JPH0675860A - アドレス変換バッファ - Google Patents

アドレス変換バッファ

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JPH0675860A
JPH0675860A JP4225744A JP22574492A JPH0675860A JP H0675860 A JPH0675860 A JP H0675860A JP 4225744 A JP4225744 A JP 4225744A JP 22574492 A JP22574492 A JP 22574492A JP H0675860 A JPH0675860 A JP H0675860A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 nビットの論理ページアドレスをmビットの
物理ページアドレスに変換するためのアドレス変換バッ
ファ(TLB)において、連続した論理ページアドレス
に対して共にTLBヒットとなる確率を向上させ、かつ
TLBの集積度を向上させる。 【構成】 CAM部の1エントリ13に論理ページアド
レスの上位(n−1)ビットVA(n-1:1) を格納するた
めの連想メモリセルアレイ9を、RAM部の1エントリ
23に各々mビットの物理ページアドレスPA(m-1:0)
を格納するための2つのメモリセルアレイ21,22を
それぞれ設ける。さらに、TLBへの書き込み動作時に
CAM部ワード線4が“H”レベルとなった場合又はア
ドレス変換動作時にCAM部からヒット信号14が出力
された場合に論理ページアドレスの最下位ビットVA
(0) に応じてRAM部のメモリセルアレイ21,22の
うちのいずれかを選択するためのRAM部ワード線選択
回路15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理ページアドレスを
物理ページアドレスに高速変換するためのアドレス変換
バッファに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に仮想記憶システムにおいては、一
度アドレス変換した論理ページアドレスと物理ページア
ドレスとの対をアドレス変換バッファ(Translation L
ookaside Buffer,以下TLBという。)に登録してお
き、それ以降の論理ページアドレスから物理ページアド
レスへの変換を高速に行なうようにしている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のTLBの
一例について説明する。
【0004】図2は、従来のTLBの1エントリ分の構
成を示す回路図である。図2に示すTLBは、論理ペー
ジアドレスを保持するためのCAM部と物理ページアド
レスを保持するためのRAM部とを備えたフルアソシェ
イティブ方式のTLBであり、nビットの論理ページア
ドレスVA(n-1:0) をmビットの物理ページアドレスP
A(m-1:0) に変換するものである。図2において、1は
書き込み信号、2はワード選択信号、3は書き込み信号
1及びワード選択信号2から書き込むワードを選択する
ためのCAM部ワード線ドライバ、4はCAM部ワード
線である。また、5はCAM部での一致検出線をプリチ
ャージするためのプリチャージ信号、6はプリチャージ
回路、7はCAM部での一致検出結果を示す一致検出線
である。8は連想メモリセル、9はnビットの論理ペー
ジアドレスVA(n-1:0) を格納するためのn個の連想メ
モリセル8を備えた連想メモリセルアレイである。1
0,11は比較対象となるnビットの論理ページアドレ
スVA(n-1:0) を入力するためのn組のCAM部ビット
線対、12は一致検出線7を入力とするセンスアンプで
ある。CAM部の1エントリ13は、これらプリチャー
ジ回路6、連想メモリセルアレイ9及びセンスアンプ1
2から構成されている。
【0005】さらに、センスアンプ12の出力であるヒ
ット信号14とCAM部ワード線4上の信号とのいずれ
かにより、RAM部ワード線ドライバ30を通してRA
M部ワード線31が選択される。RAM部の1エントリ
は、CAM部の論理ページアドレスに対応した物理ペー
ジアドレスを格納するためのm個のメモリセル20を備
えたメモリセルアレイ21で構成されている。mビット
の物理ページアドレスPA(m-1:0) は、m組のRAM部
ビット線対24,25を介して読み書きされるようにな
っている。
【0006】以上のように構成されたTLBについて、
以下その動作を説明する。
【0007】まず、TLBへの書き込み動作について説
明する。書き込み信号1と書き込むべきワードを示すワ
ード選択信号2とに基づき、CAM部ワード線ドライバ
3により書き込むワードが選択される。そして、書き込
むべき論理ページアドレスVA(n-1:0) がCAM部ビッ
ト線対10,11を介して連想メモリセルアレイ9に供
給される。さらに、CAM部ワード線4上の信号を受け
たRAM部ワード線ドライバ30によりRAM部ワード
線31が選択され、RAM部ビット線対24,25を介
して物理ページアドレスPA(m-1:0) がメモリセルアレ
イ21に書き込まれる。以上の動作により、CAM部の
連想メモリセルアレイ9にnビットの論理ページアドレ
スが格納され、これに対応したmビットの物理ページア
ドレスがRAM部のメモリセルアレイ21に格納される
こととなる。
【0008】次に、TLBでのアドレス変換動作につい
て説明する。CAM部に変換対象となる論理ページアド
レスVA(n-1:0) が入力される前に、プリチャージ回路
6によって一致検出線7がプリチャージされる。そし
て、CAM部ビット線対10,11を介してCAM部に
論理ページアドレスVA(n-1:0) が入力されると、連想
メモリセルアレイ9で入力論理ページアドレスと格納さ
れている論理ページアドレスとのnビットの比較が行な
われる。一致した場合には一致検出線7はプリチャージ
された“H”レベルの電位を保ち、1ビットでも不一致
の場合には一致検出線7は“L”レベルになる。一致し
た場合には、センスアンプ12を介してヒット信号14
が出力される(TLBヒット)。そして、RAM部ワー
ド線ドライバ30を通じてRAM部ワード線31が選択
され、RAM部のメモリセルアレイ21に格納されてい
る物理ページアドレスがRAM部ビット線対24,25
を介して出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成は、通常のプログラムでは連続した論
理アドレス空間を使用することが多いにもかかわらず、
連続した論理ページアドレスが共にTLBヒットすると
いう保証がないためにアドレス変換効率の低下が発生す
るという問題点を有していた。さらに、CAM部の連想
メモリセル8はRAM部のメモリセル20に比較してハ
ードウェア量が多いため、1エントリをCAM部とRA
M部とで同じ幅で作る場合、RAM部にレイアウト的に
無駄な空間ができてしまうという問題点を有していた。
【0010】本発明の目的は、連続した論理ページアド
レスに対するアドレス変換がTLBで共にヒットする確
率を飛躍的に向上させ、かつ物理ページアドレスを格納
するためのRAM部の面積的に無駄な空間を極力減少さ
せることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、1エントリ・1ワードのCAM部と、1
エントリ・複数ワードのRAM部とで1エントリのTL
Bを構成することとしたものである。
【0012】具体的には、請求項1の発明は、nビット
の論理ページアドレスの下位kビットを除く上位(n−
k)ビットを格納するための連想メモリセルアレイと、
論理ページアドレスの下位kビットの値毎に対応する物
理ページアドレスを格納するための2k 個のメモリセル
アレイと、入力論理ページアドレスの下位kビットを除
く上位(n−k)ビットを前記連想メモリセルアレイに
書き込むために該連想メモリセルアレイのワード線が選
択された場合又は前記連想メモリセルアレイに格納され
ている論理ページアドレスと入力論理ページアドレスの
下位kビットを除く上位(n−k)ビットとが一致した
場合に該入力論理ページアドレスの下位kビットの値に
応じて前記2k 個のメモリセルアレイのうちの対応する
1個のメモリセルアレイのワード線を選択するための選
択回路とを、1エントリのTLBが備えることとしたも
のである。
【0013】請求項2の発明では、前記2k 個のメモリ
セルアレイは、同時に選択されることがない点に鑑み、
同一ビット位置のメモリセルが物理ページアドレスの読
み書きのためのビット線を共有することとした。
【0014】請求項3の発明は、nビットの論理ページ
アドレスを最下位ビットと上位(n−1)ビットとに分
けることとしたものであって、論理ページアドレスの最
下位ビットを除く全ビットを格納するための連想メモリ
セルアレイと、論理ページアドレスの最下位ビットの値
が“0”の場合に対応する物理ページアドレスを格納す
るための第1のメモリセルアレイと、論理ページアドレ
スの最下位ビットの値が“1”の場合に対応する物理ペ
ージアドレスを格納するための第2のメモリセルアレイ
と、入力論理ページアドレスの最下位ビットを除く全ビ
ットを前記連想メモリセルアレイに書き込むために該連
想メモリセルアレイのワード線が選択された場合又は前
記連想メモリセルアレイに格納されている論理ページア
ドレスと入力論理ページアドレスの最下位ビットを除く
全ビットとが一致した場合に該入力論理ページアドレス
の最下位ビットの値に応じて前記第1及び第2のメモリ
セルアレイのうちの対応する1個のメモリセルアレイの
ワード線を選択するための選択回路とを、1エントリの
TLBが備えることとした。
【0015】請求項4の発明では、前記第1及び第2の
メモリセルアレイは、同一ビット位置のメモリセルが物
理ページアドレスの読み書きのためのビット線を共有す
ることとした。
【0016】
【作用】請求項1の発明によれば、TLBの1エントリ
には、少なくとも論理ページアドレスの最下位ビットが
“0”の場合と“1”の場合との双方のデータ(論理ペ
ージアドレスと物理ページアドレスとの対)が格納され
ることとなるため、これらの連続した論理ページアドレ
スに対しては必ずTLBヒットとなる。さらに、CAM
部を構成する1個の連想メモリセルアレイとRAM部を
構成する複数個のメモリセルアレイとがTLBの1エン
トリを構成するように組み合わせられるため、RAM部
の面積的に無駄な空間が減少する。請求項3の発明の場
合も同様である。
【0017】請求項2又は4の発明によれば、RAM部
のメモリセルアレイに個別にビット線を設ける場合に比
べて、物理ページアドレスの読み書きのためのRAM部
の配線を簡略化できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例のTLBについて図
面を参照しながら説明する。
【0019】図1は、本発明の実施例に係るTLBの1
エントリ分の構成を示す回路図である。図1に示すTL
Bは、論理ページアドレスを保持するためのCAM部と
物理ページアドレスを保持するためのRAM部とを備え
たフルアソシェイティブ方式のTLBであり、図2の場
合と同様nビットの論理ページアドレスVA(n-1:0)を
mビットの物理ページアドレスPA(m-1:0) に変換する
ものである。図1において、1は書き込み信号、2はワ
ード選択信号、3は書き込み信号1及びワード選択信号
2から書き込むワードを選択するためのCAM部ワード
線ドライバ、4はCAM部ワード線である。また、5は
CAM部での一致検出線をプリチャージするためのプリ
チャージ信号、6はプリチャージ回路、7はCAM部で
の一致検出結果を示す一致検出線である。8は連想メモ
リセル、9はnビットの論理ページアドレスVA(n-1:
0) のうちの最下位ビットVA(0) を除く上位(n−
1)ビットVA(n-1:1) を格納するための(n−1)個
の連想メモリセル8を備えた連想メモリセルアレイであ
る。10,11は比較対象となるnビットの論理ページ
アドレスのうちの上位(n−1)ビットVA(n-1:1) を
入力するための(n−1)組のCAM部ビット線対、1
2は一致検出線7を入力とするセンスアンプである。C
AM部の1エントリ13は、これらプリチャージ回路
6、連想メモリセルアレイ9及びセンスアンプ12から
構成されている。14は、センスアンプ12から出力さ
れるヒット信号である。
【0020】15は、ヒット信号14とCAM部ワード
線4上の信号とのいずれかが“H”レベルである場合
に、論理ページアドレスの最下位ビット線(論理値VA
(0) )16及び該論理ページアドレスの最下位反転ビッ
ト線(論理値/VA(0) )17の論理レベルに応じてR
AM部の2本のワード線のうちの1本を選択するための
RAM部ワード線選択回路である。18は論理ページア
ドレスの最下位ビットVA(0) が“0”の場合に選択さ
れる第1のRAM部ワード線、19は論理ページアドレ
スの最下位ビットVA(0) が“1”の場合に選択される
第2のRAM部ワード線である。21は論理ページアド
レスの最下位ビットVA(0) が“0”の場合の物理ペー
ジアドレスを格納するための第1のメモリセルアレイ、
22は同最下位ビットVA(0) が“1”の場合の物理ペ
ージアドレスを格納するための第2のメモリセルアレイ
であって、各々m個のメモリセル20を備えている。R
AM部の1エントリ23は、これら第1及び第2のメモ
リセルアレイ21,22で構成されている。しかも、第
1及び第2のメモリセルアレイ21,22は、同図に示
すように、同一ビット位置のメモリセル20がmビット
の物理ページアドレスPA(m-1:0) の読み書きのための
m組のRAM部ビット線対24,25を共有している。
つまり、RAM部の1エントリ23は1つのビット位置
に2個のメモリセル20を備えることとなるが、第1及
び第2のRAM部ワード線18,19が同時には選択さ
れることがないので支障はない。
【0021】以上のように構成されたTLBについて、
以下その動作を説明する。
【0022】まず、TLBへの書き込み動作について説
明する。書き込み信号1と書き込むべきワードを示すワ
ード選択信号2とに基づき、CAM部ワード線ドライバ
3により書き込むワードが選択される。そして、書き込
むべき論理ページアドレスの上位(n−1)ビットVA
(n-1:1) がCAM部ビット線対10,11を介して連想
メモリセルアレイ9に供給される。この際、論理ページ
アドレスの最下位ビットVA(0) が“0”であるものと
すると、CAM部ワード線4上の信号を受けたRAM部
ワード線選択回路15は第1のRAM部ワード線18を
選択し、対応する物理ページアドレスPA(m-1:0) がR
AM部ビット線対24,25を介して第1のメモリセル
アレイ21に書き込まれる。また、論理ページアドレス
の最下位ビットVA(0) を“1”とすると、RAM部ワ
ード線選択回路15は第2のRAM部ワード線19を選
択し、対応する物理ページアドレスPA(m-1:0) がRA
M部ビット線対24,25を介して第2のメモリセルア
レイ22に書き込まれる。以上の動作により、上位(n
−1)ビットが同一である2つのnビット論理ページア
ドレス(最下位ビットは“0”及び“1”)のうちの共
通の上位(n−1)ビットがCAM部の連想メモリセル
アレイ9に格納され、その各々に対応した2つの物理ペ
ージアドレスがRAM部の第1及び第2のメモリセルア
レイ21,22に格納されることとなる。このように、
本実施例によれば、TLBの1エントリには論理ページ
アドレスの最下位ビットVA(0) が“0”及び“1”の
それぞれに対応する物理ページアドレスが常に格納され
る。
【0023】次に、TLBでのアドレス変換動作につい
て説明する。変換対象となる論理ページアドレスVA(n
-1:0) が入力される前に、プリチャージ回路6によって
一致検出線7がプリチャージされる。そして、CAM部
ビット線対10,11を介してCAM部に論理ページア
ドレスの上位(n−1)ビットVA(n-1:1) が入力され
ると、連想メモリセルアレイ9で入力論理ページアドレ
スと格納されている論理ページアドレスとの(n−1)
ビットの比較が行なわれる。一致した場合には一致検出
線7はプリチャージされた“H”レベルの電位を保ち、
1ビットでも不一致の場合には一致検出線7は“L”レ
ベルになる。一致した場合には、センスアンプ12を介
してヒット信号14が出力される(TLBヒット)。こ
のうちCAM部で一致が検出されヒット信号14が
“H”レベルになった場合には、RAM部ワード線選択
回路15は、論理ページアドレスの最下位ビットVA
(0) が“0”であれば第1のRAM部ワード線18を選
択し、“1”であれば第2のRAM部ワード線19を選
択する。そして、選択されたワード線側に配置された第
1又は第2のメモリセルアレイ21,22に格納されて
いる物理ページアドレスがRAM部ビット線対24,2
5を介して読み出される。
【0024】以上のように本実施例によれば、最下位ビ
ットが“0”の場合と“1”の場合の連続した2つの論
理ページアドレスに各々対応した2つの物理ページアド
レスをTLBの1エントリに格納しておくことにより、
これらの連続した論理ページアドレスに対しては必ずT
LBヒットとなる。しかも、CAM部を構成する1個の
連想メモリセルアレイ9とRAM部を構成する2個のメ
モリセルアレイ21,22とがTLBの1エントリを構
成するように組み合わせられるため、CAM部とRAM
部との面積がほぼ同等になり、面積的に無駄な空間を減
少させることができる。
【0025】なお、上記実施例では論理ページアドレス
の最下位ビットVA(0) のみをメモリセルアレイの選択
に使用するようにRAM部のメモリセルアレイの個数を
2としたが、論理ページアドレスの例えば下位kビット
(k≧2)をメモリセルアレイの選択に使用するなら
ば、2k 個のメモリセルアレイをRAM部に用意し、C
AM部には論理ページアドレスの上位(n−k)ビット
を格納することとすればよい。この場合、2k 個の連続
した論理ページアドレスについて必ずTLBヒットとな
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、請求項1又は
3の発明によれば、少なくとも論理ページアドレスの最
下位ビットが“0”の場合と“1”の場合との双方のデ
ータをTLBの1エントリに格納することとしたので、
これらの連続した論理ページアドレスに対しては必ずT
LBヒットとなる結果、アドレス変換効率が向上する。
しかも、RAM部のメモリセルに比べてCAM部の連想
メモリセルの方が大きい面積を占めることに鑑み、CA
M部を構成する1個の連想メモリセルアレイとRAM部
を構成する複数個のメモリセルアレイとの組み合わせで
TLBの1エントリを構成することとしたので、レイア
ウト上のRAM部の無駄な空間を減少させることがで
き、TLBの集積度が向上する。
【0027】さらに、請求項2又は4の発明によれば、
RAM部のメモリセルアレイは同一ビット位置の複数の
メモリセルがビット線を共有することとしたので、物理
ページアドレスの読み書きのためのRAM部の配線を簡
略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるアドレス変換バッファ
(TLB)の1エントリ分の構成を示す回路図である。
【図2】従来のTLBの1エントリ分の構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
1 書き込み信号 2 ワード選択信号 3 CAM部ワード線ドライバ 4 CAM部ワード線 5 プリチャージ信号 6 プリチャージ回路 7 一致検出線 8 連想メモリセル 9 連想メモリセルアレイ 10,11 CAM部ビット線対 12 センスアンプ 13 CAM部の1エントリ 14 ヒット信号 15 RAM部ワード線選択回路 16 論理ページアドレスの最下位ビット線 17 論理ページアドレスの最下位反転ビット線 18 第1のRAM部ワード線 19 第2のRAM部ワード線 20 メモリセル 21 第1のメモリセルアレイ 22 第2のメモリセルアレイ 23 RAM部の1エントリ 24,25 RAM部ビット線対 VA(n-1:0) nビットの論理ページアドレス PA(m-1:0) mビットの物理ページアドレス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理ページアドレスから物理ページアド
    レスへの変換を行なうためのアドレス変換バッファであ
    って、 該アドレス変換バッファの1エントリは、 nビットの論理ページアドレスの下位kビットを除く上
    位(n−k)ビットを格納するための連想メモリセルア
    レイと、 論理ページアドレスの下位kビットの値毎に対応する物
    理ページアドレスを格納するための2k 個のメモリセル
    アレイと、 入力論理ページアドレスの下位kビットを除く上位(n
    −k)ビットを前記連想メモリセルアレイに書き込むた
    めに該連想メモリセルアレイのワード線が選択された場
    合、又は、前記連想メモリセルアレイに格納されている
    論理ページアドレスと入力論理ページアドレスの下位k
    ビットを除く上位(n−k)ビットとが一致した場合
    に、該入力論理ページアドレスの下位kビットの値に応
    じて前記2k 個のメモリセルアレイのうちの対応する1
    個のメモリセルアレイのワード線を選択するための選択
    回路とを備えたことを特徴とするアドレス変換バッフ
    ァ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアドレス変換バッファに
    おいて、 前記2k 個のメモリセルアレイは、同一ビット位置のメ
    モリセルが物理ページアドレスの読み書きのためのビッ
    ト線を共有することを特徴とするアドレス変換バッフ
    ァ。
  3. 【請求項3】 論理ページアドレスから物理ページアド
    レスへの変換を行なうためのアドレス変換バッファであ
    って、 該アドレス変換バッファの1エントリは、 論理ページアドレスの最下位ビットを除く全ビットを格
    納するための連想メモリセルアレイと、 論理ページアドレスの最下位ビットの値が“0”の場合
    に対応する物理ページアドレスを格納するための第1の
    メモリセルアレイと、 論理ページアドレスの最下位ビットの値が“1”の場合
    に対応する物理ページアドレスを格納するための第2の
    メモリセルアレイと、 入力論理ページアドレスの最下位ビットを除く全ビット
    を前記連想メモリセルアレイに書き込むために該連想メ
    モリセルアレイのワード線が選択された場合、又は、前
    記連想メモリセルアレイに格納されている論理ページア
    ドレスと入力論理ページアドレスの最下位ビットを除く
    全ビットとが一致した場合に、該入力論理ページアドレ
    スの最下位ビットの値に応じて前記第1及び第2のメモ
    リセルアレイのうちの対応する1個のメモリセルアレイ
    のワード線を選択するための選択回路とを備えたことを
    特徴とするアドレス変換バッファ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のアドレス変換バッファに
    おいて、 前記第1及び第2のメモリセルアレイは、同一ビット位
    置のメモリセルが物理ページアドレスの読み書きのため
    のビット線を共有することを特徴とするアドレス変換バ
    ッファ。
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WO2011027501A1 (ja) * 2009-09-02 2011-03-10 パナソニック株式会社 半導体記憶装置
KR102240606B1 (ko) * 2021-03-09 2021-04-15 주식회사 로텍 레미콘 트럭용으로 개조된 cng 엔진

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