JPH0674505A - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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Publication number
JPH0674505A
JPH0674505A JP4222707A JP22270792A JPH0674505A JP H0674505 A JPH0674505 A JP H0674505A JP 4222707 A JP4222707 A JP 4222707A JP 22270792 A JP22270792 A JP 22270792A JP H0674505 A JPH0674505 A JP H0674505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation fan
indoor
indoor grill
bathroom
grill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4222707A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Wagi
勝彦 和木
Toshio Nakamura
俊夫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4222707A priority Critical patent/JPH0674505A/ja
Publication of JPH0674505A publication Critical patent/JPH0674505A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高湿度条件下で使用する換気扇に付着する水
分による水滴形成を防ぎ、換気扇の取り付け場所の制約
を減ずる。 【構成】 室内側に装着する室内グリル2の表面に親水
化処理3を施す。 【効果】 室内グリルの表面に水分が均等に濡れ状態に
付くことになり、部分的に水分が集合して滴を形成する
ことが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は浴室等の高湿度環境下
で使われる換気扇の室内グリルに付着する水の処理に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】浴室の換気に供される従来の換気扇は例
えば、図7や図8に示すように浴室の天井面10や壁面
11に取り付けられ、室内側に装着された室内グリル1
2から浴室の空気を吸い込み、浴室外へ排気するように
なっている。浴室は高湿度環境になることが多く、換気
扇の運転により空気とともに水分を外に排出することが
できるが、浴槽13からの湯気や水蒸気の補給があるの
で、室内面に付着した水分は水滴14になり、流下や滴
下していることは良く知られていることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の換
気扇においては、取り付け状態で天井面10や壁面11
より室内グリル12が突出するため、水滴14が室内グ
リル12から滴下しやすく、水滴14が滴下しても入浴
者に当たらない位置に取り付けるため、取り付け場所が
制約されるといった課題を含んでいる。
【0004】この発明はかかる従来の課題を解決するた
めになされたもので、付着する水の処理機能を持ち、取
り付け場所に関する自由度の高い換気扇を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る換気扇
は、室内側に装着する室内グリルの表面に親水化処理を
施したものである。
【0006】第2の発明に係る換気扇は、室内グリルの
表面に親水化処理を施すとともに、室内グリルの表面を
傾斜面にしたものである。
【0007】第3の発明に係る換気扇は、室内グリルの
表面に親水化処理を施すとともに、室内グリルの表面の
水分を一方向に集めかつ排水処理構造の傾斜面にしたも
のである。
【0008】
【作用】第1の発明においては、室内グリルの表面に水
分が均等に濡れ状態に付くことになり、部分的に水分が
集合して滴を形成することを防ぐことができる。
【0009】また第2の発明においては、室内グリルの
下り勾配側に付着した水分を逐次導くことができるよう
になる。
【0010】また第3の発明においては、特に室内グリ
ルに付着した水分を逐次所定の方向に導き集めることが
できるようになる。
【0011】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例としての換気扇を浴
室に取り付け状態で示す説明図である。換気扇は送風機
を組込んだ本体1と、この本体1の室内側面に装着され
実質的な換気吸い込み口を形成する室内グリル2とを主
体に構成されていて、本体1の排気口から直接又はダク
トを介して室外へ排気するようになっている。室内グリ
ル2はプラスチック製で室内側となる表面は、親水性塗
料の塗布や親水性を持つ組成のプラスチック材料を使う
ことなどによる親水化処理3が施され、親水性を帯びて
いる。
【0012】この換気扇は室内グリル2の表面が親水性
を帯びているので、高湿度の例えば浴室の天井面に取り
付けた場合にも室内グリル2から不用意に滴が滴下する
ことは殆どなくなる。即ち、室内グリル2の表面に付着
した浴室の水蒸気や湯気による水分は、室内グリル2の
表面に親水性があるので均一に濡れる状態になって表面
全体で保持され、部分的に集まり不規則な位置に滴を形
成することがなくなるので、不用意に入浴者の上に滴が
滴下し不快感をかもすようなことは極力回避されること
になる。従って、換気扇自体の例えば浴室における取り
付け位置も、滴の滴下をあまり考慮しなくてもよいの
で、これまでより自由に設定することができる。
【0013】実施例2.図2はこの発明の他の実施例と
しての換気扇を浴室に取り付け状態で示す説明図であ
る。この換気扇は送風機を組込んだ本体1と、この本体
1の室内側面に装着され実質的な換気吸い込み口を形成
する室内グリル2とを主体に構成されている点は実施例
1と同じである。この実施例の換気扇の特徴は室内グリ
ル2の室内側の表面が一方向に傾斜4していることであ
る。勿論室内グリル2の表面は、親水化処理3が施さ
れ、親水性を帯びている。
【0014】この換気扇は室内グリル2の表面が勾配を
持ち親水性を帯びているので、高湿度の例えば浴室の天
井面に取り付けた場合、室内グリル2の表面に付着した
水分を逐次勾配の下傾端側に流下させることができる。
従って、室内グリル2から最終的に落下ないしは流下す
る水の位置を取り付け時に設定でき、不用意な滴の滴下
を回避することができる。
【0015】実施例3.図3及び図4は、それぞれこの
発明の更に他の実施例としての換気扇を浴室に取り付け
状態で示す説明図である。この換気扇は実施例2の換気
扇を水処理について発展させたもので、室内グリル2の
室内側の表面が一方向に傾斜4し、下傾側に集合する格
子構造5を備えていることを特徴としている。勿論室内
グリル2の表面は、親水化処理3が施され、親水性を帯
びていることは前例と同じである。そして、図3に示す
ものでは室内グリル2の下傾端にドレン受け6が設けら
れ、図4に示すものではドレン受け6に排水管7が接続
されている。
【0016】この換気扇は室内グリル2の表面が勾配を
持ち一方向に集まる格子構造5で親水性を帯びているの
で、高湿度の例えば浴室の天井面に取り付けた場合、室
内グリル2の表面に付着した水分を逐次勾配の下傾端側
の一箇所に集めドレン受け6に受容させ、或いは排水管
7で排水処理することができ、室内グリル2に付着した
水分を滴下させることなく随意に処理することができ
る。
【0017】なお、いずれの実施例も、図5及び図6に
示すように換気扇を浴室の壁面に取り付けてもよい。こ
の場合は天井に取り付けた場合より室内グリル2に付着
した水の処理は、壁面を伝って流下し滴を形成しにくい
ため容易になる。なお、図5,図6において、上述の各
実施例のものと同一の符号は、各実施例のものと同一又
は相当部分を示すものである。
【0018】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、第1の発明によれば室内グリルの表面に水分が均
等に濡れ状態に付くことになり、部分的に水分が集合し
て滴を形成することを防ぐことができるので、滴が滴下
し不快感をかもすようなことを極力回避することがで
き、例えば浴室における取り付け位置も、滴の滴下をあ
まり考慮しなくてもよいので、これまでよりはるかに自
由に設定することができることになる。
【0019】また第2の発明によれば、特に室内グリル
の下り勾配側に付着した水分を逐次導くことができ、室
内グリルに付着した水をコントロールできるようにな
る。
【0020】また第3の発明においては、特に室内グリ
ルに付着した水分を逐次所定の方向に導き集めることが
でき、室内グリルに付着した水を一層随意にコントロー
ルできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例としての換気扇を浴室に取り
付け状態で示す説明図である。
【図2】この発明の他の実施例としての換気扇を浴室に
取り付け状態で示す説明図である。
【図3】この発明の他の実施例としての換気扇を浴室に
取り付け状態で示す説明図である。
【図4】この発明の更に他の実施例としての換気扇を浴
室に取り付け状態で示す説明図である。
【図5】この発明の更に他の実施例としての換気扇を浴
室に取り付け状態で示す説明図である。
【図6】この発明の他の実施例としての換気扇を浴室に
取り付け状態で示す説明図である。
【図7】従来の換気扇を浴室に取り付け状態で示す説明
図である。
【図8】従来の換気扇を浴室に取り付け状態で示す説明
図である。
【符号の説明】
1 本体 2 室内グリル 3 親水化処理 4 傾斜 5 格子構造

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室等の高湿度条件下で使用する換気扇
    であって、その室内側に装着する室内グリルの表面に親
    水化処理を施したことを特徴とする換気扇。
  2. 【請求項2】 室内グリルの表面が傾斜面であることを
    特徴とする請求項1に記載の換気扇。
  3. 【請求項3】 室内グリルの表面の水分を一方向に集め
    排水処理構造を設けた請求項2に記載の換気扇。
JP4222707A 1992-08-21 1992-08-21 換気扇 Pending JPH0674505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4222707A JPH0674505A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 換気扇

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4222707A JPH0674505A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 換気扇

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674505A true JPH0674505A (ja) 1994-03-15

Family

ID=16786650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4222707A Pending JPH0674505A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 換気扇

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0674505A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013149620A1 (en) * 2012-04-02 2013-10-10 Dantherm Air Handling A/S Air inlet

Cited By (1)

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WO2013149620A1 (en) * 2012-04-02 2013-10-10 Dantherm Air Handling A/S Air inlet

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