JPH0674998A - 部分放電測定方法 - Google Patents
部分放電測定方法Info
- Publication number
- JPH0674998A JPH0674998A JP25420392A JP25420392A JPH0674998A JP H0674998 A JPH0674998 A JP H0674998A JP 25420392 A JP25420392 A JP 25420392A JP 25420392 A JP25420392 A JP 25420392A JP H0674998 A JPH0674998 A JP H0674998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partial discharge
- noise
- section
- detection
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Testing Relating To Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、線路内部、特に、普通接続部で発
生した部分放電パルスを雑音パルスと識別して高い精度
で測定することを目的とする。 【構成】 本発明の部分放電測定方法は、部分放電検出
部の同調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波数に
設定し、隣接する普通接続部からノイズを取り込んで、
そのタイミングと部分放電検出部で検出した検出信号の
タイミングを比較し、両者のタイミングが一致したと
き、検出信号を除去し、残りの検出信号を普通接続部の
部分放電信号として測定するようにしている。
生した部分放電パルスを雑音パルスと識別して高い精度
で測定することを目的とする。 【構成】 本発明の部分放電測定方法は、部分放電検出
部の同調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波数に
設定し、隣接する普通接続部からノイズを取り込んで、
そのタイミングと部分放電検出部で検出した検出信号の
タイミングを比較し、両者のタイミングが一致したと
き、検出信号を除去し、残りの検出信号を普通接続部の
部分放電信号として測定するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長尺電力ケーブル線路の
部分放電測定方法に関し、特に、普通接続部の部分放電
を高い精度で測定できるようにした部分放電測定方法に
関する。
部分放電測定方法に関し、特に、普通接続部の部分放電
を高い精度で測定できるようにした部分放電測定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】長距離電力ケーブル線路中において、現
地作業となる接続部はケーブル本体部より部分放電の発
生する確率が高く、この接続部における部分放電測定が
重要な課題となっている。
地作業となる接続部はケーブル本体部より部分放電の発
生する確率が高く、この接続部における部分放電測定が
重要な課題となっている。
【0003】従来の接続部の部分放電測定方法として、
例えば、電学論文誌B平成3年11号「超高圧長尺CV
ケーブル線路の活線部分放電検出法の開発」に示される
ものがある。この部分放電測定方法は、絶縁接続部の防
食層上に絶縁筒を隔てて箔状の電極を設け、ここから部
分放電を検出するものであり、この電極に部分放電測定
器を接続して絶縁接続部(以下、IJ部という)から普
通接続部(以下、NJ部という)を含む線路全体の部分
放電の測定を行うものである。
例えば、電学論文誌B平成3年11号「超高圧長尺CV
ケーブル線路の活線部分放電検出法の開発」に示される
ものがある。この部分放電測定方法は、絶縁接続部の防
食層上に絶縁筒を隔てて箔状の電極を設け、ここから部
分放電を検出するものであり、この電極に部分放電測定
器を接続して絶縁接続部(以下、IJ部という)から普
通接続部(以下、NJ部という)を含む線路全体の部分
放電の測定を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
実線路にて測定を行うと、線路内部で発生する部分放電
パルスと共に、線路外部で発生して電極から侵入してき
た雑音パルスや、線路の何れかの場所から侵入して電力
ケーブルを伝播してきた雑音パルスも検出するため、線
路内部で発生した部分放電パルスと雑音パルスとの判別
が困難である。特に、NJ部の内部で発生した部分放電
パルスは、電力ケーブルを伝播して電極が設けられたI
J部に到達する過程でレベルが減衰してしまうため、測
定感度が低く、部分放電パルスと雑音パルスとの判別が
更に困難になる。
実線路にて測定を行うと、線路内部で発生する部分放電
パルスと共に、線路外部で発生して電極から侵入してき
た雑音パルスや、線路の何れかの場所から侵入して電力
ケーブルを伝播してきた雑音パルスも検出するため、線
路内部で発生した部分放電パルスと雑音パルスとの判別
が困難である。特に、NJ部の内部で発生した部分放電
パルスは、電力ケーブルを伝播して電極が設けられたI
J部に到達する過程でレベルが減衰してしまうため、測
定感度が低く、部分放電パルスと雑音パルスとの判別が
更に困難になる。
【0005】従って、本発明の目的は線路内部、特に、
NJ部で発生した部分放電パルスを雑音パルスと識別し
て高い精度で測定することができる部分放電測定方法を
提供することである。
NJ部で発生した部分放電パルスを雑音パルスと識別し
て高い精度で測定することができる部分放電測定方法を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、線路内部、特に、NJ部で発生した部分放電パルス
を雑音パルスと識別して高い精度で測定できるようにす
るため、部分放電検出部に隣接する普通接続部から校正
信号を注入して、部分放電検出部の同調増幅周波数を所
定のS/N比を有した周波数に設定し、普通接続部から
ノイズを取り込んで、そのタイミングと部分放電検出部
で検出した第1の検出信号のタイミングを比較し、両者
のタイミングが一致したとき、第1の検出信号を除去
し、残りの第1の検出信号を普通接続部の部分放電信号
として測定するようにした部分放電測定方法を提供する
ものである。
み、線路内部、特に、NJ部で発生した部分放電パルス
を雑音パルスと識別して高い精度で測定できるようにす
るため、部分放電検出部に隣接する普通接続部から校正
信号を注入して、部分放電検出部の同調増幅周波数を所
定のS/N比を有した周波数に設定し、普通接続部から
ノイズを取り込んで、そのタイミングと部分放電検出部
で検出した第1の検出信号のタイミングを比較し、両者
のタイミングが一致したとき、第1の検出信号を除去
し、残りの第1の検出信号を普通接続部の部分放電信号
として測定するようにした部分放電測定方法を提供する
ものである。
【0007】また、上記部分放電検出部を絶縁接続部に
配置し、絶縁接続部から校正信号を注入して、絶縁接続
部の同調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波数に
設定し、絶縁接続部からノイズを取り込んで、そのタイ
ミングと絶縁接続部で検出した第2の検出信号のタイミ
ングを比較し、両者のタイミングが一致したとき、第2
の検出信号を除去し、残りの第2の検出信号を絶縁接続
部の部分放電信号として測定するようにしても良い。
配置し、絶縁接続部から校正信号を注入して、絶縁接続
部の同調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波数に
設定し、絶縁接続部からノイズを取り込んで、そのタイ
ミングと絶縁接続部で検出した第2の検出信号のタイミ
ングを比較し、両者のタイミングが一致したとき、第2
の検出信号を除去し、残りの第2の検出信号を絶縁接続
部の部分放電信号として測定するようにしても良い。
【0008】更に、上記部分放電検出部を終端接続部,
或いはこの終端接続部から露出した線路導体部に配置
し、終端接続部,或いは線路導体部から校正信号を注入
して、終端接続部,或いは線路導体部の同調増幅周波数
を所定のS/N比を有した周波数に設定し、終端接続
部,或いは線路導体部からノイズを取り込んで、そのタ
イミングと終端接続部,或いは線路導体部で検出した第
3の検出信号のタイミングを比較し、両者のタイミング
が一致したとき、第3の検出信号を除去し、残りの第3
の検出信号を終端接続部,或いは線路導体部の部分放電
信号として測定するようにしても良い。
或いはこの終端接続部から露出した線路導体部に配置
し、終端接続部,或いは線路導体部から校正信号を注入
して、終端接続部,或いは線路導体部の同調増幅周波数
を所定のS/N比を有した周波数に設定し、終端接続
部,或いは線路導体部からノイズを取り込んで、そのタ
イミングと終端接続部,或いは線路導体部で検出した第
3の検出信号のタイミングを比較し、両者のタイミング
が一致したとき、第3の検出信号を除去し、残りの第3
の検出信号を終端接続部,或いは線路導体部の部分放電
信号として測定するようにしても良い。
【0009】
【実施例】以下、本発明の部分放電測定方法について添
付図面を参照しながら詳細に説明する。
付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1には、本発明の部分放電測定方法の一
実施例が示されており、電力ケーブル線路1に設けられ
たIJ部11,NJ部21,IJ部31,IJ部41の
部分放電を測定するように構成されている。
実施例が示されており、電力ケーブル線路1に設けられ
たIJ部11,NJ部21,IJ部31,IJ部41の
部分放電を測定するように構成されている。
【0011】IJ部11,31,41の防食ビニル層の
外面に、絶縁筒を隔てて部分放電検出部(箔電極)5
1,52,53が設けられている。この部分放電検出部
51,52,53には、検出インピーダンス13,3
3,43を介して部分放電測定器14,34,44がそ
れぞれ接続され、部分放電測定器14,34,44には
部分放電検出部であるIJ部11,31,41の同調増
幅周波数を所定のS/N比を有した所定の周波数に予め
設定した同調増幅器15,35,45がそれぞれ接続さ
れている。同調増幅器15,35,45はNJ部信号S
nとIJ部信号Siを出力する2つの出力部を有してお
り、一方はNJ部ノイズゲート17,37,47の入力
端子(図示せず)に、また、他方はIJ部ノイズゲート
67,87,97の入力端子(図示せず)にそれぞれ接
続されている。そして、NJ部ノイズゲート17,3
7,47はNJ部判定装置18,38,48に、また、
IJ部ノイズゲート67,87,97はIJ部判定装置
68,88,98にそれぞれ接続されている。
外面に、絶縁筒を隔てて部分放電検出部(箔電極)5
1,52,53が設けられている。この部分放電検出部
51,52,53には、検出インピーダンス13,3
3,43を介して部分放電測定器14,34,44がそ
れぞれ接続され、部分放電測定器14,34,44には
部分放電検出部であるIJ部11,31,41の同調増
幅周波数を所定のS/N比を有した所定の周波数に予め
設定した同調増幅器15,35,45がそれぞれ接続さ
れている。同調増幅器15,35,45はNJ部信号S
nとIJ部信号Siを出力する2つの出力部を有してお
り、一方はNJ部ノイズゲート17,37,47の入力
端子(図示せず)に、また、他方はIJ部ノイズゲート
67,87,97の入力端子(図示せず)にそれぞれ接
続されている。そして、NJ部ノイズゲート17,3
7,47はNJ部判定装置18,38,48に、また、
IJ部ノイズゲート67,87,97はIJ部判定装置
68,88,98にそれぞれ接続されている。
【0012】また、IJ部11,31,41の近接した
位置には、ノイズ用アンテナ62,82,92が配置さ
れている。このノイズ用アンテナ62,82,92に
は、検出インピーダンス63,83,93を介して部分
放電測定器64,84,94がそれぞれ接続され、部分
放電測定器64,84,94には上記周波数と同一周波
数に予め設定した同調増幅器64,85,95がそれぞ
れ接続されている。この同調増幅器64,85,95の
出力は、IJ部ノイズゲート67,87,97のコント
ロール端子(図示せず)にそれぞれ接続されている。
位置には、ノイズ用アンテナ62,82,92が配置さ
れている。このノイズ用アンテナ62,82,92に
は、検出インピーダンス63,83,93を介して部分
放電測定器64,84,94がそれぞれ接続され、部分
放電測定器64,84,94には上記周波数と同一周波
数に予め設定した同調増幅器64,85,95がそれぞ
れ接続されている。この同調増幅器64,85,95の
出力は、IJ部ノイズゲート67,87,97のコント
ロール端子(図示せず)にそれぞれ接続されている。
【0013】一方、NJ部21には、ノイズ用アンテナ
72が配置されている。このノイズ用アンテナ72に
は、検出インピーダンス73を介してノイズ測定器74
が接続され、ノイズ測定器74には上記周波数と同一周
波数に予め設定した同調増幅器75が接続されている。
この同調増幅器75は、分岐された2つの出力を有し、
一方はNJ部ノイズゲート17のコントロール端子に、
また、他方はNJ部ノイズゲート37のコントロール端
子にそれぞれ接続されている。
72が配置されている。このノイズ用アンテナ72に
は、検出インピーダンス73を介してノイズ測定器74
が接続され、ノイズ測定器74には上記周波数と同一周
波数に予め設定した同調増幅器75が接続されている。
この同調増幅器75は、分岐された2つの出力を有し、
一方はNJ部ノイズゲート17のコントロール端子に、
また、他方はNJ部ノイズゲート37のコントロール端
子にそれぞれ接続されている。
【0014】NJ部ノイズゲート17,37は、通常ゲ
ートを開放しており、入力端子から入力したNJ部信号
SnをNJ部判定装置18に通過させるが、コントロー
ル端子からノイズ用アンテナ72が取り込んだ雑音パル
スを入力すると、ゲートを閉じてNJ部信号Snの通過
を防止するように構成されている。また、IJ部ノイズ
ゲート67,87についても同様な構成を有し、ノイズ
用アンテナ62,82から取り込んだ雑音パルスをコン
トロール端子から入力すると、入力端子から入力したI
J部信号Siの通過を防止する。
ートを開放しており、入力端子から入力したNJ部信号
SnをNJ部判定装置18に通過させるが、コントロー
ル端子からノイズ用アンテナ72が取り込んだ雑音パル
スを入力すると、ゲートを閉じてNJ部信号Snの通過
を防止するように構成されている。また、IJ部ノイズ
ゲート67,87についても同様な構成を有し、ノイズ
用アンテナ62,82から取り込んだ雑音パルスをコン
トロール端子から入力すると、入力端子から入力したI
J部信号Siの通過を防止する。
【0015】次に、測定作業を説明する前に部分放電測
定の校正方法を説明する。この部分放電測定の校正方法
については上記した文献(電学論文誌B平成3年11
号)にも示されているように、部分放電検出部であるI
J部31に隣接する絶縁接続部41から校正信号を注入
して、同調増幅器35において部分放電検出部52の同
調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波数に選択す
る。また、IJ部31からも校正信号を注入して、同調
増幅器45において部分放電検出部53の同調増幅周波
数を所定のS/N比を有した周波数に選択する。そし
て、これらから普通接続部21の部分放電パルスを部分
放電検出部52にて検出するのに最も良い周波数を設定
する。このように設定しておくと、測定した部分放電パ
ルスの最もS/N比の高い周波数領域を同調増幅して出
力することができる。
定の校正方法を説明する。この部分放電測定の校正方法
については上記した文献(電学論文誌B平成3年11
号)にも示されているように、部分放電検出部であるI
J部31に隣接する絶縁接続部41から校正信号を注入
して、同調増幅器35において部分放電検出部52の同
調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波数に選択す
る。また、IJ部31からも校正信号を注入して、同調
増幅器45において部分放電検出部53の同調増幅周波
数を所定のS/N比を有した周波数に選択する。そし
て、これらから普通接続部21の部分放電パルスを部分
放電検出部52にて検出するのに最も良い周波数を設定
する。このように設定しておくと、測定した部分放電パ
ルスの最もS/N比の高い周波数領域を同調増幅して出
力することができる。
【0016】以下、本発明の部分放電測定方法を説明す
る。例えば、普通接続部21で部分放電が発生した場
合、その部分放電パルスは電力ケーブル線路1を介して
IJ部11,31に伝播し、IJ部11,31の部分放
電検出部51,52でそれぞれ検出される。部分放電検
出部51,52で検出された部分放電パルスは検出イン
ピーダンス13,33を介して部分放電測定器15,3
5で測定され、同調増幅器15,35にそれぞれ出力さ
れる。同調増幅器15,35は、部分放電測定器15,
35で測定した部分放電パルスで最もS/N比の高い周
波数領域を同調増幅してNJ部信号SnとしてNJ部ノ
イズゲート17,37の入力端子にそれぞれ出力する。
る。例えば、普通接続部21で部分放電が発生した場
合、その部分放電パルスは電力ケーブル線路1を介して
IJ部11,31に伝播し、IJ部11,31の部分放
電検出部51,52でそれぞれ検出される。部分放電検
出部51,52で検出された部分放電パルスは検出イン
ピーダンス13,33を介して部分放電測定器15,3
5で測定され、同調増幅器15,35にそれぞれ出力さ
れる。同調増幅器15,35は、部分放電測定器15,
35で測定した部分放電パルスで最もS/N比の高い周
波数領域を同調増幅してNJ部信号SnとしてNJ部ノ
イズゲート17,37の入力端子にそれぞれ出力する。
【0017】一方、NJ部21に近接配置されたノイズ
用アンテナ72は、雑音パルスの検出を行っており、こ
こで検出された雑音パルスは検出インピーダンス73を
介してノイズ測定器74で測定され、同調増幅器75に
出力される。同調増幅器75は測定した雑音パルスを同
調増幅してNJ部ノイズゲート17,37のコントロー
ル端子にそれぞれ出力する。
用アンテナ72は、雑音パルスの検出を行っており、こ
こで検出された雑音パルスは検出インピーダンス73を
介してノイズ測定器74で測定され、同調増幅器75に
出力される。同調増幅器75は測定した雑音パルスを同
調増幅してNJ部ノイズゲート17,37のコントロー
ル端子にそれぞれ出力する。
【0018】NJ部ノイズゲート17,37は、コント
ロール端子がノイズ用アンテナ72からの雑音パルスを
入力したときに限ってゲートを閉じ、入力端子から入力
したNJ部信号SnのNJ部判定装置18,38への通
過を防止する。また、雑音パルスを入力していない場合
には、NJ部信号Snはそのまま通過してNJ部判定装
置18,38に入力する。
ロール端子がノイズ用アンテナ72からの雑音パルスを
入力したときに限ってゲートを閉じ、入力端子から入力
したNJ部信号SnのNJ部判定装置18,38への通
過を防止する。また、雑音パルスを入力していない場合
には、NJ部信号Snはそのまま通過してNJ部判定装
置18,38に入力する。
【0019】NJ部判定装置18,38はNJ部信号S
nを入力すると、NJ部21に「部分放電有」の判定を
行う。
nを入力すると、NJ部21に「部分放電有」の判定を
行う。
【0020】このように、NJ部21から雑音パルスを
取り込んで、そのノイズが測定ゲートに到来したタイミ
ングと部分放電検出部51,52で検出した部分放電パ
ルス(NJ部信号Sn)のタイミングを比較し、タイミ
ングが一致したとき、NJ部信号Snを雑音パルスと見
なして、NJ部ノイズゲート17,37で除去するよう
にしているため、NJ部判定装置18,38に出力され
る部分放電信号には雑音パルスが含まれず、NJ部判定
装置18,38においてNJ部21で発生した部分放電
パルスを雑音パルスと識別して高い精度で測定すること
ができる。
取り込んで、そのノイズが測定ゲートに到来したタイミ
ングと部分放電検出部51,52で検出した部分放電パ
ルス(NJ部信号Sn)のタイミングを比較し、タイミ
ングが一致したとき、NJ部信号Snを雑音パルスと見
なして、NJ部ノイズゲート17,37で除去するよう
にしているため、NJ部判定装置18,38に出力され
る部分放電信号には雑音パルスが含まれず、NJ部判定
装置18,38においてNJ部21で発生した部分放電
パルスを雑音パルスと識別して高い精度で測定すること
ができる。
【0021】また、IJ部11,31で発生する部分放
電についても、その近接した位置に配置されたノイズ用
アンテナ62,82から雑音パルスを取り込み、IJ部
ノイズゲート67でその雑音パルスとタイミングが一致
したIJ部信号Siを除去するようにすれば、同様にI
J部判定装置68,88において、IJ部11,31で
発生した部分放電パルスを雑音パルスと識別して高い精
度で測定することができる。
電についても、その近接した位置に配置されたノイズ用
アンテナ62,82から雑音パルスを取り込み、IJ部
ノイズゲート67でその雑音パルスとタイミングが一致
したIJ部信号Siを除去するようにすれば、同様にI
J部判定装置68,88において、IJ部11,31で
発生した部分放電パルスを雑音パルスと識別して高い精
度で測定することができる。
【0022】図2には、本発明の第2の実施例である終
端接続部101における測定方法、すなわち、電力ケー
ブル線路1のシースと大地間における検出方法が示され
ている。かかる構成としては、電力ケーブル線路1のシ
ースを接地する接地線100と大地間に検出インピーダ
ンス103が挿入され、検出インピーダンス103の出
力は増幅器104,信号遅延素子108を介してノイズ
ゲート107の入力端子に接続されている。一方、電力
ケーブル線路1のNJ部21に近接配置されたノイズ用
アンテナ109は増幅器106,ノイズ信号伝送路10
5を介してノイズゲート107のコントロール端子に接
続されている。尚、接地線100の高周波リアクタンス
が不足している場合には高周波鉄心102を設けること
が望ましい。
端接続部101における測定方法、すなわち、電力ケー
ブル線路1のシースと大地間における検出方法が示され
ている。かかる構成としては、電力ケーブル線路1のシ
ースを接地する接地線100と大地間に検出インピーダ
ンス103が挿入され、検出インピーダンス103の出
力は増幅器104,信号遅延素子108を介してノイズ
ゲート107の入力端子に接続されている。一方、電力
ケーブル線路1のNJ部21に近接配置されたノイズ用
アンテナ109は増幅器106,ノイズ信号伝送路10
5を介してノイズゲート107のコントロール端子に接
続されている。尚、接地線100の高周波リアクタンス
が不足している場合には高周波鉄心102を設けること
が望ましい。
【0023】このような構成において、NJ部21で部
分放電が発生すると、その部分放電パルスは電力ケーブ
ル線路1を介して接地線100まで伝播し、検出インピ
ーダンス103で検出される。検出インピーダンス10
3で検出された部分放電パルスは増幅器104を介して
信号遅延素子108に入力し、ここで所定時間(数〜1
000μs)だけ遅延させられてノイズゲート107に
出力される。この所定の時間とは後述するノイズ用アン
テナ109からノイズ信号伝送路105を介してノイズ
ゲート107まで伝送されてくる雑音パルスの伝送時間
を考慮した時間である。
分放電が発生すると、その部分放電パルスは電力ケーブ
ル線路1を介して接地線100まで伝播し、検出インピ
ーダンス103で検出される。検出インピーダンス10
3で検出された部分放電パルスは増幅器104を介して
信号遅延素子108に入力し、ここで所定時間(数〜1
000μs)だけ遅延させられてノイズゲート107に
出力される。この所定の時間とは後述するノイズ用アン
テナ109からノイズ信号伝送路105を介してノイズ
ゲート107まで伝送されてくる雑音パルスの伝送時間
を考慮した時間である。
【0024】一方、ノイズ用アンテナ109はNJ部2
1の雑音パルスを取り込み、これを増幅器106,ノイ
ズ信号伝送路105を介してノイズゲート107のコン
トロール端子に出力する。
1の雑音パルスを取り込み、これを増幅器106,ノイ
ズ信号伝送路105を介してノイズゲート107のコン
トロール端子に出力する。
【0025】ノイズゲート107は、ノイズ用アンテナ
109からの雑音パルスを入力したときのみ、ゲートを
閉じて検出インピーダンス103から出力される部分放
電パルスを通過を防止し、それ以外のときは部分放電パ
ルスを端子111に通過させる。このため、端子111
に雑音パルスが除去された部分放電パルスのみが表れ、
この部分放電パルスの有無に基づいてNJ部21の部分
放電を判別する。
109からの雑音パルスを入力したときのみ、ゲートを
閉じて検出インピーダンス103から出力される部分放
電パルスを通過を防止し、それ以外のときは部分放電パ
ルスを端子111に通過させる。このため、端子111
に雑音パルスが除去された部分放電パルスのみが表れ、
この部分放電パルスの有無に基づいてNJ部21の部分
放電を判別する。
【0026】図3には、本発明の第3の実施例が示され
ており、終端接続部101から露出した線路導体部11
2に結合コンデンサ110を介して検出インピーダンス
103を接続したものであり、他の構成については図2
と同一であるため説明を省略する。
ており、終端接続部101から露出した線路導体部11
2に結合コンデンサ110を介して検出インピーダンス
103を接続したものであり、他の構成については図2
と同一であるため説明を省略する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の部分放電
測定方法によると、部分放電検出部の同調増幅周波数を
所定のS/N比を有した周波数に設定し、部分放電検出
部に隣接する普通接続部からノイズを取り込んで、その
タイミングと部分放電検出部で検出した第1の検出信号
のタイミングを比較し、両者のタイミングが一致したと
き、第1の検出信号を除去し、残りの第1の検出信号を
普通接続部の部分放電信号として測定するようにしたた
め、線路内部、特に、NJ部で発生した部分放電パルス
を雑音パルスと識別して高い精度で測定することができ
る。
測定方法によると、部分放電検出部の同調増幅周波数を
所定のS/N比を有した周波数に設定し、部分放電検出
部に隣接する普通接続部からノイズを取り込んで、その
タイミングと部分放電検出部で検出した第1の検出信号
のタイミングを比較し、両者のタイミングが一致したと
き、第1の検出信号を除去し、残りの第1の検出信号を
普通接続部の部分放電信号として測定するようにしたた
め、線路内部、特に、NJ部で発生した部分放電パルス
を雑音パルスと識別して高い精度で測定することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例を示す説明図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す説明図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す説明図。
1 電力ケーブル線路 11,31,41 絶縁接続部(IJ部) 13,33,43,63,73,83,93 検出イ
ンピーダンス 14,34,44 部分放電測定器 15,35,45,65,75,85,95 同調増
幅器 17,37,47 NJ部ノイズゲート 18,38,48 NJ部判定装置 21 普通接続部(NJ部) 51,52,53 部分放電検出部 62,72,82,92 ノイズ用アンテナ 64,74,84,94 ノイズ測定器 67,87,97 IJ部ノイズゲート 68,88,98 IJ部判定装置 100 接地線 101
終端接続部 102 高周波鉄心 103
検出インピーダンス 104,106 増幅器 105
ノイズ信号伝送路 107 ノイズゲート 108
信号遅延素子 109 ノイズ用アンテナ 110
結合コンデンサ 111 端子
ンピーダンス 14,34,44 部分放電測定器 15,35,45,65,75,85,95 同調増
幅器 17,37,47 NJ部ノイズゲート 18,38,48 NJ部判定装置 21 普通接続部(NJ部) 51,52,53 部分放電検出部 62,72,82,92 ノイズ用アンテナ 64,74,84,94 ノイズ測定器 67,87,97 IJ部ノイズゲート 68,88,98 IJ部判定装置 100 接地線 101
終端接続部 102 高周波鉄心 103
検出インピーダンス 104,106 増幅器 105
ノイズ信号伝送路 107 ノイズゲート 108
信号遅延素子 109 ノイズ用アンテナ 110
結合コンデンサ 111 端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、線路内部、特
に、NJ部で発生した部分放電パルスを雑音パルスと識
別して高い精度で測定できるようにするため、部分放電
検出部の同調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波
数に設定し、普通接続部からノイズを取り込んで、その
タイミングと部分放電検出部で検出した第1の検出信号
のタイミングを比較し、両者のタイミングが一致したと
き、第1の検出信号を除去し、残りの第1の検出信号を
普通接続部の部分放電信号として測定するようにした部
分放電測定方法を提供するものである。
に、NJ部で発生した部分放電パルスを雑音パルスと識
別して高い精度で測定できるようにするため、部分放電
検出部の同調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波
数に設定し、普通接続部からノイズを取り込んで、その
タイミングと部分放電検出部で検出した第1の検出信号
のタイミングを比較し、両者のタイミングが一致したと
き、第1の検出信号を除去し、残りの第1の検出信号を
普通接続部の部分放電信号として測定するようにした部
分放電測定方法を提供するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、上記部分放電検出部を絶縁接続部に
配置し、同調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波
数に設定し、隣接絶縁接続部からノイズを取り込んで、
そのタイミングと絶縁接続部で検出した第2の検出信号
のタイミングを比較し、両者のタイミングが一致したと
き、第2の検出信号を除去し、残りの第2の検出信号を
隣接絶縁接続部の部分放電信号として測定するようにし
ても良い。
配置し、同調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波
数に設定し、隣接絶縁接続部からノイズを取り込んで、
そのタイミングと絶縁接続部で検出した第2の検出信号
のタイミングを比較し、両者のタイミングが一致したと
き、第2の検出信号を除去し、残りの第2の検出信号を
隣接絶縁接続部の部分放電信号として測定するようにし
ても良い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】更に、上記部分放電検出部を終端接続部,
或いはこの終端接続部から露出した線路導体部に配置
し、同調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波数に
設定し、線路中の普通接続部からノイズを取り込んで、
そのタイミングと終端接続部,或いは線路導体部で検出
した第3の検出信号のタイミングを比較し、両者のタイ
ミングが一致したとき、第3の検出信号を除去し、残り
の第3の検出信号を線路中の普通接続部の部分放電信号
として測定するようにしても良い。
或いはこの終端接続部から露出した線路導体部に配置
し、同調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波数に
設定し、線路中の普通接続部からノイズを取り込んで、
そのタイミングと終端接続部,或いは線路導体部で検出
した第3の検出信号のタイミングを比較し、両者のタイ
ミングが一致したとき、第3の検出信号を除去し、残り
の第3の検出信号を線路中の普通接続部の部分放電信号
として測定するようにしても良い。
Claims (3)
- 【請求項1】 長尺線路中の中間の絶縁接続部に設けた
部分放電検出部から当該部分放電検出部に隣接する普通
接続部の部分放電信号を検出する際、前記部分放電検出
部の同調増幅周波数を所定のS/N比を有した周波数に
設定し、 前記普通接続部の位置からノイズを取り込んで、そのノ
イズが所定の伝送路を伝送されてきたタイミングと前記
部分放電検出部で検出した第1の検出信号のタイミング
を比較し、 前記タイミングが一致したとき、前記第1の検出信号を
除去し、残りの第1の検出信号を前記普通接続部の部分
放電信号として測定することを特徴とする部分放電測定
方法。 - 【請求項2】 ケーブル線路の終端部の防食層上に金属
箔電極を取り付け、これと大地間に前記部分放電検出部
を設け、 線路内の普通接続部の部分放電信号を検出するために、
前記部分放電検出部の同調増幅周波数を所定のS/N比
を有した周波数に設定し、 前記普通接続部の位置からノイズを取り込んで、そのノ
イズが所定の伝送路を伝送されてきたタイミングと前記
終端部で検出した第2の検出信号のタイミングを比較
し、 前記タイミングが一致したとき、前記第2の検出信号を
除去し、残りの第2の検出信号を前記絶縁接続部の部分
放電信号として測定する請求項1の部分放電測定方法。 - 【請求項3】 前記部分放電検出部を前記終端接続部か
ら露出した線路導体部に結合コンデンサを介して接続
し、 線路内の普通接続部の部分放電信号を検出するために、
前記部分放電検出部の同調増幅周波数を所定のS/N比
を有した周波数に設定し、 前記普通接続部の位置からノイズを取り込んで、そのノ
イズが所定の伝送路を伝送されてきたタイミングと前記
線路導体部で検出した第3の検出信号のタイミングを比
較し、 前記タイミングが一致したとき、前記第3の検出信号を
除去し、残りの第3の検出信号を前記終端接続部,或い
は前記線路導体部の部分放電信号として測定する請求項
1の部分放電測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25420392A JP2950039B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 部分放電測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25420392A JP2950039B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 部分放電測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0674998A true JPH0674998A (ja) | 1994-03-18 |
JP2950039B2 JP2950039B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=17261690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25420392A Expired - Lifetime JP2950039B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 部分放電測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2950039B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102059796B1 (ko) * | 2018-07-04 | 2019-12-27 | (주)에코투모로우코리아 | 부분방전 타이밍 신호 취득 장치 및 이를 포함하는 부분방전 노이즈 억제 및 신호 처리 시스템 |
KR20200090562A (ko) * | 2019-01-21 | 2020-07-29 | (주) 에코투모로우코리아 | 광대역 무손실 부분방전 검출 및 노이즈 제거 장치 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP25420392A patent/JP2950039B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102059796B1 (ko) * | 2018-07-04 | 2019-12-27 | (주)에코투모로우코리아 | 부분방전 타이밍 신호 취득 장치 및 이를 포함하는 부분방전 노이즈 억제 및 신호 처리 시스템 |
KR20200090562A (ko) * | 2019-01-21 | 2020-07-29 | (주) 에코투모로우코리아 | 광대역 무손실 부분방전 검출 및 노이즈 제거 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2950039B2 (ja) | 1999-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5365169A (en) | Remote field eddy current flaw detector for metal material including attenuator, adder, phase shiftery and phase comparator | |
US7112968B1 (en) | Method and apparatus for detecting a partial discharge in a high-voltage transmission and distribution system | |
US20140125353A1 (en) | High performance sensor for partial discharge signal-analyzing systems | |
JP5872106B1 (ja) | 部分放電信号処理装置 | |
JP2950039B2 (ja) | 部分放電測定方法 | |
JPH07120527A (ja) | 部分放電検出装置 | |
CN112730983A (zh) | 一种漏泄同轴电缆的测试方法 | |
JPH0640121B2 (ja) | 活線ケーブルの部分放電測定法 | |
JPH0585033B2 (ja) | ||
JP2646631B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置の絶縁異常検出装置 | |
JP2001249157A (ja) | 絶縁診断装置及び絶縁診断方法 | |
JP3034729B2 (ja) | 部分放電測定方法 | |
JP3236770B2 (ja) | Cvケーブル線路の部分放電測定方法 | |
JPH0533608U (ja) | キユービクルの絶縁異常検出装置 | |
JP3072947B2 (ja) | 電力ケーブルの部分放電測定装置 | |
JP2646944B2 (ja) | 部分放電判別方法 | |
JPH06201759A (ja) | 部分放電センサ | |
JP3218983B2 (ja) | 電磁界強度測定装置 | |
JPH07159457A (ja) | スペクトルアナライザおよび周波数スペクトル測定方法 | |
JPH0815366A (ja) | 部分放電測定システム | |
JP3049657B2 (ja) | 部分放電測定方法 | |
JPH068848B2 (ja) | 部分放電測定方法 | |
CN114607363A (zh) | 一种电磁感应测井的共模抑制方法 | |
JPH0519008A (ja) | 部分放電検出装置 | |
JP3280122B2 (ja) | Ae発生箇所標定装置 |