にしてボツクスレンチ20が回転する。
する。先ずレンチとして使用する、例えば大きい
方のレンチ部23を使用する場合は、第2図に示
すようにボツクスレンチ20のレンチ部23をボ
ルト又はナツト(図示せず)に係合するととも
に、透孔24a,24bにドライバー本体10を
嵌合させる。この状態で、ドライバー本体10を
ボツクスレンチ20を中心として回すと、ドライ
バー本体10の棒状部11の側面が透孔24a,
24bの端面に当接し、ドライバー本体10に加
わる力がボツクスレンチ20に伝わり、ボツクス
レンチ20が回転する。また、小さい方のレンチ
部22を使用する場合は、該レンチ部22をボル
ト又はナツトに係合し、透孔25a,25bにド
ライバー本体10を嵌合させ、ドライバー本体1
0をボツクスレンチ20を中心として回すと、前
記同様にしてボツクスレンチ20が回転する。
捩子回しとして使用する場合は、第3図に示す
ようにドライバー本体10の係合部13を、ボツ
クスレンチ20の透孔26bを通して係合孔26
aに嵌合し、ブツシユ30をその一端34を係合
部13側に向けて棒状部11に嵌入し、段部34
aを透孔26bと棒状部11との間に嵌入し、更
にドライバー部12を捩子(図示せず)に係合さ
せる。この状態でボツクスレンチ20をドライバ
ー本体10を中心に回転させると、係合孔26a
の端面が係合部13の幅広面に当接し、ボツクス
レンチ20に加わる力がドライバー本体10に伝
達され、これによつてドライバー本体10が回転
する。この時、透孔26bにより棒状部11の一
部も支承されるため、ドライバー本体10は安定
に支持され、また、棒状部11と透孔26bとの
間には段部34aによる弾撥力が働くため、レン
チ20よりドライバー本体10が抜け落ちること
がない。なお、この状態でレンチとして使用する
こともでき、また、第2図の状態においてブツシ
ユ30をドライバー本体10とボツクスレンチ2
0との固定に同様にして使用することもできる。
ようにドライバー本体10の係合部13を、ボツ
クスレンチ20の透孔26bを通して係合孔26
aに嵌合し、ブツシユ30をその一端34を係合
部13側に向けて棒状部11に嵌入し、段部34
aを透孔26bと棒状部11との間に嵌入し、更
にドライバー部12を捩子(図示せず)に係合さ
せる。この状態でボツクスレンチ20をドライバ
ー本体10を中心に回転させると、係合孔26a
の端面が係合部13の幅広面に当接し、ボツクス
レンチ20に加わる力がドライバー本体10に伝
達され、これによつてドライバー本体10が回転
する。この時、透孔26bにより棒状部11の一
部も支承されるため、ドライバー本体10は安定
に支持され、また、棒状部11と透孔26bとの
間には段部34aによる弾撥力が働くため、レン
チ20よりドライバー本体10が抜け落ちること
がない。なお、この状態でレンチとして使用する
こともでき、また、第2図の状態においてブツシ
ユ30をドライバー本体10とボツクスレンチ2
0との固定に同様にして使用することもできる。
また、収納する場合は、第4図に示すようにブ
ツシユ30の内側33にドライバー本体10を嵌
挿し、これらをボツクスレンチ20の筒状部21
の内側にブツシユ30を介在して強制的に挿入・
固定する。この後、ボツクスレンチ用の装着具を
介してエンジン室等に取付ける。従つて、ドライ
バー本体10とボツクスレンチ20とを一体的に
収納・固定でき、ドライバー本体10は振動によ
りボツクスレンチ20から脱落することがない。
この際、前述したようにブツシユ30とボツクス
レンチ20との摩擦力により、ブツシユ30とド
ライバー本体10との摩擦力の方が大きいため、
ドライバー本体10をボツクスレンチ20から取
り出す 時、ブツシユ30がボツクスレンチ20内に取り
残されたままとなる恐れがない。
ツシユ30の内側33にドライバー本体10を嵌
挿し、これらをボツクスレンチ20の筒状部21
の内側にブツシユ30を介在して強制的に挿入・
固定する。この後、ボツクスレンチ用の装着具を
介してエンジン室等に取付ける。従つて、ドライ
バー本体10とボツクスレンチ20とを一体的に
収納・固定でき、ドライバー本体10は振動によ
りボツクスレンチ20から脱落することがない。
この際、前述したようにブツシユ30とボツクス
レンチ20との摩擦力により、ブツシユ30とド
ライバー本体10との摩擦力の方が大きいため、
ドライバー本体10をボツクスレンチ20から取
り出す 時、ブツシユ30がボツクスレンチ20内に取り
残されたままとなる恐れがない。
前記実施例によれば、ボツクスレンチ20をド
ライバー本体10によるドライバーの柄として使
用でき、従つて、従来のドライバーの柄が不要と
なり、コストダウンが図れ、また、ドライバー本
体10の長さもボツクスレンチ20と同程度にで
き、ボツクスレンチ20内に収納でき、従つて、
収納性が良くなる。
ライバー本体10によるドライバーの柄として使
用でき、従つて、従来のドライバーの柄が不要と
なり、コストダウンが図れ、また、ドライバー本
体10の長さもボツクスレンチ20と同程度にで
き、ボツクスレンチ20内に収納でき、従つて、
収納性が良くなる。
また、ドライバーとして使用する際、第5図に
示すようにブツシユ30をドライバー本体10の
軸体11上の略中央に装着し、ボツクスレンチ2
0を手の平で把持し、指先で該ブツシユ30を保
持しながら回転させるようになしても良い。ま
た、第5図に示す状態のまま、ブツシユ30を接
着剤によりドライバー本体10の軸体11に固着
するようにしても良い。
示すようにブツシユ30をドライバー本体10の
軸体11上の略中央に装着し、ボツクスレンチ2
0を手の平で把持し、指先で該ブツシユ30を保
持しながら回転させるようになしても良い。ま
た、第5図に示す状態のまま、ブツシユ30を接
着剤によりドライバー本体10の軸体11に固着
するようにしても良い。
第6図は本考案の第2の実施例を示すもので、
ここではドライバー本体に鍔部を設けた。即ち、
図中、40はドライバー本体であり、その棒状部
41の係合部42寄り、具体的には係合部42か
らボツクスレンチ20の径よりやや大きい距離だ
け離れた位置に鍔部43が設けられている。該鍔
部43は金属製のリングを軸体11上に溶接して
も良く、また、軸体11自体の一部を膨出させて
形成しても良い。従つて、同図に示されているよ
うに、レンチとして用いる際、係合部42側を透
孔24a,24bに挿入すれば、該鍔部43が筒
状部21の側面に係止され、ドライバー本体40
を回す時に軸方向に移動しなくなり、扱い易くな
る。また、この状態で、係合部42側にブツシユ
30を、段部34aを透孔24bと棒状部11と
間に嵌入する如く装着すれば、ドライバー本体4
0がボツクスレンチ20より脱落しなくなり、よ
り扱い易くなる。また、収納する際、鍔部43よ
りドライバー部44寄りにブツシユ30を嵌め、
係合部42側よりボツクスレンチ20内に挿入す
れば、ブツシユ30が取り残される恐れがまつた
くなくなる。なお、その他の構成・作用は第1の
実施例と同様である。
ここではドライバー本体に鍔部を設けた。即ち、
図中、40はドライバー本体であり、その棒状部
41の係合部42寄り、具体的には係合部42か
らボツクスレンチ20の径よりやや大きい距離だ
け離れた位置に鍔部43が設けられている。該鍔
部43は金属製のリングを軸体11上に溶接して
も良く、また、軸体11自体の一部を膨出させて
形成しても良い。従つて、同図に示されているよ
うに、レンチとして用いる際、係合部42側を透
孔24a,24bに挿入すれば、該鍔部43が筒
状部21の側面に係止され、ドライバー本体40
を回す時に軸方向に移動しなくなり、扱い易くな
る。また、この状態で、係合部42側にブツシユ
30を、段部34aを透孔24bと棒状部11と
間に嵌入する如く装着すれば、ドライバー本体4
0がボツクスレンチ20より脱落しなくなり、よ
り扱い易くなる。また、収納する際、鍔部43よ
りドライバー部44寄りにブツシユ30を嵌め、
係合部42側よりボツクスレンチ20内に挿入す
れば、ブツシユ30が取り残される恐れがまつた
くなくなる。なお、その他の構成・作用は第1の
実施例と同様である。
(考案の効果)
以上説明したように本考案によれば、一端にプ
ラス又はマイナス等のドライバー部を有し、他端
に断面略矩形状の係合部を有するドライバー本体
と、全体を筒状に形成し、少なくとも一端にレン
チ部を有し、前記係合部の係合孔を軸方向のほぼ
中央に有し、かつ該係合孔と中心軸を挾んで対向
する位置に前記ドライバー本体の外径よりやや大
きめの透孔を有するボツクスレンチとからなるね
じ回し工具において、前記ドライバー本体を嵌挿
し得る内径と前記ボツクスレンチの内に強制嵌合
し得る外径とを有しかつ可撓性部材よりなるブツ
シユとを備え、該ドライバー本体に前記ブツシユ
を嵌挿し該ブツシユを介在して該ドライバー本体
を前記ボツクスレンチ内に収納保持するようにし
たので、ドライバー本体をボツクスレンチの透孔
に挿入することによりレンチを回転操作し得るこ
とはもとより、ドライバー本体の係合部を透孔側
より係合孔に嵌合させることにより、該ボツクス
レンチをドライバー本体の柄として使用でき、ま
た、ドライバー本体をブツシユを介在してボツク
スレンチ内に安定状態で一体的に収納でき、自動
車のエンジン室等に取付けて使用するような場
合、ドライバー本体が振動によりボツクスレンチ
から脱落することがなくしかもコンパクトに収納
できる。従つて、部品数の少ない安価な、かつ収
納性の優れたねじ回し工具を提供することができ
る等の利点がある。
ラス又はマイナス等のドライバー部を有し、他端
に断面略矩形状の係合部を有するドライバー本体
と、全体を筒状に形成し、少なくとも一端にレン
チ部を有し、前記係合部の係合孔を軸方向のほぼ
中央に有し、かつ該係合孔と中心軸を挾んで対向
する位置に前記ドライバー本体の外径よりやや大
きめの透孔を有するボツクスレンチとからなるね
じ回し工具において、前記ドライバー本体を嵌挿
し得る内径と前記ボツクスレンチの内に強制嵌合
し得る外径とを有しかつ可撓性部材よりなるブツ
シユとを備え、該ドライバー本体に前記ブツシユ
を嵌挿し該ブツシユを介在して該ドライバー本体
を前記ボツクスレンチ内に収納保持するようにし
たので、ドライバー本体をボツクスレンチの透孔
に挿入することによりレンチを回転操作し得るこ
とはもとより、ドライバー本体の係合部を透孔側
より係合孔に嵌合させることにより、該ボツクス
レンチをドライバー本体の柄として使用でき、ま
た、ドライバー本体をブツシユを介在してボツク
スレンチ内に安定状態で一体的に収納でき、自動
車のエンジン室等に取付けて使用するような場
合、ドライバー本体が振動によりボツクスレンチ
から脱落することがなくしかもコンパクトに収納
できる。従つて、部品数の少ない安価な、かつ収
納性の優れたねじ回し工具を提供することができ
る等の利点がある。
図面は本考案の説明に供するもので、第1図乃
至第5図は本考案の第1の実施例を示し、第1図
は分解斜視図、第2図はレンチとしての使用状態
を示す一部切り欠き側面図、第3図はドライバー
としての使用状態を示す一部切り欠き側面図、第
4図は収納状態を示す一部切り欠き側面図、第5
図はドライバーとしての使用状態の他の例を示す
一部切り欠き側面図、第6図は第2の実施例を示
す第2図と同様な図である。 10……ドライバー本体、11……棒状部、1
2……ドライバー部、13……係合部、20……
ボツクスレンチ、21……筒状部、22,23…
…レンチ部、24a,24b,25a,25b,
26b……透孔、26a……係合孔、30……ブ
ツシユ。
至第5図は本考案の第1の実施例を示し、第1図
は分解斜視図、第2図はレンチとしての使用状態
を示す一部切り欠き側面図、第3図はドライバー
としての使用状態を示す一部切り欠き側面図、第
4図は収納状態を示す一部切り欠き側面図、第5
図はドライバーとしての使用状態の他の例を示す
一部切り欠き側面図、第6図は第2の実施例を示
す第2図と同様な図である。 10……ドライバー本体、11……棒状部、1
2……ドライバー部、13……係合部、20……
ボツクスレンチ、21……筒状部、22,23…
…レンチ部、24a,24b,25a,25b,
26b……透孔、26a……係合孔、30……ブ
ツシユ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端にプラス又はマイナス等のドライバー部
を有し、他端に断面略矩形状の係合部を有する
ドライバー本体と、全体を筒状に形成し、少な
くとも一端にレンチ部を有し、前記係合部の係
合孔を軸方向のほぼ中央に有し、かつ該係合孔
と中心軸を挾んで対向する位置に前記ドライバ
ー本体の外径よりやや大きめの透孔を有するボ
ツクスレンチとからなるねじ回し工具におい
て、前記ドライバー本体を嵌挿し得る内径と前
記ボツクスレンチの内に強制嵌合し得る外径と
を有しかつ可撓性部材よりなるブツシユとを備
え、該ドライバー本体に前記ブツシユを嵌挿し
該ブツシユを介在して該ドライバー本体を前記
ボツクスレンチ内に収納保持するようにしたこ
とを特徴とするねじ回し工具。 (2) ボツクスレンチの中心軸を挾んで対向する位
置にドライバー本体の外径よりやや大きめの一
対の透孔を少なくとも一組設けたことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載のねじ
回し工具。 (3) ブツシユの少なくとも一端の内縁を透孔に嵌
入し得る径の分だけ突出させたことを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記
載のねじ回し工具。 (4) ドライバー本体に鍔部を設けたことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項
いずれか1項記載のねじ回し工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984191156U JPS634610Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984191156U JPS634610Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61105571U JPS61105571U (ja) | 1986-07-04 |
JPS634610Y2 true JPS634610Y2 (ja) | 1988-02-05 |
Family
ID=30748596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984191156U Expired JPS634610Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS634610Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11358269B2 (en) * | 2019-09-30 | 2022-06-14 | Raytheon Company | Torque enhancing adapter for a hand tool |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS413896Y1 (ja) * | 1964-05-25 | 1966-03-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52150095U (ja) * | 1976-05-11 | 1977-11-14 |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP1984191156U patent/JPS634610Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS413896Y1 (ja) * | 1964-05-25 | 1966-03-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61105571U (ja) | 1986-07-04 |
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