JPH067546Y2 - プッシュ式スイッチ - Google Patents

プッシュ式スイッチ

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Publication number
JPH067546Y2
JPH067546Y2 JP14576188U JP14576188U JPH067546Y2 JP H067546 Y2 JPH067546 Y2 JP H067546Y2 JP 14576188 U JP14576188 U JP 14576188U JP 14576188 U JP14576188 U JP 14576188U JP H067546 Y2 JPH067546 Y2 JP H067546Y2
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JP
Japan
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case
slider
fixed contact
switch
base
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14576188U
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English (en)
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JPH0265833U (ja
Inventor
鉄男 西沢
守正 関根
達哉 阿比留
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Toyo Denso Co Ltd
Original Assignee
Toyo Denso Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、車両用ストップランプスイッチ等に好適な
プッシュ式スイッチに関する。
[従来の技術] 第6図に従来のストップランプスイッチの一例を示す。
このスイッチは有底筒状の樹脂製ケースa内へシャフト
bを収容し、その一端部をケースaの底部から外方へ突
出させて押圧部にするとともに、ケースa内のシャフト
b周囲に導体板を巻いてなる可動接点cを形成してあ
る。
一方、ケースaの開口部には中央にシャフトbを進退可
能とするベースdを嵌合固定し、このベースdからケー
スaの底部方向へ延出し、可動接点cと摺接可能な固定
接点eを取付けてある。また、シャフトbとベースdの
間にそれぞれ端部を支持されたリターンスプリングfが
圧縮して配設され、シャフトbとの押圧部がケースa外
方へ出るよう付勢している。
通常はシャフトbが図示しないブレーキレバーの端部に
より押し込まれており、可動接点cがリターンスプリン
グfに抗して移動し、固定接点eと非接触となってスイ
ッチオフになっているが、ブレーキレバーの操作により
シャフトbの押圧が開放されると可動接点cが固定接点
eと接触してスイッチがオンとなる [考案が解決しようとする課題] ところで、上記構造では、固定接点及び可動接点は常時
露出している。しかし、両者が非接触のスイッチオフ時
に両者間に水滴が介在すると、固定接点部に電食が生じ
る可能性があり、スイッチの耐久性に影響する。
そこで本考案の目的は、スイッチオフ時における接点部
に対する電食のおそれを少なくできるプッシュ式スイッ
チの提供にある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案に係るプッシュ式スイ
ッチは、スイッチオフ時にスライダが固定接点の露出部
分を覆うことを特徴とする。
[考案の作用] 本考案においては、スイッチオフ時にスライダが固定接
点の露出面を覆う。ゆえに、スイッチ内部に水滴が存在
しても、固定接点上に水滴が付着しないので、固定接点
側の電食が防止される。
[実施例] 第1図乃至第5図に車両用ストップランプスイッチとし
て構成された一実施例を示す。このスイッチは一端を開
口した有底筒状のケース10、この内部に摺動可能に収
容されたスライダアッシ20、ケース10の開口部に嵌
合固定されたベースアッシ30並びにスライダアッシ2
0とベースアッシ30間に圧縮状態で配設されたコイル
状のリターンスプリング40等によって構成されてい
る。
ケース10は、絶縁及び防水性の樹脂からなり、底部1
1には小孔12が形成されている。また、ケース10の
側部には若干底部11寄り位置に水抜き穴13が、さら
に開口部14寄り位置に係合穴15が形成されている。
ケース10内面には後述する固定接点プレートを嵌合す
るための開口部14から底部11に向って薄肉部16が
対向して一対形成されている。
スライダアッシ20は、樹脂製のスライダ21と導体製
の可動接点22とからなる。スライダ21は一端を小孔
12から外方へ突出する押圧部23とし、さらにこれと
反対方向へ延出するボス部24を形成するとともに、ボ
ス部24の周囲を環状の壁部からなるカバー部25で囲
み、ボス部24とカバー部25の間に凹部26を形成し
てある。一方、可動接点22は一対のアーム部27の先
端に湾曲した自由端27aを形成し、かつ両アーム部2
7間の連結部28にボス部24の通し穴29が形成され
ている。可動接点22はそのボス部24を連結部28の
通し穴29内へ通すことにより、スライダ21側へ支持
される。
ベースアッシ30は、ケース10の開口部14に嵌合可
能な大きさの樹脂製のベース31を有し、そのケース内
方側の側面中央にボス32を形成し、その周囲をケース
10の内径と略一致する外径をなす環状の壁部からなる
絶縁部33で囲むとともに、ボス32と絶縁部33間に
凹部34を形成してある。さらに絶縁部33の周囲に固
定接点プレート35を取付けてあり、固定接点プレート
35と絶縁部33の先端部との間には段差l(第4図参
照)が形成されている。固定接点プレート35は一端が
ケース10内方へ向って延出し、その板厚はケース10
の薄肉部16と、これよりも底部11側に形成されてい
る厚肉部分との肉厚差と同程度になっており、ケース1
0の薄肉部16上へ嵌合可能に構成され、その表面をス
ライダ21のカバー部25が摺動するようになってい
る。また、固定接点プレート35は、その切欠き部36
がベース31周囲に形成された凹部37に係合すること
により一体化されている。但し、固定接点プレート35
をベース31にインサート成形で一体化することも可能
である。また、ベース31の側面にはケース10の係合
穴15と係合する係合突部30aが突出形成されている
(第2図参照)。
ボス部24とボス32にはリターンスプリング40の両
端が取付けられ、ベース31はケース10に対して嵌合
されてから係合固定されるので、リターンスプリング4
0はスライダ21を底部11方向へ付勢することにな
り、押圧部23が小孔12より常時外方へ突出するよう
になっている。なお、固定接点プレート35の他端部は
ケース10外方へ延出して接続端子38をなし、カプラ
50内に収容される。接続端子38の中間部には係合孔
39が形成されている。
カプラ50は、樹脂ボディに雌型端子51を嵌装したも
のであり、雌型端子51には係合孔39と係合する係合
突起52が形成され、さらに端部にはカシメ部53によ
りコード54が接続されている。雌型端子51内に接続
端子38を嵌合するように、カプラ50をベース31方
向へ押し込むと、係合孔39に係合突起52が係合して
ベースアッシ30とカプラ50が一体化する。
このスイッチを組立てるには、第3図に示すように、ま
ずスライダアッシ20及びベースアッシ30をそれぞれ
小組立し、ボス部24にリターンスプリング40の一端
を支持させたスライダアッシ20をケース10内へ収容
し、押圧部23を小孔12より外方へ出す。
次いで、ケース10の開口部14側へベースアッシ30
を嵌合すると、固定接点プレート35が薄肉部16表面
に沿って嵌合し、さらに係合突起30aが係合穴15に
嵌合することにより、ベース31がケース10の開口部
14に固定される。このとき、リターンスプリング40
の他端はボス32と係合し、かつベース31によって内
方へ押し込まれるので圧縮され、その一端は可動接点2
2の連結部28に接触して、可動接点22をスライダ2
1の凹部26内へ圧接固定する。
次に、本実施例のストップランプスイッチの操作方法を
説明する。第1図はアーム部27の自由端27aが固定
接点プレート35と接触したスイッチオン状態を示し、
この状態はブレーキ作動時に相当する。このとき押圧部
23には力を加えられていない開放状態にある。
ブレーキが戻されると、図示しないブレーキレバー等に
より押圧部23へ力が加わり、スライダアッシ20はリ
ターンスプリング40に抗して図の右方へ移動する。や
がて、自由端27aが絶縁部33上に乗り上げると、固
定接点プレート35と非接触となってスイッチオフ状態
となる。この状態はブレーキを作動しない通常状態であ
る。
第4図はスイッチオフ時の状態を示し、自由端27aが
絶縁部33上に乗り上げると同時に、カバー部25が固
定接点プレート35のケース10内露出面を覆ってい
る。したがって、固定接点プレート35の表面は防水状
態となる。
第5図は固定接点プレート35に電食が発生する場合を
原理的に説明するための図であり、仮に固定接点プレー
ト35表面にカバー部25が存在しない状態で自由端2
7aと固定接点プレート35間に電圧がかかり、かつ両
者間に水滴Wが存在すると、固定接点プレート35が電
食される可能性がある。しかし、固定接点プレート35
表面がカバー部25によって覆われるから、このような
おそれが少なくなる。
[考案の効果] 本考案によれば、スイッチオフ時にスライダのカバー部
が固定接点表面を覆うので、固定接点における電食のお
それが少なくなり、固定接点、結果的にはプッシュ式ス
イッチ全体の耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は実施例であり、第1図は断面図、第
2図は外観の展開図、第3図は断面で示す組付状態の展
開図、第4図は要部の拡大断面図、第5図は原理図、第
6図は従来例の断面図である。 (符号の説明) 10…ケース、20…スライダアッシ、21…スライ
ダ、22…可動接点、25…カバー部、30…ベースア
ッシ、35…固定接点プレート、40…リターンスプリ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端を開口した有底筒状のケースと、この
    ケース内へ摺動自在に収容されかつ押圧部がケース底部
    から外方へ突出するスライダと、このスライダに取付け
    られた可動接点と、ケースの開口部に嵌合固定されたベ
    ースと、このベース側からケース内面に沿ってスライダ
    側へ延設され、可動接点を摺動可能とする固定接点と、
    スライダとベースとの間に配設され、かつ押圧部を突出
    するようスライダを付勢するリターンスプリングとを備
    えたものにおいて、スイッチオフ時に前記スライダが前
    記固定接点の露出部分を覆うことを特徴とするプッシュ
    式スイッチ。
JP14576188U 1988-11-07 1988-11-07 プッシュ式スイッチ Expired - Lifetime JPH067546Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14576188U JPH067546Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 プッシュ式スイッチ

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JP14576188U JPH067546Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 プッシュ式スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0265833U JPH0265833U (ja) 1990-05-17
JPH067546Y2 true JPH067546Y2 (ja) 1994-02-23

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JP14576188U Expired - Lifetime JPH067546Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 プッシュ式スイッチ

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