JPH067233Y2 - 3位置ロータリバルブ - Google Patents

3位置ロータリバルブ

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JPH067233Y2
JPH067233Y2 JP1988106132U JP10613288U JPH067233Y2 JP H067233 Y2 JPH067233 Y2 JP H067233Y2 JP 1988106132 U JP1988106132 U JP 1988106132U JP 10613288 U JP10613288 U JP 10613288U JP H067233 Y2 JPH067233 Y2 JP H067233Y2
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JP
Japan
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rotary
port
valve
ports
intermediate position
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Application number
JP1988106132U
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JPH0229363U (ja
Inventor
秀次 藤谷
光雄 増田
Original Assignee
エスエムシー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、流体圧利用の産業機械に使用する3位置ロー
タリバルブに関するものであり、特に詳しくは、ロータ
リアクチュエータで駆動される弁部を備えた3位置ロー
タリバルブに関するものである。
[従来の技術] ロータリアクチュエータで駆動される弁部を備えたロー
タリバルブは、既に知られている。
第11図は公知のロータリバルブの一例を示し、このロー
タリバルブは、弁部1と該弁部1を駆動するロータリア
クチュエータ2を備え、弁部1におけるボディ4は、第
1、第2、第3ポート5a,5b,5cを備え、ボディ4内に第
1ポート5aを第2ポート5bと第3ポート5cとに切換えて
連通させるボール6を有し、ロータリアクチュエータ2
のポート7aに圧力流体を供給するとボール6が回動して
ポート5aと5bが連通し(第11図A参照)、ポート7bに圧
力流体を供給すると、ボール6が反対方向に回動してポ
ート5aと5cが連通する(第11図B参照)。
しかしながら、公知のロータリアクチュエータ2は、回
転揺動中の揺動中間位置に停止できないために、該ロー
タリアクチュエータ2で駆動される弁部1は、3位置を
とることができない。
したがって、3位置が必要な場合には2個の2ポート弁
を使用しているが、複数の弁を使用することは、弁部の
構成が複雑になり、かつ配管が面倒である。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の目的は、一対のセンタリング部によって揺動中
間位置に停止可能なロータリアクチュエータで弁部を駆
動させることにより、3位置をとることができるロータ
リバルブを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案の3位置ロータリバル
ブは、圧力室に給排される圧力流体によって回転揺動部
が回転揺動するロータリアクチュエータと、該ロータリ
アクチュエータの回転揺動部によって駆動される弁部と
を備えたロータリバルブにおいて、上記ロータリアクチ
ュエータが、センタリング圧力室に供給される圧力流体
によって上記回転揺動部を揺動中間位置に停止させる一
対のセンタリング部を備え、上記弁部が、3つのポー
ト、並びに上記回転揺動部の揺動中間位置において第1
ポートが閉鎖されて第2ポートと第3ポートが連通する
第1切換位置と、揺動中間位置を中心とする回転揺動部
の両方向への回転揺動によって第1ポートと第2ポー
ト、3ポートとが連通する第2、第3切換位置とに切換
わる回動体を備えていることを特徴としている。
また、同様の課題を解決するため、上記3位置ロータリ
バルブの回動体が、回転揺動部の揺動中間位置におい
て、第1ないし第3ポートが相互に連通する第1切換位
置を備えていることを特徴としている。
さらに、同様の課題を解決するため、上記回動体が、回
転揺動部の揺動中間位置において、3つのポート間の連
通がすべて遮断される第1切換位置を備えていることを
特徴としている。
[作用] 圧力室及びセンタリング圧力室に圧力流体を供給する
と、回転揺動部が一対のセンタリング部で挾持されて揺
動中間位置に停止し、回動体が第1切換位置に切換わ
る。
圧力室及びセンタリング圧力室の一方の圧力流体を排出
すると、回動体が一方に回動して弁部が第2位置に切換
わり、他方の圧力流体を排出すると回動体が反対方向に
回動して弁部が第3位置に切換わる。
したがって、ロータリアクチュエータによって回動体に
3位置をとらせることができるので、弁部の構成が簡単
で配管も容易である。
[実施例] 第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示し、この
3位置ロータリバルブは、弁部11と該弁部11を駆動する
ロータリアクチュエータ12を備えている。
上記弁部11におけるボディ14は、相互に直交する第1ポ
ート16と第2ポート17を、ボデイ14に螺着させたボディ
キャップ15は、第2ポート17の軸線上の第3ポート18を
それぞれ備え、ボディ14とボディキャップ15間にボール
シール19を介して回動可能に設置された回動体を構成す
るボール20に、ポート17と18を連通させる流路21aと該
流路と直交する流路21bが開設されており、流路21bは、
流路21aがポート17と18を連通する位置にあるときに、
第1ポート16と反対側の位置に開口し(第3図A参
照)、上記ボール20に、該ボールを回動させるステム22
が装着されている。
ロータリアクチュエータ12は、回転揺動部24とその両側
のセンタリング部25A,25Bを備え、回転揺動部24のシリ
ンダチューブ26とセンタリング部25A,25Bのシリンダチ
ューブ27a,27bの間に中間プレート28a,28bが挾持され、
シリンダチューブ27a,27bの端部はエンドプレート29a,2
9bで閉鎖されている。
シリンダチューブ26は、内部を摺動するラック31の両側
に形設したピストン32a,32bによって圧力室33a,33bが区
画され、シリンダチューブ26の長手方向中央に設けた径
方向の揺動軸34は、中間にラック31に噛合するピニオン
35を備えている。そして、弁部11とロータリアクチュエ
ータ12は、シリンダチューブ26の外周にビスで取付けた
取付プレート36に、ボディの取付フランジ14aをボルト
で螺着して一体に結合され、揺動軸34とステム22が一体
回動可能に連結される。
上記シリンダチューブ27a,27b内を摺動するセンタリン
グピストン38a,38bは、中間プレート28a,28bを気密に貫
通して圧力室33a,33b内に突出するプッシュロッド39a,3
9bを備え、センタリングピストン38a,38bとエンドプレ
ート29a,29bで区画されたセンタリング圧力室41a,41bと
圧力室33a,33bは、プッシュロッド39a,39bの軸方向に形
設した貫通孔40(一方のみ図示)によって連通し、プッ
シュロッド39a,39bは、センタリング圧力室41a,41bに縮
設したセンタリングスプリング42a,42bの付勢力によっ
て中間プレート28a,28b側に摺動したときに、ピストン3
2a,32bに当接してラック31を中間位置に挾持する。
エンドプレート29a,29bに開設したポート43a,43bから圧
力室33a,41a及び33b,41bに圧力流体を供給する方向切換
弁45は、中間位置においてポート43a,43bに圧力流体を
供給し、ソレノイド45a,45bの励磁によってポート43b,4
3aを外部に連通させるセンタプレッシャ形の3位置弁と
して構成されている。
次に、上記第1実施例の動作を述べる。
第1図は方向切換弁45が中立位置にあって、圧力室33a,
41a及び33b,41bに圧力流体が供給された状態を示し、こ
れらの圧力室の流体圧が等しいので、ラック31は、プッ
シュロッド39a,39bで挾持されて揺動中間位置にあり、
弁部11のボール20は、第1ポート16が閉鎖して第2ポー
ト17と第3ポート18が連通する第1切換位置にある(第
3図A参照)。
ソレノイド45aを励磁すると、圧力室33b,41bの流体が外
部に排出されるので、ラック33は図において右動して揺
動軸34とボール20が回動し、第2ポート17が遮断されて
第1ポート16と第3ポート18が連通する第2切換位置に
切換わり(第3図B参照)、ソレノイド45bを励磁する
と、ラック33が図において左動して揺動軸34とボール20
が反対方向に回動し、第3ポート18が遮断されて第1ポ
ート16と第2ポート17が連通する第3切換位置に切換わ
り(第3図C参照)、いずれの場合も、ソレノイド45a,
45bの励磁を解除すると、第1切換位置に復帰する。
したがって、ロータリアクチュエータ12によって、弁部
11に3位置をとらせることができる。
第5図及び第6図は本考案の第2実施例を示し、第2実
施例における弁部46のボール47には、ポート17と18を連
通させる流路48aと該流路と直交する流路48bが開設され
ており、流路48bは、流路48aがポート17と18を連通させ
る位置にあるときに第1ポート16に開口している(第
5、6図参照)。したがって、第2実施例の弁部46は、
第1切換位置において3つのポート16,17,18を連通させ
ることができる。第2実施例の他の構成及び作用は、第
1実施例と同じである。
第7図及び第8図は本考案の第3実施例を示し、第3実
施例における弁部50のボール51は、直角に屈曲した流路
52を備え、第1切換位置にあるときは、3つのポート1
6,17,18間の連通がいずれも遮断されている(第7図A
参照)。第3実施例の他の構成及び作用は、ソレノイド
45bの励磁によってボール51が第2切換位置に切換わり
(第7図B参照)、ソレノイド45aの励磁によって第3
切換位置に切換わる(第7図C参照)以外は、第1実施
例と同じである。
第9図及び第10図は本考案の第4実施例を示し、第4実
施例における弁部55は、ポート17,18が、ポート16と同
一円周上でその両側に等間隔を置いて開設されており、
ロータリアクチュエータ12によって回転揺動する回動体
を構成する円盤56は、ポート開口側の面に円弧状の流路
57が形設されている。
第4実施例の他の構成及び作用は、第1実施例と同じで
ある。
[考案の効果] 本考案の3位置ロータリバルブは、弁部を回動させるロ
ータリアクチュエータが揺動中間位置に停止できること
により、弁部の回動体に3位置をとらせることができる
ので、弁部の構成が簡単で、配管に手数を少くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の縦断面図、第2図は同上
側面図、第3図A〜Cは同上弁部の作動説明図、第4図
は同上弁部のシンボル図、第5図は第2実施例における
弁部の説明図、第6図は同上弁部のシンボル図、第7図
A〜Cは第3実施例における弁部の作動説明図、第8図
は同上弁部のシンボル図、第9図及び第10図のA〜Cは
第4実施例における弁部の作動説明図、第11図A,Bは
公知のロータリバルブの概略図である。 11,46,50,55……弁部、 12……ロータリアクチュエータ、 16……第1ポート、17……第2ポート、 18……第3ポート、20,47,51……ボール、 24……回転揺動部、 25A,25B……センタリング部、 33a,33b……圧力室、 41a,41b……センタリング圧力室、 56……円盤。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力室に給排される圧力流体によって回転
    揺動部が回転揺動するロータリアクチュエータと、該ロ
    ータリアクチュエータの回転揺動部によって駆動される
    弁部とを備えたロータリバルブにおいて、 上記ロータリアクチュエータが、センタリング圧力室に
    供給される圧力流体によって上記回転揺動部を揺動中間
    位置に停止させる一対のセンタリング部を備え、 上記弁部が、3つのポート、並びに上記回転揺動部の揺
    動中間位置において第1ポートが閉鎖されて第2ポート
    と第3ポートが連通する第1切換位置と、揺動中間位置
    を中心とする回転揺動部の両方向への回転揺動によって
    第1ポートと第2ポート、3ポートとが連通する第2、
    第3切換位置とに切換わる回動体を備えている、 ことを特徴とする3位置ロータリバルブ。
  2. 【請求項2】回動体が、回転揺動部の揺動中間位置にお
    いて、第1ないし第3ポートが相互に連通する第1切換
    位置を備えていることを特徴とする請求項1に記載した
    3位置ロータリバルブ。
  3. 【請求項3】回動体が、回転揺動部の揺動中間位置にお
    いて、3つのポート間の連通がすべて遮断される第1切
    換位置を備えていることを特徴とする請求項1に記載し
    た3位置ロータリバルブ。
JP1988106132U 1988-08-11 1988-08-11 3位置ロータリバルブ Expired - Lifetime JPH067233Y2 (ja)

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JPH0229363U JPH0229363U (ja) 1990-02-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5915867U (ja) * 1982-07-21 1984-01-31 大明金属工業株式会社 回転弁

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JPH0229363U (ja) 1990-02-26

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