JPH0677726B2 - 予備洗浄装置における搬送路の構造 - Google Patents
予備洗浄装置における搬送路の構造Info
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- JPH0677726B2 JPH0677726B2 JP6982692A JP6982692A JPH0677726B2 JP H0677726 B2 JPH0677726 B2 JP H0677726B2 JP 6982692 A JP6982692 A JP 6982692A JP 6982692 A JP6982692 A JP 6982692A JP H0677726 B2 JPH0677726 B2 JP H0677726B2
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- Japan
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- container
- lid
- conveyor
- floor
- cleaning
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、割り箸や大形の残飯等
を効果的に除去できる、予備洗浄装置における搬送路の
構造に関する。
を効果的に除去できる、予備洗浄装置における搬送路の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】弁当箱等のように回収してきた容器内に
は残菜や割り箸等の大小様々な残菜が残っている場合が
ある。洗浄装置で綺麗に洗浄するためには、予備洗いを
行って容器内の残菜をある程度除去しておく必要があ
る。現在、予備洗いの方法としては、手荒いによる方法
と機械的に予備洗いを行う方法が知られている。手洗い
による方法は、回収容器の蓋を取り、容器本体を逆さま
に向けてポリバケツ等の回収容器に幾度か叩き付けて衝
撃を与えて大きな残菜を除去した後、洗浄液の入った槽
に漬けて回収する方法である。機械式の方法は、網製の
コンベアの下面側に上向きにシャワーを配置し、コンベ
アの上面に下向き状態の容器を連続して載置し、シャワ
ー位置を通過する際、容器内に洗浄液を吹き付けて洗浄
する方法である。
は残菜や割り箸等の大小様々な残菜が残っている場合が
ある。洗浄装置で綺麗に洗浄するためには、予備洗いを
行って容器内の残菜をある程度除去しておく必要があ
る。現在、予備洗いの方法としては、手荒いによる方法
と機械的に予備洗いを行う方法が知られている。手洗い
による方法は、回収容器の蓋を取り、容器本体を逆さま
に向けてポリバケツ等の回収容器に幾度か叩き付けて衝
撃を与えて大きな残菜を除去した後、洗浄液の入った槽
に漬けて回収する方法である。機械式の方法は、網製の
コンベアの下面側に上向きにシャワーを配置し、コンベ
アの上面に下向き状態の容器を連続して載置し、シャワ
ー位置を通過する際、容器内に洗浄液を吹き付けて洗浄
する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】従来の予備洗浄技術
にあっては以下のような問題点がある。 <イ> 手洗い方法にあっては、蓋の除去、容器の叩き
付け、漬け洗いといった一連の作業をすべて手作業に頼
っており、作業効率が低いうえに、多大の労力を要す
る。また、容器に繰り返し衝撃を加えるために容器の耐
用期間が短くなる。
にあっては以下のような問題点がある。 <イ> 手洗い方法にあっては、蓋の除去、容器の叩き
付け、漬け洗いといった一連の作業をすべて手作業に頼
っており、作業効率が低いうえに、多大の労力を要す
る。また、容器に繰り返し衝撃を加えるために容器の耐
用期間が短くなる。
【0004】<ロ>機械式にあっては、容器内に割り箸
やアルミ製の盛り皿や御飯の塊が存在すると、これらの
異物を除去できずに容器と共に洗浄装置へ送られる。そ
の結果、洗浄装置における洗浄効果が低下するだけでな
く装置の故障を誘発する。
やアルミ製の盛り皿や御飯の塊が存在すると、これらの
異物を除去できずに容器と共に洗浄装置へ送られる。そ
の結果、洗浄装置における洗浄効果が低下するだけでな
く装置の故障を誘発する。
【0005】
【本発明の目的】本発明は以上の問題を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、容器内に残
存する比較的大形の異物でも確実に排除できる予備洗浄
装置における搬送路の構造を提供することにある。
成されたもので、その目的とするところは、容器内に残
存する比較的大形の異物でも確実に排除できる予備洗浄
装置における搬送路の構造を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】すなわち本発明は、外
周面に容器移送用の爪を一定間隔を隔てて突設したコン
ベアの上面に容器を上向きで載置し、コンベアの屈曲端
の周囲に沿って被洗浄体を反転させる湾曲したガイド部
材を設け、コンベアの下方であって湾曲ガイドの延長方
向に形成した搬送路の途上で容器内へ洗浄液を噴射して
洗浄する、予備洗浄装置において、洗浄位置より下流側
の搬送路の途上に異物落下用の開口を設けたことを特徴
とする、予備洗浄装置における搬送路の構造である。
周面に容器移送用の爪を一定間隔を隔てて突設したコン
ベアの上面に容器を上向きで載置し、コンベアの屈曲端
の周囲に沿って被洗浄体を反転させる湾曲したガイド部
材を設け、コンベアの下方であって湾曲ガイドの延長方
向に形成した搬送路の途上で容器内へ洗浄液を噴射して
洗浄する、予備洗浄装置において、洗浄位置より下流側
の搬送路の途上に異物落下用の開口を設けたことを特徴
とする、予備洗浄装置における搬送路の構造である。
【0007】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明について説明
する。 <イ>全体の構成 図2に予備洗浄装置の中央縦断面図を示し、図3にその
平面図を示す。予備洗浄装置は容器10の蓋11を取
り、容器10と一緒にを並べる工程と、容器10及び蓋
11に注水して反転させる工程と、容器10及び蓋11
内に向けて洗浄する工程とを連続して行う装置である。
以下各部について詳述する。
する。 <イ>全体の構成 図2に予備洗浄装置の中央縦断面図を示し、図3にその
平面図を示す。予備洗浄装置は容器10の蓋11を取
り、容器10と一緒にを並べる工程と、容器10及び蓋
11に注水して反転させる工程と、容器10及び蓋11
内に向けて洗浄する工程とを連続して行う装置である。
以下各部について詳述する。
【0008】<ロ>搬入ベルト 図3において20は搬入ベルトで、公知のエンドレス形
のベルトコンベアで構成され、後述する搬送コンベア4
0と直交方向に向けて配設されている。
のベルトコンベアで構成され、後述する搬送コンベア4
0と直交方向に向けて配設されている。
【0009】<ハ>押出手段 搬入ベルト20の前方の搬送コンベア40の片側には、
複数の容器10群を仮置きする載置床30が配設されて
いる。載置床30の側方には周期的に進退する押出板3
1が配置されている。前記押出板31は、公知手段であ
るクランク機構等で往復動作する往復機32に連結され
ている。押出板31の上端と往復機32の連結構造は、
往復機32の伸長時において押出板31の鉛直性を維持
し、往復機32の収縮時においてのみ押出板31の回転
を許容するように、一定範囲の回転を許容した状態で連
結されている。押出板31の押出時期は、後述する搬送
コンベア40の移送爪43で区画される固定床80の面
の1つおきに蓋付き容器10を供給できるように設定さ
れている。
複数の容器10群を仮置きする載置床30が配設されて
いる。載置床30の側方には周期的に進退する押出板3
1が配置されている。前記押出板31は、公知手段であ
るクランク機構等で往復動作する往復機32に連結され
ている。押出板31の上端と往復機32の連結構造は、
往復機32の伸長時において押出板31の鉛直性を維持
し、往復機32の収縮時においてのみ押出板31の回転
を許容するように、一定範囲の回転を許容した状態で連
結されている。押出板31の押出時期は、後述する搬送
コンベア40の移送爪43で区画される固定床80の面
の1つおきに蓋付き容器10を供給できるように設定さ
れている。
【0010】<ニ>搬送コンベア 搬送コンベア40は図2に示すように一部が駆動源と接
続する複数のスプロケット41a〜41cと、各スプロ
ケット41a〜41c間に回転自在に巻回した一対のエ
ンドレス形のチェーン42a、42bと、このチェーン
42a、42bの間にチェーンの移動方向と直行する方
向に向け、一定の間隔で接続した複数の移送爪43と、
載置床30からスプロケット41aのほぼ真下の位置ま
で容器10及び蓋11の落下を阻止する固定床80とに
より構成される。固定床80は図2に示すように直線床
81とスプロケット41aとほぼ等しい極率で屈曲した
湾曲部82とを一体に形成した床で、一枚ものの板体、
或いは容器10等の移送方向と直行する方向に向けて配
列したローラ群、或いは容器10等の移送方向に向けて
多数の棒体を配列したすのこ体等で構成されている。
続する複数のスプロケット41a〜41cと、各スプロ
ケット41a〜41c間に回転自在に巻回した一対のエ
ンドレス形のチェーン42a、42bと、このチェーン
42a、42bの間にチェーンの移動方向と直行する方
向に向け、一定の間隔で接続した複数の移送爪43と、
載置床30からスプロケット41aのほぼ真下の位置ま
で容器10及び蓋11の落下を阻止する固定床80とに
より構成される。固定床80は図2に示すように直線床
81とスプロケット41aとほぼ等しい極率で屈曲した
湾曲部82とを一体に形成した床で、一枚ものの板体、
或いは容器10等の移送方向と直行する方向に向けて配
列したローラ群、或いは容器10等の移送方向に向けて
多数の棒体を配列したすのこ体等で構成されている。
【0011】<ホ>容器の移送経路 搬送コンベア40の終端側には、固定床80の湾曲部8
2より大きい曲率の湾曲ガイド44が外装してあり、さ
らにこの湾曲ガイド44の延長方向で搬送コンベア40
の下面側には、移送方向に沿って順に第1ダクト床4
5、洗浄床46、第2ダクト床47が連続して形成さ
れ、これらの床45〜47により搬送路が構成される。
図1に示すように洗浄位置の下流側の搬送路の一部、す
なわち第2ダクト床47の途上には床の横断方向の全長
に亘り連続した異物落下用の開口50が開設されてい
る。この開口50は除去し難い長尺の割り箸やフォー
ク、アルミ製の盛り皿等を落下により除去するための開
口で、その開口50の開口幅L1 は少なくとも容器1
0の全長L2 の半分以下に設定されている。これは容
器10や蓋11が開口50から落下するのを防止するた
めである。また図1に示すように開口50を境に下流側
の床47aをスライド自在に構成し、容器10の全長に
応じて開口50の開口幅L1 を調節してもよい。また
図1に示すように下流側の床47aを構成する一部の縦
棒47bの全長が他の縦棒47cより延長して形成され
ている。下流側の床47aはこの長尺の縦棒47bの下
端を洗浄装置90へ続く網製の搬送コンベア91の上面
に軽く載置され、搬出コンベア91の可動により床47
aの上両側を支点とした上下方向の揺動運動が付与され
るように構成されている。 尚、図1中の49は第2ダ
クト床47の両側に立設したガイド壁であり、図2中の
48は残菜槽である。
2より大きい曲率の湾曲ガイド44が外装してあり、さ
らにこの湾曲ガイド44の延長方向で搬送コンベア40
の下面側には、移送方向に沿って順に第1ダクト床4
5、洗浄床46、第2ダクト床47が連続して形成さ
れ、これらの床45〜47により搬送路が構成される。
図1に示すように洗浄位置の下流側の搬送路の一部、す
なわち第2ダクト床47の途上には床の横断方向の全長
に亘り連続した異物落下用の開口50が開設されてい
る。この開口50は除去し難い長尺の割り箸やフォー
ク、アルミ製の盛り皿等を落下により除去するための開
口で、その開口50の開口幅L1 は少なくとも容器1
0の全長L2 の半分以下に設定されている。これは容
器10や蓋11が開口50から落下するのを防止するた
めである。また図1に示すように開口50を境に下流側
の床47aをスライド自在に構成し、容器10の全長に
応じて開口50の開口幅L1 を調節してもよい。また
図1に示すように下流側の床47aを構成する一部の縦
棒47bの全長が他の縦棒47cより延長して形成され
ている。下流側の床47aはこの長尺の縦棒47bの下
端を洗浄装置90へ続く網製の搬送コンベア91の上面
に軽く載置され、搬出コンベア91の可動により床47
aの上両側を支点とした上下方向の揺動運動が付与され
るように構成されている。 尚、図1中の49は第2ダ
クト床47の両側に立設したガイド壁であり、図2中の
48は残菜槽である。
【0012】<ヘ>蓋取部 図1、2に示すように搬送コンベア40の上面側には、
揺動式の揺動アーム60と固定式の傾斜板61が移送爪
43と平行に配設されている。揺動アーム60は両端が
搬送コンベア60の両側で揺動自在に軸支されていると
共に、揺動アーム60の水平部に複数の吸盤62が取り
付けられている。各吸盤62はバキュームポンプ63に
接続して常時負圧を発生し、揺動アーム60の揺動が最
上位に達したときに負圧が一時的に切れるように構成さ
れている。
揺動式の揺動アーム60と固定式の傾斜板61が移送爪
43と平行に配設されている。揺動アーム60は両端が
搬送コンベア60の両側で揺動自在に軸支されていると
共に、揺動アーム60の水平部に複数の吸盤62が取り
付けられている。各吸盤62はバキュームポンプ63に
接続して常時負圧を発生し、揺動アーム60の揺動が最
上位に達したときに負圧が一時的に切れるように構成さ
れている。
【0013】<ト>洗浄液の供給手段 図2、3に示すように揺動アーム60と湾曲ガイド44
の間の搬送コンベア40の上方には、コンベアの横断方
向に沿って下向ノズル70が配設されている。また、図
2に示すように洗浄床46には床面を貫通して複数の上
向ノズル71が配設されている。
の間の搬送コンベア40の上方には、コンベアの横断方
向に沿って下向ノズル70が配設されている。また、図
2に示すように洗浄床46には床面を貫通して複数の上
向ノズル71が配設されている。
【0014】<チ>容器等の押さえ手段 図2に示すように洗浄床46の上方には、複数組の押さ
え具90が配備されている。押さえ具90は複数の棒
体、或いは鎖等からなり、棒体の自重で容器10や蓋1
1の持ち上がりを拘束する部材で、容器10や蓋11の
移送方向に向けて傾き、その基端が回転自在に支持され
ている。
え具90が配備されている。押さえ具90は複数の棒
体、或いは鎖等からなり、棒体の自重で容器10や蓋1
1の持ち上がりを拘束する部材で、容器10や蓋11の
移送方向に向けて傾き、その基端が回転自在に支持され
ている。
【0015】
【作用】つぎに予備洗浄装置の作動について説明する。 <イ>蓋付容器の移送 図2に示すように搬入コンベア20は蓋付の容器10を
載置床30へ向け移送し、蓋付の容器10を載置床30
上に順次仮置きする。
載置床30へ向け移送し、蓋付の容器10を載置床30
上に順次仮置きする。
【0016】<ロ>容器の押出 載置床30上に所定数の容器10がストックすると、押
出板31が前進して載置床30上の容器10を一斉に搬
送コンベア40へ押し出した後、元の位置に後退する。
容器10は移送爪43で区画される固定床80の面の1
つおきに押し出され、蓋付きの容器10は固定床80の
上面に支持され、後部を移送爪43に押されながら移送
される。押出板31が後退する際も載置床30上には蓋
付きの容器10が継続して供給されて仮置きされてお
り、押出板31はこの仮置きされた容器10に当接する
と押出板31自身が回動して容器10の脱落を回避しな
がら元の位置まで後退する。
出板31が前進して載置床30上の容器10を一斉に搬
送コンベア40へ押し出した後、元の位置に後退する。
容器10は移送爪43で区画される固定床80の面の1
つおきに押し出され、蓋付きの容器10は固定床80の
上面に支持され、後部を移送爪43に押されながら移送
される。押出板31が後退する際も載置床30上には蓋
付きの容器10が継続して供給されて仮置きされてお
り、押出板31はこの仮置きされた容器10に当接する
と押出板31自身が回動して容器10の脱落を回避しな
がら元の位置まで後退する。
【0017】<ハ>蓋の取り外し 押出板31で押し出された蓋付の容器10は、揺動アー
ム60により蓋11を取り外される。すなわち、移送さ
れる蓋付きの容器10が揺動アーム60に接近すると、
待機していた揺動アーム60が降下を開始し、吸盤62
が負圧を生じながら容器10の蓋11と出会って圧着す
る。吸盤62が上昇して蓋11のみを持ち上げ、揺動ア
ーム60の揺動が最上位置に達すると、吸盤62の負圧
が一瞬切れる。すると蓋11は吸盤62から脱落して傾
斜板61に沿って滑り落ち、先行する容器10の後方側
の搬送コンベア40の上面に載置される。以上の動作を
繰り返すことで、搬送コンベア40の上面に容器10と
蓋部11が交互に載置され、各移送爪43に後方を押さ
れて移送を続ける。
ム60により蓋11を取り外される。すなわち、移送さ
れる蓋付きの容器10が揺動アーム60に接近すると、
待機していた揺動アーム60が降下を開始し、吸盤62
が負圧を生じながら容器10の蓋11と出会って圧着す
る。吸盤62が上昇して蓋11のみを持ち上げ、揺動ア
ーム60の揺動が最上位置に達すると、吸盤62の負圧
が一瞬切れる。すると蓋11は吸盤62から脱落して傾
斜板61に沿って滑り落ち、先行する容器10の後方側
の搬送コンベア40の上面に載置される。以上の動作を
繰り返すことで、搬送コンベア40の上面に容器10と
蓋部11が交互に載置され、各移送爪43に後方を押さ
れて移送を続ける。
【0018】<ニ>注水 上向き状態の容器10及び蓋11群が洗浄液を連続して
噴射している下向ノズル70の直下を通過する際、容器
10と蓋11内に洗浄液が注水される。
噴射している下向ノズル70の直下を通過する際、容器
10と蓋11内に洗浄液が注水される。
【0019】<ホ>反転 容器10及び蓋部11が搬送コンベア40の終端に達す
ると、洗浄液で満たされた容器10や蓋部11は湾曲ガ
イド44に支えられて、開口部が下向きになるように反
転する。容器10が反転する際、洗浄液の注入で剥離し
易くなった残菜が残菜槽48へ向けて落下する。蓋11
の場合も同様である。
ると、洗浄液で満たされた容器10や蓋部11は湾曲ガ
イド44に支えられて、開口部が下向きになるように反
転する。容器10が反転する際、洗浄液の注入で剥離し
易くなった残菜が残菜槽48へ向けて落下する。蓋11
の場合も同様である。
【0020】<ヘ>洗浄 容器10と蓋部11は下向きのまま搬送コンベア40の
移送爪43に押されながら移送を続ける。容器10と蓋
部11が洗浄床46に進入すると、容器10と蓋部11
の上面に押さえ具90が当接する。容器10や蓋11
は、押さえ具90の自重を受けて積極的に洗浄床46に
押し付けられた状態で移送を続け、上向ノズル71を通
過する際、上向ノズル71から洗浄液が吹き付けられ
る。洗浄液は容器10や蓋11の全内面面と洗浄床46
で包囲された密封空間で乱流(渦巻き)となり、洗浄液
の噴射方向と直行する面だけでなくあらゆる方向の面に
衝突し、すべての残菜をきれいに洗い落とす。洗浄され
た大半の残菜は洗浄液と共に、第2床47から排出され
る。さらに容器10や蓋11は第2ダクト床47を経て
搬送コンベア91へ向け移送される。
移送爪43に押されながら移送を続ける。容器10と蓋
部11が洗浄床46に進入すると、容器10と蓋部11
の上面に押さえ具90が当接する。容器10や蓋11
は、押さえ具90の自重を受けて積極的に洗浄床46に
押し付けられた状態で移送を続け、上向ノズル71を通
過する際、上向ノズル71から洗浄液が吹き付けられ
る。洗浄液は容器10や蓋11の全内面面と洗浄床46
で包囲された密封空間で乱流(渦巻き)となり、洗浄液
の噴射方向と直行する面だけでなくあらゆる方向の面に
衝突し、すべての残菜をきれいに洗い落とす。洗浄され
た大半の残菜は洗浄液と共に、第2床47から排出され
る。さらに容器10や蓋11は第2ダクト床47を経て
搬送コンベア91へ向け移送される。
【0021】<ト>大形異物の排除 洗浄後において容器10及び蓋11内に反転や洗浄で排
除できなかった異物(割り箸やアルミ箔製の盛り皿等)
等の異物が存在する場合がある。このような異物は、容
器10や蓋11が第2ダクト床47の途上に開設した開
口50を通過する際、支持床を失って残菜槽48へ落下
する。容器10や蓋11が開口50を通過する際、下流
側の床47aが上下方向に揺動しているから、この揺動
運動が容器10や蓋11に振動として伝わり、仮に軽量
な割り箸やアルミ箔製の盛り皿等が付着していても容易
に剥離して除去することができる。開口50位置を通過
した容器10や蓋11は搬送コンベア91を通じて洗浄
装置90へ案内される。
除できなかった異物(割り箸やアルミ箔製の盛り皿等)
等の異物が存在する場合がある。このような異物は、容
器10や蓋11が第2ダクト床47の途上に開設した開
口50を通過する際、支持床を失って残菜槽48へ落下
する。容器10や蓋11が開口50を通過する際、下流
側の床47aが上下方向に揺動しているから、この揺動
運動が容器10や蓋11に振動として伝わり、仮に軽量
な割り箸やアルミ箔製の盛り皿等が付着していても容易
に剥離して除去することができる。開口50位置を通過
した容器10や蓋11は搬送コンベア91を通じて洗浄
装置90へ案内される。
【0022】
【その他の実施例】開口50の上方に図2に示す押さえ
具59と同様のものを設け、容器10や蓋11の上面を
これらの押さえ具で押さえれば、開口50の開口幅を前
記実施例より広く設定することができる。本実施例によ
れば、容器10や蓋11の落下を防止した状態で、開口
50からより大形の異物を落下させることができる。
具59と同様のものを設け、容器10や蓋11の上面を
これらの押さえ具で押さえれば、開口50の開口幅を前
記実施例より広く設定することができる。本実施例によ
れば、容器10や蓋11の落下を防止した状態で、開口
50からより大形の異物を落下させることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 <イ> 搬送路の途上に開口を設けることにより容器及
び蓋から割り箸やアルミ箔製の盛り皿等の大形の異物を
確実に除去できる。
のような効果を得ることができる。 <イ> 搬送路の途上に開口を設けることにより容器及
び蓋から割り箸やアルミ箔製の盛り皿等の大形の異物を
確実に除去できる。
【0024】<ロ> 搬送路に残菜や異物が残らないの
で衛生的である。
で衛生的である。
【0025】<ハ> 洗浄装置の故障の発生率を低減で
き、しかも洗浄装置の洗浄効果を損ねる心配がない。
き、しかも洗浄装置の洗浄効果を損ねる心配がない。
【図1】 本発明の搬送路構造を示す斜視図
【図2】 予備洗浄装置の側面断面図
【図3】 予備洗浄装置の平面図
Claims (1)
- 【請求項1】 外周面に容器移送用の爪を一定間隔を隔
てて突設したコンベアの上面に容器を上向きで載置し、
コンベアの屈曲端の周囲に沿って被洗浄体を反転させる
湾曲したガイド部材を設け、コンベアの下方であって湾
曲ガイドの延長方向に形成した搬送路の途上で容器内へ
洗浄液を噴射して洗浄する、予備洗浄装置において、 洗浄位置より下流側の搬送路の途上に、移送路の横断方
向に沿った異物落下用の開口を設けたことを特徴とす
る、 予備洗浄装置における搬送路の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6982692A JPH0677726B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 予備洗浄装置における搬送路の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6982692A JPH0677726B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 予備洗浄装置における搬送路の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05228453A JPH05228453A (ja) | 1993-09-07 |
JPH0677726B2 true JPH0677726B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=13413956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6982692A Expired - Lifetime JPH0677726B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 予備洗浄装置における搬送路の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0677726B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5489655B2 (ja) * | 2009-11-05 | 2014-05-14 | グンゼ株式会社 | 染色用容器の回収洗浄装置 |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP6982692A patent/JPH0677726B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05228453A (ja) | 1993-09-07 |
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