JPH0675027B2 - 自己診断機能をもつ自動車用制御システム - Google Patents

自己診断機能をもつ自動車用制御システム

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JPH0675027B2
JPH0675027B2 JP62245759A JP24575987A JPH0675027B2 JP H0675027 B2 JPH0675027 B2 JP H0675027B2 JP 62245759 A JP62245759 A JP 62245759A JP 24575987 A JP24575987 A JP 24575987A JP H0675027 B2 JPH0675027 B2 JP H0675027B2
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守 澤井
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Yazaki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車載電装品の制御システムや故障の自己診断
機能をもたせた自動車用制御システムに関する。 〔従来の技術〕 近年、自動車の安全性、居住性および機能性の向上のた
め車載電装品の数が増大し、これに伴ってEFI、コンピ
ュータ、ランプ消し忘れ装置等の多数の制御ユニットが
搭載されるようになった。 これらの制御ユニットの機能や故障を診断するため、従
来第3図に示すような手段がとられている。すなわち、
Aは制御ユニットであり、一側に入力センサ1および
2、他側にその出力としてのソレノイド3およびインジ
ケータランプ4がリード線5により接続され、リード線
5の一部はコネクタ5′で結線されている。入力センサ
1,2には例えば水温センサ、車速センサなどがあり、ま
た、ソレノイド3は例えば電動ファンモータやドアロッ
クなどの負荷を駆動するためのリレーをさす。 そして、各リード線5の中間にはチェック回路を構成す
る別のリード線6が結線され、その端末にはチェックコ
ネクタ7が装着されている。Bはチェッカーで、スター
トスイッチ8やOKモニタ9等と共にチェッカーコネクタ
10を備えている。 制御ユニットAの故障の診断は、まず、チェッカーBを
前記コネクタ7,10によりチェック回路6と接続して、チ
ェッカーBからセンサ1,2の出力信号に相当する信号を
信号ユニットAに送り、該ユニットからの出力(制御)
信号が正しいかどうかをチェッカーBで確認する、とい
う方法で行っている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の故障診断方法では、チェッカーBからの入力セン
サ1,2への出力信号はいわば擬似信号であって、制御ユ
ニットAの故障の有無を判断するに過ぎない。従って、
入力センサ1,2の機能不良、その出力としてのソレノイ
ド3やインジケータランプ4の故障、リード線5やコネ
クタ5′の診断、接触不良等はチェッカーBでは判断で
きず、別途に検査しなければならず、検査工数が多く、
時間がかかるという問題があった。 本発明の目的は、このような問題点を解決し、制御ユニ
ットのみならず、回路結線をしているリード線の断線や
コネクタのターミナルの接触不良を含めた制御システム
全体の故障を検査できる自己診断機能をもつ自動車用制
御システムを提供するにある。 発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の自己診断機能をもつ自動車用制御システムは、
各種の入力センサとそのチェック手段を備えた自己診断
機能をもつ自動車用制御システムにおいて、前記チェッ
ク手段は、前記入力センサにチェック信号を送出するチ
ェック信号送出手段と、該チェック信号送出手段からの
チェック信号に基づいて入力センサのスイッチ接点をオ
ン・オフさせる手段と、入力センサからの出力信号を監
視し該入力センサのオン・オフの変化から正常か否かを
判定する故障判定手段と、前記故障判定手段の結果に基
づいて故障箇所を知らせる手段とから成ることを特徴と
する。 以下、上記構成を実施例を示す第1図を参照して説明す
る。 A′は制御ユニットであり、その一側に水温センサ、車
速センサなどの入力センサ1′および2′がそれぞれリ
ード線5により接続され、他側には制御ユニットA′か
らの制御信号により作動する出力としてのソレノイド3
およびインジケータランプ4が接続されている。 以上は従来例を示す第3図と同様の構成であるが、本発
明では、制御ユニットA′に入力センサ1′および2′
などのチェック手段B′を構成するコンピュータ11が内
蔵されている。 すなわち、チェック手段B′は、コンピュータ11と、入
力センサ1′,2′にそれぞれ並列に接続されてそのスイ
ッチ接点をオン・オフさせる作用をするコイル12を含む
リード線13とで構成されている。 入力センサ1′,2′は、その出力としてのソレノイド3
またはインジケータランプ4を駆動させるためのもので
あり、コイル12がコンピュータ11からの出力信号により
励磁されると、スイッチ接点である入力センサ1′また
は2′がオフからオンに変わる。即ち、入力センサ1′
または2′はコンピュータ11に対して上記オフの状態で
出力信号「0」、オンの状態で「1」を送出する。 14はコンピュータ11の作動スイッチ、15はシステム内に
故障があるときに断続音を出すブザーであって、コンピ
ュータ11内に既知の構成の警報回路が組み込まれてい
る。また、本発明の上記チェック信号送出手段、オン・
オフさせる手段、故障判定手段および故障箇所を知らせ
る手段はコンピュータ11のプログラム処理によって実現
されるものである。 〔作 用〕 次に、第2図のフローチャートを参照して、制御システ
ムの故障の有無及び故障の部位の検査について説明す
る。 (1) まず、コンピュータ11の作動スイッチ(SW)14
をONにする。 (2) 制御ユニットA′内のコンピュータ11を含む上
記チェック手段B′により、入力センサ1′にチェック
信号を出力する。即ち、前記コイル12の励磁によって、
入力センサ1′がオフからオンに変わるか否か(入力セ
ンサ1′の出力信号が
〔0〕から〔1〕に変わるか否
か)を検査する。これにより入力センサ1′自体の故障
の有無が確認できる。 同時に、制御ユニットA′と入力センサ1′とを結ぶリ
ード線5,13の断線の有無及びコネクタ7′の接触不良が
チェックされる。 もし、故障があれば、すなわち入力センサ1′がオフか
らオンに変わらなければ、即ちその出力信号が
〔0〕か
ら〔1〕に変わらなければ、メモリの故障箇所(入力セ
ンサ番号)を情報として蓄積する。 (3) 故障がなければ、同様にして、入力センサ2′
についての確認を行う。入力センサ1′,2′とは別に他
のセンサがあれば、入力センサの番号と入力センサの最
後の番号が一致するまで、上記と同様に確認を繰り返
す。 なお、一致しない場合には、一致するまで確認をやり直
す。 (4) 次に、異常がなければ、上記チェック手段B′
により異常なしの取り決め信号を流して、コイル線13に
より上記センサ1′,2′を定められたスイッチオンの状
態にして、出力としてのソレノイド3やインジケータラ
ンプ4にコンピュータ11から出力信号を送り、それぞれ
の作動の有無を作業者がチェックする。そして、出力モ
ジュールの番号と出力モジュールの最後の番号が一致す
れば診断が終了する。 (5) 一方、異常がある場合には、前記メモリに蓄積
された入力センサの故障箇所情報に従って制御ユニット
A′内のブザー15により、故障の有無及び故障の回路を
ブザー15の断続音により知らせ、診断が終了する。 発明の効果 以上説明したように、本発明の制御システムは、制御ユ
ニットに入力センサのスイッチ接点をオン・オフさせる
チェック手段を内蔵させたので、制御ユニットだけでな
く、これに付帯する入力センサ、電線、コネクタ等の故
障、断線や接触不良が総合的に診断できる。また、チェ
ック手段と共に警報回路を設けておけば、故障部位をブ
ザーの断続音で知ることができ、メンテナンスが容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す制御システムの説明
図、 第2図は本発明システムの作用を説明するフローチャー
ト、 第3図は従来のシステムの説明図である。 A,A′……制御ユニット、B……チェッカー、B′……
チェック手段、1,1′,2,2′……入力センサ、3,4……出
力(ソレノイドとインジケータランプ)、5,13……リー
ド線、12……コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種の入力センサとそのチェック手段を備
    えた自己診断機能をもつ自動車用制御システムにおい
    て、 前記チェック手段は、前記入力センサにチェック信号を
    送出するチェック信号送出手段と、該チェック信号送出
    手段からのチェック信号に基づいて入力センサのスイッ
    チ接点をオン・オフさせる手段と、入力センサからの出
    力信号を監視し該入力センサのオン・オフの変化から正
    常か否かを判定する故障判定手段と、前記故障判定手段
    の結果に基づいて故障箇所を知らせる手段とから成るこ
    とを特徴とする自己診断機能をもつ自動車用制御システ
    ム。
JP62245759A 1987-10-01 1987-10-01 自己診断機能をもつ自動車用制御システム Expired - Fee Related JPH0675027B2 (ja)

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JPS6491032A JPS6491032A (en) 1989-04-10
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