JPH0674474A - 床暖房装置 - Google Patents

床暖房装置

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Publication number
JPH0674474A
JPH0674474A JP22552092A JP22552092A JPH0674474A JP H0674474 A JPH0674474 A JP H0674474A JP 22552092 A JP22552092 A JP 22552092A JP 22552092 A JP22552092 A JP 22552092A JP H0674474 A JPH0674474 A JP H0674474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
heating
tatami
floor
wiring groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP22552092A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Suda
信明 須田
Shinshiyun Oouchi
新春 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiken Trade and Industry Co Ltd, Toshiba Electric Appliances Co Ltd filed Critical Daiken Trade and Industry Co Ltd
Priority to JP22552092A priority Critical patent/JPH0674474A/ja
Publication of JPH0674474A publication Critical patent/JPH0674474A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種サイズの床暖房パネル1に対して、共通
の接続コード21を使用可能とする。 【構成】 床暖房パネル1の裏面に、接続コード21を収
容する配線用溝部2を対角線方向に交差状に設ける。配
線用溝部2の交差状部に、コードたるみ吸収部7を設け
る。 【効果】 接続コード21を小形サイズの床暖房パネル1
に使用する場合、配線用溝部2内に収容しきれない接続
コード21のたるみ分を、コードたるみ吸収部7に収容で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床面に設置して使用す
る床暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、床面に設置して使用する床暖房装
置には床暖房パネルが用いられているが、この種の床暖
房パネルとしては、例えば実開昭58−47016号公
報に記載されているように、いわゆる暖房畳が用いられ
ている。
【0003】この暖房畳は、畳表の内側に通電により発
熱する発熱体を配設しており、裏面には四隅部に対し対
角線状に位置して交又部から隅部に至る溝部を設け、そ
の交又部に発熱体と接続される温度制御器を埋設し、こ
の温度制御器から引き出された商用電源側に接続される
給電用コードおよび送り配線用コードを各溝部にそれぞ
れ収容配置している。
【0004】そして、複数の暖房畳を所定配列で床面に
設置する際、給電用コードを商用電源側コード(制御器
本体に接続された電源コードあるいは隣接する暖房畳の
送り配線用コード)にコネクタ接続し、送り配線用コー
ドを隣接する暖房畳の給電用コードにコネクタ接続し、
全体として1本のコードで制御器本体から複数の暖房畳
が接続される。
【0005】なお、各コードの先端部にはカールコード
を介してコネクタを設けており、そのカールコードによ
りコネクタを溝部から引き出してコネクタ接続作業を容
易に行なえるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、畳は、一般
に、畳床等が予め大きめサイズに形成されており、畳設
置の施工者により、住宅やマンションなどの部屋の畳設
置場所の大きさを確認した上で、その畳設置場所の大き
さに対応する畳サイズとするべく、畳床等の縁部を切断
するとともに畳表等を張り加工するようにしている。そ
して、暖房畳についても、同様のことが行なわれ、暖房
畳の大きさに大小の多種サイズが生じる。
【0007】前記公報の暖房畳の場合では、畳設置場所
によって暖房畳の大きさが変化すると、例えば、暖房畳
が小さくなる場合、暖房畳の温度制御器が収容される交
又部(中央部)から隅部までの溝部の距離が短くなるた
め、制御器本体から暖房畳の温度制御器までをコードで
接続する配線距離が短くなるとともに、隣接する各暖房
畳の温度制御器間をコードで接続する配線距離が短くな
る。
【0008】そのため、小形サイズの暖房畳に大形サイ
ズの暖房畳に適用する長さ寸法に設定されたコードを適
用しようとしても、制御器本体から暖房畳の温度制御器
までを接続するコードに暖房畳の溝部に収容しきれない
たるみ分が生じるとともに、隣接する各暖房畳の温度制
御器間を接続するコードに暖房畳の溝部に収容しきれな
いたるみ分が生じ、それらのコードのたるみ分が溝部か
らはみ出す問題があり、共通のコードの使用が困難とな
っている。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、多種サイズの床暖房パネルに対して共通の接続
コードを使用することができる床暖房装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、発熱体を有す
る方形状の床暖房パネルと、この床暖房パネルの発熱体
に接続するコネクタを有する接続コードとを備え、前記
床暖房パネルの裏面に、前記接続コードを収容する配線
用溝部を対角線方向に交差状に設け、この配線用溝部に
連通して接続コードのコネクタを接続する前記発熱体の
接続部を設けるとともに、前記配線用溝部の交差状部に
接続コードのたるみ分を収容するコードたるみ吸収部を
設けたものである。
【0011】
【作用】本発明では、床暖房パネルの裏面の配線用溝部
に接続コードを収容するとともに、配線用溝部に連通す
る接続部に接続コードのコネクタを接続する。また、接
続コードは、例えば所定のサイズの床暖房パネルに対応
する長さに設定されるが、そのサイズより小形サイズの
床暖房パネルに使用する場合でも、接続コードの配線用
溝部内に収容しきれないたるみ分を配線用溝部の交差状
部に設けたコードたるみ吸収部に収容することにより、
接続コードが配線用溝部からはみ出すようなことがな
く、接続コードを床暖房パネルの裏面に収容できる。し
たがって、多種サイズの床暖房パネルに対して、共通の
接続コードを使用できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0013】図において、1は床暖房パネルとしての暖
房畳で、この暖房畳1は、図示していないが、例えば、
木質繊維板、発泡プラスチックあるいはこれらの組合わ
せからなる畳床の表面に、ポリエステル樹脂の不織物な
どからなるシート、線状あるいは面状の発熱体、ポリエ
ステル樹脂のカーペット生地などからなる緩衝材、畳表
を順次積層し、また、畳床の裏面に、上面にクラフト紙
を添着したポリエステルフィルムなどからなる防湿材を
積層し、そして、畳床に対して畳表および防湿材を縫い
込みによって固定し、全体として畳状に構成している。
【0014】暖房畳1の裏面には、図1に示すように、
2本の凹溝状の配線用溝部2が対角線方向に交差状に形
成されている。この配線用溝部2の一部に引込用溝部3
が連通形成され、この引込用溝部3の端部に発熱体と接
続された制御器4が埋設されている。制御器4は、後述
する接続コード21のコネクタ26を接続する接続部5が設
けられており、接続コード21を通じて通電制御を行なう
制御器本体から入力される制御信号に基づき発熱体への
通電制御を行なうとともに、発熱体の温度を検知して制
御器本体に検知信号を出力する。
【0015】また、配線用溝部2の交差状部に円形状の
凹部6が形成され、この凹部6に、接続コード21のたる
み分を収容するコードたるみ吸収部7を構成するボック
ス8が埋設されている。このボックス8は、図2にも示
すように、下面を開口した円筒状に形成され、周壁部9
には四方の配線用溝部2に連通する連通孔10が形成され
ている。ボックス8の下面は蓋体11で閉塞するようにな
っており、この蓋体11は、縁部から突設した係止爪12を
周壁部9の内面の係合部13に係着させることにより、ボ
ックス8に対して着脱可能に取付けられる。
【0016】そして、暖房畳1は、例えば、図4に示す
配列で、床面上に設置される。
【0017】前記接続コード21は、図3に示すように、
2本の電源用電線22と1本の信号用電線23をチューブ24
内に挿通して構成されたコード単体25a ,25b を複数接
続し、かつ、コード単体25a ,25b と同構造のものの先
端にコネクタ26を設けた分岐コード単体27a ,27b を接
続した構成になっている。
【0018】図3に示す接続コード21は、図4に示す配
列時に4枚の暖房畳1に順次接続可能とした4コネクタ
タイプもので、コード単体25a の各電源線22,23に第1
段目のコード単体25b および分岐コード単体27a の各電
源線22,23を圧着端子28によって連結接続し、この第1
段目のコード単体25b に第2段目のコード単体25b およ
び分岐コード単体27a を同様に連結接続し、この第2段
目のコード単体25b に第3段目の分岐コード単体27a お
よび分岐コード単体27b を同様に連結接続する。
【0019】そして、コード単体25a は制御器本体から
第1番目の暖房畳1のボックス8までの比較的長い長さ
寸法L1 に、コード単体25b は暖房畳1のボックス8か
ら隣接する暖房畳1のボックス8までの長さ寸法L2
に、分岐コード単体27a は暖房畳1内のボックス8から
接続部5までの長さ寸法L3 に、分岐コード単体27b は
暖房畳1のボックス8から隣接する暖房畳1の接続部5
までの長さ寸法L4 にそれぞれ形成され、L1 >L4 >
L2 >L3 の寸法関係にある。
【0020】なお、図4に示す配列では、前記4コネク
タタイプの接続コード21の他に、残りの2枚の暖房畳1
に順次接続可能とした2コネクタタイプの接続コード21
が用いられる。この接続コード21は、コード単体25a お
よび分岐コード単体27a ,27b から構成される。
【0021】次に、本実施例の作用を説明する。
【0022】図4に示すように、4コネクタタイプおよ
び2コネクタタイプの接続コード21を各暖房畳1の裏面
側に収容接続しながら、複数の暖房畳1を図に示す配列
で床面に設置する。この接続コード21の暖房畳1への収
容接続は、例えば、図1に示すように、ボックス8の蓋
体11を取り外した状態で、コード単体25a 、コード単体
25b および分岐コード単体27a をそれぞれ配線用溝部2
に収容するとともに、それら各コード単体25a ,25b ,
27a の連結接続部分をボックス8内に収容し、ボックス
8に蓋体11を取付ける。分岐コード単体27a の先端側を
引込用溝部3に収容し、コネクタ26を制御器4の接続部
5に接続する。
【0023】なお、コード単体25a の基端部は暖房畳1
の発熱体への通電制御を行なう制御器本体に接続する。
【0024】そして、制御器本体によって暖房動作を指
令操作することにより、制御器本体から各暖房畳1の発
熱体に通電されて発熱体が発熱し、暖房畳1が設定温度
に上昇される。
【0025】なお、前述したように、暖房畳1は、畳床
等が予め大きめサイズに形成されており、畳設置の施工
者により、住宅やマンションなどの部屋の畳設置場所の
大きさを確認した上で、その畳設置場所の大きさに対応
する畳サイズとするべく、畳床等の縁部を切断するとと
もに畳表等を張り加工するようにしており、大小の多種
のサイズが生じる。
【0026】そして、暖房畳1の大きさが変化すると、
例えば、暖房畳1が小さくなる場合、暖房畳1の中央の
ボックス8の位置から配線用溝部2の外端部までの距離
が短くなるため、制御器本体から第1番目の暖房畳1の
ボックス8までをコード単体25a で配線する配線距離が
短くなり、その第1番目の暖房畳1のボックス8から隣
接する第2番目の暖房畳1のボックス8までをコード単
体25b で配線する配線距離が短くなり、同様に、第2番
目から第3番目、第3番目から第4番目の各暖房畳1の
ボックス8間の配線距離が短くなる。
【0027】このような小形サイズの暖房畳1に大形サ
イズの暖房畳1にも適用できる長さ寸法に設定されてい
る接続コード21を適用する場合、制御器本体から第1番
目の暖房畳1のボックス8までに配線されるコード単体
25a に配線用溝部2内に収容しきれないたるみ分が生
じ、隣接する各暖房畳1のボックス8間に配線される各
コード単体25b に配線用溝部2内に収容しきれないたる
み分が生じる。しかし、暖房畳1のボックス8の位置に
コードたるみ吸収部7を設けているため、前記各コード
単体25a ,25b のたるみ分をボックス8のコードたるみ
吸収部7内に収容することにより、コード単体25a ,25
b が配線用溝部2からはみ出すことなく暖房畳1の裏面
に収容することができる。
【0028】したがって、多種サイズの暖房畳1に対し
て、共通の接続コード21を使用することができるため、
接続コード21を1種類あるいは所定のサイズ範囲ごとに
1種類とすることができ、接続コード21の共通化による
コストの低減を図ることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、床暖房パネルの裏面に
接続コードを収容する配線用溝部を対角線方向に交差状
に設け、この配線用溝部の交差状部にコードたるみ吸収
部を設けたので、例えば、所定のサイズの床暖房パネル
に対応する長さに設定された接続コードを、そのサイズ
より小形サイズの床暖房パネルに使用する場合でも、接
続コードの配線用溝部内に収容しきれないたるみ分をコ
ードたるみ吸収部に収容することにより、接続コードが
配線用溝部からはみ出すようなことがなく、接続コード
を床暖房パネルの裏面に収容することができ、したがっ
て、多種サイズの床暖房パネルに対して、共通の接続コ
ードを使用でき、この接続コードの共通化によりコスト
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床暖房装置の一実施例を示す暖房畳の
裏面図である。
【図2】同上実施例の暖房畳の一部の断面図である。
【図3】同上実施例の接続コードの一部を省略した平面
図である。
【図4】同上実施例の使用状態の平面図である。
【符号の説明】
1 床暖房パネルとしての暖房畳 2 配線用溝部 5 接続部 7 コードたるみ吸収部 21 接続コード 26 コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体を有する方形状の床暖房パネル
    と、この床暖房パネルの発熱体に接続するコネクタを有
    する接続コードとを備え、 前記床暖房パネルの裏面に、前記接続コードを収容する
    配線用溝部を対角線方向に交差状に設け、この配線用溝
    部に連通して接続コードのコネクタを接続する前記発熱
    体の接続部を設けるとともに、前記配線用溝部の交差状
    部に接続コードのたるみ分を収容するコードたるみ吸収
    部を設けたことを特徴とする床暖房装置。
JP22552092A 1992-08-25 1992-08-25 床暖房装置 Pending JPH0674474A (ja)

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JP22552092A JPH0674474A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 床暖房装置

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JPH0674474A true JPH0674474A (ja) 1994-03-15

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