JPH0674924B2 - 給湯機の漏水検知装置 - Google Patents

給湯機の漏水検知装置

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JPH0674924B2
JPH0674924B2 JP6843787A JP6843787A JPH0674924B2 JP H0674924 B2 JPH0674924 B2 JP H0674924B2 JP 6843787 A JP6843787 A JP 6843787A JP 6843787 A JP6843787 A JP 6843787A JP H0674924 B2 JPH0674924 B2 JP H0674924B2
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JP
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water
hot water
flow meter
shutoff valve
hot
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JP6843787A
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忠 山崎
理照 三好
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、給湯機の万一の漏水を、初期の段階で事故の
拡大を未然に防止できるように構成した給湯機の漏水検
知装置に関するものである。
従来の技術 近年、水質の悪化等の影響も加わり、給水,給湯機器等
の水による腐食の問題がクローズアップされてきてい
る。特に高層集合住宅などに給水,給湯機器を設置した
場合、万一漏水が生ずると、機器の使用者だけの問題に
とどまらず、階人の人も含め、非常に重大な問題になり
かねない。
この対策として、機器の設置場所の床を防水処理した
り、あるいはドレンバンを新たに設けて排水処理を行な
ったりする他、特殊な漏水検知装置を機器周辺に設置す
ることにより対応している。
以下、従来の漏水検知装置の一例について説明する。
第3図は従来の漏水検知装置の概略構成図を示したもの
で、この第3図において、1は漏水検知装置本体で警報
ブザー2、警報ランプ3は電源コード4、漏水検知帯5
を有している。
第4図は前記漏水検知帯5の構造図を示したもので、絶
縁被覆5cを有した電極リード線5bの外周の複数ケ所に電
極5aを設けている。第5図は同漏水検知装置の一使用例
を示したもので、使用機器7の周囲の床の漏水検知装置
本体1からの漏水検知帯5をステッカー6により固定し
ている。
次に上記第3図,第4図,第5図にもとづいてその動作
を説明する。今、機器7より漏水が発生すると、この漏
水により流れ出した水は、漏水検知帯5に達する。漏水
検知帯5の表面には、ある一定の間隔で電極5aがかしめ
られている。また漏水検知帯5の内部には、電極リード
線5bが2本埋設されており、互いに異なる極性の電圧が
印加されている。先に述べた電極5aは、2個で一対をな
しており、それぞれ極性の異なる電極リード線5bと、別
々に接続されている。すなわち、2本の電極リード線5b
は、複数の電極5aを有しており、かつ電極5aは1個ずつ
独立したものである。漏水検知帯5に達した水は、その
抵抗を介して、独立して設けられた電極5a間を電気的に
接続させる。電極5aは先に述べた通り、電極リード線5b
に接続されており、また2本の電極リード線5bは常に互
いに異なる極性の電圧が印加されていることにより、2
本の電極リード線5b間には電流が流れることになる。さ
らに電極リード線5bは、漏水検知装置本体1と接続され
ており、この漏水検知装置本体1はこの現象を漏水と判
定し、漏水検知装置本体1に設けられている警報ブザー
2並びに警報ランプ3で、使用者に漏水を知らせるので
ある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、かなりの量の漏
水が発生しないと、漏水検知をすることができないた
め、機器7をある程度大きく損傷させてしまうこととな
り、その結果、機器7の修復が困難になるというおそれ
があった。また漏水検知帯5の設置方法が複雑であるば
かりでなく、漏水検知装置1自体の設備の規模が大きく
なりすぎるため、値段的にも高いものとならざるを得な
いという問題点を有していた。
さらに止水弁を閉じた場合(給湯機故障時や長期不在時
等の場合)には、漏水検知ができないという問題点を有
していた。
本発明は上記問題点に鑑み、極めて初段の段階で漏水を
検知し、かつ非常に簡素な構成で、より確実に漏水を検
知することが可能となる漏水検知装置を提供することを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の給湯機の漏水検知
装置は、貯湯タンクと、止水弁・電磁止水バルブ・水流
量計・前記貯湯タンクの順に接続した給水配管と、前記
貯湯タンク・湯流量計・空気抜弁・コックの順に接続し
た給湯配管と、前記水流量計と前記湯流量計の検知デー
タにより前記電磁止水バルブの開閉を制御する制御部と
を備え、前記制御部は、前記水流量計と前記湯流量計に
よる流水の前記検知データが同じときは前記電磁止水バ
ルブの動作を指示せず、前記検知データが異なるときは
前記電磁止水バルブの動作を指示する判定部を有したも
のである。
作 用 本発明は上記した構成によって、給湯機の水漏れが生じ
た場合、水流量計と湯流量計の相方の信号により、制御
部が水漏れの有無を即座に判断する。と同時に、水漏れ
有の場合は、電磁止水バルブを閉じて給水源からの貯湯
タンクへの給水を遮断する。この結果、漏水事故に初期
の段階で対処できるので、漏水事故が引き起こす数々の
損傷や拡大を未然に防ぐことができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例における給湯機の漏水検知装
置の概略構成図を示したもので、21は底部に加熱源30を
備えた貯湯タンクで、この貯湯タンク21の下部には給水
源側から止水弁23・電磁止水バルブ24・水流量計25の順
に接続した給水配管22が接続されており、また上部には
湯流量計26・空気抜弁31・コック27の順に接続した給湯
配管28が接続されている。さらに、貯湯タンク21の下部
にはドレンコック29が設けられ、給湯配管28には空気抜
弁31が設けられている。さらに、水流量計25と湯流量計
26との検知データに基づき電磁止水バルブ24を制御する
制御部32が設けられている。尚、制御部32は、比較部32
aと判定部32bより構成している。
以上のように構成された給湯機の漏水検知装置におい
て、第1図を用いてその動作を説明する。
まず、給湯機が正常で漏水事故が生じていない場合は、
次の2つの状態となる。使用者がコック27を開けて給湯
する時は、水流量計25と湯流量計26はともに水と湯の流
れを検知し、使用者がコック27を閉じて給湯を止めた時
は、水流量計25と湯流量計26はともに水と湯の流れを検
知しない。
反対に給湯機が漏水事故を生じている場合は、次の2つ
の状態となる。使用者がコック27を閉じて給湯を止めた
時、湯流量計26は湯の流れを検知しないが、水流量計25
は給水源からの水道水圧により貯湯タンク21の漏水部と
の間で水道水が流れるので、水の流れを検知する。そし
て、給湯機の故障時や長期不在時に使用者が止水弁23を
閉じた場合、給湯配管28途中の空気抜弁31が吸気して貯
湯タンク21の漏水部との間で水頭差を生じて湯水が流れ
るので、湯流量計26は湯水の流れを検知するが、水流量
計25は流れを検知しない。つまり、水流量計25、および
湯流量計26の検知データが制御部32の比較部32aに入
り、判定部32bによって電磁止水バルブ24の動作「開」
または「閉」を制御することになる。
以上を整理すると、第1表、および第2図の通りとな
る。
正常時、漏水を生じていないときは、制御部32の比較部
32aは、まず水流量計25が水の流れを検知33し、さらに
湯流量計26が湯の流れを検知34すると、判定部32bは電
磁止水バルブ24の動作を指示35しない(「開」状態)。
同時に水流量計25が水の流れを検知33せず、さらに湯流
量計26が湯の流れを検知36しないとき、判定部32bは電
磁止水バルブ24の動作を指示35しない(「開」状態)。
反対に漏水を生じているときは、水流量計25が水の流れ
を検知33し、湯流量計26が湯の流れを検知34しないと
き、判定部32bは電磁止水バルブ24の動作を指示37する
(「閉」状態)。同様に水流量計25が水の流れを検知33
せず、湯流量計26が湯の流れを検知37するとき、判定部
32bは電磁止水バルブ24の動作を指示37する(「閉」状
態)。
つまり、制御部32が常時流量計25および26の検知データ
を判定して電磁止水バルブ24の開閉を自動制御する。従
って、給湯機が漏水事故を生じた場合は、給水源からの
水道水圧を遮断するので、水頭圧がかからず貯湯タンク
21の漏水部の破損穴からの漏水流量が即時に激減させる
ことが出来て、浸水による被害拡大を最小限に留め、一
方で使用者の事故対策をうながすことになる。
なお、本実施例では、制御部32は、使用者への警報や警
告などの表示、また電源遮断などの処置を指示すること
も出来るものである。
また、本実施例では、流量計25,26は給水配管22と給湯
配管28に設けたが、給水配管22だけでも同じ効果が期待
できるものである。
更に、本実施例では、流量計25,26としているが、いわ
ゆる配管の中の湯水の流れを検知出来るセンサー等のも
のでも同じ効果が期待できるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、日常の使用時や、給湯機
故障時、長期不在時等の場合にも、流量計の湯水の流れ
検知により、即座に給水源を断つので、浸水による被害
拡大を最小限に食い止め、使用者は安心して使うことが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の給湯機の漏水検知装置の概
略構成図、第2図は本発明の同実施例の制御部の動作流
れ図、第3図は従来の漏水検知装置の概略斜視図、第4
図は従来の漏水検知装置の漏水検知帯の部分斜視図、第
5図は従来の漏水検知装置の一使用例を示す概略斜視図
である。 21……貯湯タンク、22……給水配管、23……止水弁、24
……電磁止水バルブ、25……水流量計、26……湯流量
計、27……コック、28……給湯配管、32……制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯湯タンクと、止水弁・電磁止水バルブ・
    水流量計・前記貯湯タンクの順に接続した給水配管と、
    前記貯湯タンク・湯流量計・空気抜弁・コックの順に接
    続した給湯配管と、前記水流量計と前記湯流量計の検知
    データにより前記電磁止水バルブの開閉を制御する制御
    部とを備え、前記制御部は、前記水流量計と前記湯量流
    計による流水の前記検知データが同じときは前記電磁止
    水バルブの動作を指示せず、前記検知データが異なると
    きは前記電磁止水バルブの動作を指示する判定部を有し
    てなる給湯機の漏水検知装置。
JP6843787A 1987-03-23 1987-03-23 給湯機の漏水検知装置 Expired - Lifetime JPH0674924B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012002400A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Rinnai Corp 給湯装置

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