JPH067500A - スロットマシンのリール停止機構 - Google Patents
スロットマシンのリール停止機構Info
- Publication number
- JPH067500A JPH067500A JP5067687A JP6768793A JPH067500A JP H067500 A JPH067500 A JP H067500A JP 5067687 A JP5067687 A JP 5067687A JP 6768793 A JP6768793 A JP 6768793A JP H067500 A JPH067500 A JP H067500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel stop
- pattern
- random number
- reel
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一定の返還割合を維持すべく、リールの停止
にランダム性を与えつつも入賞絵柄の組合せを任意に設
定することができるスロットマシンのリール停止機構の
提供。 【構成】 ハンドル信号検出部7と、乱数発生回路8
と、絵柄位置検出部20と、乱数によりランダムに決定さ
れた絵柄の組合せ情報と絵柄位置検出部20からの現在位
置情報とを比較演算してリール停止位置情報を出力する
比較演算部12と、リール停止ボタン3a、3b、3c
と、リール停止部24から構成されており、リール停止信
号入力時の絵柄位置から所定コマ数内に、乱数によって
決定された絵柄があるときに、前記リール停止位置情報
によって前記決定絵柄位置でリールを停止させるように
構成されている。
にランダム性を与えつつも入賞絵柄の組合せを任意に設
定することができるスロットマシンのリール停止機構の
提供。 【構成】 ハンドル信号検出部7と、乱数発生回路8
と、絵柄位置検出部20と、乱数によりランダムに決定さ
れた絵柄の組合せ情報と絵柄位置検出部20からの現在位
置情報とを比較演算してリール停止位置情報を出力する
比較演算部12と、リール停止ボタン3a、3b、3c
と、リール停止部24から構成されており、リール停止信
号入力時の絵柄位置から所定コマ数内に、乱数によって
決定された絵柄があるときに、前記リール停止位置情報
によって前記決定絵柄位置でリールを停止させるように
構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスロットマシンのリール
停止機構に関する。さらに詳しくは、乱数発生回路によ
ってリールの絵柄の組合せをランダムにかつ直接に決定
することにより、ゲームの娯楽性を高めることができる
リール停止機構に関する。
停止機構に関する。さらに詳しくは、乱数発生回路によ
ってリールの絵柄の組合せをランダムにかつ直接に決定
することにより、ゲームの娯楽性を高めることができる
リール停止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】スロットマシンはリールの絵柄の組合せ
がランダムになるのがもっとも好ましく、種々のタイプ
のリール停止機構が提案されており、たとえば特開昭54
-85840号公報(従来例I)や特開昭52-141740 号公報
(従来例II)に示されたものがある。
がランダムになるのがもっとも好ましく、種々のタイプ
のリール停止機構が提案されており、たとえば特開昭54
-85840号公報(従来例I)や特開昭52-141740 号公報
(従来例II)に示されたものがある。
【0003】従来例Iは、停止ボタンを押してから回転
リールが停止するまでの遅延時間が、乱数により毎回不
規則に変るようにしたものである。
リールが停止するまでの遅延時間が、乱数により毎回不
規則に変るようにしたものである。
【0004】また従来例IIは、乱数発生機により乱数を
発生させ、生成された乱数により決定される位置にリー
ルを停止させるようにしたものである。
発生させ、生成された乱数により決定される位置にリー
ルを停止させるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例Iは、遅延時間
を変えることによって停止ボタンを押してから回転リー
ルが停止するまでのリール回転角にバラツキを与えるも
のであるが、遅延時間そのものの変化の割合は操作者の
不快感(停止ボタンの操作と実際のドラムの停止とのあ
いだにギャップがありすぎると、操作者は、回転ドラム
の停止時期を自己の意志で決定できるという期待感は減
少し、むしろ逆に不快感を起こす)を考慮すると、遅延
時間をあまり長くはとれないので、充分にランダムな絵
柄の組合せを達成することはできない。
を変えることによって停止ボタンを押してから回転リー
ルが停止するまでのリール回転角にバラツキを与えるも
のであるが、遅延時間そのものの変化の割合は操作者の
不快感(停止ボタンの操作と実際のドラムの停止とのあ
いだにギャップがありすぎると、操作者は、回転ドラム
の停止時期を自己の意志で決定できるという期待感は減
少し、むしろ逆に不快感を起こす)を考慮すると、遅延
時間をあまり長くはとれないので、充分にランダムな絵
柄の組合せを達成することはできない。
【0006】また、リール毎の絵柄の決定にランダム性
を与えんとするものであるため、かりに目的通り作動し
たとしても、絵柄の組合せがランダムになるだけであ
り、たとえば一定の返還割合(入賞による獲得メダル数
/投入メダル数)を維持しつつ、高配当の絵柄組合せを
多くだすとか、逆に低配当の絵柄組合せを多くだすよう
なことはできない。
を与えんとするものであるため、かりに目的通り作動し
たとしても、絵柄の組合せがランダムになるだけであ
り、たとえば一定の返還割合(入賞による獲得メダル数
/投入メダル数)を維持しつつ、高配当の絵柄組合せを
多くだすとか、逆に低配当の絵柄組合せを多くだすよう
なことはできない。
【0007】一方、従来例IIは、従来例Iよりもランダ
ムな絵柄の組合せを可能とするものであるが、従来例I
同様にあくまでも各リールの停止位置のランダム性を確
保せんとするものであり、任意の絵柄の組合せを現出せ
しめることは不可能である。
ムな絵柄の組合せを可能とするものであるが、従来例I
同様にあくまでも各リールの停止位置のランダム性を確
保せんとするものであり、任意の絵柄の組合せを現出せ
しめることは不可能である。
【0008】このように、従来例I〜IIにおいては、コ
ントロールが各リールの停止位置決定にのみ向けられて
おり、直接に絵柄の決定には向けられていないため、ゲ
ームのバリエーションに乏しく、したがって娯楽性に劣
るという問題がある。
ントロールが各リールの停止位置決定にのみ向けられて
おり、直接に絵柄の決定には向けられていないため、ゲ
ームのバリエーションに乏しく、したがって娯楽性に劣
るという問題がある。
【0009】本発明は、叙上の事情に鑑み、一定の返還
割合を維持するべく、リールの停止にランダム性を与え
つつも入賞絵柄の組合せを任意に設定することができ、
ゲームの娯楽性を高めることができるスロットマシンの
リール停止機構を提供することを目的とする。
割合を維持するべく、リールの停止にランダム性を与え
つつも入賞絵柄の組合せを任意に設定することができ、
ゲームの娯楽性を高めることができるスロットマシンの
リール停止機構を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のスロットマシン
のリール停止機構は、(A) ハンドルの引き倒しにより生
ずる信号を検出するためのハンドル信号検出部と、(B)
該ハンドル信号検出部からの信号により乱数情報を決定
するための乱数発生回路と、(C) 回転しているリールの
絵柄位置情報を作成するための絵柄位置検出部と、(D)
前記乱数情報に基づき配当テーブルメモリの乱数情報に
より指定されたアドレスから絵柄の組合せおよび配当を
読み取り、かつこれらとリール停止信号入力時の絵柄位
置情報とを比較演算してリール停止位置情報を出力する
ための比較演算部と、(E) 前記比較演算部にリール停止
信号を送るためのリール停止ボタンと、(F) リール停止
位置情報に基づき前記決定された絵柄の組合せでリール
を停止せしめるリール停止部とから構成されており、
(G) 前記リール停止位置情報が、前記絵柄位置情報にお
けるリール停止信号入力時の絵柄位置から所定コマ数内
に前記指定されたアドレスから読み取られた情報に係る
絵柄があるときに、その絵柄位置でリールを停止させる
ように構成されている。
のリール停止機構は、(A) ハンドルの引き倒しにより生
ずる信号を検出するためのハンドル信号検出部と、(B)
該ハンドル信号検出部からの信号により乱数情報を決定
するための乱数発生回路と、(C) 回転しているリールの
絵柄位置情報を作成するための絵柄位置検出部と、(D)
前記乱数情報に基づき配当テーブルメモリの乱数情報に
より指定されたアドレスから絵柄の組合せおよび配当を
読み取り、かつこれらとリール停止信号入力時の絵柄位
置情報とを比較演算してリール停止位置情報を出力する
ための比較演算部と、(E) 前記比較演算部にリール停止
信号を送るためのリール停止ボタンと、(F) リール停止
位置情報に基づき前記決定された絵柄の組合せでリール
を停止せしめるリール停止部とから構成されており、
(G) 前記リール停止位置情報が、前記絵柄位置情報にお
けるリール停止信号入力時の絵柄位置から所定コマ数内
に前記指定されたアドレスから読み取られた情報に係る
絵柄があるときに、その絵柄位置でリールを停止させる
ように構成されている。
【0011】
【作用】本発明では各リールの停止位置をコントロール
するのではなく、絵柄の組合せおよび配当を直接に乱数
で決定するようにしている。したがって、配当テーブル
における絵柄の組合せを任意に設定することができ、一
定の返還割合を維持しつつも、たとえば高配当の絵柄の
組合せを多くしたり(このばあい入賞確率は小さくなる
よう乱数と配当テーブルとの対応関係が選定される)、
あるいは逆に低配当の絵柄の組合せを多くしたりするこ
とが可能となる。
するのではなく、絵柄の組合せおよび配当を直接に乱数
で決定するようにしている。したがって、配当テーブル
における絵柄の組合せを任意に設定することができ、一
定の返還割合を維持しつつも、たとえば高配当の絵柄の
組合せを多くしたり(このばあい入賞確率は小さくなる
よう乱数と配当テーブルとの対応関係が選定される)、
あるいは逆に低配当の絵柄の組合せを多くしたりするこ
とが可能となる。
【0012】このように、本発明によれば、公正かつ適
性な範囲において種々のゲームを提供することができ遊
戯者の楽しみを増大させることができる。
性な範囲において種々のゲームを提供することができ遊
戯者の楽しみを増大させることができる。
【0013】
【実施例】つぎに本発明のリール停止機構の実施例を図
面に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
面に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0014】図1は本発明のリール停止機構が備えられ
るスロットマシンの一例を示す斜視図、図2は本発明の
リール停止機構の一実施例を示すブロックダイヤグラ
ム、図3は本発明のリール停止機構に適用しうるリール
位置検出装置の一例を示す斜視図、図4は本発明のリー
ル停止機構に適用しうるリール停止装置の一例を示す説
明図である。
るスロットマシンの一例を示す斜視図、図2は本発明の
リール停止機構の一実施例を示すブロックダイヤグラ
ム、図3は本発明のリール停止機構に適用しうるリール
位置検出装置の一例を示す斜視図、図4は本発明のリー
ル停止機構に適用しうるリール停止装置の一例を示す説
明図である。
【0015】スロットマシンは通常図1に示すような外
観を有しており、ハンドル1を引き3個のリール2a、
2b、2cを回転せしめ、停止ボタン3a、3b、3c
の押圧により3個のリールを順次停止させめて絵柄の組
合せにより所定の数のメダルを排出する。
観を有しており、ハンドル1を引き3個のリール2a、
2b、2cを回転せしめ、停止ボタン3a、3b、3c
の押圧により3個のリールを順次停止させめて絵柄の組
合せにより所定の数のメダルを排出する。
【0016】図2に本発明のリール停止機構の一実施例
のブロックダイヤグラムを示す。
のブロックダイヤグラムを示す。
【0017】ハンドル2が引かれると、スイッチ4がO
Nとなり信号を発するが、この信号はチヤタリングやノ
イズを含んでいるため波形成形部5で波形を成形したの
ちタイマ6に送られる。スイッチ4と波形成形部5とタ
イマ6とはハンドル信号検出部7を構成している。
Nとなり信号を発するが、この信号はチヤタリングやノ
イズを含んでいるため波形成形部5で波形を成形したの
ちタイマ6に送られる。スイッチ4と波形成形部5とタ
イマ6とはハンドル信号検出部7を構成している。
【0018】タイマ6の出力信号は乱数発生回路8のラ
ツチ9にデータラツチ信号として入力される。一方ラッ
チ9には、発振器10のフリーランにより常にフリーラン
の状態になっているカウンタ11からの高速で更新されて
いるデータ信号が入力されている。このようにフリーラ
ンの状態のデータが常に入力されているラツチ9に前記
タイマ6からのハンドル信号が入力すると、ハンドル信
号の入力時のデータに基づく乱数情報(配当テーブルメ
モリ13のアドレス情報)がラツチ9から比較演算部12に
送られる。
ツチ9にデータラツチ信号として入力される。一方ラッ
チ9には、発振器10のフリーランにより常にフリーラン
の状態になっているカウンタ11からの高速で更新されて
いるデータ信号が入力されている。このようにフリーラ
ンの状態のデータが常に入力されているラツチ9に前記
タイマ6からのハンドル信号が入力すると、ハンドル信
号の入力時のデータに基づく乱数情報(配当テーブルメ
モリ13のアドレス情報)がラツチ9から比較演算部12に
送られる。
【0019】比較演算部12は、絵柄の組合せおよびそれ
に対応する配当のテーブルがストアされている配当テー
ブルメモリ13から、乱数情報にアドレスにストアされて
いる絵柄の組合せおよび配当を読み取る。
に対応する配当のテーブルがストアされている配当テー
ブルメモリ13から、乱数情報にアドレスにストアされて
いる絵柄の組合せおよび配当を読み取る。
【0020】つぎにリールの絵画の位置検出機構につい
て図2および図3に基づいて説明する。図3はリール2
a、2b、2cにそれぞれ配設されているストップディ
スク14と1対のフオトセンサ15a、15bおよび16a、16
bとから構成されている公知の絵柄位置検出装置の概略
斜視図である。ディスクの周囲には各絵柄に対応した溝
17が設けられており、さらに中心寄りに各絵柄に対応し
た孔18が配列されている。この孔18のうちの1つのさら
に中心寄りに基準用の孔19が1個設けられている。フオ
トセンサ15a、15bは孔18に照準が合わされており、フ
オトセンサ16a、16bは基準孔19に照準が合わされてい
る。
て図2および図3に基づいて説明する。図3はリール2
a、2b、2cにそれぞれ配設されているストップディ
スク14と1対のフオトセンサ15a、15bおよび16a、16
bとから構成されている公知の絵柄位置検出装置の概略
斜視図である。ディスクの周囲には各絵柄に対応した溝
17が設けられており、さらに中心寄りに各絵柄に対応し
た孔18が配列されている。この孔18のうちの1つのさら
に中心寄りに基準用の孔19が1個設けられている。フオ
トセンサ15a、15bは孔18に照準が合わされており、フ
オトセンサ16a、16bは基準孔19に照準が合わされてい
る。
【0021】ディスク14が回転し始めるとフオトセンサ
15a、15bにより通過した絵柄のコマ数だけコマパルス
信号が生ずる。このコマパルス信号は絵柄位置検出部20
の波形成形部21に送られ波形が成形されたのち、カウン
タ22に入力される。一方、基準孔19がフオトセンサ16
a、16bを通過するごとに基準パルス信号が生じ、波形
成形部23に送られ波形を成形したのちカウンタ22に入力
される。カウンタ22では基準パルス信号が入力されるご
とにコマパルス信号を零に戻す。したがってカウンタ22
からの出力には現在フオトセンサ15a、15bを通過して
いる絵画が基準の絵柄から何番目であるかという絵柄位
置情報が含まれている。この絵柄情報は前記比較演算部
12に送られる。
15a、15bにより通過した絵柄のコマ数だけコマパルス
信号が生ずる。このコマパルス信号は絵柄位置検出部20
の波形成形部21に送られ波形が成形されたのち、カウン
タ22に入力される。一方、基準孔19がフオトセンサ16
a、16bを通過するごとに基準パルス信号が生じ、波形
成形部23に送られ波形を成形したのちカウンタ22に入力
される。カウンタ22では基準パルス信号が入力されるご
とにコマパルス信号を零に戻す。したがってカウンタ22
からの出力には現在フオトセンサ15a、15bを通過して
いる絵画が基準の絵柄から何番目であるかという絵柄位
置情報が含まれている。この絵柄情報は前記比較演算部
12に送られる。
【0022】比較演算部12で前記乱数によりランダムに
決定された絵柄の組合せ情報と絵柄位置検出部20からの
現在位置情報とを比較演算し、リール停止位置情報をリ
ール停止部24のダウンカウンタ25に出力する。
決定された絵柄の組合せ情報と絵柄位置検出部20からの
現在位置情報とを比較演算し、リール停止位置情報をリ
ール停止部24のダウンカウンタ25に出力する。
【0023】すなわち、停止ボタン3a、3b、3cの
押圧により生じた信号を停止信号部34の波形成形部35で
波形を成形したのち比較演算部12に停止信号を送る。停
止信号が入力されると比較演算部12では、停止信号入力
時現在の絵柄から所定コマ数内(所定コマ数は停止信号
入力時現在の絵柄も含めて通常5コマ程度に設定され
る。あまりコマ数を多くとりすぎると遊技者の意思を加
えたことにならないからである。)に前記乱数によって
決定された絵柄があるか否かを比較し、もしその絵柄が
あるならその位置でリールを停止させるためのリール停
止位置情報をダウンカウンタ25に出力する。一方、もし
所定コマ数内に目的とする絵柄がないときは、たとえば
常に2コマ目に停止させるとか、または乱数により定め
られた所定コマ数内のコマの位置に停止させる、リール
停止位置情報をダウンカウンタ25に出力する。なお、後
者のばあいは、最終的には入賞できないことになるが、
このばあいは最終的に入賞できない確率も考慮して全体
として所定の配当率となるように配当テーブルを作成し
ておく必要がある。
押圧により生じた信号を停止信号部34の波形成形部35で
波形を成形したのち比較演算部12に停止信号を送る。停
止信号が入力されると比較演算部12では、停止信号入力
時現在の絵柄から所定コマ数内(所定コマ数は停止信号
入力時現在の絵柄も含めて通常5コマ程度に設定され
る。あまりコマ数を多くとりすぎると遊技者の意思を加
えたことにならないからである。)に前記乱数によって
決定された絵柄があるか否かを比較し、もしその絵柄が
あるならその位置でリールを停止させるためのリール停
止位置情報をダウンカウンタ25に出力する。一方、もし
所定コマ数内に目的とする絵柄がないときは、たとえば
常に2コマ目に停止させるとか、または乱数により定め
られた所定コマ数内のコマの位置に停止させる、リール
停止位置情報をダウンカウンタ25に出力する。なお、後
者のばあいは、最終的には入賞できないことになるが、
このばあいは最終的に入賞できない確率も考慮して全体
として所定の配当率となるように配当テーブルを作成し
ておく必要がある。
【0024】このように、停止ボタンにより、リールの
停止に遊戯者の意思をも加えることができ、さらにゲー
ム性を高めることができる。
停止に遊戯者の意思をも加えることができ、さらにゲー
ム性を高めることができる。
【0025】ダウンカウンタ25では入力されたリール停
止位置情報をフオトセンサ15bでえられる1コマごとの
カウント信号によりカウントダウンする。カウントダウ
ンされた信号はコンパレータ27に送られ、コンパレータ
27はその内容が零になったときタイマ28を介してソレノ
イド29に停止信号を送り、リールを、目的とする絵柄が
表示される位置で停止せしめる。
止位置情報をフオトセンサ15bでえられる1コマごとの
カウント信号によりカウントダウンする。カウントダウ
ンされた信号はコンパレータ27に送られ、コンパレータ
27はその内容が零になったときタイマ28を介してソレノ
イド29に停止信号を送り、リールを、目的とする絵柄が
表示される位置で停止せしめる。
【0026】リール停止装置としては通常用いられてい
るソレノイドタイプのものを用いることができる。
るソレノイドタイプのものを用いることができる。
【0027】図4にソレノイドタイプのリール停止装置
の一例を示す。
の一例を示す。
【0028】図4に示すようにこのタイプの停止装置は
ソレノイド29とリンクの組合せで構成されており、ソレ
ノイド29に前記リール停止部24から停止信号が入力され
るとソレノイド29が作動してリンク30を矢印A方向に引
く。するとリンク31がリンク32を矢印B方向に引き、フ
ック33を矢印C方向に倒してディスク14の溝17に係合せ
しめ、リールを停止せしめる。
ソレノイド29とリンクの組合せで構成されており、ソレ
ノイド29に前記リール停止部24から停止信号が入力され
るとソレノイド29が作動してリンク30を矢印A方向に引
く。するとリンク31がリンク32を矢印B方向に引き、フ
ック33を矢印C方向に倒してディスク14の溝17に係合せ
しめ、リールを停止せしめる。
【0029】以上のように、本発明においては絵柄の組
合せを乱数によって直接に決定しているので、完全に確
率に基づく絵柄の組合せをうることができるとともに、
配当テーブルにおける絵柄の組合せを任意に設定するこ
とができ、ゲームの娯楽性を高めることができる。
合せを乱数によって直接に決定しているので、完全に確
率に基づく絵柄の組合せをうることができるとともに、
配当テーブルにおける絵柄の組合せを任意に設定するこ
とができ、ゲームの娯楽性を高めることができる。
【0030】したがって、確率に応じた適正な配当がえ
られるだけでなく、高配当の絵柄を多く設定するなどし
て入賞の態様をコントロールし、遊戯者の楽しみを増大
せしめることができる。
られるだけでなく、高配当の絵柄を多く設定するなどし
て入賞の態様をコントロールし、遊戯者の楽しみを増大
せしめることができる。
【0031】リールの駆動機構としては、ハンドル1を
引き倒すことによってリールを機械的に回転せしめる機
構や電動モータによって回転せしめる機構など、従来公
知の駆動機構を採用することができる。
引き倒すことによってリールを機械的に回転せしめる機
構や電動モータによって回転せしめる機構など、従来公
知の駆動機構を採用することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、公正かつ適正な範囲に
おいて種々のゲームを提供することができ、遊戯者の楽
しみを増大させることができる。
おいて種々のゲームを提供することができ、遊戯者の楽
しみを増大させることができる。
【図1】本発明のリール停止機構が備えられるスロット
マシンの一例を示す斜視図である。
マシンの一例を示す斜視図である。
【図2】本発明のリール停止機構の一実施例を示すブロ
ックダイヤグラムである。
ックダイヤグラムである。
【図3】本発明のリール停止機構に適用しうるリール位
置検出装置の一例を示す斜視図である。
置検出装置の一例を示す斜視図である。
【図4】本発明のリール停止機構に適用しうるリール停
止装置の一例を示す説明図である。
止装置の一例を示す説明図である。
1 ハンドル 2a、2b、2c リール 3a、3b、3c 停止ボタン 7 ハンドル信号検出部 8 乱数発生回路 12 比較演算部 13 配当テーブルメモリ 20 絵柄位置検出部 24 リール停止部
Claims (1)
- 1 (A) ハンドルの引き倒しにより生ずる信号を検出す
るためのハンドル信号検出部と、(B) 該ハンドル信号検
出部からの信号により乱数情報を決定するための乱数発
生回路と、(C) 回転しているリールの絵柄位置情報を作
成するための絵柄位置検出部と、(D) 前記乱数情報に基
づき配当テーブルメモリの乱数情報により指定されたア
ドレスから絵柄の組合せおよび配当を読み取り、かつこ
れらとリール停止信号入力時の絵柄位置情報とを比較演
算してリール停止位置情報を出力するための比較演算部
と、(E) 前記比較演算部にリール停止信号を送るための
リール停止ボタンと、(F) リール停止位置情報に基づき
前記決定された絵柄の組合せでリールを停止せしめるリ
ール停止部とから構成されており、(G) 前記リール停止
位置情報が、前記絵柄位置情報におけるリール停止信号
入力時の絵柄位置から所定コマ数内に前記指定されたア
ドレスから読み取られた情報に係る絵柄があるときに、
その絵柄位置でリールを停止させるものであるスロット
マシンのリール停止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5067687A JPH0793978B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | スロットマシンのリール停止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5067687A JPH0793978B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | スロットマシンのリール停止機構 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57152033A Division JPS5940883A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | スロツトマシンのリ−ル停止機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067500A true JPH067500A (ja) | 1994-01-18 |
JPH0793978B2 JPH0793978B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=13352155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5067687A Expired - Lifetime JPH0793978B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | スロットマシンのリール停止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0793978B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08117390A (ja) * | 1994-10-28 | 1996-05-14 | Universal Hanbai Kk | 遊技機 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP5067687A patent/JPH0793978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08117390A (ja) * | 1994-10-28 | 1996-05-14 | Universal Hanbai Kk | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0793978B2 (ja) | 1995-10-11 |
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