JPH0674423U - 自動車用ドアの補強板 - Google Patents

自動車用ドアの補強板

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JPH0674423U
JPH0674423U JP1576493U JP1576493U JPH0674423U JP H0674423 U JPH0674423 U JP H0674423U JP 1576493 U JP1576493 U JP 1576493U JP 1576493 U JP1576493 U JP 1576493U JP H0674423 U JPH0674423 U JP H0674423U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
reinforcing plate
reinforcing
plate
automobile
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Pending
Application number
JP1576493U
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English (en)
Inventor
信次 鈴木
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストの低減と、側面衝突などにおける
乗員の安全を図った自動車用ドアの補強板の提供。 【構成】 自動車用ドア20において、インナパネル2
2に大きく穿設した作業用の孔2を閉塞、補強するため
の補強板1に、ドアガラス昇降装置5のローラ溝7を穿
設し、ロック装置取付け部9を装着するとともに、上記
補強板1の要部を弾性材10で覆った。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のドアの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドアの構造に関しては、側面衝突の際に、乗員の安全を図るため、強 度上の点から従来から検討が重ねられており、種々の工夫が講ぜられている。
【0003】 図4〜図7は実開平1−147119号公報に開示された従来の自動車用ドア の補強対策の一例を示すものである。図に示すように、自動車用ドア20のアウ タパネル21とインナパネル22とで形成される空間部23内に、車両前後方向 に沿って配設され、前記ドアの補強を行なう自動車用ドアガードバー24におい て、該ドアガードバー24は、一枚の板材にて、ガードバー本体部25と一体の リンフォース部26とを、前記ガードバー本体部25の上縁部側と下縁部側との 上下2か所に設けた中空形状の折曲部27を介して重ね合せた状態に連続して形 成するとともに、前記ガードバー本体部25と一対のリンフォース部26とを固 定手段にて互いに固定して構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記考案における自動車用ドアの構造は、側面衝突時の衝突エネルギ を吸収し、乗員の安全対策に貢献していることは認められる。しかし上記考案に おけるドアガードバーは、ドアの補強のみを目的とするものであり、他の機能は 全く付与されておらず、他の機能例えばドアガラスのレギュレータなどは別途に 設けられており、その配置のために専用の部材とその取付けのための手間とを要 することとなる。
【0005】 本考案は、従来のサイドドアにおける上記問題点を解消するためになされたも ので、自動車用ドアの強度上の弱点を補う補強板に、ドアの補強以外の他の機能 を付与し、側面衝突などの事故時における乗員の安全を図るとともに、コストの 低減を図った自動車用ドアを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係る自動車用ドアにおいては、インナパネ ルに大きく穿設した作業用の孔を閉塞、補強するための補強板に、ドアガラス昇 降装置のローラ溝を穿設し、ロック装置取付け部を設けるとともに、上記補強板 の要部を弾性材で覆った。
【0007】
【作用】
自動車用ドアを上記のように構成したので、ドアの補強板はドアの強度上の弱 点を補うだけでなく、ドアガラスの昇降装置をドアに装着し、あるいはドアのロ ック装置を装着するための部材の機能を備えており、ドアの部品点数の節減とド ア組み立ての工数の低減に貢献している。また他車による側面衝突が発生し、衝 突車によりドアのアウタパネルやインナパネルが破壊され変形したとき、補強板 の要部すなわち補強板の乗員に当接する部分が弾性材により覆われているため、 乗員に対する衝撃が緩和される
【0008】
【実施例】
図1は本考案の一実施例である補強板を装着した自動車用ドアの正面図、図2 は上記ドアの側面断面図、図3は補強板の斜視図である。 図にみるように、本考案に係るドア20は、アウタパネル21とインナパネル 22とで構成されており、補強板1は、インナパネル22に穿設された大きな作 業用の孔2を前後方向に覆って取付けられるもので、L字型に成型された補強板 1には、補強用リブ3、ドアガラス4の昇降装置5のローラ6を嵌合させるため のローラ溝7、ボルト孔8などが形成されており、隅部にはロック装置の取付け 部9が装着されている。また図1,図2に示すように、補強板1の乗員に当接す る側の部分は、ポリプロピレンで形成したエネルギ吸収用パッド10で覆われて いる。
【0009】 本考案に係る自動車用ドア20の補強板1は、上記のように構成されているの で、この補強板1をドアに取り付けるには、図1にみるように、ボルト孔8を利 用してボルトによりインナパネル22に締着し、かつ2本のサッシュ11により 補強板1をインナパネル22に固定する。このときドアガラス4の昇降装置5の ローラ6を補強板1に形成したローラ溝7に嵌合させるとともに、上記昇降装置 5の昇降機構12も補強板1に装着する。
【0010】 本考案においては、補強板1は、ドア20の補強機能だけでなく、ドアガラス 4の昇降装置5のローラ6や昇降機構12も取付けられており、ドアガラスの昇 降装置5の取付け部材の機能を備えている。このためドア20の部品点数は減少 し、ドア20のコストを低減させることとなる。また補強板1の乗員の身体に当 接する側の部分は、ポリプロピレンなどの弾性材料により覆われており、側面衝 突などの際、ドアのアウタパネル21が変形して補強板1に衝突し、補強板1が 変形して車内の乗員にぶっかることがあっても、乗員を大きく傷付けることはな い。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、自動車用ドアにおいて、インナパネルに大きく穿設した作業用の孔 を閉塞、補強するための補強板に、ドアガラス昇降装置のローラ溝を穿設し、ロ ック装置取付け部を備えるとともに、上記補強板の乗員に当接する側の部分を弾 性材で覆ったので、次に述べるような優れた効果を挙げることになった。
【0012】 (1) 自動車用ドアの補強板にドアガラス昇降装置のローラ溝を形成し、ロック装 置取付け部を備えたので、補強板を多機能化し、ドアのコストの低減に寄与する こととなった。 (2) また補強板の乗員に当接する側の部分を弾性材で覆ったので、側面衝突など の際、補強板による乗員への被害を軽減させることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る補強板を装着した自動車用ドアの
正面図である。
【図2】上記自動車用ドアの断面図である。
【図3】上記補強板の斜視図である。
【図4】自動車用ドアの正面図である。
【図5】従来の自動車用ドアの断面図である。
【図6】従来の自動車用ドアの補強板の斜視図である。
【図7】従来の自動車用ドアの補強板の断面図である。
【符号の説明】
1 補強板 2 作業用孔 3 補強用リブ 4 ドアガラス 5 ドアガラスの昇降装置 6 ローラ 7 ローラ溝 8 ボルト孔 9 ロック装置の取付け部 10 エネルギ吸収用パッド 11 サッシュ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用ドアにおいて、 インナパネルに大きく穿設した作業用の孔を閉塞、補強
    するための補強板に、ドアガラス昇降装置のローラ溝を
    穿設し、ロック装置取付け部を装着するとともに、 上記補強板の要部を弾性材で覆ったことを特徴とする自
    動車用ドアの補強板。
JP1576493U 1993-03-31 1993-03-31 自動車用ドアの補強板 Pending JPH0674423U (ja)

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