JP4037011B2 - プリンタ選択装置、プリンタ選択方法および記憶媒体 - Google Patents

プリンタ選択装置、プリンタ選択方法および記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択装置、および、プリンタ選択方法、ならびに、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を行うことをコンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶している記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワークステーションなどの印刷データ送信装置に複数のプリンタが接続されているシステムでは、通常、印刷可能なプリンタのうち、ユーザにより指定されたプリンタに対して印刷データ送信装置が印刷要求を行う。ところが、こうしたシステムでは必ずしもプリンタを有効利用しているとはいえない。また、たくさんのプリンタが接続されていると、どのプリンタを使用すればよいのか判断に困る場合もある。そこで、ユーザによって特定のプリンタが指定されない限り、印刷データ送信装置が適切なプリンタを自動選択し、選択したプリンタに対して印刷要求を行っている。
【0003】
この場合の具体的なプリンタ選択処理としては、例えば、印刷データ送信装置からの印刷要求数の少ないプリンタを選択したり、未処理のデータ量(印刷待ちデータ量)の少ないプリンタを選択したり、印刷要求を行うデータが印刷し終わるまでの時間が短いプリンタを選択するなどが行われている。このようなプリンタの選択処理に関しては、特公平7−3652号公報、特開平7−253860号公報、特開平7−200204号公報などに開示されている。
【0004】
また、特開平2−99377号公報には、印刷データの種類に応じて印刷可能なプリンタを選択する技術が開示されている。
【0005】
特開平6−143755号公報には、ネットワークに接続された複数のプリンタから仕様情報を受信し、この仕様情報と印刷データの内容とを比較して、印刷を行うのに最適なプリンタを選択する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術では、印刷に要する時間、印刷データの種類またはプリンタの仕様に着目してプリンタを選択している。
【0007】
しかし、カラー印刷を行う場合には、ユーザは画質を考慮してプリンタを選択することが多く、単に印刷時間だけでプリンタを自動選択するとユーザの期待どおりのプリンタが使用されないという不具合がある。
【0008】
この発明の目的は、印刷したときの画質がプリンタにより異なっている場合も、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができるようにすることである。
【0009】
この発明の別の目的は、各プリンタの印刷時における画質の推定を短時間で行うことができるようにすることである。
【0010】
この発明の別の目的は、各プリンタの印刷時における画質の推定を正確に行うことができるようにすることにある。
【0011】
この発明の別の目的は、各プリンタの出力モードの違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができるようにすることにある。
【0012】
この発明の別の目的は、印刷する画像種の違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができるようにすることである。
【0013】
この発明の別の目的は、種々の画像種が混在するような印刷データについても正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができるようにすることである。
【0014】
この発明の目的は、印刷に要する時間も考慮して適切なプリンタを選択することができるようにすることにある。
【0015】
この発明の別の目的は、印刷データのページごとに最適なプリンタを選択することにより、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができるようにすることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択装置において、前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定手段と、前記画質推定手段で推定した推定結果に基づいて前記印刷を実行させるプリンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する選択手段とを備え、前記画質推定手段は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とするプリンタ選択装置である。また、請求項2に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択装置において、前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定手段と、前記画質推定手段で推定した推定結果に基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出するプリンタ抽出手段とを備え、前記画質推定手段は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とするプリンタ選択装置である。
【0017】
したがって、印刷したときの画質がプリンタにより異なっていても、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0018】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のプリンタ選択装置において、前記プリンタごとの画質データを記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする。
【0019】
したがって、プリンタごとの画質データを予め用意しているため、各プリンタにおける印刷時の画質の推定を短時間で行うことができる。
【0020】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のプリンタ選択装置において、前記画質データを用いて前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を算出する画質算出手段を前記画質推定手段が備えていることを特徴とする。
【0021】
したがって、各プリンタにおける印刷時の画質の推定を正確に行うことができる。
【0022】
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載のプリンタ選択装置において、前記記憶手段は、前記各プリンタの出力モードごとに前記画質データを記憶していることを特徴とする。
【0023】
したがって、各プリンタの出力モードの違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0024】
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のいずれかの一に記載のプリンタ選択装置において、前記記憶手段は、画像種ごとに前記画質データを記憶していることを特徴とする。
【0025】
したがって、印刷する画像種の違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0026】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のプリンタ選択装置において、前記印刷データから印刷を行う画像中での画像種ごとの面積を求める面積算出手段を備え、前記画質算出手段は、前記画像種ごとの面積および前記画像種ごとの画質データに基づいて前記画質を算出することを特徴とする。
【0027】
したがって、種々の画像種が混在するような印刷データについても正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0028】
請求項8に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択装置において、前記各プリンタに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する時間算出手段と、前記各プリンタの印刷したときの出力画質レベルを算出する画質算出手段と、前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて前記印刷を実行させるプリンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する選択手段とを備え、前記画質算出手段は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とするプリンタ選択装置である。また、請求項9に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択装置において、前記各プリンタに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する時間算出手段と、前記各プリンタの印刷したときの出力画質レベルを算出する画質算出手段と、前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出するプリンタ抽出手段とを備え、前記画質算出手段は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とするプリンタ選択装置である。
【0029】
したがって、出力画質レベルのみならず印刷完了予定時間も考慮してプリンタの候補を選ぶので、カラープリンタを複数接続しているような場合も、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0030】
請求項10に記載の発明は、請求項8または9に記載のプリンタ選択装置において、時間算出手段および画質算出手段は、印刷完了予定時間および出力画質レベルを各プリンタの出力モードごとに求めることを特徴とする。
【0031】
したがって、プリンタが複数の出力モードを持つ場合にも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0032】
請求項11に記載の発明は、請求項8〜10のいずれかの一に記載のプリンタ選択装置において、画質算出手段は、出力画質レベルを画像種ごとに求めることを特徴とする。
【0033】
したがって、印刷する画像の画像種の違いに応じて、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0034】
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のプリンタ選択装置において、画質算出手段は、印刷データが複数の画像種で構成されているときは、前記画像種の構成割合および前記画像種ごとの出力画質レベルから前記印刷データごとの画質レベルを算出することを特徴とする。
【0035】
したがって、印刷データが複数の画像種で構成されているときでも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0036】
請求項13に記載の発明は、請求項8〜12のいずれかの一に記載のプリンタ選択装置において、時間算出手段は、印刷データのページごとに印刷完了予定時間を算出し、画質算出手段は、印刷データのページごとに出力画質レベルを算出し、選択手段は、プリンタの候補を印刷データのページごとに選択することを特徴とする。
【0037】
したがって、印刷データのページごとに最適なプリンタを選択することにより、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0038】
請求項14に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択方法において、前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定過程と、前記画質推定過程で推定した推定結果に基づいて前記印刷を実行させるプリンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する過程とを含み、前記画質推定過程は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とするプリンタ選択方法である。また、請求項15に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択方法において、前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定過程と、前記画質推定過程で推定した推定結果に基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出する過程とを含み、前記画質推定過程は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とするプリンタ選択方法である。
【0039】
したがって、印刷したときの画質がプリンタにより異なっていても、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0040】
請求項16に記載の発明は、請求項14または15に記載のプリンタ選択方法において、前記プリンタごとの画質データを予め求めておき、この画質データに基づいて前記の画質の推定を行うことを特徴とする。
【0041】
したがって、プリンタごとの画質データを予め用意しているため、各プリンタにおける印刷時の画質の推定を短時間で行うことができる。
【0044】
請求項17に記載の発明は、請求項14または15に記載のプリンタ選択方法において、前記各プリンタの出力モードごとに前記画質データを求めておくことを特徴とする。
【0045】
したがって、各プリンタの出力モードの違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0046】
請求項18に記載の発明は、請求項16または17に記載のプリンタ選択方法において、画像種ごとに前記画質データを求めておき、前記印刷データから印刷を行う画像中での画像種ごとの面積を求め、この画像種ごとの面積および前記画像種ごとの画質データに基づいて前記画質の推定を行うことを特徴とする。
【0047】
したがって、種々の画像種が混在するような印刷データについても正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0048】
請求項19に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択方法において、前記各プリンタに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する過程と、前記各プリンタの出力画質レベルを算出する画質算出過程と、前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて前記印刷を実行させるプリンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する過程とを含み、前記画質算出過程は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とするプリンタ選択方法である。また、請求項20に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択方法において、前記各プリンタに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する過程と、前記各プリンタの出力画質レベルを算出する画質算出過程と、前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出する過程とを含み、前記画質算出過程は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とするプリンタ選択方法である。
【0049】
したがって、印刷完了予定時間のみならず出力画質レベルも考慮してプリンタの候補を選ぶので、カラープリンタを複数接続しているような場合も、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0050】
請求項21に記載の発明は、請求項19または20に記載のプリンタ選択方法において、印刷完了予定時間算出過程および出力画質レベル算出過程は、印刷完了予定時間および出力画質レベルを各プリンタの出力モードごとに求めることを特徴とする。
【0051】
したがって、プリンタが複数の出力モードを持つ場合にも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0052】
請求項22に記載の発明は、請求項19〜21のいずれかの一に記載のプリンタ選択方法において、出力画質レベル算出過程は、出力画質レベルを画像種ごとに求めることを特徴とする。
【0053】
したがって、プリンタが複数の出力モードを持つ場合にも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0054】
請求項23に記載の発明は、請求項22に記載のプリンタ選択方法において、出力画質レベル算出過程は、印刷データが複数の画像種で構成されているときは、前記画像種の構成割合および前記画像種ごとの出力画質レベルから前記印刷データごとの画質レベルを算出することを特徴とする。
【0055】
したがって、印刷データが複数の画像種で構成されているときでも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0056】
請求項24に記載の発明は、請求項20〜23のいずれかの一に記載のプリンタ選択方法において、印刷完了予定時間算出過程は、印刷データのページごとに印刷完了予定時間を算出し、出力画質レベル算出過程は、印刷データのページごとに出力画質レベルを算出し、選択過程は、プリンタの候補を印刷データのページごとに選択することを特徴とする。
【0057】
したがって、印刷データのページごとに最適なプリンタを選択することにより、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0058】
請求項25に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を行うことをコンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶している記憶媒体において、前記プログラムは、前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定過程と、前記画質推定過程で推定した推定結果に基づいて前記印刷を実行させるプリンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する過程とをコンピュータに実行させ、前記画質推定過程は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とする記憶媒体である。また、請求項26に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を行うことをコンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶している記憶媒体において、前記プログラムは、前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定過程と、前記画質推定過程で推定した推定結果に基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出する過程とをコンピュータに実行させ、前記画質推定過程は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とする記憶媒体である。
【0059】
したがって、印刷したときの画質がプリンタにより異なっていても、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0060】
請求項27に記載の発明は、請求項25または26に記載の記憶媒体において、予め用意された前記プリンタごとの画質データに基づいて前記の画質の推定を行うことを特徴とする。
【0061】
したがって、プリンタごとの画質データを予め用意しているため、各プリンタにおける印刷時の画質の推定を短時間で行うことができる。
【0062】
請求項28に記載の発明は、請求項27に記載の記憶媒体において、前記画質データは前記各プリンタの出力モードごとに求められたものを用いることを特徴とする。
【0063】
したがって、各プリンタの出力モードの違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0066】
請求項29に記載の発明は、請求項27または28に記載の記憶媒体において、前記画質データは画像種ごとに求められたものを用いることを特徴とする。
【0067】
したがって、印刷する画像種の違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0068】
請求項30に記載の発明は、請求項29に記載の記憶媒体において、前記印刷データから印刷を行う画像中での画像種ごとの面積を求める過程をコンピュータに実行させ、前記画質推定過程は、前記画像種ごとの面積および前記画像種ごとの画質データに基づいて前記画質を算出することを特徴とする。
【0069】
したがって、種々の画像種が混在するような印刷データについても正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0070】
請求項31に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を行うことをコンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶している記憶媒体において、前記プログラムは、前記各プログラムに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する過程と、前記各プリンタの出力画質レベルを算出する画質算出過程と、前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて前記印刷を実行させるプリンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する過程とをコンピュータに実行させ、前記画質算出過程は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とする記憶媒体である。また、請求項32に記載の発明は、複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を行うことをコンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶している記憶媒体において、前記プログラムは、前記各プログラムに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する過程と、前記各プリンタの出力画質レベルを算出する画質算出過程と、前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出する過程とをコンピュータに実行させ、前記画質算出過程は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とする記憶媒体である。
【0071】
したがって、印刷完了予定時間のみならず出力画質レベルも考慮してプリンタの候補を選ぶので、カラープリンタを複数接続しているような場合も、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0072】
請求項33に記載の発明は、請求項31または32に記載の記憶媒体において、印刷完了予定時間算出過程および出力画質レベル算出過程は、印刷完了予定時間および出力画質レベルを各プリンタの出力モードごとに求めることを特徴とする。
【0073】
したがって、プリンタが複数の出力モードを持つ場合にも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0074】
請求項34に記載の発明は、請求項31〜33のいずれかの一に記載の記憶媒体において、出力画質レベル算出過程は、出力画質レベルを画像種ごとに求めることを特徴とする。
【0075】
したがって、印刷する画像の画像種の違いに応じて、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0076】
請求項35に記載の発明は、請求項34に記載の記憶媒体において、出力画質レベル算出過程は、印刷データが複数の画像種で構成されているときは、前記画像種の構成割合および前記画像種ごとの出力画質レベルから前記印刷データごとの画質レベルを算出することを特徴とする。
【0077】
したがって、印刷データが複数の画像種で構成されているときでも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0078】
請求項36に記載の発明は、請求項31〜35のいずれかの一に記載の記憶媒体において、印刷完了予定時間算出過程は、印刷データのページごとに印刷完了予定時間を算出し、出力画質レベル算出過程は、印刷データのページごとに出力画質レベルを算出し、選択過程は、プリンタの候補を印刷データのページごとに選択することを特徴とする。
【0079】
したがって、印刷データのページごとに最適なプリンタを選択することにより、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0080】
【発明の実施の形態】
[発明の実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1であるネットワークシステムの全体構成を説明するブロック図である。このネットワークシステム1は、印刷要求を行うワークステーション2、その印刷要求に適したプリンタを選択するプリンタ選択装置3および印刷処理を実行する複数のプリンタ4,4,…で構成されている。ワークステーション2とプリンタ4,4,…はネットワークで接続されている。
【0081】
次に、上記のネットワークシステム1における印刷処理について説明する。図2はワークステーション2側の処理を説明するフローチャートである。図2に示すように、まずオペレータは編集文書の印刷を要求する(ステップS1)。すると、図3に示すような操作画面がワークステーション2のディスプレイに表示され(ステップS2)、そこで印刷条件を指定する(ステップS3)。図3に示すように、この操作画面である印刷条件設定画面5では、カラー出力、モノクロ出力の選択ボタン6、画質の条件を設定するスライダーバー7、プリンタ情報を表示する窓8などが表示される。オペレータが印刷条件設定画面5で、プリンタ選択方法の選択ボタン9で条件指定を選択し、スライダーバー7で画質レベルを設定して、検索開始ボタン10をクリックすると、ワークステーション2はオペレータが設定した印刷条件や印刷データをプリンタ選択装置3に送信して、使用するプリンタ4の候補を問い合わせる(ステップS4)。その際、プリンタ選択装置3より候補となるプリンタ4の情報を受け取ると、プリンタ情報を表示する窓8にプリンタ4の候補の一覧を表示する(ステップS5)。そして、オペレータは表示されたプリンタ4の候補の中から1台のプリンタ4を選んで印刷開始を指示する(ステップS6)。印刷開始が指示されると、ワークステーション2は最終的に選択されたプリンタ4に印刷データを送信し印刷が開始される(ステップS7)。
【0082】
なお、印刷条件設定画面5での設定項目には、画質以外の項目を用いることもできる。たとえば、図3の例では、印字をカラーで行うかモノクロで行うかを指定することができ、その他に、印刷用紙を指定したり、割付印刷を指定したり、種々の条件を指定できるようにするなどしても構わない。
【0083】
図4は、プリンタ選択装置3の構成を説明する機能ブロック図である。図4に示すように、プリンタ選択装置3は、ワークステーション2との通信処理をつかさどる通信処理部11と、印刷条件に合致するプリンタ4の候補を選択する候補プリンタ検索部12と、ワークステーション2から送信された印刷データを一時的に保持しておくための印刷データ用マスタキュー13と、印刷条件データを記憶するための印刷条件データ記憶メモリ14とを備えている。
【0084】
図5は、候補プリンタ検索部12の構成を説明する機能ブロック図である。図5に示すように、候補プリンタ検索部12は、プリンタ4の一次抽出を行う一次抽出処理部15と、印刷データの内容を解析する印刷データ解析部16と、プリンタ4ごとの画質データをあらかじめ記憶する記憶手段である画質データ記憶装置17と、プリンタ4ごとの画質を推定する画質推定手段である出力画質推定部18と、オペレータの指定した印刷条件に合致しているプリンタ4を選択する印刷条件適合性判定処理部19と、印刷条件に適したプリンタ4の情報を記憶する候補プリンタ情報記憶装置20とを備えている。
【0085】
次に、プリンタ選択装置3の動作について説明する。図4に示すように、通信処理部11は、印刷データやオペレータが設定した印刷条件をワークステーション2から受け取ると、印刷条件を印刷条件データ記憶メモリ14に記憶させ、印刷データを印刷データ用マスタキュー13にスプールする。印刷条件および印刷データを送信し終わると、候補プリンタ検索部12に対して検索動作を指示する。また、候補プリンタ検索部12から、プリンタ4の候補データを受け取ると、通信処理部11はプリンタの候補データをワークステーション2に返送する。候補プリンタ検索部12は検索を指示されると、印刷データを印刷データ用マスタキュー13から、印刷条件を印刷条件データ記憶メモリ14から、それぞれ読み出して、印刷条件に合ったプリンタ4の検索を行い、検索結果を通信処理部11に送信する。
【0086】
以下、候補プリンタ検索部12の詳細な動作を説明する。図5に示すように、候補プリンタ検索部12の内部では、まず一次抽出処理部15が印刷条件を読み取り、印刷画質レベル以外の印刷条件に合ったプリンタ4を抽出し、抽出したプリンタ4の情報をストアする。一方、印刷データ解析部16はスプールされている印刷データの構造解析を行い、その解析データを出力画質推定部18に送信する。解析データとしては、例えば、画像種ごとの面積割合などがあり、これにより面積算出手段を実現している。出力画質推定部18は、まず一次抽出処理部15で一次抽出されたプリンタ4に対応する画質データを画質データ記憶装置17からロードする。そして、この各プリンタ4に対して印刷データ解析部16からの解析データを用いて出力画質を推定する。これにより画質算出手段を実現している。推定値は印刷条件適合性判定処理部19に送られる。最後に、印刷条件適合性判定処理部19がオペレータの指定した画質条件に適合するか否かを判定し、適合するプリンタ4を候補プリンタとして候補プリンタ情報記憶装置20に記憶させる。これにより選択手段を実現している。一次抽出したすべてのプリンタ4について検索が終了すると、候補のプリンタ情報を候補プリンタ情報記憶装置20から読み出して通信処理部11に送信する。
【0087】
なお、上記の画質データ記億装置17には、各プリンタ4の印刷モードと画像種とに対応した画質データが記憶されている。例えば、中間調処理方式としてディザ方式と誤差拡散方式の2種類の印刷モードで印刷出力可能なプリンタの場合、ディザ方式で処理する印刷モードについて文字/グラフィックス/イメージの三種類の画像種に対する画質データ、誤差拡散方式で処理する印刷モードについて文字/グラフィックス/イメージの三種類の画像種に対する画質データの、計6パターンの画質データが記憶されている。更に、前記の画質データの値は、物理特性から算出した値でもよいし、目視による画質評価実験などで得られた評価値であってもかまわない。
【0088】
図6は、以上説明したプリンタ選択装置3が行うプリンタ選択方法を説明するフローチャートである。図6に示すように、まず、使用可能なプリンタ4に対し一次抽出処理を行う(ステップS11)。この一次抽出処理では、印刷画質レベル以外のオペレータが設定した印刷条件に合ったプリンタ4を抽出する。例えば、カラー出力という印刷条件が指定されている場合には、カラー印刷が可能なプリンタ4を抽出する。また、A3判という用紙選択が行われている場合には、A3判対応のプリンタ4を抽出する。カラー、モノクロ指定や用紙指定以外の条件が設定されている場合も同様である。
【0089】
次に、特性の異なる種々の画像種を含むような複雑なドキュメントの画質を正確に推定するための準備として、印刷データの構造を解析する(ステップS12)。一般に、人間の評価基準は画像種によって大きく異なるため、正確な画質レベルを推定するには、印刷された出力物で画像種がどのような配置されるかを解析する必要がある。この画像種は、例えば、ビットマップ/グラフィック/テキストというように分類してもいいし、階調領域/ベタ領域/線画領域などのように分類してもいいし、特に限定されるものではない。構造解析手法の具体的な例としては、印刷データを使って一旦簡易ラスタライズを行い、文字/グラフィックス/イメージの面積割合を推定するような方法が用いられる。簡易ラスタライズというのは、実際のプリンタ解像度にあわせたラスタライズ処理を行うと処理時間がかかるため、解像度を低くしたメモリ空間上にラスタ展開を行う処理で、例えばディスプレイ解像度である72dpiでラスタライズ処理を行う。割合は、各オブジェクトの画素数でカウントするのが簡単であるが、別の手法を用いてもよい。例えば、イメージのみをプリントする場合では、イメージの割合が100%、その他は0%となる。前記構造解析手法は、画像種ごとの面積割合を求める例を示したが、もちろん面積自体を求めてもよい。
【0090】
印刷データの解析が終わると、画質データ記億装置17から推定するプリンタ4の画質データをロードする(ステップS13)。画質データ記憶装置17には、ステップ12の構造解析処理で分類した画像種(例えば、文字、グラフィック、イメージの3種類)に対応する画質データを記憶しておく。また、出力画質レベルは、擬似中間調処理の種類や、色変換方式、解像度などの印刷モードによっても異なるため、プリンタ4の出力モードごとに分類して値を記録する。これらの画質データの値は、物理特性(粒状性、鮮鋭性、解像度)から評価式を用いて算出した値でもよいし、プリンタ4の印刷物を目視で評価した主観評価値でもかまわない。例えば、中間調処理方式としてディザ方式と誤差拡散方式の2種類の印刷モードで印刷出力可能なプリンタ4の場合、ディザ方式で処理する印刷モードについて、文字/グラフィックス/イメージの三種類の画像種に対する画質データと、誤差拡散方式で処理する印刷モードについて文字/グラフィックス/イメージの三種類の画像種に対する画質データとの、計6パターンの画質データを記述する。
【0091】
続いて、印刷データの分析結果とステップS13でロードした画質データを用いて画質推定処理を行って印刷結果の画質レベルを推定する(ステップS14)。例として、所定のプリンタ4について文字に対する画質データを50、グラフィックに対する画質データを30、イメージに対する画質データを70とし、印刷データを分析して得られた面積割合が4:2:1の場合、この印刷データに対する印刷画質レベルは、“(50×0.4+30×0.2+70×0.1)/0.7≒47〔ポイント〕”のように、簡単な積和演算で推定することができる。もちろん、より高精度な推定を行うためにより複雑な演算式を用いることも可能であるし、どのような画質推定の計算モデルを用いてもよい。
【0092】
そして、印刷画質レベルの推定が終了すると、オペレータの提示した画質レベルの条件に適合するか否かを判定し(ステップS15)、適合していたら(ステップS15のY)、当該プリンタ4を候補のプリンタに加え、そのプリンタ情報を候補プリンタ情報記憶装置20に記憶する(ステップS16)。例えば、オペレータが50〔ポイント〕以上の画質を要求している場合には、ステップS14の推定値が50を超えた時に、そのプリンタの識別番号(ID)と印刷モードを登録する。以上の処理を、一次抽出した各プリンタ4のすべての印刷モードについて実行し(ステップS17のY、ステップS15のNでステップS13に戻る)、候補となるプリンタ4に関する情報を出力する。
【0093】
図7に、ネットワークシステム1の具体的な構成例としての情報処理システムの構成を示すブロック図を示す。この情報処理システム21は、コンピュータ22と複数のプリンタ4,4,…がネットワークを通じて接続されている。コンピュータ22は、前記したワークステーション2とプリンタ選択装置3の機能を実現するもので、ディスプレイ23、キーボード24、プログラム読取装置25および演算処理装置26などで構成されている。演算処理装置26は、種々のコマンドを実行可能なCPU27に、ROM28、RAM29がバス30で接続されている。また、バス30には大容量記憶装置であるDISK31と、ネットワーク上の機器と通信を行うNIC32が接続されている。
【0094】
プログラム読取装置25は、各種のプログラムコードを記憶した記憶媒体、すなわち、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−R/W,DVD−ROM,DVD−RAMなど)、光磁気ディスク、メモリカードなどに記憶されているプログラムコードを読み取る装置で、例えばフロッピーディスクドライブ、光ディスクドライブ、光磁気ディスクドライブなどである。
【0095】
記憶媒体に記憶されているプログラムコードは、プログラム読取装置25で読み取ってDISK31などに格納され、このDISK31などに格納されたプログラムコードをCPU27によって実行することにより、図6を参照して前記した処理など、前記したワークステーション2とプリンタ選択装置3の機能を実現することができるようになる。また、コンピュータ22が読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)やデバイス・ドライバなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前記した機能が達成される場合も含まれる。
[発明の実施の形態2]
図8は、この発明の実施の形態2であるネットワークシステムの全体構成を示すブロック図である。
【0096】
このネットワークシステム51は、印刷要求を行うワークステーション52と、その印刷要求に基づいてプリンタを制御するプリンタ選択装置であるプリンタサーバ53と、印刷処理を実行する複数のプリンタ54,54,…とで構成されている。
【0097】
プリンタサーバ53は、ワークステーション52との通信処理を司る通信処理部61と、所定の印刷条件に合致するプリンタ54の候補を検索するプリンタ検索部62と、印刷データの全体的な流れを制御する印刷制御部63と、マスタキュー64と、各プリンタ54,54,…に対応したプリンタドライバ65,65,…およびサブキュー66,66,…とを備えている。
【0098】
図9には、プリンタ検索部62の構成例を示している。図9に示すように、プリンタ検索部62は、ワークステーション52からプリンタサーバ53に送られた印刷データを解析する印刷データ解析部71と、この解析結果に基づいてプリンタ54ごとに出力画質レベルを推定する画質算出手段である出力画質レベル計算部72と、前記解析結果に基づいて印刷完了予定時間を推定する時間算出手段である印刷完了予定時間計算部73と、前記出力画質レベルおよび印刷完了予定時間から印刷条件に適合したプリンタ54の候補を特定する選択手段である印刷条件適合性判定処理部74とを備えている。また、各プリンタ54,54,…ごとの画質データを記憶している画質データ記憶部75と、各プリンタ54,54,…ごとの印刷速度データを記憶している印刷速度データ記憶部76と、所定の印刷開始時刻データを記憶する印刷開始時刻データ記憶部77とを備えている。
【0099】
以下では,この発明の実施の形態における印刷処理の動作について説明する。
【0100】
まず、ワークステーション52側の処理について説明する。図10は、ワークステーション52側の処理を説明するフローチャートである。図10に示すように、まず、オペレータが編集文書の印刷を行うことを要求する(ステップS21)。すると、図11に示すような操作画面である印刷条件設定画面がワークステーション52のディスプレイに表示され(ステップS22)、そこで印刷条件を設定する(ステップS23)。
【0101】
印刷条件設定画面では、図11に示すように、印刷をカラーで行うかモノクロで行うかを選択する選択ボタン81、印刷出力の条件を選択するスライダーバー82、プリンタ情報を表示する窓83などが表示される。オペレータが図11に示す画面でプリンタ選択方式を選択するための選択ボタン84で条件指定を選択し、印刷条件を設定して、検索開始ボタンをクリックすると、ワークステーション52はプリンタサーバ53と通信を開始する。そして、印刷データやオペレータが設定した印刷条件をプリンタサーバ53に送って、使用するプリンタ54の候補を問い合わせる(ステップS24)。
【0102】
その後、ワークステーション52は、プリンタサーバ53よりプリンタ54の候補のデータを受け取り、プリンタ54の候補の一覧を、プリンタ情報を表示する窓83に表示する(ステップS25)。そして、オペレータは表示されたプリンタ54の候補の中から1台のプリンタ54を選んで印刷開始を指示する(ステップS26)。印刷開始が指示されると、ワークステーション52は最終的に選択されたプリンタ情報をプリンタサーバ53に送信し、印刷開始ボタン36をクリックして印刷開始を要求することにより印刷が開始される(ステップS27)。
【0103】
前記の例では、印刷条件として印刷の画質と印刷を完了する時間のどちらを優先するかをスライダーバー82で設定するようにしている。例えば、スライダーバー82を0〜1まで可変とし、0の場合を時間最優先、1の場合を画質最優先とすれば、例えば、0.3の場合はやや時間を優先するというように、種々のレベルを自由に設定することができる。
【0104】
もちろん画質と時間を独立して指定するようにしてもよい。例えば、画質レベルは5段階評価のどのレベルかを指定するようにし、時間に関しては、画質と関係なく何分以内に印刷を行うというような指示にしてもよい。
【0105】
また、画質と時間以外の印刷条件を指定するようにしてもよい。図11の例では、選択ボタン81で印刷をカラーで行うかモノクロで行うかを指定しているが、他にも印刷用紙を指定したり、割付印刷を指定したり、種々の条件を指定できるようにしてよい。
【0106】
次に、プリンタサーバ53側の処理について説明する。プリンタサーバ53側では、印刷データやオペレータが設定した印刷条件を受け取ると、受け取った印刷データをマスタキュー64にスプールした後、プリンタ検索部62で後述するプリンタ選択処理の手順にしたがって、プリンタ54の候補を選択する。次に、通信処理部61はプリンタ54の候補リストをワークステーション52に返送し、最終的なプリンタ54の選択をオペレータに依頼する。プリンタ54が決定すると、選択したプリンタ54の印刷開始時刻に関するデータを更新した後、マスタキュー64の印刷データを選択したプリンタ54に対応しているサブキュー66に転送し、当該プリンタ54に対応したプリンタドライバ65に印刷要求を行う。印刷要求を受け取ったプリンタドライバ65は、サブキュー66の印刷データをプリンタ送信データに展開してスプールする。そして、プリンタ54が印刷可能な状態になったらプリンタ送信データをプリンタ54に送信して印刷を実行する。
【0107】
続いて、プリンタサーバ53におけるプリンタ選択処理の動作について、図12のフローチャート参照して説明する。まず、通信処理部61を介してワークステーション52から印刷データやオペレータが設定した印刷条件を受け取ると、印刷データは、いったんマスタキュー64にスプールされる(ステップS31)。次に、印刷制御部63でプリンタ54の一次抽出を行う(ステップS32)。この一次抽出は、印刷条件のうち印刷の画質と印刷を完了する時間以外の条件を基に、プリンタ54,54,…からプリンタ54を選択する。例えば、カラー出力という印刷条件が指定されている場合にはカラー印刷が可能なプリンタを抽出する。また、A3判という用紙選択が行われている場合には、A3判対応のプリンタ54を抽出する。
【0108】
ところで、一般にプリンタの印刷モードは複数種類があり、例えば、自然画に適したモード/DTP文書用/ワープロ文書用/テキスト文書用などのようにさまざまな印刷モードを持っていることが多い。そして、印刷時の印字速度や印刷出力結果の画質は、実際には印刷モードごとに異なる。また、印刷に要する時間や総合的な画質は、ドキュメント内にどのような画像種がどのくらいの割合で含まれるかによっても異なってくる。そこで、印刷速度データ記憶部76に記憶されている印刷速度データ、および、画質データ記憶部75に記憶されている画質データは、印刷モードと画像種ごとに分類して記憶されている。例えば、中間調処理方式として、ディザ方式と誤差拡散方式の2種類の印刷モードで印刷出力可能なプリンタの場合、ディザ方式での文字/グラフィックス/イメージの3種類の画像種に対する印刷速度データと画質データ、誤差拡散方式での文字/グラフィックス/イメージの3種類の画像種に対する印刷速度データと画質データの、計6パターンの印刷速度データと画質データを記憶する。
【0109】
次に、マスタキュー64内の印刷データについて構造解析を行う(ステップS32)。そして、この構造解析の結果を用いて、一次抽出したプリンタ54について印刷完了予定時間と出力画質レベルの推定を行う(ステップS34、S35)。この処理の詳細は後述する。そして、印刷完了予定時間と出力画質レベルの推定ができたら、オペレータの提示した印刷条件に適合するか否かを判定して(ステップS36)、適合していたら当該プリンタ54を候補のプリンタに加える(ステップS37)。このステップS35〜S37の処理は、当該プリンタ54のすべての印刷モードにおいて実行し(ステップS37)、また、一次抽出したすべてのプリンタ54について実行する(ステップS38)。そして、最終的に選択された候補のプリンタ54をワークステーション52に通知する(ステップS39)。
【0110】
図13は、印刷完了予定時間の推定の処理についてのフローチャートである。印刷完了予定時間は、現在行われている印刷ジョブの完了までに要する時間と、受信した印刷データの印刷に要する時間の和として求めることができる。現在行われている印刷ジョブの完了までに要する時間に関しては、印刷開始時刻データ記憶部77に予め計算済みの印刷開始時刻データを格納しておく。また、各プリンタ54の印刷速度に対するパフォーマンスも印刷速度データとして印刷速度データ記憶部76に用意しておく。
【0111】
そして、まず、印刷完了予定時間計算部73は印刷速度データを印刷速度データ記憶部76からロードして(ステップS41)、前記ステップS33の印刷データの構造解析により求めた印刷データ中の画像種の割合と、各画像種の印刷速度データを基に、印刷データの印刷時間の計算を行う(ステップS42)。そして、印刷開始時刻データ記憶部77から印刷開始時刻データをロードして(ステップS43)、印刷完了予定時間を計算する(ステップS44)。
【0112】
図14は、出力画質レベルの推定の処理についてのフローチャートである。出力画質レベルの推定のためには、前記のように、種々の印刷モードに対応した画像種ごとの画質データを画質データ記憶部75に用意しておく。この画質データは、物理特性に基づいたデータでもよいし、主観評価実験で評価した結果であってもよい。そして、まず、出力画質レベル計算部72は画質データ記憶部75から画質データをロードする(ステップS51)。そして、前記ステップS33の印刷データの構造解析により求めた画像種の割合を基に、出力画質レベルを計算する(ステップS52)。
【0113】
以下では、より具体的な例をもってプリンタサーバ53における処理手順について説明する。ここでは、ユーザがやや印刷処理速度を優先して(画質:時間の優先比率を3:7とする)、カラー印刷を要求した場合を例として説明する。
【0114】
プリンタ54の選択手順は、
(1)印刷データ中の画像種の構成割合を求める(前記ステップS33)。
(2)次に、この求めた構成割合にしたがって、プリンタ54ごとに、その印刷完了予定時間と出力画質レベルに関する調査を行う(前記ステップS34,S35)。
(3)オペレータが設定した印刷条件を満たすプリンタ54を選択する(前記ステップS36)。
というものである。
【0115】
(1)のステップでは、ワークステーション52から受信した印刷データについて一旦簡易ラスタライズを行い、文字/グラフィックス/イメージの割合を推定する。簡易ラスタライズというのは、実際のプリンタ54の解像度にあわせたラスタライズ処理を行うと処理時間がかかるため、解像度を低くしたプレーン上にラスタ展開を行う処理で、例えばディスプレイ解像度である72dpiでラスタライズ処理を行う画像種の構成割合は、各画像種の画素数でカウントするのが簡単であるが別の手法を用いてもよい。例えば、イメージのみをプリントする場合では、イメージの割合が100%、そのほかは0%となる。ここでは、画像種の構成比率が、文字:グラフィックス:イメージ=40%:20%:10%(残り30%は空白領域)であったと仮定する。
【0116】
次の(2)のステップでは、印刷データから求めた画像種の割合に基づいて、各プリンタ54のモードごとに印刷完了予定時間と出力画質レベルを評価する。
【0117】
印刷完了予定時間は、印刷開始予定時間、(1)のステップで求めた画像種の構成比率、および、各画像種の印刷速度データを基に計算することができる。印刷開始予定時間は現在スプールされている印刷データの印刷を終了する時刻から現在の時刻の差をとれば求められる。また、文字の印刷速度が0.1ms/pixel、グラフィックスの印刷速度が0.03ms/pixel、イメージの印刷速度が0.01ms/pixelだと仮定した場合の印刷データの印刷に要する時間は、
(全画素数)×(0.1×0.4+0.03×0.2+0.01×0.1)[ms]として求めることができる。
【0118】
印刷開始予定時間が50秒で、印刷データの印刷に250秒必要とすると、印刷完了予定時間は300秒となる。
【0119】
出力画質レベルの推定は次のようにして求める。画質データ記憶部75にはプリンタ54ごとの画質データを記憶しておく。画質データは文字/グラフィック/イメージといった画像種ごとに画質データ記憶部75に記憶しておく。また、出力画質レベルは擬似中間調処理の種類や、色変換方式、解像度などの印刷モードによって異なるため、画質データはプリンタ54の出力モードごとに評価した値を画質データ記憶部75に記憶しておく。
【0120】
例として、特定のプリンタ54について文字に対する画質評価値を50、グラフィックに対する画質評価値を30、イメージに対する画質評価値を70とする。これらの評価値は、実際のプリンタ54で各オブジェクトをプリントアウトして主観評価実験を行い、その平均値を用いるようにしてもよいし、プリンタ54の物性値(粒状性、鮮鋭性、解像度など)から評価式で求めてもよい。
【0121】
前記の例では、出力画質レベルは、“(50×0.4+30×0.2+70×0.1)/0.7≒47[ポイント]”のような計算式で求めることができる。
【0122】
次に、(3)のステップで、ユーザの要求に合致したプリンタ54を選択する。ここでは、画質:時間の優先比率を3:7としているので、この評価基準を用いる。すなわち、特定のプリンタ54における特定の印刷モードでの印刷完了予定時間が300[sec]、出力画質レベルが50[ポイント]であったとする。このときに、オペレータの提示した印刷条件に適合するか否かの判定(前記ステップS36)は、“fx(300)×0.7+50×0.3”で計算できる。ただし、“fx( )”は時間をポイント値に変換するための変換関数である。
【0123】
そして、各プリンタ54の印刷モードごとに前記のような計算を行い、オペレータの提示した印刷条件に対して適合度の高い複数のプリンタ54を候補プリンタとして抽出する。
【0124】
なお、ユーザが印刷速度を重視してカラー印刷を要求したような場合は、各カラープリンタについて最も高速な印刷モードについて印刷完了予定時間を推定し、印刷完了予定時間が最も早いプリンタ54を選択するようにすればよい。したがって、このような場合には出力画質レベルを推定することは不要である。
【0125】
また、前記の例では、印刷データをいずれかひとつのプリンタ54に送信して印刷出力している。しかし、全自動でプリンタ54を選択するようなモードを設定して、印刷データのページ単位で最適のプリンタ54を選択して印刷出力することも可能である。すなわち、プリンタ検索部62で、ページ単位で印刷完了予定時間および出力画質レベルを推定して、ページ単位でオペレータの提示した印刷条件に対して適合度の高いプリンタ54を抽出する。この例では、例えば、原稿内にカラー部分を含むページとモノクロのみのページが混在したような場合、カラーページとモノクロページでそれぞれ別のプリンタ54や別の印刷モードを割り当てることが可能になり、より最適なプリンタ54の制御が可能になる。
【0126】
なお、プリンタサーバ53の具体的構成は、図7を参照して説明した情報処理システム21のコンピュータ22と同様であり、記憶媒体に記憶されているプログラムコードを、プログラム読取装置25で読み取ってDISK31などに格納し、このDISK31などに格納されたプログラムコードをCPU27によって実行することにより、図12、図13、図14を参照して前記した処理など、前記したプリンタサーバ53の機能を実現することができるようになる。また、コンピュータ22が読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)やデバイス・ドライバなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前記した機能が達成される場合も含まれる。
【0127】
【発明の効果】
請求項1又は2に記載の発明は、印刷したときの画質がプリンタにより異なっていても、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0128】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のプリンタ選択装置において、プリンタごとの画質データを予め用意しているため、各プリンタにおける印刷時の画質の推定を短時間で行うことができる。
【0129】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のプリンタ選択装置において、各プリンタにおける印刷時の画質の推定を正確に行うことができる。
【0130】
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載のプリンタ選択装置において、各プリンタの出力モードの違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0131】
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のいずれかの一に記載のプリンタ選択装置において、印刷する画像種の違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0132】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のプリンタ選択装置において、種々の画像種が混在するような印刷データについても正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0133】
請求項8、9に記載の発明は、出力画質レベルのみならず印刷完了予定時間も考慮してプリンタの候補を選ぶので、カラープリンタを複数接続しているような場合も、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0134】
請求項10に記載の発明は、請求項8または9に記載のプリンタ選択装置において、プリンタが複数の出力モードを持つ場合にも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0135】
請求項11に記載の発明は、請求項8〜10のいずれかの一に記載のプリンタ選択装置において、印刷する画像種の違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0136】
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のプリンタ選択装置において、印刷データが複数の画像種で構成されているときでも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0137】
請求項13に記載の発明は、請求項8〜12のいずれかの一に記載のプリンタ選択装置において、印刷データのページごとに最適なプリンタを選択することにより、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0138】
請求項14、15に記載の発明は、印刷したときの画質がプリンタにより異なっていても、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0139】
請求項16に記載の発明は、請求項14または15に記載のプリンタ選択方法において、プリンタごとの画質データを予め用意しているため、各プリンタにおける印刷時の画質の推定を短時間で行うことができる。
【0141】
請求項17に記載の発明は、請求項14または15に記載のプリンタ選択方法において、各プリンタの出力モードの違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0142】
請求項18に記載の発明は、請求項16または17に記載のプリンタ選択方法において、種々の画像種が混在するような印刷データについても正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0143】
請求項19、20に記載の発明は、印刷完了予定時間のみならず出力画質レベルも考慮してプリンタの候補を選ぶので、カラープリンタを複数接続しているような場合も、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0144】
請求項21に記載の発明は、請求項19または20に記載のプリンタ選択方法において、プリンタが複数の出力モードを持つ場合にも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0145】
請求項22に記載の発明は、請求項19〜21のいずれかの一に記載のプリンタ選択方法において、プリンタが複数の出力モードを持つ場合にも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0146】
請求項23に記載の発明は、請求項22に記載のプリンタ選択方法において、印刷データが複数の画像種で構成されているときでも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0147】
請求項24に記載の発明は、請求項20〜23のいずれかの一に記載のプリンタ選択方法において、印刷データのページごとに最適なプリンタを選択することにより、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0148】
請求項25、26に記載の発明は、印刷したときの画質がプリンタにより異なっていても、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0149】
請求項27に記載の発明は、請求項25または26に記載の記憶媒体において、プリンタごとの画質データを予め用意しているため、各プリンタにおける印刷時の画質の推定を短時間で行うことができる。
【0150】
請求項28に記載の発明は、請求項27に記載の記憶媒体において、各プリンタの出力モードの違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0152】
請求項29に記載の発明は、請求項27または28に記載の記憶媒体において、印刷する画像種の違いに応じてユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0153】
請求項30に記載の発明は、請求項29に記載の記憶媒体において、種々の画像種が混在するような印刷データについても正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0154】
請求項31、32に記載の発明は、印刷完了予定時間のみならず出力画質レベルも考慮してプリンタの候補を選ぶので、カラープリンタを複数接続しているような場合も、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。また、特性の異なる種々の印刷データに対して正確に画質を推定し、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0155】
請求項33に記載の発明は、請求項31または32に記載の記憶媒体において、プリンタが複数の出力モードを持つ場合にも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0156】
請求項34に記載の発明は、請求項31〜33のいずれかの一に記載の記憶媒体において、印刷する画像の画像種の違いに応じて、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0157】
請求項35に記載の発明は、請求項34に記載の記憶媒体において、印刷データが複数の画像種で構成されているときでも、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【0158】
請求項36に記載の発明は、請求項31〜35のいずれかの一に記載の記憶媒体において、印刷データのページごとに最適なプリンタを選択することにより、ユーザの期待どおりのプリンタを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるネットワークシステムの全体構成を説明するブロック図である。
【図2】前記ネットワークシステムを構成するワークステーションの処理を説明するフローチャートである。
【図3】前記ワークステーションのディスプレイに表示される印刷条件設定画面の平面図である。
【図4】前記ネットワークシステムを構成するプリンタ選択装置の機能ブロック図である。
【図5】前記プリンタ選択装置の候補プリンタ検索部の機能ブロック図である。
【図6】前記プリンタ選択装置が行うプリンタ選択方法を説明するフローチャートである。
【図7】前記ネットワークシステムの具体的な構成例としての情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の実施の形態2であるネットワークシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図9】前記ネットワークシステムのプリンタ検索部の構成を示すブロック図である。
【図10】前記ネットワークシステムのワークステーション側の処理を示すフローチャートである。
【図11】前記ワークステーション側の処理における印刷条件の設定用の画面を示す平面図である。
【図12】前記ネットワークシステムのプリンタサーバ側の処理を示すフローチャートである。
【図13】前記プリンタサーバ側の処理中での印刷完了予定時間の推定処理のフローチャートである。
【図14】前記プリンタサーバ側の処理中での出力画質レベルの推定処理のフローチャートである。
【符号の説明】
3 プリンタ選択装置
4 プリンタ
17 記憶手段
53 プリンタ選択装置
54 プリンタ
72 画質算出手段
73 時間算出手段
74 選択手段

Claims (36)

  1. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択装置において、
    前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定手段と、
    前記画質推定手段で推定した推定結果に基づいて前記印刷を実行させるプリンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する選択手段とを備え
    前記画質推定手段は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とするプリンタ選択装置。
  2. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択装置において、
    前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定手段と、
    前記画質推定手段で推定した推定結果に基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出するプリンタ抽出手段とを備え、
    前記画質推定手段は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とするプリンタ選択装置。
  3. 前記プリンタごとの画質データを記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ選択装置。
  4. 前記画質データを用いて前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を算出する画質算出手段を前記画質推定手段が備えていることを特徴とする請求項3に記載のプリンタ選択装置。
  5. 前記記憶手段は、前記各プリンタの出力モードごとに前記画質データを記憶していることを特徴とする請求項3または4に記載のプリンタ選択装置。
  6. 前記記憶手段は、画像種ごとに前記画質データを記憶していることを特徴とする請求項3〜5のいずれかの一に記載のプリンタ選択装置。
  7. 前記印刷データから印刷を行う画像中での画像種ごとの面積を求める面積算出手段を備え、
    前記画質算出手段は、前記画像種ごとの面積および前記画像種ごとの画質データに基づいて前記画質を算出することを特徴とする請求項6に記載のプリンタ選択装置。
  8. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択装置において、
    前記各プリンタに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する時間算出手段と、
    前記各プリンタの印刷したときの出力画質レベルを算出する画質算出手段と、
    前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて前記印刷を実行させるプリンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する選択手段とを備え、
    前記画質算出手段は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とするプリンタ選択装置。
  9. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択装置において、
    前記各プリンタに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する時間算出手段と、
    前記各プリンタの印刷したときの出力画質レベルを算出する画質算出手段と、
    前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出するプリンタ抽出手段とを備え、
    前記画質算出手段は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とするプリンタ選択装置。
  10. 時間算出手段および画質算出手段は、印刷完了予定時間および出力画質レベルを各プリンタの出力モードごとに求めることを特徴とする請求項8または9に記載のプリンタ選択装置。
  11. 画質算出手段は、出力画質レベルを画像種ごとに求めることを特徴 とする請求項8〜10のいずれかの一に記載のプリンタ選択装置。
  12. 画質算出手段は、印刷データが複数の画像種で構成されているときは、前記画像種の構成割合および前記画像種ごとの出力画質レベルから前記印刷データごとの画質レベルを算出することを特徴とする請求項11に記載のプリンタ選択装置。
  13. 時間算出手段は、印刷データのページごとに印刷完了予定時間を算出し、
    画質算出手段は、印刷データのページごとに出力画質レベルを算出し、
    選択手段は、プリンタの候補を印刷データのページごとに選択することを特徴とする請求項8〜12のいずれかの一に記載のプリンタ選択装置。
  14. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択方法において、
    前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定過程と、
    前記画質推定過程で推定した推定結果に基づいて前記印刷を実行させるプリンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する過程とを含み、
    前記画質推定過程は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とするプリンタ選択方法。
  15. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択方法において、
    前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定過程と、
    前記画質推定過程で推定した推定結果に基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出する過程とを含み、
    前記画質推定過程は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とするプリンタ選択方法。
  16. 前記プリンタごとの画質データを予め求めておき、この画質データに基づいて前記の画質の推定を行うことを特徴とする請求項14または15に記載のプリンタ選択方法。
  17. 前記各プリンタの出力モードごとに前記画質データを求めておくことを特徴とする請求項14または15に記載のプリンタ選択方法。
  18. 画像種ごとに前記画質データを求めておき、前記印刷データから印刷を行う画像中での画像種ごとの面積を求め、この画像種ごとの面積および前記画像種ごとの画質データに基づいて前記画質の推定を行うことを特徴とする請求項16または17に記載のプリンタ選択方法。
  19. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択方法において、
    前記各プリンタに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する過程と、
    前記各プリンタの出力画質レベルを算出する画質算出過程と、
    前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて前記印刷を実行させるプリンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する過程とを含み、
    前記画質算出過程は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とするプリンタ選択方法。
  20. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を実行させるプリンタ選択方法において、
    前記各プリンタに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する過程と、
    前記各プリンタの出力画質レベルを算出する画質算出過程と、
    前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出する過程とを含み、
    前記画質算出過程は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とするプリンタ選択方法。
  21. 印刷完了予定時間算出過程および出力画質レベル算出過程は、印刷完了予定時間および出力画質レベルを各プリンタの出力モードごとに求めることを特徴とする請求項19または20に記載のプリンタ選択方法。
  22. 出力画質レベル算出過程は、出力画質レベルを画像種ごとに求めることを特徴とする請求項19〜21のいずれかの一に記載のプリンタ選択方法。
  23. 出力画質レベル算出過程は、印刷データが複数の画像種で構成されているときは、前記画像種の構成割合および前記画像種ごとの出力画質レベルから前記印刷データごとの画質レベルを算出することを特徴とする請求項22に記載のプリンタ選択方法。
  24. 印刷完了予定時間算出過程は、印刷データのページごとに印刷完了予定時間を算出し、
    出力画質レベル算出過程は、印刷データのページごとに出力画質レベルを算出し、
    選択過程は、プリンタの候補を印刷データのページごとに選択することを特徴とする請求項20〜23のいずれかの一に記載のプリンタ選択方法。
  25. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を行うことをコンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶している記憶媒体において、
    前記プログラムは、
    前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定過程と、
    前記画質推定過程で推定した推定結果に基づいて前記印刷を実行させるプリンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する過程とをコンピュータに実行させ、
    前記画質推定過程は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とする記憶媒体。
  26. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を行うことをコンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶している記憶媒体において、
    前記プログラムは、
    前記各プリンタを用いて印刷したときの画質を推定する画質推定過程と、
    前記画質推定過程で推定した推定結果に基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出する過程とをコンピュータに実行させ、
    前記画質推定過程は、前記印刷データの内容を解析して画質の推定を行うことを特徴とする記憶媒体。
  27. 予め用意された前記プリンタごとの画質データに基づいて前記の画質の推定を行うことを特徴とする請求項25または26に記載の記憶媒体。
  28. 前記画質データは前記各プリンタの出力モードごとに求められたものを用いることを特徴とする請求項27に記載の記憶媒体。
  29. 前記画質データは画像種ごとに求められたものを用いることを特徴とする請求項27または28に記載の記憶媒体。
  30. 前記印刷データから印刷を行う画像中での画像種ごとの面積を求める過程をコンピュータに実行させ、
    前記画質推定過程は、前記画像種ごとの面積および前記画像種ごとの画質データに基づいて前記画質を算出することを特徴とする請求項29に記載の記憶媒体。
  31. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を行うことをコンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶している記憶媒体において、
    前記プログラムは、
    前記各プログラムに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する過程と、
    前記各プリンタの出力画質レベルを算出する画質算出過程と、
    前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて前記印刷を実行させるプリ ンタの候補を前記複数のプリンタの中から選択する過程とをコンピュータに実行させ、
    前記画質算出過程は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とする記憶媒体。
  32. 複数のプリンタの中からプリンタを選択して印刷データに基づいた印刷を行うことをコンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能なプログラムを記憶している記憶媒体において、
    前記プログラムは、
    前記各プログラムに対して前記印刷データに基づく印刷の完了予定時間を算出する過程と、
    前記各プリンタの出力画質レベルを算出する画質算出過程と、
    前記印刷完了予定時間および前記出力画質レベルに基づいて、オペレータが指定した画質レベルの条件に適合するプリンタを抽出する過程とをコンピュータに実行させ、
    前記画質算出過程は、前記印刷データの内容を解析して画質レベルの算出を行うことを特徴とする記憶媒体。
  33. 印刷完了予定時間算出過程および出力画質レベル算出過程は、印刷完了予定時間および出力画質レベルを各プリンタの出力モードごとに求めることを特徴とする請求項31または32に記載の記憶媒体。
  34. 出力画質レベル算出過程は、出力画質レベルを画像種ごとに求めることを特徴とする請求項31〜33のいずれかの一に記載の記憶媒体。
  35. 出力画質レベル算出過程は、印刷データが複数の画像種で構成されているときは、前記画像種の構成割合および前記画像種ごとの出力画質レベルから前記印刷データごとの画質レベルを算出することを特徴とする請求項34に記載の記憶媒体。
  36. 印刷完了予定時間算出過程は、印刷データのページごとに印刷完了予定時間を算出し、
    出力画質レベル算出過程は、印刷データのページごとに出力画質レベルを算出し、
    選択過程は、プリンタの候補を印刷データのページごとに選択することを特徴とする請求項31〜35のいずれかの一に記載の記憶媒体。
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