JPH0674477U - 車両のシート構造 - Google Patents

車両のシート構造

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JPH0674477U
JPH0674477U JP020809U JP2080993U JPH0674477U JP H0674477 U JPH0674477 U JP H0674477U JP 020809 U JP020809 U JP 020809U JP 2080993 U JP2080993 U JP 2080993U JP H0674477 U JPH0674477 U JP H0674477U
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JP
Japan
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seat
cushion
seat back
height
armrest
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Pending
Application number
JP020809U
Other languages
English (en)
Inventor
礼治 菊池
俊史 鈴木
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】車両の前席において、2人掛け時のアームレス
ト機能の自由度を高め、3人掛け時の後方視認性を確保
することのできる車両のシート構造を提供する。 【構成】中央席シート3は、シートクッション31と、シ
ートクッション31に対して回動可能に設けられたシート
バック32と、シートバック32の後方に回動可能に設けら
れて、ヘッドレスト34A,34Bを有する2本のアームレ
スト33A,33Bとを備えており、シートクッション31の
高さは、両サイドのシート1,2のシートクッション1
1,21の高さよりもシートバック32の厚さだけ低く形成
され、シートバック32をシートクッション31上に倒して
重合させた時に、両サイドのシート1,2のシートクッ
ション11,21の高さとシートバック32の背面の高さが略
等しくなる

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のシート、特に前席における3人掛けが可能な車両のシート構 造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両の前席は、運転席と助手席の2人掛け、または運転席1人助手席 2人の3人掛け、或いは一体のベンチシートの3人掛け等が用いられている。 従来、シートを3人掛けとすると、助手席に1人着座した時に間の席が無駄に なるために、シートのシートバックを倒して利用するものが提案されている。
【0003】 例えば、特開昭63− 46950号公報に記載されたものは、3人掛けシートのシー ドバックの中央部分の下部を起倒可能とし、該中央部分下部を倒したときには両 側のシートに対するアームレストとなり、倒した状態で中央部分を下部と上部に 分割し、上部のみを起こして幼児用シートとしている。 また、実開平4− 69331号公報に記載されたものは、3人掛けシートのシード バックの中央部に収納凹部を形成し、この収納凹部に物置きと、物置きに結合し たアームレストとを起倒自在に嵌合させている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両のシート構造においては、中央部分を倒してア ームレストとして使用する場合、倒れる部分が一体であるために一方の乗員がア ームレストを不要とする、例えば運転者にとって不要である場合などにもアーム レストを起こすことができないという欠点があった。 また、3人掛けとして使用する際に、シートクッションの高さが3人とも同じ であるから運転者にとって後方視認性が低下するという問題があった。
【0005】 本考案の目的は、車両の前席において、2人掛け時のアームレスト機能の自由 度を高め、3人掛け時の後方視認性を確保することのできる車両のシート構造を 提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の車両のシート構造は、前席に3人掛け可能 なシートを配置した車両のシート構造であって、中央席には、シートクッション に重合させた状態の時、両サイドのシートクッションの高さと略同一の高さとな るシートクッションに対して回動可能なシートバックと、2人掛け時にシートバ ックをシートクッションに重合させた時にのみ使用可能な2本のアームレストと を備えたものである。 また、シートバックまたはアームレストにヘッドレストを設け、アームレスト の背面に物入れを設けると良い。
【0007】
【作用】
2人掛けの際には、中央席のシートバックを倒してシートクッション上に重合 させ、倒したシートバックの背面上に2本の独立したアームレストを、運転席並 びに助手席の乗員の好みに応じて倒して使用できる。 3人掛けの際には、2本のアームレストを起こし、次にシートバックを起こす ことにより、中央席のシートクッションの高さが、シートバックの厚さだけ両サ イドのシートクッションの高さよりも低くなるから、後方視認性を確保すること ができる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図を参照して説明する。 図1に示す第1実施例は、運転席シート1はシートクッション11と、シートバ ック12とを備え、助手席シート2は、シートクッション21と、シートバック22と を備えるとともに、シートクッション21の運転席シート1側に中央席シート3の シートクッション31が設けられ、助手席シート2のシートクッション21と、中央 席シート3のシートクッション31とは一体に連結されている(図3参照)。 なお、図3において、5はフロアパネル、6はトンネル部、7はサイドドアで ある。
【0009】 中央席シート3は、シートクッション31と、シートクッション31に対して回動 可能に設けられたシートバック32と、シートバック32の後方に回動可能に設けら れて、ヘッドレスト34A,34Bをそれぞれ有する2本のアームレスト33A,33B とを備えており、シートクッション31の高さは、両サイドのシート1,2のシー トクッション11,21の高さよりもシートバック32の厚さだけ低く形成されている (図3参照)、即ちシートバック32をシートクッション31上に倒して重合させた 時に、両サイドのシート1,2のシートクッション11,21の高さとシートバック 32の背面の高さが略等しくなる(図1b参照)。
【0010】 次に、使用状態に付いて説明すると、図1aに示す2人掛けの状態では、シー トクッション31の上にシートバック32を倒し、該シートバック32の背面上に2本 の独立したアームレスト33A,33Bを必要に応じて倒すものであり、一方のアー ムレストが不要の場合は、不要のアームレストを起こしておいても良い。 2人掛けから3人掛けに切り換える場合は、図1bに示されるように、各シー ト1,2,3の前後方向位置を一致させ、2本のアームレスト33A,33Bを共に 起こした後、シートバック32を起こして、シートバック32をアームレスト33A, 33Bの前面に重合させる(図1c参照)。 なお、シートバック32の高さは、アームレスト33A,33Bよりもヘッドレスト 34A,34Bの寸法だけ低く形成されているから、シートバック32はアームレスト 33A,33Bのヘッドレスト34A,34Bより下の部分に確実に重合される。
【0011】 上記構成により、2人掛けの際には、中央席のシートバックを倒してシートク ッション上に重合させ、倒したシートバックの背面上に2本の独立したアームレ ストを、運転席並びに助手席の乗員の好みに応じて倒して使用できる。 また、3人掛けの際には、2本のアームレストを起こし、次にシートバックを 起こすことにより、中央席のシートクッションの高さが、シートバックの厚さだ け両サイドのシートクッションの高さよりも低くなるから、後方視認性を確保す ることができる。 さらに、アームレストのみを起こした状態においては、両サイドのシート1, 2を広々とした感じで使用できる。
【0012】 図2において第2実施例を説明すると、図1と同じ符号は同一部材を示すもの であり、中央席シート4は、シートクッション41と、シートクッション41に対し て回動可能に設けられたシートバック42と、シートバック42の後方に回動可能に 設けられた2本のアームレスト43A,43Bとを備え、シートバック42の上端にヘ ッドレスト44が設けられており、シートクッション41の高さは、両サイドのシー ト1,2のシートクッション11,21の高さよりもシートバック42の厚さだけ低く 形成されている(図3参照)、即ちシートバック42をシートクッション41上に倒 して重合させた時に、両サイドのシート1,2のシートクッション11,21の高さ とシートバック42の背面の高さが略等しくなる(図2b参照)。
【0013】 次に、使用状態に付いて説明すると、図2aに示す2人掛けの状態では、シー トクッション41の上にシートバック42を倒し、該シートバック42の背面上に2本 の独立したアームレスト43A,43Bを必要に応じて倒すものであり、一方のアー ムレストが不要の場合は、不要のアームレストを起こしておいても良く、アーム レストのみを起こしていると広々としたベンチシートの感覚で使用できる。 2人掛けから3人掛けに切り換える場合は、図2bに示されるように、各シー ト1,2,3の前後方向位置を一致させ、2本のアームレスト43A,43Bを共に 起こした後、シートバック42を起こして、シートバック42をアームレスト43A, 43Bの前面に重合させる(図2c参照)。 なお、シートバック42の高さは、アームレスト43A,43Bよりもヘッドレスト 44の寸法だけ高く形成されるとともに、背面上部に段部46が形成されており、ア ームレスト43A,43Bの上端に形成された係合部45A,45Bが重合時に段部46に 係合する。
【0014】 図4において、シートフレーム8は助手席側サイドフレーム81,82と、中央席 側サイドフレーム83と、フロントフレーム84と、助手席側支持軸85と、中央席側 支持軸86とを備え、シートスライダ9のスライダ92,96にそれぞれサイドフレー ム81,83が連結される。 スライダ92,96はそれぞれレール91,92に移動自在に係合しており、ロック装 置93,97を備え、ロック操作レバー94と連結ワイヤ95とによってロック装置93, 97のロック、アンロックの動作を行う。 助手席側サイドフレーム81,82に助手席シートパン90Aが、中央席側サイドフ レーム83と助手席側サイドフレーム82に中央席シートパン90Bが載置固定され、 助手席シートパン90Aに助手席シート2のシートクッション21が、中央席シート パン90Bに中央席シート3のシートクッション31が載置固定される。
【0015】 助手席シート2は、シートクッション21にシートバック22が、通常のリクライ ニング機能を備えたヒンジ87,87で回動可能に連結されており、中央席シート3 は、シートクッション31に、アームレスト33A,33Bがヒンジ89A,89Bを備え た2段ヒンジ88,88で回動可能に連結されており、シートバック32がリンク89で 連結され、倒した時にシートバック32はシートクッション31上に密着でき、アー ムレスト33A,33Bを、シートバック32を間に挟んで倒すことができる。 なお、98は中央席シート3用シートベルトのアンカー、99は同じくリトラクタ である。 以上、第1実施例のものについて説明したが、第2実施例のものも同様に結合 される。
【0016】 図5において第3実施例を説明すると、アームレスト33(または43)の背面に 第1リッド331 及び第2リッド332 を有する物入れが形成されており、アームレ スト33の本体330 は、第1リッド331 に対応する空所101 と、第2リッド332 に 対応する空所102 とを備え、第1リッド331 用ガイドリンク103 と、第2リッド 332 用ガイドリンク104 と、ヒンジ取付部105 ,106 が形成されている。 第1リッド331 はヒンジ108 を介して回動可能に本体330 に結合され、ガイド リンク103 の先端はブラケット107 に連結されており、第2リッド332 はヒンジ 109 を介して回動可能に本体330 に結合され、ガイドリンク104 の先端はブラケ ット110 に連結される。 この構成により、アームレスト33(または43)を倒した、即ちアームレストと して使用している状態において、物入れとして使用できる。
【0017】 図6において第4実施例を説明すると、シートバック420 の上端に別体のヘッ ドレスト440 を設けたものであって、シートバック420 の内部に配設されたシー ドバックフレーム480 にヒンジ取付ブラケット490 を設け、ヒンジ470 によりヘ ッドレスト440 を取付け、シートバック420 に対してヘッドレスト440 を回動可 能としている。 この構成により、シートバック420 を倒した時にはヘッドレスト440 が、図示 の如く、下方に回転して邪魔にならないものであり、シートバック420 を起こし た時にはヘッドレスト440 がシードバック420 上端位置に回動してヘッドレスト の機能を発揮する。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているから、以下に述べるとおりの効果を奏す る。 2人掛けの際には、中央席のシートバックを倒してシートクッション上に重合 させ、倒したシートバックの背面上に2本の独立したアームレストを、運転席並 びに助手席の乗員の好みに応じて倒して使用できる。 3人掛けの際には、2本のアームレストを起こし、次にシートバックを起こす ことにより、中央席のシートクッションの高さが、シートバックの厚さだけ両サ イドのシートクッションの高さよりも低くなるから、後方視認性を確保すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】 本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【図3】 本考案に係るシートクッションの正面図であ
る。
【図4】 本考案に係るシートの部品構成図である。
【図5】 本考案の第3実施例を示す斜視図及び部品構
成図である。
【図6】 本考案の第4実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 運転席シート、2 助手席シート、3,4 中央席
シート 11,21 シートクッション、12,22 シートバック 31,41 シートクッション(中央席)、32,42 シート
バック(中央席) 33,33A,33B,43,43A,43B アームレスト 34A,34B,44A,44B ヘッドレスト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前席に3人掛け可能なシートを配置した
    車両のシート構造であって、中央席には、シートクッシ
    ョンに重合させた状態の時、両サイドのシートクッショ
    ンの高さと略同一の高さとなるシートクッションに対し
    て回動可能なシートバックと、2人掛け時にシートバッ
    クをシートクッションに重合させた時にのみ使用可能な
    2本のアームレストとを備えたことを特徴とする車両の
    シート構造。
  2. 【請求項2】 中央席のシートバック上端またはアーム
    レスト上端にヘッドレストを設けたことを特徴とする請
    求項1記載の車両のシート構造。
  3. 【請求項3】 アームレストの背面に物入れを設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の車両のシート構
    造。
JP020809U 1993-03-31 1993-03-31 車両のシート構造 Pending JPH0674477U (ja)

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JP020809U JPH0674477U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 車両のシート構造

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JP020809U JPH0674477U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 車両のシート構造

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JPH0674477U true JPH0674477U (ja) 1994-10-21

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ID=12037372

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JP020809U Pending JPH0674477U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 車両のシート構造

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JP (1) JPH0674477U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2611923A1 (es) * 2017-02-03 2017-05-11 Seat, S.A. Sistema de retención de al menos un objeto para un vehículo

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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