JPH0673295U - シートシャッター - Google Patents

シートシャッター

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JPH0673295U
JPH0673295U JP2009893U JP2009893U JPH0673295U JP H0673295 U JPH0673295 U JP H0673295U JP 2009893 U JP2009893 U JP 2009893U JP 2009893 U JP2009893 U JP 2009893U JP H0673295 U JPH0673295 U JP H0673295U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
shutter
bulging
seat
damaged
Prior art date
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Pending
Application number
JP2009893U
Other languages
English (en)
Inventor
利雄 田村
Original Assignee
株式会社メイプル
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社メイプル filed Critical 株式会社メイプル
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工場や倉庫などの建屋に設けた作業用車両の
出入り口等の開口部を簡易的に閉鎖するためのシートシ
ャッターに関するもので、上部シートと下部シートとを
接続するより安価で耐久性があり、かつ接続具が損傷を
受けたときに接続具自体の交換も容易なシャッター布の
接続手段を得る。 【構成】 引き降ろしたときのシャッター布1の中心よ
り下方寄りの位置でシャッター布1が上布1aと下布1
bに分割されてその分割されたもの相互が接続具5で接
続されている。上布1aの下辺と下布1bの上辺はロー
プなどの心材3を巻き込んで折り返し逢着した膨出辺2
a、2bとされ、先割れ8字断面ないしS字断面の水平
方向に長い接続具5の上下の水平方向の溝状空所4a、
4bに前記膨出辺2a、2bを挿通し、その上下のスリ
ット7a、7bから上下の布1a、1bを引き出して上
布1aと下布1bとを連結している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、工場や倉庫などの建屋に設けた作業用車両の出入り口等の開口部 を簡易的に閉鎖するためのシートシャッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シートシャッターは、工場や倉庫の作業用車両の出入り口等を車両の通過時に 速やかに開閉したいとき等に用いられる。シートシャッターのシャッター布は、 キャンバス等の可撓性シートで製作され、左右側縁を出入り口の左右側縁に案内 して該出入り口を閉鎖するように垂下されており、出入り口の上方に配置した昇 降装置により引き上げて出入り口を開放し、下方に引き降ろして出入り口を閉鎖 する。シートシャッターの開閉は、出入り口に車両等の検出センサを設けること によって容易に自動化することができ、また開閉速度を速くできるので、工場内 を空気調和しているときに頻繁に車両等が通行する開口面積の大きな出入り口を 閉鎖する手段として好適である。
【0003】 このような構造のシートシャッターのシャッター布は、雨水のはね返りや車両 の接触、昇降時の衝撃的な撓みが下方ほど激しくかつ頻繁であること等により、 上方部分に比べて下方部分の損傷が激しい。シャッター布が1枚の布でできてい るときや逢着された複数枚の布でできているときは、その下方部分のみが損傷し たときでも、シャッター布全体を交換しなければならない。この不経済を避ける ために、実開昭57−127791号公報には、シャッター布の下部シートをフ ァスナーを介して上部シートに取りつけることにより、シャッター布の下部のみ を交換できるようにした技術手段が開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上部シートと下部シートとをファスナーにより接続する構造では、シャ ッター布の昇降操作に伴うファスナーの損傷が激しく、また車両や運搬中の機材 の接触によってファスナー自体が損傷を受けたときには上部シートも交換しなけ ればならなくなるため、ファスナーを相当に高い位置に設けなければならず、そ うすると下部が損傷したときに交換しなければならないシートが大きくなり、改 善効果が充分でないという問題があった。
【0005】 この考案は、上記構造の上部シートと下部シートとを接続するより安価で耐久 性があり、かつ接続具が損傷を受けたときに接続具自体の交換も容易なシャッタ ー布の接続手段を得ることにより、上記問題を解決することを課題としてなされ たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案のシートシャッターは、引き降ろしたときのシャッター布1の中心よ り下方寄りの位置でシャッター布1が上布1aと下布1bに分割されてその分割 されたもの相互が接続具5、6で接続されている。上布1aの下辺と下布1bの 上辺はロープなどの心材3を巻き込んで折り返し逢着した膨出辺2a、2bとさ れ、先割れ8字断面ないしS字断面の水平方向に長い接続具5、6の上下の水平 方向の溝状空所4a、4bに前記膨出辺2a、2bを挿通し、その上下のスリッ ト7a、7bから上下の布1a、1bを引き出して上布1aと下布1bとを連結 している。
【0007】
【作用】
接続具5、6の溝状空所4a、4bに挿入された上下布1a、1bの膨出辺2 a、2bは、膨出辺2a、2bがスリット7a、7bより太いために、スリット 7a、7bから抜け出ることができず、それによって上下布1a、1bが接続さ れる。
【0008】 雨水のはね返りや車両等の接触、または繰り返し昇降により下布1bのみが汚 れたり損傷を受けたときは、接続具5、6の下方の溝状空所4bから下布上辺( 膨出辺)2bを側方に引き出すことによって下布1bを取り外し、新しい下布の 膨出辺2bを接続具5、6の下方の溝状空所4bに側方より挿入することにより 、下布1bのみを交換する。また車両や機材等の接触により接続具5、6が損傷 を受けたときは、接続具5、6を側方へ引き出して接続具5、6と下布1bとを 上布1aから分離し、新しい接続具の上方の溝状空所4aに上布下辺(膨出辺) 2aを側方より挿入するようにして上布下辺2aに新しい接続具を装着し、該接 続具の下方の溝状空所4bに古い下布の膨出辺2bを側方から挿入することによ り、接続具5、6のみを交換する。接続具5、6と下布1bの両者が損傷を受け たときは、接続具5、6と下布1bとを側方に引き出して上布1aの下辺から分 離し、新しい接続具と下布とを上述した場合と同様な操作により、上布1aの下 辺に装着する。
【0009】 接続具5、6は長手方向に断面変化のない簡単な形状であるから、合成樹脂の 押し出し成形により安価に製作でき、昇降操作による損傷も少ない。心材3とし てはロープやパイプ材を用いることができるが、特にロープ3を心材としたとき は、巻き込み端辺の逢着作業が容易である。また上布下辺と下布上辺に形成した 膨出辺2a、2bに柔軟性が付与されるため、接続具5、6に損傷を与える虞が なく、また接続具5、6が損傷を受けたときにそれが上布1aや下布1bに波及 することがない。従って接続具5、6及び上下布1a、1bの耐久性にも優れて いる。
【0010】
【実施例】
図3はシートシャッターが装着された開口部を模式的に示した正面図で、壁面 11に設けた出入り口12の上辺からシャッター布1が出入り口12を閉鎖する ように垂下され、この出入り口12の上方に装着された昇降装置13から引上げ 紐16が垂下されている。シャッター布1の下辺とその上方の複数位置には、水 平方向の硬質のガイド杆14が装着され、ガイド杆14の両端がシャッター布1 の側辺から突出してこの突出部分14aが出入り口12の左右の柱15、15の 対向面に設けた図示されていない案内溝に案内されている。引き上げ紐16の先 端は、最下辺のガイド杆の突出部分に連結されており、図示しない駆動モータで 昇降駆動されてシャッター布1の引き上げ及び引き降ろしを行う。
【0011】 シャッター布1は上布1aと下布1bとに分割されており、後述する接続具5 、6で接続されている。接続具5、6を設ける位置は、シャッター布1を引き降 ろしたときの下辺より3分の1程度の高さとなっている。
【0012】 上布1aの下辺と下布1bの上辺とは、図1、2に示すように、辺に沿って配 置したロープ3を巻き込んだ状態で折り返され、その折り返し端と根元部分とが 逢着8されている。ロープ3はシャッター布1の厚さより充分に太いものを使用 しており、上布1aの下辺と下布1bの上辺には膨出辺2a、2bが形成される 。ロープ3の代わりに、合成樹脂や金属製のパイプ材を用いることもできる。
【0013】 接続具5、6(図1または2)は上下端にスリット7a、7bを有する先割れ 8字状(図1)またはS字状(図2)断面の細長い合成樹脂の押し出し成形品で 、長さをシャッター布1の幅に等しい長さに切断して用いる。接続具5、6を断 面先割れ8字状ないしS字状にすることによって形成される上方の溝状空所4a には、上布下辺の膨出辺2aが側方より挿入されて上布1aが上方のスリット7 aを通って引き出される。また接続具5、6の下方の溝状空所7bには、下布上 辺の膨出辺2bが側方より挿入されて下方のスリット7bから下布1bが引き出 される。シャッターの開閉時にシャッター布に大きな張力が作用してその張力に よってスリット7が押し拡げられる危険があるような場合には、接続具5のスリ ット7a、7bの対向部分に適宜ネジ孔等を設けておき、ネジ9で締結してスリ ット7の拡がりを防止することもできる。
【0014】 このようにして接続具5、6を介して接続された上布1aと下布1bとは、そ の下辺及び上辺の全長に渡って形成された膨出辺2a、2bを接続具5、6の上 下の溝状空所4a、4bに挿入した状態で接続されるため、シャッター布1にか かる張力が接続辺の長さ方向に均一に分散され、かつ膨出辺2a、2bがフレキ シブルであるため、局部的な集中応力が生ずることがなく耐久性に優れ、また巻 き上げ巻き降ろしに必要な可撓性が損なわれることがない。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したこの考案のシートシャッターは、シャッター布の一部が損傷した ときにその下方部分及び接続具のいずれをも容易に交換することができ、接続構 造も簡単で安価であり、接続部の可撓性も充分でシャッター布の昇降時の円滑さ を損なうことがなく、シャッター布の損傷や接続具の損傷が他の部材へ波及する こともなく、耐久性が高く経済性にも優れているという効果がある。また損傷し た下布を交換する際、下布を取り外した状態でも上布だけで開口部をある程度閉 鎖できるという特徴がある。
【提出日】平成5年8月30日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案のシートシャッターは、引き降ろしたときのシャッター布1の中心よ り下方寄りの位置でシャッター布1が上布1aと下布1bに分割されてその分割 されたもの相互が接続具5、6で接続されている。上布1aの下辺と下布1bの 上辺はロープなどの心材3を巻き込んで折り返し逢着した膨出辺2a、2bとさ れている。上布1a、下布1bとは、スリット7a、7bを有する2本の長手方 向の溝状の空所4a、4bを備えた水平方向に長い接続具5、6の上記空所 に前 記膨出辺2a、2bを挿通し、その2本のスリット7a、7bから上下の布1a 、1bを引き出した状態で連結している。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の接続部の拡大側面図
【図2】第2実施例の接続部の拡大側面図
【図3】シートシャッターが装着された開口部の模式的
な正面図
【符号の説明】
1 シャッター布 1a 上布 1b 下布 2(a,b) 膨出辺 3 ロープ 4(a,b) 溝状空所 5 接続具 6 接続具 7(a,b) スリット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建屋等の壁面開口部を閉鎖するように垂
    下したシャッター布を昇降して前記開口部を開閉するシ
    ートシャッターにおいて、 引き下ろしたときのシャッター布(1) の中心より下方寄
    りの位置でシャッター布(1) が上布(1a)と下布(1b)に分
    割されており、上布(1a)の下辺と下布(1b)の上辺はロー
    プ等の細長い心材(3) を巻き込んで折り返し逢着した膨
    出辺(2a),(2b) とされ、上布(1a)と下布(1b)とは、先割
    れ8字断面ないしS字断面の水平方向に長い接続具(5),
    (6) の上下の水平方向の溝状の空所(4a),(4b) に前記膨
    出辺(2a),(2b) を挿通し、その上下のスリット(7a),(7
    b) から引き出された状態で連結されていることを特徴
    とする、シートシャッター。
JP2009893U 1993-03-25 1993-03-25 シートシャッター Pending JPH0673295U (ja)

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JPH0673295U true JPH0673295U (ja) 1994-10-11

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