JPH0675718A - リモートプリンタの出力制御方式 - Google Patents

リモートプリンタの出力制御方式

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JPH0675718A
JPH0675718A JP4226834A JP22683492A JPH0675718A JP H0675718 A JPH0675718 A JP H0675718A JP 4226834 A JP4226834 A JP 4226834A JP 22683492 A JP22683492 A JP 22683492A JP H0675718 A JPH0675718 A JP H0675718A
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JP4226834A
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Susumu Otake
晋 大竹
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータがリモートプリントによるプリン
トジョブ終了予定時間を知ることができ、オペレータの
業務効率の向上を図ることができるリモートプリンタの
出力制御方式を提供することを目的とするものである。 【構成】 ネットワークに接続された端末機1とプリン
トサーバ16とリモートプリンタ20から構成されるリ
モートプリントシステムにおいて、端末機1は、プリン
トジョブから印刷所要時間を計算する単位情報を計測す
る計測手段10、12と、リモートプリンタが単位情報
の処理を行う時間情報を記憶する実行時間記憶手段8
と、前記計測手段により計測された単位情報と前記実行
時間記憶手段に記憶された時間情報から当該プリントジ
ョブのリモートプリンタにおける印刷所要時間を計算す
る印刷所要時間計算手段11とを備え、印刷所要時間と
共にプリントジョブをプリントサーバに出力する。印刷
処理状態にあるプリントジョブの単位情報に対応する実
行時間を計測する実行計測手段18を備え、前記計測し
た実行時間を基に実行時間記憶手段8に記憶した時間情
報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークに接続さ
れるプリントジョブのリモートプリンタへの出力制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読み取り装置により原稿画像を読み
取ってその画像情報を指定された処理方法で処理する画
像処理装置には、読み取った画像情報をそのままリアル
タイムに処理し出力する装置と、画像蓄積装置を有し読
み取った画像情報をその画像蓄積装置に一旦蓄積し、そ
の蓄積した画像情報を順次読み出して処理し出力するも
のがある。
【0003】上記後者の画像蓄積装置を有する画像処理
装置には、従来、例えばファクシミリ等のように数種類
の原稿画像の画像情報を画像蓄積装置に蓄積して順次送
信処理するものが知られている。また、特開平1ー26
1966号公報で開示されているように複写機において
複数枚の複写を行っている最中にでも、次の原稿を読み
取ることを可能にしたものがある。
【0004】上記のように画像蓄積装置を有するもの
は、原稿の先読みが可能なため、オペレータが後続の原
稿の挿入のために先行の原稿の複写終了までの待ち時間
を必要としなくてよく、作業性の向上につながってい
た。
【0005】さらに、特開平2ー72763号公報で示
されているように、ファクシミリにおいて蓄積可能な原
稿枚数を算出して表示するものがある。前記算出は、パ
ーセント表示されていたファクシミリの蓄積残量を枚数
換算して表示するもので、オペレータは、この情報によ
り蓄積可能な原稿枚数を的確に判断することができ作業
性の向上につながっていた。
【0006】また、従来よりネットワークを用いたリモ
ートプリンタ出力制御が行われているが、このようなシ
ステムでも例えば特開昭61ー262877号公報に開
示されているように複写機の使用状態を表示し、空いて
いる複写機の使用予約を行うという機能を備えたものも
提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の各装置においては、いずれも先行の原稿の処理終
了を待たずに後続の原稿を読み取らせる(先読みさせ
る)ことはできるが、この場合、オペレータが先読みさ
せた原稿の複写等の処理の終了時間がわからないためオ
ペレータが先読みさせた原稿の複写物を複写機に取りに
行ったときに、まだ処理が終了していないことがあった
り、オペレータの推測した処理時間より早く処理された
場合には、複写機の排紙トレイに複写物がたまって、後
続の複写処理の妨げになる等の問題があった。
【0008】このように従来の装置では、オペレータが
対象とするプリンタに関する使用状態の情報がある程度
は得られるが、プリントジョブの終了予定時間を知るこ
とはできず、オペレータの業務効率が悪いという不具合
が生じている。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、オペレータがリモートプリントによるプリントジ
ョブ終了予定時間を知ることができ、オペレータの業務
効率の向上を図ることができるリモートプリンタの出力
制御方式を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のリモ
ートプリンタの出力制御方式は、ネットワークに接続さ
れた端末機とプリントサーバとリモートプリンタから構
成されるリモートプリントシステムにおいて、端末機
は、プリントジョブから印刷所要時間を計算する単位情
報を計測する計測手段と、リモートプリンタが単位情報
の処理を行う時間情報を記憶する実行時間記憶手段と、
前記計測手段により計測された単位情報と前記実行時間
記憶手段に記憶された時間情報から当該プリントジョブ
のリモートプリンタにおける印刷所要時間を計算する印
刷所要時間計算手段とを備え、印刷所要時間と共にプリ
ントジョブをプリントサーバに出力することを特徴と
し、印刷処理状態にあるプリントジョブの単位情報に対
応する実行時間を計測する実行計測手段を備え、前記計
測した実行時間を基に実行時間記憶手段に記憶した時間
情報を更新するように構成したことを特徴とする。
【0011】また、プリントサーバは、印刷処理状態に
あるプリントジョブの印刷終了までの残り時間を算出す
る残り時間算出手段と、印刷待ち状態にある各プリント
ジョブの印刷所要時間を保持する保持手段と、前記残り
時間と印刷所要時間から新たなプリントジョブの印刷開
始予定時間を算出する印刷受付時間算出手段とを備えた
ことを特徴とし、複数のリモートプリンタの性能を記憶
する性能記憶手段を備え、プリントジョブ毎に各リモー
トプリンタの印刷開始予定時間と性能からリモートプリ
ンタを選択することを特徴とする。
【0012】さらに、計測手段は、単位情報としてプリ
ントジョブに含まれるページ記述言語のコマンドの種類
と出現頻度又はプリントジョブを構成するキャラクタ文
字数を計測し、実行時間記憶手段は、時間情報としてリ
モートプリンタにおけるページ記述言語のコマンド毎の
平均実行時間又はリモートプリンタが処理を行う単位時
間当たりのキャラクタ文字数を記憶することを特徴とす
る。
【0013】
【作用】本発明のリモートプリンタの出力制御方式で
は、プリントジョブから印刷所要時間を計算する単位情
報を計測する計測手段と、リモートプリンタが単位情報
の処理を行う時間情報を記憶する実行時間記憶手段と、
前記計測手段により計測された単位情報と前記実行時間
記憶手段に記憶された時間情報から当該プリントジョブ
のリモートプリンタにおける印刷所要時間を計算する印
刷所要時間計算手段とを備えるので、プリントジョブで
の印刷所要時間の計算が簡便にでき、ユーザにリモート
プリンタの印刷受付状況や処理状況に関する情報を提供
することができる。
【0014】しかも、印刷処理状態にあるプリントジョ
ブの単位情報に対応する実行時間を計測する実行計測手
段を備え、前記計測した実行時間を基に実行時間記憶手
段に記憶した時間情報を更新するので、実際の平均実行
時間を反映させ印刷所要時間の計算精度を向上させるこ
とができる。
【0015】また、プリントサーバは、印刷処理状態に
あるプリントジョブの印刷終了までの残り時間を算出す
る残り時間算出手段と、印刷待ち状態にある各プリント
ジョブの印刷所要時間を保持する保持手段と、前記残り
時間と印刷所要時間から新たなプリントジョブの印刷受
付時間を算出する印刷受付時間算出手段とを備えるの
で、ユーザは、各リモートプリンタの印刷受付時間、つ
まり印刷開始予定時間を容易に知ることができる。複数
のリモートプリンタの性能を記憶する性能記憶手段を備
えるので、プリントジョブ毎に各リモートプリンタの印
刷開始予定時間と性能から印刷時間だけでなく、性能も
考慮してリモートプリンタを選択することができる。
【0016】さらに、計測手段は、単位情報としてプリ
ントジョブに含まれるページ記述言語のコマンドの種類
と出現頻度又はプリントジョブを構成するキャラクタ文
字数を計測し、実行時間記憶手段は、時間情報としてリ
モートプリンタにおけるページ記述言語のコマンド毎の
平均実行時間又はリモートプリンタが処理を行う単位時
間当たりのキャラクタ文字数を記憶するので、プリント
ジョブがASCII文字列のようなキャラクタ文字で構
成されている場合には、その文字数を計測して印刷所要
実行時間を求めることができる。したがって、コンピュ
ータにおけるインタプリタ言語であるPDL(ページ記
述言語)の各コマンドの実行時間の計測、OSが扱うテ
キストファイルのサイズの計測を行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明のリモートプリンタの出力制御方式
の1実施例を示す図、図2は全体の処理の流れを説明す
るための図である。
【0018】図1において、PC/WS1は、ネットワ
ークに接続された端末機であり、パソコン又はワークス
テーションである。プリントサーバ16は、リモートプ
リンタを管理するリモートプリンタ管理装置である。
【0019】PC/WS1において、リモートプリンタ
選択部2は、プリントジョブ条件の定義にしたがって各
リモートプリンタを比較し、条件に適合する最適なリモ
ートプリンタを選択するものである。時間表示部3は、
各リモートプリンタにおける印刷受付時間、印刷所要時
間、印刷終了時間を表示するものである。プリントジョ
ブ選択部4は、オペレータがプリントジョブを選択する
ものである。性能表示部5は、ネットワーク上に存在す
る各リモートプリンタの印刷速度、解像度、印字速度を
表示するものである。プリントジョブ条件定義部6は、
出力条件の定義を行うものである。
【0020】リモートプリンタ名表示部7は、選択に応
じてリモートプリンタ名を表示するものである。実行時
間記憶部8は、リモートプリンタにおけるページ記述言
語のコマンド毎の平均実行時間やリモートプリンタが処
理を行う単位時間当たりのキャラクタ文字数等を記憶す
るものである。性能記憶部9は、ネットワーク上に存在
する各リモートプリンタの性能を記憶するものである。
文字数計数手段10は、プリントジョブファイルに含ま
れるキャラクタ文字数を計数するものである。印刷所要
時間計算送信手段11は、出現頻度とコマンドの平均実
行時間、プリントジョブのキャラクタ文字数とリモート
プリンタが処理を行う単位時間当たりのキャラクタ文字
数から当該プリントジョブのリモートプリンタにおける
印刷所要時間の計算(予測)を行い、プリントサーバ1
6へ送信するものである。出現頻度計測手段12は、プ
リントジョブファイルに含まれるページ記述言語のコマ
ンドの種類と出現頻度を計測するものである。終了予定
時間算出手段13は、印刷待ち状態にある各プリントジ
ョブの印刷所要時間と残り時間とから当該プリントサー
バ16における終了予定時間、又は新たなプリントジョ
ブの印刷開始予定時間を求めるものである。因果関係解
析記憶手段14は、コマンド実行時間と平均実行時間と
の因果関係を解析記憶し、因果関係を平均実行時間に反
映させるものである。
【0021】プリントサーバ166において、プリント
キュー17は、選択されたプリントジョブと印刷所要時
間をリモートプリンタ毎にエンキューするものである。
実行時間計測手段18は、印刷処理状態にあるプリント
ジョブに含まれるページ記述言語の各コマンドが消費し
たコマンド実行時間、又は印刷処理状態にあるプリント
ジョブに含まれるリモートプリンタに処理されたキャラ
クタ文字の単位時間当たりの文字数を計数するものであ
る。残り時間算出手段19は、プリントサーバ16にお
いて印刷状態にあるプリントジョブの印刷終了までの残
り時間を算出するものである。
【0022】印刷所要時間は、プリントジョブがASC
II文字列で構成されていればプリントジョブファイル
に含まれる文字数を文字数計数手段10で計数してか
ら、 TIME=文字数/印字速度(char/min) ……(1) の式により求める。また、ページ記述言語(PDL)に
より構成されていればプリントジョブファイルに書かれ
ているページ記述言語のプログラム構造と含まれている
命令の種類を出現頻度計測手段12で調べ、プリントジ
ョブファイルに含まれる各命令の出現頻度と実行時間記
録部8に記憶されている各リモートプリンタの種類に対
応した各コマンドの平均実行時間から、 TIME=Σ(PDLコマンド実行時間×出現頻度)
……(2) の式により求める。なお、PDLコマンド実行時間は、
各PDLコマンドの平均実行時間を表すものである。
【0023】印刷受付時間は、プリントサーバ16にお
いて、各プリントキュー17に格納されているプリント
待ち状態にある各プリントジョブの印刷所要時間の合計
と、印刷処理状態にあるプリントジョブについて残り時
間算出手段19で得られる処理終了時間との和をとるこ
とにより求めている。
【0024】残り時間は、残り時間算出手段19におい
て、式(2)によって印刷所要時間を求める過程におい
て、ページ記述言語の場合には、印刷処理状態にあるプ
リントジョブに含まれるコマンドの出現順序とそのコマ
ンド毎の平均実行時間と印刷処理位置から求められる。
すなわち、未処理のコマンドの平均実行時間の和を残り
時間としている。また、ASCII文字列の場合には、
印刷が終了した文字数とプリントジョブに含まれている
文字数とリモートプリンタの印刷速度から求められる。
【0025】印刷終了時間は、終了予定時間算出手段1
3によって求められるが、具体的には、PC/WS1が
プリントサーバ16からプリントジョブの印刷受付時間
を獲得した後、この印刷受付時間と当該プリントジョブ
の算出した印刷所要時間の和となる。
【0026】出力条件の定義では、例えば条件1:印刷
終了時間を優先させたリモートプリンタの選択、条件
2:印刷画質を優先させたリモートプリンタの選択、条
件3:印刷終了時間と印刷画質の両方を適当に兼ね備え
たリモートプリンタの選択、という定義を行う。具体的
な条件定義は、以下のようにして行う。
【0027】リモートプリンタがシリアルプリンタの場
合、 ただし、kは、範囲が0.0≦k≦1.0であり、解像
度と印刷速度の優先関係を表す重みとなる係数である。
【0028】条件1の場合には、式(5)においてk=
0.0であり、ネットワーク上に存在する各プリントサ
ーバ16から獲得する印刷受付時間と当該プリントジョ
ブの各リモートプリンタにおける印刷所要時間式、つま
り式(1)と式(2)との和をとり、最小の値となる組
合せを選択する。
【0029】条件2の場合には、式(5)においてk=
1.0であり、計算の手間を省くためにネットワーク上
に存在するリモートプリンタの中で最大の解像度を持つ
リモートプリンタへ当該プリントジョブを送信する。
【0030】条件3の場合には、式(5)において0.
0<k<1.0であり、かつkの値はオペレータがプリ
ントジョブ条件定義部6で定義できる。すなわち、kの
値によって解像度優先に重みをおくか、または印刷終了
時間に重みをおくかを定義することができる。そして、
ネットワーク上に存在するプリントサーバ16からリモ
ートプリンタの式(5)の値が最大であるリモートプリ
ンタを選択する。
【0031】上記の構成において、オペレータがプリン
トジョブ選択部4によりプリントジョブを選択すると、
まず、プリントジョブ条件定義があるか否かを調べる
(ステップS1〜S2)。
【0032】条件定義がない場合(ステップS2でN
O)には、ネットワーク上に存在する各リモートプリン
タの印刷速度、解像度が性能表示部5に表示される。そ
こで、オペレータがリモートプリンタ選択部2により希
望するリモートプリンタを選択すると、式(1)または
式(2)により印刷所要時間を算出して、印刷所要時間
送信手段11によってプリントサーバ16へ送信する。
そして、プリントサーバ16からプリントキュー17に
格納されているプリント待ち状態にある各プリントジョ
ブの印刷所要時間の合計と、印刷処理状態にあるプリン
トジョブの処理終了時間との和からなる印刷受付時間を
獲得し、オペレータがリモートプリンタを決定する(ス
テップS3〜S6)。
【0033】条件定義がある場合(ステップS2でYE
S)には、まず、式(1)または式(2)により印刷所
要時間を算出する(ステップS7)。そして、印刷速度
を優先した場合には、各リモートプリンタの待ち時間を
獲得して一番印刷終了時間の早いプリンタを選択する
(ステップS8〜S9)。
【0034】印刷画質を優先した場合には、各リモート
プリンタの画質を獲得して一番高解像度のプリンタを選
択する(ステップS10〜S11)。
【0035】印刷速度と印刷画質を考慮した場合には、
各リモートプリンタの解像度と印刷速度を獲得し、プリ
ンタ選択式(3)〜(5)により評価を行って印刷する
リモートプリンタを決定する(ステップS12〜S1
5)。
【0036】以上のようにして決定したスリントジョブ
を出力するプリンタを管理するプリントサーバ16へ印
刷所要時間およびプリントジョブを送出してプリントキ
ュー17にエンキューすると共に、時間表示部3に選択
されたプリントジョブについて各リモートプリンタにお
ける印刷受付時間と印刷所要時間と印刷終了時間を表示
する(ステップS16〜S18)。選択されたリモート
プリンタ名は、リモートプリンタ名表示部7に表示され
る。
【0037】また、オペレータは、プリントジョブに関
してその出力条件をプリントジョブ条件定義部6で定義
することができる。したがって、この場合におけるプリ
ントジョブは、プリントジョブ条件定義部6に定義され
た条件定義に応じて印刷を行うリモートプリンタ20を
管理するプリントサーバ16へ印刷所要時間と共に送信
される。
【0038】図3は印刷受付時間の算出処理の例を説明
するための図、図4は実行時間の更新処理の例を説明す
るための図である。端末機からのプリントジョブの問い
合わせ時における印刷受付時間の算出は、図3(イ)に
示すように端末機からプリントサーバ16にプリントジ
ョブの問い合わせがあるのを待って、プリントジョブの
印刷所要時間と印刷処理状態にあるプリントジョブの残
り時間の和を算出することによって行い、その印刷受付
時間を問い合わせた端末機へ送出する。
【0039】そして、プリントジョブを受け付けたとき
の印刷受付時間の算出は、図3(ロ)に示すようにプリ
ントジョブの印刷所要時間と印刷処理状態にあるプリン
トジョブの残り時間の和を算出することによって行うだ
けである。
【0040】また、実行時間の更新では、図4に示すよ
うに実行時間計測手段18により計測された各ページ記
述言語のコマンドの実行時間から PDLコマンド実行時間=Σ(計測されたPDLコマン
ド実行時間)/n(ただし、nはPDLコマンドの実行
回数) ……(6) を用いて平均実行時間を求め、この求めた時間で実行時
間記憶部8に記憶されているページ記述言語のコマンド
の平均実行時間を更新し、式(4)における実行時間に
適用することによって、印刷所要時間に反映させてい
る。この平均実行時間は、例えば印刷所要時間計測部1
5により計測された過去20回のページ記述言語のコマ
ンド実行時間から算出する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリントジョブから単位情報を計測する計測手段と、リ
モートプリンタが単位情報の処理を行う時間情報を記憶
する実行時間記憶手段と、単位情報と時間情報からプリ
ントジョブのリモートプリンタにおける印刷所要時間を
計算する印刷所要時間計算手段とを備えるので、プリン
トジョブでの印刷所要時間の計算が簡便にでき、ユーザ
にリモートプリンタの印刷受付状況や処理状況に関する
情報を提供することができる。
【0042】しかも、計測した実行時間を基に実行時間
記憶手段に記憶した時間情報を更新するので、実際の平
均実行時間を反映させ印刷所要時間の計算精度を向上さ
せることができる。
【0043】また、残り時間算出手段と、印刷待ち状態
にある各プリントジョブの印刷所要時間を保持する保持
手段と、新たなプリントジョブの印刷受付時間を算出す
る印刷受付時間算出手段とを備えるので、ユーザは、各
リモートプリンタの印刷受付時間、つまり印刷開始予定
時間を容易に知ることができる。複数のリモートプリン
タの性能を記憶する性能記憶手段を備えるので、プリン
トジョブ毎に各リモートプリンタの印刷開始予定時間と
性能から印刷時間だけでなく、性能も考慮してリモート
プリンタを選択することができる。
【0044】さらに、単位情報としてプリントジョブに
含まれるページ記述言語のコマンドの種類と出現頻度又
はプリントジョブを構成するキャラクタ文字数を計測
し、時間情報としてリモートプリンタにおけるページ記
述言語のコマンド毎の平均実行時間又はリモートプリン
タが処理を行う単位時間当たりのキャラクタ文字数を記
憶するので、プリントジョブがASCII文字列のよう
なキャラクタ文字で構成されている場合には、その文字
数を計測して印刷所要実行時間を求めることができる。
したがって、コンピュータにおけるインタプリタ言語で
あるPDL(ページ記述言語)の各コマンドの実行時間
の計測、OSが扱うテキストファイルのサイズの計測を
行うことができる。
【0045】このようにオペレータがリモートプリント
によるプリントジョブ終了予定時間を知ることができる
ため、オペレータの業務効率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のリモートプリンタの出力制御方式の
1実施例を示す図である。
【図2】 全体の処理の流れを説明するための図であ
る。
【図3】 印刷受付時間の算出処理の例を説明するため
の図である。
【図4】 実行時間の更新処理の例を説明するための図
である。
【符号の説明】
1…PC/WS、2…リモートプリンタ選択部、3…時
間表示部、4…プリントジョブ選択部、5…性能表示
部、6…プリントジョブ条件部、7…リモートプリイン
タ名表示部、8…実行時間記憶部、9…性能記憶部、1
0…文字数計測手段、11…印刷所要時間計算送信手
段、12…出現頻度計測手段、13…終了予定時間計算
手段、14…因果関係解析記憶手段、15…通信路、1
6…プリントサーバ、17…プリントキュー、18…実
行時間計測手段、19…残り時間計算手段、20…リモ
ータプリンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された端末機とプリ
    ントサーバとリモートプリンタから構成されるリモート
    プリントシステムにおいて、端末機は、プリントジョブ
    から印刷所要時間を計算する単位情報を計測する計測手
    段と、リモートプリンタが単位情報の処理を行う時間情
    報を記憶する実行時間記憶手段と、前記計測手段により
    計測された単位情報と前記実行時間記憶手段に記憶され
    た時間情報から当該プリントジョブのリモートプリンタ
    における印刷所要時間を計算する印刷所要時間計算手段
    とを備え、印刷所要時間と共にプリントジョブをプリン
    トサーバに出力することを特徴とするリモートプリンタ
    の出力制御方式。
  2. 【請求項2】 印刷処理状態にあるプリントジョブの単
    位情報に対応する実行時間を計測する実行計測手段を備
    え、前記計測した実行時間を基に実行時間記憶手段に記
    憶した時間情報を更新するように構成したことを特徴と
    する請求項1記載のリモートプリンタの出力制御方式。
  3. 【請求項3】 プリントサーバは、印刷処理状態にある
    プリントジョブの印刷終了までの残り時間を算出する残
    り時間算出手段と、印刷待ち状態にある各プリントジョ
    ブの印刷所要時間を保持する保持手段と、前記残り時間
    と印刷所要時間から新たなプリントジョブの印刷開始予
    定時間を算出する印刷受付時間算出手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のリモートプリンタの出力制
    御方式。
  4. 【請求項4】 複数のリモートプリンタの性能を記憶す
    る性能記憶手段を備え、プリントジョブ毎に各リモート
    プリンタの印刷開始予定時間と性能からリモートプリン
    タを選択することを特徴とする請求項1記載のリモート
    プリンタの出力制御方式。
  5. 【請求項5】 計測手段は、単位情報としてプリントジ
    ョブに含まれるページ記述言語のコマンドの種類と出現
    頻度又はプリントジョブを構成するキャラクタ文字数を
    計測し、実行時間記憶手段は、時間情報としてリモート
    プリンタにおけるページ記述言語のコマンド毎の平均実
    行時間又はリモートプリンタが処理を行う単位時間当た
    りのキャラクタ文字数を記憶することを特徴とする請求
    項1記載のリモートプリンタの出力制御方式。
JP4226834A 1992-08-26 1992-08-26 リモートプリンタの出力制御方式 Pending JPH0675718A (ja)

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