JPH0675214U - 時計バンドの中留具 - Google Patents

時計バンドの中留具

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JPH0675214U
JPH0675214U JP002923U JP292394U JPH0675214U JP H0675214 U JPH0675214 U JP H0675214U JP 002923 U JP002923 U JP 002923U JP 292394 U JP292394 U JP 292394U JP H0675214 U JPH0675214 U JP H0675214U
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範夫 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、プッシュボタンを有する時計バン
ドの中留具の機能を拡大を行う。 【構成】 表板4の係止部14を中留本体3に配設した
プッシュボタン9のロック係合部に押圧し係合保持する
が、係合解除は、プッシュボタン9を押圧することによ
り、係止部14の保持が外れ、同時に管状取付部6に配
設された弾性部材7により表板4が跳上げられ、中留本
体3から解放される。 【効果】 簡単構造で安定した形で、中留の表板の開閉
が可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プッシュボタンを有する時計バンドの中留具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術の一般的な中留具として、図8の要部断面図に示す様なものがある。 この構造は、着脱自在に係止される一対の係止部材を備え、一方の係止部材はロ ック片20及び跳上げ部21を有し、他方の係止部材には、幅方向に移動自在に 対向配置されると共に、それぞれの幅方向外方へ付勢され、その先端が重合され る第一の操作部材22とこの操作部材23とが設けられ、第一の操作部材22接 近時に係合が解除されるロック係合部24が設けられ、第二の操作部材23には 操作部材接近時に前記跳上げ部21を押し上げる押上部25が形成された構造の ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来例の中留具は、一方の係止部材のロック片を他方の係止部材のロック 係合部に臨ませて、一方の係止部材を押し下げて、一対の係止部材を係合し、ま た他方の操作部材を内側に押す事により、これらの係止部材の係合を外すと共に 、押上部が跳上げ部を押し上げる事により、一方の係止部材が浮き上がるが、手 で更に上方へ回動させる必要がある。又、ロック係合部の操作部材のみが不意に 押された場合に係合部が外れる事がない様にするため、ロック片の突起によりス ナップ係合させているが、このスナップ係合力を一定値に設定する必要があり、 かつ、使用による経時変化により、スナップ係合力が変化し、動作不良が生じる 可能性がある。本考案の目的は、係止部と跳上げを別機構とする事で、簡単な構 造で一定のプッシュ力により、安定して表板を開閉する事のできる中留具を提供 するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案の時計バンドの中留具は、上記課題を解決するために、一方のバンドの 先端に中留本体を回転自在に取り付け、更に前記中留本体の先端に回転自在に表 板を取り付け、他方のバンドの先端に取り付けた取付棒を、前記中留本体と、前 記表板とで保持するようにした中留構造において、中留本体には、弾性材により 左右の側面より突出するように付勢され、幅方向に移動自在に対向配置された二 つのプッシュボタンが設けられ、該プッシュボタンの内側で、このプッシュボタ ン接近時に係合が解除されるロック係合部がそれぞれに設けられており、一方前 記表板の下面には、先端に斜面部を有し前記係合部に係合する係止部が形成され ており、前記中留本体と前記表板との連結部に前記表板が開く力を付与するため の弾性部材が配設されており、前記中留本体の係止穴に前記表板の係止部を挿入 し、前記ロック係止部に係合させることにより二つのバンドを連結し、前記二つ のプッシュボタンを同時に押圧することにより、前記係合を解除すると共に前記 表板が開き、前記取付棒の保持を解除して、二つのバンドの連結を解除したこと を特徴とするものである。
【0005】 また、前記中留本体の加工をしやすくし廉価とするため、中留本体は、板材を 折り曲げ、一方のバンドの先端に回転自在に取り付けるバンド連結部を有するカ バー枠と、二つのプッシュボタンと内部にロック係合部等を有する本体枠と、前 記カバー枠または前記本体枠の先端に回転自在に取り付けられた表板とより構成 され、前記本体枠の表面側に前記カバー枠を溶接、ロー付け、カシメの中の一つ で固定しても良い。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は第1 実施例で、図1は、本考案の時計バンドと中留具の関係を示す斜視図、図2は、 中留本体の主要部の横断面図である。
【0007】 図1において、中留具1は、時計バンド2の一方のバンド先端に回転自在に配 設された中留本体3と、前記中留本体3の先端に回転自在に配設された表板4と を備える。
【0008】 中留本体3は、表板4が重接する段部5が形成され、先端方向には取付部17 とその先に管状取付部6が形成されている。前記管状取付部6の一端に表板4の 跳上げ用弾性部材7が配設されている。又、中留本体3の後端にはバンド取付凸 部8が形成されており、側面には貫通溝11が設けられ、この貫通溝11にプッ シュボタン9が前記段部5に配設されたピン10により内蔵されている。
【0009】 一対のプッシュボタン9は、図2の中留本体の主要部の横断面図に示すように 、同一形状部材であり、幅方向に移動自在に中留本体3の側面の貫通溝11から 配設され、ピン10により、中留本体3から抜け止めされている。又、先端部の 略中央部に同一平面に段加工され、かつ、傾斜部を持った半円弧状のロック係合 部12が設けられており、押し広げ用のバネ13により、バンド幅方向に付勢さ れている。
【0010】 表板3の下面には、先端に斜面部を有す係止部14が形成されており、他端に 中留本体3の管状取付部6に支点ピン15で、回転自在に取り付けられる取付壁 16が形成されている。
【0011】 次に本考案の中留具による時計バンドの装着、脱着について説明する。まず、 装着するには、他方のバンドの先端に取り付けられた取付棒18の下方より表板 4を挿入して、取付部17に取付棒18を挿入後、表板4を支点ピン15回りに 回動させ、中留本体3の上方より押圧することにより、係止部14が段部5に設 けられた係止穴19より挿入しプッシュボタン9のロック係合部12を押し広げ 係合部14の斜面部が通過する位置まできた時、ロック係合部12がバネ13に より押し挟り、係止部14が係合することにより、表板4と中留本体3が結ばれ る。これにより一方のバンドと他方のバンドとが連結される。
【0012】 脱着するには、両方のプッシュボタン9を左右から押圧し、表板4の係止部1 4とプッシュボタン9のロック係合部12との係止を解除することにより、表板 4は、管状取付部6に配設された弾性部材7により、跳上げられ開き、取付棒1 8を取付部17から表板4を介して抜き取る事により、脱着が完了する。
【0013】 次に、図3から図7は第2実施例で第1実施例の中留本体を簡素化し、廉価な 中留具を提供するものである。図3は、中留具の斜視図、図4から図7は、バン ド連結部が異なるカバー枠である。
【0014】 図3において、中留具40の中留本体30は、板材を折り曲げ、一方のバンド の先端に回転自在に取り付けるバンド連結部31と表板(図示せず)が重接する 窓39と他方に取付部34とを備えたカバー枠33と、板材を折り曲げ前記カバ ー枠33と溶接、ロー付けまたはカシメ等により固定された本体枠32とより構 成されている。
【0015】 本体枠32は、略コの字状に折り曲げられ、係止穴38、ピン36、プッシュ ボタン37等が配設され、第1実施例の中留本体と同様の表板の係止機能を有し ている。また、取付部34の先端は、カール状に折り曲げられ、管状取付部35 が形成され、第1実施例と同様に表板が回転自在に取り付けられる構造となって いる。
【0016】 図4から図7は、各種のバンドの取付構造に合わせて、カバー枠33のバンド 連結部31の構造を変化させた場合の実施例である。尚、図4のカバー枠33は 、取付部34の先端がカール状に折り曲げられ、管状取付部35が形成されてい る。管状取付部35は、カバー枠33または本体枠33のどちらに設けても良い ことは言うまでもない。
【0017】
【考案の効果】
本考案の時計バンドの中留具によれば、表板4の係止部14を中留本体3に配 設したプッシュボタン9のロック係合部12に臨ませて、押圧するだけで簡単に 係止部14を保持することができ、又プッシュボタン9を左右から押圧するだけ で、係止部14の保持がはずれ、同時に管状取付部6に配設された弾性部材7に より、表板4を跳上げ開くため、簡単構造で、特別な操作をすることなく、安定 した形で表板4を解放することができる。又、中留本体3が一体でできており、 外観品質が良く、高級感がある。
【0018】 また、中留本体30を本体枠32とカバー枠33と分割することにより、中留 具40の構造が簡素化され、製造が容易となり、廉価に製造することができるよ うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例で、時計バンドと中留具の
関係を示す斜視図である。
【図2】中留本体の主要部の横断面図である。
【図3】本考案の第2実施例で、中留本体を示す斜視図
である。
【図4】カバー枠を示す斜視図である。
【図5】他のカバー枠を示す斜視図である。
【図6】他のカバーを示す斜視図である。
【図7】他のカバー枠を示す斜視図である。
【図8】従来例で中留具を要部断面図である。
【符号の説明】
1、40 中留具 2 時計バンド 3、30 中留本体 4 表板 5 段部 6、35 管状取付部 7 弾性部材 8 バンド取付凸部 9、37 プッシュボタン 10、36 ピン 11 貫通溝 12 ロック係合部 13 バネ 14 係止部 15 支点ピン 16 取付壁 17、34 取付部 18 取付棒 19、38 係止穴 31 バンド連結部 32 本体枠 33 カバー枠 39 窓

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のバンドの先端に中留本体を回転自
    在に取り付け、更に前記中留本体の先端に回転自在に表
    板を取り付け、他方のバンドの先端に取り付けた取付棒
    を、前記中留本体と、前記表板とで保持するようにした
    中留構造において、中留本体には、弾性材により左右の
    側面より突出するように付勢され、幅方向に移動自在に
    対向配置された二つのプッシュボタンが設けられ、該プ
    ッシュボタンの内側で、このプッシュボタン接近時に係
    合が解除されるロック係合部が、それぞれに設けられて
    おり、一方前記表板の下面には、先端に斜面部を有し前
    記係合部に係合する係止部が形成されており、前記中留
    本体と前記表板との連結部に前記表板が開く力を付与す
    るための弾性部材が配設されており、前記中留本体の係
    止穴に前記表板の係止部を挿入し、前記ロック係合部に
    係合させることにより二つのバンドを連結し、前記二つ
    プッシュボタンを同時に押圧することにより、前記係合
    を解除すると共に前記表板が開き、前記取付棒の保持を
    解除して、二つのバンドの連結を解除できるようにした
    ことを特徴とする時計バンドの中留具。
  2. 【請求項2】 前記中留本体は、板材を折り曲げ、一方
    のバンドの先端に回転自在に取り付けるバンド連結部を
    有するカバー枠と、二つのプッシュボタンと内部にロッ
    ク係合部等を有する本体枠と、前記カバー枠または前記
    本体枠の先端に回転自在に取り付けられた表板とより構
    成され、前記本体枠の表面側に前記カバー枠が溶接、ロ
    ー付け、カシメの中の一つで固定されていることを特徴
    とする請求項1記載の時計バンドの中留具。
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