JPH0677873U - 電動式エアーダスタ - Google Patents

電動式エアーダスタ

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JPH0677873U
JPH0677873U JP2373593U JP2373593U JPH0677873U JP H0677873 U JPH0677873 U JP H0677873U JP 2373593 U JP2373593 U JP 2373593U JP 2373593 U JP2373593 U JP 2373593U JP H0677873 U JPH0677873 U JP H0677873U
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compressor
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crank mechanism
reciprocating
motor
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JP2373593U
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克次 菊池
篤樹 橋本
潔 杉岡
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Nitto Kohki Co Ltd
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Nitto Kohki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管内部で結露することなく、吐出空気に脈
動が得られ、携帯に便利であること。 【構成】 把持部12を有するユニット本体11に電源
部13を介して駆動するモータ14を内蔵し、ユニット
本体11に着脱自在に設けた機構部19内にクランク機
構27を収納する。モータ14の回転をクランク機構2
7により直線往復動に変換する。機構部19には、シリ
ンダ25内に設けたピストン26を往復動される圧縮機
24を着脱自在に設ける。この圧縮機24の吐出側にノ
ズル部45を直結させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、機器内の埃の除去や精密機器或はその他の位置に付着した塵埃を除 去するためのポータブルタイプの電動式エアーダスタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より電子機器の精密機器の基板やその他の機器類に付着した塵埃を除去す る方法として、フロンガスを利用したスプレの噴出力により除去する方法が知ら れているが、フロンガスの規制等により、最近では、図5に示すようなダスタを 用いて機器に付着したゴミやホコリ等を除去するようにしている。 これを同図に従って具体的に説明すると、電磁往復動型のコンプレッサ1と、 このコンプレッサ1に接続した圧縮空気送給用のスパイラル状の送給チューブ2 と、この送給チューブ2の先端に接続したエアガン3とにより構成され、このエ アガン3には、把持部4とノズル5並びにスイッチ6を設けている。 このダスタを操作するには、エアガン3のスイッチ6を押すと、圧縮空気がコ ンプレッサ1より送給チューブ2に送られ、エアガン3のノズル5より圧縮空気 が吐出されて機器等のホコリ等を除去するようにしている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】 上記した従来のダスタは、コンプレッサ1から吐出された圧縮空気は、送給チ ューブ2を介してエアガン3のノズル5より吐出されるので、吐出されるまでの 配管が長いために結露しやすく、その結果、配管内の吐出空気にミストが含まれ ることになり、精密機器等のダスタとしては不向きである。この現象を防止する 対策としてエアガン3にフィルタ付きのドレイン機構を内蔵してドレインを排出 するようにしている場合もある。 また、コンプレッサの吐出空気には脈動があり、この脈動がゴミを吹き散らす 場合に好都合であるが、上記したように管路が長くなるため、コンプレッサ1か ら吐出される圧縮空気は却って脈動が損なわれ、ダスタに好都合な脈動空気が減 殺される結果になる。更に、従来のダスタは機構が複雑で重量もあるため、持ち 運びが不便であるとともに、商用電源がない場所での使用ができなかった。
【0004】 そこで、結露現象を生じさせることなく、吐出空気に脈動が得られ、しかも携 帯性に優れ如何なる場所でも使用可能なダスタの開発が望まれていた。 本考案は、上記した要望を満足することのできるダスタを提供することを目的 とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】 上記の目的を達成するため、本考案は、把持部を有するユニット本体に、蓄電 池を電源とする電源部を介して駆動する電動機を内蔵し、このユニット本体に着 脱自在に設けた機構部内にクランク機構を収納すると共に、電動機の回転運動を 前記クランク機構により直線往復動に変換し、この機構部には、シリンダ内に設 けたピストンを往復動させる往復動容積形圧縮機を着脱自在に設け、この圧縮機 の吐出側にノズル部を直結させた電動式エアーダスタである。
【0006】
【作用】
本考案は、上述のように構成したから、機器の基板等に付着しているゴミやホ コリを取り除く場合、ユニット本体を把持しながらスイッチをオンにすると、ユ ニット本体内の電動機(モータ)が回転駆動し、この回転運動をクランク機構等 の連動機構を介して圧縮機を作動させる。 この圧縮機によって発生した圧縮空気は、圧縮機に直結したノズル部より脈動 的に吐出するので、ゴミやホコリを素早く取り除くことができる。
【0007】 具体的には、電源部を有するユニット本体内のモータの回転運動を機構部内に 設けたクランク機構により直線往復運動に変換し、この往復運動をシリンダ内に 設けたピストンを往復動させて脈動的な圧縮空気を発生させると、このピストン の前面に取り付けたノズル部より脈動的な圧縮空気が吐出する。 この場合、ユニット本体と機構部並びにノズル部を設けた往復動コンプレッサ をそれぞれ取り外すことができるため、持ち運びに便利である。
【0008】
【実施例】
図面は、本考案における電動式エアーダスタの一実施例を示したものである。 ユニット本体11の外周面に作業者が手で把持するための把持部12を形成し、 ユニット本体11の後端部には、蓄電池を電源とし、又は充電タイプの電源部1 3を着脱自在に設け、更にユニット本体11の前方内部に電動機(本例のモータ 電圧は9.6V)14を配設し、把持部12の一部にモータ14をオンオフさせる 押ボタンスイッチ15を設けている。このモータ14は、ユニット本体11に取 り付けた基材16に固着し、出力軸17を突設させている。
【0009】 また、ユニット本体11の基材16には、ボルト18を介して機構部19を着 脱自在に固着し、この機構部19は、ケーシング20aに後述するボルト22を 介してフランジカバ20bを固着し、このフランジカバ20bには、保持部材2 1を前述のボルト22を介して固着し、この保持部材21の前方位置にボルト2 3を介して往復動容積形圧縮機24を着脱自在に設ける。 本実施例において、圧縮機24は、シリンダ25とピストン26からなる往復 動コンプレッサを用いている。
【0010】 一方、上記したモータ14の出力軸17は、機構部19の内部に設けた連動機 構27により往復動コンプレッサ体23を駆動させている。 本例における連動機構は、クランク機構27を用いており、このクランク機構 27の構造は、図1において、出力軸17に設けた小ギア28と大ギア29を噛 み合わせ、この大ギア29に設けた駆動輪30の偏心位置に偏心軸31を設け、 この偏心軸31をガイドシャフト32の後端部に設けた係合溝33に係合させ、 後端部の反対面には、フランジカバ20bに回動自在に軸着した案内輪34を案 内させる案内溝35を形成して、モータ14の回転運動を直線往復運動に変換す るように構成している。
【0011】 ガイドシャフト32の先端部を往復動コンプレッサ24のピストン26に設け たスプリングピン36に固着し、このピストン26をシリンダ25内に往復動自 在に設け、このシリンダ25の前面をヘッド38で被蓋し、このヘッド38にア ウトレットバルブ39を設けた吸入口40と、インレットバルブ41を設けた吐 出口42を設け、このヘッド38にヘッドカバ43を固着し、このヘッドカバ4 3には、吐出口42に連通した取付口44があり、この取付口44にノズル部( 好ましくは内径1〜2mm程度)45の後端部を着脱自在に螺着させ、更に吸入口4 0に連通する開口部46にフィルタ47を充填している。
【0012】 次に上記実施例の作用を説明する。 例えば、電子機器、精密機器の基板、光センサー部のホコリ除去や自販機、両 替機などの通貨処理機器内のホコリ除去の作業を実施する場合、電源部13を有 するユニット本体11を把持しながら押ボタンスイッチ15をオンにすると、ユ ニット本体11内のモータ14が回転駆動し、この回転運動を機構部19内に設 けたクランク機構27によりガイドシャフト32を直線往復運動に変換し、この 往復運動をシリンダ25内に設けたピストン26を往復動させて脈動的な圧縮空 気を発生させ、この圧縮空気は、吐出口42を通過してノズル部45より脈動的 に吐出され、機器等のホコリやゴミを吹き飛ばすようにして除去する。
【0013】 この場合、ユニット本体11と機構部19並びにノズル部45を設けた往復動 コンプレッサ24は、それぞれ取り外すことができるため、コンパクトにするこ とができ、持ち運びと携帯にも便利である。
【0014】
【考案の効果】
以上のことから明らかなように、本考案によると、圧縮空気の流路内で結露現 象が生じることなく、モータである熱源が近接位置にあるので、ミストは蒸発す るため、本体内部等にドレイン機構等を設ける必要がない。 また、往復動容積形圧縮機にノズル部を直結させているので、吐出空気に充分 な脈動が得られ、ダスタとしての機能が有効に発揮されると共に、携帯性に優れ しかも商用電源のない場所でも簡便に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における一実施例を示すダスタの一部切
欠き平面図である。
【図2】図1における一部切欠き正面図である。
【図3】図1における側面図である。
【図4】図1におけるクランク機構の部分を示した部分
拡大斜視図である。
【図5】従来におけるダスタの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 ユニット本体 12 把持部 13 電源部 14 電動機 19 機構部 24 往復動容積形圧縮機 27 クランク機構 45 ノズル部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部を有するユニット本体に、蓄電池
    を電源とする電源部を介して駆動する電動機を内蔵し、
    このユニット本体に着脱自在に設けた機構部内にクラン
    ク機構を収納すると共に、電動機の回転運動を前記クラ
    ンク機構により直線往復動に変換し、この機構部には、
    シリンダ内に設けたピストンを往復動させる往復動容積
    形圧縮機を着脱自在に設け、この圧縮機の吐出側にノズ
    ル部を直結させたことを特徴とする電動式エアーダス
    タ。
JP1993023735U 1993-04-12 1993-04-12 電動式エアーダスタ Expired - Fee Related JP2590225Y2 (ja)

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JPH0677873U true JPH0677873U (ja) 1994-11-01
JP2590225Y2 JP2590225Y2 (ja) 1999-02-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015029977A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 日東工器株式会社 可搬型除塵装置
JP2017192905A (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 ダイセン株式会社 エアーノズル装置とエアーダスタとエアーチッパー
JP2021076097A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 マックス株式会社 ブロワー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0474560U (ja) * 1990-11-02 1992-06-30

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