JPH0673400A - 塗装面洗浄剤組成物 - Google Patents

塗装面洗浄剤組成物

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JPH0673400A
JPH0673400A JP22620692A JP22620692A JPH0673400A JP H0673400 A JPH0673400 A JP H0673400A JP 22620692 A JP22620692 A JP 22620692A JP 22620692 A JP22620692 A JP 22620692A JP H0673400 A JPH0673400 A JP H0673400A
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emulsion
water
cleaning
oil
coated surface
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JP22620692A
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Yoshio Tanaka
義男 田中
Osamu Yonekura
修 米倉
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YONEDA KOGYO YUGEN
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YONEDA KOGYO YUGEN
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D7/00Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
    • C11D7/22Organic compounds
    • C11D7/26Organic compounds containing oxygen
    • C11D7/261Alcohols; Phenols

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輌の塗装面の洗浄に必要な条件を充足し、
その上5リットル程度の水で、充分な洗浄とワツクス掛
同様の光沢表面を得ることができる洗浄剤の提供。 【構成】 シリコンオイルエマルジョンと、フッ素樹脂
エマルジョンと、および鉱物油、動植物油ワックスのエ
マルジョンの中の少なくとも1種との混合物に、分子量
50〜5,000のポリオールを、エマルジョンの油分
に対し1〜30重量%、好ましくは、1〜10重量%を
添加したものである。また、エマルジョン油分に対し
て、フッ化水素あるいはフッ化水素のアルカリ金属塩を
0.001〜1重量%の添加配合は、シリコンオイルや
フッ素樹脂の塗装面の付着性を向上し、長期にわたり、
撥水効果を持続させることができ、また、ガラス面への
吸着により、油膜障害を回避することができる。さら
に、界面活性剤や洗浄助剤を添加することにより、洗浄
効果は一層向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車の塗装面を洗浄
し光沢表面を形成する塗装面洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、車輌に付着した汚染物は、水性汚
れと油性汚れに大別される。
【0003】この中、水性汚れは多量の水を使用しブラ
シや布で拭き取る等、機械的な方法で洗い流することが
できるが、そのための水の使用量は膨大な量になる。
【0004】近年都市水道の節水が唱えられ、また、住
宅事情からも、車輌洗浄に多量の水を使用することが制
限されるようになって、従来、多くの特許等の公報に汚
れの掃払性が高く、保水性の良いブラシを使用した、所
謂、節水型の洗浄手段が種々提案されている。
【0005】しかしながら、水の使用量を少なくする
と、炎天下で水分の蒸発が速くなり、水量不足により塗
装面に傷を付けたり、汚れの再付着を生じ、充分な洗浄
ができなくなる。
【0006】また、油性汚れの中、軽度の油性汚れは、
洗浄剤による洗浄やエマルジョン洗浄法により洗浄し、
ピッチ、タールによる強固な汚れは研磨剤や溶剤が使用
されているが、水性汚れの洗浄には不適当である。
【0007】また、光沢と撥水性を与えるための光沢剤
としては、固形、練り状、エマルジョン状のカルナバワ
ックスやシリコンオイルを洗浄後の塗装表面に塗布して
いるが、その作業のための労力は相当なものである。
【0008】また、これらの改良方法として、水性汚れ
と油性汚れを同時に除去し塗装面に光沢を付与する、ワ
ックスやシリコンのエマルジョンによる洗浄方法も多く
提案されている。
【0009】しかしながら、この多くは、拭きむらが生
じたり、組成中の油分が、ガラス面に付着して、油膜に
よる視界不良を生じ、洗浄後の雨中における車輌運行に
危険があり、洗浄後、ガラス面の油膜を拭き取る作業を
余儀なくされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車輌
等の塗装面を傷めないこと、少量の水を用いての洗浄で
も汚れが再付着することがなく、炎天下での使用にも乾
燥が遅く、拭きむらを生じることがなく、洗浄に際して
ガラス面に付着しても油膜形成による視界不良を生じな
いこと等、車輌の塗装面の洗浄に必要な条件を充足し、
その上5リットル程度の水で、充分な洗浄とワツクス掛
同様の光沢表面を得ることができる洗浄剤を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の洗浄剤組成物
は、シリコンオイルエマルジョンと、フッ素樹脂エマル
ジョンと、および鉱物油、動植物油ワックスのエマルジ
ョンの中の少なくとも1種との混合物に、分子量50〜
5,000のポリオールを、エマルジョンの油分に対し
1〜30重量%、好ましくは、1〜10重量%を添加し
たものである。
【0012】また、本発明の洗浄剤組成物中のエマルジ
ョン油分に対して、フッ化水素あるいはフッ化水素のア
ルカリ金属塩を0.001〜1重量%の添加配合は、シ
リコンオイルやフッ素樹脂の塗装面の付着性を向上し、
長期にわたり、撥水効果を持続させることができ、ま
た、ガラス面への吸着により、油膜障害を回避すること
ができる。
【0013】さらに、本発明の洗浄剤に、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテルやアルキルベンゼンスルフォン
酸ソーダ、第四級アルキルアミン塩等の界面活性剤を配
合し、洗浄助剤としてトリポリ燐酸ソーダ、炭酸ソーダ
のようなアルカリビルダーを添加することにより、洗浄
効果を一層向上させることができる。
【0014】また、EDTAのようなキレート剤の配合
が、不溶性金属の洗浄および地下水等の硬水による洗浄
には望ましい。
【0015】上記の洗浄剤は、水5,000ccに20
cc程度分散せしめた洗浄水を、ブラシ、布、スポンジ
等を用いて、車輌の塗装面に使用する。
【0016】
【作用】本発明の洗浄剤組成は、シリコンオイル等のエ
マルジョンは、洗浄作業中の塗膜面に滑性を付与し、
砂、汚物等に起因する傷を最小限にすると共に、洗浄後
の車輌塗装面に非油性の撥水コーティング膜を形成す
る。
【0017】
【実施例】
実施例 1 東レダウコーニングシリコーン(株)製シリコーンエマ
ルジョンSH−490を30gと、ポリエチレングリコ
ール(mw=400)5gを混合し洗浄光沢剤を得る。
【0018】この洗浄光沢剤を、水で1,000倍に薄
めた溶液5リットルで車輌を洗浄した結果、塗装面は光
沢があり、炎天下の洗浄でも、洗浄面の乾燥も遅く、拭
きむらも生じなかった。
【0019】実施例 2 鉱物油10gに乳化剤として、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニールエーテル(n=5)1gを混合し、水を加
えフッ化水素0.1gを添加混合攪拌後、東レダウコー
ニングシリコーン(株)製シリコーンエマルジョンSH
−490を30g配合すると、洗浄光沢剤を得る。
【0020】この洗浄光沢剤を水で1000倍に薄めた
溶液5リットルで車輛を洗浄した結果、塗装面は光沢が
あり、フロントガラス面の水滴除去効果も十分であっ
た。
【0021】実施例3 鉱物油15gにラウリルジエタノールアマイド1gを混
合し、水50gを加え、次いでフッ化ナトリウム0.1
g、ポリエチレングリコール(mw=400)5g、ト
リポリ燐酸ソーダ1g、エチレンジアミンテトラアセテ
ート0.5g、ドデシルベンゼンスルフォン酸ソーダを
添加混合攪拌後、東レダウコーニングシリコーン(株)
製シリコーンエマルジョンSH−490を30g、フッ
素樹脂エマルジョンを混合すると、洗浄光沢剤を得る。
【0022】この洗浄光沢剤を水で1000倍に薄めた
溶液5リットルで車輛を洗浄したものは、水性、油性汚
れとも完全に除去され、塗装面は光沢があり、フロント
ガラス面の水滴除去効果も十分で、油膜障害も生じなか
った。
【0023】
【発明の効果】
(1) 5リットル程度の水によって、普通乗用車を完
全に洗浄することができる。
【0024】(2)洗浄後の塗装面に滑性を付与し、固
形ワックス並の光沢と撥水性の被膜を形成する。
【0025】(3)洗浄に際し、塗装面を傷付ける事が
なく、ガラス面に洗浄水が付着しても、後除去を必要と
しない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンオイルエマルジョンと、フッ素
    樹脂エマルジョンと、鉱物油、動植物油ワックスのエマ
    ルジョンの中の少なくとも1種との混合物に、分子量5
    0〜5,000のポリオールを、エマルジョンの油分に
    対し1〜30重量%添加してなる塗装面洗浄剤組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996006907A1 (de) * 1994-08-30 1996-03-07 Hoffmann Sonax Kg Pflegeemulsion für automatische fahrzeugwaschanlagen
JP2010007262A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 便器装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6351499A (ja) * 1986-08-21 1988-03-04 タイホ−工業株式会社 艶出し洗浄方法
JPS63248897A (ja) * 1987-04-02 1988-10-17 タイホ−工業株式会社 艶出し洗浄剤

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