JPH0677867A - ダイバーシチ受信回路 - Google Patents

ダイバーシチ受信回路

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JPH0677867A
JPH0677867A JP5103289A JP10328993A JPH0677867A JP H0677867 A JPH0677867 A JP H0677867A JP 5103289 A JP5103289 A JP 5103289A JP 10328993 A JP10328993 A JP 10328993A JP H0677867 A JPH0677867 A JP H0677867A
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JP
Japan
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branch
offset
electric field
field strength
circuit
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JP5103289A
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Inventor
Satoshi Nakamura
中村  聡
Norio Kubo
徳郎 久保
Yasuyuki Oishi
泰之 大石
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はダイバーシチ受信回路に関し、各ブ
ランチの受信感度に差があってもダイバーシチゲインの
減少を防止しデータの誤り率を低減することを目的とす
る。 【構成】 加算部(20)は、各ブランチの復調部で得
られたブランチ毎の回線品質の所定期間の総和を算出す
る。オフセット部(21)は、上記各ブランチの受信電
界強度レベルに上記各ブランチの回線品質の総和に応じ
たオフセットを加算する。各ブランチのオフセット付き
の受信電界強度レベルを比較して復調信号を選択するブ
ランチを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイバーシチ受信回路に
関し、2つのアンテナのうち受信電界の大きなアンテナ
の受信信号を選択するダイバーシチ受信回路に関する。
【0002】近年、『いつでも、どこでも、誰とでも』
通信したいと言う要望が高まり、自動車電話等の移動通
信の加入者が急激に増加している。
【0003】そして、自動車電話に代表される移動通信
についてみると、自動車はビルかげの道路を走っている
ので、通常基地局のアンテナは直視できない。その結
果、自動車のアンテナには、反射波や回折波等、いろい
ろな位相の波が到来する。それぞれの波の経路は到達距
離が異なるので、自動車のアンテナへはそれぞれの位相
がランダムの状態が入力される。もし、位相が同相であ
れば受信電界は強めあって大きくなるが、もし逆相であ
れば弱め合って非常に小さくなる。移動通信におけるこ
のような伝送経路はマルチパス伝送路と呼ばれている。
この事情から、自動車の周囲にはおよそ1波長に相当す
るピッチで電界が弱め合って、きわめて小さくなる場合
が連続的ないしは一様に生じフェージングと呼ばれてい
る。
【0004】このフェージングにより、ある車速で走行
しながら受信したとき、周期的に受信電界が大きく落ち
込むため、いかに受信電界が高くても誤り率がある程度
以下に下がらないというフロアという現象が生じる。こ
のフロアを克服するため、受信機に2つのアンテナを用
意し、絶えず2つのアンテナの受信電界を比較して、大
きな受信電界が得られるアンテナの受信信号を選択する
というダイバーシチ受信という方法がよく用いられる。
【0005】
【従来の技術】図12は従来のダイバーシチ受信回路の
一例のブロック図を示す。この回路はPSK(フェーズ
・シフト・キーイング)信号を受信し、復調後のデータ
を1シンボル毎に切換える検波後選択ダイバーシチ方式
である。
【0006】図5において、各ブランチのアンテナ10
a,10bで受信されたPSK信号は受信部(RX)1
1a,11bで同調、増幅及び周波数変換され、ここで
得られた中間周波信号は復調部(DEM)12a,12
b夫々に供給され復調される。復調部12a,12b夫
々の出力するデータDATA1,2及び再生キャリアC
RD1,2はスイッチ(SW)13に供給され、ここで
DATA1とCRD1又はDATA2とCRD2のいず
れか一方が選択される。選択されたデータは端子14よ
り出力され、また選択された再生キャリアはシンボルク
ロック再生部(STR)15に供給され、ここで再生キ
ャリアに同期したシンボルクロックSCKが再生されて
比較部16に供給される。
【0007】ところで受信部11a,11b夫々は受信
電界強度に対応したレベルの受信電界強度信号RSSI
1,RSSI2を生成して比較部16に供給する。比較
部16は上記RSSI1とRSSI2と値の比較を行な
い、シンボルクロックSCKに同期して比較結果を選択
信号SELとしてスイッチ13に供給する。これによっ
てスイッチ13は受信電界強度が大なる側のブランチの
データDATA1又はDATA2と、再生キャリアCR
D1又はCRD2とを選択し、復調特性の向上を図って
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のダイバーシチ受
信回路では、各ブランチの受信部11a,11b夫々の
受信電界強度信号RSSI1,RSSI2夫々の値が同
一の場合にも各ブランチの受信感度の差により復調部1
2a,12bで得られるデータDATA1,DATA2
夫々の誤り率に差が生じることがある。
【0009】このようにな場合、受信電界強度信号RS
SI1,RSSI2の比較によって選択したブランチの
方が選択されなかったブランチよりも誤り率が高くな
り、ダイバーシチゲインが減少する場合もあるという問
題があった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
各ブランチの受信感度に差があってもダイバーシチゲイ
ンの減少を防止しデータの誤り率を低減するダイバーシ
チ受信回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のダイバー
シチ受信回路は、複数のブランチ夫々の受信部で得られ
た受信電界強度信号のレベルを比較し、上記受信電界強
度レベルの大なるブランチの復調信号を選択するダイバ
ーシチ受信回路において、各ブランチの復調部で得られ
たブランチ毎の回線品質の所定期間の総和を算出する加
算部と、上記各ブランチの受信電界強度レベルに上記各
ブランチの回線品質の総和に応じたオフセットを加算す
るオフセット部とを有し、各ブランチのオフセット付き
の受信電界強度レベルを比較して復調信号を選択するブ
ランチを決定する。
【0012】また、請求項2記載のダイバーシチ受信回
路は、選択されたブランチの回線品質を改善する方向に
オフセット値を可変し、上記オフセット値を上記複数の
ブランチのいずれか一方のブランチの受信電界強度レベ
ルに加算する第2のオフセット部(61)を有し、一方
のブランチの受信部のオフセット付きの受信電界強度レ
ベルと、他方のブランチの受信部の受信電界強度レベル
とを比較して復調信号を選択するブランチを決定する。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明においては、各ブランチの
回線品質を所定期間加算した総和に応じて各ブランチの
受信電界強度レベルにオフセットを加算するため、各ブ
ランチの受信感度の差が上記オフセットにより打ち消さ
れ、選択されたブランチの誤り率は常に他のブランチの
誤り率より低くなる。
【0014】また、請求項2記載の発明においては、一
方のブランチの受信電界強度レベルにオフセットを加算
するため、回路構成が簡単となる。
【0015】
【実施例】図1は本発明回路の第1実施例のブロック図
を示す。同図中、図12と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0016】図1において、復調部(DEM)12a,
12b夫々は復調した各シンボルの回線品質1、回線品
質2夫々を加算部20に供給する。
【0017】ここで、受信信号がQPSK信号の場合、
コンスタレーションは図2に示す如くなる。受信位相を
32分割したとき、復調器が完全でノイズがない場合の
復調位相は◎印で示す4点となり送信位相と一致する。
この場合はI軸、Q軸に対し識別余裕が45°あるので
エラーは発生しない。しかし、雑音及びフェージング等
により復調位相がI軸、Q軸近傍の斜線部にある場合は
送信位相が隣接する象限であった可能性もありエラーが
発生する確率が高い。このため復調部12a,12b夫
々では受信位相が図2の斜線のない部分ではエラー発生
のおそれなしとして回線品質の値を“1”として出力
し、また斜線部ではエラー発生のおそれが高いとして回
線品質の値を“0”として出力する。
【0018】図1の加算部20はシンボルクロック再生
部15よりの220シンボル周期を指示するタイミング信
号が入来する毎に、つまり220シンボル周期の期間、上
記復調部12a,12b夫々よりの回線品質1、回線品
質2を独立に加算し、各加算値(総和)を第1のオフセ
ット部21に供給する。
【0019】オフセット部21は受信部11a,11b
夫々よりの受信電界強度信号RSSI1,RSSI2夫
々に上記回線品質1、回線品質2夫々の加算値が大なる
程大となるオフセット値を加算して比較部16に供給
し、比較部16では各ブランチのオフセット付きの受信
電界強度信号を比較して選択信号SELを生成しスイッ
チ13に供給する。
【0020】図3は本発明回路の要部の一実施例の回路
構成図を示す。同図中、加算器31a,31bとラッチ
回路32a,32b,33a,33bは加算部20を構
成している。加算器31a,31bは端子36より入来
する220シンボル周期のタイミング信号でリセットされ
た後、端子34a,34bより供給される回線品質1、
回線品質2とラッチ回路32a,32bより供給される
前回の加算値とを加算し、その加算結果は端子35より
シンボルクロックの入来時にラッチ回路32a,32b
にラッチされる。また、220シンボル周期毎に上記ラッ
チ回路32a,32b夫々の加算値の上位4ビットはラ
ッチ回路33a,33bにラッチされて加算器38a,
38bに供給される。
【0021】端子39a,39bよりの受信電界強度信
号RSSI1,RSSI2はA/Dコンバータ40a,
40bでディジタル化されて加算器38a,38bに供
給される。加算器38a,38bはオフセット部21を
構成しており、各ブランチの8ビットの受信電界強度信
号レベルに4ビットの回線品質の総和をオフセットとし
て加算して出力する。
【0022】上記加算器38a,38b夫々の出力は比
較部16であるコンパレータ41で比較され、加算器3
8aの出力値が小なるとき値“1”で復調部12b側の
選択を指示し、加算器38aの出力が大なるとき値
“0”で復調部12a側の選択を指示する選択信号SE
Lが端子41より出力される。
【0023】このように、各ブランチの受信感度の差が
オフセットにより打ち消され、選択されたブランチの誤
り率は常に他のブランチの誤り率より低くなり、ダイバ
ーシチゲインが減少することが防止される。
【0024】図4は本発明回路の要部の変形例の回路構
成図を示す。同図中、図3と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図4においては、ラッチ回路
33a,33bにラッチされた回線品質1、回線品質2
夫々の総和は比較器50において比較される。比較器5
0はラッチ回路33a出力が小なるとき値“0”で大な
るとき値“1”を端子50aより出力し、またラッチ回
路33a,33b出力が互いに異なるとき値“0”で同
一のとき値“1”を端子50bより出力する。上記端子
50a出力は加算器51に加算入来B2〜B8として供
給され端子50b出力はインバータ52で反転され加算
入来B1として供給される。また加算器51の他方の加
算入力A1〜A8にはA/Dコンバータ40bよりディ
ジタル値された受信電界強度信号RSSI2レベルが供
給されている。
【0025】このため、回線品質1の総和が回線品質2
の総和より小なるとき2の補数表示で+1がRSSI2
レベルに加算され、回線品質1と回線品質2夫々の総和
が同一のとき零がRSSI2レベルに加算され、回線品
質1の総和が回線品質2の総和より大なるとき−1がR
SSI2レベルに加算されて受信電界強度RSSI2に
対してオフセットが加算される。つまり比較器50、加
算器51、インバータ52でオフセット部21が構成さ
れている。
【0026】この後、A/Dコンバータ40aよりのR
SSI1レベルと上記オフセットが加算されたRSSI
2レベルとが比較器41で比較され選択信号SELが生
成される。
【0027】上記の図1に示す第1実施例ではブランチ
の数は2以上であっても良い。
【0028】図5は本発明回路の第2実施例のブロック
図を示す。同図中、図5,図12と同一部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0029】図5において、スイッチ(SW)60は復
調部12a,12b夫々からデータDATA1,2及び
再生キャリアCRD1,2に加えて各Mビットの回線品
質1,2を供給され、選択信号SELで指示されたいず
れか一方の復調部からのデータ及び再生キャリア及び回
線品質を選択する。ここで選択されたデータDATAは
端子14から出力され、再生キャリアCRDはSTRに
供給され、回線品質は第2のオフセット部61に供給さ
れる。
【0030】オフセット部61は上記スイッチ60より
供給される回線品質の変化に応じて、受信部11bより
供給される受信電界強度信号RSSI2に加算するオフ
セット値を増加又は減少させ、このオフセット値を加算
したオフセット付き受信電界強度信号RSSI2’を比
較部16に供給して受信部11aよりの受信電界強度信
号RSSI1と比較させる。
【0031】図6はオフセット部61の一実施例のブロ
ック図を示す。同図中、端子65にはスイッチ60より
Mビットの回線品質が入来し、端子66にはシンボルク
ロック再生部15よりシンボルクロックSCKが入来す
る。D形フリップフロップで構成されたラッチ回路67
はシンボルクロックSCKが供給される毎にMビットの
回線品質をラッチして減算回路68に供給する。減算回
路68は端子65より供給される今回のシンボルクロッ
ク周期における回線品質から、ラッチ回路67から供給
される前回のシンボルクロック周期における回線品質を
減算し、減算結果が零又は正のとき0で負のとき1とな
る1ビットの品質信号を生成する。
【0032】つまり、この品質信号は0で回線品質の安
定又は向上、1で回線品質の悪化を示している。
【0033】この品質信号は、イクスクルーシブオア回
路69に供給される。イクスクルーシブオア回路69に
はその出力信号であるオフセット極性信号がD形フリッ
プフロップ70で1シンボルクロック周期遅延されて供
給されており、イクスクルーシブオア回路69は品質信
号が0のときはフリップフロップ70よりの前回のシン
ボルクロック周期におけるオフセット極性信号をそのま
ま出力し、品質信号が1のときは前回のシンボルクロッ
ク周期におけるオフセット極性信号を反転して出力す
る。
【0034】このオフセット極性信号はフリップフロッ
プ70の他にアップダウンカウンタ71に供給され、ア
ップダウンカウンタ71は上記オフセット極性信号が0
のときはシンボルクロックSCKをアップカウントし、
1のときダウンカウントする。このカウント値はオフセ
ット値として加算回路72に供給され、ここで受信部1
1bより端子73を介して供給される受信電界強度信号
RSSI2に加算され、オフセット付き受信電界強度信
号が端子74より出力される。
【0035】つまり、オフセット部61では図7(A)
に示す如く、回線品質が悪化したときオフセット極性を
前回に対して反転させ、回線品質が安定又は向上したと
きはオフセット極性を前回と同一とする。これによりオ
フセット値は順次変化して図7(B)に示す回線品質の
最良点に近づく。
【0036】上記の図5に示す第2実施例でも第1実施
例と同様に各ブランチの受信感度の差がオフセットによ
り打ち消され、選択されたブランチの誤り率は常に他の
ブランチの誤り率より低くなり、ダイバーシチゲインが
減少することが防止され、また、この場合は2つのブラ
ンチのいずれか一方を選択するが、一方の受信部11b
の受信電界強度信号だけにオフセットを加算する構成で
あるので回路構成が簡単である。
【0037】図8はオフセット部61の他の実施例のブ
ロック図を示す。同図中、図6と同一部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。
【0038】図8において、端子80には例えば0.0
3Hz程度のマスタクロックMCKが供給される。加算
回路81はマスタクロックMCKによりリセットされた
後、端子66よりシンボルクロックSCKが入来する毎
に端子65よりの回線品質を加算する。加算回路81の
加算値はマスタクロックMCK入来時にラッチ回路82
にラッチされる。
【0039】これはシンボルクロック毎に変化している
回線品質をゆっくりしたフェージングでも精度よく測定
するために、受信周波数800MHz,速度4km/h
時のフェージングピッチ3Hzの100倍で加算平均化し
ている。
【0040】ラッチ回路82の出力値はマスタクロック
MCK入来時にラッチ回路67にラッチされ、減算回路
68では今回のマスタクロック周期の回線品質加算値か
ら前回のマスタクロック周期の回線品質加算値を減算し
て品質信号を生成する。
【0041】ところで、図9に示す如く、最適点が,
と複数存在する場合は、図8の構成では、最適点に
引き込んでしまい、最適点を見付けられない場合があ
る。これを解決するのが図10に示す構成のオフセット
部である。
【0042】図10において図8と同一部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。図10では減算回路6
8の出力する今回のマスタクロック周期の品質信号はア
ンド回路87に供給されると共にマスタクロックMCK
入来時にD形フリップフロップ85にラッチされ、フリ
ップフロップ85の出力する前回のマスタクロック周期
の品質信号はアンド回路87に供給されると共にマスタ
クロックMCK入来時にD形フリップフロップ86にラ
ッチされ、フリップフロップ86の出力する前々回のマ
スタクロック周期の品質信号はアンド回路87に供給さ
れる。
【0043】このためアンド回路87は今回及び前回及
び前々回のマスタクロック周期における品質信号が連続
1(悪化)でなければ1を出力しない。従って、アンド
回路87の出力信号を供給されるイクスクルーシブオア
回路69は図11に示す如く、3マスタクロック周期連
続して回線品質が悪化しないかぎりオフセット極性信号
を反転させない。これにより、図9において、左端から
オフセット極性を正としてオフセット値を増加させなが
ら最適点に到達した場合も、オフセット極性が3マス
タクロック周期は変化しないので山頂部を通りすぎ、
最適点に到達した後、この最適点近傍で3マスタクロ
ック周期毎にオフセット極性を反転させる。
【0044】
【発明の効果】上述の如く、本発明のダイバーシチ受信
回路によれば、複数のブランチ夫々の受信感度に差があ
っても、ダイバーシチゲインの減少を防止しデータの誤
り率を低減でき、またブランチの数が2つの場合には回
路構成を簡単にすることができ、実用上きわめて有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明回路のブロック図である。
【図2】QPSK信号のコンスタレーションを示す図で
ある。
【図3】図1の回路の要部の一実施例の回路構成図であ
る。
【図4】図1の回路の要部の変形例の回路変形図であ
る。
【図5】本発明回路のブロック図である。
【図6】図5の回路のオフセット部の一実施例のブロッ
ク図である。
【図7】図6の回路動作を説明するための図である。
【図8】図5の回路のオフセット部の他の実施例のブロ
ック図である。
【図9】図8の回路動作を説明するための図である。
【図10】図5の回路のオフセット部の他の実施例のブ
ロック図である。
【図11】図10の回路動作を説明するための図であ
る。
【図12】従来回路のブロック図である。
【符号の説明】
11a,11b 受信部 12a,12b 復調部 13,60 スイッチ 15 STR 16 比較部 20 加算部 21,61 オフセット部 67,82 ラッチ回路 68 減算回路 69 イクスクルーシブオア回路 70,85,86 フリップフロップ 71 アップダウンカウンタ 72 加算回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブランチ夫々の受信部(11a,
    11b)で得られた受信電界強度信号のレベルを比較
    し、上記受信電界強度レベルの大なるブランチの復調信
    号を選択するダイバーシチ受信回路において、 各ブランチの復調部で得られたブランチ毎の回線品質の
    所定期間の総和を算出する加算部(20)と、 上記各ブランチの受信電界強度レベルに上記各ブランチ
    の回線品質の総和に応じたオフセットを加算する第1の
    オフセット部(21)とを有し、 各ブランチのオフセット付きの受信電界強度レベルを比
    較して復調信号を選択するブランチを決定することを特
    徴とするダイバーシチ受信回路。
  2. 【請求項2】 複数のブランチ夫々の受信部(11a,
    11b)で得られた受信電界強度信号のレベルを比較
    し、上記受信電界強度レベルの大なるブランチの復調信
    号を選択するダイバーシチ受信回路において、 選択されたブランチの回線品質を改善する方向にオフセ
    ット値を可変し、上記オフセット値を上記複数のブラン
    チのいずれか一方のブランチの受信部の受信電界強度レ
    ベルに加算する第2のオフセット部(61)を有し、 一方のブランチの受信部のオフセット付きの受信電界強
    度レベルと、他方のブランチの受信部の受信電界強度レ
    ベルとを比較して復調信号を選択するブランチを決定す
    ることを特徴とするダイバーシチ受信回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のダイバーシチ受信回路に
    おいて、 第2のオフセット部(61)は、所定期間における選択
    されたブランチの回線品質の総和を改善する方向にオフ
    セット値を可変することを特徴とするダイバーシチ受信
    回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のダイバーシチ受信回路に
    おいて、 第2のオフセット部(61)は、連続する複数の所定期
    間における選択されたブランチの回線品質の総和を所定
    回測定しオフセット値の増減の方向を決定することを特
    徴とするダイバーシチ受信回路。
JP5103289A 1992-07-09 1993-04-28 ダイバーシチ受信回路 Withdrawn JPH0677867A (ja)

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JP5103289A JPH0677867A (ja) 1992-07-09 1993-04-28 ダイバーシチ受信回路

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JP4-182536 1992-07-09
JP18253692 1992-07-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5535248A (en) * 1993-12-28 1996-07-09 Nec Corporation Digital radio communication system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5535248A (en) * 1993-12-28 1996-07-09 Nec Corporation Digital radio communication system

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