JPH0676462A - ディスクテーブル - Google Patents

ディスクテーブル

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JPH0676462A
JPH0676462A JP4248878A JP24887892A JPH0676462A JP H0676462 A JPH0676462 A JP H0676462A JP 4248878 A JP4248878 A JP 4248878A JP 24887892 A JP24887892 A JP 24887892A JP H0676462 A JPH0676462 A JP H0676462A
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JP
Japan
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disk
recording
disc
mounting portion
centering
Prior art date
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JP4248878A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yamamoto
和夫 山本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 小径センタリング部材9によりセンタリング
される小径ディスク102が載置される小径ディスク載
置部11は、大径センタリング部材10によりセンタリ
ングされる大径ディスクが載置される大径ディスク載置
部12よりも上方側に突出しており、小径ディスク10
2の被載置部よりも外周側に突条部があっても、この突
条部を大径ディスク載置部12に当接させない。 【効果】 第2の記録ディスク102が突条部を有して
いても、この第2の記録ディスク102を所定の高さ位
置に傾きなく良好に保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや光磁気デ
ィスク等の記録ディスクに対する情報信号の記録及び/
又は再生を行う記録及び/又は再生装置において、該記
録ディスクを載置させて位置決めして支持するディスク
テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスク等の
記録ディスクに対して、情報信号の記録及び/又は再生
を行うように構成された記録及び/又は再生装置が提案
されている。このような記録及び/又は再生装置は、上
記記録ディスクを回転操作し、この回転操作されている
記録ディスクに対し、光学ピックアップ装置等により、
情報信号の書込み及び/又は読出しを行うように構成さ
れている。
【0003】すなわち、このような記録及び/又は再生
装置においては、上記光学ピックアップ装置等と、上記
記録ディスクを位置決めして支持し回転操作する回転操
作機構とが設けられている。この回転操作機構は、上記
記録ディスクを載置させて保持するディスクテーブル
と、このディスクテーブルを回転操作するスピンドルモ
ータとを有して構成されている。このディスクテーブル
は、略々円盤状に形成され、上記スピンドルモータの駆
動軸に中心部を支持されている。
【0004】上記ディスクテーブルによる上記記録ディ
スクの位置決めは、この記録ディスクの中心部に穿設さ
れた円形の中央孔を用いて行われる。この中央孔は、上
記記録ディスクの主面部上に略々同心円状をなして螺旋
状に形成される記録トラックの曲率中心に中心を一致さ
せている。そして、上記ディスクテーブルは、上記スピ
ンドルモータの駆動軸と同軸状のセンタリング部材を有
している。このセンタリング部材は、上記ディスクテー
ブルの上面部の中央部に、円錐台状をなして形成されて
いる。すなわち、上記ディスクテーブルは、上記記録デ
ィスクの中央孔の内縁部に上記センタリング部材の外周
面部を当接させ、この記録ディスクの中央孔の周囲部を
該センタリング部材の周囲部であるディスク載置部上に
載置させることにより、該記録ディスクの位置め、すな
わち、上記記録トラックの曲率中心を上記駆動軸の軸心
上となすセンタリング操作を行う。
【0005】そして、上記ディスクテーブルは、このデ
ィスクテーブルに対向してスプリングを介して支持され
て配設されたチャッキングプレートと共働して、あるい
は、磁力によって、上記記録ディスクを保持する。この
状態で、上記スピンドルモータが駆動されると、上記記
録ディスクは、上記ディスクテーブルとともに回転操作
される。
【0006】そして、上記ディスクテーブルとしては、
径の異なる中央孔を有した異種の記録ディスクを保持で
きるように構成されたものが提案されている。すなわ
ち、このディスクテーブルは、図8及び図9に示すよう
に、図7に示す第1の記録ディスク101と、図6に示
す上記第1の記録ディスク101の中央孔108,10
9よりも小径の中央孔107を有する第2の記録ディス
ク102とのいずれをも、位置決めして保持できるよう
に構成されている。
【0007】このディスクテーブルは、図8及び図9に
示すように、上記スピンドルモータの駆動軸が嵌合され
る嵌合孔213を有して円環状に形成された基台部20
1を有して構成される。この基台部201は、上記駆動
軸に対して、固定して取付けられる。この基台部201
には、略々コーン形状のテーブル部202の縮径された
下端部が取付けられている。すなわち、このテーブル部
202は、拡径された上端部を、上記駆動軸の先端側に
向けて、上記基台部201を介して、該駆動軸に取付け
られる。そして、このテーブル部202は、上端面部
に、第1及び第2のディスク載置部212,211が形
成されている。これらディスク載置部212,211
は、互いに径の異なる円環状の平面として形成されてお
り、互いに同一平面内に位置している。そして、これら
ディスク載置部212,211は、それぞれ上記嵌合孔
213に同軸状であって、該嵌合孔213の軸心に垂直
となされている。上記第1のディスク載置部212は、
上記第2のディスク載置部211よりも大径であって、
該第2のディスク載置部211の外方側を囲むようにし
て形成されている。
【0008】上記第1のディスク載置部212の内径
は、上記第1の記録ディスク101の中央孔108,1
09よりも僅かに大径となるようになされている。ま
た、上記第2のディスク載置部211の内径は、上記第
2の記録ディスク102の中央孔107よりも僅かに大
径となるようになされている。
【0009】上記テーブル部202の上方側には、この
テーブル部202の内方側に収納されるようにして、複
合センタリング部材204が配設されている。この複合
センタリング部材204は、略々円環状に形成され、中
心部に上記駆動軸が摺動可能に嵌合される。この複合セ
ンタリング部材204は、上記テーブル部202に対
し、所定の範囲内で上記駆動軸の軸方向の移動が可能と
なされている。そして、この複合センタリング部材20
4と上記テーブル部202との間には、コイルスプリン
グ203がやや圧縮された状態で介在配設されている。
すなわち、上記複合センタリング部材204は、上記テ
ーブル部202に対して、上方側に突出する方向に弾性
付勢されている。
【0010】そして、上記複合センタリング部材204
は、上面部に、第1のセンタリング部210及び第2の
センタリング部209を有している。これら各センタリ
ング部210,209は、それぞれ、円環状の突条とし
て形成され、外側面部が、上方側が縮径された円錐台の
外周面部をなす形状となされている。これら各センタリ
ング部210,209は、互いに同心状となされ、互い
の径を異ならされて形成されている。上記第1のセンタ
リング部210の外径は、上記第1の記録ディスク10
1の中央孔108,109に略々対応するようになされ
ている。また、上記第2のセンタリング部209の外径
は、上記第2の記録ディスク102の中央孔107に略
々対応するようになされている。
【0011】上記第1のセンタリング部210は、上記
第1のディスク載置部212と上記第2のディスク載置
部211との間に位置して、これら各ディスク載置部2
12,211より上方側に突出している。また、上記第
2のセンタリング部209は、上記第2のディスク載置
部211の内側側に位置して、上記各ディスク載置部2
12,211より上方側に突出している。
【0012】そして、このディスクテーブルの上方側に
は、このディスクテーブルと共働して上記各記録ディス
ク101,102を挟持するチャッキングプレート20
5が配設されている。このチャッキングプレート205
は、略々円盤状に形成され、上記ディスクテーブルに対
して接離可能に支持されている。このチャッキングプレ
ート205の上記ディスクテーブルに対向する下面部に
は、上記第1のディスク載置部212よりも外方側に位
置する円環状の押圧板208及び上記第2のディスク載
置部211に対応する円環状のマグネット206が取付
けられている。上記押圧板208は、上記チャッキング
プレート205に対して、スプリング207を介して取
付けられている。
【0013】このディスクテーブルにより、上記第1の
記録ディスク101を保持するには、図8に示すよう
に、上記第1の記録ディスク101の中央孔の周囲部を
上記第1のディスク載置部212上に載置させる。この
とき、上記第1のセンタリング部210が上記中央孔1
08,109の内縁部に当接して、この第1の記録ディ
スク101に対するセンタリング操作を行う。そして、
上記第1の記録ディスク101は、上記押圧板208よ
って上面部を押圧支持され、この押圧板208と上記第
1のディスク載置部212とにより挟持されて保持され
る。
【0014】また、このディスクテーブルにより、上記
第2の記録ディスク102を保持するには、図8に示す
ように、上記第2の記録ディスク102の中央孔の周囲
部を上記第2のディスク載置部211上に載置させる。
このとき、上記第2のセンタリング部209が上記中央
孔107の内縁部に当接して、この第2の記録ディスク
102に対するセンタリング操作を行う。そして、上記
第2の記録ディスク102は、上記マグネット206と
上記第2のディスク載置部211とにより挟持されて保
持される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な第2の記録ディスク102は、図6に示すように、上
記中央孔107の周囲部のさらに外周側に、突条部10
4が形成されたものがある。この突条部104は、上記
第2の記録ディスク102が平面状の物体上に載置され
たときに、信号記録面となる主面部を該物体に接触させ
ないないようにするためのものである。
【0016】上述のようなディスクテーブルにおいて、
このような突条部104を有する第2の記録ディスク1
02を保持しようとすると、図10に示すように、該突
条部104が上記第1のディスク載置部212に当接し
てしまい、この第2の記録ディスク102は、上記第2
のディスク載置部211より離間されてしまう。一方、
このディスクテーブルにおいて、上記突条部104を有
しない第2の記録ディスク102を保持しようとする
と、図9及び図11に示すように、この第1の記録ディ
スク102は、上記各ディスク載置部212,211に
当接する。したがって、このディスクテーブルにおいて
は、上記突条部104を有する第2の記録ディスク10
2と、該突条部104を有しない第2の記録ディスク1
02とで、保持される高さ位置が異なることになる。
【0017】また、上述のようなディスクテーブルにお
いて、上記突条部104を有する第2の記録ディスク1
02を保持しようとしたとき、図12に示すように、該
突条部104の外径が上記第1のディスク載置部212
の内径と干渉するような径である場合には、この第1の
ディスク載置部212の内縁部に該突条部104の外縁
部が途中まで嵌合するような状態となり、この第2の記
録ディスク102は、上記第2のディスク載置部211
に対して傾いた状態に保持されてしまう虞れがある。
【0018】このように、上記第2の記録ディスク10
2を保持したときに、高さ位置が変動したり、傾いたり
すると、この第2の記録ディスク102に対する情報信
号の書込み及び/又は読出しが良好に行えなくなる虞れ
がある。
【0019】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、第1の記録ディスク及びこの第
1の記録ディスクの中央孔よりも小径の中央孔を有する
第2の記録ディスクの双方を保持することができるディ
スクテーブルであって、該第2の記録ディスクの中央孔
108,109の周囲側に突条部が設けられている場合
にあっても、この第2の記録ディスクを良好に保持する
ことができるようになされたディスクテーブルを提供す
ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るディスクテーブル
は、第1の記録ディスクの中心孔周囲部が載置される円
環状の第1のディスク載置部と、この第1のディスク載
置部の内方側に配設されこの第1のディスク載置部上に
載置された第1の記録ディスクの中央孔内縁部に当接し
てこの第1の記録ディスクに対するセンタリング操作を
行う第1のセンタリング部材と、この第1のディスク載
置部に対して平行、かつ、同心状となされて上記第1の
センタリング部材の内方側に配設され上記第1の記録デ
ィスクの中心孔よりも小径の中心孔を有する第2の記録
ディスクの中心孔周囲部が載置される円環状の第2のデ
ィスク載置部と、この第2のディスク載置部の内方側に
配設されこの第2のディスク載置部上に載置された第2
の記録ディスクの中央孔内縁部に当接してこの第2の記
録ディスクに対するセンタリング操作を行う第2のセン
タリング部材とを備え、上記第2のディスク載置部は、
上記第1のディスク載置部よりも、上記第2の記録ディ
スクが載置される載置面側に突出されて、載置させた第
2の記録ディスクを上記第1のディスク載置部より離間
させてなるものである。
【0021】また、本発明は、上述のディスクテーブル
において、上記第1のディスク載置部と上記第2のディ
スク載置部とを、一体的に形成された部材の一部分とし
て形成したものである。
【0022】
【作用】本発明に係るディスクテーブルにおいては、第
1の記録ディスクの中心孔周囲部が載置される円環状の
第1のディスク載置部に対して平行、かつ、同心状とな
され、この第1のディスク載置部の内方側に配設されこ
の第1のディスク載置部上に載置された第1の記録ディ
スクの中央孔内縁部に当接してこの第1の記録ディスク
に対するセンタリング操作を行う第1のセンタリング部
材の内方側に配設されて、上記第1の記録ディスクの中
心孔よりも小径の中心孔を有する第2の記録ディスクの
該中心孔周囲部が載置される円環状の第2のディスク載
置部は、上記第1のディスク載置部よりも、上記第2の
記録ディスクが載置される載置面側に突出されて、載置
させた第2の記録ディスクを上記第1のディスク載置部
より離間させるので、上記第2の記録ディスクの上記第
2のディスク載置部上に載置される被載置部よりも外側
側に突条部が形成されている場合においても、この第2
の記録ディスクを一定の高さ位置にて傾きなく保持する
ことができる。
【0023】また、上述のディスクテーブルにおいて、
上記第1のディスク載置部と上記第2のディスク載置部
とを、一体的に形成された部材の一部分として形成した
場合には、このディスクテーブルの作製の容易化が図ら
れる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。本発明に係るディスクテーブルは、
光ディスクや光磁気ディスク等の如き記録ディスクに対
して情報信号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又
は再生装置において、該記録ディスクを位置決めして保
持し、回転操作する回転操作機構を構成するものとして
用いられるものである。
【0025】このディスクテーブルは、図1及び図2に
示すように、図7に示す第1の記録ディスク101と、
図6に示す上記第1の記録ディスク101の中央孔10
8,109よりも小径の中央孔107を有する第2の記
録ディスク102とのいずれをも、位置決めして保持で
きるように構成されている。
【0026】上記第1の記録ディスク101は、光学式
ビデオディスクであって、透明な合成樹脂からなるディ
スク基板と、このディスク基板に被着された金属からな
る反射層とを有して構成されている。上記ディスク基板
には、射出成型等の手段により、情報信号に応じた微細
な凹凸が形成されている。この情報信号は、映像信号及
び音声信号であって、いわゆるFM変調されて記録され
ている。この第1の記録ディスク101は、直径が20
0mm、または、300mmとなされて構成されてい
る。この第1の記録ディスク101は、図7に示すよう
に、2枚の平板状の記録ディスク101a,101bが
貼合わせられて、両面側の主面部が信号記録面として用
いられるようになされている。この第1の記録ディスク
101をなす各記録ディスク101a,101bの中心
部には、それぞれ中心孔108,109が設けられてい
る。これら中心孔108,109の図7中矢印I及び矢
印Jで示す内径は、35mmとなされている。これら中
心孔108,109は、互いに略々重ねられている。
【0027】また、上記第1の記録ディスク101の両
面側の主面部には、上記中心孔108,109の外周囲
部分に、紙等の材料からなるいわゆるドーナツ型のラベ
ル110,110が貼付されている。これらラベル11
0,110は、図7中矢印Kで示す内径が38mm、図
7中矢印Nで示す外径が86mmとなされている。これ
らラベル110,110は、上記各中心孔108,10
9に同心状となされて貼付されている。そして、この第
1の記録ディスク101において、上記各ラベル11
0,110上の図7中矢印Oて示す範囲は、この第1の
記録ディスク101が上記記録及び/又は再生装置にお
いて挟持されて保持されるためのクランピングエリアと
なされている。このクランピングエリアは、図7中矢印
Lで示す内径が41mm、外径が83mmとなされてい
る。
【0028】また、上記第2の記録ディスク102は、
光学式デジタルオーディオディスクであって、透明な合
成樹脂からなるディスク基板と、このディスク基板に被
着された金属からなる反射層とを有して構成されてい
る。上記ディスク基板には、射出成型等の手段により、
情報信号に応じた微細な凹凸が形成されている。この情
報信号は、音声信号であって、デジタル変調されて記録
されている。この第2の記録ディスク102は、直径が
約80mm、または、約120mmとなされて構成され
ている。この第2の記録ディスク102は、片面側の主
面部が信号記録面として用いられるようになされてい
る。この第2の記録ディスク102をなすディスク基板
の中心部には、図6に示すように、中心孔107が設け
られている。この中心孔107の図6中矢印Aで示す内
径は、15mmとなされている。
【0029】そして、この第2の記録ディスク102に
おいて、上記中心孔107の外周囲側部分であって図6
中矢印Dて示す範囲は、この第2の記録ディスク102
が上記記録及び/又は再生装置において挟持されて保持
されるためのクランピングエリアとなされている。この
クランピングエリアは、図6中矢印Cで示す内径が26
mm以下、図6中矢印Eで示す外径が33mm以上とな
されている。
【0030】また、この第2の記録ディスク102にお
いては、上記中心孔107の外周囲部分であって上記ク
ランピングエリアの内周側部分は、該クランピングエリ
アと面一な平坦部106となされていてもよく、あるい
は、溝部103が形成されていてもよい。上記溝部10
3は、上記中心孔107を囲んで円環状に形成され、図
6中矢印Bで示す内径が20mm、図6中矢印Cで示す
外径が上記クランピングエリアの内径となっている。さ
らに、この第2の記録ディスク102においては、上記
クランピングエリアの外周囲部分には、突条部104が
設けられていてもよく、あるいは、溝部105が形成さ
れていてもよい。これら突条部104、または、溝部1
05は、図6中矢印Eで示す内径が上記クランピングエ
リアの外径である33mm以上、図6中矢印Fで示す外
径が44mm以下となされている。そして、上記突条部
104は、上記クランピングエリアよりの図6中矢印H
で示す突出量が、0.4mm以下となされている。この
突条部104は、この第2の記録ディスク102のディ
スク基板と一体的に形成されている。
【0031】そして、この第2の記録ディスク102に
おいては、上記突条部104、または、上記溝部105
よりも外周側の信号記録領域における主面部は、上記ク
ランピングエリアの主面部と同一平面上に位置されてい
る。また、この第2の記録ディスク102においては、
上記信号記録領域は、図6中直線Gで示す内径が46m
m以上となされている。なお、この第2の記録ディスク
102においては、上記信号記録領域の最内周側の幅4
mm程度の部分は、いわゆるリードイン領域となされて
いる。
【0032】そして、上記ディスクテーブルは、図1及
び図2に示すように、金属等の材料よりなる基台部1を
有して構成される。この基台部1は、上記記録及び/又
は再生装置において上記回転操作機構を構成する図示し
ないスピンドルモータの駆動軸が嵌合される嵌合孔13
を有して円環状に形成されている。この基台部1は、上
記駆動軸に対して、固定して取付けられる。
【0033】上記基台部1には、一体的に形成された略
々コーン形状のテーブル部2の縮径された下端部が取付
けられている。すなわち、このテーブル部2は、拡径さ
れた上端部を、上記駆動軸の先端側に向けて、上記基台
部1を介して、該駆動軸に取付けられている。そして、
このテーブル部2は、上端面部に、第1及び第2のディ
スク載置部12,11が一体的に形成されている。これ
らディスク載置部12,11は、互いに径の異なる円環
状の平面部として形成されており、それぞれ上記嵌合孔
13に同軸状であって、該嵌合孔13の軸心に垂直とな
されている。すなわち、これらディスク載置部12,1
1は、互いに平行となされている。上記第1のディスク
載置部12は、上記第2のディスク載置部11よりも大
径であって、該第2のディスク載置部11の外方側を囲
むようにして形成されている。
【0034】また、上記第2のディスク載置部11は、
図3に示すように、上記第1のディスク載置部12より
も、上方側に突出されている。図3中矢印Pで示す上記
第2のディスク載置部11の上記第1のディスク載置部
12に対する突出量は、上記第2の記録ディスク102
の上記突条部104の最大突出量よりもやや大きい量、
すなわち、0.5mm程度となされている。
【0035】なお、このディスクテーブルにおいては、
上記各ディスク載置部12,11は、例えば、プレス成
型、または、ダイカスト成型及び切削加工等によって、
一体的に形成されている。
【0036】また、上記各ディスク載置部12,11の
上面部には、上記各記録ディスク101,102に対す
る摩擦力の確保、及び、該各記録ディスク101,10
2に対して傷損を与えることを防止する等のため、ゴム
等の可撓性材料からなる薄膜体12a,11aが貼付さ
れている。
【0037】上記第1のディスク載置部12の内径は、
上記第1の記録ディスク101の中央孔108,109
よりも僅かに大径となるようになされている。すなわ
ち、この第1のディスク載置部12の内径は、35mm
よりも大きくなされている。そして、この第1のディス
ク載置部12の外径は、上記第1の記録ディスク101
のクランピングエリアに達する径であるとともに、上記
第2の記録ディスク102の信号記録領域の内径よりも
小さくなされている。すなわち、この第1のディスク載
置部12の外径は、41mmよりも大きく、46mmよ
りも小さくなされている。
【0038】また、上記第2のディスク載置部11の内
径は、上記第2の記録ディスク102の中央孔107よ
りも僅かに大径となるようになされている。すなわち、
この第2のディスク載置部11の内径は、15mmより
も大きくなされている。そして、この第2のディスク載
置部11の外径は、上記第2の記録ディスク102のク
ランピングエリア内に収まる径となされている。すなわ
ち、この第2のディスク載置部11の外径は、33mm
よりも小さくなされている。
【0039】上記テーブル部2の上方側には、このテー
ブル部2の内方側に収納されるようにして、複合センタ
リング部材4が配設されている。この複合センタリング
部材4は、合成樹脂等の材料により、略々円環状に形成
され、中心部に上記駆動軸が摺動可能に嵌合される。こ
の複合センタリング部材4は、上記テーブル部2に対
し、所定の範囲内で上記駆動軸の軸方向の移動が可能と
なされている。そして、この複合センタリング部材4と
上記テーブル部2との間には、上記駆動軸に外嵌装され
た状態のコイルスプリング3がやや圧縮された状態で介
在配設されている。すなわち、上記複合センタリング部
材4は、上記テーブル部2に対して、上方側に突出する
方向に弾性付勢されている。
【0040】そして、上記複合センタリング部材4は、
上面部に、第1のセンタリング部材となる第1のセンタ
リング部10及び第2のセンタリング部材となる第2の
センタリング部9を有している。これら各センタリング
部10,9は、それぞれ、円環状の突条として形成さ
れ、外側面部が、上方側が縮径された円錐台の外周面部
をなす形状となされている。これら各センタリング部1
0,9は、互いに同心状となされ、互いの径を異ならさ
れて形成されている。上記第1のセンタリング部10の
外径は、上記第1の記録ディスク101の中央孔10
8,109に略々対応するような径、すなわち、35m
m程度となされている。また、上記第2のセンタリング
部9の外径は、上記第2の記録ディスク102の中央孔
107に略々対応するような径、すなわち、15mm程
度となされている。
【0041】上記第1のセンタリング部10は、上記第
1のディスク載置部12と上記第2のディスク載置部1
1との間に位置して、上記第1のディスク載置部12よ
り上方側に突出されている。また、上記第2のセンタリ
ング部9は、上記第2のディスク載置部11の内側側に
位置して、上記第2のディスク載置部11より上方側に
突出されている。
【0042】なお、このディスクテーブルにおいては、
上記第2のディスク載置部11は、上記第1のディスク
載置部12に対して一体的に形成されることなく、図4
及び図5に示すように、まず、該第1のディスク載置部
12と同一平面内となる円環状の平面部を該第1のディ
スク載置部12の内側側に一体的に形成し、その後に、
この円環状の平面部上に円環状の部材を取りつけて構成
されるものとしてもよい。
【0043】そして、このディスクテーブルの上方側に
は、このディスクテーブルと共働して上記各記録ディス
ク101,102を挟持するチャッキングプレート5が
配設されている。このチャッキングプレート5は、略々
円盤状に形成され、上記ディスクテーブルに対して接離
可能に支持されている。このチャッキングプレート5の
上記ディスクテーブルに対向する下面部には、上記第1
のディスク載置部12よりも外方側に位置する円環状の
押圧板8及び上記第2のディスク載置部11に対応する
円環状のマグネット6が取付けられている。上記押圧板
8は、上記チャッキングプレート5に対して、スプリン
グ7を介して取付けられている。
【0044】このディスクテーブルにより、上記第1の
記録ディスク101を保持するには、図1に示すよう
に、上記第1のディスク載置部12上に、上記第1の記
録ディスク101の中央孔108,109の周囲側部
分、すなわち、上記クランピングエリアを載置させる。
このとき、上記第1のセンタリング部10の外周面部が
上記中央孔108,109の内縁部に当接して、この第
1の記録ディスク101に対するセンタリング操作を行
う。そして、上記第1の記録ディスク101は、上記押
圧板8よって上面部を押圧支持され、この押圧板8と上
記第1のディスク載置部12とにより挟持されて保持さ
れる。
【0045】このとき、上記第1の記録ディスク101
は、上記クランピングエリア内の領域を挟持されてい
る。また、この第1の記録ディスク101は、上記第1
のディスク載置部12に上記クランピングエリア内の主
面部を当接させる高さ位置に位置決めされている。
【0046】そして、このディスクテーブルにより、上
記第2の記録ディスク102を保持するには、図2に示
すように、上記第2のディスク載置部11上に、上記第
2の記録ディスク102の中央孔107の周囲部側部
分、すなわち、上記クランピングエリアを載置させる。
このとき、上記第2のセンタリング部9が上記中央孔1
07の内縁部に当接して、この第2の記録ディスク10
2に対するセンタリング操作を行う。このとき、この第
2の記録ディスク102に上記突条部104が設けられ
ている場合にあっても、上記第2のディスク載置部11
が上記第1のディスク載置部12よりも上方側に突出さ
れているため、この突条部104は、該第1のディスク
載置部12に当接することがない。そして、上記第2の
記録ディスク102は、上記マグネット6が上記テーブ
ル部2を吸引することにより、該マグネット6と上記第
2のディスク載置部11とにより、上記クランピングエ
リア内の領域、あるいは、該クランピングエリア内の領
域及びこのクランピングエリアよりも内側側の部分を挟
持されて保持される。
【0047】すなわち、このディスクテーブルにおいて
は、図4に示すように、上記第2の記録ディスク102
に上記突条部104が設けられている場合にあっても、
また、図5に示すように、該第2の記録ディスク102
に該突条部104が設けられていない場合にあっても、
この第2の記録ディスク102は、上記クランピングエ
リア内の主面部を上記第2のディスク載置部11に当接
させた一定の高さ位置に位置決めされる。そして、この
とき、上記第2のディスク載置部11は、上記突条部1
04の有無に拘わらず、上記第2のディスク102を上
記第1のディスク載置部12より離間させているので、
該第2の記録ディスク102を傾けることなく、良好に
保持することができる。
【0048】したがって、このディスクテーブルは、上
記第2の記録ディスク102を一定の高さ位置にて傾け
ることなく保持することができ、上記記録及び/又は再
生装置の光学ピックアップ装置等によるこの第2の記録
ディスク102に対する情報信号の書込み及び/又は読
出しが良好に行えるようにすることができる。
【0049】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスクテ
ーブルにおいては、第1の記録ディスクの中心孔周囲部
が載置される円環状の第1のディスク載置部に対して平
行、かつ、同心状となされ、この第1のディスク載置部
の内方側に配設されこの第1のディスク載置部上に載置
された第1の記録ディスクの中央孔内縁部に当接してこ
の第1の記録ディスクに対するセンタリング操作を行う
第1のセンタリング部材の内方側に配設されて、上記第
1の記録ディスクの中心孔よりも小径の中心孔を有する
第2の記録ディスクの該中心孔周囲部が載置される円環
状の第2のディスク載置部は、上記第1のディスク載置
部よりも、上記第2の記録ディスクが載置される載置面
側に突出されて、載置させた第2の記録ディスクを上記
第1のディスク載置部より離間させる。
【0050】したがって、上記第2のディスク載置部
は、上記第2の記録ディスクの該第2のディスク載置部
上に載置される被載置部よりも外側側に突条部が形成さ
れている場合においても、この第2の記録ディスクを一
定の高さ位置にて傾きなく保持することができる。
【0051】すなわち、本発明は、第1の記録ディスク
及びこの第1の記録ディスクの中央孔よりも小径の中央
孔を有する第2の記録ディスクの双方を保持することが
できるディスクテーブルであって、該第2の記録ディス
クの中央孔の周囲側に突条部が設けられている場合にあ
っても、この第2の記録ディスクを良好に保持すること
ができるようになされたディスクテーブルを提供するこ
とができるものである。
【0052】また、上述のディスクテーブルにおいて、
上記第1のディスク載置部と上記第2のディスク載置部
とを、一体的に形成された部材の一部分として形成した
場合には、このディスクテーブルの作製の容易化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクテーブルが第1の記録デ
ィスクを保持した状態を示す縦断面図である。
【図2】上記ディスクテーブルが第2の記録ディスクを
保持した状態を示す縦断面図である。
【図3】上記ディスクテーブルの要部の構成を示す要部
拡大縦断面図である。
【図4】上記ディスクテーブルが突条部を有する第2の
記録ディスクを保持した状態を示す縦断面図である。
【図5】上記ディスクテーブルが突条部を有しない第2
の記録ディスクを保持した状態を示す縦断面図である。
【図6】上記第2の記録ディスクの要部の構成を示す要
部拡大縦断面図である。
【図7】上記第1の記録ディスクの要部の構成を示す要
部拡大縦断面図である。
【図8】従来のディスクテーブルが上記第1の記録ディ
スクを保持した状態を示す縦断面図である。
【図9】上記従来のディスクテーブルが上記第2の記録
ディスクを保持した状態を示す縦断面図である。
【図10】上記従来のディスクテーブルが突条部を有す
る第2の記録ディスクを保持した状態を示す縦断面図で
ある。
【図11】上記従来のディスクテーブルが突条部を有し
ない第2の記録ディスクを保持した状態を示す縦断面図
である。
【図12】上記従来のディスクテーブルが幅の狭い突条
部を有する第2の記録ディスクを保持した状態を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
4・・・・・・・・・・・・複合センタリング部材 9・・・・・・・・・・・・第2のセンタリング部 10・・・・・・・・・・・・第1のセンタリング部 11・・・・・・・・・・・・第2のディスク載置部 12・・・・・・・・・・・・第1のディスク載置部 101・・・・・・・・・・・・第1の記録ディスク 102・・・・・・・・・・・・第2の記録ディスク 107・・・・・・・・・・・・中央孔 108,109・・・・中央孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の記録ディスクの中心孔周囲部が載
    置される円環状の第1のディスク載置部と、 上記第1のディスク載置部の内方側に配設され、この第
    1のディスク載置部上に載置された第1の記録ディスク
    の中央孔内縁部に当接して、この第1の記録ディスクに
    対するセンタリング操作を行う第1のセンタリング部材
    と、 上記第1のディスク載置部に対して平行となされ、か
    つ、この第1のディスク載置部に同心状となされて、上
    記第1のセンタリング部材の内方側に配設され、上記第
    1の記録ディスクの中心孔よりも小径の中心孔を有する
    第2の記録ディスクの中心孔周囲部が載置される円環状
    の第2のディスク載置部と、 上記第2のディスク載置部の内方側に配設され、この第
    2のディスク載置部上に載置された第2の記録ディスク
    の中央孔内縁部に当接して、この第2の記録ディスクに
    対するセンタリング操作を行う第2のセンタリング部材
    とを備え、 上記第2のディスク載置部は、上記第1のディスク載置
    部よりも、上記第2の記録ディスクが載置される載置面
    側に突出されて、載置させた第2の記録ディスクを上記
    第1のディスク載置部より離間させてなるディスクテー
    ブル。
  2. 【請求項2】 第1のディスク載置部と、第2のディス
    ク載置部とは、一体的に形成された部材の一部分として
    形成されてなる請求項1記載のディスクテーブル。
JP4248878A 1992-08-26 1992-08-26 ディスクテーブル Withdrawn JPH0676462A (ja)

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Effective date: 19991102