JPH06779Y2 - 基板試験用治具 - Google Patents

基板試験用治具

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JPH06779Y2
JPH06779Y2 JP1985047022U JP4702285U JPH06779Y2 JP H06779 Y2 JPH06779 Y2 JP H06779Y2 JP 1985047022 U JP1985047022 U JP 1985047022U JP 4702285 U JP4702285 U JP 4702285U JP H06779 Y2 JPH06779 Y2 JP H06779Y2
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JP
Japan
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test
substrate
probe
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test plate
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JP1985047022U
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JPS61161774U (ja
Inventor
秀俊 松沢
Original Assignee
有限会社サンエー技研
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  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばプリント基板の電気的試験を、迅速、
かつ、確実に行わせるための基板試験治具に関し、詳し
くは、治具に付着した塵埃等の除去が容易で、基板のテ
ストポイントと確実に電気信号の授受をさせる基板試験
用治具に関するものである。
(従来の技術) 従来、プリント基板等の電気的試験時に使用される試験
用治具は、第5図に示すように、被試験用の基板1を定
位置にセットさせる試験板2と、試験板2のガイドピン
2Aを着脱可能に支持するガイド穴2Bを備え、試験板
2にセットされた状態の基板1のテストポイントTPに
対応する試験板2の位置に明けられた貫通小穴等3を通
して前記テストポイントTPに接触するプローブ4を取
付けるとともに試験板2との間に気密室5を形成するた
めの例えば、伸縮自在の合成ゴム等で形成された気密性
部材6を環閉形状に取付けたプローブ取付板7とで構成
され、試験板2,プローブ取付板7は、4本の支柱8
A,8B,8C,8Dに支持された状態で台板9に載置
される。プローブ取付板7に取付けられた気密性部材6
によって、試験板2の間に形成された気密室5の空気
を、例えば、外部に設けた真空ポンプなどによって排気
し、気密室5の気圧を下げるための排気口10および排
気口10に接続され、前記真空ポンプと連結するための
排気管11および連結口12が設けられる。また、前記
支柱8A,8B,8C,8Dとプローブ取付板7は、支
柱8A,8Bの上端部に設けられた係止片13を介して
ネジ14によってネジ止めされるとともに、支柱8C,
8Dとプローブ取付板7は蝶番15によって開閉可能に
支持されたものである。
なお、第6図は第5図におけるX−X矢視図である。第
6図に示すように、プローブ4は基板1のテストポイン
トTPに対応する位置に取付けられ、また、気密性部材
6はプローブ取付板7の上面側に取付けられている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の基板試験用治具においては試験板2と試験板
2の下側に位置するプローブ取付板7の間に気密室5を
形成するための気密性部材6が第5図に示すように塵埃
等の付着しやすいプローブ取付板7の上面側に取付けら
れていたため、プローブ取付板7に付着した塵埃等を除
去するときに環閉形状に取付けられた気密性部材6が邪
魔をして塵埃等を十分に除去することが困難であり、そ
のため、基板1のテストポイントとプローブ4の信号授
受に確実性を欠くという問題があった。
そこで本考案は、以上の問題を解決するため、試験板2
の下面に気密室5を形成するための気密性部材6を取付
けて、プローブ取付板7に付着した塵埃等を容易に除去
させることを、その解決すべき技術的課題とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記課題解決のための技術的手段は、基板試験用治具
を、被試験用の基板が上面の所定位置に載置されるとと
もに伸縮性を有する気密性部材を下面の周縁に沿って環
状に取り付けた試験板と、上端面が前記気密性部材の下
端面と密着し、前記試験板との間に気密室を形成すると
ともに、その気密室の空気を排出するための排気パイプ
が接続され、その排気パイプから上記気密室の空気が排
出され気密室の気圧が低くなって前記試験板が大気圧に
より押圧されたときの前記気密性部材の厚み方向の縮小
に伴って前記試験板が近接したとき、その試験板に載置
された前記基板のそれぞれのテストポイントと接触させ
て試験信号を授受する複数のプローブを立設したプロー
ブ取付板とを備えた構成にする事である。
(作用) 試験板とプローブ取付板の間に気密室を形成する気密性
部材は、気密室の空気が、例えば外部に設けた真空ポン
プによって排気されると、気密室は真空状態になって気
密性部材が大気圧によって圧縮され、その結果、試験板
はプローブ取付板に近ずき、試験板にセットされた基板
のテストポイントとプローブが接触して基板のテストポ
イントとプローブの間で信号授受が可能となる。このよ
うな作用をする気密性部材は、前記従来の基板試験用治
具と異なり、試験板側に取付けられているためプローブ
取付板に付着した塵埃等は容易に除去できる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例の構成と作用を第1図および第
1図のY−Y矢視による第2図により説明する。
第1図は、本実施例にかかる基板試験用治具の側面図を
示したもので、電気的試験をされる基板1は、試験板2
の上面に取付けられた合成ゴム等の弾性を有したシート
2S上に、セットピン2Pによりガイドされた状態でセ
ットされる。試験板2の下面には、気密室5を形成する
ための例えば伸縮性を有する合成ゴム等で形成された気
密性部材6が第2図に示すような環閉形状に取付けられ
る。また、試験板2には、基板1のテストポイントTP
に対応した位置に貫通小穴3が明けられ、さらに、試験
板2の下側に位置するプローブ取付板7と組合わせ取付
けをさせるときに、定位置にセットさせるためのガイド
ピン2Aが対角状に2個、前記気密性部材6が取付けら
れた面と同一面に取付けられる。
気密性部材6の下面に密着状に接触して試験板2との間
に気密室5を形成するプローブ取付板7には、前記試験
板2に取付けられたガイドピン2Aがガイドされるガイ
ド穴2Bがガイドピン2Aの位置に対応して形成され、
さらに、前記試験板2に形成された貫通小穴3のそれぞ
れの位置に相対して基板1のテストポイントTPに電気
的接触をさせるためのプローブ4が取付けられる。ま
た、前記気密室5の空気を、外部に設けられた、例えば
真空ポンプによって排気するための排気口10が2箇所
設けられ、気密室5の空気は排気口10から排気管1
1,連結口12を介して前記真空ポンプによって排気さ
れる。なお、気密室5の空気は排気口10から排気管1
1および連結口12を介して真空ポンプによって排気さ
れる手段の他に、排気口10に直接ホース等を接続して
気密室5の空気を排気しても同様の効果が得られる。
プローブ取付板7は、台板9上に取付けられた4本の支
柱8A,8B,8C,8Dに支持され、支柱8A,8B
の上端には係止片13が取付けられてプローブ取付板7
をネジ14で係止する。支柱8A,8Bと相対する位置
に支柱8C,8Dが取付けられ、支柱8C,8Dの上端
には蝶番15が取付けられることによって、プローブ取
付板7が開閉可能に構成される。
なお、プローブ4は、先端部すなわち、基板1のテスト
ポイントTPに接触させる探針部が外力に応じて弾性伸
縮するように構成され、テストポイントTPに均一の接
触圧で接触するように形成されたもので、第3図に示す
ように、本体部4Bの内部に弾着されたスプリング4D
によって、探針部4Aが、基板1のテストポイントTP
に接触して押圧されたときに、探針部4Aが圧力に応じ
て縮む一方、基板1の電気的試験完了後に気密室5に空
気が再入されたときに基板1のテストポイントTPと探
針部4Aが離れるため、スプリング4Dは再び自然状態
に戻り、探針部4Aが元の位置に戻る。なお、プローブ
4の基端部4Cにはラッピングピンが取付けられる。
なお、気密室5の空気が排出され、気密性部材6が圧縮
されたとき、試験板2とプローブ取付板7の間に、異
物、例えばドライバーなどが挟まれると、プローブ4が
基板1のテストポイントTPと接触が不可能になった
り、人の指が挟まれると危険であるため、試験板2の下
面外周に気密性部材6より軟質な例えばウレタンゴムの
しゃ閉部材6Aを取付け、異物の侵入を防止する。
以上の構成のもとで、前記真空ポンプ等により気密室5
の空気が排気されると、気密室5の気圧が低下するた
め、気密性部材6が大気圧によって圧縮され、試験板2
とプローブ取付板7の間隔がせまくなって、試験板2に
セットされた基板1のテストポイントTPと、プローブ
4が接触し、テストポイントTPとプローブ4との間で
電気信号の授受が可能となる。プローブ4の基端部に
は、例えば、図示していないラッピング手段によって信
号線が接続され、それぞれの信号線は基板1をテストす
るための図示していない外部のテスト装置に接続され
る。
試験される基板1に、例えば、オプション仕様時に部品
を実装するための予備実装穴が明けられており、前記気
密室5の空気を排気するときに、この予備実装穴から空
気が吸入されて、気密室5の気圧が下がらない場合、基
板1のテストポイントTPとプローブ4は接触が不可能
となる。このような場合には、第4図に示すような、例
えば透明合成樹脂で形成され、底部周縁に合成ゴム30
等を取付けたカバーボックス31を前記予備実装穴部、
もしくは、基板1のほぼ全体に密着するように被せるこ
とによって、予備実装穴から気密室5に空気が吸入され
ることを防止することができる。
さらにまた、基板1に前記同様の予備実装穴Hが空けら
れている場合、第7図の側面図および第7図の矢視Z1
−Z1に沿った第8図に示すように、試験板2の下面に
形成された気密性部材6、遮蔽部材6Aの他に、基板1
の外周にほぼ沿った形状に気密性部材6と同材質か、も
しくは類似材質でパッキンループ6Bを形成したうえ、
試験板2をプローブ取付板7にセットして前記同様の手
段で気密性部材6とパッキンループ6Bとで囲まれた気
密室5Aの空気を排気して気圧を下げる。なお、第7図
は、第8図における矢視Z2−Z2に沿い、一部破断面
を含んだ側面図を示したものである。
前記気密室5Aの気圧が下がると、試験板2は下がって
プローブ取付板7に近接するが、基板1がセットされた
部分は十分に下がらず、さらにプローブ取付板7に取付
けられたプローブ4の先端が基板1のテストポイントT
Pに接触すると基板1が浮いてしまうため、第4図に示
したような前記カバーボックス31を、第7図に示すよ
うに基板1を完全に包含するように状態に被せ、押え柱
31Aによって基板1の浮き上りを押え、基板1のテス
トポイントTPとプローブ4を確実に接触させることが
できる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、従来、プローブ取付板に
設けられていた気密性部材を試験板に取付けたためにプ
ローブ取付板に付着した塵埃等を容易に除去することが
可能になり、プローブを基板のテストポイントに確実に
接触させ、正確な電気的試験を行わせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる基板試験用治具の側
面図、第2図はその矢視図、第3図は一実施例のプロー
ブ構造説明図、第4図はカバーボックス外形図、第5図
は従来の基板試験用治具の側面図、第6図は第5図のX
−X矢視図、第7図は他の実施例の側面図、第8図は第
7図のZ1−Z1矢視図である。 1…基板 2…試験板 3…貫通小穴 4…プローブ 5…気密室 6…気密性部材 6A…しゃ閉部材 7…プローブ取付板 8A,8B,8C,8D…支柱 9…台板 10…排気口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被試験用の基板が上面の所定位置にセット
    されるとともに伸縮性を有する気密性部材を下面の周縁
    に沿って環状に取り付けた試験板と、上端面が前記気密
    性部材の下端面と密着し、前記試験板との間に気密室を
    形成するとともに、その気密室の空気を排出するための
    排気パイプが接続され、その排気パイプから上記気密室
    の空気が排出され気密室の気圧が低くなって前記試験板
    が大気圧により押圧されたときの前記気密性部材の厚み
    方向の縮小に伴って前記試験板が近接したとき、その試
    験板にセットされた前記基板の下面形成のそれぞれのテ
    ストポイントと接触させて試験信号を授受する複数のプ
    ローブを立設したプローブ取付板とを備えたことを特徴
    とする基板試験用治具。
JP1985047022U 1985-03-29 1985-03-29 基板試験用治具 Expired - Lifetime JPH06779Y2 (ja)

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