JP2522221Y2 - ポイント切換え装置 - Google Patents

ポイント切換え装置

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JP2522221Y2
JP2522221Y2 JP1993022178U JP2217893U JP2522221Y2 JP 2522221 Y2 JP2522221 Y2 JP 2522221Y2 JP 1993022178 U JP1993022178 U JP 1993022178U JP 2217893 U JP2217893 U JP 2217893U JP 2522221 Y2 JP2522221 Y2 JP 2522221Y2
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JP
Japan
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point switching
track
vehicle toy
switching device
guide wall
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JP1993022178U
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JPH0675590U (ja
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幸二 松井
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Tomy Co Ltd
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Tomy Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車玩具や電車玩
具などの車両玩具のポイント切換え装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】両側に固定ガイド壁を有する軌道片を組
み合わせて無端軌道を任意に形成し、前記固定ガイド壁
に沿って車両玩具を走行させるようにした軌道走行玩具
が知られている。
【0003】ところで、このような軌道走行玩具にあっ
ては、車両玩具を同一軌道上で単に周回させるだけでは
面白味が少ないことから、図10に示すような分岐路を
設けて、そこでポイント切換えを行い、車両玩具の走行
方向を変え、当該車両玩具を分岐路に導くように構成し
たものが近年出現している。この軌道走行玩具のポイン
ト切換え装置は軌道片70の股部に揺動中心を持つポイ
ント切換えレバー71を有し、これを左右に揺動させる
ことにより、車両玩具(図示せず)を順路や分岐路に導
くようにされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】軌道走行玩具の面白味
は軌道を実際の道路のように構成することが理想であ
る。しかし、従来のポイント切換え装置では、T字路や
十字路などで車両玩具の走行方向を任意に変えられない
ので、T字路や十字路を軌道に組み込むことができなか
った。
【0005】この考案は、かかる点に鑑みなされたもの
で、T字路や十字路などでも車両玩具の走行方向の切り
換えが自由にできるポイント切換え装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のポイント切り換
え装置は、T字路又は十字路である交差路を画成する固
定ガイド壁を持つ軌道片に設けられ、この交差路で車両
玩具のポイント切換えを行うように構成されたポイント
切換装置において、前記固定ガイド壁からの垂直距離が
前記車両玩具の横幅よりも大きくなる位置に揺動中心を
持ち、かつ揺動によって各側壁が可動ガイド壁を構成す
ることが可能なポイント切換えレバーを複数有し、これ
らポイント切換レバーの失端の位置の変更によって前記
車両玩具の走行方向を切り換えることができることを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、固定ガイド壁からの垂
直距離が前記車両玩具の横幅よりも大きくなるような位
置に揺動中心を持っているポイント切換えレバーを用い
ているため、そのポイント切換えレバーによって任意の
方向に車両玩具を導くことができることになる。したが
って、軌道内にT字路や十字路などを組み込むことが可
能で、実物に近い軌道を構成できる。
【0008】
【実施例】以下、この考案に係るポイント切換え装置の
実施例を図面に基いて説明する。
【0009】図1および図2には第1実施例のポイント
切換え装置を適用した軌道片1が示されている。この軌
道片1はT字路を構成し、軌道片1における走行路両脇
には固定ガイド壁21,22,23が付設されている。
この軌道片1における走行路の端部には鈎形の係止片1
bが付設されるとともに、この軌道片1に接続される相
手方軌道片の係止片(係止片1bと同形)を受容する係
止穴1cが設けられている。また、この軌道片1には3
個のポイント切換えレバー2,3,4が付設されてい
る。この3個のポイント切換えレバー2,3,4は図3
および図4に示すような形状を有しており、その基端部
下側には揺動軸2a,3a,4aが付設され、先端部下
側にはフック2b,3b,4bが形成されている。この
うちポイント切換えレバー2,3は図2に示すように手
前側の側面が凹面、奥側の側面が凸面となるように構成
され、また、ポイント切換えレバー4は両側面が凹面と
なるように構成されている。一方、軌道片1には前記揺
動軸2a,3a,4aを受容する受容孔12a,13
a,14aが形成されている。この受容孔12a,13
a,14aと固定ガイド壁21,22,23との垂直距
離(オフセット)は車両玩具の横幅よりも大きくなるよ
うに設定されている。また、軌道片1には、前記フック
2b,3b,4bに係合し、かつ前記ポイント切換えレ
バー2,3,4の前記揺動軸2a,3a,4aを中心と
する揺動を許容する弧状ガイド孔12b,13b,14
bが設けられている。この弧状ガイド孔12b,13
b,14bは対向するガイド壁の間に亘って設けられて
いる。また、この弧状ガイド孔12b,13b,14b
の一端はフック2b,3b,4bを差し入れることがで
きるように鈎形となっている。また、前記固定ガイド壁
21,22,23の内面には前記ポイント切換えレバー
2,3,4の先端部を係止可能な凹部12c,13c,
14cが設けられている。
【0010】このように構成されたポイント切換え装置
によれば、図2の状態でA方向から車両玩具(自動車玩
具や電車玩具)が来たとすると、車両玩具は直進し、ポ
イント切換えレバー2の先端をガイド壁21側へ寄せる
と、車両玩具は左側にカーブする。また、図2の状態で
B方向から車両玩具が来たとすると、車両玩具は直進
し、ポイント切換えレバー3の先端をガイド壁21側へ
寄せるとともにとポイント切換えレバー4の先端をガイ
ド壁23側へ寄せると、車両玩具は右側にカーブする。
さらに、図2の状態でC方向から車両玩具が来た場合、
図2の状態からポイント切換えレバー2の先端をガイド
壁21側へ寄せると、車両玩具は右側にカーブし、ポイ
ント切換えレバー4の先端をガイド壁23側へ寄せると
ともにとポイント切換えレバー3の先端をガイド壁21
側へ寄せると、車両玩具は左側にカーブする。
【0011】このように本実施例のポイント切換え装置
によれば、T字路のいかなる方向へも車両玩具を導くこ
とができるので、軌道中にT字路を組み込むことが可能
となり、例えば図9および図10に示すような軌道を組
むことが可能となる。
【0012】また、図5および図6には第2実施例のポ
イント切換え装置を適用したの軌道片30が示されてい
る。
【0013】この軌道片30は十字路を構成し、軌道片
30の周囲には走行路を画成する固定ガイド壁51,5
2,53,54が付設されている。この軌道片30にお
ける走行路の端部には、第1の実施例の係止片1bおよ
び係止穴1c(図1および図2)と同様の係止片30a
および係止穴30bが設けられている。また、この軌道
片30には、第1の実施例のポイント切換えレバー2,
3,4と同様のポイント切換えレバー32,33,3
4,35,36,37,38,39が付設されている。
このポイント切換えレバー32,33,34,35,3
6,37,38,39は、第1の実施例のポイント切換
えレバー2,3と同様の形状を有し、その基端部下側に
は揺動軸32a,33a,34a,35a,36a,3
7a,38a,39aが付設され、中間部下側にはフッ
ク32b,33b,34b,35b,36b,37b,
38b,39bが形成されている。一方、軌道片30に
は前記揺動軸32a,33a,34a,35a,36
a,37a,38a,39aを受容する受容孔42a,
44a,44a,45a,46a,47a,48a,4
9aが形成されている。各受容孔と各固定ガイド壁との
垂直距離(オフセット)は車両玩具の横幅よりも大きく
なるように設定されている。また、軌道片30には、前
記フック32b,33b,34b,35b,36b,3
7b,38b,39bに係合し、かつ前記ポイント切換
えレバー32,33,34,35,36,37,38,
39の揺動軸32a,33a,34a,35a,36
a,37a,38a,39aを中心とする揺動を許容す
る弧状ガイド孔42b,43b,44b,45b,46
b,47b,48b,49bが設けられている。
【0014】この実施例によれば、各ポイント切換えレ
バーを適宜に揺動させることにより、十字路のいかなる
方向へも車両玩具を導くことができる。したがって、軌
道中に十字路を組み込むことが可能となり、例えば、第
1の実施例の軌道片1と組み合わせて図7に示すような
軌道を組むことが可能となる。
【0015】以上本考案者によってなされた考案を実施
例に基づき具体的に説明したが、本考案は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、T字路又は十字路であ
交差路を画成する固定ガイド壁を持つ軌道片に設けら
れ、この交差路で車両玩具のポイント切換えを行うよう
に構成されたポイント切換装置において、前記固定ガイ
ド壁からの垂直距離が前記車両玩具の横幅よりも大きく
なる位置に揺動中心を持ち、かつ揺動によって各側壁が
可動ガイド壁を構成することが可能なポイント切換えレ
バーを複数有し、これらポイント切換レバーの先端の位
置の変更によって前記車両玩具の走行方向を切り換えこ
とができるので、T字路や十字路などでも自由に走行方
向の切り換えができる。したがって、軌道内にT字路や
十字路などを組み込むことが可能で、実物に近い軌道を
構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のポイント切換え装置を適用した軌
道片の分解斜視図である。
【図2】図1の軌道片の平面図である。
【図3】図1の軌道片のポイント切換えレバーの側面図
である。
【図4】図1の軌道片のポイント切換えレバーの側面図
である。
【図5】第2実施例のポイント切換え装置を適用した軌
道片の分解斜視図である。
【図6】図5の軌道片の平面図である。
【図7】図1および図5の軌道片を組み込んだ軌道の平
面図である。
【図8】図1の軌道片を組み込んだ軌道の平面図であ
る。
【図9】図1の軌道片を組み込んだ軌道の平面図であ
る。
【図10】従来のポイント切換え装置を備えた軌道片の
平面図である。
【符号の説明】
1,30 軌道片 2,3,4,32,33,34,35,36,37,3
8,39 ポイント切換えレバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 T字路又は十字路である交差路を画成す
    る固定ガイド壁を持つ軌道片に設けられ、この交差路で
    車両玩具のポイント切換えを行うように構成されたポイ
    ント切換装置において、前記固定ガイド壁からの垂直距
    離が前記車両玩具の横幅よりも大きくなる位置に揺動中
    心を持ち、かつ揺動によって各側壁が可動ガイド壁を構
    成することが可能なポイント切換えレバーを複数有し、
    これらポイント切換レバーの先端の位置の変更によって
    前記車両玩具の走行方向を切り換えることができること
    を特徴とするポイント切換え装置。
JP1993022178U 1993-04-02 1993-04-02 ポイント切換え装置 Expired - Lifetime JP2522221Y2 (ja)

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JP1993022178U JP2522221Y2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 ポイント切換え装置

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JP1993022178U JP2522221Y2 (ja) 1993-04-02 1993-04-02 ポイント切換え装置

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JPH0675590U JPH0675590U (ja) 1994-10-25
JP2522221Y2 true JP2522221Y2 (ja) 1997-01-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5025321A (ja) * 1973-07-06 1975-03-18
US4572812A (en) * 1984-08-13 1986-02-25 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Energy Method and apparatus for casting conductive and semiconductive materials

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JPH0675590U (ja) 1994-10-25

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