JPH0674034A - デュアルエキゾーストマニホルドの酸素センサ取付構造 - Google Patents

デュアルエキゾーストマニホルドの酸素センサ取付構造

Info

Publication number
JPH0674034A
JPH0674034A JP22966092A JP22966092A JPH0674034A JP H0674034 A JPH0674034 A JP H0674034A JP 22966092 A JP22966092 A JP 22966092A JP 22966092 A JP22966092 A JP 22966092A JP H0674034 A JPH0674034 A JP H0674034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen sensor
mounting holes
mounting
adjacent
exhaust manifold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22966092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Hori
謙一郎 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP22966092A priority Critical patent/JPH0674034A/ja
Publication of JPH0674034A publication Critical patent/JPH0674034A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】排気管の長さを調節することなく、かつ酸素セ
ンサ付きのデュアルエキゾーストマニホルドの占有面積
を増加させることなく、各気筒からの排気ガスを均等に
酸素センサに導く。 【構成】上面にシリンダヘッドからの排気管を取り付け
る2個一組の取付孔の複数組を有し、側面に酸素センサ
を取り付け得る集合部を具備してなるデュアルエキゾー
ストマニホルドにおいて、前記取付孔が相互に傾斜の異
なる複数の平面に設けられ、隣接する2組の取付孔が平
面視略平行四辺形状に穿設され、酸素センサがその長手
方向を平面視前記略平行四辺形状の斜辺と略平行にし、
かつその検出部を前記隣接する2組の取付孔の略中間部
分に位置して取り付けられる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2気筒ずつのマニホル
ドを2個ずつまとめたデュアルエキゾーストマニホルド
に酸素センサを取り付けるデュアルエキゾーストマニホ
ルドの酸素センサ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デュアルエキゾーストマニホルド
では、例えば4本のシリンダヘッドからの排気管を集合
するために、図4〜5に示すように、それらの排気管が
結合される集合部aの上面bは面一な平面で構成されて
おり、その上面bには取付孔cが正方形状に穿設されて
いる。そしてその取付孔cに排気管を連結することで排
気管の2本ずつが一組として集合される。この集合部a
の側面dには酸素センサeが、その先端部分が各取付孔
cから等距離となる位置にして取り付けられている。し
たがって、それぞれの取付孔cから導入される各シリン
ダからの排気ガスは、均等に酸素センサdに到達するも
のとなる。
【0003】また、このようなデュアルエキゾーストマ
ニホルドとしては、実開昭63−177613号公報に
示されるように、シリンダヘッドとの接続を考慮して、
集合部の上面を排気管の配管方向にあわせて傾斜させた
ものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成のものでは、酸素センサに対し排気ガスが均等に接
触して排気ガス中の酸素濃度は効率よく検出できるもの
の、酸素センサが集合部の側面に突出することになり、
その突出部分によってデュアルエキゾーストマニホルド
の車両搭載時にラジエータ及びエアコン用コンデンサと
の隙間を少なくし、メンテナンスをしにくくしていた。
また、上記公報のものでは、集合部の上面の傾斜によ
り、排気ガスが酸素センサに均等に到達するものとはな
らない可能性があり、フィードバックの正確な適合がで
きない場合があった。
【0005】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係るデュアルエキゾーストマニ
ホルドの酸素センサ取付構造は、上面にシリンダヘッド
からの排気管を取り付ける2個一組の取付孔の複数組を
有し、側面に酸素センサを取り付け得る集合部を具備し
てなるデュアルエキゾーストマニホルドにおいて、前記
取付孔が相互に傾斜の異なる複数の平面に設けられ、隣
接する2組の取付孔が平面視略平行四辺形状に穿設さ
れ、酸素センサがその長手方向を平面視前記略平行四辺
形状の斜辺と略平行にし、かつその検出部を前記隣接す
る2組の取付孔の略中間部分に位置して取り付けられる
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成のものであれば、各取付孔は酸
素センサの検出部に対して排気ガスを導入しやすい角度
で穿設される。さらに酸素センサはその長手方向を取付
孔で形成される平面視略平行四辺形状の斜辺に略平行に
して、さらにその検出部を隣接する2組の取付孔の略中
間部分に位置して、取り付けられる。したがって、集合
部の側面から外側に向かう酸素センサの寸法を、実質的
に小さくすることが可能となり、また取付孔から導入さ
れる排気ガスが、均等に酸素センサの検出部に接触し得
るものとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
【0009】図1〜3に示すデュアルエキゾーストマニ
ホルドMは4気筒エンジン用で、上面1に図示しないシ
リンダヘッドからの排気管2を取り付ける2個一組の取
付孔31,32,33,34を有し、側面4に酸素セン
サ5を取り付け得る集合部6を具備してなる。集合部6
の内部は、従来同様、それぞれの取付孔31,32,3
3,34が連通するように連通孔が形成してあり、フラ
ンジ7の底面から図示しないマフラに連通できるように
してある。
【0010】取付孔31,32,33,34は、それぞ
れ相互に傾斜の異なる複数の平面11,12,13,1
4に設けられ、隣接する2組をなす取付孔31,32及
び取付孔33,34が平面視略平行四辺形状に穿設され
る。すなわち、図1に示すように、取付孔31,32,
33,34は、上方から見た場合に、その中心を結ぶ線
分が略平行四辺形をなすように穿設されている。取付孔
31,32,33,34が設けられているそれぞれの平
面11,12,13,14は、取付孔31と取付孔32
とが1組をなすように、また取付孔33と取付孔34と
が1組をなすように、溝7により分離されている。この
ように設けられた取付孔31,32,33,34には、
第3気筒からの排気管2が取付孔31に、第2気筒から
の排気管2が取付孔32に、第1気筒からの排気管2が
取付孔34に、第4気筒からの排気管2が取付孔33
に、それぞれ接続される。
【0011】取付孔32と取付孔33とが設けられる平
面12及び平面13は、集合部6の下側に設けられる取
付用のフランジ7の底面とともに水平に形成されてい
る。これに対し、取付孔31と取付孔34とが設けられ
る平面11及び平面14は、平面12及び平面13に対
して所定の角度で傾斜して形成してある。この傾斜は、
図3に示すように、溝7を中心として、両側に向かって
低くなるようになっている。つまり、平面11及び平面
14は、溝7と接する部分で平面12及び平面13と同
一高さになっており、溝7から離れるにしたがって低く
なり、集合部6の側面4と接する部分で高さが最低とな
るように傾斜している。この場合の傾斜角度θは、後述
する酸素センサ5の検出部51の方向に、取付孔31,
34に接続された排気管2が向くように設定すればよ
い。排気管2は、通常それぞれの平面31〜34に対し
て垂直に接続される。
【0012】酸素センサ5は、その長手方向を平面視前
記略平行四辺形状の斜辺と略平行にし、かつその検出部
51を隣接する2組の取付孔31,32及び取付孔3
3,34の略中間部分に位置して取り付けられる。すな
わち、酸素センサ5は、集合部6の側面4に穿設された
図示しない取付孔から、集合部6の内部のほぼ中央に、
若干下向きにされた検出部51が位置するようにして取
り付けられ、したがって、上方から見た場合、溝7の下
に位置することとなり、デュアルエキゾーストマニホル
ドMの外側にある部分は、後面に対して斜めに突出する
形状となる。
【0013】以上の構成において、平面的には、酸素セ
ンサ5の検出部51に対して取付孔32及び取付孔33
が近接しているように見えるが、取付孔32,33が設
けられる平面12,13は水平であるので、立体的には
平面視ほど近接はしていない。これとは逆に、取付孔3
1及び取付孔34は、平面的には検出部51から離間し
て見えるが、取付孔31,34の設けられる平面11,
14が傾斜しているので、立体的には距離を短縮してい
る。つまり、取付孔32及び取付孔33から導入される
排気ガスは、集合部6内で若干偏向された後、酸素セン
サ5の検出部51に到達するが、取付孔31及び取付孔
34から導入される排気ガスは、ほぼ直線的に検出部5
1に達する。したがって、それぞれの気筒からの排気ガ
スは、均等にバランスよく酸素センサ5に当たり、空燃
比を正確に検出することができる。また、酸素センサ5
が集合部6側面4に対して傾斜して取り付けられている
ので、集合部6の後側に突出している酸素センサ5のそ
の突出長さが、実質的に短くなり、車両への搭載性を向
上させている。
【0014】なお、本発明は以上説明した実施例に限定
されるものではない。
【0015】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上に詳述したように、取付
孔を平面視略平行四辺形状に、かつ酸素センサの検出部
に対して排気ガスを導入しやすい角度で穿設し、酸素セ
ンサをその長手方向を取付孔で形成される平面視略平行
四辺形状の斜辺に略平行にして、さらにその検出部を隣
接する2組の取付孔の略中間部分に位置して、取り付け
るので、取付孔から導入される排気ガスが、均等に酸素
センサの検出部に接触し得るものとなり、正確な空燃比
の検出ができるとともに、集合部の側面から外側に向か
う酸素センサの寸法が実質的に小さくなり、車両搭載性
を向上させることができる。これに加えて、酸素センサ
を2本使用する必要がないので、製造コストの上昇を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図。
【図2】同実施例の正面図。
【図3】同実施例の排気管を接続した状態で斜め前方よ
りみた立面図。
【図4】従来例の平面図。
【図5】従来例の側面図。
【符号の説明】
1…上面 2…排気管 4…側面 5…酸素センサ 6…集合部 11,12,13,14…平面 31,32,33,34…取付孔 51…検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にシリンダヘッドからの排気管を取り
    付ける2個一組の取付孔の複数組を有し、側面に酸素セ
    ンサを取り付け得る集合部を具備してなるデュアルエキ
    ゾーストマニホルドにおいて、前記取付孔が相互に傾斜
    の異なる複数の平面に設けられ、隣接する2組の取付孔
    が平面視略平行四辺形状に穿設され、酸素センサがその
    長手方向を平面視前記略平行四辺形状の斜辺と略平行に
    し、かつその検出部を前記隣接する2組の取付孔の略中
    間部分に位置して取り付けられることを特徴とするデュ
    アルエキゾーストマニホルドの酸素センサ取付構造。
JP22966092A 1992-08-28 1992-08-28 デュアルエキゾーストマニホルドの酸素センサ取付構造 Pending JPH0674034A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22966092A JPH0674034A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 デュアルエキゾーストマニホルドの酸素センサ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22966092A JPH0674034A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 デュアルエキゾーストマニホルドの酸素センサ取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674034A true JPH0674034A (ja) 1994-03-15

Family

ID=16895686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22966092A Pending JPH0674034A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 デュアルエキゾーストマニホルドの酸素センサ取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0674034A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6725655B2 (en) 2000-12-07 2004-04-27 Nissan Motor Co., Ltd. Exhaust manifold for internal combustion engine
CN100344865C (zh) * 2003-04-10 2007-10-24 本田技研工业株式会社 内燃机气缸盖的排气传感器的安装结构
JP2008051006A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Toyota Motor Corp 排気管構造
CN101852141A (zh) * 2009-03-31 2010-10-06 本田技研工业株式会社 内燃机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6725655B2 (en) 2000-12-07 2004-04-27 Nissan Motor Co., Ltd. Exhaust manifold for internal combustion engine
CN100344865C (zh) * 2003-04-10 2007-10-24 本田技研工业株式会社 内燃机气缸盖的排气传感器的安装结构
JP2008051006A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Toyota Motor Corp 排気管構造
CN101852141A (zh) * 2009-03-31 2010-10-06 本田技研工业株式会社 内燃机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1213454A3 (en) Exhaust manifold for internal combustion engine
CA2607662A1 (en) Saddle ride type vehicle
JPH0615817B2 (ja) 多気筒内燃エンジンの排気マニホ−ルド
JPH0674034A (ja) デュアルエキゾーストマニホルドの酸素センサ取付構造
JPS5830091Y2 (ja) 2サイクルエンジンのマルチポ−トシリンダ−
JP2012097643A (ja) 内燃機関のエアクリーナ構造
JP2584319Y2 (ja) 排気ガス再循環装置
JPH0540257Y2 (ja)
JP2927162B2 (ja) 直列4気筒内燃機関の排気マニホールド
JPH068266Y2 (ja) 排気マニホルド
JPH05941U (ja) 内燃機関の排気装置
JPH0224897Y2 (ja)
JPS641197Y2 (ja)
JP2019127903A (ja) エンジンの排気浄化装置
JPH025889B2 (ja)
JPS6320809Y2 (ja)
JPH0627791Y2 (ja) 排気管
JPH0610145Y2 (ja) デュアル排気マニホ−ルド
JP2553379Y2 (ja) エキゾーストマニホルド
KR100335931B1 (ko) 차량의 흡,배기계 측정용 복합 유니온
JPS5877448U (ja) 内燃機関の排気還流率測定装置
JP3120258B2 (ja) 自動二輪車のブローバイガス還元装置
JP2509545Y2 (ja) 吸気マニホルド
JP2005001407A (ja) エンジンの吸気装置
JP2549543Y2 (ja) 内燃機関の吸気路装置