JP2001249157A - 絶縁診断装置及び絶縁診断方法 - Google Patents

絶縁診断装置及び絶縁診断方法

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JP2001249157A
JP2001249157A JP2000060920A JP2000060920A JP2001249157A JP 2001249157 A JP2001249157 A JP 2001249157A JP 2000060920 A JP2000060920 A JP 2000060920A JP 2000060920 A JP2000060920 A JP 2000060920A JP 2001249157 A JP2001249157 A JP 2001249157A
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Japan
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sensor
partial discharge
antenna
noise
insulation
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JP2000060920A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kaminaga
一弘 神長
Osamu Tsuburai
修 粒来
Hiroaki Ujiie
浩明 氏家
Munechika Saito
宗敬 斉藤
Hideto Oki
秀人 大木
Kazuhiko Horikoshi
和彦 堀越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部分放電により発生する高周波電気信号を検
知することによる電気機器の絶縁診断を行う絶縁診断装
置において、測定者や外部ノイズの影響を最小限に抑
え、適切な診断ポイントでの計測を可能とする。 【解決手段】 絶縁筒22の両端に、部分放電センサ2
3とノイズセンサ24を取付ける。各センサは、センサ
ヘッド31内に信号処理を行う検出回路を内蔵し、光信
号に変換されて、光ファイバ34により絶縁筒内を伝送
される。各センサが検出した信号は、一体に形成された
検出回路により光信号に変換されて伝送されるので、伝
送路からノイズが侵入することがなくなり、また、検出
回路と計測装置本体とのインピーダンス整合が問題とな
らなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器の容器内
で発生する部分放電を検出することにより、電気機器の
絶縁状態を診断する絶縁診断装置及び絶縁診断方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】タンク形遮断器、ガス絶縁開閉装置など
の電気機器容器内で絶縁劣化が生じると部分放電が生じ
ることが知られている。また、電気機器容器内の導体間
の接触部に接触不良がある場合にも部分放電が生じるこ
とがある。これらの部分放電を放置しておくと、やがて
絶縁破壊が生じて重大な事故に発展するおそれがある。
したがって、このような電気機器の事故を未然に防ぐた
めに、前段階の部分放電の発生の有無を検出することに
より電気機器の健全性を診断することが広く行われてい
る。
【0003】部分放電を検出するために、種々の手法が
提案され採用されている。このうち、部分放電による振
動や音、加速度などの機械的物理的現象を捕らえる方法
が各種提案されている。その1方法として、部分放電に
より発生する電磁波などの高周波電気信号の有無を監視
するようにした絶縁診断装置が提案されている。図1
は、高周波電気信号の有無を監視する絶縁診断装置の従
来例を示す。
【0004】絶縁診断装置11は、高周波電気信号を検
出するセンサであるアンテナ12と検出した高周波電気
信号から部分放電の有無を判定する計測装置本体13が
一体に構成される。タンク形遮断器14は、主回路部分
が金属容器15内に収納されてシールドされているた
め、絶縁診断時には、絶縁診断装置11を測定者が手に
持って、高周波電気信号を感度良く検出できる場所へア
ンテナ12を近づける。
【0005】この感度良く検出できる場所としては、高
周波信号が内部から漏れ出す碍子16の下部や、構造的
に不連続で高周波信号が共振し易いCTカバー部17な
どがある。碍子16の下部は、高電圧充電部に近く、測
定時に絶縁距離を厳密に管理する必要がある。つまり、
測定員が絶縁診断装置11を持って、碍子16下部に規
定以上に誤って近づくと、碍子16の電界が乱れ絶縁耐
力が低下することがある。さらに、絶縁耐力の低下によ
り、感電事故、地絡事故などを招く危険性がある。した
がって、検出し易さと絶縁協調の観点から、CTカバー
部17に絶縁診断装置11を適用する方が現実的であ
る。
【0006】また、従来の絶縁診断装置として、アンテ
ナ12と計測装置本体13を別体とし、両者間を同軸ケ
ーブルなどの導体で接続するものもある。この場合、測
定者は、アンテナ12だけを所定の場所へ近づける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】絶縁診断装置11又は
アンテナ12を測定者が持って電気機器に近づくと、測
定者自身が導体の一部として作用し、これが影響して絶
縁診断装置11の検出感度を大きく左右する。また、検
出感度が測定者の位置に依存することにより、計測の再
現性が無くなる。さらに、絶縁診断装置11を持つ測定
者の安全上、部分放電信号を検出し易いポイントである
碍子下部16などの高電圧充電部へアンテナ12を近づ
けることができない。
【0008】また、絶縁診断装置11のアンテナ12
は、容器15から漏れ出る高周波電気信号を検出するだ
けでなく、周囲からの外来ノイズも同時に検出をする。
このため、周囲に過大なノイズが発生している時に診断
を行うと、外来ノイズを部分放電による高周波電気信号
として検出して装置が誤動作をする可能性がある。従来
の絶縁診断装置11では、誤動作を懸念し、アンプのゲ
インを低感度に調整していた。このため、微弱信号であ
る高周波電気信号は、周囲で発生する外来ノイズに埋も
れてしまい、感度良く検出できなかった。
【0009】本発明は、部分放電により発生する高周波
電気信号を検知することによる電気機器の絶縁診断を行
う絶縁診断装置において、測定者や外部ノイズの影響を
最小限に抑え、適切な診断ポイントでの計測を可能とす
ることで、電気機器の内部部分放電の検出感度の改善を
図ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものである。本発明は、絶縁筒
と、この絶縁筒の一端に設けた部分放電センサと、前記
絶縁筒の他端に設けたノイズセンサと、信号伝送路によ
り前記部分放電センサ及びノイズセンサと接続される計
測装置本体であって、前記部分放電センサが検出した高
周波電気信号と前記ノイズセンサが検出した電気信号と
に基づいて、部分放電発生の有無を判定する判定部を有
する計測装置本体とを具備する絶縁診断装置において、
前記部分放電センサ及び前記ノイズセンサは、検出回路
とこの検出回路を収納するケースからなるセンサヘッド
と、前記センサヘッドに電気的に絶縁して設けられたア
ンテナとからなり、前記検出回路は、前記アンテナが検
出した電気信号を光信号に変化する電/光変換回路を有
し、前記伝送路は、前記絶縁筒内に収納される部分が、
前記電/光変換回路から出力された光信号を伝送する光
ファイバであるものとする。
【0011】本発明によれば、アンテナと検出回路を一
体化したことにより、アンテナと検出回路との接続部か
ら侵入するノイズを低減し、検出感度を向上することが
できる。また、検出回路と計測装置本体とを光ファイバ
により接続したので、インピーダンス整合などが問題と
ならなくなる。また、本発明の絶縁診断方法において
は、部分放電センサ及びノイズセンサが測定した高周波
電気信号から、所定時間の間のデータを所定数取得し、
前記部分放電センサから取得した所定数のデータを加算
し、前記ノイズセンサから取得した所定数のデータを加
算し、加算した部分放電センサのデータと加算したノイ
ズセンサのデータとの差分をとり、この差分のデータの
レベルが基準値を超えたときに部分放電が検出されたと
判定する。
【0012】本発明によれば、簡単な装置で、測定者及
び外来ノイズの影響を排除して感度の良い絶縁診断がで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図を用いて説
明する。図2は、本発明を適用した絶縁診断装置の外観
を示す。絶縁診断装置21は、塩ビパイプなどにより形
成される絶縁筒22の両端に取り付けた部分放電センサ
23及びノイズセンサ24と、絶縁筒22の中央に設け
た光/電変換部25及びハンドル26と、光/電変換部
25と同軸ケーブル28により接続される測定装置本体
27とから構成される。
【0014】図3は、部分放電センサ23とノイズセン
サ24の構造を示す。円筒形の金属製のケースからなる
センサヘッド31が絶縁筒22の先端に取り付けられ
る。センサヘッド31の先端側に感受部となるアンテナ
32が絶縁物を介して取り付けられる。センサヘッド3
1のケース内部に、プリント基板に搭載された検出回路
33が収納される。アンテナ32と検出回路33とは金
属の導体により接続される。アンテナ32が検出した信
号は、検出回路33において処理がされた後、光信号に
変換されて、絶縁筒22の内部を通る光ファイバ34に
より光/電変換部25に伝送される。
【0015】このように、センサヘッド31、アンテナ
32と検出回路33とを一体化したことにより、アンテ
ナ32と検出回路33中のアンプとの間のインピーダン
ス整合が容易となり、インピーダンス不整合による伝送
ロスを低減できる。また、アンテナ32と検出回路33
の途中の伝送路から侵入する外来ノイズは極めて少なく
なるので、検出感度を高くすることができる。
【0016】図4は、絶縁診断装置21の回路構成を示
す。部分放電センサ23とノイズセンサ24のアンテナ
32が検出した信号は、検出回路33により信号処理さ
れ、電/光変換回路39により光信号に変換される。光
信号は、絶縁筒22内を通る光ファイバ34を通って光
/電変換部25へ伝送され、ここで電気信号に変換され
て同軸ケーブル28により計測装置本体27へ伝送され
る。
【0017】計測装置本体27では、各センサ23,2
4から得た電気信号は、入力回路41、A/D変換器4
2を通してCPU43に入力される。CPU43は、各
センサ23,24が検出した信号を解析し、部分放電の
有無を判定する判定機能を有する。この判定のアルゴリ
ズムについては後述する。CPU43は、解析結果を、
インタフェース回路44を介して、液晶表示器45とプ
リンタ46に表示及び出力する。バッテリ47が装置の
電源として設けられる。また、操作部48が設けられ
る。
【0018】センサ31には、検出回路33の特性を制
御するコントロール回路51が設けられる。計測装置本
体27の操作部48にて検出回路33の特性の設定がさ
れると、制御信号は、光/電変換部25により光信号に
変換され、光ファイバ52によりセンサヘッド31へ伝
送され、コントロール回路51へ入力され、電気信号の
制御信号に変換される。
【0019】図5は、絶縁診断装置21の使用形態を示
す。絶縁異常の診断を行うとき、測定者は、絶縁診断装
置21のハンドル26を片手に持ち、部分放電センサ2
3をタンク形遮断器14の碍子16の下部又はCTカバ
ー部17に近づける。この時、ノイズセンサ24は、C
Tカバー部17から遠い位置になるようにする。計測装
置本体27は肩に掛ける構造とすることができる。
【0020】図2〜4において説明したように、各セン
サ23,24と測定者が持つハンドル26との間は、光
ファイバ34,52と絶縁筒22により接続されてい
て、金属や導体は使用されていない。これにより、各セ
ンサ23,24を高電圧部分に接触させても、測定者が
感電をするおそれがないので、部分放電センサ23を、
高周波電気信号を検出するために最も適切な信号ポイン
トに適用することができる。また、各センサ23,24
と計測装置本体27との間を電気的に絶縁することで、
電気ケーブルなどから侵入するノイズを防止でき、S/
N比の向上を図れる。さらに、センサを持つ測定者がア
ンテナ32の一部を構成することがないので、測定者に
よる影響を低減することができる。
【0021】絶縁診断時、部分放電センサ23は、タン
ク形遮断器14の金属容器15内で発生して漏れ出た高
周波電気信号を検出するだけでなく、周囲から不要信号
であるノイズも検出する。本実施形態においては、周囲
からのノイズは、ノイズセンサ24の併用による差動ノ
イズ除去方式で除去を行い、更に、複数回の測定により
確実な判定を行う。
【0022】図6のフローチャートを用いて、レベル判
定を差動ノイズ除去方法で判定する動作を説明する。図
では、フローチャートの右側に、各ステップで得られる
データを波形で示す。測定を開始すると、ステップS1
1で、部分放電センサ23が検出した信号とノイズセン
サ24が検出した信号から、Tms(例、40ms)ご
とにN個(例、10個)のデータPD1 〜PDN ,N1
〜NN を取得する。上記例の40msとは、商用周波数
が50Hzである場合の2サイクル分の期間に相当す
る。部分放電は、商用電源により発生するので、商用周
波数と同期した40msごとにデータを取得すること
で、N個のデータにおける部分放電の発生タイミングを
ほぼ揃えることができる。また、部分放電側のデータと
ノイズ側のデータは、同じタイミングで取得される。
【0023】ステップS12で、N個の部分放電側デー
タPD1 〜PDN を加算して平均値PDAVをとる。N個
のノイズ側データN1 〜NN を加算して平均値NAVをと
る。部分放電は商用周波数に同期して発生し、ノイズは
商用周波数とは無関係にばらついて発生する。したがっ
て、この加算平均により、同じタイミングで発生する部
分放電成分のレベルは変化しないが、ばらついて発生す
るノイズ成分はレベルが低下する。
【0024】ステップS13で、ノイズ側の加算平均値
AVに係数K(>1)を掛けて重み付けを行う。ステッ
プS14で、部分放電側加算平均値PDAVと重み付けを
したノイズ側加算平均値K・NAVとの差分(PDAV−K
・NAV)をとる。この差をとることにより、部分放電側
加算平均値PDAVに含まれているノイズ成分は、ノイズ
側加算平均値・NAVとほぼ同じなのであるから、差分
(PDAV−K・NAV)に含まれるノイズ成分のレベルは
小さいものとなる。
【0025】ステップS15で、差分(PDAV−K・N
AV)のレベルと第1及び第2の基準値(第1の基準値<
第2の基準値)とを比較する。差分<第1の基準値であ
ればレベル0(正常)と判定する。第1の基準値<差分
<第2の基準値であればレベル1(要ウォッチング)と
判定する。第2のしきい値<差分であれば、レベル2
(部分放電発生)と判定する。
【0026】以上説明した判定方法によれば、簡単な構
成で商用周波数と同期したデータを取得することができ
る。また、商用周波数と同期した複数のデータの加算平
均をとることにより、ノイズの影響を小さくして部分放
電成分を抽出することができく。さらに、部分放電のデ
ータとノイズのデータの差分をとることにより、ノイズ
の影響を小さくすることができる。
【0027】ただ、診断環境又はノイズの種類によって
は、1回の診断では、絶縁異常がないのに、部分放電あ
りと誤判定をする可能性がある。つまり、レベル0と判
定すべきところ、レベル1又は2と判定することがあ
る。これに対処するため、図6に示したレベル判定処理
を所定回繰り返して、レベル判定に正確を期す方法があ
る。
【0028】図7のフローチャートを用いて、複数回の
測定による判定動作を説明する。この例では、複数回の
測定中にレベル0(正常)が一度でも判定されれば、診
断を終了するが、多数決による方法などの他の方法を採
用しても良い。測定開始時に、カウンタ値nを0にクリ
アする。ステップS21で、図6に示した方法のレベル
判定の結果が、レベル0,レベル1,レベル2のいずれ
であるかを判定する。ここでレベル0は正常、レベル1
はウォッチングが必要である、レベル2は、部分放電を
検出したと判定する。
【0029】ここで、レベル0と判定した場合は、測定
を終了してステップS24へ進むが、レベル1又は2と
判定した場合は、複数回の測定を行うため、ステップS
22へ進む。ステップS21,22,23により、カウ
ンタ値nが所定回数M(例、10回)に達するまで、測
定を繰り返すが、途中で一度でもレベル0が検出されれ
ば、正常と判定してステップS24へ進む。所定回数M
の間、すべてレベル1又はレベル2が検出され続けれ
ば、最後のレベル(1又は2)が正しいレベルと判定し
てステップS24へ進む。
【0030】ステップS24で、最終的に判定をしたレ
ベルを液晶表示器45に表示し、ステップS25で、そ
のレベルをプリンタ46により印字する。図8は、検出
回路33の回路構成を示す。検出回路33は、フィルタ
35、アッテネータ36、アンプ37、検波回路38、
電/光変換回路39からなる。アンテナ32が検出した
電気信号は、フィルタ35に入力され、電/光変換回路
39により光信号に変換されて出力される。フィルタ3
5、アッテネータ36、アンプ37をの特性を調整し、
電源のオンオフを制御するコントロール回路51は、光
/電変換回路53とコントロール回路54からなる。
【0031】図9、図10を用いて、フィルタの制御に
ついて説明する。部分放電発生時には、数MHz〜数1
00MHzの周波数範囲の高周波電気信号が発生する。
フィルタ35は、アンテナ32が検出した電気信号か
ら、この周波数範囲の信号を取り出す。この周波数範囲
中に、通信波のような過大ノイズが存在すると、S/N
比が低下して、正常な測定をすることができなくなる。
【0032】図9(A)は、フィルタ35の周波数特性
と、この周波数帯のある周波数fiにノイズが存在する
ことを示す。図9(B)は、ノイズが無い場合の検波回
路38の出力とノイズの影響を受けた出力とを対比して
示す。このノイズに対応するには、フィルタ35の周波
数帯を、ノイズの周波数fiを避けたところに設定すれ
ば、ノイズの影響を避けた測定ができる。
【0033】フィルタ35の周波数帯域を変更するため
には、周波数帯域が制御信号により任意に変更できるプ
ログラマブルフィルタを使用するか、又は、2種類以上
のフィルタ回路を切り替えて使用する。図10(A)
は、プログラマブルフィルタの1例を示す。フィルタ5
5はコンデンサCとインダクタンスLの組み合わせから
なり、コンデンサCsが可変容量コンデンサで形成さ
れ、この容量を制御信号により変化させることにより容
量が変化し、フィルタ55の周波数帯域が変化する。図
10(B)は、2種類の周波数帯域の異なるフィルタ5
6,57を制御信号によりスイッチS1,S2を切り替
える例を示す。
【0034】図11を用いて、アンプ37の制御につい
て説明する。アンプ37は、図11に示すように、入力
レベルに対する出力レベルには必ず飽和領域を有する。
例えば、過大な高周波電気信号がアンプ37に入力され
ると、線形増幅領域を超えることとなり、アンプ37が
飽和したり発振したりする。このため、アンプ37の制
限入力を超えるレベルの入力がされたときには、アンプ
37の増幅率を小に変更することにより、線形領域を使
用して計測を良好に行うことができる。
【0035】図12を用いて、アッテネータ36の制御
について説明する。アンプ37の増幅率が固定であり可
変できない場合は、アンプ37の前段のアッテネータ3
6の値を制御することにより、見かけ上の増幅率を低下
させることができる。また、アンプ37の入力信号を適
当な値に低下させることもできる。(A)は、ダイオー
ドDによる可変アッテネータ60の例で、ダイオードD
に印加する制御信号のレベルを可変とすることにより、
減衰値を変える。(B)は、異なる減衰率を有するアッ
テネータ58,59を直列に接続し、制御信号によりス
イッチS1,S2を切り替える例を示す。
【0036】図13、図14を用いて、部分放電センサ
23とノイズセンサ24の特性を変える例を示す。図1
3は、アンテナ32とセンサヘッド31の一部を断面で
示す。通常、センサヘッド31の先端に、アンテナ32
が絶縁物61を介して取り付けられる。本例では、アン
テナ32とセンサヘッド31との間に、導体、抵抗体、
容量素子又は誘導素子からなるインピーダンス素子62
を取付け、両者間を電気的に接続する。
【0037】図14はアンテナ32の感度特性を示す。
(A)に示す通常時のアンテナ32の感度特性が、イン
ピーダンス素子62の追加後は(B)に示すように変化
をする。したがって、測定対象機器、又は環境に応じ
て、適当なインピーダンス素子62を追加することによ
り、使用するアンテナ特性を変えて規定の感度を得るこ
とができる。
【0038】図15〜18を用いて、センサの変形例に
ついて説明する。部分放電センサ23及びノイズセンサ
24は、金属製のセンサヘッド31とアンテナ32から
なる。診断時には、これらの金属部は対象電気機器の金
属部に接触させず、かつ、一定の距離を保つ必要があ
る。いま、図15(A)に示すように、送電線18との
間のストレイキャパシタCのために、センサヘッド31
に高電圧が誘起された状態で、アンテナ32がCTカバ
ー部17に接触すると、センサヘッド31とCTカバー
部17との間に微小な放電が起こる。
【0039】図16は、センサ23の検出レベルの変化
の状況を示す。(A)は通常時の検出波形を示す。セン
サ23で放電が発生すると、その検出回路波形は、
(B)に示すように乱れて、正確な測定ができなくな
る。また、センサヘッド31が放電により高電圧にチャ
ージされた場合は、測定後に測定者が誤って触って感電
をすることも考えられる。
【0040】また、金属容器15とアンテナ32との距
離lが変わると図17に示すように感度が変化するの
で、測定者によっては距離がばらつき、結果的にセンサ
の感度が変化し、部分放電を検出できないケースが考え
られる。これに対し、センサにガイドカバーを取り付け
ることにより、センサが対象電気機器に接触することを
防止し、かつ、対象電気機器との距離を一定に保つよう
にすることができる。
【0041】図18(A)はガイドカバーの斜視図、
(B)はガイドカバーをセンサ23に取り付けた状態を
示す一部断面図である。ガイドカバー65は、円筒状の
絶縁物からなり、先端にV字形の切り込み66が形成さ
れる。ガイドカバー65内に、適宜の手段によりセンサ
ヘッド31とアンテナ32が固定される。このとき、切
り込み66の先端とアンテナ32の間は規定の距離lに
設定される。
【0042】ガイドカバー65を取り付けたセンサ23
の使用時には、CTカバー部17の下端の角部を切り込
み66に嵌合させる。これにより、金属容器15とアン
テナ32との距離は一定の距離lに保たれることとな
る。図19を用いて、センサを着脱可能とすることにつ
いて説明する。センサ23,24を絶縁筒22から着脱
自在に構成する場合、電/光変換回路39、光/電変換
回路53から光ファイバ34,52を着脱可能とするこ
とは困難であり、不便でもある。したがって、図19に
示すように、電/光変換回路39、光/電変換回路53
及び光ファイバ34,52は絶縁筒22側に設け、電/
光変換回路39等の電気回路側にコネクタ67を設け、
センサヘッド31側に対応するコネクタ68を設けて着
脱可能な構造とする。
【0043】図20を用いて、検出回路33のパーツを
着脱可能とすることについて説明する。絶縁診断時に、
通常の条件以外の特殊な環境下で測定を行うケースがあ
る。例えば、測定バンドを絞るためにフィルタ35を代
える、アッテネータ36を過大信号用のものに代える、
アンプ37を高感度用に代えるなどの規格外の条件にも
対応したいことがある。これに対しては、規格外の条件
に対するオプションパーツを用意しておき、それをアン
テナ32とセンサヘッド31の間に、着脱自在に取り付
ける。
【0044】図20は、センサ部を一部断面で示す。フ
ィルタ、アッテネータ、アンプなどのパーツの一部を一
体にモールドしたアダプタ71を用意する。センサヘッ
ド3とアンテナ32の間にアダプタ71を取付ける。ア
ンテナ32とアダプタ71及びアダプタ71とセンサヘ
ッド31は、雄ねじ形のコネクタ72と雌ねじ形のコネ
クタ73とにより接続される。各コネクタ72,73を
同一仕様とすることで、アダプタ71を取り外して、ア
ンテナ32を直接センサヘッド31に取り付けることも
できる。
【0045】図21を用いて、絶縁筒22を折り曲げ可
能とする例について説明する。(A)に示すように、絶
縁筒22を光/電変換部25に取り付ける部分74が、
絶縁筒22を旋回可能に取り付ける構造とされる。この
構成により、部分放電センサ23とノイズセンサ24と
の間隔を調整することができる。電気機器に適用する場
合に、診断しようとする相75に部分放電センサ23を
適用し、隣接する相76にノイズセンサ24を適用す
る。これにより、ノイズセンサ24は、部分放電センサ
23が検出するノイズとほぼ同様のノイズを検出するこ
ととなるので、精度の良い測定が可能となる。
【0046】図22を用いて、アンテナ32の変形例に
ついて説明する。(A)〜(D)において、平面図を上
に、側面図を下に示す。(A)の例は、絶縁筒22の外
周にヘリカル状にアンテナ線81を巻き付け、その一端
をセンサヘッド31に接続する。このとき、アンテナ線
81は、センサヘッド31の先端に接続しても、中央に
接続しても良い。また、(A)は、アンテナ32を板状
の部材を折り曲げて、センサヘッド31の先端と側面を
カバーする板状アンテナ82とした例を示す。(B)
は、アンテナ32を金属線を巻いてスパイラル状アンテ
ナ83とした例を示す。このようにアンテナの形状を変
化させることにより、診断対象の電気機器に応じた感度
の調整や、受信周波数の調整を可能にできる。
【0047】さらに、ヘリカル状のアンテナ線81を設
けること、巻き付け密度を(C)と(D)のように変化
すること、その長さを調整することにより、センサの共
振特性を変化させ、センサの受信周波数特性及び受信強
度を調整できる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、部分放電により発生す
る高周波電気信号を検知することにより電気機器の絶縁
診断を行う絶縁診断装置及び方法において、測定者や外
部ノイズの影響を最小限に抑え、適切な診断ポイントで
の計測を可能とすることで、電気機器の内部部分放電の
検出感度の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の絶縁診断装置の使用形態を示す図。
【図2】本発明を適用した絶縁診断装置の外観を示す
図。
【図3】図2のセンサの構造を示す図。
【図4】図2の絶縁診断装置の回路構成を示す図。
【図5】図2の絶縁診断装置の使用形態を示す図。
【図6】図2の絶縁診断装置により差動ノイズ除去方式
によるレベル判定動作を示すフローチャート。
【図7】図6のレベル判定を複数回測定する動作を示す
フローチャート。
【図8】図4における検出回路の回路構成を示す図。
【図9】図8のフィルタを制御する原理を説明する図。
【図10】図8のフィルタの具体例を示す図。
【図11】図8のアンプの特性を示す図。
【図12】図8のアッテネータの変形例を示す図。
【図13】図3のセンサの変形例を示す図。
【図14】図13のセンサの特性の変化を示す図。
【図15】対象機器とセンサとの距離関係を説明するた
めの図。
【図16】図2のセンサの検出レベルの変化を示す図。
【図17】図15での電気機器とアンテナとの距離によ
りセンサの感度が変化する状況を示す図。
【図18】図3のセンサに取り付けるガイドカバーを示
す図。
【図19】図3のセンサヘッドを着脱可能とする構成を
示す図。
【図20】図8における検出回路のパーツを着脱可能と
する構成を示す図。
【図21】図2における絶縁筒の変形例を示す図。
【図22】図2におけるアンテナの変形例を示す図。
【符号の説明】
11…絶縁診断装置 12…アンテナ 13…計測装置本体 14…タンク形遮断器 15…金属容器 16…碍子 17…CTカバー部 18…送電線 21…絶縁診断装置 22…絶縁筒 23…部分放電センサ 24…ノイズセンサ 25…光/電変換部 26…ハンドル 27…測定装置本体 28…同軸ケーブル 31…センサヘッド 32…アンテナ 33…検出回路 34…光ファイバ 35…フィルタ 36…アッテネータ 37…アンプ 38…検波回路 39…電/光変換回路 41…入力回路 42…A/D変換器 43…CPU 44…インタフェース回路 45…液晶表示器 46…プリンタ 47…バッテリ 48…操作部 51…コントロール部 52…光ファイバ 53…光/電変換回路 54…コントロール回路 55…プログラマブルフィルタ 56,57…フィルタ 58,59…アッテネータ 61…絶縁物 62…インピーダンス素子 65…ガイドカバー 66…切り込み 67,68…コネクタ 71…アダプタ 72,73…コネクタ 74…取付け部分 75,76…電気機器の各相 81…アンテナ線 82…板状アンテナ 83…スパイラル状アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粒来 修 宮城県仙台市青葉区一番町三丁目7番1号 東北電力株式会社内 (72)発明者 氏家 浩明 宮城県仙台市青葉区一番町三丁目7番1号 東北電力株式会社内 (72)発明者 斉藤 宗敬 群馬県群馬郡箕郷町生原1219−6 (72)発明者 大木 秀人 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内 (72)発明者 堀越 和彦 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内 Fターム(参考) 2G015 AA09 BA02 BA04 CA01 5G017 EE02 5G365 DA12 DN04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁筒と、 この絶縁筒の一端に設けた部分放電センサと、 前記絶縁筒の他端に設けたノイズセンサと、 信号伝送路により前記部分放電センサ及びノイズセンサ
    と接続される計測装置本体であって、前記部分放電セン
    サが検出した高周波電気信号と前記ノイズセンサが検出
    した電気信号とに基づいて、部分放電発生の有無を判定
    する判定部を有する計測装置本体と、 を具備する絶縁診断装置において、 前記部分放電センサ及び前記ノイズセンサは、検出回路
    と、この検出回路を収納するケースからなるセンサヘッ
    ドと、前記センサヘッドに電気的に絶縁して設けられる
    アンテナとからなり、 前記検出回路は、前記アンテナが検出した電気信号を光
    信号に変化する電/光変換回路を有し、 前記伝送路は、前記絶縁筒内に収納される部分が、前記
    電/光変換回路から出力された光信号を伝送する光ファ
    イバであること、 を特徴とする絶縁診断装置。
  2. 【請求項2】 前記検出回路は、前記計測装置本体から
    の制御によりセンサの特性を制御するコントロール回路
    を有する請求項1に記載の絶縁診断装置。
  3. 【請求項3】 前記センサヘッドと前記アンテナとをイ
    ンピーダンス素子により連結する請求項1に記載の絶縁
    診断装置。
  4. 【請求項4】 絶縁物により形成され、前記アンテナ及
    び前記センサヘッドの側面をカバーするカバー部と、前
    記アンテナの先端と測定対象との間の距離を保つための
    ガイド部とを有するガイドカバーを具備する請求項1に
    記載の絶縁診断装置。
  5. 【請求項5】 前記電/光変換回路は、電気回路部分に
    分離可能なコネクタを有し、前記センサヘッド及び前記
    検出回路は、前記コネクタの部分において、前記絶縁筒
    から着脱自在とされる請求項1に記載の絶縁診断装置。
  6. 【請求項6】 前記検出回路は、そのパーツが前記検出
    回路及び前記アンテナから着脱可能に構成される請求項
    1に記載の絶縁診断装置。
  7. 【請求項7】 前記絶縁筒は、前記部分放電センサの位
    置と前記ノイズセンサの位置を調整可能にするように形
    成される請求項1に記載の絶縁診断装置。
  8. 【請求項8】 前記絶縁筒にヘリカル状に巻き付けら
    れ、前記センサヘッドに接続されるアンテナ導体を具備
    する請求項1に記載の絶縁診断装置。
  9. 【請求項9】 部分放電センサ及びノイズセンサが検出
    した高周波電気信号から、所定時間の間のデータを所定
    数取得し、 前記部分放電センサから取得した所定数のデータを加算
    し、前記ノイズセンサから取得した所定数のデータを加
    算し、 加算した部分放電センサのデータと加算したノイズセン
    サのデータとの差分をとり、 この差分のデータのレベルが基準値を超えたときに部分
    放電が検出されたと判定することを特徴とする絶縁診断
    方法。
  10. 【請求項10】 前記差分のデータのレベルが基準値を
    超えたとき、前記絶縁診断方法を複数回繰り返し、所定
    回数連続して前記差分のデータのレベルが基準値を超え
    たときに、部分放電が検出されたと判定する請求項9に
    記載の絶縁診断方法。
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