JPH0675590U - ポイント切換え装置 - Google Patents

ポイント切換え装置

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JPH0675590U
JPH0675590U JP2217893U JP2217893U JPH0675590U JP H0675590 U JPH0675590 U JP H0675590U JP 2217893 U JP2217893 U JP 2217893U JP 2217893 U JP2217893 U JP 2217893U JP H0675590 U JPH0675590 U JP H0675590U
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JP
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point switching
toy
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switching device
guide wall
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幸二 松井
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Tomy Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 T字路や十字路などでも車両玩具の走行方向
の切り換えが自由にできるポイント切換え装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】 交差路を画成する固定ガイド壁を持つ軌道片
に設けられ、この交差路で車両玩具のポイント切換えを
行うように構成されたポイント切換装置において、前記
固定ガイド壁からの垂直距離が前記車両玩具の横幅より
も大きくなる位置に揺動中心を持ち、かつ揺動によって
各側壁が可動ガイド壁を構成することが可能なポイント
切換えレバーを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車玩具や電車玩具などの車両玩具のポイント切換え装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
両側に固定ガイド壁を有する軌道片を組み合わせて無端軌道を任意に形成し、 前記固定ガイド壁に沿って車両玩具を走行させるようにした軌道走行玩具が知ら れている。
【0003】 ところで、このような軌道走行玩具にあっては、車両玩具を同一軌道上で単に 周回させるだけでは面白味が少ないことから、図10に示すような分岐路を設け て、そこでポイント切換えを行い、車両玩具の走行方向を変え、当該車両玩具を 分岐路に導くように構成したものが近年出現している。この軌道走行玩具のポイ ント切換え装置は軌道片70の股部に揺動中心を持つポイント切換えレバー71 を有し、これを左右に揺動させることにより、車両玩具(図示せず)を順路や分 岐路に導くようにされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
軌道走行玩具の面白味は軌道を実際の道路のように構成することが理想である 。しかし、従来のポイント切換え装置では、T字路や十字路などで車両玩具の走 行方向を任意に変えられないので、T字路や十字路を軌道に組み込むことができ なかった。
【0005】 この考案は、かかる点に鑑みなされたもので、T字路や十字路などでも車両玩 具の走行方向の切り換えが自由にできるポイント切換え装置を提供することを目 的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のポイント切り換え装置は、交差路を画成する固定ガイド壁を持つ軌道 片に設けられ、この交差路で車両玩具のポイント切換えを行うように構成された ポイント切換装置において、前記固定ガイド壁からの垂直距離が前記車両玩具の 横幅よりも大きくなる位置に揺動中心を持ち、かつ揺動によって各側壁が可動ガ イド壁を構成することが可能なポイント切換えレバーを有するものである。
【0007】
【作用】
上記した手段によれば、固定ガイド壁からの垂直距離が前記車両玩具の横幅よ りも大きくなるような位置に揺動中心を持っているポイント切換えレバーを用い ているため、そのポイント切換えレバーによって任意の方向に車両玩具を導くこ とができることになる。したがって、軌道内にT字路や十字路などを組み込むこ とが可能で、実物に近い軌道を構成できる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案に係るポイント切換え装置の実施例を図面に基いて説明する。
【0009】 図1および図2には第1実施例のポイント切換え装置を適用した軌道片1が示 されている。この軌道片1はT字路を構成し、軌道片1における走行路両脇には 固定ガイド壁21,22,23が付設されている。この軌道片1における走行路 の端部には鈎形の係止片1bが付設されるとともに、この軌道片1に接続される 相手方軌道片の係止片(係止片1bと同形)を受容する係止穴1cが設けられて いる。また、この軌道片1には3個のポイント切換えレバー2,3,4が付設さ れている。この3個のポイント切換えレバー2,3,4は図3および図4に示す ような形状を有しており、その基端部下側には揺動軸2a,3a,4aが付設さ れ、先端部下側にはフック2b,3b,4bが形成されている。このうちポイン ト切換えレバー2,3は図2に示すように手前側の側面が凹面、奥側の側面が凸 面となるように構成され、また、ポイント切換えレバー4は両側面が凹面となる ように構成されている。一方、軌道片1には前記揺動軸2a,3a,4aを受容 する受容孔12a,13a,14aが形成されている。この受容孔12a,13 a,14aと固定ガイド壁21,22,23との垂直距離(オフセット)は車両 玩具の横幅よりも大きくなるように設定されている。また、軌道片1には、前記 フック2b,3b,4bに係合し、かつ前記ポイント切換えレバー2,3,4の 前記揺動軸2a,3a,4aを中心とする揺動を許容する弧状ガイド孔12b, 13b,14bが設けられている。この弧状ガイド孔12b,13b,14bは 対向するガイド壁の間に亘って設けられている。また、この弧状ガイド孔12b ,13b,14bの一端はフック2b,3b,4bを差し入れることができるよ うに鈎形となっている。また、前記固定ガイド壁21,22,23の内面には前 記ポイント切換えレバー2,3,4の先端部を係止可能な凹部12c,13c, 14cが設けられている。
【0010】 このように構成されたポイント切換え装置によれば、図2の状態でA方向から 車両玩具(自動車玩具や電車玩具)が来たとすると、車両玩具は直進し、ポイン ト切換えレバー2の先端をガイド壁21側へ寄せると、車両玩具は左側にカーブ する。また、図2の状態でB方向から車両玩具が来たとすると、車両玩具は直進 し、ポイント切換えレバー3の先端をガイド壁21側へ寄せるとともにとポイン ト切換えレバー4の先端をガイド壁23側へ寄せると、車両玩具は右側にカーブ する。さらに、図2の状態でC方向から車両玩具が来た場合、図2の状態からポ イント切換えレバー2の先端をガイド壁21側へ寄せると、車両玩具は右側にカ ーブし、ポイント切換えレバー4の先端をガイド壁23側へ寄せるとともにとポ イント切換えレバー3の先端をガイド壁21側へ寄せると、車両玩具は左側にカ ーブする。
【0011】 このように本実施例のポイント切換え装置によれば、T字路のいかなる方向へ も車両玩具を導くことができるので、軌道中にT字路を組み込むことが可能とな り、例えば図9および図10に示すような軌道を組むことが可能となる。
【0012】 また、図5および図6には第2実施例のポイント切換え装置を適用したの軌道 片30が示されている。
【0013】 この軌道片30は十字路を構成し、軌道片30の周囲には走行路を画成する固 定ガイド壁51,52,53,54が付設されている。この軌道片30における 走行路の端部には、第1の実施例の係止片1bおよび係止穴1c(図1および図 2)と同様の係止片30aおよび係止穴30bが設けられている。また、この軌 道片30には、第1の実施例のポイント切換えレバー2,3,4と同様のポイン ト切換えレバー32,33,34,35,36,37,38,39が付設されて いる。このポイント切換えレバー32,33,34,35,36,37,38, 39は、第1の実施例のポイント切換えレバー2,3と同様の形状を有し、その 基端部下側には揺動軸32a,33a,34a,35a,36a,37a,38 a,39aが付設され、中間部下側にはフック32b,33b,34b,35b ,36b,37b,38b,39bが形成されている。一方、軌道片30には前 記揺動軸32a,33a,34a,35a,36a,37a,38a,39aを 受容する受容孔42a,44a,44a,45a,46a,47a,48a,4 9aが形成されている。各受容孔と各固定ガイド壁との垂直距離(オフセット) は車両玩具の横幅よりも大きくなるように設定されている。また、軌道片30に は、前記フック32b,33b,34b,35b,36b,37b,38b,3 9bに係合し、かつ前記ポイント切換えレバー32,33,34,35,36, 37,38,39の揺動軸32a,33a,34a,35a,36a,37a, 38a,39aを中心とする揺動を許容する弧状ガイド孔42b,43b,44 b,45b,46b,47b,48b,49bが設けられている。
【0014】 この実施例によれば、各ポイント切換えレバーを適宜に揺動させることにより 、十字路のいかなる方向へも車両玩具を導くことができる。したがって、軌道中 に十字路を組み込むことが可能となり、例えば、第1の実施例の軌道片1と組み 合わせて図7に示すような軌道を組むことが可能となる。
【0015】 以上本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本 考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々 変更可能であることはいうまでもない。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、交差路を画成する固定ガイド壁を持つ軌道片に設けられ、こ の交差路で車両玩具のポイント切換えを行うように構成されたポイント切換装置 において、前記固定ガイド壁からの垂直距離が前記車両玩具の横幅よりも大きく なる位置に揺動中心を持ち、かつ揺動によって各側壁が可動ガイド壁を構成する ことが可能なポイント切換えレバーを有するので、T字路や十字路などでも自由 に走行方向の切り換えができる。したがって、軌道内にT字路や十字路などを組 み込むことが可能で、実物に近い軌道を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のポイント切換え装置を適用した軌
道片の分解斜視図である。
【図2】図1の軌道片の平面図である。
【図3】図1の軌道片のポイント切換えレバーの側面図
である。
【図4】図1の軌道片のポイント切換えレバーの側面図
である。
【図5】第2実施例のポイント切換え装置を適用した軌
道片の分解斜視図である。
【図6】図5の軌道片の平面図である。
【図7】図1および図5の軌道片を組み込んだ軌道の平
面図である。
【図8】図1の軌道片を組み込んだ軌道の平面図であ
る。
【図9】図1の軌道片を組み込んだ軌道の平面図であ
る。
【図10】従来のポイント切換え装置を備えた軌道片の
平面図である。
【符号の説明】
1,30 軌道片 2,3,4,32,33,34,35,36,37,3
8,39 ポイント切換えレバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交差路を画成する固定ガイド壁を持つ軌
    道片に設けられ、この交差路で車両玩具のポイント切換
    えを行うように構成されたポイント切換装置において、
    前記固定ガイド壁からの垂直距離が前記車両玩具の横幅
    よりも大きくなる位置に揺動中心を持ち、かつ揺動によ
    って各側壁が可動ガイド壁を構成することが可能なポイ
    ント切換えレバーを有することを特徴とするポイント切
    換え装置。
JP1993022178U 1993-04-02 1993-04-02 ポイント切換え装置 Expired - Lifetime JP2522221Y2 (ja)

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JP1993022178U JP2522221Y2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 ポイント切換え装置

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JP1993022178U JP2522221Y2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 ポイント切換え装置

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JPH0675590U true JPH0675590U (ja) 1994-10-25
JP2522221Y2 JP2522221Y2 (ja) 1997-01-08

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025321A (ja) * 1973-07-06 1975-03-18
JPS6152962A (ja) * 1984-08-13 1986-03-15 アメリカ合衆国 導体または半導体材料の鋳造方法および装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025321A (ja) * 1973-07-06 1975-03-18
JPS6152962A (ja) * 1984-08-13 1986-03-15 アメリカ合衆国 導体または半導体材料の鋳造方法および装置

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