JPH0676573B2 - 平らな基体の塗被料用コバインダ− - Google Patents
平らな基体の塗被料用コバインダ−Info
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- JPH0676573B2 JPH0676573B2 JP62157991A JP15799187A JPH0676573B2 JP H0676573 B2 JPH0676573 B2 JP H0676573B2 JP 62157991 A JP62157991 A JP 62157991A JP 15799187 A JP15799187 A JP 15799187A JP H0676573 B2 JPH0676573 B2 JP H0676573B2
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- JP
- Japan
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- weight
- vinyl
- pigment
- units
- parts
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H19/00—Coated paper; Coating material
- D21H19/36—Coatings with pigments
- D21H19/44—Coatings with pigments characterised by the other ingredients, e.g. the binder or dispersing agent
- D21H19/56—Macromolecular organic compounds or oligomers thereof obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D21H19/60—Polyalkenylalcohols; Polyalkenylethers; Polyalkenylesters
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- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、平らな基体の塗被料用コバインダーに関す
る。
る。
従来の技術 塗被された平らな基体、殊に塗被された被印刷素材を製
造するためには、周知のように、主として分散剤を用い
て水に分散される顔料、たとえばカオリン、サチン白ま
たは炭酸カルシウムおよびバインダーからなる塗被料が
使用される。以前はバインダーとして高分子天然産物、
たとえばデンプンまたはカゼインが使用されたが、今日
では、高価値の塗被された被印刷素材をつくるために、
これら天然のバインダーは、必ずしも同じ品質で生じ
ず、しばしば不利な着色を有し、微生物による攻撃に対
して不安定であり、費用のかかる方法により分解せねば
ならず、かつ脆い塗膜を生じるというこれらの欠点のた
め、アクリル酸エステル、スチロール、ブタジエンおよ
び不飽和カルボン酸エステルからなる共重合体を主体と
する、水性懸濁液の形の合成の高分子バインダーにより
代えることがますます試みられている。合成の高分子バ
インダーは天然重合体の上述の欠点を有しないけれど
も、それでもやはり印刷紙の品質に対する要求がさらに
高まるため、なお改善の必要がある。
造するためには、周知のように、主として分散剤を用い
て水に分散される顔料、たとえばカオリン、サチン白ま
たは炭酸カルシウムおよびバインダーからなる塗被料が
使用される。以前はバインダーとして高分子天然産物、
たとえばデンプンまたはカゼインが使用されたが、今日
では、高価値の塗被された被印刷素材をつくるために、
これら天然のバインダーは、必ずしも同じ品質で生じ
ず、しばしば不利な着色を有し、微生物による攻撃に対
して不安定であり、費用のかかる方法により分解せねば
ならず、かつ脆い塗膜を生じるというこれらの欠点のた
め、アクリル酸エステル、スチロール、ブタジエンおよ
び不飽和カルボン酸エステルからなる共重合体を主体と
する、水性懸濁液の形の合成の高分子バインダーにより
代えることがますます試みられている。合成の高分子バ
インダーは天然重合体の上述の欠点を有しないけれど
も、それでもやはり印刷紙の品質に対する要求がさらに
高まるため、なお改善の必要がある。
この点についての改善は、たとえば特別なアクリルエス
テルの重合体を主体とする所謂“コバインダー(Cobind
er)”の添加により達成される。コバインダーは、〔ヒ
ルシユ(G.Hirsch)著、“ダス・パピーア(Das Papie
r)”第32巻(第10版)、1978年、第66〜第72頁によれ
ば]標準バインダーが主として完成塗膜の性質に影響を
与えるのに対して、なかんずく塗被料の粘度および保水
性のような流展性(runability)にとって決定的に重要
な2つの性質を制御する。さらに、かかるコバインダー
は付加的に、耐剥離性または印刷インキ吸収率のような
個々の塗膜特性を改善し、なかんずく光増白剤に対して
顕著な活性化作用を有するので、塗工業者にとり価値あ
る補助剤である。
テルの重合体を主体とする所謂“コバインダー(Cobind
er)”の添加により達成される。コバインダーは、〔ヒ
ルシユ(G.Hirsch)著、“ダス・パピーア(Das Papie
r)”第32巻(第10版)、1978年、第66〜第72頁によれ
ば]標準バインダーが主として完成塗膜の性質に影響を
与えるのに対して、なかんずく塗被料の粘度および保水
性のような流展性(runability)にとって決定的に重要
な2つの性質を制御する。さらに、かかるコバインダー
は付加的に、耐剥離性または印刷インキ吸収率のような
個々の塗膜特性を改善し、なかんずく光増白剤に対して
顕著な活性化作用を有するので、塗工業者にとり価値あ
る補助剤である。
実際に、コバインダーとしては半合成の水溶性重合体、
たとえばカルボキシメチルセルロースのナトリウム塩お
よび完全合成の重合体、たとえば酢酸ビニルとアクリル
アミドとからなる共重合体(西ドイツ国特許出願公開第
2450039号明細書)、および不飽和酸アミドとビニル−
またはアリルアルコールとの共重合体(西ドイツ国特許
出願公開第2933765号明細書およびカナダ国特許第11633
95号明細書)が、顔料に対して2重量%以下の量で使用
される。酸性の水性分散液として塗料に添加されかつそ
の作用をアルカリ個所においてはじめて発揮するような
アクリルエステル含有重合体も、コバインダーとして使
用される〔ヒルシユ(G.Hirsch)著、“ダス・パピーア
(Das Papier)”第32巻(第10版1)、1978年、第66〜
72頁参照〕。
たとえばカルボキシメチルセルロースのナトリウム塩お
よび完全合成の重合体、たとえば酢酸ビニルとアクリル
アミドとからなる共重合体(西ドイツ国特許出願公開第
2450039号明細書)、および不飽和酸アミドとビニル−
またはアリルアルコールとの共重合体(西ドイツ国特許
出願公開第2933765号明細書およびカナダ国特許第11633
95号明細書)が、顔料に対して2重量%以下の量で使用
される。酸性の水性分散液として塗料に添加されかつそ
の作用をアルカリ個所においてはじめて発揮するような
アクリルエステル含有重合体も、コバインダーとして使
用される〔ヒルシユ(G.Hirsch)著、“ダス・パピーア
(Das Papier)”第32巻(第10版1)、1978年、第66〜
72頁参照〕。
しかしコバインダーの領域では、ポリビニルアルコール
の化合物部類が特に重要である。ポリビニルアルコール
は、顔料用の卓越した結合剤であるだけでなく、とりわ
けけい光増白剤のためのその担持特性の点では、前記の
全てのコバインダー系を凌駕する〔エスターリン(H.G.
Oesterlin)、“ダス・パピーア(Das Papier)”第36
巻、1982年、第66〜72頁、第121〜126頁、第170〜175頁
参照)。ポリビニルアルコール(PVAL)では、その加水
分解度により、所謂完全けん化されたタイプ(加水分解
度98〜100モル%)と、70〜90モル%の加水分解度を有
する部分けん化されたタイプとが区別される。紙塗被に
おいては、広範囲な実験〔エスターリン(H.G.Oesterli
n)、“ダス・パピーア(Das Papier)”第32巻(第10
版)、1978年、第13〜19頁参照〕に従い、実際にコバイ
ンダーとしてのみでも使用される完全けん化タイプが明
らかに有利である。実際に使用される完全けん化タイプ
のポリビニルアルコールの粘度は、4%の水溶液として
測定(ヘプラー粘度)して、4〜10mPasであり、これは
20000〜50000の平均分子量に相当する。
の化合物部類が特に重要である。ポリビニルアルコール
は、顔料用の卓越した結合剤であるだけでなく、とりわ
けけい光増白剤のためのその担持特性の点では、前記の
全てのコバインダー系を凌駕する〔エスターリン(H.G.
Oesterlin)、“ダス・パピーア(Das Papier)”第36
巻、1982年、第66〜72頁、第121〜126頁、第170〜175頁
参照)。ポリビニルアルコール(PVAL)では、その加水
分解度により、所謂完全けん化されたタイプ(加水分解
度98〜100モル%)と、70〜90モル%の加水分解度を有
する部分けん化されたタイプとが区別される。紙塗被に
おいては、広範囲な実験〔エスターリン(H.G.Oesterli
n)、“ダス・パピーア(Das Papier)”第32巻(第10
版)、1978年、第13〜19頁参照〕に従い、実際にコバイ
ンダーとしてのみでも使用される完全けん化タイプが明
らかに有利である。実際に使用される完全けん化タイプ
のポリビニルアルコールの粘度は、4%の水溶液として
測定(ヘプラー粘度)して、4〜10mPasであり、これは
20000〜50000の平均分子量に相当する。
これらのコバインダーは、卓越した顔料結合力およびけ
い光増白剤に対する担持作用のため実際の工業的適用に
おいてはその2つの厄介な欠点が甘受される。
い光増白剤に対する担持作用のため実際の工業的適用に
おいてはその2つの厄介な欠点が甘受される。
完全けん化ポリビニルアルコールは、実際には室温で水
に不溶である。水溶液に変えるためには、ポリビニルア
ルコール懸濁液を少なくとも90℃で長時間、激しく撹拌
しなければならず、このことは最終的には溶解ステーシ
ヨンの設置および付加的なエネルギー消費により製紙プ
ロセスの負担となる。第2の欠点は、概念“ピグメント
シヨツク”を結合している。ポリビニルアルコール溶液
を顔料スラリーに添加する際に、瞬時に塗被料の著しい
粘度増加が生じこの粘度増加は、極めて高い剪断力を生
じる適当な撹拌混合機によるか、または付加的な助剤、
所謂“シヨツク防止剤”の添加により迅速に減少させる
ことができるにすぎない。
に不溶である。水溶液に変えるためには、ポリビニルア
ルコール懸濁液を少なくとも90℃で長時間、激しく撹拌
しなければならず、このことは最終的には溶解ステーシ
ヨンの設置および付加的なエネルギー消費により製紙プ
ロセスの負担となる。第2の欠点は、概念“ピグメント
シヨツク”を結合している。ポリビニルアルコール溶液
を顔料スラリーに添加する際に、瞬時に塗被料の著しい
粘度増加が生じこの粘度増加は、極めて高い剪断力を生
じる適当な撹拌混合機によるか、または付加的な助剤、
所謂“シヨツク防止剤”の添加により迅速に減少させる
ことができるにすぎない。
発明が解決しようとする問題点 したがつて本発明の課題は、塗被された平らな形成物、
たとえば被印刷素材、殊に塗被された紙、板紙および/
またはカートンの製造において、前記の困難点および欠
点を、従来の塗被料の利点の損うことなしに避ける方法
を見い出すことであつた。
たとえば被印刷素材、殊に塗被された紙、板紙および/
またはカートンの製造において、前記の困難点および欠
点を、従来の塗被料の利点の損うことなしに避ける方法
を見い出すことであつた。
問題点を解決するための手段 ところで意外にも、かかる課題が、コバインダーとして a)ビニルアルコール単位50〜95重量%、 b)C1〜C4アルキル基、殊にメチル基を有する1−アル
キルビニルアルコール単位5〜50重量%、 c)ビニルアシレート単位、特にビニル−C1〜C20アシ
レート単位0〜20重量%、 d)アリルアルコール単位0〜20重量%、および e)他の重量導入された単位0〜5重量% からなり、かつ特に粘度測定法により測定した20000〜1
00000の平均分子量を有するポリヒドロキシル基含有重
合体を使用する場合に解決しうることが見い出された。
キルビニルアルコール単位5〜50重量%、 c)ビニルアシレート単位、特にビニル−C1〜C20アシ
レート単位0〜20重量%、 d)アリルアルコール単位0〜20重量%、および e)他の重量導入された単位0〜5重量% からなり、かつ特に粘度測定法により測定した20000〜1
00000の平均分子量を有するポリヒドロキシル基含有重
合体を使用する場合に解決しうることが見い出された。
好ましくは、重合体は単位a60〜95重量%、殊に70〜95
重量%、単位b5〜40重量%、殊に5〜20重量%、ならび
に単位cおよびdそれぞれ0〜10重量%、殊に0〜5重
量%からなる。殊に有利な1実施態様によればコバイン
ダー単位b〜eの量は、5〜20重量%、殊に7.5〜10重
量%の範囲内にあり、その際ビニルアシレート単位の量
は特に好ましくはできるだけ少量、すなわちたとえば0
〜2重量%である、また単位eの量も、好ましくは0〜
1重量%、殊になおこの範囲の下半分、即ち0〜0.5重
量%内、たとえばむしろ0.2重量%よりも低い。
重量%、単位b5〜40重量%、殊に5〜20重量%、ならび
に単位cおよびdそれぞれ0〜10重量%、殊に0〜5重
量%からなる。殊に有利な1実施態様によればコバイン
ダー単位b〜eの量は、5〜20重量%、殊に7.5〜10重
量%の範囲内にあり、その際ビニルアシレート単位の量
は特に好ましくはできるだけ少量、すなわちたとえば0
〜2重量%である、また単位eの量も、好ましくは0〜
1重量%、殊になおこの範囲の下半分、即ち0〜0.5重
量%内、たとえばむしろ0.2重量%よりも低い。
本発明により使用される前記の重合体は、これらの溶液
と顔料スラリーとの良好な混合性によりすぐれているだ
けでなく(その際ピグメントシヨツクは、粘度および加
水分解度が比較可能なポリビニルアルコールの溶液を添
加する際のピグメントシヨツクと比較して、そもそも該
シヨツクがなお出現する限り、明らかに避けられてい
る)、意外にもまた、これらの重合体が固形で、あらか
じめ溶解または希釈することなしに、直接に顔料懸濁液
に撹拌混入しうることによりすぐれている。
と顔料スラリーとの良好な混合性によりすぐれているだ
けでなく(その際ピグメントシヨツクは、粘度および加
水分解度が比較可能なポリビニルアルコールの溶液を添
加する際のピグメントシヨツクと比較して、そもそも該
シヨツクがなお出現する限り、明らかに避けられてい
る)、意外にもまた、これらの重合体が固形で、あらか
じめ溶解または希釈することなしに、直接に顔料懸濁液
に撹拌混入しうることによりすぐれている。
さらに、本発明により使用される重合体は、けい光増白
剤のための顕著な支持特性の他に、工業的に使用される
比較可能な完全けん合ポリビニルアルコールよりも強い
顔料係合力および高い保水性値を有し、このことはコバ
インダーとしての該重合体の使用範囲を拡張する。
剤のための顕著な支持特性の他に、工業的に使用される
比較可能な完全けん合ポリビニルアルコールよりも強い
顔料係合力および高い保水性値を有し、このことはコバ
インダーとしての該重合体の使用範囲を拡張する。
単位b中のアルキル基としては、メチル基が有利であ
る;しかし、分枝状または非分枝のC2〜C4アルキル基を
使用することもできる。
る;しかし、分枝状または非分枝のC2〜C4アルキル基を
使用することもできる。
今まですでに、ラジカル重合用保護コロイドとして〔西
ドイツ国特許第1026074号明細書、ケミカル・オブスト
ラクツ(Chemical Abstracts)54h.第16024号参照〕、
または成形体を製造するための基礎材料として〔ケミカ
ル・オブストラクツ(Chemical Abstracts)第87巻、第
118700c〕、またはグリセリンとの混合物で水溶性熱接
着剤として〔ケミカル・オブストラクツ(Chemical Abs
tracts)第91巻、第176392x〕も記載されている重合体
は、2工程法で製造することができ、第1工程では、ビ
ニルアシレート殊に酢酸ビニルおよび/またはプロピオ
ン酸ビニルと1−アルキルビニルアシレート、殊にイソ
プロペニルアセテートおよび/または−プロピオネー
ト、ならびに場合によりアルアシレート、殊にアリルア
セテートおよび/または−プロピオネートとを常法で水
中でのラジカル懸濁重合または乳化重合によるか、また
は塊状ラジカル重合により、または適当な有機溶剤中、
たとえばアルコールまたはエステル中で共重合させる。
アルコールまたはエステルの例としては、次のものが挙
げられる:メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、メチル−、エチル−、イソプロピル−およびブチル
アセテート。こうして得られた共重合体を、第2工程で
ポリビニルアルコールないしは(部分)けん化ポリビニ
ルエステルの製造における公知方法に応じて、アルカリ
または酸中で、加溶媒分解触媒ないしは加水分解触媒ま
たは化学量論的量の相応する反応成分、たとえば金属水
酸化物の添加下に、たとえば重合体のアシレート基のエ
ステル交換により、好ましくはできるだけ完全に加溶媒
分解または加水分解する。
ドイツ国特許第1026074号明細書、ケミカル・オブスト
ラクツ(Chemical Abstracts)54h.第16024号参照〕、
または成形体を製造するための基礎材料として〔ケミカ
ル・オブストラクツ(Chemical Abstracts)第87巻、第
118700c〕、またはグリセリンとの混合物で水溶性熱接
着剤として〔ケミカル・オブストラクツ(Chemical Abs
tracts)第91巻、第176392x〕も記載されている重合体
は、2工程法で製造することができ、第1工程では、ビ
ニルアシレート殊に酢酸ビニルおよび/またはプロピオ
ン酸ビニルと1−アルキルビニルアシレート、殊にイソ
プロペニルアセテートおよび/または−プロピオネー
ト、ならびに場合によりアルアシレート、殊にアリルア
セテートおよび/または−プロピオネートとを常法で水
中でのラジカル懸濁重合または乳化重合によるか、また
は塊状ラジカル重合により、または適当な有機溶剤中、
たとえばアルコールまたはエステル中で共重合させる。
アルコールまたはエステルの例としては、次のものが挙
げられる:メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、メチル−、エチル−、イソプロピル−およびブチル
アセテート。こうして得られた共重合体を、第2工程で
ポリビニルアルコールないしは(部分)けん化ポリビニ
ルエステルの製造における公知方法に応じて、アルカリ
または酸中で、加溶媒分解触媒ないしは加水分解触媒ま
たは化学量論的量の相応する反応成分、たとえば金属水
酸化物の添加下に、たとえば重合体のアシレート基のエ
ステル交換により、好ましくはできるだけ完全に加溶媒
分解または加水分解する。
分子量の調節は、常法で、開始剤濃度、温度を変えるこ
とによりおよび重合の際の重合調節剤、たとえばブロム
トリクロロメタンおよびチオ酢酸の添加により行なうこ
とができる。高い分子量は、僅少量の数個のエチレン不
飽和係合を有する化合物、たとえばジビニルアジペート
およびアリルメタクリレートの添加により調節すること
ができる。コバインダーとして使用される本発明による
化合物は、有利には3〜20、殊に4〜12mPas(4%の水
溶液として測定)のヘプラー粘度を有する。
とによりおよび重合の際の重合調節剤、たとえばブロム
トリクロロメタンおよびチオ酢酸の添加により行なうこ
とができる。高い分子量は、僅少量の数個のエチレン不
飽和係合を有する化合物、たとえばジビニルアジペート
およびアリルメタクリレートの添加により調節すること
ができる。コバインダーとして使用される本発明による
化合物は、有利には3〜20、殊に4〜12mPas(4%の水
溶液として測定)のヘプラー粘度を有する。
高めた疏水性を有するビニルエステル、すなわちたとえ
ばビニル脂肪酸エステル、たとえばステアリン酸ビニル
および/またはラウリン酸ビニルおよび/またはベルサ
チツク(Versatic )酸ビニルエステル〔ヴエオバ(Ve
ova )、所謂煮沸合成により製造されたたいてい10〜2
0個のC原子を有する分枝状カルボン酸のエステル、シ
エル社(Shell AG)」から誘導される単位の導入(重合
導入)は、本発明により使用される重合体を変えるもう
1つの方法を提供する。これらの単位は、たとえば重合
体の界面活性作用を高める。これらは、好ましくは単量
体単位の全量に対して0〜1、殊に0〜0.5重量%の量
で重合導入されている。さらに、たとえばエチレンをエ
チレン単位0〜5、殊に0〜1重量%の量で重合導入す
ることもできる。
ばビニル脂肪酸エステル、たとえばステアリン酸ビニル
および/またはラウリン酸ビニルおよび/またはベルサ
チツク(Versatic )酸ビニルエステル〔ヴエオバ(Ve
ova )、所謂煮沸合成により製造されたたいてい10〜2
0個のC原子を有する分枝状カルボン酸のエステル、シ
エル社(Shell AG)」から誘導される単位の導入(重合
導入)は、本発明により使用される重合体を変えるもう
1つの方法を提供する。これらの単位は、たとえば重合
体の界面活性作用を高める。これらは、好ましくは単量
体単位の全量に対して0〜1、殊に0〜0.5重量%の量
で重合導入されている。さらに、たとえばエチレンをエ
チレン単位0〜5、殊に0〜1重量%の量で重合導入す
ることもできる。
平らな基体、殊に塗被された被印刷素材(殊に紙、板紙
およびカートンが属する)のための塗被料の製造および
組成は原則的に公知である。たとえば西ドイツ国特許出
願公開第2933765号明細書および同第2450039号明細書が
指摘される。
およびカートンが属する)のための塗被料の製造および
組成は原則的に公知である。たとえば西ドイツ国特許出
願公開第2933765号明細書および同第2450039号明細書が
指摘される。
本発明により使用される重合体は、公知の塗被料にコバ
インダーとして通常量で使用することができかつここで
場合により使用されるコバインダー、たとえば西ドイツ
国特許出願公開第2933765号明細書の重合体Bまたは西
ドイツ国特許出願公開第2450039号明細書のアクリルア
ミドの共重合体を少なくとも部分的に、好ましくは全部
置換することができる。
インダーとして通常量で使用することができかつここで
場合により使用されるコバインダー、たとえば西ドイツ
国特許出願公開第2933765号明細書の重合体Bまたは西
ドイツ国特許出願公開第2450039号明細書のアクリルア
ミドの共重合体を少なくとも部分的に、好ましくは全部
置換することができる。
たとえば、本発明によるコバインダーは、固形分8〜65
重量%を有する水分散液からなる塗被料中に、顔料100
重量部につき、アクリレート、スチレン、ブタジエンお
よび不飽和カルボン酸エステルのコポリマーを主体とす
る高分子バインダー3〜30重量部と共に、0.5〜2重量
部含有されていてもよい。
重量%を有する水分散液からなる塗被料中に、顔料100
重量部につき、アクリレート、スチレン、ブタジエンお
よび不飽和カルボン酸エステルのコポリマーを主体とす
る高分子バインダー3〜30重量部と共に、0.5〜2重量
部含有されていてもよい。
本出願を簡潔にするために、かかる塗被料のその他の成
分に関しては、前記の2つの西ドイツ国特許出願公開明
細書を明瞭に引用する。
分に関しては、前記の2つの西ドイツ国特許出願公開明
細書を明瞭に引用する。
本発明をさらに詳説するために用いられる次の実施例お
よび比較試験において、量値は、別記しない限り常に重
量値である。%値は合計すれば常に100%になる(全開
示に該当する)。
よび比較試験において、量値は、別記しない限り常に重
量値である。%値は合計すれば常に100%になる(全開
示に該当する)。
実施例 これらの実施例のよび比較試験では、次の表1中に規定
されたコバインダーを使用した。これらの組成物は、次
のようにして得られる: (A)酢酸ビニル、(B)酢酸イソプロペニルおよび場
合により(C)酢酸アリルからなる共重合体は、けん化
価ないしは加溶媒分解度の値により加溶媒分解され、そ
の後に記載した粘度およびK−値を示した。比較試料
は、市販の“完全けん化”ポリビニルアルコールであ
る。特性は、次の測定規定に従い測定した: 1)20℃で4重量%の水溶液としてヘプラー(DIN5301
5)により落球粘度計を用いる流出粘度;n.b=測定せず 2)フイツケンチヤー(Fikentscher)によるK−値、
セルローゼヒエミー(Cellulosechemie)第13巻、第58
頁(1932年) 3)DIN53401によるけん化価 例1 比較生成物と比較して本発明によるコバインダーをカオ
リンスラリーへ撹拌混入する際の粘度特性。固形物とし
て添加。
されたコバインダーを使用した。これらの組成物は、次
のようにして得られる: (A)酢酸ビニル、(B)酢酸イソプロペニルおよび場
合により(C)酢酸アリルからなる共重合体は、けん化
価ないしは加溶媒分解度の値により加溶媒分解され、そ
の後に記載した粘度およびK−値を示した。比較試料
は、市販の“完全けん化”ポリビニルアルコールであ
る。特性は、次の測定規定に従い測定した: 1)20℃で4重量%の水溶液としてヘプラー(DIN5301
5)により落球粘度計を用いる流出粘度;n.b=測定せず 2)フイツケンチヤー(Fikentscher)によるK−値、
セルローゼヒエミー(Cellulosechemie)第13巻、第58
頁(1932年) 3)DIN53401によるけん化価 例1 比較生成物と比較して本発明によるコバインダーをカオ
リンスラリーへ撹拌混入する際の粘度特性。固形物とし
て添加。
ポリアクリル酸ナトリウム0.25部とカ性ソーダ液0.1部
との水溶液へ、高速撹拌機を用いてチヤイナクレー99部
を撹拌混入し、均質な懸濁液に分散させた。引き続き、
撹拌機1000r.p.m.で、コバインダーそれぞれ1部を、少
量ずつ投入し、30分後にブルツクフイールド粘度を測定
した。水量は、顔料懸濁液の全固体含量60%が得られる
ように定めた。
との水溶液へ、高速撹拌機を用いてチヤイナクレー99部
を撹拌混入し、均質な懸濁液に分散させた。引き続き、
撹拌機1000r.p.m.で、コバインダーそれぞれ1部を、少
量ずつ投入し、30分後にブルツクフイールド粘度を測定
した。水量は、顔料懸濁液の全固体含量60%が得られる
ように定めた。
結果は、表2中に示されている。この場合に第1の値
は、それぞれ10r.p.m.での結果を表わし、第2の値は、
それぞれ100r.p.m.での結果を表わす。この場合に、慣
用のポリビニルアルコールは、実際にもう1つの充填剤
のように作用すぎるにすぎない。
は、それぞれ10r.p.m.での結果を表わし、第2の値は、
それぞれ100r.p.m.での結果を表わす。この場合に、慣
用のポリビニルアルコールは、実際にもう1つの充填剤
のように作用すぎるにすぎない。
例2 PVALと比較して、本発明により使用されるコバインダー
をカオリン顔料懸濁液へ撹拌混入する際の“シヨツク特
性”。
をカオリン顔料懸濁液へ撹拌混入する際の“シヨツク特
性”。
ポリアクリル酸ナトリウム0.25部とカ性ソーダ液0.1部
との水溶液へ、高速撹拌機を用いてチヤイナクレー99部
を撹拌混入し、均質な懸濁液に分散させた。撹拌機100
r.p.m.で、ポリビニルアルコールないしはコバインダー
1部を、10%の溶液として添加し、撹拌機の電力消費量
を時間に依存して測定した。水量は、顔料懸濁液の全固
体含量60%が得られるように定めた。
との水溶液へ、高速撹拌機を用いてチヤイナクレー99部
を撹拌混入し、均質な懸濁液に分散させた。撹拌機100
r.p.m.で、ポリビニルアルコールないしはコバインダー
1部を、10%の溶液として添加し、撹拌機の電力消費量
を時間に依存して測定した。水量は、顔料懸濁液の全固
体含量60%が得られるように定めた。
例3 次の組成(FG61%)を有する紙用塗料を製造し、保水力
をベネマ(Venema)法6)に従い測定した。
をベネマ(Venema)法6)に従い測定した。
部 チヤイナクレーデインキー(Dinkie )A7) 80 オクヤライト(Omyalite )90K8) 20 スチロール・ブタジエン−ラテツクス9) 10 ブランコホール(Blankophor )10) 0.6 コバインダー 1.5 6)保水性の測定は、ベネマ装置を用いて行つた。測定
装置は電極板、円形電極および電流計を有する電子測定
ユニツト装置からなる。塗料の保水性を測定するため
に、板と円形電極との間に特殊紙を置き、この紙上へ一
滴の塗料を加え、測定装置で指針のふれ(回路閉路)が
生じるまでの時間をストツプウオツチで計る。測定した
時間は、保水性の尺度値である。
装置は電極板、円形電極および電流計を有する電子測定
ユニツト装置からなる。塗料の保水性を測定するため
に、板と円形電極との間に特殊紙を置き、この紙上へ一
滴の塗料を加え、測定装置で指針のふれ(回路閉路)が
生じるまでの時間をストツプウオツチで計る。測定した
時間は、保水性の尺度値である。
7)バツサーマン社(Fa.Bassermann)のカオリン顔料 8)オムヤ社(Fa.Omya)の白亜顔料 9)ダウ・ケミカル社(Fa.Dow Chemical)のラテツク
ス 10)バイヤー社(Fa Bayer)のけい光増白剤 例4 次の組成を有する紙用塗料を製造した: 塗料を試験用塗布装置上でドクターアプリケーターを用
いて速度100m/分で、約35g/m2の面積比重量を有する木
質板紙原紙の片面に塗布した。塗布量は、10.3g/m2であ
つた。引き続き、塗被紙を、2本ロール実験室カレンダ
ーによりカテンダ仕上し、白色度を、フイルターR457
(+UV)およびR400(−UV)を有する反射光度計〔ツア
イス社(Fa.Zeiss)〕を用いて測定した。
ス 10)バイヤー社(Fa Bayer)のけい光増白剤 例4 次の組成を有する紙用塗料を製造した: 塗料を試験用塗布装置上でドクターアプリケーターを用
いて速度100m/分で、約35g/m2の面積比重量を有する木
質板紙原紙の片面に塗布した。塗布量は、10.3g/m2であ
つた。引き続き、塗被紙を、2本ロール実験室カレンダ
ーによりカテンダ仕上し、白色度を、フイルターR457
(+UV)およびR400(−UV)を有する反射光度計〔ツア
イス社(Fa.Zeiss)〕を用いて測定した。
a) b) 白色度R457(%) 76.38±0.18 76.06±0.18 白色度R400(%) 73.58±0.17 73.44±0.18 差(絶対) 2.8 2.62 11)メトゼリイント社(Fa.Metsliiton)(フインラ
ンド)のカルボキシメチルセルロース
ンド)のカルボキシメチルセルロース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 5/00 PPU 6904−4J D21H 19/60
Claims (1)
- 【請求項1】a)ビニルアルコール単位50〜95重量%、 b)C1ーC4アルキル基を有する1−アルキルビニルアル
コールの単位5〜50重量%、 c)ビニルアシレート単位0〜20重量%、 d)アリルアルコール単位0〜20重量%、および e)他の重合導入された単位0〜5重量% からなるポリヒドロキシル基含有重合体であることを特
徴とする平らな基体の塗被料用コバインダー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3622820.6 | 1986-07-08 | ||
DE19863622820 DE3622820A1 (de) | 1986-07-08 | 1986-07-08 | Cobinder fuer streichmassen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6320371A JPS6320371A (ja) | 1988-01-28 |
JPH0676573B2 true JPH0676573B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62157991A Expired - Lifetime JPH0676573B2 (ja) | 1986-07-08 | 1987-06-26 | 平らな基体の塗被料用コバインダ− |
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---|---|
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JP (1) | JPH0676573B2 (ja) |
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FI (1) | FI85739C (ja) |
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US5489638A (en) * | 1992-04-02 | 1996-02-06 | Aqualon Company | Poly(vinyl alcohol) fluidized polymer suspensions |
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DE19641064A1 (de) * | 1996-10-04 | 1998-04-09 | Wacker Chemie Gmbh | Modifizierte Polyvinylbutyrale mit niederer Lösungsviskosität |
WO2001046283A1 (en) | 1999-12-21 | 2001-06-28 | Omnova Solutions Inc. | Polyvinyl alcohol copolymer composition |
DE10232666A1 (de) * | 2002-07-18 | 2004-02-05 | Wacker Polymer Systems Gmbh & Co. Kg | Silan-haltiger Polyvinylalkohol für Papierstreichmassen |
DE10323204A1 (de) * | 2003-05-22 | 2004-12-16 | Wacker Polymer Systems Gmbh & Co. Kg | Grundierungsmittel für Trennpapiere und -folien |
DE10323203A1 (de) * | 2003-05-22 | 2004-12-23 | Wacker Polymer Systems Gmbh & Co. Kg | Verwendung von silanfunktionellen Polyvinylalkoholen in Grundierungsmitteln für Trennpapiere und -folien |
KR20070003782A (ko) * | 2003-12-09 | 2007-01-05 | 셀라니즈 인터내셔날 코포레이션 | 광증백제 및 그의 제조방법 |
US20060058486A1 (en) * | 2004-09-16 | 2006-03-16 | Wacker-Chemie Gmbh | Alkenyl-functional organopolysiloxanes |
EP1712677A1 (en) * | 2005-04-08 | 2006-10-18 | Clariant International Ltd. | Aqueous solutions of optical brighteners |
DE102010063470A1 (de) * | 2010-12-17 | 2012-06-21 | Wacker Chemie Ag | Papierstreichmassen enthaltend eine Kombination aus Styrol-Butadien-Copolymer und/oder Styrol-Acrylsäureester-Copolymer und Vinylacetat-Ethylen-Copolymer |
US8920920B2 (en) | 2011-11-18 | 2014-12-30 | Celanese International Corporation | Polymer latex blends and applications thereof |
TWI637969B (zh) * | 2013-12-26 | 2018-10-11 | 可樂麗股份有限公司 | 改性聚乙烯醇及其製造方法 |
CN104628930B (zh) * | 2015-02-15 | 2016-08-24 | 北京工业大学 | 脂肪酸乙烯酯单体共聚反应合成水泥分散剂的方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1026074B (de) * | 1955-04-06 | 1958-03-13 | Wacker Chemie Gmbh | Verfahren zur Radikalpolymerisation polymerisierbarer ungesaettigter organischer Verbindungen in waessriger Suspension oder Emulsion |
US3699112A (en) * | 1968-03-18 | 1972-10-17 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Paper coating pigment binder of alcoholized vinyl acetate-acrylamide copolymer |
BE820589A (fr) * | 1973-10-29 | 1975-04-01 | Compositions de couchage du papier a liant totalement synthetique | |
DE2933765A1 (de) * | 1979-08-21 | 1981-03-12 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Waessrige dispersionen zur herstellung von ueberzugsmassen |
-
1986
- 1986-07-08 DE DE19863622820 patent/DE3622820A1/de not_active Withdrawn
-
1987
- 1987-06-05 CA CA000538966A patent/CA1296827C/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-06-24 FI FI872795A patent/FI85739C/fi not_active IP Right Cessation
- 1987-06-26 JP JP62157991A patent/JPH0676573B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-07-08 DE DE8787109835T patent/DE3765040D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-07-08 AT AT87109835T patent/ATE56767T1/de not_active IP Right Cessation
- 1987-07-08 ES ES87109835T patent/ES2018212B3/es not_active Expired - Lifetime
- 1987-07-08 EP EP87109835A patent/EP0253285B1/de not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-11-17 US US07/272,634 patent/US4879336A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
EP0253285A1 (de) | 1988-01-20 |
EP0253285B1 (de) | 1990-09-19 |
FI85739B (fi) | 1992-02-14 |
JPS6320371A (ja) | 1988-01-28 |
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CA1296827C (en) | 1992-03-03 |
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ES2018212B3 (es) | 1991-04-01 |
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DE3622820A1 (de) | 1988-01-21 |
FI872795A0 (fi) | 1987-06-24 |
ATE56767T1 (de) | 1990-10-15 |
FI85739C (fi) | 1992-05-25 |
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