JPH0672771A - ピッチ含有耐火物の炭化方法 - Google Patents
ピッチ含有耐火物の炭化方法Info
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- JPH0672771A JPH0672771A JP4286456A JP28645692A JPH0672771A JP H0672771 A JPH0672771 A JP H0672771A JP 4286456 A JP4286456 A JP 4286456A JP 28645692 A JP28645692 A JP 28645692A JP H0672771 A JPH0672771 A JP H0672771A
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- Japan
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- containing refractory
- baking furnace
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- carbonizing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピッチ含有耐火物の焼成時の含浸ピッチの流
出や吹出しがおさえられ、ピッチの炭化固定歩留りの向
上がはかれるピッチ含有耐火物の炭化方法を提供する。 【構成】 ピッチ含有耐火物をベーキング炉１内に挿入
の後、ベーキング炉１内を真空にした後、不活性ガスで
４〜２０kg／cm2 まで加圧した状態で、ベーキング炉１
を加熱装置により４００℃〜７００℃まで長時間かけて
徐々に昇温させて、その温度で所定時間保持の後、徐々
にベーキング炉１を冷却する。
出や吹出しがおさえられ、ピッチの炭化固定歩留りの向
上がはかれるピッチ含有耐火物の炭化方法を提供する。 【構成】 ピッチ含有耐火物をベーキング炉１内に挿入
の後、ベーキング炉１内を真空にした後、不活性ガスで
４〜２０kg／cm2 まで加圧した状態で、ベーキング炉１
を加熱装置により４００℃〜７００℃まで長時間かけて
徐々に昇温させて、その温度で所定時間保持の後、徐々
にベーキング炉１を冷却する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、耐火煉瓦や電極などの
耐火物の気孔にピッチを含浸させたピッチ含有耐火物を
焼成して含有ピッチを炭化固定して耐火度と耐久力とを
増大させる際に適用されるピッチ含有耐火物の炭化方法
に関するものである。
耐火物の気孔にピッチを含浸させたピッチ含有耐火物を
焼成して含有ピッチを炭化固定して耐火度と耐久力とを
増大させる際に適用されるピッチ含有耐火物の炭化方法
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ピッチを含浸させた耐火煉瓦や、電極、
ルツボなどや、ピッチをバインダーとして混和圧縮成形
した耐火物のピッチ含有耐火物は、焼成して含有ピッチ
を炭化固定して耐火度と耐久力とを増大させる必要があ
るが、従来の常圧直燃式焼成炉では溶融ピッチの流出や
吹出しが押えられず、ピッチの炭化固定歩留りが含浸さ
せたピッチ量の２０％程度であり、そのため、焼成炉か
らの燃焼排ガスがピッチガスでさらに汚染されるという
問題があった。
ルツボなどや、ピッチをバインダーとして混和圧縮成形
した耐火物のピッチ含有耐火物は、焼成して含有ピッチ
を炭化固定して耐火度と耐久力とを増大させる必要があ
るが、従来の常圧直燃式焼成炉では溶融ピッチの流出や
吹出しが押えられず、ピッチの炭化固定歩留りが含浸さ
せたピッチ量の２０％程度であり、そのため、焼成炉か
らの燃焼排ガスがピッチガスでさらに汚染されるという
問題があった。
【０００３】そこで、本発明者等は、ピッチ含有耐火物
を耐圧耐熱槽に入れて密閉し、0.５から4.０kg／cm2Ｇ
の不活性ガスを吹込みながら３４０から４００℃に加熱
してピッチ含有耐火物の全表面から蒸発する揮発性ピッ
チガスを含んだ雰囲気を逃し弁から徐々に水冷コンデン
サー中に放出してピッチガスを凝縮分離、または、酸化
炎中に吹込んで直燃酸化脱煙脱臭して大気の汚染を防止
しながら２〜３時間の短時間加熱焼成して含有ピッチを
歩留りよく炭化固定することを特徴とするピッチ含有耐
火製品の炭化促進処理方法に関する特公昭５９−３４３
８の発明を先に提案している。
を耐圧耐熱槽に入れて密閉し、0.５から4.０kg／cm2Ｇ
の不活性ガスを吹込みながら３４０から４００℃に加熱
してピッチ含有耐火物の全表面から蒸発する揮発性ピッ
チガスを含んだ雰囲気を逃し弁から徐々に水冷コンデン
サー中に放出してピッチガスを凝縮分離、または、酸化
炎中に吹込んで直燃酸化脱煙脱臭して大気の汚染を防止
しながら２〜３時間の短時間加熱焼成して含有ピッチを
歩留りよく炭化固定することを特徴とするピッチ含有耐
火製品の炭化促進処理方法に関する特公昭５９−３４３
８の発明を先に提案している。
【０００４】しかしながら、上記公知の発明において
も、ピッチ炭化固定歩留りは含浸ピッチ量の３５％から
４５％であり、それ以外の含浸ピッチはピッチガスその
他となってピッチ含有耐火物から無駄に流出したり、吹
出してしまっており、それだけその耐火物の耐火度と耐
久力の向上が得られないという問題があった。
も、ピッチ炭化固定歩留りは含浸ピッチ量の３５％から
４５％であり、それ以外の含浸ピッチはピッチガスその
他となってピッチ含有耐火物から無駄に流出したり、吹
出してしまっており、それだけその耐火物の耐火度と耐
久力の向上が得られないという問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点を解決するためになされたものであり、ピッチ含
有耐火物の焼成時の含浸ピッチの流出や吹出しがおさえ
られ、ピッチの炭化固定歩留りの大幅な向上がはかれる
ピッチ含有耐火物の炭化方法を提供することを目的とし
たものである。
問題点を解決するためになされたものであり、ピッチ含
有耐火物の焼成時の含浸ピッチの流出や吹出しがおさえ
られ、ピッチの炭化固定歩留りの大幅な向上がはかれる
ピッチ含有耐火物の炭化方法を提供することを目的とし
たものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のピッチ含有耐火物の炭化方法は、ピッチ含
有耐火物をベーキング炉内に挿入の後、ベーキング炉内
を真空にし、窒素などの不活性ガスで４〜２０kg／cm2
の所定の圧力まで加圧した状態でベーキング炉を、例え
ばその外部と内部に設けた加熱装置により長時間かけて
４００℃〜７００℃の所定の温度まで昇温させて、その
温度で所定時間保持の後、徐々にベーキング炉を冷却す
ることを特徴としたものである。
め、本発明のピッチ含有耐火物の炭化方法は、ピッチ含
有耐火物をベーキング炉内に挿入の後、ベーキング炉内
を真空にし、窒素などの不活性ガスで４〜２０kg／cm2
の所定の圧力まで加圧した状態でベーキング炉を、例え
ばその外部と内部に設けた加熱装置により長時間かけて
４００℃〜７００℃の所定の温度まで昇温させて、その
温度で所定時間保持の後、徐々にベーキング炉を冷却す
ることを特徴としたものである。
【０００７】
【作 用】上記のピッチ含有耐火物の炭化方法によれ
ば、ベーキング炉内のピッチ含有耐火物を不活性ガスの
雰囲気中で４〜２０kg／cm2の所定の高圧力下で、例え
ば１０時間程度の長時間をかけて４００℃〜７００℃の
所定の温度まで昇温させ、さらに数時間、その温度に保
持したのち、徐々に冷却し、減圧はその後とするため、
ピッチ成分のうち、低沸点炭化水素は加圧下のため容易
に蒸発脱気し難く、そのうち高温化が進行し、各種炭化
水素は分解と重縮合をくりかえし、その際発生の低沸点
ガスは次々と脱気してゆく一方、より高分子化した炭化
水素は炭素リッチの傾向を強め、ついに上記の適正な温
度圧力条件により、ピッチの炭化固定効率を従来方式よ
り大幅に上昇できることになる。
ば、ベーキング炉内のピッチ含有耐火物を不活性ガスの
雰囲気中で４〜２０kg／cm2の所定の高圧力下で、例え
ば１０時間程度の長時間をかけて４００℃〜７００℃の
所定の温度まで昇温させ、さらに数時間、その温度に保
持したのち、徐々に冷却し、減圧はその後とするため、
ピッチ成分のうち、低沸点炭化水素は加圧下のため容易
に蒸発脱気し難く、そのうち高温化が進行し、各種炭化
水素は分解と重縮合をくりかえし、その際発生の低沸点
ガスは次々と脱気してゆく一方、より高分子化した炭化
水素は炭素リッチの傾向を強め、ついに上記の適正な温
度圧力条件により、ピッチの炭化固定効率を従来方式よ
り大幅に上昇できることになる。
【０００８】
【実施例】以下図面を参照して本発明の炭化方法を適用
してピッチ含有耐火物の炭化作業を行なう装置の一実施
例を説明する。図１は、上記ピッチ含有耐火物の炭化装
置のフローシートであり、図示されていない含浸槽など
を使用して、耐火物の気孔に加熱溶融したピッチを含浸
させたピッチ含有耐火物をパレットなどに積んで、図中
のベーキング炉１内に挿入して、このベーキング炉１で
焼成して含有ピッチを炭化固定して耐火度と耐久力とを
増大させるものである。
してピッチ含有耐火物の炭化作業を行なう装置の一実施
例を説明する。図１は、上記ピッチ含有耐火物の炭化装
置のフローシートであり、図示されていない含浸槽など
を使用して、耐火物の気孔に加熱溶融したピッチを含浸
させたピッチ含有耐火物をパレットなどに積んで、図中
のベーキング炉１内に挿入して、このベーキング炉１で
焼成して含有ピッチを炭化固定して耐火度と耐久力とを
増大させるものである。
【０００９】このベーキング炉１は内ケース２と外側の
ジャケット３とからなり、この内部には加熱装置として
の電熱ヒータ４が設けられており、ジャケット３の加熱
装置としては、油などを熱媒体Ｍとした熱媒ボイラー５
と、そのジャケット３を徐々に冷却するための水Ｗを媒
体とした熱媒冷却用の熱交換器６が設けられ、ジャケッ
ト３、熱媒ボイラー５および熱交換器６との間を循環す
る熱媒体Ｍの循環路には膨張タンク７を設けている。
ジャケット３とからなり、この内部には加熱装置として
の電熱ヒータ４が設けられており、ジャケット３の加熱
装置としては、油などを熱媒体Ｍとした熱媒ボイラー５
と、そのジャケット３を徐々に冷却するための水Ｗを媒
体とした熱媒冷却用の熱交換器６が設けられ、ジャケッ
ト３、熱媒ボイラー５および熱交換器６との間を循環す
る熱媒体Ｍの循環路には膨張タンク７を設けている。
【００１０】次に、ベーキング炉１内を真空にするため
に真空ポンプ８と真空弁９が設けられると共に、ベーキ
ング炉１内に不活性ガス、例えば窒素Ｎ2 を充満させる
ための窒素供給路１９と窒素弁１０とが設けられ、さら
にベーキング炉１内から戻された窒素Ｎ2 を、窒素排出
路２０を経由して窒素Ｎ2を貯溜するアキュムレータタ
ンク１１およびその窒素Ｎ2 を冷却するための水Ｗを媒
体とした熱交換器１２が設けられている。
に真空ポンプ８と真空弁９が設けられると共に、ベーキ
ング炉１内に不活性ガス、例えば窒素Ｎ2 を充満させる
ための窒素供給路１９と窒素弁１０とが設けられ、さら
にベーキング炉１内から戻された窒素Ｎ2 を、窒素排出
路２０を経由して窒素Ｎ2を貯溜するアキュムレータタ
ンク１１およびその窒素Ｎ2 を冷却するための水Ｗを媒
体とした熱交換器１２が設けられている。
【００１１】なお、図中で１３で示すのはフィルターで
あり、また１４で示すのは開閉弁である。以上の構成か
らなるピッチ含有耐火物の炭化装置によるピッチ含有耐
火物の炭化作業工程について説明すると、このベーキン
グ炉１内にそのピッチ含有耐火物を挿入の後、真空弁９
を開いて真空ポンプ８でベーキング炉１内の空気を排出
して真空状態にした後、窒素Ｎ2 の不活性ガスをベーキ
ング炉１内に供給加圧し、４〜２０kg／cm2 の所定圧力
に加圧した状態でベーキング炉１の外側のジャケット３
を熱媒ボイラー５からの循環する油などの例えば３４０
℃に加熱された熱媒体Ｍで加熱し、かつベーキング炉１
内を例えば２００kwの電熱ヒータ４で加熱する。
あり、また１４で示すのは開閉弁である。以上の構成か
らなるピッチ含有耐火物の炭化装置によるピッチ含有耐
火物の炭化作業工程について説明すると、このベーキン
グ炉１内にそのピッチ含有耐火物を挿入の後、真空弁９
を開いて真空ポンプ８でベーキング炉１内の空気を排出
して真空状態にした後、窒素Ｎ2 の不活性ガスをベーキ
ング炉１内に供給加圧し、４〜２０kg／cm2 の所定圧力
に加圧した状態でベーキング炉１の外側のジャケット３
を熱媒ボイラー５からの循環する油などの例えば３４０
℃に加熱された熱媒体Ｍで加熱し、かつベーキング炉１
内を例えば２００kwの電熱ヒータ４で加熱する。
【００１２】次に、ベーキング炉１内を２０kg／cm2 の
所定の圧力で加圧した状態で約１０時間程の長時間をか
けて４００℃〜７００℃の所定の温度まで徐々に昇温さ
せた後、その温度で、所定時間、例えば２から３時間程
度保持した後、熱交換器６によってジャケット３内の油
を、そして熱交換器１２によって内ケース２内の窒素Ｎ
2 を、それぞれ徐々に冷却することによりピッチ含有耐
火物の含有ピッチの炭化固定が完了する。
所定の圧力で加圧した状態で約１０時間程の長時間をか
けて４００℃〜７００℃の所定の温度まで徐々に昇温さ
せた後、その温度で、所定時間、例えば２から３時間程
度保持した後、熱交換器６によってジャケット３内の油
を、そして熱交換器１２によって内ケース２内の窒素Ｎ
2 を、それぞれ徐々に冷却することによりピッチ含有耐
火物の含有ピッチの炭化固定が完了する。
【００１３】以上のごとくベーキング炉１内を４〜２０
kg／cm2 の所定の圧力で加圧しながら長時間かけて加熱
することにより、焼成炭化時の含浸ピッチの流出や吹出
しが著しくおさえられ、ピッチの炭化固定歩留りが向上
し、この実施例においては、その炭化固定歩留りが約７
５％になることを確認している。
kg／cm2 の所定の圧力で加圧しながら長時間かけて加熱
することにより、焼成炭化時の含浸ピッチの流出や吹出
しが著しくおさえられ、ピッチの炭化固定歩留りが向上
し、この実施例においては、その炭化固定歩留りが約７
５％になることを確認している。
【００１４】
【発明の効果】以上に説明した本発明のピッチ含有耐火
物の炭化方法によれば、ピッチ含有耐火物の焼成炭化時
の炭化固定歩留りが前記のごとく著しく向上され、その
結果、その耐火物の耐火度と耐久力とを向上させうると
いう効果がある。その結果、本発明のベーキング炉から
排出される燃焼排ガス等に含まれるピッチガス量が従来
に比べて極めて少なくなり大気公害の防止の上でも有効
である。
物の炭化方法によれば、ピッチ含有耐火物の焼成炭化時
の炭化固定歩留りが前記のごとく著しく向上され、その
結果、その耐火物の耐火度と耐久力とを向上させうると
いう効果がある。その結果、本発明のベーキング炉から
排出される燃焼排ガス等に含まれるピッチガス量が従来
に比べて極めて少なくなり大気公害の防止の上でも有効
である。
【図１】本発明のピッチ含有耐火物の炭化方法を適用し
たピッチ含有耐火物の炭化装置のフローシートである。
たピッチ含有耐火物の炭化装置のフローシートである。
１ ベーキング炉 ３ ジャケット ４ 電熱ヒータ ５ 熱媒ボイラ
ー ６ 熱交換器 ８ 真空ポンプ １２ 熱交換器 Ｎ2 窒素
ー ６ 熱交換器 ８ 真空ポンプ １２ 熱交換器 Ｎ2 窒素
Claims (1)
- 【請求項１】 ピッチ含有耐火物をベーキング炉内に挿
入の後、ベーキング炉内を真空にし、不活性ガスで４〜
２０kg／cm2 の所定の圧力まで加圧しながら加熱装置に
よりベーキング炉内を徐々に加熱昇温させ、４００℃〜
７００℃の所定の温度で所定時間保持の後、徐々にベー
キング炉を冷却することにより含有ピッチを歩留りよく
炭化固定するピッチ含有耐火物の炭化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28645692A JP3207936B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-10-23 | ピッチ含有耐火物の炭化方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17998592 | 1992-07-07 | ||
| JP4-179985 | 1992-07-07 | ||
| JP28645692A JP3207936B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-10-23 | ピッチ含有耐火物の炭化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0672771A true JPH0672771A (ja) | 1994-03-15 |
| JP3207936B2 JP3207936B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=26499669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28645692A Expired - Fee Related JP3207936B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-10-23 | ピッチ含有耐火物の炭化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3207936B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08977A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-01-09 | Kyoshin Eng:Kk | 真空加熱処理方法及び装置 |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8157892B2 (en) | 2010-05-17 | 2012-04-17 | Enverid Systems, Inc. | Method and system for improved-efficiency air-conditioning |
| US8690999B2 (en) | 2011-02-09 | 2014-04-08 | Enverid Systems, Inc. | Modular, high-throughput air treatment system |
| BR112013029302A2 (pt) | 2011-05-17 | 2017-03-01 | Enverid Systems Inc | sorventes para redução de dióxido de carbono a partir de ar de interior |
| WO2013074973A1 (en) | 2011-11-17 | 2013-05-23 | Enverid Systems, Inc. | Method and system for conditioning air in an enclosed environment with distributed air circuilatioin systems |
| US9328936B2 (en) | 2012-01-10 | 2016-05-03 | Enverid Systems, Inc. | Methods and systems for managing air quality and energy use in air-conditioning systems |
| CN104379234B (zh) | 2012-05-22 | 2018-02-27 | 恩沃德系统公司 | 对室内空气的洗涤的吸附剂的高效利用 |
| CN108465344A (zh) | 2012-07-18 | 2018-08-31 | 恩沃德系统公司 | 用于室内空气洗涤的再生吸附剂 |
| CN104685300B (zh) | 2012-09-24 | 2017-11-28 | 恩沃德系统公司 | 具有集成空气处理的空气处理系统 |
| US9987584B2 (en) | 2012-11-15 | 2018-06-05 | Enverid Systems, Inc. | Method and system for reduction of unwanted gases in indoor air |
| WO2015042150A1 (en) | 2013-09-17 | 2015-03-26 | Enverid Systems, Inc. | Systems and methods for efficient heating of sorbents in an indoor air scrubber |
| US20180147526A1 (en) | 2015-05-11 | 2018-05-31 | Enverid Systems, Inc. | Method and system for reduction of unwanted gases in indoor air |
| US10792608B2 (en) | 2015-08-24 | 2020-10-06 | Enverid Systems, Inc. | Scrubber for HVAC system |
| WO2017184780A1 (en) | 2016-04-19 | 2017-10-26 | Enverid Systems, Inc. | Systems and methods for closed-loop heating and regeneration of sorbents |
| US11110387B2 (en) | 2016-11-10 | 2021-09-07 | Enverid Systems, Inc. | Low noise, ceiling mounted indoor air scrubber |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP28645692A patent/JP3207936B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08977A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-01-09 | Kyoshin Eng:Kk | 真空加熱処理方法及び装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3207936B2 (ja) | 2001-09-10 |
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