JPH0673040A - 反応性官能基含有フッ素化合物誘導体 - Google Patents

反応性官能基含有フッ素化合物誘導体

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JPH0673040A
JPH0673040A JP22854192A JP22854192A JPH0673040A JP H0673040 A JPH0673040 A JP H0673040A JP 22854192 A JP22854192 A JP 22854192A JP 22854192 A JP22854192 A JP 22854192A JP H0673040 A JPH0673040 A JP H0673040A
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JP
Japan
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formula
fluorine compound
compound derivative
raw material
chemical
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Application number
JP22854192A
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English (en)
Inventor
Keiji Kawamoto
惠司 河本
Hideo Sawada
英夫 沢田
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 次式の反応性官能基含有フッ素化合物誘導
体。 [式中、R及びRの少なくとも一方の基は、下記R
を含む基であって、 を示す(但し、Rは水素原子又はアルキル基を示し、
はエポキシ基、ビニルオキシアルキル基又はアルキ
ルエポキシ基を示す。またmは0〜20の整数を、rは
0又は1を示す。)またp及びqは1〜10の整数を示
す。] 【効果】 各種含フッ素化合物誘導体の原料並びに中間
体原料、樹脂原料、生体材料用素材、電子材料用素材、
光学材料用素材、界面活性剤原料、摺動材料用素材、耐
熱材料用素材、反応性希釈剤、塗料やインク用の原料、
接着剤原料及び成形品等に好適に用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビニルエ−テル基または
グリシジル基等の反応性官能基を有する新規な反応性官
能基含有フッ素化合物誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】フルオロアルキル基を有する有機化合物
は、耐光性及び撥水撥油性を示し、更には生理活性等の
有用な性質を示すものとして近年注目を集めている。こ
のようなフルオロアルキル基を有する有機化合物は様々
な分野に応用することが可能である。従って、各種化合
物への誘導が工業的にも有用な反応性官能基を導入した
フルオロアルキル基含有有機化合物の開発が行われてい
る。具体的には例えばペルフルオロアルキル基を導入し
たビニルエ−テル基あるいはエポキシ基含有フッ素化合
物が知られている(例えば、J.Org.Chem.,56.3187-3189
(1991).や Markromol.Chem.,193.275-284(1992).)。
【0003】しかしながら、該フッ素化合物は剛直な構
造のペルフルオロアルキル基を有するため、一般に汎用
的に用いられる有機溶媒に対する溶解性の低さ等の欠点
を有し、また、フッ素に起因する表面物性もまた十分に
満足のゆくものではない等の問題点がある。一方、ペル
フルオロアルキル基が酸素原子を介して結合した骨格を
有する化合物は、同程度のフッ素原子数を有するペルフ
ルオロアルキル基含有化合物よりも有機溶媒に対する溶
解性が高く、フッ素原子に起因する表面物性も向上する
ことが知られている(有機合成化学協会誌、第50巻
7号、592頁)。従って、有機溶媒に対する溶解性が
高く、更には、耐光性、撥水撥油性等の優れた表面物性
を示し、且つビニルエ−テル基もしくはエポキシ基等の
反応性官能基を有するフッ素化合物の開発が強く望まれ
ているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、溶媒
に対する溶解性に優れ、しかも優れた表面物性等を示
し、生体材料用素材、電子材料用素材、光学材料用素
材、界面活性剤原料、摺動材料用素材、耐熱材料用素
材、反応性希釈剤、塗料又はインク用原料、接着剤原
料、成型品等に利用可能な反応性官能基含有フッ素化合
物誘導体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記一
般式化2で表わされる反応性官能基含有フッ素化合物誘
導体(以下フッ素化合物誘導体1と称す)が提供され
る。
【0006】
【化2】
【0007】以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0008】本発明の反応性官能基含有フッ素化合物誘
導体は、前記一般式化2で表わされるフッ素化合物誘導
体1であって、好ましくは数平均分子量500〜100
000、特に好ましくは1000〜10000の誘導体
である。
【0009】前記フッ素化合物誘導体1において、R3
の炭素数が11以上、R4の炭素数が13以上、mが2
1以上、更にp、qが11以上の場合には製造が困難で
ある。
【0010】また前記フッ素化合物誘導体1が有するペ
ルフルオロオキサアルキル基、即ち、-(O-C2F4)p-(O-CF
2)q-の好ましい組合せとしては、例えば-(O-C2F4)-(O-C
F2)-、-(O-C2F4)2−(O-CF2)-、-(O-C2F4)3-(O-CF2)-、-
(O-C2F4)4-(O-CF2)-、-(O-C2F4)5-(O-CF2)-、-(O-C2F4)
6-(O-CF2)-、-(O-C2F4)7-(O-CF2)-、-(O-C2F4)8-(O-C
F2)-、-(O-C2F4)9-(O-CF2)-、-(O-C2F4)10-(O-CF2)-、-
(O-C2F4)2-(O-CF2)2-、-(O-C2F4)3-(O-CF2)2-、-(O-C2F
4)4-(O-CF2)2-、-(O-C2F4)5-(O-CF2)2-、-(O-C2F4)6-(O
-CF2)2-、-(O-C2F4)7-(O-CF2)2-、-(O-C2F4)8-(O-CF2)2
-、-(O-C2F4)9-(O-CF2)2-、-(O-C2F4)10-(O-CF2)2-、-
(O-C2F4)-(O-CF2)2-、-(O-C2F4)-(O-CF2)3-、-(O-C2F4)
-(O-CF2)4-、-(O-C2F4)-(O-CF2)5-、-(O-C2F4)-(O-CF2)
6-、-(O-C2F4)-(O-CF2)7-、-(O-C2F4)-(O-CF2)8-、-(O-
C2F4)-(O-CF2)9-、-(O-C2F4)-(O-CF2)10-、-(O-C2F4)2-
(O-CF2)3-、-(O-C2F4)2-(O-CF2)4-、-(O-C2F4)2-(O-C
F2)5-、-(O-C2F4)2-(O-CF2)6-、-(O-C2F4)2-(O-CF2)
7-、-(O-C2F4)2-(O-CF2)8-、-(O-C2F4)2-(O-CF2)9-、-
(O-C2F4)2-(O-CF2)10-等を挙げることができる。
【0011】本発明のフッ素化合物誘導体1としては、
例えば、下記一般式化3〜化12で表わされる化合物等
を好ましく挙げることができる(但し化3〜化12中に
おいて、R4、p、q及びmは、前記フッ素化合物誘導
体1中のR4、p、q及びmと同様である)。
【0012】
【化3】
【0013】
【化4】
【0014】
【化5】
【0015】
【化6】
【0016】
【化7】
【0017】
【化8】
【0018】
【化9】
【0019】
【化10】
【0020】
【化11】
【0021】
【化12】
【0022】本発明のフッ素化合物誘導体1を製造する
方法は、特に限定されるものではないが、例えば下記一
般式化13で示される化合物(以下原料成分2と称す)
に、
【0023】
【化13】
【0024】アセチレン、ハロゲン化アルキルビニルエ
ーテル、エピハロヒドリン、ヒドロキシル基含有ビニル
エーテル又はグリシドール等を反応させることにより得
ることができる。この際フッ素化合物誘導体1中に存在
するR4を有する基の導入率は、前記原料成分2と反応
させる他方の原料の仕込み量、反応温度、反応時間等を
調整することにより行うことができる。前記一般式化1
3で表わされる原料成分2としては、具体的には例えば
下記構造式化14〜18で表わされる化合物等を挙げる
ことができ、また市販品をそのまま用いることもできる
(但し式中、p及びqは1〜10の整数を、またmは0
〜20の整数を示す)。
【0025】
【化14】
【0026】
【化15】
【0027】
【化16】
【0028】
【化17】
【0029】
【化18】
【0030】本発明のフッ素化合物誘導体1を製造する
方法を更に具体的に説明すると、例えば前記原料成分2
において、R5がヒドロキシル基を有する原料成分2と
アセチレンとを反応させることにより、フッ素化合物誘
導体1において、前記原料成分2に相当する構造であ
り、且つR4がビニルオキシアルキル基であるフッ素化
合物誘導体1を製造することができる。この際、前記原
料成分2とアセチレンとの仕込み割合は、モル比で1:
0.1〜100であるのが好ましく、反応条件は、1〜
10気圧、50〜200℃において、1〜10時間反応
させるのが好ましい。
【0031】また前記原料成分2において、R5がカル
ボキシル基又はヒドロキシル基を有する原料成分2と、
ハロゲン化アルキルビニルエ−テル或いはエピハロヒド
リンとを、塩基の存在下で反応させることにより、フッ
素化合物誘導体1において、前記原料成分2に相当する
構造であり、且つR4がビニルオキシアルキル基である
フッ素化合物誘導体1を製造することができる。この
際、前記原料成分2と、ハロゲン化アルキルビニルエ−
テル或いはエピハロヒドリンとの仕込み割合は、モル比
で1:0.5〜50、特に1:1.2〜20であるのが
好ましく、反応条件は、好ましくは30〜150℃、特
に40〜120℃において、1〜20時間、特に2〜1
0時間反応させるのが好ましい。また反応の際に用いる
前記塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化マグネシウム等の水酸化金属;水素化リ
チウム等の水素化金属、ブチルリチウム等のアルキル金
属等を挙げることができ、その仕込み量は、前記原料成
分2中に存在するカルボキシル基又はヒドロキシル基に
対してモル比で1:0.5〜5、特に1:1.1〜2.
5であるのが好ましい。更に前記反応においては、反応
を促進させるために、塩化テトラメチルアンモニウム等
の四級オニウム塩等の相間移動触媒を添加することもで
き、該相間移動触媒の添加量は、反応させる原料成分混
合物全体に対して0.5〜5重量%、特に1〜3重量%
の範囲であるのが望ましい。
【0032】更に、前記原料成分2において、R5がイ
ソシアネート基を有する原料成分2と、ヒドロキシル基
含有ビニルエ−テル或いはグリシドールとを、反応させ
ることにより、フッ素化合物誘導体1において、前記原
料成分2に相当する構造であり、且つR4がアルキルエ
ポキシ基であるフッ素化合物誘導体1を製造することが
できる。この際、前記原料成分2と、ヒドロキシル基含
有ビニルエ−テル或いはグリシドールとの仕込み割合
は、モル比で1:0.5〜2、特に1:1〜1.5であ
るのが好ましく、反応条件は、好ましくは0〜150
℃、特に0〜120℃において、0.5〜20時間、特
に0.5〜5時間反応させるのが好ましい。更に前記反
応においては、反応を促進させるために、塩化錫等のハ
ロゲン化錫;錫(II)アセチルアセトナ−ト、ジブチル錫
ジラウレ−ト等の有機錫化合物等の反応促進剤を添加す
ることも可能であり、該反応促進剤の添加量は、反応さ
せる原料成分混合物全体に対して0.01〜5重量%、
特に0.5〜3重量%の範囲であるのが望ましい。
【0033】前述の方法等により得られる本発明のフッ
素化合物誘導体1を精製するには、蒸留、再結晶、抽
出、クロマトグラフィ−、再沈殿、濾過又は昇華等の従
来公知の方法で行うことができる。
【0034】また前述の方法では、通常フッ素化合物誘
導体1中のp、qの値が分布を持った混合物として得ら
れるので、p、qの値が単独なものとなるまで単離精製
することができる他、前記混合物を、そのまま所望の原
料成分として用いることもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明の反応性官能基含有フッ素化合物
誘導体は、新規な化合物であり、各種含フッ素化合物誘
導体の原料並びに中間体原料、樹脂原料、生体材料用素
材、電子材料用素材、光学材料用素材、界面活性剤原
料、摺動材料用素材、耐熱材料用素材、反応性希釈剤、
塗料やインク用の原料、接着剤原料及び成形品等に好適
に用いることができる。
【0036】
【実施例】以下本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0037】
【実施例1】撹拌機、温度計、冷却管及び滴下ロ−トを
備えた100mlの4つ口フラスコに、下記構造式化1
9で表わされる商品名「フォンブリン Z DISO
C」(モンテカチ−ニ社製)(但し式中p及びqは1〜
10の整数を示す)20g、フレオン113 30ml
及びジブチル錫ジラウレ−ト200mgを仕込み、反応
系内を5℃に冷却した後、該温度を維持しながら滴下ロ
−トによりグリシド−ル50gを1時間かけて滴下し
た。更に5℃において2時間反応させ、徐々に室温まで
昇温させた後、1時間反応溶液を還流させた。次いで得
られた反応生成物を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
して、更に溶媒を留去して真空下において乾燥させるこ
とにより、下記構造式化20で示されるフッ素化合物誘
導体(式中、p及びqは1〜10の整数を示す)を22
g得た。得られたフッ素化合物誘導体の核磁気共鳴スペ
クトル、赤外吸収スペクトル及びゲルパーミエーション
クロマトグラフィーによる数平均分子量を測定した。結
果を表1に示す。
【0038】
【化19】
【0039】
【化20】
【0040】
【実施例2】撹拌機、温度計、冷却管及び滴下ロ−トを
備えた100mlの4つ口フラスコに、エピクロロヒド
リン15g、細かく砕いた水酸化ナトリウム3.5g及
びテトラメチルアンモニウムクロライド200mgを仕
込み、反応系内を40℃に加温した後、該温度を維持し
ながら滴下ロ−トにより、下記構造式化21で表わされ
る商品名「フォンブリン Z TETRAOL」(モン
テカチ−ニ社製)20gと、溶媒として商品名「アサヒ
クリンAK−225」(旭硝子株式会社製)30mlと
の混合物を1時間かけて滴下した。更に40℃に維持し
ながら4時間反応させた。次いで得られた反応生成物を
水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥して、更に溶媒を留
去して真空下にて乾燥させることにより、下記構造式化
22で示されるフッ素化合物誘導体(式中、p及びqは
1〜10の整数を示す)を21g得た。得られたフッ素
化合物誘導体について実施例1と同様な測定を行った。
その結果を表1に示す。
【0041】
【化21】
【0042】
【化22】
【0043】
【実施例3】商品名「フォンブリン Z TETRO
L」(モンテカチ−ニ社製)の代わりに、下記構造式化
23で表わされる商品名「フォンブリン Z DOL」
(モンテカチ−ニ社製)を用いた以外は、実施例2と同
様に反応を行い、下記構造式化24で示されるフッ素化
合物誘導体(式中、p及びqは1〜10の整数を示す)
を22g得た。得られたフッ素化合物誘導体について実
施例1と同様な測定を行った。その結果を表1に示す。
【0044】
【化23】
【0045】
【化24】
【0046】
【実施例4】商品名「フォンブリン Z TETRO
L」(モンテカチ−ニ社製)の代わりに、下記構造式化
25で表わされる商品名「フォンブリン Z DIA
C」(モンテカチ−ニ社製)を用いた以外は、実施例2
と同様に反応を行い、下記構造式化26で示されるフッ
素化合物誘導体(式中、p及びqは1〜10の整数を示
す)を20g得た。得られたフッ素化合物誘導体につい
て実施例1と同様な測定を行った。その結果を表1に示
す。
【0047】
【化25】
【0048】
【化26】
【0049】
【実施例5】商品名「フォンブリン Z TETRO
L」(モンテカチ−ニ社製)の代わりに、下記構造式化
27で表わされる商品名「フォンブリン Z DOL−
TX」(モンテカチ−ニ社製)を用いた以外は、実施例
2と同様に反応を行い、下記構造式化28で示されるフ
ッ素化合物誘導体(式中、p及びqは1〜10の整数を
示す)を21g得た。得られたフッ素化合物誘導体につ
いて実施例1と同様な測定を行った。その結果を表1に
示す。
【0050】
【化27】
【0051】
【化28】
【0052】
【実施例6】グリシドールの代わりに4−ヒドロキシブ
チルビニルエ−テルを用いた以外は、実施例1と同様に
反応を行い、下記構造式化29で示されるフッ素化合物
誘導体(式中、p及びqは1〜10の整数を示す)を2
1g得た。得られたフッ素化合物誘導体について実施例
1と同様な測定を行った。その結果を表1に示す。
【0053】
【化29】
【0054】
【実施例7】エピクロロヒドリンの代わりにクロロエチ
ルビニルエ−テルを用いた以外は、実施例2と同様に反
応を行い、下記構造式化30で示されるフッ素化合物誘
導体(式中、p及びqは1〜10の整数を示す)を22
g得た。得られたフッ素化合物誘導体について実施例1
と同様な測定を行った。その結果を表1に示す。
【0055】
【化30】
【0056】
【実施例8】エピクロロヒドリンの代わりにクロロエチ
ルビニルエ−テルを用い、商品名「フォンブリン Z
TETROL」(モンテカチ−ニ社製)の代わりに、商
品名「フォンブリン Z DOL」(モンテカチ−ニ社
製)を用いた以外は、実施例2と同様に反応を行い、下
記構造式化31で示されるフッ素化合物誘導体(式中、
p及びqは1〜10の整数を示す)を22g得た。得ら
れたフッ素化合物誘導体について実施例1と同様な測定
を行った。その結果を表1に示す。
【0057】
【化31】
【0058】
【実施例9】エピクロロヒドリンの代わりにクロロエチ
ルビニルエ−テルを用い、商品名「フォンブリン Z
TETROL」(モンテカチ−ニ社製)の代わりに、商
品名「フォンブリン Z DIAC」(モンテカチ−ニ
社製)を用いた以外は、実施例2と同様に反応を行い、
下記構造式化32で示されるフッ素化合物誘導体(式
中、p及びqは1〜10の整数を示す)を22g得た。
得られたフッ素化合物誘導体について実施例1と同様な
測定を行った。その結果を表1に示す。
【0059】
【化32】
【0060】
【実施例10】エピクロロヒドリンの代わりにクロロエ
チルビニルエ−テルを用い、商品名「フォンブリン Z
TETROL」(モンテカチ−ニ社製)の代わりに、
商品名「フォンブリン Z DOL−TX」(モンテカ
チ−ニ社製)を用いた以外は、実施例2と同様に反応を
行い、下記構造式化33で示されるフッ素化合物誘導体
(式中、p及びqは1〜10の整数を示す)を22g得
た。得られたフッ素化合物誘導体について実施例1と同
様な測定を行った。その結果を表1に示す。
【0061】
【化33】
【0062】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 65/32 NQJ 9167−4J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式化1で表わされる反応性官能
    基含有フッ素化合物誘導体。 【化1】
JP22854192A 1992-08-27 1992-08-27 反応性官能基含有フッ素化合物誘導体 Pending JPH0673040A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007249077A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Sony Corp 暗号化データ記録装置
JP2009149840A (ja) * 2007-11-29 2009-07-09 Fujifilm Corp インクジェット記録用インク組成物、インクジェット記録方法および印刷物

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