JPH0676242U - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0676242U
JPH0676242U JP2206193U JP2206193U JPH0676242U JP H0676242 U JPH0676242 U JP H0676242U JP 2206193 U JP2206193 U JP 2206193U JP 2206193 U JP2206193 U JP 2206193U JP H0676242 U JPH0676242 U JP H0676242U
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JP
Japan
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paper
magnet
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Pending
Application number
JP2206193U
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Inventor
成夫 貢藤
Original Assignee
成夫 貢藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造にて、塗装装置等の次工程のロー
ラやベルト等の破損を防止できる給紙装置を提供する。 【構成】 給紙機構6の送りベルト8の下流部にマグネ
ットバー10を付設する。マグネットバー10は、帯板状マ
グネット12と、このマグネット12が嵌着される磁心部材
13と、磁心部材13の上面に溶着される取付バー14と、か
ら成る。磁心部材13の下端縁と送りベルト8の上面との
間に小隙間30, 30を設ける。この小隙間30, 30の隙間寸
法Sを1mm〜20mm程度に設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、塗装装置、印刷装置等の紙の加工装置に用紙を自動的に搬送する給紙装 置には、用紙を吸上げる吸盤を有する吸上げ機構、及び、送りベルトと押さえロ ーラ群から成る給紙機構が付設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の給紙装置では、吸上げ機構又は送り機構に用いられているビス 等の鋼鉄製小物部品が脱落し、用紙の上面に乗って、次工程へ送られ、紙の加工 装置の塗装用のローラやプレス用ステンレスベルト等を破損する問題があった。
【0004】 そこで、本考案は、上述の問題を解決して、簡単な構造にて、塗装装置等の次 工程のローラやベルト等の破損を防止できる給紙装置を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案に係る給紙装置は、給紙機構の送りベルト の途中乃至下流部に、マグネットバーを、幅方向に、かつ、送られる用紙に接近 するように、付設したものである。
【0006】
【作用】
給紙機構の送りベルト上又は送りベルトにて送られる用紙上にビス等の鋼鉄製 小物部品が脱落した場合、その小物部品は送りベルトの途中乃至下流部にてマグ ネットバーに吸付けられる。これにより、小物部品が次工程へ送られることはな く、次工程のローラやベルト等の破損を防止できる。
【0007】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳説する。
【0008】 図1に於て、1は本考案に係る給紙装置であり、この給紙装置1は、塗装装置 3の上流側に設置され、所定寸法に切断された用紙2…を塗装装置3へ送るのに 使用される。
【0009】 塗装装置3は、上流側から順に、合成樹脂塗装用ゴムローラ22及びその下方の スチールローラ26と、乾燥器23と、プレス機構24と、を備える。また、プレス機 構24は、上流ローラ27と、下流ローラ28と、上・下流ローラ27, 28に懸架される ステンレス製のベルト29と、上流ローラ27の下方に配設される押上げローラ31と 、を備える。
【0010】 しかして、図1と図2に示すように、給紙装置1は、用紙2を吸上げる吸盤4 を有する吸上げ機構5と、吸上げ機構5にて吸上げられた用紙2を塗装装置3へ 送る給紙機構6と、を備える。
【0011】 また、給紙機構6は、上流側ローラ7aと下流側ローラ7bに懸架されるエン ドレス状の送りベルト8と、送りベルト8の上方の枠体11に送りベルト8上に用 紙2を押圧するように枢着される多数個の押さえローラ9…と、を有する。
【0012】 さらに、給紙機構6の送りベルト8の下流部に、マグネットバー10を、(矢印 Aで示す)幅方向に、かつ、送られる用紙2に接近するように、付設する。
【0013】 具体的には、図3と図4に示すように、マグネットバー10は、帯板状マグネッ ト12と、このマグネット12が全長に渡って嵌着される下方開口状の溝部33を有す る横断面門型の磁心部材13と、磁心部材13の上面に平行として溶着される取付バ ー14と、から成る。
【0014】 この磁心部材13と取付バー14はスチールにて形成される。また、磁心部材13の 上流側と下流側の下端縁を、夫々、マグネット12よりも下方へ小寸法Tだけ突出 させる。
【0015】 なお、マグネット12は、磁力線の両極が、夫々、上流側端縁と下流側端縁に位 置するものを使用するのが好ましい。このようにすれば、磁心部材13の上流側と 下流側の下端縁に於て磁束が密となり、強力な磁力を得ることができる。
【0016】 また、磁心部材13の下端縁と送りベルト8の上面との間には、小隙間30, 30を 設ける。この小隙間30, 30の隙間寸法Sは、1mm〜20mm程度に設定される。
【0017】 マグネットバー10の両端部は、図4に示すように、L字金具19と2本のボルト 部材20a,20bを介して、給紙装置1の外枠25等に固定される。
【0018】 即ち、L字金具19は、補強バー14に平行な長孔15が貫設された水平片部16と、 上下方向の長孔17が貫設された鉛直片部18と、から成る。そして、ボルト部材20 aは、この水平片部16の長孔15に挿通されると共に補強バー14の端部に螺進退自 在に螺着され、かつ、ボルト部材20bは、鉛直片部18の長孔17に挿通されると共 に給紙装置1の外枠25等に螺進退自在に螺着される。
【0019】 このように、L字金具19の鉛直片部18に上下方向の長孔17を貫設したことによ り、マグネットバー10の高さ位置を変化させ得る。従って、小隙間30, 30の隙間 寸法Sを容易に調整できる。
【0020】 またL字金具19の水平片部16に長孔15を貫設したことにより、マグネットバー 10の長さ方向の誤差に対応でき、取付けが容易となる。
【0021】 しかして、(図1と図2にもどって)この給紙装置1と塗装装置3を作動させ ると、用紙2は吸上げ機構5の吸盤4にて1枚ずつ吸上げられて給紙機構6へ送 られる。
【0022】 その後、用紙2は給紙機構6の送りベルト8と押さえローラ9…との間を通っ て塗装装置3へと送られる。
【0023】 ところで、送りベルト8の上方に位置する枠体11、多数の押さえローラ9…等 には、一般に、ローラ取付け用のビス等の多数の鋼鉄製小物部品が取付けられる が、これらの小物部品は、機械の振動等により作動中に外れ、送りベルト8上、 又は、その上を通過する用紙2上に落下する場合がある。
【0024】 そして、図2に示す如く、ローラ9…近傍の送りベルト8上又は用紙2上に小 物部品21が落下した場合、その小物部品21は下流側のマグネットバー10の下方へ 送られる。
【0025】 その後、この小物部品21がマグネットバー10の真下に達すると、図3に示す如 く、その小物部品21はマグネットバー10に確実に吸付けられる。
【0026】 従って、小物部品21が下流側の塗装装置3へ流れないようにでき、塗装装置3 のゴムローラ22やプレス機構24の上・下流ローラ27, 28、ベルト29、及び、押上 げローラ31等の破損を防止できる。
【0027】 なお、マグネットバー10に吸付けられた小物部品21は、人の手にて取れば良い 。
【0028】 なお、本考案は、上記実施例以外にも、要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由 であり、例えば、マグネットバー10に於て、磁心部材13の溝部33内に、複数個の 小板片状のマグネット12…を連続状に固着するも好ましい。
【0029】 また、マグネットバー10の位置は、給紙機構6の送りベルト8の途中、例えば 、送りベルト8の中間部寄りに付設するも自由である。
【0030】 さらに、この給紙装置1は、上記塗装装置3以外にも、印刷装置,コーティン グ装置,打ち抜き装置,箱折曲装置,合紙装置等の種々の装置に付設可能である 。
【0031】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0032】 給紙機構6の送りベルト8上、又は、用紙2上に落下した小物部品21を、簡単 な構造にて、確実に回収でき、塗装装置3等の次工程のローラ、ベルト等の破損 を防止できる。
【0033】 また、小物部品21を回収できる給紙装置1を低コストにて製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の給紙装置を塗装装置に付設した状態を
示す簡略側面図である。
【図2】給紙装置の要部平面図である。
【図3】マグネットバーの要部拡大断面図である。
【図4】要部拡大断面正面図である。
【符号の説明】
2 用紙 6 給紙機構 8 送りベルト 10 マグネットバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙機構6の送りベルト8の途中乃至下
    流部に、マグネットバー10を、幅方向に、かつ、送られ
    る用紙2に接近するように、付設したことを特徴とする
    給紙装置。
JP2206193U 1993-04-02 1993-04-02 給紙装置 Pending JPH0676242U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2206193U JPH0676242U (ja) 1993-04-02 1993-04-02 給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2206193U JPH0676242U (ja) 1993-04-02 1993-04-02 給紙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0676242U true JPH0676242U (ja) 1994-10-28

Family

ID=12072397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2206193U Pending JPH0676242U (ja) 1993-04-02 1993-04-02 給紙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0676242U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109773840A (zh) * 2019-03-04 2019-05-21 无锡先导智能装备股份有限公司 上料装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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