JPH06739Y2 - 調帯類の張力検出装置 - Google Patents
調帯類の張力検出装置Info
- Publication number
- JPH06739Y2 JPH06739Y2 JP14136585U JP14136585U JPH06739Y2 JP H06739 Y2 JPH06739 Y2 JP H06739Y2 JP 14136585 U JP14136585 U JP 14136585U JP 14136585 U JP14136585 U JP 14136585U JP H06739 Y2 JPH06739 Y2 JP H06739Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- belt
- detection
- turnbuckle
- detection rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、調帯類の張力検出装置に関し、さらに詳しく
は、張力検出装置本体に設けた検出杆により調帯類の張
り具合を検知し、ターンバックルに摺動自在に設けた検
知板を使用して調帯類の張り具合を確認し調帯類の張力
を設定することができる調帯類の張力検出装置に関する
ものである。
は、張力検出装置本体に設けた検出杆により調帯類の張
り具合を検知し、ターンバックルに摺動自在に設けた検
知板を使用して調帯類の張り具合を確認し調帯類の張力
を設定することができる調帯類の張力検出装置に関する
ものである。
従来、例えば調帯類等により回転を伝達する機構におい
て、調帯類の伸びとか、調帯類の摩耗等により正確な回
転を伝達することができなくなり、特に一本のベルトで
複数の機構を動かす場合は、相互の回転が異なり位置ず
れ起こす等不都合が生じていた。
て、調帯類の伸びとか、調帯類の摩耗等により正確な回
転を伝達することができなくなり、特に一本のベルトで
複数の機構を動かす場合は、相互の回転が異なり位置ず
れ起こす等不都合が生じていた。
ところが、調帯類の張り具合すなわち張力を検出する簡
単な装置はなく、視試によるとか感触にたよっているの
が一般的である。
単な装置はなく、視試によるとか感触にたよっているの
が一般的である。
このため、正確な張力を得ることができず、調帯類の損
傷とか製品精度に影響が発生したりするので常に監視の
必要が生じ、この結果、生産性を阻害する等問題がある
のが現状である。
傷とか製品精度に影響が発生したりするので常に監視の
必要が生じ、この結果、生産性を阻害する等問題がある
のが現状である。
本考案は上述した問題点に鑑み創案されたものである。
従って本考案の目的は、張力検出装置本体に設けた検出
杆により調帯類の張り具合を検出し、ターンバックルに
摺動自在に設けた検知板を使用して調帯類の張り具合を
確認し、常に適正な調帯類の張力を設定することができ
る調帯類の張力検出装置を提供することにある。
杆により調帯類の張り具合を検出し、ターンバックルに
摺動自在に設けた検知板を使用して調帯類の張り具合を
確認し、常に適正な調帯類の張力を設定することができ
る調帯類の張力検出装置を提供することにある。
本考案はその目的を達成させるため次のような構成にし
てある。
てある。
すなわち、この考案に係る調帯類の張力検出装置は、張
力検出装置本体の片側に掛回した調帯類に当接する検出
杆を垂設し、他側に調帯類の張り具合を検知する傾斜面
を下部に有した検知杆を、調帯類に平行して設けたター
ンバックル上に垂設し、前記ターンバックルに摺動自在
な検知板を備えてなるものである。
力検出装置本体の片側に掛回した調帯類に当接する検出
杆を垂設し、他側に調帯類の張り具合を検知する傾斜面
を下部に有した検知杆を、調帯類に平行して設けたター
ンバックル上に垂設し、前記ターンバックルに摺動自在
な検知板を備えてなるものである。
以下、本考案の実施例を第1図乃至第6図を参照しつつ
具体的に説明する。
具体的に説明する。
本実施例としてプレスブレーキが例示してあるがプレス
ブレーキに限ることなく本考案の要旨を逸脱しない範囲
において種々変更し得ることは勿論であり、調帯類によ
る伝達機構を備えたすべての機械に適用される。
ブレーキに限ることなく本考案の要旨を逸脱しない範囲
において種々変更し得ることは勿論であり、調帯類によ
る伝達機構を備えたすべての機械に適用される。
まず、本考案を実施したプレスブレーキについて総体的
に説明する。(第3図乃至第6図参照) このプレスブレーキ本体1は、左右に立設したフレーム
3の上方に長手方向に長い上部エプロン5を固定し、図
示しない油圧シリンダにより下部エプロン7を昇降させ
ながらパンチ5aとダイ7aとにより加工を行なう形式
のものである。
に説明する。(第3図乃至第6図参照) このプレスブレーキ本体1は、左右に立設したフレーム
3の上方に長手方向に長い上部エプロン5を固定し、図
示しない油圧シリンダにより下部エプロン7を昇降させ
ながらパンチ5aとダイ7aとにより加工を行なう形式
のものである。
下部エプロン7には、左右に支持体9が固定され、この
支持9に設けられたボールねじ11(第3図参照)の回
転によりストレッチ13が前進あるいは後退する。
支持9に設けられたボールねじ11(第3図参照)の回
転によりストレッチ13が前進あるいは後退する。
また、ストレッチ13の前面には、複数の突当て15が
左右方向に移動自在に設けられ、被加工物の折曲フラン
ジ長さを決定する際には突当て15に被加工物を係合さ
せて寸法出しを行なうものである。
左右方向に移動自在に設けられ、被加工物の折曲フラン
ジ長さを決定する際には突当て15に被加工物を係合さ
せて寸法出しを行なうものである。
上記突当て15の部分を第3図に基づいて実に詳細に説
明すると、前記ストレッチ13は、左右の支持体9に取
付けられたガイド17およびボールねじ11を介して前
後移動自在に取付けられており、ボールねじ11は、フ
レーム3に固定されたモータ19によりベベルギヤ21
を介し、左右のボールねじ11に連結するプーリ23
と、このプーリ23間に掛回されたタイミングベルト2
5により連結部材27を介してボールねじ11は回転す
る。
明すると、前記ストレッチ13は、左右の支持体9に取
付けられたガイド17およびボールねじ11を介して前
後移動自在に取付けられており、ボールねじ11は、フ
レーム3に固定されたモータ19によりベベルギヤ21
を介し、左右のボールねじ11に連結するプーリ23
と、このプーリ23間に掛回されたタイミングベルト2
5により連結部材27を介してボールねじ11は回転す
る。
なお、このタイミングベルト25の張力を調整するため
にターンバックル29により左右のプーリ23を押し引
きする連結杆31がプーリ軸33に結合されている。
にターンバックル29により左右のプーリ23を押し引
きする連結杆31がプーリ軸33に結合されている。
前記タイミングベルト25と平行して設けたターンバッ
クル29を跨ぐように張力検出装置35が着脱自在に設
けられている。(図中鎖線で示す) また、ボールねじ11の回転量、すなわち突当ての移動
距離は、ボールねじ11の後端に取付けられたエンコー
ダ3により検出れ、モータ19の回転を制御するもので
ある。
クル29を跨ぐように張力検出装置35が着脱自在に設
けられている。(図中鎖線で示す) また、ボールねじ11の回転量、すなわち突当ての移動
距離は、ボールねじ11の後端に取付けられたエンコー
ダ3により検出れ、モータ19の回転を制御するもので
ある。
なお、下部エプロン7に装着するダイ7aの高さが変更
になる場合には、ストレッチ13に設けられたハンドル
39を回転させることによりストレッチ13が上下方向
に移動し、突当て15を設定高さまで移動させる。
になる場合には、ストレッチ13に設けられたハンドル
39を回転させることによりストレッチ13が上下方向
に移動し、突当て15を設定高さまで移動させる。
次に本考案に係るベルトの張力検出装置について第1図
および第2図に基づいて詳細に説明する。
および第2図に基づいて詳細に説明する。
前記タイミングベルトとターンバックルとを跨いで設け
た張力検出装置35は、張力検出装置本体41とターン
バックル29に摺動自在に設けられた検知板43とから
構成されている。
た張力検出装置35は、張力検出装置本体41とターン
バックル29に摺動自在に設けられた検知板43とから
構成されている。
張力検出装置本体41は、前記フレーム3に着脱自在に
取付けられ、基台45上に検出体47を保持するU字形
支持ブロック49が立設固着され、該U字形支持ブロッ
ク49の上部には着脱時に便なるよう把っ手51が備え
てある。
取付けられ、基台45上に検出体47を保持するU字形
支持ブロック49が立設固着され、該U字形支持ブロッ
ク49の上部には着脱時に便なるよう把っ手51が備え
てある。
前記検出体47は、左右に検出杆53および検知板55
を垂設し、中央に倒立した軸57が一体的に固着されて
いる。
を垂設し、中央に倒立した軸57が一体的に固着されて
いる。
この軸57の両端は、前記U字形支持ブロック49に設
けた孔59、および61に遊挿され、上下に摺動自在に
設けられ、前記軸57に巻装されたスプリング63と前
記支持台49に設けた孔59と軸57の先端との間に組
込まれたスプリング65とにより常に検出体47は下方
へ付勢され、検出体47に設けた検出杆53および検知
杆55は平行状態を保って昇降するよう構成されてい
る。
けた孔59、および61に遊挿され、上下に摺動自在に
設けられ、前記軸57に巻装されたスプリング63と前
記支持台49に設けた孔59と軸57の先端との間に組
込まれたスプリング65とにより常に検出体47は下方
へ付勢され、検出体47に設けた検出杆53および検知
杆55は平行状態を保って昇降するよう構成されてい
る。
なお、検出体47の片側に垂設した検出杆53は、タイ
ミングベルト25の表面に接し、他側の検知杆55は、
ターンバックル29の上面に垂設するよう構成されてい
る。
ミングベルト25の表面に接し、他側の検知杆55は、
ターンバックル29の上面に垂設するよう構成されてい
る。
前記検出杆55の下面は傾斜面67を形成し、この傾斜
面67により生じた傾斜量Xは、ベルトの張り具合の許
容量と等しくしてある。
面67により生じた傾斜量Xは、ベルトの張り具合の許
容量と等しくしてある。
一方ターンバックル29には、この傾斜面67に当接し
ベルトの張り具合を感知する円板状の検知板43が摺動
自在に組込んである。
ベルトの張り具合を感知する円板状の検知板43が摺動
自在に組込んである。
以上の構成により作用としては、張力検出装置本体41
を所定の位置に設置すると、掛回されたタイミングベル
トの上面にスプリングの弾発力によって検出杆53が当
接し、この検出杆53と平行移動する検知杆55の下端
面はターンバックル29の上面に接近する。
を所定の位置に設置すると、掛回されたタイミングベル
トの上面にスプリングの弾発力によって検出杆53が当
接し、この検出杆53と平行移動する検知杆55の下端
面はターンバックル29の上面に接近する。
この状態において、ターンバックル29に摺動自在に遊
挿された検知板43を手で検知杆55の下方に動かし、
検知杆55に設けた傾斜面69に検知板43の外周が当
接した時は、ベルトの張りが適正値を示している。
挿された検知板43を手で検知杆55の下方に動かし、
検知杆55に設けた傾斜面69に検知板43の外周が当
接した時は、ベルトの張りが適正値を示している。
もし検知板43の側面が検知杆55の側面に当接した時
は、ベルトの張り量が不足している場合で、更にターン
バックルを作動してベルトを張る必要性を示している。
は、ベルトの張り量が不足している場合で、更にターン
バックルを作動してベルトを張る必要性を示している。
また検知板43の外周が検知杆55の傾斜面に接触しな
いで下方を通過する時は、ベルトの張りすぎを示し、こ
の場合は、ターンバックルを作動してベルトの張りを弛
める必要性を示している。
いで下方を通過する時は、ベルトの張りすぎを示し、こ
の場合は、ターンバックルを作動してベルトの張りを弛
める必要性を示している。
以上のごとく簡単な操作でベルトの張り具合を知ること
ができる。
ができる。
本考案は上述したように、ターンバックルに備えた検知
板により簡単に調帯類の張り具合を調べることができ、
常に規定量の調帯類張力を得ることができる。
板により簡単に調帯類の張り具合を調べることができ、
常に規定量の調帯類張力を得ることができる。
このため、常時監視の必要もなく、調帯類の摩耗および
損傷を防ぎ、機器の回転精度を維持することができる。
損傷を防ぎ、機器の回転精度を維持することができる。
この結果、生産性の向上を得ることができる。
第1図および第2図は本考案に係る調帯類の張力検出装
置を示し、第1図は第3図のI−I線矢視における断面
図、第2図は第1図のII−II線矢視における側面図、第
3図乃至第6図は本考案を実施したプレスブレーキ本体
を示し、第3図は要部拡大説明図、第4図は正面図、第
5図は側面図、第6図は平面図である。 〔図面の主要な部分を表わす符号の説明〕 25…タイミングベルト、29…ターンバックル、41
…張力検出装置本体、43…検知板、53…検出杆、5
5…検知杆、67…傾斜面
置を示し、第1図は第3図のI−I線矢視における断面
図、第2図は第1図のII−II線矢視における側面図、第
3図乃至第6図は本考案を実施したプレスブレーキ本体
を示し、第3図は要部拡大説明図、第4図は正面図、第
5図は側面図、第6図は平面図である。 〔図面の主要な部分を表わす符号の説明〕 25…タイミングベルト、29…ターンバックル、41
…張力検出装置本体、43…検知板、53…検出杆、5
5…検知杆、67…傾斜面
Claims (1)
- 【請求項1】張力検出装置本体の片側に掛回した調帯類
に当接する検出杆を垂設し、他側に調帯類の張り具合を
検知する傾斜面を下部に有した検知杆を、調帯類に平行
して設けたターンバックル上に垂設し、前記ターンバッ
クルに摺動自在な検知板を備えたことを特徴とする調帯
類の張力検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14136585U JPH06739Y2 (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 調帯類の張力検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14136585U JPH06739Y2 (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 調帯類の張力検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6249741U JPS6249741U (ja) | 1987-03-27 |
JPH06739Y2 true JPH06739Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31049075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14136585U Expired - Lifetime JPH06739Y2 (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | 調帯類の張力検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06739Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-18 JP JP14136585U patent/JPH06739Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6249741U (ja) | 1987-03-27 |
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