JPH0672185U - Zifコネクタ - Google Patents

Zifコネクタ

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JPH0672185U
JPH0672185U JP1288393U JP1288393U JPH0672185U JP H0672185 U JPH0672185 U JP H0672185U JP 1288393 U JP1288393 U JP 1288393U JP 1288393 U JP1288393 U JP 1288393U JP H0672185 U JPH0672185 U JP H0672185U
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JP
Japan
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contact
mating
connector
housing
center
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Withdrawn
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JP1288393U
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Inventor
勝巳 竹川
宏 遠藤
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化の要請に適合でき、嵌合・離脱時にお
ける操作性の優れていること。 【構成】 コンタクト17を有するコネクタ1と相手コ
ンタクト57を有する相手側コネクタ5を含み、上記コ
ンタクト17の接触部17bが相手コンタクト57の相
手接触部57aを遊嵌状態で収容保持するように構成さ
れている。上記両コネクタを1,5を軸心の周囲方向に
所定角度で相対的に回動させたときに、相手接触部57
aをソ上記接触部17bに圧接状態になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は零挿入力(Zero Insertion Force;ZIF)で 嵌合するZIFコネクタに関し、特にケーブルと基板を接続させるために用いる 丸型タイプのコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリント回路基板のような基板とケーブルに接続するために用いる丸型 コネクタとしては、図8及び図9に示すような、ピン側コネクタ8とソケット側 コネクタ9とがある。
【0003】 ピン側コネクタ8は、円筒形状に作られている本体80と、この本体80の一 端側の開口部分を閉塞するように設けられた絶縁性の底板部81とを有している 。底板部81には所定本数の導電性のピンコンタクト83が植設されている。ピ ンコンタクト83の下端側は、底板部81から外に突出しており、この下端側の 部分が図示しない基板に半田付けされる。また、本体80の内壁面には、この内 壁面から突出したロック突起85が設けられている。
【0004】 一方、ソケット側コネクタ9は、ピン側コネクタ8の本体80内に挿嵌される ように円柱に形成されている本体90を有している。本体90にはピンコンタク ト83に一対一に対向するようにソケットコンタクト91が取り付けられている 。また、本体90の外周にはリング部材93が周方向に回転可能に取付けられて いる。リング部材93の外周面の所定位置には、ピン側コネクタ8のロック突起 85に係合する鉤状のロック溝95が形成されている。
【0005】 そして、ピン側コネクタ8とソケット側コネクタ9との接続は、図10に示す ように、ロック突起85にロック溝95係合するとともにソケット側コネクタ9 をピン側コネクタ8に挿嵌し、ピンコンタクト83をソケットコンタクト91に 圧入状態にすることによって行なっていた。
【0006】 ところで、このようなコネクタにあっては、ピンコンタクト83とソケットコ ンタクト91との接続を両者の軸方向への相対的移動によって行ない、かつ、ピ ン側コネクタ8とソケット側コネクタ9との係合(錠止)を周方向への回転によ って行なわていた。このため、ソケット側コネクタ9のリング部材93を本体9 0に対して回転可能になるように設けておく必要があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ソケット側コネクタ9の本体90の外側にリング部材93を設 けておくことは、径寸法を大きくするものとなり、小型化の要請に反するものと なっていた。
【0008】 また、ピンコンタクト83とソケットコンタクト91との接続が、嵌合構造で あるため、ピンコンタクト83とソケットコンタクト91との多芯化によりコン タクト数が多くなった場合には、接続時及び離脱時に大きな力を必要とすること となり、操作性が極めて悪いという問題がある。
【0009】 それ故に、本考案の課題は、コンタクト数が多い場合にも小型化が可能であり 、しかも、嵌合・離脱時における操作性に優れたZIFコネクタを提供すること にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、導電性のコンタクトを有するコネクタと、導電性の相手コン タクトを有する相手側コネクタとを含み、上記コネクタと上記相手側コネクタと を、相対的に移動することによって相互に接触する上記コンタクトの接触部なら びに上記相手コンタクトの相手接触部を有しているZIFコネクタにおいて、上 記コネクタと上記相手側コネクタとはこれらの軸方向で相対的に移動し嵌合する ことによって上記接触部と上記相手接触部が遊嵌するとともに、該遊嵌状態で軸 心を中心として該軸心の回りを所定角度で相対的に回動させることにより上記接 触部及び上記相手接触部とを相互に圧接させるものであって、上記コネクタは、 上記相手側コネクタに嵌合するハウジングを有し、上記相手側コネクタは、上記 ハウジングを上記所定角度で上記回動可能に嵌合させる相手ハウジングを有して いることを特徴とするZIFコネクタが得られる。
【0011】 また、本考案によれば、上記ハウジングは、円筒形状に作られており、上記ハ ウジングにはインシュレータと、該インシュレータの一部に形成された切欠部に 設けた上記ロックバネと、上記インシュレータの軸方向で上記インシュレータの 上記軸心に保持した中心コンタクトとが組み込まれており、上記コンタクトは、 上記中心コンタクトの周囲に、かつ上記軸方向に保持されており、上記ハウジン グは所定位置に形成したロック溝を有し、上記ロックバネは上記ロック溝に係合 する突出部を有し、上記中心コンタクトは中心接触部を有し、さらに、上記相手 ハウジングは円筒形状に作られており、上記ロック溝に誘導され上記ロック溝と 上記ロックバネの上記突出部とによって位置を規制されるロック突起を有し、上 記相手ハウジングには、上記相手ハウジングの軸方向の一端側の開口部分を閉塞 するベースインシュレータを設け、該ベースインシュレータにはその軸心に保持 し上記中心接触部に接触する相手中心コンタクトと、該相手中心コンタクトの周 囲で、かつ上記軸方向に保持した端子部材とを設け、該端子部材には上記相手コ ンタクトの上記相手接触部とは反対端部が遊嵌状態で受容されており、上記相手 ハウジングの内部には、上記相手中心コンタクト及び上記相手コンタクトを挿通 自在にして上記軸方向に移動可能な整列板と、上記ベースインシュレータ及び整 列板の間に介在したスプリングとを設けたことを特徴とする請求項1記載のZI Fコネクタが得られる。
【0012】
【作用】
上記ZIFコネクタの構成によると、コネクタと相手側コネクタとの嵌合時に おいては、相手側コネクタの相手コンタクトがコネクタのコンタクトの接触部に 遊嵌状態で挿入されるので、コネクタの嵌合時に力を要する必要がなく、相手側 コネクタとコネクタとを相対的に反対方向に軸回転させることによって相手コン タクトの相手接触部がコンタクトの接触部の内壁面部に押圧接触する。これによ りコンタクトと相手コンタクトとが導通状態となる。
【0013】 しかも、コネクタと相手側コネクタとを相対的に反対方向へ回転させることに より、相手側コネクタに形成されたロック突起がコネクタに形成されたロック溝 を移動してロックバネを押圧しながらロックバネの突出部を乗り越えてロック溝 の終端に位置する。この時、ロック突起がロックバネの突出部から外れ、ロック 突起はロックバネの突出部とロック溝の終端部とによって挟まれた状態となって ロックされる。
【0014】 本考案のZIFコネクタによれば、コネクタと相手側コネクタとの嵌合・離脱 時に、ゼロインサーションフォース(ZIF;零挿入力)となり操作性が極めて よい。しかも、コネクタに直接形成されたロック溝に相手側コネクタのロック突 起がはまり込んだ状態で両者がロック接続されるので、従来の様にコネクタの外 周にロック溝を形成したリング部材を設けておく必要がなく、ZIFコネクタの 小型化に寄与することができる。
【0015】
【実施例】
次に、添付の図面を参照して本考案の一実施例について説明する。図1は本考 案のZIFコネクタの一実施例を示す一部破断斜視図であり、図2は図1に示し たZIFコネクタにおけるコネクタの分解状態正面図、図3(a)〜図3(d) はZIFコネクタの組立状態を示した説明図であり、図4は相手側コネクタの分 解状態正面図、図5(a)〜図5(d)は相手側コネクタの組立状態を示した説 明図である。
【0016】 図1を参照して、ZIFコネクタは、プラグ側コネクタ(コネクタ)1と、プ ラグ側コネクタ1に軸方向で嵌合した状態で軸心を中心として軸心の周囲方向に 回動可能なレセプタクル側コネクタ(相手側コネクタ)5とを有している。図2 及び図3(a)〜図3(d)に示すように、プラグ側コネクタ1は、円筒形状に 形成されているハウジング10と、このハウジング10の内部に組み込まれるイ ンシュレータ11と、ロックバネ13と、ハウジング10の軸心に位置する導電 性の中心ソケットコンタクト(中心コンタクト)15と、中心ソケットコンタク ト15の周囲に設けられる導電性のソケットコンタクト(コンタクト)17とを 有している。
【0017】 中心ソケットコンタクト15はインシュレータ11の軸心に形成されている中 心貫通穴11fに挿通して保持されている。ソケットコンタクト17はインシュ レータ11に軸方向に形成されている複数のコンタクト貫通穴11dのそれぞれ に挿通して保持されている。ハウジング10は軸方向の下部に小径部10aを有 し、上部に小径部10aよりも大きな径寸法の大径部10bを有している。
【0018】 小径部10aの外壁部の所定位置には、L字型のロック溝10dが透通形成さ れている。ロック溝10dはハウジング10の下端からハウジング10の軸方向 にのびた縦溝部10eと、この縦溝部10eに引き続き小径部10aの周囲方向 にのびている横溝部10fとを有している。インシュレータ11は小径部10a の内部に収容される円柱状の本体部11aと、本体部11aの上端側に設けられ たフランジ部11bとを有している。フランジ部11bはハウジング10の小径 部10aと大径部10bとを接合した接合段差部10cに係合して、本体部11 aを吊るした状態に保持している。
【0019】 本体部11aの外壁面には軸方向に切欠部11cが形成されている。切欠部1 1cには板バネのようなロックバネ13が収容されている。このロックバネ13 の中央部分には外側に向けて突出した突出部13aが形成されている。組立状態 においては、突出部13aがロック溝10dに係合する状態となっている。
【0020】 インシュレータ11の内部に保持される中心ソケットコンタクト15の上端側 にはケーブルに結線される結線部15aが形成されている。ソケットコンタクト 17の上端側にはケーブルに結線される結線部17aが形成されている。中心ソ ケットコンタクト15はその下端側にソケット部(中心接触部)15dを有して いる。ソケット部15dにはその下端からソケット部15dの軸方向にスリット 15bが形成されている。ソケット部15dは、後述する相手中心ピンコンタク ト(相手中心コンタクト)55を嵌合収容するようになっている。さらに、ソケ ットコンタクト17の下端部には、ソケット穴(接触部)17bが形成されてい る。このソケット穴17bは、後述するレセプタクル側コネクタ5にくみこまれ ているピンコンタクト(相手コンタクト)57を遊嵌状態で受容するような大き さに形成されている。そして、中心ソケットコンタクト15の結線部15a及び ソケットコンタクト17の結線部17aをインシュレータ11のフランジ部11 bの上端面から外に露出するようにしている。
【0021】 一方、レセプタクル側コネクタ(相手側コネクタ)5は、図1、図4及び図5 (a)〜図5(d)に示すように、プラグ側コネクタ1の小径部10aが挿入し 得る内径寸法をもつ円筒形状の相手ハウジング50を有している。相手ハウジン グ50には軸方向の下端側において開口部分を閉塞するようにベースインシュレ ータ51が設けられている。ベースインシュレータ51は一面にベースインシュ レータ51の外径よりも小さな外径に形成されているベース部52を有している 。このベース部52にはベースインシュレータ51の外周端から軸心方向に放射 状に形成された複数のベース切欠部51aが形成されている。これらのベース切 欠部51aはベースインシュレータ51に形成されているベース貫通穴51bに それぞれ一対一に対応して位置づけられている。
【0022】 また、ベースインシュレータ51の中心部に形成されている中心貫通穴51c には導電性の相手中心ピンコンタクト(相手中心コンタクト)55が貫通した状 態で立設されている。ベースインシュレータ51には、相手中心ピンコンタクト 55の径方向の周囲に、かつ周方向に所定の間隔をおいて貫通穴51bが形成さ れている。貫通穴51bには軸方向に挿通保持された複数の導電性の端子部材5 3が設けられている。端子部材53はベースインシュレータ50から外に突出し た部分が基板の導電部に半田付けされるものである。端子部材53の上端部には ソケット穴53aが形成されている。ソケット穴53aは、ベースインシュレー タ51に形成されたベース切欠部51a内にも位置するように設けられている。 端子部材53のソケット穴53aの径方向の寸法は、ソケットコンタクト11の ソケット穴17bに遊嵌される導電性のピンコンタクト57の上端側のピン接触 部(相手接触部)57aとは反対端、すなわち下端部57bを遊嵌状態で受容す るように設定されている。なお、ピンコンタクト57の下端部57bにはピンコ ンタクト57の外径よりもやや大きい内径寸法のリング65が設けられている。 リング65は端子部材53のソケット穴53aに圧入することによって、ピンコ ンタクト57の下端部57bをソケット穴53aに遊嵌合した関係に設けること ができる。
【0023】 さらに、相手ハウジング50内には、ベースインシュレータ51の一面をバネ 座とするスプリング56が設けられている。スプリング56の上端側には整列板 58が設けられている。この整列板58には相手中心ピンコンタクト55を挿通 する中心貫通穴58bおよびピンコンタクト57を挿通するピン貫通穴58aが 形成されている。なお、図中60は整列板58の上面に設けられている位置合せ 用キーであって、インシュレータ11の挿入端面に形成されたキー穴(図3(b )参照)61に入り込む。
【0024】 各ピンコンタクト57は、端子部材53のソケット穴53aと、スプリング5 6によって持上げられている整列板58の中心貫通穴58b及びピン貫通孔58 aとによって支受されながら立設保持されている。なお、図5(b)は整列板5 8の位置を示すもので、図5(d)はスプリング56の圧縮時における整列板5 8の位置を示している。ハウジング50の内壁面であって、整列板58がもっと も持上げられている位置より上側には、中心に向けて突出したロック突起59が 設けられている。
【0025】 次に、図6(a),図6(b)及び図6(c)を参照してプラグ側コネクタ1 とレセプタクル側コネクタ5の接続について説明する。先ず、図6(a)に示す ように、プラグ側コネクタ1をレセプタクル側コネクタ5の上端側から差込む。 そして、更にプラグ側コネクタ1を差込むと、図6(b)に示すように、プラグ 側コネクタ1の先端面が整列板58に当接する。そして、更にプラグ側コネクタ 1を押込むと、図6(c)に示すように、中心ソケットコンタクト15が相手中 心ピンコンタクト55を嵌合状態に収容する。これととともに、ソケットコンタ クト17のソケット穴17bにピンコンタクト57のピン接触部57aが遊嵌状 態で入り込む。この時、レセプタクル側コネクタ5のロック突起59がプラグ側 コネクタ1のロック溝10dの縦溝部10eの奥まで入り込む。この状態で相手 中心ピンコンタクト55を回転中心として、プラグ側コネクタ1をレセプタクル 側コネクタ5に対して相対的に軸心の周囲方向に所定角度に回転させると、端子 部材53のソケット穴53aと、ソケットコンタクト17のソケット穴17bに 支受されているピンコンタクト57のピン接触部57a及び下端部57bとが、 相対的反対方向に押圧された状態となる。この時、レセプタクル側コネクタ5の 整列板58の位置合せ用キー60がソケット側コネクタ17のインシュレータ1 1のキー穴61に嵌合されているので、整列板58はソケット側コネクタ1と同 方向に追従回転する。この状態で、図7に示すように、ピンコンタクト57の両 端が相対的反対方向に押しやられ、両端部は夫々ソケットコンタクト17のソケ ット穴17bと端子部材53のソケット穴53aの2ヵ所(PとF)に押し付け られる格好となる。
【0026】 ところで、図7において、P―P間の距離をlとし、F―F間の距離をLとす ると、その関係は、P×l=F×Lであり、相対反対移動させる操作力(回転に 要する力)Wは、W=P−F=P−((L−l)/L)P=((L−l)/L) Pである。したがって、L−l》Lとすると、操作力Wを相当小さくすることが 可能となる。ここでコンタクト57の中心O点の上下では、変形が全く点対称と なるのが理想であるが、その時のハウジングの動き量をδとすると中心O点はδ /2だけ動くことになる。
【0027】 このプラグ側コネクタ1とレセプタクル側コネクタ5との相対的回転のときに 、レセプタクル側コネクタ5のロック突起59がプラグ側コネクタ1のハウジン グ10のロック溝10dの横溝部10fを移動する。そして、最終的には、ロッ ク突起59がロックバネ13の突出部13aを押しやりながらロック溝10dの 終端側に位置することとなる。この時、ロック突起59はロックバネ13の突出 部13aとロック溝10dの終端とによって挟まれた状態となり、ロックが完了 し、プラグ側コネクタ1とレセプタクル側コネクタ5との接続が完了する。
【0028】
【考案の効果】
以上、実施例によって説明したように、本考案のZIFコネクタによれば、ソ ケットコンタクトがピンコンタクトを遊嵌状態で受容するので、プラグ側コネク タとレセプタクル側コネクタとの嵌合離脱に要する力は不要である。しかも、プ ラグ側コネクタとレセプタクル側コネクタを相対的に軸回転することにより、ピ ンコンタクトとソケットコンタクトとを接続状態にするので、小さな力で操作す ることができ、ピン数が多芯化しても操作性の優れたコネクタとなる。
【0029】 さらに、ソケット側コネクタとピン側コネクタとを相対的に回動させることが できるので、従来の様なリング部材を必要としなくて済み、丸型タイプのコネク タの小型化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のZIFコネクタの一実施例を示す一部
破断斜視図である。
【図2】図1のプラグ側コネクタの分解状態を示す一部
断面図である。
【図3】(a)は、図1のプラグ側コネクタの側面図、
(b)は(a)の底面図、(c)は(a)の断面図、
(d)は(a)のA−A断面図である。
【図4】図1のレセプタクル側コネクタの分解状態の一
部断面図である。
【図5】(a)は、図1のレセプタクル側コネクタの平
面図、(b)は図1のレセプタクル側コネクタの一部を
断面した側面図、(c)は(b)の底面図、(d)は
(b)の状態からスプリングを圧縮した状態の一部を断
面した側面図である。
【図6】(a),(b)及び(c)は図1のプラグ側コ
ネクタとレセプタクル側コネクタの接続動作説明図であ
る。
【図7】図1のソケットコンタクトとピンコンタクトと
の接続状態の原理を示す説明図である。
【図8】従来のコネクタの嵌合前の状態を示す斜視図で
ある。
【図9】図8のコネクタの断面図である。
【図10】図9のコネクタを嵌合した状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 プラグ側コネクタ 5 レセプタクル側コネクタ 8 ピン側コネクタ 9 ソケット側コネクタ 10 ハウジング 10d ロック溝 11 インシュレータ 11c 切欠部 13 ロックバネ 13a 突出部 15 中心ソケットコンタクト 17 ソケットコンタクト 50 相手ハウジング 51 ベースインシュレータ 53 端子部材 53a 端子部材のソケット穴 55 相手中心ピンコンタクト 57 ピンコンタクト 58 整列板 59 ロック突起 83 ピンコンタクト 85 ロック突起 91 ソケットコンタクト 93 リング部材 95 ロック溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性のコンタクトを有するコネクタ
    と、導電性の相手コンタクトを有する相手側コネクタと
    を含み、上記コネクタと上記相手側コネクタとを、相対
    的に移動することによって相互に接触する上記コンタク
    トの接触部ならびに上記相手コンタクトの相手接触部を
    有しているZIFコネクタにおいて、上記コネクタと上
    記相手側コネクタとは、これらの軸方向で相対的に移動
    し嵌合することによって上記接触部と上記相手接触部が
    遊嵌するとともに、該遊嵌状態で軸心を中心として該軸
    心の回りを所定角度で相対的に回動させることにより上
    記接触部及び上記相手接触部とを相互に圧接させるもの
    であって、上記コネクタは、上記相手側コネクタに嵌合
    するハウジングを有し、上記相手側コネクタは、上記ハ
    ウジングを上記所定角度で上記回動可能に嵌合させる相
    手ハウジングを有していることを特徴とするZIFコネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 上記ハウジングは、円筒形状に作られて
    おり、上記ハウジングにはインシュレータと、該インシ
    ュレータの一部に形成された切欠部に設けた上記ロック
    バネと、上記インシュレータの軸方向で上記インシュレ
    ータの上記軸心に保持した中心コンタクトとが組み込ま
    れており、上記コンタクトは、上記中心コンタクトの周
    囲に、かつ上記軸方向に保持されており、上記ハウジン
    グは所定位置に形成したロック溝を有し、上記ロックバ
    ネは上記ロック溝に係合する突出部を有し、上記中心コ
    ンタクトは中心接触部を有し、さらに、上記相手ハウジ
    ングは円筒形状に作られており、上記ロック溝に誘導さ
    れ上記ロック溝と上記ロックバネの上記突出部とによっ
    て位置を規制されるロック突起を有し、上記相手ハウジ
    ングには、上記相手ハウジングの軸方向の一端側の開口
    部分を閉塞するベースインシュレータを設け、該ベース
    インシュレータにはその軸心に保持し上記中心接触部に
    接触する相手中心コンタクトと、該相手中心コンタクト
    の周囲で、かつ上記軸方向に保持した端子部材とを設
    け、該端子部材には上記相手コンタクトの上記相手接触
    部とは反対端部が遊嵌状態で受容されており、上記相手
    ハウジングの内部には、上記相手中心コンタクト及び上
    記相手コンタクトを挿通自在にして上記軸方向に移動可
    能な整列板と、上記ベースインシュレータ及び整列板の
    間に介在したスプリングとを設けたことを特徴とする請
    求項1記載のZIFコネクタ。
JP1288393U 1993-03-22 1993-03-22 Zifコネクタ Withdrawn JPH0672185U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016505201A (ja) * 2013-02-01 2016-02-18 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 照明システムのためのコネクタアセンブリ

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JP2016505201A (ja) * 2013-02-01 2016-02-18 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 照明システムのためのコネクタアセンブリ

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