JPH0673522B2 - 超音波診断用音響発生装置 - Google Patents

超音波診断用音響発生装置

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JPH0673522B2
JPH0673522B2 JP60253141A JP25314185A JPH0673522B2 JP H0673522 B2 JPH0673522 B2 JP H0673522B2 JP 60253141 A JP60253141 A JP 60253141A JP 25314185 A JP25314185 A JP 25314185A JP H0673522 B2 JPH0673522 B2 JP H0673522B2
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JP
Japan
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analog switch
signal
transistor
power supply
time
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JP60253141A
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雅幸 ▲吉▼井
正明 白石
政昭 市来
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ドップラ効果を利用して、循環器系の血流を
測定し、血流音を発生させて超音波診断するとき等に利
用する超音波診断用音響発生装置に関する。
従来の技術 近年、超音波診断装置の医学界への進出は非常に目ざま
しいものがあり、とりわけ心臓診断における血流測定は
広く使用されつつある。
第3図は従来の超音波診断用音響発生装置の構成を示し
ている。1は各種血流に対して発射されたドップラ信号
の一つを選択するアナログスイッチ、2は増幅器、3は
音声電力増幅集積回路、4,5,6,7はトランジスタ、8,9,1
0は電解コンデンサ、11はダイオード、12は抵抗、13は
ヘッドホン端子、14はスピーカである。
次に上記従来例の動作について説明する。
第3図において電源投入時は、電解コンデンサ10が充電
されるまでの間トランジスタ6と7がオフとなる。この
時トランジスタ4と5はオンとなり、増幅器2から出力
された出力信号は前記トランジスタ4と5でアースにバ
イパスさせるためこの間のヘッドホン端子13には出力さ
れず、電源投入時の異常音を防止できる。また、集積回
路3では電源投入時、コンデンサ8と9の容量を急速に
充電し、増幅器3の2番端子の電圧を1番端子の電圧よ
りも高くすることにより、出力端子電圧の急激な立ち上
がりをおさえ、ポップ電圧をおさえて、スピーカ14から
の異常音を防止している。
このように、上記従来の超音波診断用音響発生装置でも
ヘッドホーン端子13のみ電源投入時の異常音を防止する
ことができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の超音波診断装置の音響発生装
置では、電源を投入したときアナログスイッチ1からの
雑音信号が入り、ヘッドホン端子13、スピーカ14から完
全に異常音を除去することが出来なかった。また電源を
しゃ断したとき、増幅器2と集積回路3の電源電圧が動
作範囲電圧以下になる時間よりも、アナログスイッチ1
からの出力信号が先に立ち下がるためにヘッドホン端子
13とスピーカ14から異常音が生じるという問題があっ
た。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
電源投入時と電源しゃ断時の異常音を防止することので
きる優れた超音波診断装置を提供することを目的とする
ものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、アナログスイッ
チの制御端子に充放電回路を持った一定時間電気信号発
生回路を設け、電源投入時と電源しゃ断時に一定時間電
気信号を発生させ、この信号によってアナログスイッチ
を動作させるようにして、アナログスイッチからの出力
信号をしゃ断するという構成を備えたものである。
作用 したがって、本発明によれば、電源投入時と電源しゃ断
時に、一定時間電気信号を発生させることによってアナ
ログスイッチからの出力信号をしゃ断することができ、
増幅器および音声電力増幅集積回路の動作電圧の範囲に
かかわらず、電源投入時と電源しゃ断時の異常音発生を
防止できるという効果を奏する。
実施例 第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は電源投入
および電源しゃ断時における時間的変化を示した信号波
形図である。第1図において21はアナログスイッチ、2
2,23は増幅器、24,25,26,27はトランジスタ、28,31,34,
35は電解コンデンサ、29,30は抵抗、32,33はダイオー
ド、36はヘッドホン端子、37はスピーカである。
次に上記実施例の動作について以下第1図と第2図に基
づいて説明する。第2図の(イ)は第1図の電源電圧+
15Vの電源投入およびしゃ断時の電圧と時間の変化、
(ロ)は第1図のトランジスタ27のベース電圧と時間の
変化、(ハ)は第1図のアナログスイッチ21のコレクタ
電圧と時間の変化、(ニ)は第1図のアナログスイッチ
21の入力信号と時間の変化、(ホ)は第1図のアナログ
スイッチ21の出力信号と時間の変化、(ヘ)は第1図の
トランジスタ27のエミッタ電圧と時間の変化を示した図
である。電源投入時において、第1図のトランジスタ27
のベースは、抵抗30を介してコンデンサ31が一定電圧に
充電される時間まで、エミッタに対して低い電圧に保た
れ、トランジスタ27のエミッタには電源電圧+15Vが入
力されるのでトランジスタ27はオンし、トランジスタ26
のベースにはトランジスタ27のコレクタから電流が供給
されるのでトランジスタ26はオンする。増幅器22および
23の電圧は第2図(イ)のように立ち上がり、また入力
信号も第2図(ニ)のように立ち上がる。第1図のトラ
ンジスタ26は第2図の(ハ)で示されるように動作し、
この動作信号によってアナログスイッチ21を制御しアナ
ログスイッチ21からの出力信号をしゃ断する。増幅器2
2,23の入力信号は第2図の(ホ)で示されるようにトラ
ンジスタ26がオンしている間は無信号状態になり、ヘッ
ドホン端子36、スピーカ37からは異常音は出力されな
い。一方電源しゃ断時においては、第1図のトランジス
タ27のエミッタには電源に対して、順方向にダイオード
33が接続されているので、電源をしゃ断した時、ダイオ
ード33は逆バイアスされて不導通になり、コンデンサ28
に充電されていた電荷は、+15V電源への環流を阻止さ
れる。従って、第2図の(ヘ)で示されるようにトラン
ジスタ27のエミッタ電圧は第1図のコンデンサ28と抵抗
29の積で定まる。時定数で放電される。またトランジス
タ27のベースには電源に対して、逆方向にダイオード32
が接続されているため、電源をしゃ断した時、トランジ
スタ27のベースに接続したコンデンサ31の電荷はダイオ
ード32を通って+15V電源に放電し、第2図の(ロ)で
示されるように、電源と同じ時定数で電圧が降下する。
上記、説明から明らかなように、トランジスタ27のエミ
ッタ電圧の方がベース電圧よりも、ゆっくりと降下する
ため、トランジスタ27のベース、エミッタ間の電圧がカ
ットオフ電圧以上に、コンデンサ28と抵抗29で構成され
る放電回路によって保たれている間、トランジスタ27は
オンするのでトランジスタ26のベースにはトランジスタ
27のコレクタから電流が供給され、トランジスタ26はオ
ンする。したがって、トランジスタ26は、第2図の
(ハ)で示した動作をし、この信号によってアナログス
イッチ21を制御し、アナログスイッチ21からの出力信号
をしゃ断する。また第2図の(ニ)に示されているよう
にアナログスイッチ21が、トランジスタ26からの信号に
よって、制御されている間、増幅器22と23への入力は無
信号状態を維持し、この間に増幅器22,23の電源電圧が
動作電圧以下に降下するので、増幅器22,23の出力に接
続したヘッドホン端子36およびスピーカ37から異常音が
出力されない。以上、上記説明の如く本発明によれば電
源投入およびしゃ断時の異常音を除去できるという効果
を有する。
なお、トランジスタ26のエミッタから出力される信号は
トランジスタ24、25のベースにも印加され、ヘッドホン
端子36への出力をアースに短絡させる。これにより、ア
ナログスイッチ21の出力信号を遮断する際に僅かに発生
するノイズがヘッドホン端子36から出力するのを防止す
ることができる。
発明の効果 本発明は、上記実施例より明らかなように、電源電圧と
同一の電源電圧が印加され、電源電圧の投入時及び遮断
時にCR時定数により充放電する際のトランジスタのエミ
ッタとベースの電位の立ち上かり及び立り下がり時間を
制御して一定時間電気信号を発生させる時定数回路を設
け、上記一定時間電気信号によりアナログスイッチから
の出力信号を遮断するように構成したものであり、増幅
器の動作電圧の範囲にかかわらず、電源電圧と投入時と
遮断時の異常音発生を防止することができる。さらに、
電源電圧の他に時定数回路用として特別に制御用電圧を
必要とすることなく、また、電源電圧の投入時と遮断時
と別個に時定数回路を設ける必要もないので、回路構成
を簡単にすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による超音波診断用音響発生
装置の回路図、第2図は同実施例の信号波形図、第3図
は従来の超音波診断用音響発生装置の回路図である。 21……アナログスイッチ、22,23……増幅器、36……ヘ
ッドホン端子、37……スピーカ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市来 政昭 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−109746(JP,A) 特開 昭58−159011(JP,A) 実公 昭57−4491(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】血流に対して発射された複数のドップラ信
    号を入力し、その一つを選択的に出力するアナログスイ
    ッチと、このアナログスイッチの出力信号をオン、オフ
    制御する制御端子と、上記アナログスイッチの信号を増
    幅して音声信号をスピーカおよびヘッドホーン端子に出
    力する増幅回路と、上記ヘッドホーン端子への出力を強
    制的にアースに短絡させるスイッチングトランジスタ
    と、上記アナログスイッチ、上記制御端子及び上記増幅
    回路を制御する電源電圧と同一の電源電圧が印加され、
    上記電源電圧の投入時及び遮断時にCR時定数により充放
    電する際のトランジスタのエミッタとベースの電位の立
    ち上がり及び立り下がり時間を制御して一定時間電気信
    号を発生させる時定数回路とを備え、上記電源電圧のオ
    ン、オフ時に上記一定時間電気信号を上記制御端子と上
    記スイッチングトランジスタに印加して上記アナログス
    イッチからの出力信号を遮断することを特徴とする超音
    波診断用音響発生装置。
JP60253141A 1985-11-12 1985-11-12 超音波診断用音響発生装置 Expired - Lifetime JPH0673522B2 (ja)

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JPS62112535A JPS62112535A (ja) 1987-05-23
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JPS54109746A (en) * 1978-02-17 1979-08-28 Pioneer Electronic Corp Muutuning circuit
JPS6040713Y2 (ja) * 1980-06-05 1985-12-09 石川島播磨重工業株式会社 シ−ルド掘進機のズリ搬送装置
JPS58159011A (ja) * 1982-03-16 1983-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd ミユ−テイング回路

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