JPH0676142B2 - シ−ト材給送装置 - Google Patents

シ−ト材給送装置

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JPH0676142B2
JPH0676142B2 JP18774085A JP18774085A JPH0676142B2 JP H0676142 B2 JPH0676142 B2 JP H0676142B2 JP 18774085 A JP18774085 A JP 18774085A JP 18774085 A JP18774085 A JP 18774085A JP H0676142 B2 JPH0676142 B2 JP H0676142B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシート材給送装置、詳細には例えば複写機,プ
リンター等の紙載置台上に積載された紙を一枚づつ分離
して給紙するシート材給送装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、複写機等のシート材給送装置(給紙装置)として
は、給紙方向に回転する給紙ローラと、複写紙を給紙ロ
ーラとの間に圧接するように構成され、かつ給紙方向と
逆方向に回転するように所定のトルクを与えられた逆転
ローラ(重送防止ローラ)と、を有したものが知られて
いる。
これは、複写紙1枚が給紙ローラと重送防止ローラとの
間にある場合、及び両ローラ間にない場合に、複写紙と
ローラとの間の摩擦力及び両ローラ間の摩擦力が上記の
トルクに打ち勝ち、複写紙を給紙する方向に重送防止ロ
ーラを回転させる。また、複数枚の複写紙が両ローラ間
に送り込まれた場合には、複写紙相互間の摩擦力に重送
防止ローラに与えられたトルクが打ち勝った為、重走防
止ローラが逆転し給紙ローラと接している複写紙を除く
他の複写紙が重送防止ローラにより給紙方向と逆方向に
押し戻され、給紙ローラに接している複写紙1枚のみを
分離して給紙する。
この種の給紙装置の従来例を第7図及び第8図に示す。
第7図及び第8図において、給紙ローラ1は給紙方向へ
常に駆動を受けて機内へ紙を送り込む。ピツクアツプロ
ーラ2は給紙ローラ軸4上のギアからアイドラギア15を
介して駆動を受け、給紙ローラと同方向の回転をし、複
写紙を給紙ローラ1と重送防止ローラ3間へ送り込んで
いる。重送防止ローラ3はその軸10上にトルクリミッタ
16を介して駆動を受け、軸11の回りに回動可能に支持さ
れていて、バネ14により給紙ローラに圧接している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上の構成で前述の給紙動作を行うものであるが、ピツ
クアツプローラ2で給紙ローラ1,重送防止ローラ3間に
複写紙を送り込んだ後、ピツクアツプローラ2はまだ回
転している為、ピツクアツプローラ2を複写紙から退避
させてやらねば重送防止ローラ3の重送防止能力は減少
してしまう。その為、ピツクアツプローラの退避機構を
必要とし、ピツクアツプローラ2が再び複写紙以上に接
したとき、振動,音等を伴い、給紙が不安定となる欠点
があった。この点を解決する為にピツクアツプローラ2
を単独で制御するクラツチ等を設ければ良いが、コス
ト,スペースの点で困難さを伴うことが多かった。
また、給紙ローラ1が回っているときだけトルクリミツ
タが作動する方式でない為(重送防止ローラは給紙ロー
ラと別駆動源で回転する)、トルクリミツタ内ですべり
部分の稼動時間も長くなり、トルクリミツタそのものの
寿命も短くなっていた。即ち、トルクリミツタが給紙ロ
ーラ軸4にない為、クラツチを使わない限り重送防止ロ
ーラ3は連続回転をする必要があり、その結果として不
必要な時間までトルクリミツタを作動させる必要があっ
た。
〔発明の目的〕
本発明は上述従来例のシート材給送装置がもつ欠点に鑑
みてなされたもので、トルクリミツタ部の耐久性のアツ
プ及びピツクアツプローラの上下機構というような機構
なしに重送防止機能のアツプを画ることができるシート
材給送装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明に係るシート材給送装
置は、積載されたシート材に当接してシート材を送り出
すピツクアツプ手段と、シート材給送方向に回転する給
送手段及び該給送手段に圧接してシート材給送方向とは
逆方向に回転する重送防止手段と、該重送防止手段に加
わるシート材給送方向に回転させる力が所定値以上にな
つたときに作動して、該重送防止手段への前記逆方向の
回転の伝達を遮断するトルクリミツタと、を有するシー
ト材給送装置において、 前記ピツクアツプ手段と前記重送防止手段との間に、そ
れぞれを同一方向に回転させるように連結する回転伝達
手段を設け、 該回転伝達手段に前記トルクリミツタを介して接続さ
れ、前記ピツクアツプ手段及び前記重送防止手段をシー
ト材給送方向とは逆方向に回転させる駆動力伝達手段を
設け、 前記回転伝達手段と前記ピツクアツプ手段との間に、該
ピツクアツプ手段にシート材給送方向の回転を伝達可能
な一方向回転伝達手段を設け、 前記トルクリミツタの作動時には前記駆動力伝達手段か
らの駆動力の伝達が遮断されて、前記重送防止手段が前
記給送手段の回転に伴つてシート材給送方向に回転し、
該重送防止手段のシート材給送方向の回転を前記回転伝
達手段により前記ピツクアツプ手段に伝達して該ピツク
アツプ手段をシート材給送方向に回転させてなることを
特徴する。
〔実施例〕
第1図〜第4図は本発明の実施例であり、以下に説明す
る。
第1図において、給送手段としての給紙ローラ31はピツ
クアツプ手段としてのピツクアツプローラ32によって矢
印方向に送り込まれた複写紙5を機内に更に送り込むロ
ーラである。33は重送防止手段としての重送防止ローラ
であり、トルクリミツタ36により所定のトルクで給紙方
向とは逆方向に回転力を与えられている。つまり、給紙
ローラ31は軸34により回転させられ、重送防止ローラ33
とピツクアツプローラ32はトルクリミツタ36を介して回
転される。
従って、ピツクアツプローラ32によって給紙ローラ31と
重送防止ローラ33との間に複写紙が1枚送り込まれたと
きは、給紙ローラ31と複写紙35との摩擦力が前記のトル
クリミツタ36によるトルクに打ち勝ち、重送防止ローラ
33は第2図中の矢印と反対方向即ち機内へ複写紙を送り
込む方向へ回転する。又、複写紙が複数枚にピツクアツ
プローラ32により給紙ローラ31,重送防止ローラ33間へ
送り込まれたときは、複数枚の複写紙間の摩擦力に前記
トルクリミツタ36によるトルクが打ち勝つ為、重送防止
ローラ33は第2図の矢印の方向即ち給紙方向と反内側へ
回転しようとし、給紙ローラ31と接している複写紙1枚
を除いて機内の進入は阻止される。
以上のような動作によって複写紙は重送することなく、
一枚づつ機内へ搬送される。
次に、この給紙装置の駆動部を第1図,第2図により詳
細に説明する。
本発明の給紙装置の駆動力は図示しないクラツチ等を介
して、まず給紙ローラ軸34に伝えられる。給紙ローラ軸
34上にはトルクリミツタ36が配設され、トルクリミツタ
36は給紙ローラ軸34上に固定された巻付胴36aと給紙ロ
ーラ軸34上を回転するギア36b及び巻付胴36aからギア36
bへトルクを伝達する巻付スプリング36cとから成り、巻
付胴36aからギア36bへ所定のトルクを伝達する。
ギア36bは中心軸41に取り付けられたギア37に噛み合
い、ギア37には重送防止ローラ軸40に取り付けられたギ
ア38に噛み合つている。また、ギア36bはピツクアツプ
ローラ軸43に取り付けられたギア39に噛み合つている。
そして、これらギア36b、37、38及び39は本発明の回転
伝達手段を構成する。
また、重送防止ローラ33は重送防止ローラ軸40を介して
給紙方向とは逆の駆動力を与えられているが、中心軸41
の回りに回動可能支持され、スプリング44によって給紙
ローラ34に圧接されている。
給紙ローラ軸34に伝えられた駆動力は給紙ローラ31を回
転させるとともに次の2通りの場合の伝達経路をとる。
まず、第3図に示すように、給紙ローラ31,重送防止ロ
ーラ33間に複写紙がないかあるいは一枚だけある場合で
ある。
この場合、給紙ローラ31と紙あるいは重送防止ローラ33
との間の摩擦力がトルクリミツタ36の設定トルクに打ち
勝つ為(即ち、紙の送りによってあるいは給紙ローラ31
の回転によって重送防止ローラ33は左回転させられ
る)、給紙ローラ31の駆動力は重送防止ローラ33,逆転
ローラ軸40,ギア38,ギア37,ギア36b,ギア39,ピツクアツ
プローラ軸43を経てピツクアツプローラ32を給紙ローラ
31と同方向の回転、即ち、給紙方向の回転を行わせる
(このときトルクリミツタはすべりを起こしている)。
次に、第4図に示すように、給紙ローラ31,重送防止ロ
ーラ33間に複数枚の複写紙がある場合、即ちピツクアツ
プローラ32により複数枚の複写紙が給紙ローラ31,重送
防止ローラ33間に送り込まれた場合である。
この場合は、前記の場合と逆で重送防止ローラ33は給紙
ローラ31と接している複写紙を除いた他の複写紙を給紙
方向と逆方向に押し戻そうとする方向に回転しようとす
る為、ギア36bは給紙ローラ軸34と同方向に回転しよう
としている。従って、ピツクアツプローラ32は給紙方向
と逆方向に回転しようとしているが、ピツクアツプロー
ラ32とピツクアツプローラ軸43との間にワンウエイクラ
ツチ50を配設してあるので、ピツクアツプローラ32は給
紙ローラ31が複写紙を引張るにつれ、給紙方向に回転す
る(第5図)。
即ち、以上のような構成をとることにより、複写紙が一
枚のみピツクアツプローラ32により給紙ローラ31,重送
防止ローラ33間に送り込まれれば所定のタイミングだけ
(プログラム制御に従って)給紙ローラ31,ピツクアツ
プローラ32とも給紙方向に回転し、複写紙が重送しよう
としたときは、重送防止ローラ33が逆転しようとしたと
きにピツクアツプローラ32も駆動力を失うことになる。
従って、従来例で述べたような、ピツクアツプローラの
退避機構を必要としなくても重送防止の機能を充分に発
揮することができ、装置全体の機構も大いに簡略化され
る。
また、給紙ローラ軸上にトルクリミツタを配設したこと
により給紙ローラを駆動しているときだけ、トルクリミ
ツタ36での巻付スプリング36Cとギア6bとのすべりが生
じている為、この部分の耐久性も向上できる。
更には、給紙ローラ軸上のギアからピツクアツプローラ
の駆動をとる場合、従来は両ローラ軸間に回転方向を合
わせる為にアイドラギアが必要であったが、本発明によ
ればアイドラギアは必要ない為、給紙ローラ,ピツクア
ツプローラ間の距離も近づけることができ、装置のコン
パクト化も図ることができ、本発明は大いに有効であ
る。
以上が本発明に係るシート材給送装置の一実施例の説明
であるが、本発明はこの実施例に限定されないことは勿
論である。
例えば、第6図に示すように、給送手段31′、ピツクア
ツプ手段32′をベルト構成にしてもよい。勿論、重送防
止手段もベルト構成にしてもよい。
また更に、トルクリミツタを給送ローラ軸34と同芯に設
けたが、これもこのような構成に限定されず、ギア列を
介して他の方向から伝達するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明に係るシート材給送装置は上述の通りの構成であ
るので、シート材の給送がスムーズに行われるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の駆動系の断面図、第2図は本
発明の配置図、第3図〜第4図は本発明の実施例の作動
説明図、第5図は本発明の動作を説明する側面図、第6
図は他の実施例の側面図、第7図〜第8図は従来例を示
す図である。 31……給紙ローラ 32……ピツクアツプローラ 33……重送防止ローラ 36……トルクリミツタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積載されたシート材に当接してシート材を
    送り出すピツクアツプ手段と、シート材給送方向に回転
    する給送手段及び該給送手段に圧接してシート材給送方
    向とは逆方向に回転する重送防止手段と、該重送防止手
    段に加わるシート材給送方向に回転させる力が所定値以
    上になつたときに作動して、該重送防止手段への前記逆
    方向の回転の伝達を遮断するトルクリミツタと、を有す
    るシート材給送装置において、 前記ピツクアツプ手段と前記重送防止手段との間に、そ
    れぞれを同一方向に回転させるように連結する回転伝達
    手段を設け、 該回転伝達手段に前記トルクリミツタを介して接続さ
    れ、前記ピツクアツプ手段及び前記重送防止手段をシー
    ト材給送方向とは逆方向に回転させる駆動力伝達手段を
    設け、 前記回転伝達手段と前記ピツクアツプ手段との間に、該
    ピツクアツプ手段にシート材給送方向の回転を伝達可能
    な一方向回転伝達手段を設け、 前記トルクリミツタの作動時には前記駆動力伝達手段か
    らの駆動力の伝達が遮断されて、前記重送防止手段が前
    記給送手段の回転に伴つてシート材給送方向に回転し、
    該重送防止手段のシート材給送方向の回転を前記回転伝
    達手段により前記ピツクアツプ手段に伝達して該ピツク
    アツプ手段をシート材給送方向に回転させてなることを
    特徴とするシート材給送装置。
  2. 【請求項2】前記駆動力伝達手段が前記給送手段を回転
    する軸であり、該軸に前記トルクリミツタを介して前記
    回転伝達手段を接続したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のシート材給送装置。
JP18774085A 1985-08-27 1985-08-27 シ−ト材給送装置 Expired - Fee Related JPH0676142B2 (ja)

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JPS6251525A JPS6251525A (ja) 1987-03-06
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US20100096795A1 (en) * 2008-10-22 2010-04-22 Xerox Corporation Friction retard feeder with improved sheet separation

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JPS6251525A (ja) 1987-03-06

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