JPH0675164A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JPH0675164A JPH0675164A JP4112574A JP11257492A JPH0675164A JP H0675164 A JPH0675164 A JP H0675164A JP 4112574 A JP4112574 A JP 4112574A JP 11257492 A JP11257492 A JP 11257492A JP H0675164 A JPH0675164 A JP H0675164A
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Landscapes
- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮像装置を安価かつ小型に構成でき、かつ
任意に対象を選択して撮像できるようにする。 【構成】 被撮像体1の所望の要部を拡大して撮像する
ための撮像装置であって、被撮像体1に対し近接して配
設され、かつ中心光軸L1を有する対物レンズ5と、中
心光軸L1を共有し、かつ対物レンズ5から所定距離分
を離間して配設される焦点レンズ6と、焦点レンズ6か
ら所定距離を離間して配設されるとともに、入光面7a
と左右対称に傾斜して形成される出光面7b,7dを有
してなるプリズム7と、プリズム7から所定距離分を離
間して配設される遮光板8と、遮光板の端部8aに対向
して配設される1個の撮像部9とを具備する。
任意に対象を選択して撮像できるようにする。 【構成】 被撮像体1の所望の要部を拡大して撮像する
ための撮像装置であって、被撮像体1に対し近接して配
設され、かつ中心光軸L1を有する対物レンズ5と、中
心光軸L1を共有し、かつ対物レンズ5から所定距離分
を離間して配設される焦点レンズ6と、焦点レンズ6か
ら所定距離を離間して配設されるとともに、入光面7a
と左右対称に傾斜して形成される出光面7b,7dを有
してなるプリズム7と、プリズム7から所定距離分を離
間して配設される遮光板8と、遮光板の端部8aに対向
して配設される1個の撮像部9とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に係り、特に被
撮像体の所望部位のみを撮像または撮影可能にする撮像
装置に関する。
撮像体の所望部位のみを撮像または撮影可能にする撮像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被撮像体を撮像または撮影な
どする場合において、高倍率の光学レンズ系を用いて拡
大された画像は全体的に大きく拡大されてしまう。この
ために被撮像体の所望部位のみを部分的に拡大して撮像
・撮影するためには特別な工夫が必要となる。
どする場合において、高倍率の光学レンズ系を用いて拡
大された画像は全体的に大きく拡大されてしまう。この
ために被撮像体の所望部位のみを部分的に拡大して撮像
・撮影するためには特別な工夫が必要となる。
【0003】例えば、図10に図示の従来の撮像装置に
おいてその構成を述べると、被撮像体1は半画面1a、
1bに2分割される位置において円形の第1の対象2と
これに続く棒状の第2の対象3と、円形の第3の対象4
とを形成しており、夫々の対象を拡大した後に第1の画
像101と第2の画像102と第3の画像103として
撮像するものである。このために、被撮像体1の近傍に
おいて対物レンズ5が配設されるとともに、この対物レ
ンズ5から所定距離分離れた位置に焦点レンズ6が配設
されており、合焦面上に配設される撮像素子9−1、9
−2、9−3上において上記の画像を夫々撮像可能にし
ている。
おいてその構成を述べると、被撮像体1は半画面1a、
1bに2分割される位置において円形の第1の対象2と
これに続く棒状の第2の対象3と、円形の第3の対象4
とを形成しており、夫々の対象を拡大した後に第1の画
像101と第2の画像102と第3の画像103として
撮像するものである。このために、被撮像体1の近傍に
おいて対物レンズ5が配設されるとともに、この対物レ
ンズ5から所定距離分離れた位置に焦点レンズ6が配設
されており、合焦面上に配設される撮像素子9−1、9
−2、9−3上において上記の画像を夫々撮像可能にし
ている。
【0004】したがって、以上の構成によれば、焦点レ
ンズ6から所定距離分だけ離れた同一面上に3個の撮像
素子9−1、9−2、9−3を配設する必要がある。ま
た、例えば第1の対象2と、第3の対象4のみの相対位
置関係を観察測定すれば足りる場合においては、撮像素
子9−2は不要となる。そこで、従来より撮像素子9−
2を外して、撮像素子9−1と9−3のみを設けてお
き、夫々の撮像画像101と103を同一モニター画面
上において合成して、相対位置関係などを観察する技術
が知られている。
ンズ6から所定距離分だけ離れた同一面上に3個の撮像
素子9−1、9−2、9−3を配設する必要がある。ま
た、例えば第1の対象2と、第3の対象4のみの相対位
置関係を観察測定すれば足りる場合においては、撮像素
子9−2は不要となる。そこで、従来より撮像素子9−
2を外して、撮像素子9−1と9−3のみを設けてお
き、夫々の撮像画像101と103を同一モニター画面
上において合成して、相対位置関係などを観察する技術
が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成によれば、撮像素子を設けた少なくとも2台のテレ
ビカメラに相当するものと、各撮像素子で得られた撮像
画像を合成するための電子画像合成手段が必要となり、
装置全体がかなり高価になる問題がある。また、各撮像
素子は所定距離分互いに離間して設けなければならず、
装置の大型化を回避できない問題点がある。
構成によれば、撮像素子を設けた少なくとも2台のテレ
ビカメラに相当するものと、各撮像素子で得られた撮像
画像を合成するための電子画像合成手段が必要となり、
装置全体がかなり高価になる問題がある。また、各撮像
素子は所定距離分互いに離間して設けなければならず、
装置の大型化を回避できない問題点がある。
【0006】さらに、焦点レンズ6と撮像素子間の距離
は固定された構成であるので、被撮像体1の対象も同様
に固定されてしまい、任意に対象を選択できない問題点
がある。したがって、本発明の部分撮像装置は上述の問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、撮像装置を安価かつ小型に構成でき、かつ任意に
対象を選択して撮像できるようにすることにある。
は固定された構成であるので、被撮像体1の対象も同様
に固定されてしまい、任意に対象を選択できない問題点
がある。したがって、本発明の部分撮像装置は上述の問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、撮像装置を安価かつ小型に構成でき、かつ任意に
対象を選択して撮像できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の部分撮像装置は以下の構
成を備える。即ち、被撮像体の所望の要部を拡大して撮
像するための撮像装置であって、被撮像体に対し近接し
て配設され、かつ中心光軸を有する対物レンズと、中心
光軸を共有し、かつ対物レンズから所定距離分を離間し
て配設される焦点レンズと、焦点レンズから所定距離を
離間して配設されるとともに、中心光軸に対して直交す
る入光面と、中心光軸を対称軸にして左右対称に傾斜し
て形成される出光面とを有してなるプリズムと、プリズ
ムから所定距離分を離間して配設され、かつ中心光軸上
に配設される遮光板と、遮光板の端部に対向して配設さ
れる1個の撮像部とを具備する。
的を達成するために、本発明の部分撮像装置は以下の構
成を備える。即ち、被撮像体の所望の要部を拡大して撮
像するための撮像装置であって、被撮像体に対し近接し
て配設され、かつ中心光軸を有する対物レンズと、中心
光軸を共有し、かつ対物レンズから所定距離分を離間し
て配設される焦点レンズと、焦点レンズから所定距離を
離間して配設されるとともに、中心光軸に対して直交す
る入光面と、中心光軸を対称軸にして左右対称に傾斜し
て形成される出光面とを有してなるプリズムと、プリズ
ムから所定距離分を離間して配設され、かつ中心光軸上
に配設される遮光板と、遮光板の端部に対向して配設さ
れる1個の撮像部とを具備する。
【0008】また、好ましくは、プリズムの出光面に沿
う面の交差部位に入光面に対して略平行に形成される平
行出光面を形成してなり、平行出光面を遮光するように
構成される。また、好ましくは、プリズムの出光面と平
行出光面とを任意に遮光する遮光部材を交換自在に設け
ている。
う面の交差部位に入光面に対して略平行に形成される平
行出光面を形成してなり、平行出光面を遮光するように
構成される。また、好ましくは、プリズムの出光面と平
行出光面とを任意に遮光する遮光部材を交換自在に設け
ている。
【0009】そして、好ましくは、プリズムは中心光軸
に沿う方向に往復駆動する往復駆動手段上に載置固定さ
れてなり、被撮像体の所望の要部を任意に拡大して撮像
可能にしている。
に沿う方向に往復駆動する往復駆動手段上に載置固定さ
れてなり、被撮像体の所望の要部を任意に拡大して撮像
可能にしている。
【0010】
【作用】上述の構成により、被撮像体の所望の要部が拡
大されて共通の1個の撮像部において撮像されるように
働く。また、平行出光面を遮光することで、共通の1個
の撮像部においてより鮮明に撮像されるように働く。
大されて共通の1個の撮像部において撮像されるように
働く。また、平行出光面を遮光することで、共通の1個
の撮像部においてより鮮明に撮像されるように働く。
【0011】また、プリズムの出光面と平行出光面を遮
光部材で任意に交換して、被撮像体の所望部所のみを撮
像する。またプリズムを往復駆動手段上に載置固定し移
動することで、被撮像体の所望の要部を任意に拡大して
撮像可能にする。
光部材で任意に交換して、被撮像体の所望部所のみを撮
像する。またプリズムを往復駆動手段上に載置固定し移
動することで、被撮像体の所望の要部を任意に拡大して
撮像可能にする。
【0012】
【実施例】以下に本発明の各実施例につき添付の図面を
参照して説明する。先ず、図1の(a)は第1実施例の
撮像装置の要部構成を示した平面図であり、図1の
(b)はその側面図である。この(a)、(b)の両図
を参照して、図中の左(または下方)位置において示さ
れるように被撮像体1は半画面1a、1bに2分割され
る位置において円形で代表して示した第1の対象2と、
これに続く棒状の第2の対象3と、円形の第3の対象4
の3対象から形成されている。この被撮像体1の夫々の
対象2、4と第2の対象3の一部を拡大した後に図中の
右(または上方)位置において示された画像10を撮像
するものである。
参照して説明する。先ず、図1の(a)は第1実施例の
撮像装置の要部構成を示した平面図であり、図1の
(b)はその側面図である。この(a)、(b)の両図
を参照して、図中の左(または下方)位置において示さ
れるように被撮像体1は半画面1a、1bに2分割され
る位置において円形で代表して示した第1の対象2と、
これに続く棒状の第2の対象3と、円形の第3の対象4
の3対象から形成されている。この被撮像体1の夫々の
対象2、4と第2の対象3の一部を拡大した後に図中の
右(または上方)位置において示された画像10を撮像
するものである。
【0013】このために、被撮像体1の近傍において鏡
胴などの本体200に内蔵されて対物レンズ5が配設さ
れるとともに、この対物レンズの中心光軸L1と共有し
ており、対物レンズ5から所定距離分を離間して焦点レ
ンズ6が本体200に対して設けられている。また、こ
の焦点レンズ6から所定距離を離間して配設されるプリ
ズム7は本体200内に設けられるとともに、中心光軸
L1に対して直交する入光面7aと、この中心光軸L1
を対称軸にして左右対称に傾斜して形成された一対の出
光面7b,7dを有している。そして、出光面7b,7
dに沿う面の交差部位には、入光面7aに対して略平行
に形成される平行出光面7cがさらに形成されており、
この平行出光面7cを黒色塗料などを塗布して予め遮光
する場合もある。
胴などの本体200に内蔵されて対物レンズ5が配設さ
れるとともに、この対物レンズの中心光軸L1と共有し
ており、対物レンズ5から所定距離分を離間して焦点レ
ンズ6が本体200に対して設けられている。また、こ
の焦点レンズ6から所定距離を離間して配設されるプリ
ズム7は本体200内に設けられるとともに、中心光軸
L1に対して直交する入光面7aと、この中心光軸L1
を対称軸にして左右対称に傾斜して形成された一対の出
光面7b,7dを有している。そして、出光面7b,7
dに沿う面の交差部位には、入光面7aに対して略平行
に形成される平行出光面7cがさらに形成されており、
この平行出光面7cを黒色塗料などを塗布して予め遮光
する場合もある。
【0014】一方、このように形成されるプリズム7の
出光面に対して図示のように所定距離分を離間し、かつ
中心光軸L1上に沿うように遮光板8が配設されてお
り、この遮光板8の端部8aから所定距離分離れた合焦
面上に1個の撮像素子9が配設されており、上述の画像
10を撮像可能にしている。この撮像素子9からの画像
信号は図1の(b)に示されるように制御部201に入
力されモニター202に出力されて画像10をモニタで
きるように構成されている。
出光面に対して図示のように所定距離分を離間し、かつ
中心光軸L1上に沿うように遮光板8が配設されてお
り、この遮光板8の端部8aから所定距離分離れた合焦
面上に1個の撮像素子9が配設されており、上述の画像
10を撮像可能にしている。この撮像素子9からの画像
信号は図1の(b)に示されるように制御部201に入
力されモニター202に出力されて画像10をモニタで
きるように構成されている。
【0015】以上説明の構成になる撮像装置において、
円形で代表して示された第1の対象2近辺の画像は焦点
レンズ6から第1光路L2として出光されて、プリズム
7の入光面7aに向かい、図中の破線で示される光路と
なるべきものがプリズム7内で屈折されて第1屈折光路
L2−1となって撮像素子9に向かう。これと略同様
に、第3の対象4近辺の画像は焦点レンズ6から第2光
路L3として出光されて、プリズム7の入光面7aに向
かい、図中の破線で示される光路となるべきものがプリ
ズム7内で屈折されて第2屈折光路L3−1となって撮
像素子9に向かう。一方、被撮像体の略中央からの中心
光軸L1は、平行出光面7c上の遮光体により遮断され
るか、もしくは平行出光面7cから出光されたとしても
遮光板8により遮断されて撮像素子9に画像を結ぶこと
がないようにしている。即ち、遮光板8はプリズム7か
らの出光が交差し撮像素子9において画像10が重複し
てしまうことを防止している。
円形で代表して示された第1の対象2近辺の画像は焦点
レンズ6から第1光路L2として出光されて、プリズム
7の入光面7aに向かい、図中の破線で示される光路と
なるべきものがプリズム7内で屈折されて第1屈折光路
L2−1となって撮像素子9に向かう。これと略同様
に、第3の対象4近辺の画像は焦点レンズ6から第2光
路L3として出光されて、プリズム7の入光面7aに向
かい、図中の破線で示される光路となるべきものがプリ
ズム7内で屈折されて第2屈折光路L3−1となって撮
像素子9に向かう。一方、被撮像体の略中央からの中心
光軸L1は、平行出光面7c上の遮光体により遮断され
るか、もしくは平行出光面7cから出光されたとしても
遮光板8により遮断されて撮像素子9に画像を結ぶこと
がないようにしている。即ち、遮光板8はプリズム7か
らの出光が交差し撮像素子9において画像10が重複し
てしまうことを防止している。
【0016】したがって、以上説明のように、被撮像体
1の夫々の対象2、4のみを拡大した後に図中の右(ま
たは上方)位置において示されるような画像10を1個
の撮像素子を用いて撮像することができる。次に、図2
は第2実施例の撮像装置の要部構成を示した平面図であ
り、第1実施例の構成説明のおいて既に説明の部分につ
いては、同様の符号を付して説明を割愛して相違部分に
限定して述べると、被対象体1の棒状の第2の対象3内
には第1の黒点2aと、第3の黒点4aが配置されてい
る。そして、プリズム7は中心光軸L1に沿う方向の二
重矢印R、F方向に移動自在にされており、図中の実線
図示の位置にプリズム7が位置している場合には、上述
と同様に、被撮像体1の夫々の対象2、4のみを拡大し
た後に図中の画像10を得るようにしている。
1の夫々の対象2、4のみを拡大した後に図中の右(ま
たは上方)位置において示されるような画像10を1個
の撮像素子を用いて撮像することができる。次に、図2
は第2実施例の撮像装置の要部構成を示した平面図であ
り、第1実施例の構成説明のおいて既に説明の部分につ
いては、同様の符号を付して説明を割愛して相違部分に
限定して述べると、被対象体1の棒状の第2の対象3内
には第1の黒点2aと、第3の黒点4aが配置されてい
る。そして、プリズム7は中心光軸L1に沿う方向の二
重矢印R、F方向に移動自在にされており、図中の実線
図示の位置にプリズム7が位置している場合には、上述
と同様に、被撮像体1の夫々の対象2、4のみを拡大し
た後に図中の画像10を得るようにしている。
【0017】また、プリズム7が破線図示の位置に移動
された場合には、図中の画像10’を得て、第1の黒点
の画像20aと、第3の黒点の画像40aを夫々撮像可
能にしている。即ち、プリズム7を中心光軸L1に沿う
ように任意に移動することで、被撮像体1を半分にした
対称位置における画像の相対関係を任意に撮像できるよ
うにしている。
された場合には、図中の画像10’を得て、第1の黒点
の画像20aと、第3の黒点の画像40aを夫々撮像可
能にしている。即ち、プリズム7を中心光軸L1に沿う
ように任意に移動することで、被撮像体1を半分にした
対称位置における画像の相対関係を任意に撮像できるよ
うにしている。
【0018】そして、図3はプリズム7を中心光軸に沿
う方向に往復駆動する往復駆動機構の外観斜視図であ
る。本図において、上述のプリズム7はキャリッジ23
上に搭載固定されており、矢印R、F方向に移動可能に
されている。このために、キャリッジ23はガイド部2
3aと、一対のガイド部23cにおいてガイドブッシュ
24、25を圧入する一方、基台20を掛け渡すように
支持された一対の平行案内棒21、22をこれらのガイ
ドブッシュ24、25に対して摺動案内状態にしてい
る。このように基台20に対して摺動自在にされたキャ
リッジ23に対して駆動力を与えるためのモータ29は
出力軸30をネジ軸にしており、部材27に形成された
ナット部27aに対して出力軸30を螺合しており、モ
ータ29の回動に伴う往復運動を部材27に対して伝達
可能にしている。この部材27は上述の平行案内棒22
に対して挿通状態にされる案内穴27eを穿設してお
り、一対のコイルバネ28により部材27を圧縮挾持す
る状態にしてから一対のガイドブッシュ25間において
保持している。即ち、コイルバネ28を介して動力を伝
達することにより、端部移動に際しては所定移動量を確
保するだけで良いので、モータ29の回転移動量の制御
に複雑な回路を要しない。また、一方端と他端との2か
所の移動であれば、電磁石装置のようにさらに簡素な機
構を利用できるが、このときコイルバネ28が移動衝突
時の衝撃吸収作用をして、かつ押圧保持することが可能
になる。
う方向に往復駆動する往復駆動機構の外観斜視図であ
る。本図において、上述のプリズム7はキャリッジ23
上に搭載固定されており、矢印R、F方向に移動可能に
されている。このために、キャリッジ23はガイド部2
3aと、一対のガイド部23cにおいてガイドブッシュ
24、25を圧入する一方、基台20を掛け渡すように
支持された一対の平行案内棒21、22をこれらのガイ
ドブッシュ24、25に対して摺動案内状態にしてい
る。このように基台20に対して摺動自在にされたキャ
リッジ23に対して駆動力を与えるためのモータ29は
出力軸30をネジ軸にしており、部材27に形成された
ナット部27aに対して出力軸30を螺合しており、モ
ータ29の回動に伴う往復運動を部材27に対して伝達
可能にしている。この部材27は上述の平行案内棒22
に対して挿通状態にされる案内穴27eを穿設してお
り、一対のコイルバネ28により部材27を圧縮挾持す
る状態にしてから一対のガイドブッシュ25間において
保持している。即ち、コイルバネ28を介して動力を伝
達することにより、端部移動に際しては所定移動量を確
保するだけで良いので、モータ29の回転移動量の制御
に複雑な回路を要しない。また、一方端と他端との2か
所の移動であれば、電磁石装置のようにさらに簡素な機
構を利用できるが、このときコイルバネ28が移動衝突
時の衝撃吸収作用をして、かつ押圧保持することが可能
になる。
【0019】一方、焦点レンズ6からの光路L2、L3
はキャリッジ23において一体形成された破線図示の開
口部23e,23fを介してプリズム7に入光するよう
にしており、このために共通に穿設した開口部を半分に
仕切る仕切板26が固定される。以上説明の構成の往復
駆動機構において、モータ29の所定駆動に伴ってプリ
ズム7が所定駆動されて画像を撮像素子上に結ぶ。
はキャリッジ23において一体形成された破線図示の開
口部23e,23fを介してプリズム7に入光するよう
にしており、このために共通に穿設した開口部を半分に
仕切る仕切板26が固定される。以上説明の構成の往復
駆動機構において、モータ29の所定駆動に伴ってプリ
ズム7が所定駆動されて画像を撮像素子上に結ぶ。
【0020】次に図4は第3実施例の撮像装置の要部構
成を示した平面図であり、第1、第2実施例の構成説明
のおいて既に説明の部分については、同様の符号を付し
て説明を割愛して相違部分に限定して述べると、被対象
体1の棒状の第2の対象3内の略中央部位には第2の黒
点3aがある。また、プリズム7の出光面7b,7dの
前には第1遮光部材31、33が、また平行出光面7c
の前には第2遮光部材32が交換着脱自在に設けられい
る。
成を示した平面図であり、第1、第2実施例の構成説明
のおいて既に説明の部分については、同様の符号を付し
て説明を割愛して相違部分に限定して述べると、被対象
体1の棒状の第2の対象3内の略中央部位には第2の黒
点3aがある。また、プリズム7の出光面7b,7dの
前には第1遮光部材31、33が、また平行出光面7c
の前には第2遮光部材32が交換着脱自在に設けられい
る。
【0021】以上の構成において、第2の黒点3aの画
像30aを得たい場合には、プリズム7の出光面7b,
7dの前を第1遮光部材31、33で覆うようにして、
平行出光面7cを介して出た光を結像さる。一方、被撮
像体1の夫々の対象2、4のみを拡大した画像10’を
得たい場合には上述の第1実施例のように第2遮光部材
32をセットする。
像30aを得たい場合には、プリズム7の出光面7b,
7dの前を第1遮光部材31、33で覆うようにして、
平行出光面7cを介して出た光を結像さる。一方、被撮
像体1の夫々の対象2、4のみを拡大した画像10’を
得たい場合には上述の第1実施例のように第2遮光部材
32をセットする。
【0022】したがって、各遮光部材をプリズム7の出
光面に交換自在に設けることで、所望部位の拡大画像の
撮像が可能になる。次に、図5乃至図7は上述のプリズ
ム7の各種変形例を示した平面図であり、例えば図5に
図示のように2個のプリズム7、70を背中合わせに配
設して、光路を狭くしてもよい。また、図6に図示のよ
うに傾斜面を表裏に夫々形成しても良い。そして、図7
に図示のように略同じ形状の2個のプリズム7、70を
背中合わせに配設して、光路L1、L3を狭くするよう
にしてもよい。
光面に交換自在に設けることで、所望部位の拡大画像の
撮像が可能になる。次に、図5乃至図7は上述のプリズ
ム7の各種変形例を示した平面図であり、例えば図5に
図示のように2個のプリズム7、70を背中合わせに配
設して、光路を狭くしてもよい。また、図6に図示のよ
うに傾斜面を表裏に夫々形成しても良い。そして、図7
に図示のように略同じ形状の2個のプリズム7、70を
背中合わせに配設して、光路L1、L3を狭くするよう
にしてもよい。
【0023】また、図8は上述の撮像装置を磁気ディス
ク記録再生装置の測定用に応用した場合の測定原理説明
図である。本図において、被撮像体1は磁気記録再生面
を図中のW1の幅で消去するためのギャツプ2eを有し
た消去ヘッドを第1の対象2にする一方、W2の幅で記
録するギャツプ4eを有した記録ヘッドを第3の対象4
にしており、各対象が距離D分で離間して配設されて完
成されている。この被撮像体1を上述の撮像装置を介し
て撮像したものが画像10であり、ギャツプ2eの画像
12eとギャツプ4eの画像14eとが近接して撮像さ
れている。この画像を例えば目視検査して、距離Hを測
定して所定値内にあるかどうかを測定すれば、各ヘッド
の相対位置の検査を容易に行うことができる。あるい
は、こうした撮像装置を含む画像処理装置を介して出力
される情報に基づいて自動検査装置を容易に形成でき
る。
ク記録再生装置の測定用に応用した場合の測定原理説明
図である。本図において、被撮像体1は磁気記録再生面
を図中のW1の幅で消去するためのギャツプ2eを有し
た消去ヘッドを第1の対象2にする一方、W2の幅で記
録するギャツプ4eを有した記録ヘッドを第3の対象4
にしており、各対象が距離D分で離間して配設されて完
成されている。この被撮像体1を上述の撮像装置を介し
て撮像したものが画像10であり、ギャツプ2eの画像
12eとギャツプ4eの画像14eとが近接して撮像さ
れている。この画像を例えば目視検査して、距離Hを測
定して所定値内にあるかどうかを測定すれば、各ヘッド
の相対位置の検査を容易に行うことができる。あるい
は、こうした撮像装置を含む画像処理装置を介して出力
される情報に基づいて自動検査装置を容易に形成でき
る。
【0024】また、図9は被撮像体1が動物の場合を示
したものであり、画像10のように第1の対象の頭部2
の画像12と、第3の対象の臀部4の画像14を短絡し
た興味ある画像を得ることができるので、特徴点のみを
抽出した資料作成に用いることができる。尚、以上説明
の各実施例においては撮像素子にCCDを用いたビデオ
カメラを用いる場合に限定して述べたが、感光材面を撮
像素子に代えてなるスチールカメラを用いても同然に同
様の効果が得られる。
したものであり、画像10のように第1の対象の頭部2
の画像12と、第3の対象の臀部4の画像14を短絡し
た興味ある画像を得ることができるので、特徴点のみを
抽出した資料作成に用いることができる。尚、以上説明
の各実施例においては撮像素子にCCDを用いたビデオ
カメラを用いる場合に限定して述べたが、感光材面を撮
像素子に代えてなるスチールカメラを用いても同然に同
様の効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置を安価かつ小型に構成でき、かつ任意に対象を選択で
きる部分撮像装置を提供できる。
置を安価かつ小型に構成でき、かつ任意に対象を選択で
きる部分撮像装置を提供できる。
【図1】の(a)は第1実施例の撮像装置の要部構成を
示した平面図であり、図1の(b)はその側面図であ
る。
示した平面図であり、図1の(b)はその側面図であ
る。
【図2】第2実施例の撮像装置の要部構成を示した平面
図である。
図である。
【図3】往復駆動機構の外観斜視図である。
【図4】第3実施例の撮像装置の要部構成を示した平面
図である。
図である。
【図5】、
【図6】、
【図7】プリズム7の各種変形例を示した平面図であ
【図8】撮像装置を磁気ディスク記録再生装置の測定用
に応用した場合の測定原理説明図である。
に応用した場合の測定原理説明図である。
【図9】被撮像体1が動物の場合を示した説明図であ
る。
る。
【図10】従来の撮像装置の要部構成を示した平面図で
ある。
ある。
1 被撮像体、 1a 半画面、 1b 半画面、 2 第1の対象、 2a 第1の黒点、 3 第2の対象、 4 第3の対象、 5 対物レンズ、 6 焦点レンズ、 7 プリズム、 8 遮光板、 9 撮像素子、 10 画像、 20 往復駆動機構である。
Claims (4)
- 【請求項1】 被撮像体の所望の要部を拡大して撮像す
るための撮像装置であって、 前記被撮像体に対し近接して配設され、かつ中心光軸を
有する対物レンズと、 前記中心光軸を共有し、かつ前記対物レンズから所定距
離分を離間して配設される焦点レンズと、 該焦点レンズから所定距離を離間して配設されるととも
に、前記中心光軸に対して直交する入光面と、該中心光
軸を対称軸にして左右対称に傾斜して形成される出光面
を有してなるプリズムと、 該プリズムから所定距離分を離間して配設され、かつ前
記中心光軸上に配設される遮光板と、 該遮光板の端部に対向して配設される1個の撮像部と、 を具備することを特徴とする撮像装置。 - 【請求項2】 前記プリズムにおいて、前記出光面に沿
う面の交差部位に前記入光面に対して略平行に形成され
る平行出光面を形成してなり、該平行出光面を遮光する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 【請求項3】 前記プリズムの前記出光面と前記平行出
光面とを任意に遮光する遮光部材を交換自在に設けるこ
とを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 【請求項4】 前記プリズムは前記中心光軸に沿う方向
に往復駆動する往復駆動手段上に載置固定されてなり、
前記被撮像体の所望の要部を任意に拡大して撮像可能に
したことを特徴とする請求項1乃至3に記載の撮像装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4112574A JPH0675164A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4112574A JPH0675164A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0675164A true JPH0675164A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=14590128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4112574A Pending JPH0675164A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675164A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006054441A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-23 | August Technology Corp | 動的な焦点合わせ方法および装置 |
WO2014199685A1 (ja) * | 2013-06-11 | 2014-12-18 | 浜松ホトニクス株式会社 | 画像取得装置及び画像取得装置のフォーカス方法 |
-
1992
- 1992-05-01 JP JP4112574A patent/JPH0675164A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006054441A (ja) * | 2004-07-12 | 2006-02-23 | August Technology Corp | 動的な焦点合わせ方法および装置 |
WO2014199685A1 (ja) * | 2013-06-11 | 2014-12-18 | 浜松ホトニクス株式会社 | 画像取得装置及び画像取得装置のフォーカス方法 |
JP2014240885A (ja) * | 2013-06-11 | 2014-12-25 | 浜松ホトニクス株式会社 | 画像取得装置及び画像取得装置のフォーカス方法 |
US9667858B2 (en) | 2013-06-11 | 2017-05-30 | Hamamatsu Photonics K.K. | Image acquisition device and image acquisition device focusing method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011119 |