JPH0673561U - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH0673561U
JPH0673561U JP5304991U JP5304991U JPH0673561U JP H0673561 U JPH0673561 U JP H0673561U JP 5304991 U JP5304991 U JP 5304991U JP 5304991 U JP5304991 U JP 5304991U JP H0673561 U JPH0673561 U JP H0673561U
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JP
Japan
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valve
solenoid
fixing metal
metal fitting
engaging
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Pending
Application number
JP5304991U
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English (en)
Inventor
藤 秀 治 佐
Original Assignee
エスエムシー株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ソレノイド部の電磁力が大きく、かつソレノ
イド部と弁部を強固に結合できる電磁弁を提供する。 【構成】 逆U字状の磁気枠9を有するソレノイド部1
と、固定金具32を取付けた弁部2とを押圧すると、磁
気枠9の係合爪部9a,・・と固定金具32の係合部3
4,・・が係合して、ソレノイド部1と弁部2が連結さ
れ、この連結は、固定金具32を弾性の大きい素材で形
成できることと、弾性部33によって結合方向の弾性力
を有することとによって、強固である。また、磁気枠9
を、弾性と関係なく磁気性能のよい素材で形成できるの
で、ソレノイド部1の電磁力を大きくできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電磁弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
別体に構成したソレノイド部と弁部を、ソレノイド部の磁気枠に設けた係合窓 と弁部に設けた爪部の係合により結合した電磁弁は、例えば実開昭61−571 号公報によって既に知られている。 この既提案の電磁弁は、弁部とソレノイド部の押圧によってこれらを結合でき るという利点を有するが、強固に結合するためには、磁気枠を弾性の大きい素材 で形成する必要がある。
【0003】 しかしながら、磁性材料は、磁気性能がよい場合には弾性が小さく、弾性が大 きい場合には磁気性能が低下するので、上記電磁弁は、ソレノイド部の電磁力を 低下させないで弁部とソレノイド部を強固に結合することが困難である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、ソレノイド部の電磁力が大きく、かつソレ ノイド部と弁部を強固に結合できる電磁弁を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、別体に構成したソレノイド部と弁部を結 合した電磁弁において、上記ソレノイド部のコイルを囲む逆U字状の磁気枠が、 一対の壁面の先端に複数の係合爪部を備え、上記弁部の弁本体を囲むU字状の固 定金具が、弁本体の底面に当接し結合方向の弾性力を有する弾性部と、一対の壁 面先端の複数の係合部とを備え、ソレノイド部と弁部が、上記係合爪部と係合部 との係合によって結合されていることを特徴としている。
【0006】
【作用】
別体に構成した、ソレノイド部と固定金具を取付けた弁部とを押圧すると、ソ レノイド部における磁気枠先端の係合爪部と固定金具先端の係合部が係合して、 ソレノイド部と弁部が結合される。 この場合、固定金具を磁気性能と関係なく弾性の大きい素材で形成できること と、弾性部によって軸方向の弾性力を有することとによって、ソレノイド部と弁 部の結合力を大きくすることができる。
【0007】
【実施例】
図は本考案の実施例を示し、この電磁弁は、別体に構成したソレノイド部1と 弁部2を備えている。 上記ソレノイド部1は、コイル4を巻いたボビン5、ボビン5の弁部側の切欠 段部5aに装着したシールキャップ6及びシールリング7、ボビン5の中心孔に 装着した固定鉄心8、これらを囲む逆U字状の磁気枠9及び磁気板10、並びに 復帰ばね11によって弁部2側に付勢された可動鉄心12を備えている。 上記シールキャップ6は、中心の凸部6aとその周囲のフランジ部6bとを備 え、合成樹脂または非磁性金属等の非磁性材の薄板で一体に形成されており、凸 部6aが固定鉄心8の一端に嵌着され、磁気板10を磁気枠9に嵌着するとシー ルリング7がフランジ部6bに圧接されてソレノイド部1がシールされる。また 、磁気枠9は磁気性能のよい素材で形成され、対向する一対の壁面の先端に係合 爪部9a,・・と、これらの係合爪部9a,・・の弁部側の案内面9b,・・と を有している。
【0008】 一方、弁部2の弁本体15は、圧力流体の入口ボートP、出口ボートA、及び 排出ボートR、これらのボートを連通させる通路に相互に背向させて形設した、 ボートPとA間の供給弁座16及びボートAとR間の排出弁座17、これらの弁 座16及び17と略同心の供給弁室18及び排出弁室19、並びに弁室18と1 9間の通孔20,・・を備え、上記供給弁室18に、可動鉄心12に取付けられ た供給弁体22が、排出弁室19に排出弁体23がそれぞれ移動可能に挿入され ており、排出弁体23は、リティナ24との間に縮設した弁ばね25によって排 出弁座17を閉鎖する方向に付勢され、可動鉄心12と排出弁体23の間に、通 孔20,・・を通るブッシュロッド26(図1参照)が軸方向に移動可能に挿入 されている。そして、ソレノイド部1との対向面に取付けられたシール部材27 に、可動鉄心12の緩衝部27a,・・が一体に形成されている。
【0009】 また、弁本体15には、手動により供給弁座16を開放する押釦28とばね2 9が、止め部材30によって取付けられており、止め部材30に、押釦28の押 圧により供給弁座16を開放させる押圧部30aが一体に形成されている。
【0010】 弁本体15に取付けられる固定金具32はU字状をなし、弾性の大きい素材で 形成されており、内向きのテーパよりなる環状の弾性部33を備え、その両側の 一対の壁の先端に係合部34,・・が形成されている。 図中の符号13は、磁気枠9に被冠させたカバーである。
【0011】 次に、図1を参照して、上記電磁弁のソレノイド部1と弁部2の組立て、及び これらの結合操作を述べる。 コイル4を巻回したボビン5にシールキャップ6及びシールリング7を装着し て、磁気板10を取付ける。次いで、ボビン5の中心孔に固定鉄心8を装着して その一端をシールキャップ3の凸部6aに嵌着させ、さらに磁気枠9とカバー1 3を被冠して、磁気板10の中心孔に、復帰ばね11と、供給弁体22を取付け た可動鉄心12を挿入する。
【0012】 一方、弁本体15に、ばね29、押釦28を挿入して止め部材30で固定する とともに、ソレノイド部1との対向面にシール部材27を取付け、排出弁室19 側からプッシュロッド26、排出弁体23、弁ばね25、及びリテイナ24を順 次装着して、弁本体15の底面に固定金具32の弾性部33を当接し、その壁両 側の係止部35,・・を弁本体15の切欠段部15a,15aに係止させると、 弁部2が組付けられる。
【0013】 上述の操作により別体に組み付けたソレノイド部1と弁部2を、磁気枠9と固 定金具32の壁を相互に直交させた状態でこれらを押圧すると、固定金具32の 一対の壁が案内面9b,・・で押圧されて一時的に拡張した後、弾性により縮径 して係合部34,・・が係合爪部9a,・・に係合して、ソレノイド部1と弁部 2が結合され、結合面はシール部材27でシールされる。 この場合、固定金具32を弾性の大きい素材で形成したことと、固定金具32 が弾性部33によって結合方向の弾性を有するすることとによって、ソレノイド 部1と弁部2が強固に結合される。また、磁気枠9を弾性と関係なく磁気性能の よい素材で形成したので、ソレノイド部1の電磁力を大きくすることができる。
【0014】 メンテナンス等のためにソレノイド部1と弁部2を分離する場合は、これらを 押圧して、係合爪部9a,・・と係合部34,・・の係合を解除する。
【0015】
【考案の効果】
本考案の電磁弁は、弁部の弁本体に取付けた固定金具を、磁気性能と関係なく 弾性の大きい素材で形成できるので、それに設けた弾性部の弾性によって、ソレ ノイド部と弁部を強固に結合することができる。 また、磁気枠を弾性に関係なく磁気性能の良い素材で形成できるので、ソレノ イド部の電磁力を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の分解斜視図である。
【図2】同じく縦断面図である。
【符号の説明】
1 ソレノイド部 2 弁部 9 磁気枠 9a 係合爪部 15 弁本体 32 固定金具 33 弾性部 34 係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 別体に構成したソレノイド部と弁部を結
    合した電磁弁において、 上記ソレノイド部のコイルを囲む逆U字状の磁気枠が、
    一対の壁面の先端に複数の係合爪部を備え、 上記弁部の弁本体を囲むU字状の固定金具が、弁本体の
    底面に当接し結合方向の弾性力を有する弾性部と、一対
    の壁面先端の複数の係合部とを備え、 ソレノイド部と弁部が、上記係合爪部と係合部との係合
    によって結合されている、 ことを特徴とする電磁弁。
JP5304991U 1991-06-13 1991-06-13 電磁弁 Pending JPH0673561U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5304991U JPH0673561U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5304991U JPH0673561U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電磁弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0673561U true JPH0673561U (ja) 1994-10-18

Family

ID=12932010

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JP5304991U Pending JPH0673561U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電磁弁

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JP (1) JPH0673561U (ja)

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