JPH0672553A - 段ボール結束体の積み重ね装置 - Google Patents
段ボール結束体の積み重ね装置Info
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- JPH0672553A JPH0672553A JP19891192A JP19891192A JPH0672553A JP H0672553 A JPH0672553 A JP H0672553A JP 19891192 A JP19891192 A JP 19891192A JP 19891192 A JP19891192 A JP 19891192A JP H0672553 A JPH0672553 A JP H0672553A
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- JP
- Japan
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- carry
- conveyor
- corrugated cardboard
- palletizer
- conveyors
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 段ボール結束体が、搬入コンベヤに速いスピ
ードで搬入されても、これを一対の昇降アームを設けた
パレタイザにより、速やかにパレット上に積み重ねるこ
とができる積み重ね装置の提供。 【構成】 搬入コンベヤAの搬出端を振り分けコンベヤ
Bを介して左右の搬送コンベヤC,Dの搬入端に接続
し、この搬送コンベヤC,Dの間にパレタイザEを設置
し、パレタイザEにおけるポスト29を回動することに
より、ポスト29から水平に突設した一対のチャック付
き昇降アーム30,31を往復回動させ、その一往復に
より2個の段ボール結束体5をパレット上に載置するよ
うに構成する。
ードで搬入されても、これを一対の昇降アームを設けた
パレタイザにより、速やかにパレット上に積み重ねるこ
とができる積み重ね装置の提供。 【構成】 搬入コンベヤAの搬出端を振り分けコンベヤ
Bを介して左右の搬送コンベヤC,Dの搬入端に接続
し、この搬送コンベヤC,Dの間にパレタイザEを設置
し、パレタイザEにおけるポスト29を回動することに
より、ポスト29から水平に突設した一対のチャック付
き昇降アーム30,31を往復回動させ、その一往復に
より2個の段ボール結束体5をパレット上に載置するよ
うに構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、段ボール結束体をパレ
ット上にパターニングして積み重ねる装置に関するもの
である。
ット上にパターニングして積み重ねる装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】板状に展開した多数の段ボールケースを
束ねる結束機に搬入コンベヤの搬入端を接続し、その搬
出端の一側にパレタイザーを設置し、パレタイザーにお
けるポストを往復回動させることにより、ポストから突
出した昇降アームのチャックで搬送コンベヤの搬出端か
ら段ボール結束体を掴み上げ、これを台車のパレット上
に載置していた。
束ねる結束機に搬入コンベヤの搬入端を接続し、その搬
出端の一側にパレタイザーを設置し、パレタイザーにお
けるポストを往復回動させることにより、ポストから突
出した昇降アームのチャックで搬送コンベヤの搬出端か
ら段ボール結束体を掴み上げ、これを台車のパレット上
に載置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような積
み上げ装置にあっては、結束機から2秒に1個のスピー
ドで結束体が搬送コンベヤ上に送り出されて来るが、パ
レタイザーの昇降アームの水平方向への1往復には4〜
5秒が掛かるため、結束機だけでなく、それ以前の段ボ
ールケースの製造工程等のスピードを遅延させる必要が
あった。
み上げ装置にあっては、結束機から2秒に1個のスピー
ドで結束体が搬送コンベヤ上に送り出されて来るが、パ
レタイザーの昇降アームの水平方向への1往復には4〜
5秒が掛かるため、結束機だけでなく、それ以前の段ボ
ールケースの製造工程等のスピードを遅延させる必要が
あった。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決し、
能率の良い段ボール結束体のパレットへの積み重ねがで
きる装置を提供しようとするものである。
能率の良い段ボール結束体のパレットへの積み重ねがで
きる装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る段ボ−ル結
束体の積み重ね装置は、搬入コンベヤの搬出端に振り分
けコンベヤを介して左右両搬送コンベヤの搬入端を接続
し、この両搬送コンベヤの中間位置にパレタイザを設置
し、該パレタイザの前方に左右に移動可能の台車を配設
し、前記パレタイザにおける回動自在のポストはに、一
対の昇降アームを水平に突設し、この一対の昇降アーム
には、下端にチャックを設けたヘッドを長手方向に進退
自在に且つ水平方向に回転自在に装着し、更に両昇降ア
ームの成す角度とポストの回動する角度を、ポストの回
転軸心から両搬送コンベヤの搬出端部の方向との成す角
度の1/2の角度としたことを特徴とする。
束体の積み重ね装置は、搬入コンベヤの搬出端に振り分
けコンベヤを介して左右両搬送コンベヤの搬入端を接続
し、この両搬送コンベヤの中間位置にパレタイザを設置
し、該パレタイザの前方に左右に移動可能の台車を配設
し、前記パレタイザにおける回動自在のポストはに、一
対の昇降アームを水平に突設し、この一対の昇降アーム
には、下端にチャックを設けたヘッドを長手方向に進退
自在に且つ水平方向に回転自在に装着し、更に両昇降ア
ームの成す角度とポストの回動する角度を、ポストの回
転軸心から両搬送コンベヤの搬出端部の方向との成す角
度の1/2の角度としたことを特徴とする。
【0006】尚、上記段ボール結束体の積み重ね装置に
おいて、搬入コンベヤの搬出端寄りの位置、搬入コンベ
ヤの搬出端と振り分けコンベヤとの接続位置、振り分け
コンベヤの両側と左右両搬送コンベヤの搬入端との接続
位置及び左右両搬送コンベヤの搬出端の位置に、それぞ
れ段ボール結束体の待機部を形成すると良い。
おいて、搬入コンベヤの搬出端寄りの位置、搬入コンベ
ヤの搬出端と振り分けコンベヤとの接続位置、振り分け
コンベヤの両側と左右両搬送コンベヤの搬入端との接続
位置及び左右両搬送コンベヤの搬出端の位置に、それぞ
れ段ボール結束体の待機部を形成すると良い。
【0007】また各待機部に段ボール結束体の移動を検
知するスイッチを設け、下流側のスイッチの信号により
上流側の待機部に設けたストップ機構を解除するように
形成すると良い。
知するスイッチを設け、下流側のスイッチの信号により
上流側の待機部に設けたストップ機構を解除するように
形成すると良い。
【0008】
【作用】本発明に係る段ボール結束体の積み重ね装置に
あっては、左右両搬送コンベヤの中間位置にパレタイザ
を設け、このパレタイザにおけるポストの回動する角度
と、ポストから突出した2本の昇降アームの角度を、ポ
ストの軸心から左右両搬送コンベヤの搬出端部の角度の
1/2の角度としたから、図1において、パレタイザの
ポストを右に回動させ、昇降アームを実線の位置から鎖
線の位置まで移動すると、一方の昇降アームは台車にセ
ットしたパレット上に移り、他方の昇降アームは右側の
搬送コンベアの搬出端上に移り、ポストを左に回動させ
ると両昇降アームは鎖線の位置から実線の位置に戻る。
このような昇降アームを往復動により、搬出端の段ボー
ル結束体を交互に掴み上げてパレット上に載置すること
ができる。即ち昇降アームの一往復で2個の段ボール結
束体をパレット上に載置できるのである。
あっては、左右両搬送コンベヤの中間位置にパレタイザ
を設け、このパレタイザにおけるポストの回動する角度
と、ポストから突出した2本の昇降アームの角度を、ポ
ストの軸心から左右両搬送コンベヤの搬出端部の角度の
1/2の角度としたから、図1において、パレタイザの
ポストを右に回動させ、昇降アームを実線の位置から鎖
線の位置まで移動すると、一方の昇降アームは台車にセ
ットしたパレット上に移り、他方の昇降アームは右側の
搬送コンベアの搬出端上に移り、ポストを左に回動させ
ると両昇降アームは鎖線の位置から実線の位置に戻る。
このような昇降アームを往復動により、搬出端の段ボー
ル結束体を交互に掴み上げてパレット上に載置すること
ができる。即ち昇降アームの一往復で2個の段ボール結
束体をパレット上に載置できるのである。
【0009】上記の動作と共に、台車を左又は右に少し
ずつ移動したり、昇降アームに設けたヘッドを昇降アー
ムの長手方向に移動したり、ヘッドを90°回動するこ
とにより、複数の段ボール結束体をパターニングしてパ
レット上に載置する。このパターニングされた段ボール
結束体上に荷崩れ防止用の平板を重ね、前記過程を繰り
返すと、多数の段ボール結束体が多層に積み重ねられる
のである。
ずつ移動したり、昇降アームに設けたヘッドを昇降アー
ムの長手方向に移動したり、ヘッドを90°回動するこ
とにより、複数の段ボール結束体をパターニングしてパ
レット上に載置する。このパターニングされた段ボール
結束体上に荷崩れ防止用の平板を重ね、前記過程を繰り
返すと、多数の段ボール結束体が多層に積み重ねられる
のである。
【0010】請求項2のように、搬入コンベヤの搬出端
寄りの位置、搬入コンベヤの搬出端と振り分けコンベヤ
との接続位置、振り分けコンベヤの両側と左右両搬送コ
ンベヤの搬入端との接続位置及び左右両搬送コンベヤの
搬出端の位置に、それぞれ段ボール結束体の待機部を形
成するときは、左側の搬送コンベヤの段ボール結束体が
昇降アームにより掴み上げらて搬出端の待機部が空にな
ると、その位置に上流側の待機部に留まっていた段ボー
ル結束体が送られ、空になった上流側の待機部に振り分
けコンベヤの待機部に留まっていた段ボール結束体が送
られ、空になった振り分けコンベヤの待機部に搬入コン
ベヤの待機部の段ボール結束体が送り込まれる。
寄りの位置、搬入コンベヤの搬出端と振り分けコンベヤ
との接続位置、振り分けコンベヤの両側と左右両搬送コ
ンベヤの搬入端との接続位置及び左右両搬送コンベヤの
搬出端の位置に、それぞれ段ボール結束体の待機部を形
成するときは、左側の搬送コンベヤの段ボール結束体が
昇降アームにより掴み上げらて搬出端の待機部が空にな
ると、その位置に上流側の待機部に留まっていた段ボー
ル結束体が送られ、空になった上流側の待機部に振り分
けコンベヤの待機部に留まっていた段ボール結束体が送
られ、空になった振り分けコンベヤの待機部に搬入コン
ベヤの待機部の段ボール結束体が送り込まれる。
【0011】右側の搬送コンベヤの段ボール結束体が昇
降アームにより掴み上げらて搬出端が空になった場合
も、前記と同様に、上流側の待機部に留まっていた段ボ
ール結束体が順次下流に送られるのである。
降アームにより掴み上げらて搬出端が空になった場合
も、前記と同様に、上流側の待機部に留まっていた段ボ
ール結束体が順次下流に送られるのである。
【0012】請求項3のように、各待機部に段ボール結
束体の移動を検知するスイッチを設け、下流側のスイッ
チの信号により上流側の待機部に設けたストップ機構を
解除するように形成するときは、振り分けコンベヤを正
確に作動させ、段ボール結束体の左右両搬送コンべヤへ
の移送が一層確実に且つ円滑に行われるのである。
束体の移動を検知するスイッチを設け、下流側のスイッ
チの信号により上流側の待機部に設けたストップ機構を
解除するように形成するときは、振り分けコンベヤを正
確に作動させ、段ボール結束体の左右両搬送コンべヤへ
の移送が一層確実に且つ円滑に行われるのである。
【0013】
【実施例】本発明に係る段ボール結束体の積み重ね装置
の一実施例を、図面に基づいて説明する。図中、Aは一
端を結束機1に接続した搬入コンベヤ(アキュームコン
ベヤ)であり、その搬出端寄りにエアシリンダ2により
搬入コンベヤAのローラ3から出没するストッパ4を設
けることにより、その後側位置に段ボール結束体5の第
一待機部aを形成し、搬出端には振り分けコンベヤBの
中央部を接続している。
の一実施例を、図面に基づいて説明する。図中、Aは一
端を結束機1に接続した搬入コンベヤ(アキュームコン
ベヤ)であり、その搬出端寄りにエアシリンダ2により
搬入コンベヤAのローラ3から出没するストッパ4を設
けることにより、その後側位置に段ボール結束体5の第
一待機部aを形成し、搬出端には振り分けコンベヤBの
中央部を接続している。
【0014】この振り分けコンベヤBは、搬入コンベヤ
Aにより移送されて来た段ボール結束体5を左右へ交互
に振り分けるためのものであり、図5(a),(b)に
示すように中央の振り分け部6と左送り部7と右送り部
8とにより構成されている。
Aにより移送されて来た段ボール結束体5を左右へ交互
に振り分けるためのものであり、図5(a),(b)に
示すように中央の振り分け部6と左送り部7と右送り部
8とにより構成されている。
【0015】上記振り分け部6は、エアシリンダ9によ
り昇降するフレーム10に正逆転モータ(図示せず)に
より左回転及び右回転する多数のローラ11を軸支し、
これを搬入コンベヤAにおける搬出端の複数のローラ3
の間に並設すると共に、上記フレーム10の昇降によ
り、ローラ11の上端がローラ3上に出没するように形
成している。また搬入コンベヤAのフレーム12の前端
には、段ボール結束体5のローラ3による移動を停止さ
せるストッパ13を設け、第二待機部bを形成してい
る。
り昇降するフレーム10に正逆転モータ(図示せず)に
より左回転及び右回転する多数のローラ11を軸支し、
これを搬入コンベヤAにおける搬出端の複数のローラ3
の間に並設すると共に、上記フレーム10の昇降によ
り、ローラ11の上端がローラ3上に出没するように形
成している。また搬入コンベヤAのフレーム12の前端
には、段ボール結束体5のローラ3による移動を停止さ
せるストッパ13を設け、第二待機部bを形成してい
る。
【0016】上記左送り部7と右送り部8は、内端を搬
入コンベヤAのフレーム12に軸着し、外端がエアシリ
ンダ14,15により昇降する左右のフレーム16,1
7に互いに外側向きに回転するローラ18,19を軸支
し、この左送り部7と右送り部8との外側部は、図1に
示すように左右の搬送コンベヤC,D(アキュームコン
ベヤ)の搬入端に接続している。
入コンベヤAのフレーム12に軸着し、外端がエアシリ
ンダ14,15により昇降する左右のフレーム16,1
7に互いに外側向きに回転するローラ18,19を軸支
し、この左送り部7と右送り部8との外側部は、図1に
示すように左右の搬送コンベヤC,D(アキュームコン
ベヤ)の搬入端に接続している。
【0017】左右の搬送コンベヤC,Dは、図1に示す
ように搬入コンベヤAの前方において、搬入コンベヤA
の中心線S1より両側に所定の間隔を保って平行に設置
されている。この搬送コンベヤC,Dは、フレーム2
0,21に、搬入コンベヤAのローラ3と同一方向に回
転するローラ22,23を設け、その搬入端の複数のロ
ーラ22,23間には、フレーム16,17の昇降によ
り、ローラ22,23上に出没する左送り部7と右送り
部8のローラ18,19を介在させている。
ように搬入コンベヤAの前方において、搬入コンベヤA
の中心線S1より両側に所定の間隔を保って平行に設置
されている。この搬送コンベヤC,Dは、フレーム2
0,21に、搬入コンベヤAのローラ3と同一方向に回
転するローラ22,23を設け、その搬入端の複数のロ
ーラ22,23間には、フレーム16,17の昇降によ
り、ローラ22,23上に出没する左送り部7と右送り
部8のローラ18,19を介在させている。
【0018】左右の搬送コンベヤC,Dのフレーム2
0,21の外側には、ローラ18,19により移送され
て来た段ボール結束体5を停止させるストッパ24,2
5を設け、左の搬送コンベアCの搬入端と左送り部7と
の接続位置には第三待機部cを形成し、右の搬送コンベ
アDの搬入端と右送り部8との接続位置には第四待機部
dを形成している。また左右両搬送コンベアC,Dの搬
出端にもストッパ26,27を設け、左の搬送コンベア
Cの搬出端には第五待機部eを形成し、右の搬送コンベ
アDの搬出端には第六待機部fを形成している。
0,21の外側には、ローラ18,19により移送され
て来た段ボール結束体5を停止させるストッパ24,2
5を設け、左の搬送コンベアCの搬入端と左送り部7と
の接続位置には第三待機部cを形成し、右の搬送コンベ
アDの搬入端と右送り部8との接続位置には第四待機部
dを形成している。また左右両搬送コンベアC,Dの搬
出端にもストッパ26,27を設け、左の搬送コンベア
Cの搬出端には第五待機部eを形成し、右の搬送コンベ
アDの搬出端には第六待機部fを形成している。
【0019】前記の第二〜第六待機部b,c,d,e,
fには、それぞれリミットスイッチLS1,LS2,L
S3,LS4,LS5を設けている。上記リミットスイ
ッチLS1は第二待機部bの段ボール結束体5が下流側
に移動し、空になったとき第一待機部aにおけるストッ
パ4の昇降用エアシリンダ2に信号を送ってこれを作動
させ、ストッパ4を下降させて第一待機部a上の段ボー
ル結束体5を第二待機部bに移動させる。
fには、それぞれリミットスイッチLS1,LS2,L
S3,LS4,LS5を設けている。上記リミットスイ
ッチLS1は第二待機部bの段ボール結束体5が下流側
に移動し、空になったとき第一待機部aにおけるストッ
パ4の昇降用エアシリンダ2に信号を送ってこれを作動
させ、ストッパ4を下降させて第一待機部a上の段ボー
ル結束体5を第二待機部bに移動させる。
【0020】リミットスイッチLS2は、第三待機部c
が同様に空になったとき、第二待機部bにおけるエアシ
リンダ9及びローラ11のモータ(図示せず)に信号を
送ってこれを作動させ、左回転するローラ11を上昇さ
せることにより、第二待機部bにおいてローラ3上に支
持されていた段ボール結束体5をローラ11に移し、第
三待機部cに移動させる。
が同様に空になったとき、第二待機部bにおけるエアシ
リンダ9及びローラ11のモータ(図示せず)に信号を
送ってこれを作動させ、左回転するローラ11を上昇さ
せることにより、第二待機部bにおいてローラ3上に支
持されていた段ボール結束体5をローラ11に移し、第
三待機部cに移動させる。
【0021】リミットスイッチLS3は、第四待機部d
が同様に空になったとき、第二待機部bにおけるエアシ
リンダ9及びローラ11のモータ(図示せず)に信号を
送ってこれを作動させ、右回転するローラ11を上昇さ
せることにより、第二待機部bにおいてローラ3上に支
持されていた段ボール結束体5をローラ11に移し、第
四待機部dに移動させる。
が同様に空になったとき、第二待機部bにおけるエアシ
リンダ9及びローラ11のモータ(図示せず)に信号を
送ってこれを作動させ、右回転するローラ11を上昇さ
せることにより、第二待機部bにおいてローラ3上に支
持されていた段ボール結束体5をローラ11に移し、第
四待機部dに移動させる。
【0022】リミットスイッチLS4は、第五待機部e
の段ボール結束体5が、後記する昇降アームによりパレ
ット上に移されて空になったとき、第三待機部cにおけ
るエアシリンダ14に信号を送ってこれを作動させ、ロ
ーラ18を下降させることにより、第三待機部cにおい
てローラ18上に支持されていた段ボール結束体5をロ
ーラ22上に移し、第五待機部eに移動させる。
の段ボール結束体5が、後記する昇降アームによりパレ
ット上に移されて空になったとき、第三待機部cにおけ
るエアシリンダ14に信号を送ってこれを作動させ、ロ
ーラ18を下降させることにより、第三待機部cにおい
てローラ18上に支持されていた段ボール結束体5をロ
ーラ22上に移し、第五待機部eに移動させる。
【0023】リミットスイッチLS5は、第六待機部f
の段ボール結束体5が、上記と同様にパレット上に移さ
れて空になったとき、第四待機部dにおけるエアシリン
ダ15に信号を送ってこれを作動させ、ローラ19を下
降させることにより、第四待機部dにおいてローラ19
上に支持されていた段ボール結束体5をローラ23上に
移し、第六待機部fに移動させる。
の段ボール結束体5が、上記と同様にパレット上に移さ
れて空になったとき、第四待機部dにおけるエアシリン
ダ15に信号を送ってこれを作動させ、ローラ19を下
降させることにより、第四待機部dにおいてローラ19
上に支持されていた段ボール結束体5をローラ23上に
移し、第六待機部fに移動させる。
【0024】符号Eは左右両搬送コンベヤC,Dの中間
位置に設置したパレタイザである。このパレタイザEは
固定台28にポスト29を回動自在に樹立し、このポス
ト29の外側に一対の昇降アーム30,31を90°の
角度で水平に突設したものであり、その軸心Pを搬入コ
ンベヤAの中心線S1と、これに直交する左右両搬送コ
ンベヤC,Dの搬出端を結ぶ線S2との交点と一致させ
ている。
位置に設置したパレタイザである。このパレタイザEは
固定台28にポスト29を回動自在に樹立し、このポス
ト29の外側に一対の昇降アーム30,31を90°の
角度で水平に突設したものであり、その軸心Pを搬入コ
ンベヤAの中心線S1と、これに直交する左右両搬送コ
ンベヤC,Dの搬出端を結ぶ線S2との交点と一致させ
ている。
【0025】上記ポスト29は断面形状が正方形であ
り、その下端に垂設した回転軸を固定台28に設けたモ
ータM1に、ウォームギヤ32を介して連結し、モータ
M1の正逆転により、軸心Pを中心に水平方向へ90°
往復回動するようにしている。
り、その下端に垂設した回転軸を固定台28に設けたモ
ータM1に、ウォームギヤ32を介して連結し、モータ
M1の正逆転により、軸心Pを中心に水平方向へ90°
往復回動するようにしている。
【0026】一対の昇降アーム30,31は、上記ポス
ト29の隣設する両側壁面に形成された縦長のガイド溝
33に基部34をそれぞれ昇降自在に嵌合し、且つポス
ト29の上端に設けた2個のモータM2により別個に回
転する螺軸35に、基部34より突設した螺筒36をそ
れぞれ螺合させ、モータM2の正逆転により、一対の昇
降アーム30,31が別々に昇降するように構成してい
る。
ト29の隣設する両側壁面に形成された縦長のガイド溝
33に基部34をそれぞれ昇降自在に嵌合し、且つポス
ト29の上端に設けた2個のモータM2により別個に回
転する螺軸35に、基部34より突設した螺筒36をそ
れぞれ螺合させ、モータM2の正逆転により、一対の昇
降アーム30,31が別々に昇降するように構成してい
る。
【0027】また一対の昇降アーム30,31には長手
方向にガイド孔37を形成し、このガイド孔37にヘッ
ド38の上端を移動可能に嵌合させると共に、上端に設
けた螺筒39をモータM3により正逆転する螺軸40に
螺合させている。更にヘッド38の下端には、モータM
4により水平方向に90°回動するチャック41を設け
ている。
方向にガイド孔37を形成し、このガイド孔37にヘッ
ド38の上端を移動可能に嵌合させると共に、上端に設
けた螺筒39をモータM3により正逆転する螺軸40に
螺合させている。更にヘッド38の下端には、モータM
4により水平方向に90°回動するチャック41を設け
ている。
【0028】符号Fは、パレット42を載せ、これをパ
レタイザEの前側に位置させるための台車であり、パレ
タイザEの前側に設けたレール43に載置され、モータ
M5により左右に移動するようにしている。
レタイザEの前側に位置させるための台車であり、パレ
タイザEの前側に設けたレール43に載置され、モータ
M5により左右に移動するようにしている。
【0029】符号44は荷崩れ防止用の平板であり、パ
レット42上にパターニングした段ボール結束体5上に
載せ、更にその上に段ボール結束体5を整然と載置させ
るためのものである。尚、符号45は空パレット供給装
置である。
レット42上にパターニングした段ボール結束体5上に
載せ、更にその上に段ボール結束体5を整然と載置させ
るためのものである。尚、符号45は空パレット供給装
置である。
【0030】前記実施例では、左右両搬送コンベヤC,
Dを直線状に形成したが、この左右両搬送コンベヤC,
Dの上流側を円弧状のカーブコンベヤにより構成し、こ
れを振り分け部6の両側に接続するように構成すること
もある。
Dを直線状に形成したが、この左右両搬送コンベヤC,
Dの上流側を円弧状のカーブコンベヤにより構成し、こ
れを振り分け部6の両側に接続するように構成すること
もある。
【0031】また前記パレタイザEは、そのポスト29
の軸心Pを搬入コンベヤAの中心線S1と左右両搬送コ
ンベヤC,Dの搬出端を結ぶ線S2との交差点と一致さ
せたが、上記軸心Pを交差点より後方にずらし、ポスト
29の回転角度、及び一対の昇降アーム30の成す角度
を小さくして段ボール結束体5のパレット42上への搬
送に要する時間を短縮することもある。
の軸心Pを搬入コンベヤAの中心線S1と左右両搬送コ
ンベヤC,Dの搬出端を結ぶ線S2との交差点と一致さ
せたが、上記軸心Pを交差点より後方にずらし、ポスト
29の回転角度、及び一対の昇降アーム30の成す角度
を小さくして段ボール結束体5のパレット42上への搬
送に要する時間を短縮することもある。
【0032】
【効果】本発明の段ボール結束体の積み重ね装置は、パ
レタイザにおける一対の昇降アームを往復動する度に、
左右の搬出端の段ボール結束体を交互に掴み上げてパレ
ット上に載置することができる。即ち昇降アームの一往
復で2個の段ボール結束体をパレット上に載置できるの
で、段ボール結束体が搬入コンベヤに2秒に一個のスピ
ードで送り込まれて来ても、そのスピードに合わせてパ
レット上に積み重ねることができる。従って、結束機と
か、それ以前の工程のスピードを低下させることがな
い。
レタイザにおける一対の昇降アームを往復動する度に、
左右の搬出端の段ボール結束体を交互に掴み上げてパレ
ット上に載置することができる。即ち昇降アームの一往
復で2個の段ボール結束体をパレット上に載置できるの
で、段ボール結束体が搬入コンベヤに2秒に一個のスピ
ードで送り込まれて来ても、そのスピードに合わせてパ
レット上に積み重ねることができる。従って、結束機と
か、それ以前の工程のスピードを低下させることがな
い。
【0033】一対の昇降アームに設けたヘッドは、昇降
アームの長手方向に移動したり、90°回動することが
できるので、段ボール結束体をパターニングしてパレッ
ト上に整然と載置することができる。
アームの長手方向に移動したり、90°回動することが
できるので、段ボール結束体をパターニングしてパレッ
ト上に整然と載置することができる。
【0034】請求項2のように、搬入コンベヤの搬出端
寄りの位置、搬入コンベヤの搬出端と振り分けコンベヤ
との接続位置、振り分けコンベヤの両側と左右両搬送コ
ンベヤの搬入端との接続位置及び左右両搬送コンベヤの
搬出端の位置に、それぞれ段ボール結束体の待機部を形
成し、左又は右の搬送コンベヤの段ボール結束体が昇降
アームにより掴み上げらて搬出端の待機部が空になる
と、その位置に上流側の待機部に留まっていた段ボール
結束体が順次送られるように構成するときは、パレタイ
ザの作動速度より、搬送コンベヤへの段ボール結束体の
搬入速度の方が速い場合でも、段ボール結束体をパレッ
ト上に整然と載置することができる。
寄りの位置、搬入コンベヤの搬出端と振り分けコンベヤ
との接続位置、振り分けコンベヤの両側と左右両搬送コ
ンベヤの搬入端との接続位置及び左右両搬送コンベヤの
搬出端の位置に、それぞれ段ボール結束体の待機部を形
成し、左又は右の搬送コンベヤの段ボール結束体が昇降
アームにより掴み上げらて搬出端の待機部が空になる
と、その位置に上流側の待機部に留まっていた段ボール
結束体が順次送られるように構成するときは、パレタイ
ザの作動速度より、搬送コンベヤへの段ボール結束体の
搬入速度の方が速い場合でも、段ボール結束体をパレッ
ト上に整然と載置することができる。
【0035】請求項3のように、各待機部に段ボール結
束体の移動を検知するスイッチを設け、下流側のスイッ
チの信号により上流側の待機部に設けたストップ機構を
解除するように形成するときは、振り分けコンベヤを正
確に作動させ、段ボール結束体の左右両搬送コンベヤへ
の移送が一層確実に且つ円滑に行われ、段ボール結束体
をパレット上に整然と載置することができる。
束体の移動を検知するスイッチを設け、下流側のスイッ
チの信号により上流側の待機部に設けたストップ機構を
解除するように形成するときは、振り分けコンベヤを正
確に作動させ、段ボール結束体の左右両搬送コンベヤへ
の移送が一層確実に且つ円滑に行われ、段ボール結束体
をパレット上に整然と載置することができる。
【0036】
【図1】本発明に係る段ボール結束体の積み重ね装置の
実施例を示す平面図である。
実施例を示す平面図である。
【図2】図1に示すX−X線の断面図である。
【図3】同上実施例におけるパレタイザと台車との関係
を示す一部縦断面図である。
を示す一部縦断面図である。
【図4】同上実施例におけるパレタイザと左右両搬送コ
ンベヤと台車との関係を示す一部縦断面図である。
ンベヤと台車との関係を示す一部縦断面図である。
【図5】同上実施例における振り分けコンベヤの作動状
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図6】同上実施例における段ボール結束体の搬送順序
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【符号の説明】 A 搬入コンベヤ B 振り分けコンベヤ C 左の搬送コンベヤ D 右の搬送コンベヤ E パレタイザ F 台 車 5 段ボール結束体 29 ポスト 30,31 昇降アーム S1 搬入コンベヤの中心線 S2 左右両搬送コンベヤの搬出端を結ぶ線 P ポストの軸心 a 第一待機部 b 第二待機部 c 第三待機部 d 第四待機部 e 第五待機部 f 第六待機部 LS1,LS2,LS3,LS4,LS5 リミット
スイッチ
スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
Claims (3)
- 【請求項1】 搬入コンベヤの搬出端に振り分けコンベ
ヤを介して左右両搬送コンベヤの搬入端を接続し、この
両搬送コンベヤの中間位置にパレタイザを設置し、該パ
レタイザの前方に左右に移動可能の台車を配設し、前記
パレタイザにおける回動自在のポストには、一対の昇降
アームを水平に突設し、この一対の昇降アームには、下
端にチャックを設けたヘッドを長手方向に進退自在に且
つ水平方向に回転自在に装着し、更に両昇降アームの成
す角度とポストの回動する角度を、ポストの回転軸心か
ら両搬送コンベヤの搬出端部の方向との成す角度の1/
2の角度としたことを特徴とする段ボール結束体の積み
重ね装置。 - 【請求項2】 搬入コンベヤの搬出端寄りの位置、搬入
コンベヤの搬出端と振り分けコンベヤとの接続位置、振
り分けコンベヤの両側と左右両搬送コンベヤの搬入端と
の接続位置及び左右両搬送コンベヤの搬出端の位置に、
それぞれ段ボール結束体の待機部を形成した請求項1記
載の段ボール結束体の積み重ね装置。 - 【請求項3】 各待機部に段ボール結束体の空状態を検
知するスイッチを設け、下流側のスイッチの信号により
上流側の待機部に設けたストップ機構を解除するように
構成した請求項2記載の段ボール結束体の積み重ね装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19891192A JPH0825631B2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 段ボール結束体の積み重ね装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19891192A JPH0825631B2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 段ボール結束体の積み重ね装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672553A true JPH0672553A (ja) | 1994-03-15 |
JPH0825631B2 JPH0825631B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=16399001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19891192A Expired - Lifetime JPH0825631B2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 段ボール結束体の積み重ね装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0825631B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP19891192A patent/JPH0825631B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0825631B2 (ja) | 1996-03-13 |
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