JPH0671910A - プリンタ制御方式 - Google Patents

プリンタ制御方式

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JPH0671910A
JPH0671910A JP23206092A JP23206092A JPH0671910A JP H0671910 A JPH0671910 A JP H0671910A JP 23206092 A JP23206092 A JP 23206092A JP 23206092 A JP23206092 A JP 23206092A JP H0671910 A JPH0671910 A JP H0671910A
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康一 南
Kazuhiro Tanaka
和宏 田中
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博仁 向山
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泰紀 谷口
Hitoshi Asai
人志 浅井
Shunpei Teranishi
俊平 寺西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は,プリンタ制御方式に関し,そのス
ループットを向上させることを目的とする。 【構成】 印字ヘッド7の温度に基づいて印字を制御す
るために,印字量処理部2がサーマルセンサ6の検出出
力を制御量とし,予め定められた限界温度と検出出力と
の差を偏差とし,単位時間当たりの印字ドット数を操作
量とした比例制御を行う。具体的には,印字量処理部2
が,偏差を求め,この偏差と所定の比例定数との積に所
定の定数を加えて操作量を求め,1行中の総印字ドット
数を求め,操作量及び総印字ドット数から行の動作時間
及びキャリア休止時間を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,プリンタ制御方式に関
し,特に,高スループットの実現が可能なプリンタ制御
方式に関する。
【0002】プリンタに対しては,コンピュータ等の本
体装置の高速性等をいかすために,高いスループットが
要求されることがある。この高スループット化は,現実
に印字ヘッドにより印字をしている時間の短縮を図ると
いう観点からの他に,ある文書の印刷の用意を開始して
から実際に印刷された文書の完成品を手にするまでの総
合的な印刷時間の短縮としてとらえる必要がある。
【0003】
【従来の技術】スループットを左右する要因の1つに,
プリントヘッドの過熱防止のための制御がある。即ち,
インパクト方式のドットマトリックスプリンタでは,プ
リントヘッドの方式(電磁型,圧電型)やキャリアの形
態(シングルヘッド,マルチヘッド,シャトルヘッド)
にかかわらず,プリントヘッドが過熱することを防ぐた
めにヘッド内部あるいは外部にサーマルセンサーを取り
付け,その温度情報をもとに制御を行っている。一般的
な制御方法は,限界温度を検出したならば1ライン(1
行)を複数回に分けて印字する分割印字方式である。
【0004】図20は1行を2回に分けて印字する方式
を示す。プリンタの中央処理装置(CPU)等がサーマ
ルセンサからの検出信号をリードし(S101),その
値が予め定められた限界温度を越えているか否かを調べ
る(S102)。
【0005】越えている場合,印字のためキャリアモー
タを起動し(S103),まず1/2行について印字し
(S104),一旦キャリアモータを停止した後(S1
05),再びキャリアモータを起動し(S106),残
りの1/2行についての印字を行い(S107),この
後キャリアモータを停止する(S108)。
【0006】S102において限界温度を越えていない
場合,キャリアモータを起動し(S109),当該1行
について印字し(S110),キャリアモータを停止す
る(S111)。
【0007】この後,印字終了か否かを調べ(S11
2),終了でない場合,改行を行った後(S113),
S101以下をくり返す。終了の場合,処理を終了す
る。また,スループットを左右する他の要因に,罫線文
字の印刷,特にその補間印字のための制御がある。即
ち,図21に示す如く,通常の改行をくり返すのみで
は,縦罫線を印字した際に各行の間に隙間が生じてしま
い連続した罫線とは言い難いものとなる。そこで,通常
の改行の行間部分(補間部)を別に印字するための補間
印字が必要となる。
【0008】図22は罫線文字の印字処理について示
す。まず,ある行についての通常印字を行い(S12
1),罫線文字の有無を調べる(S122)。無い場合
にはそのまま印字を終了するが,有る場合には,ヘッド
の高さ分の改行を行って印字ヘッドを補間部に位置する
ようにし(S123),補間部の印字を行う(S12
4)。これにより,例えば縦罫線のN行目の通常部はS
121で印字され,その下の補間部はS124で印字さ
れる。
【0009】更に,スループットを左右する他の要因
に,総合的な印刷時間という点から見た場合のスキュー
チェックの時間がある。即ち,図23に示す如く,従来
のプリンタは固定の用紙センサしか備えていないため,
プリンタ本体では用紙のスキュー(用紙が斜めに給紙さ
れることによる用紙の辺に対する印字方向の傾斜)を測
定できない。そこで,オペレータが介在して,図24に
示す如くにしてスキューを測定している。
【0010】図24において,スキュー測定のための用
紙を給紙し(S131),これに特定のスキューチェッ
クパターン(通常は横罫線)を印刷し(S132),こ
の用紙を排出させる(S133)。この用紙について,
オペレータが目視により(又は所定の測定装置を用いる
ことにより)スキューの有無,程度を判定している。
【0011】更に,スループットを左右する他の要因
に,特に連帳用紙を連帳トラクタで引っ張って使用する
場合(引張連帳の場合)の印字位置合わせの時間があ
る。即ち,この場合,図25に示す如くオペレータが印
字位置を改行SW(スイッチ)や用紙送りSWを用いて
目視で合わせている。これは,連帳トラクタに位置合わ
せの機能がないためである。
【0012】図25において,オペレータが用紙セット
SWを押すと(S141),プリンタの通路が開いて連
帳用紙を挿入できる状態となる。そこで,オペレータが
連帳用紙を挿入し連帳トラクタにかける(S142)。
この後,オペレータが改行SW及び用紙送りSWを使っ
て印字位置合わせを行い(S143),位置があったと
ころでプリンタをオンラインとし印刷待ち状態とする
(S144)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図20に示した処理に
よれば,分割印字時のスループットが非常に悪化すると
いう問題があった。
【0014】例えば図20の如く1行を2回に分けると
定められている場合,その行での印字量に拘わらず,一
律に2回の分割印字が行われる。従って,たとえその行
が低デューティの(字数の少ない)行であったとしても
2回に分けて印字が行われる。このため,その行の字数
が1回で印字をしてもヘッドの温度が限界温度を越えな
い程度の字数である場合には,分割印字により(その行
に関しては)スループットが1/2に悪化してしまう。
【0015】また,図22に示した処理によれば,罫線
文字の印字時のスループットが悪化するという問題があ
った。即ち,図22の処理によれば,罫線文字有り(S
122)の場合必ず補間部の印字(S124)が行われ
る。従って,補間部の印字のため,印字時間の合計は,
1行につき,補間部のない場合の2倍となる。
【0016】ところで,罫線文字には“─”,“└”,
“┘”,“┴”といったパターン(文字)がある。これ
らの場合には通常の印字のみで足り,下側の補間部の印
字は必要ない。これは,下側へ縦罫線が連続していない
ためである。
【0017】このようなパターンの場合にも本来不要な
下側の補間部の印字(空白行を印字することになる)が
必ず行われる。これは,スループットの点から見ると,
最下行の下側でも補間印字を行う分だけスループットを
悪化させていることになる。
【0018】また,図24に示した手順によれば,オペ
レータが介在する必要があるため総合的な印刷時間の短
縮という点からスループットが悪化するという問題があ
った。
【0019】即ち,プリンタに自動的なスキューチェッ
ク機能がないため,実際に印刷を行い(S132),そ
の結果を目視等により判定しなければならない(S13
4)。このため,印刷開始前のスキューチェックのため
に相当の時間を必要としていた。従って,スキューチェ
ックの時間も含めた総合的な印刷時間が長くなってしま
い,スループットを悪化させていた。
【0020】なお,この手順によれば,各ステップにオ
ペレータが介在する必要があるため,オペレータにとっ
ては大変煩わしい作業であった。また,実際に印刷をす
る必要があるため,その分の用紙が無駄になるという問
題もあった。また,目視によるため,スキューの検出も
れが発生することもあり,そのまま印刷をしてしまう場
合もあった。
【0021】更に,図25に示した手順によれば,オペ
レータが目視により印字位置合わせをする必要があるた
め,総合的な印刷時間の短縮という点からスループット
が悪化するという問題があった。
【0022】即ち,連帳トラクタに位置合わせの機能が
ないため,オペレータがスイッチ操作により位置合わせ
をしなければならない(S143)。このため,印刷開
始前の位置合わせのために相当の時間を必要としてい
た。従って,この時間も含めた総合的な印刷時間が長く
なってしまい,スループットを悪化させていた。
【0023】なお,この手順によれば,印字位置合わせ
をスイッチ操作で目視により行うため,オペレータにと
っては大変煩わしい作業であった。また,目視によるた
め,印字位置のズレが生じることがあり,そのまま印刷
をしてしまう場合もあった。
【0024】本発明は,スループットを向上させること
の可能なプリンタ制御方式を提供することを目的とす
る。また,本発明は,印字ヘッドの温度に応じて単位時
間当たりの印字ドット数を制御することが可能なプリン
タ制御方式を提供することを目的とする。
【0025】また,本発明は,罫線文字の印字パターン
に応じて罫線文字の印字における補間印字を省略するこ
とが可能なプリンタ制御方式を提供することを目的とす
る。また,本発明は,プリンタにおいて自動的にスキュ
ーチェックを行うことが可能なプリンタ制御方式を提供
することを目的とする。
【0026】また,本発明は,連帳用紙を連帳トラクタ
で引っ張って使用する場合にプリンタにおいてその印字
位置合わせを自動的に行うことが可能なプリンタ制御方
式を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり,本発明によるプリンタを示す。このプリンタ
は,印字ヘッド7の温度をサーマルセンサ6で検出し,
この検出出力に基づいて前記印字ヘッド7による印字を
制御する機能を有し,このために,サーマルセンサ6の
検出出力を制御量とし,予め定められた限界温度と検出
出力との差を偏差とし,単位時間当たりの印字ドット数
を操作量とした比例制御を行う印字量処理部2を有す
る。
【0028】印字量処理部2は,前記偏差を求め,この
偏差と所定の比例定数との積に所定の定数を加えて前記
操作量を求め,1行中の総印字ドット数を求め,前記操
作量及び総印字ドット数から当該行の動作時間及びキャ
リア休止時間を決定する。
【0029】また,このプリンタは,罫線文字が存在す
る場合に補間部の印字を行う機能を有し,このために,
罫線文字のパターンに応じて補間部の印字の要否を決定
する罫線補間処理部3を有する。
【0030】罫線補間処理部3は,罫線文字のパターン
についてその縦方向の最後のドットに印字すべきデータ
が存在するかを調べ,存在する場合に補間部の印字を行
い,存在しない場合に補間部の印字を省略する。
【0031】また,このプリンタは,所定のモータによ
り給紙された用紙についてのスキューを自動的に求める
機能を有し,このために,用紙の位置を検出するセンサ
であって,用紙の幅方向に移動可能とされた少なくとも
1つの可動センサ15と,スキューを求めるスキュー処
理部4とを有する。
【0032】スキュー処理部4は,可動センサ15を所
定方向に移動させて用紙の幅方向の一端において用紙を
検出させ,この検出時の所定のモータの回転角を求め,
用紙の幅方向の他端において可動センサ15又は他のセ
ンサ(14)により用紙を検出した時の所定のモータの
回転角を求め,前記2つの回転角の差からスキューを求
める。
【0033】更に,このプリンタは,連帳用紙を連帳ト
ラクタ30で引っ張って連帳用紙を搬送し印字する機能
を有し,更に,この印字の際に連帳用紙を所定位置に自
動的に位置合わせする機能を有する。
【0034】このために,このプリンタは,連帳用紙の
位置を検出するセンサ34と,連帳用紙の所定位置を記
憶する不揮発性メモリ16と,連帳トラクタ30にかけ
られた連帳用紙の位置を所定位置に合わせる引張連帳位
置合せ処理部5とを有する。
【0035】引張連帳位置合せ処理部5は,最初に,セ
ンサ34の検出出力を用いて連帳用紙の所定位置を求め
てこれを不揮発性メモリ16に記憶し,次に,連帳トラ
クタ30に連帳用紙がかけられた場合に,不揮発性メモ
リ16内の所定位置に,当該連帳用紙の位置を,センサ
34の検出出力を用いて合わせる。
【0036】
【作用】印字量処理部2は,比例積分制御により,単位
時間あたりの印字ドット数(操作量)を,印字ヘッド7
の温度に応じて変化させる。この操作量は,キャリアの
移動速度を遅くしたりキャリアの停止時に休み時間を設
けたりすることで変化させることができる。操作量は現
在の偏差によって得られる限界温度に至らないMAXデ
ューティであるとも言える。しかがって,本発明では,
低デューティのラインでも一律分割印字に入るというこ
とはなく,操作量を単位時間当たりの印字ドット数とし
ているのでスループットの低下を防止でき,全体として
スループットを向上することができる。
【0037】罫線補間処理部3は,罫線文字のパターン
において,“─”,“└”等の如く縦方向の最後のドッ
トに印字データがない場合,補間部の印字を省略する。
従って,本発明によれば,下側への補間が不要な場合に
これを省略できるので,この分スループットを向上で
き,一方,縦罫線が破線となってしまうことを防止でき
る。
【0038】スキュー処理部4は,可動センサ15を用
いることにより,用紙の幅方向の一端及び他端において
当該用紙を検出することができる。そして,この検出時
のモータの回転角から検出時の用紙の位置を知り,これ
からスキューを求めることができる。
【0039】従って,本発明によれば,スキューチェッ
クをプリンタにおいて自動的に行い得るので,そのため
の時間を大幅に短縮でき,総合的な印刷時間という点か
ら見てスループットを向上させることができる。また,
オペレータの介在を不要にできるので,オペレータの負
担を軽減できる。また,スキューチェックのための印字
を不要にできるので,用紙の無駄を防止できる。更に,
スキューの検出もれは生じ得ないので,スキューのある
まま印刷をしてしまうことを防止できる。
【0040】引張連帳位置合せ処理部5は,最初に,オ
ペレータにより連帳用紙が所定位置に位置合わせされた
時,これを不揮発性メモリ16に記憶する。そして,次
にオペレータにより連帳用紙が連帳トラクタ30にかけ
られた時,先に記憶した所定位置に当該連帳用紙の位置
を合わせる。
【0041】従って,本発明によれば,オペレータは1
度だけ位置合わせをするのみでよく,次回からはプリン
タにおいて自動的に位置合わせがされるので,そのため
の時間を大幅に短縮でき,総合的な印刷時間という点か
らスループットを向上させることができる。また,オペ
レータの負担も軽減でき,位置合わせズレの発生も防止
できる。
【0042】
【実施例】最初に,便宜上図2を参照して,プリンタの
概略について説明する。図2において,一点鎖線は単票
の流れを示し,点線は連帳の流れを示している。
【0043】単票は,ホッパ22に用意され,印字ヘッ
ド7下へ給紙されて印刷された後,スタッカ29に排出
される。このプリンタは,用紙の搬送処理については,
2つの駆動系又はモータを有する。給紙用モータ12
は,ピックローラ23及びインサータローラ24を駆動
する。LF(改行)用モータ10は,プラテン25,イ
ンサータローラ27,排出ローラ28(及び連帳トラク
タ30)を駆動する。
【0044】単票は,給紙用モータ12により駆動され
るピックローラ23でピックアップされ,インサータロ
ーラ24へ送られる。そして,インサータローラ24に
より,印字ヘッド7下(印字ヘッド7とプラテン25と
の間)に給紙される。更に,印字ヘッド7により印字が
行われる。この時,LF用モータ10及び給紙用モータ
12によって駆動されるプラテン25及び2対のローラ
24,27に従って,単票が,印字タイミングに合わせ
て改行される。印字の終了後,単票は,一対のインサー
タローラ27を介して,一対の排出ローラ28からスタ
ッカ29へ排出される。インサータローラ27及び排出
ローラ28は,LF用モータ10によって駆動される。
【0045】連帳は,例えば押込み連帳モードである場
合,LF用モータ10により駆動される連帳トラクタ3
0からインサータローラ27を通してプラテン25へ送
られる。そして,印字ヘッド7による印字の後,インサ
ータローラ24により排出される。従って,押込み連帳
モードの場合,連帳は図中矢印Aの方向へ搬送される。
この点,ホッパ22からスタッカ29へ搬送される単票
とは逆方向の動きとなる。
【0046】また,引張り連帳モードである場合,連帳
は押込み連帳モードと同じ経路を逆に搬送される。即
ち,図中矢印Bの方向へ搬送される。引張り連帳モード
の場合,連帳用紙はオペレータによって連帳トラクタ3
0にかけられ,連帳トラクタ30により引っ張られるこ
とにより搬送される。
【0047】用紙の位置を検出するための用紙センサ3
1乃至34が図示の如き位置に設けられる。用紙センサ
31は,ピックローラ23の直後に設けられ,主にホッ
パの紙無しの検出やピックアップした単票が正しく(用
紙ジャムの発生等無しで)送られているかを検出する。
【0048】用紙センサ32及び33は,各々,インサ
ータローラ24の直前及び直後に設けられ,単票の位置
及び連帳の位置を検出する。なお,用紙センサ33は,
図示の如く,インサータローラ24とプラテン25との
間に設けられる。
【0049】用紙センサ(トラクタセンサ)34は,連
帳トラクタ30の中間位置に設けられ,主に連帳の紙無
しの検出に用いられる。用紙センサ31乃至34は,例
えば反射型センサからなり,用紙の先端が横切るとこれ
を検出しそれまでのロウレベル信号“0”に代えてハイ
レベル信号“1”(又はロウレベル信号)を送出し,用
紙の後端が横切るとこれを検出しそれまでのハイレベル
信号に代えてロウレベル信号(又はハイレベル信号)を
送出する。
【0050】印字ヘッド(プリントヘッド)7の温度を
検出するためのサーマルセンサ6が,印字ヘッド7に付
着されるように設けられる。サーマルセンサ6は,例え
ばサーミスタからなる。
【0051】次に,図3を参照して,本実施例のプリン
タの概略について更に説明する。図3において,中央処
理装置(以下,CPU)42は,プログラムROM40
に格納された各種の処理プログラムの実行により,プリ
ンタにおける給紙,印字等の各種の処理を行う。このた
めに,CPU42は入出力回路44を介してコンピュー
タ等の本体装置17(図1参照)との間でデータの送受
信を行い,例えば給紙コマンドや印字データを受け取
る。印字データはRAM41に格納される。また,CP
U42は入出力回路44を介してコンソール18(図1
参照)からのデータを受信する。コンソール18には,
用紙セットスイッチ(SW)等各種の操作スイッチが設
けられる。
【0052】CPU42は,給紙コマンド等を受け取る
と,タイマー43をスタートさせて所定の周期でCPU
42への割り込みを発生させ,各コマンド実行のために
必要なモータ駆動回路38を駆動する。これにより,図
示のキャリアモータ35を駆動して印字ヘッド7を搭載
したキャリアを駆動してキャリアを移動させ,また,給
紙用モータ12及びLF用モータ10を駆動して給紙や
改行を行わせる。更に,プリントヘッド駆動回路37を
駆動して印字ヘッド7を叩き必要な印字を行わせる。印
字位置や印字内容等の印字データは,RAM41に格納
されたものがCPU42によって読み出されて用いられ
る。
【0053】印字ヘッド7に設けられたサーマルセンサ
6は分割抵抗と直列接続され電源電位Vccと接地電位と
の間に接続される。これにより,印字ヘッド7の温度変
化に応じてサーマルセンサ6の抵抗値の変化が電圧値の
変化として検出され,ADコンバータ36に入力され
る。CPU42は,ADコンバータでデジタル値に変換
されたサーマルセンサ6の検出出力をRAM41に格納
し,所定の処理に用いる。
【0054】固定センサ14及び可動センサ15は,一
対となって,用紙センサ31乃至34を構成する。固定
センサ14及び可動センサ15からの信号はセンサ入力
処理回路39に入力される。CPU42は,センサ入力
処理回路39で所定の処理がされた各センサ14及び1
5の検出出力を,RAM41に格納し,所定の処理に用
いる。
【0055】不揮発性メモリ16は,例えばEEPRO
Mからなり,CPU42により用紙(連帳用紙)の所定
位置を示すデータが書き込まれる。なお,不揮発性メモ
リ16は磁気ディスク等の外部記憶装置であってもよ
い。
【0056】次に,図2及び図3を参照しつつ図1のプ
リンタについて説明する。この説明では適宜図4乃至図
19が参照される。図1において,処理装置1は,CP
U42と,プログラムROM40やデータ格納用のRA
M41等を含むメモリとからなる。処理装置1には,コ
ンソール18及び本体装置17が接続される。コンソー
ル18は,処理についての指示入力のために用いられ,
これを処理装置1へ送る。本体装置17は,プリンタ,
即ち処理装置1に対して印刷処理を依頼し,給紙コマン
ド等を送る。
【0057】印字制御部9は,印字ヘッド7及びCRモ
ータ8等を制御する。CRモータ8は,印字ヘッド7の
取り付けられたキャリアの駆動のためのモータである。
改行制御部11は,LF用モータ10を制御し,印字タ
イミングに合わせた改行を行う。給紙制御部13は,給
紙用モータ12を制御して給紙を行う。これらの制御
は,処理装置1からの指示に従って行われる。
【0058】処理装置1はプリンタ全体の制御を行う。
例えば,本体装置17から給紙コマンドを受け取ると,
給紙制御部13を介して給紙用モータ12を駆動して,
単票を印字ヘッド7下まで給紙する。改行コマンドを受
け取ると,改行制御部11を介してLF用モータ10を
駆動して,印字位置までの改行を行う。印字コマンドを
受け取ると,印字制御部9を介してCRモータ8を駆動
してキャリアを移動させ印字ヘッド7による印字を行
う。
【0059】処理装置1は,この印字処理においてその
印字量を制御して印字ヘッド7の温度が限界温度以上と
なるのを防止し,罫線文字についての補間印字の省略を
行う。また,処理装置1は,給紙処理に先立って,スキ
ューの有無のチェックを行う。更に,処理装置1は,引
張連帳モードにおける印字処理に先立って,給紙された
連帳の位置合わせを行う。
【0060】印字量の制御は印字量処理部2が行う。印
字量処理部2は,CPU42と,プログラムROM40
上の印字量制御処理プログラムとによって実現される。
以下,図4乃至図8により,印字量処理部2の行う処理
について説明する。
【0061】印字量処理部2は,操作量(印字ドット数
/印字動作時間)Uについて,式U=Kp ・e+aによ
り制御する。ここで,Kp は比例定数,eは偏差,aは
定数である。偏差eは,e=(限界温度)−(現在の印
字ヘッド7の温度)により求まる。
【0062】限界温度はプリンタの特性として予め定ま
る。現在の印字ヘッド7の温度は,サーマルセンサ6の
検出出力から求まる。例えば,検出出力(ADコンバー
タ36の出力)を用いて予め用意されたテーブルを検索
し,検出出力(電圧値)に対応した温度を求める。以上
により偏差eが求まる。比例定数Kp 及び定数aはプリ
ンタの特性として経験的に予め求められる。従って,操
作量Uは,サーマルセンサ6の検出出力に応じて一意に
定まる。
【0063】操作量Uにおいて,印字ドット数(1行中
の総印字ドット数)は,RAM41上の印字データから
求まる。従って,これらから印字動作時間が求まる。印
字動作時間は,1行におけるキャリアの動作時間tと,
キャリアの休止時間tdとの和である。動作時間tはプ
リンタの性能の1つとして定められている。即ち,1行
の全ての文字を印字する時の動作時間tは予め定まって
いる。従って,これから休止時間tdが定まる。
【0064】以上の如く,印字量処理部2の行う処理
は,サーマルセンサ6の検出出力を用いて休止時間td
を伸縮することにより,印字ヘッド7の温度を調整する
ものである。
【0065】この処理により,図4に一点鎖線で示す如
く,印字ヘッド7の温度(サーマルセンサ6の温度)は
印字時間の経過と共に限界温度に近づき,限界温度を越
えない範囲でこれに極めて近い温度を保つ。即ち,この
ような温度の時間変化となるように,操作量Uに基づき
制御される。この結果,図5に一点鎖線で示す如く,印
字行数はほぼ印字時間に比例して増加する。
【0066】なお,図4に実線で示す如く,従来は分割
印字により限界温度から回復温度まで温度が低下するの
を待つ制御が行われる結果,図5に実線で示す如く,印
字行数と印字時間との関係は比例せず,印字時間が長く
なると共に印字行数(スループット)が低下する。
【0067】印字量の制御について,図6及び図7によ
り具体的に説明する。1文字が24ドット(縦)×24
ドット(横)である文字を1行あたり90文字印字でき
るプリンタを考える。簡単のため,印字速度は1つのみ
とする。
【0068】更に,図6に示す如く,キャリアの加速時
間を100mS,90文字の印字時間を720mS(従
って1文字では8mS),キャリアの減速時間を100
mS,改行時間を80mSとする。従って,90文字を
全て印字する時の動作時間は1秒となる。
【0069】このようなプリンタにおいて,印字量処理
部2による処理を開始する温度(比例制御開始温度)T
p を150℃,限界温度Tmax を180℃,比例定数K
p を216,定数aを6480とする。
【0070】以上の条件下,図7に示す(A)又は
(B)の文字パターンを印字するものとする。(A)及
び(B)のパターンは,各々,6ドット及び3ドットの
幅の縦線を,1文字として印字するパターンである。従
って,(A)の印字量は,(B)の2倍となる。
【0071】前述の操作量Uの式に各定数をあてはめる
と,
【0072】
【数1】
【0073】となる。(B)のパターンについて考え
る。(B)のパターンを90文字(1行全部)印字した
ところ,現在の印字ヘッド7の温度Tが150℃となっ
たとする。これに応じて,
【0074】
【数2】
【0075】によりtdが求まる。ここで,td=−
0.5であるからtd=0と考えることができる。そこ
で,改行後直ちに次行が印字される。即ち,(B)のパ
ターンを90文字印字する。この結果,温度Tが180
℃となったとする。これに応じて,
【0076】
【数3】
【0077】によりtd=0が求まる。そこで,更に改
行後直ちに次行が印字される。即ち,(B)のパターン
を90文字印字する。この結果,温度Tが190℃とな
ったとする。これに応じて,
【0078】
【数4】
【0079】によりtd= 0.5が求まる。そこで,改行
後, 0.5秒だけキャリアを停止させ,その後当該行が印
字される。これにより, 結果として温度Tは180℃以
下とされる一方,分割印字を行う場合よりスループット
が高くされる。
【0080】次に,(A)のパターンについて考える。
(A)のパターンを90文字印字したところ,温度Tが
150℃となったとする。これに応じて,
【0081】
【数5】
【0082】によりtd=0が求まる。そこで,改行後
直ちに次行が印字される。即ち,(A)のパターンを9
0文字印字する。この結果,温度Tが180℃となった
とする。これに応じて,
【0083】
【数6】
【0084】によりtd=1が求まる。そこで,改行
後,1秒だけキャリアを停止させ,その後当該行が印字
される。一方,(A)のパターンを45文字だけ印字し
て,この時温度Tが180℃であったとすると,これに
応じて,
【0085】
【数7】
【0086】により,td=0.36が求まる。なお,動作
時間tも印字データ(文字数)により定まる。そこで,
改行後,0.36秒だけキャリアを停止させ,その後当該行
が印字される。これにより, 結果として温度Tは180
℃以下とされる一方,分割印字を行う場合よりスループ
ットが高くされる。この場合(45文字の印字)と前述
の90文字の印字の場合との比較から,1行の字数が少
ない場合,キャリアの停止時間はより短くできるので,
スループットの改善の効果が大きい。
【0087】図8は印字量処理部2の行う印字量制御処
理フローを示す。起動されるとサーマルセンサ6の検出
出力(温度T)をリードし(S1),温度Tが比例制御
開始温度Tp 以上かを調べる(S2)。T≧Tp の場
合,偏差eを求め(S3),操作量Uを求め(S4),
印字データから1行中の総印字ドット数を求め(S
5),印字データから1行の動作時間tを求め(S
6),以上から休止時間tdを求める(S7)。
【0088】求めた休止時間tdが“0”以上かを調べ
る(S8)。td≧0でない場合,td=0と設定する
(S9)。同様に,S2においてT≧Tp でない場合に
も,S9により,td=0と設定する。
【0089】次に,CRモータ8を起動し(S10),
定速となったところで印字データに従った印字処理を行
い(S11),CRモータ8を停止させ(S12),休
止時間tdが経過するのを待つ(S13)。td=0で
あれば,S13は実質的に省略される。
【0090】次に,印字終了かを調べ(S14),終了
であれば処理を終了し,終了でなければ改行を行って
(S15),S1以下をくり返す。罫線補間の制御は罫
線補間処理部3が行う。罫線補間処理部3は,CPU4
2と,プログラムROM40上の罫線補間処理プログラ
ムとによって実現される。以下,図9乃至図11によ
り,罫線補間処理部3の行う処理について説明する。
【0091】罫線補間処理部3は,RAM41上の印字
データを検索し,罫線文字の有無を調べ,有る場合には
更にそのパターンを調べ,その結果に応じて当該罫線文
字の下側への補間印字の要否を決定する。
【0092】図9に示す如く,罫線文字が“+”の如き
文字パターン(縦方向に連続する文字パターン)である
場合,縦方向の最後のドットには必ず印字すべきデータ
が存在する。図示の場合,1文字が24ドット(縦)×
24ドット(横)であり,その縦方向の最後のドット,
即ち,24ドット目には必ず印字データが存在する。
【0093】一方,罫線文字が“┴”の如き文字パター
ンの場合,図示するまでもなく,縦方向の最後のドット
(24ドット目)に印字すべきデータが存在することは
あり得ない。
【0094】そこで,罫線補間処理部3は,印字データ
中の罫線文字についてその縦方向の最後のドットに印字
すべきデータが存在するかを調べ,存在する場合には罫
線を連続させるため下側の補間印字を行い,存在しない
場合には下側の補間印字を省略する。
【0095】図9において,“+”の部分(印字部分)
のデータは“1”(ハイレベル)とされ,残りの空白部
分(印字されない部分)のデータは“0”(ロウレベ
ル)とされる。従って,この場合,24ドット目のデー
タが全て“0”(all “0”)か否かを調べることによ
り,印字すべきデータの存在を判別することができる。
【0096】本実施例では,補間印字の省略の有無に拘
らず,罫線文字が存在する場合には,通常印字の後印字
ヘッド7の高さ(図21参照)分の改行を行う。これは
以下の理由による。
【0097】図10に示す如く,従来は補間部の印字の
有無の認識をしていないので,罫線文字の通常印字部分
の終了後における印字ヘッド7の位置は補間部分に存在
する(図中左側)。この時,文字データ“ABC”の印
字コマンドがあると,補間部に文字“ABC”が印字さ
れる。これは,例えば下つき文字として使用される。
【0098】これに対して,本実施例により補間部の印
字の省略をした場合,印字ヘッド7の高さ分の改行を行
わないとすると,罫線文字の通常印字部分の終了後にお
ける印字ヘッド7の位置は通常印字部分にそのまま存在
する(図中右側)。この時,文字データ“ABC”を印
字すると,通常印字部分に文字“ABC”が印字され
る。
【0099】従って,このままでは従来のプリンタとの
互換性が保てず,ユーザの負担となる。そこで,前述の
如く,通常印字後の印字ヘッド7の高さ分の改行を必ず
行う。
【0100】図11は罫線補間処理部3の行う罫線補間
処理フローを示す。印字データを受信すると,当該印字
行の通常印字部分の印字を行い(S21),罫線文字の
有無を調べる(S22)。
【0101】罫線文字が無い場合,処理を終了する。罫
線文字が有る場合,印字ヘッド7の高さ分の改行を行っ
た後(S23),補間必要フラグをクリアする(S2
4)。以上は前処理である。補間必要フラグは,罫線補
間処理部3の持つフラグであり,CPU42の所定のレ
ジスタの所定のビット(又はRAM41の所定の領域の
所定のビット)が用いられる。
【0102】次に,印字データの先頭の文字から順に罫
線文字かを調べ(S25),罫線文字である場合罫線文
字のパターンを検索し(S26),その縦方向の最後の
ドットに印字すべきデータが有るかを調べる(S2
7)。
【0103】印字すべきデータが有る場合,印字データ
を印字用ドットラインバッファ上の所定の領域に,当該
補間部の印字パターンを展開し(S28),補間必要フ
ラグをセットする(S29),印字用ドットラインバッ
ファとしてはRAM41の一部が用いられる。
【0104】一方,S25において当該文字が罫線文字
でないと判断された場合,S26乃至S29は省略され
る。また,S27において最後のドットに印字すべきデ
ータが無い(all “0”である)と判断された場合,S
28及びS29は省略される。従って,これらの場合,
補間必要フラグはクリアされたままである(セットされ
ない)。
【0105】次に,当該印字行の最終文字まで検索済み
かを調べ(S30),検索済みでない場合,S25以下
をくり返す。検索済みである場合,補間必要フラグがセ
ットされているかを調べる(S31)。
【0106】セットされている場合,補間部の印字を行
って(S32)処理を終了する。セットされていない場
合,S32を省略して処理を終了する。従って,当該印
字行に罫線文字が有っても,その全ての罫線文字におい
て最後のドットに印字すべきデータが無い場合,S32
の省略により補間部の印字を省略でき,この分スールプ
ットを向上できる。
【0107】スキューの検出はスキュー処理部4が行
う。スキュー処理部4は,CPU42と,プログラムR
OM40上のスキュー処理プログラムとによって実現さ
れる。以下,図12乃至図16により,スキュー処理部
4の行う処理について説明する。
【0108】スキュー処理部4は,固定センサ14及び
可動センサ15の検出出力によりスキューを求める。こ
のため,固定センサ14及び可動センサ15を一組とし
て,用紙センサ33(又は用紙センサ31あるいは3
2)及び用紙センサ34を構成する。前者は単票及び連
帳(引張連帳モード時)のスキューを検出するために用
いられ,後者は連帳(押込連帳モード時)のスキューを
検出するために用いられる。
【0109】図12に示す如く,固定センサ14は用紙
の例えば左端の少し内側となる位置に固定される。可動
センサ15は,用紙の幅方向即ち印字方向(キャリアの
移動方向と平行な方向)に移動可能に設けられ,給紙の
際これに先立って予め用紙の例えば右端の少し内側とな
る位置に移動される。この移動は,例えば給紙コマンド
に対応して,スキュー処理部4が行う。
【0110】用紙が給紙方向に給紙されその先端が固定
センサ14を横切ると,固定センサ14がこれを検出す
る。この検出時,スキュー処理部4は,その用紙の給紙
のために駆動しているモータ(例えば給紙用モータ1
2)の回転角を調べ,これをRAM41に記憶する。
【0111】ここで,給紙用モータ12等は,パルスモ
ータ(又は直流サーボモータ)からなり,各極に印加さ
れる電圧(励磁相)を順に変化させることにより駆動さ
れる。そこで,前記検出時の励磁相を調べて検出する。
励磁相は当該モータに対応するモータ駆動回路38の状
態を調べることにより容易に求まる。
【0112】同様に,用紙が可動センサ15を横切った
時の給紙用モータ12の励磁相(回転角)もRAM41
に記憶される。なお,便宜上,用紙の左端の検出時の回
転角を左端回転角,右端の検出時の回転角を右端回転角
ということにする。
【0113】スキュー処理部4は,RAM41上の左端
及び右端回転角の差を調べ,スキューを求める。即ち,
スキューがなければ,両者の差は“0”である。逆に,
両者の差が少しでもあれば,スキューが存在することが
判る。
【0114】ここで,プリンタは1行(例えば1/6イ
ンチ)分の改行のために数十回の励磁相のインクリメン
トを行う。従って,本実施例によれば,1行の数十分の
1の精度という極めて高い精度でスキューを検出でき
る。
【0115】更に,本実施例によれば,スキューチェッ
クパターンを印刷する必要がなく手順を短縮できる。紙
の先端を検出するだけなので印刷された紙を使用でき,
また,同じ紙を複数回使用できるので紙の節約になる。
また,同じ紙を複数回使用できるため,スキューを発生
させた紙で現象を再現させることができる。また,給紙
時にスキューを検出できるため,本体装置17にエラー
を返して業務を中断させ再度給紙することができる。
【0116】図12の例は固定センサ14と可動センサ
15とを1組として,これらを用いてスキューを求める
例であるが,可動センサ15を1個のみ又は2個用いる
ことによっても同様にスキューを求めることができる。
【0117】図13は1個の可動センサ15のみを用い
たスキュー検出の例を示す。図13(A)の場合,可動
センサ15が1個のみであるので,給紙の際これに先立
って予め用紙の例えば左端の少し内側となる位置に移動
される。そして,まず,用紙がこの位置の可動センサ1
5を横切った時,左端回転角を求める。この後,可動セ
ンサ15は,給紙方向及び印字方向に順に(又はこの逆
の順で)各々所定の距離だけ移動させ,用紙の右端の少
し内側となる位置とする。そして,用紙がこの位置の可
動センサ15を横切った時,右端回転角を求める。
【0118】この場合,スキューは,例えば右端回転角
から,左端回転角及び給紙方向に可動センサ15を移動
した距離(これに相当する回転角)を差引くことによっ
て求められる。可動センサ15の給紙方向の移動距離
は,予め正確に定めることが可能であるので,スキュー
の検出に影響はない。
【0119】図13(B)の場合,可動センサ15の移
動方向を図示の如く印字方向(及び給紙方向)に対して
斜めになるようにした例である。この場合,可動センサ
15の移動方向が1方向であるので,その移動のための
構成を簡単にできる。スキューの検出については図13
(A)の場合と同様である。
【0120】図14は用紙(単票)として特殊な形状の
用紙,例えば封筒等を給紙する場合に,各用紙の種別を
自動的に識別する例を示す。この場合,用紙の左端と中
央部(図14(A)の場合)又は左端と右端(図14
(B)の場合)において,各々,用紙の左端を検出し,
その差を求める。このため,封筒等の用紙に予め固有の
段差を設ける。従って,この差を検出することにより封
筒等用紙の種別を自動的に識別することができる。な
お,スキューの値は通常この用紙の段差に比べ十分に小
さく無視できるので,用紙の識別には影響ない。
【0121】なお,図14の例では固定センサ14と可
動センサ15を一組として用いているが,前述の如く,
可動センサ15を1個のみ又は2個用いることもでき
る。図15及び図16はスキュー処理部4の行なうスキ
ュー検出処理フローを示す。特に,図15は図12の場
合の処理フローを示し,図16は図13の場合の処理フ
ローを示す。
【0122】図15において,給紙コマンドを受信する
と,可動センサ15を用紙の右端の少し内側の位置とな
るように所定の距離だけ移動した後(S41),用紙を
給紙する(S42)。
【0123】そして,用紙を固定センサ14及び可動セ
ンサ15で検出した時点で,各々給紙用モータ12の回
転角を求め(S43),2つの回転角の差からスキュー
を算出する(S44)。
【0124】図16において,給紙コマンドを受信する
と,可動センサ15を用紙の左端の少し内側の位置とな
るように移動した後(S51),用紙を給紙する(S5
2)。そして,用紙を可動センサ15で検出した時の給
紙用モータ12の回転角を求め,記憶する(S53)。
【0125】この検出の後,可動センサ15を給紙方向
及び印字方向に所定の距離だけ移動し,可動センサ15
を用紙の右端の少し内側の位置となるようにし,この時
の給紙方向の移動量をRAM41上に記憶する(S5
4)。そして,用紙を可動センサ15で検出した時の給
紙用モータ12の回転角を求める(S55)。
【0126】次に,右端回転角から左端回転角及び給紙
方向の移動量を差引いて,スキューを求める(S5
6)。なお,図14の例の場合,S44又はS56で求
めた回転角の差を用いて予め用意されたテーブル等を検
索し,最も近い値を求め,これに対応する用紙の種別を
テーブルから求めればよい。
【0127】引張連帳モードにおける連帳用紙の印字の
ための位置合せは引張り連帳位置合せ処理部(以下,位
置合せ処理部)5が行なう。位置合せ処理部5は,CP
U42と,プログラムROM40上の位置合せ処理プロ
グラムとによって実現される。以下,図17乃至図19
により,位置合せ処理部5の行なう処理について説明す
る。
【0128】位置合せ処理部5は,連帳用紙の印字位置
合せを自動的に行なう。このために,オペレータによっ
て一旦,所定位置(印字第1行)に位置合せされた連帳
用紙の位置を不揮発性メモリ16に記憶する。この所定
位置は,連帳トラクタ30に設けられた用紙センサ34
の検出出力を基準として求められ記憶される。更に,自
動的な位置合せも用紙センサ34の検出出力を基準とし
て行なわれる。
【0129】この位置合せのためにコンソール18が用
いられ,各種の指示が処理装置1に対して入力される。
コンソール18には,例えば用紙セットスイッチ(S
W),位置合せSW,改行SW,用紙送りSW,位置合
せSWが設けられる。各SWを押下げることにより,所
定の指示入力が処理装置1に行なわれる。
【0130】この位置合せのためにオペレータが行なう
手順を図17に示す。コンソール18の用紙セットSW
を押すと(S61),通路が開いて連帳用紙が挿入可能
な状態となる。そこで,連帳用紙をインサータローラ2
4側から印字ヘッド7下を通して連帳トラクタ30にか
け(S62),コンソール18の改行SW及び用紙送り
SWを用いて用紙送りと改行とを行い,用紙を予め定め
られた所定位置即ち印字第1行に合せる(S63)。
【0131】次に,コンソール18の用紙セットSWと
位置合せSWを同時に押下げる(S64)。これに応じ
て,位置合せ処理部5がその時点の位置即ち印字第1行
の位置を図18に示す処理により不揮発性メモリ16に
記憶する。
【0132】以上により,1枚目の連帳用紙についての
印字位置合せ(S63)とその記憶(S64)とが終了
する。この後,プリンタを本体装置17との間でオンラ
イン状態とし,印刷待ち状態とする(S65)。
【0133】2回目の連帳用紙の印字位置合せは,S6
1と同様に用紙セットSWを押下げ(S66),S62
と同様に連帳用紙を連帳トラクタ30にかけ(S6
7),この後位置合せSWのみを押下げる(S68)。
【0134】これに応じて,位置合せ処理部5が不揮発
性メモリ16に記憶した印字第1行の位置に図1の処理
により連帳用紙の位置を合せる。図18及び図19は位
置合せ処理部5の行なう引張連帳位置合せ処理フローを
示す。特に,図18はS64においてオペレータにより
設定された所定位置(印字第1行)についての記憶処理
を示し,図19はS68において行なわれる自動的な印
字位置合せ処理を示す。
【0135】図18において,用紙セットSWと位置合
せSWとが同時に押下げられると,位置合せ処理部5が
起動され,記憶動作が開始される。オペレータにより正
しい印字位置に位置合せされた連帳用紙を,連帳トラク
タ30を駆動することにより,図2のA方向へ移動させ
(S71),用紙センサ34がオン(用紙がある状態)
からオフ(用紙がない状態)になったかを調べる(S7
2)。
【0136】オフになった場合,連帳トラクタ30の駆
動を開始してからオフの時点までの移動距離の値を求め
る(S73)。この距離は連帳トラクタ30を駆動する
LF用モータ10に対して印加されたパルスの数(励磁
相の変化のステップ数)として求められる。即ち,位置
合せ処理部5は,S71での連帳トラクタ30の駆動開
始のためにタイマー43をスタートさせ,オフの時点の
タイマの値を求める。これにより,オペレータが正確に
セットした第1印字行の位置が,用紙センサ34の位置
から何パルス分B方向にあったかを知ることができる。
位置合せ処理部5はこのパルス数を不揮発性メモリ16
に記憶する(S73)。
【0137】次に,当該連帳用紙(1枚目)への印字の
ため,これをオペレータがセットした元の位置へ戻して
(S74)処理を終了する。このために,不揮発性メモ
リ16に記憶されたパルス数の分だけ連帳トラクタ30
をB方向へ駆動する。
【0138】S72で用紙センサ34がオフにならない
場合,タイムオーバーかを調べる(S75)。タイムオ
ーバーでない場合にはS71以下をくり返し,タイムオ
ーバーの場合にはS74を実行する。このために,タイ
ムオーバーとなった時点でのタイマ43の値が参照さ
れ,元の位置へ戻すために用いられる。
【0139】以上により,オペレータがセットした正し
い印字位置が用紙センサ34の位置を基準として自動的
に求められ,記憶される。従って,オペレータの負担増
はないと言ってよい。,一方,1枚目の連帳用紙への印
字も正しく行なうことができる。
【0140】図19において,位置合せSWのみが押下
げられると,位置合せ処理部5が起動され,位置合せ
(設定)動作が開始される。オペレータにより連帳トラ
クタ30に適当にかけられた連帳用紙を,連帳トラクタ
30を駆動することにより,図2のA方向へ移動させ
(S81),用紙センサ34がオンからオフになったか
を調べる(S82)。
【0141】オフになった場合,一旦連帳トラクタ30
を停止させ,今度は不揮発性メモリ16に記憶されたパ
ルス数の分だけ連帳トラクタ30をB方向へ駆動し(S
83)処理を終了する。これにより,用紙センサ34の
位置を基準として正しい印字第1行の位置に位置合せさ
れるように連帳用紙が搬送される。
【0142】S82で用紙センサ34がオフにならない
場合,タイムオーバーかを調べる(S84)。タイムオ
ーバーでない場合にはS81以下をくり返し,タイムオ
ーバーの場合にはタイムオーバーとなった時点でのタイ
マ43の値が参照され,元の位置へ戻すためにこの値の
分だけ連帳トラクタ30がB方向へ駆動される(S8
5)。
【0143】以上により,オペレータが1回目にセット
した正しい印字位置に,2回目以降では用紙センサ34
の位置を基準として自動的に位置合せされる。従って,
オペレータの負担はない。
【0144】なお,S85の後は,連帳トラクタ30に
かける連帳用紙の位置を少しA方向へずらしてリトライ
すればよい。本実施例では位置合せSWを用いている
が,これを設けることなく,どのプリンタにも設けられ
る用紙セットSWのみを用いるようにしてもよい。例え
ば,用紙セットSWが押下げられた時点で,用紙センサ
34がオフの場合通路を開く本来の動作を行うように
し,オンの場合位置合せSWに代わる機能を果す(位置
合せ動作を起動する)ようにしてもよい。
【0145】不揮発性メモリ16には複数の値を記憶し
指定して用いるようにしてもよい。これにより,複数の
異なった連帳用紙(異なった第1印字行)にも対応でき
る。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
プリンタ制御において,分割印字を行なうことなく単位
時間あたりの印字ドット数を操作量とした比例制御を行
なうことにより,スループットを向上させることができ
る。また,罫線文字の印字の際にそのパターンに応じて
下側の補間部の印字を省略することにより,その分スル
ープットを向上させることができる。また,プリンタに
自動的なスキューチェック機能を備えることにより,ス
キューチェック時間を大幅に短縮し,スループットを向
上できると共に,オペレータのスキューチェックの負担
を殆どなくすことができる。更に,引張連帳モードにお
ける印字位置合せを2回目以降についてプリンタに自動
的に位置合せさせることにより,位置合せのための時間
を大幅に短縮しスループットを向上できると共に,オペ
レータの位置合せの負担をほぼなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】プリンタの概略構成図である。
【図3】プリンタの概略構成図である。
【図4】本発明の効果を示す図である。
【図5】本発明の効果を示す図である。
【図6】実施例説明図である。
【図7】実施例説明図である。
【図8】印字量制御処理フローである。
【図9】実施例説明図である。
【図10】実施例説明図である。
【図11】罫線補間処理フローである。
【図12】実施例説明図である。
【図13】他の実施例説明図である。
【図14】他の実施例説明図である。
【図15】スキュー検出処理フローである。
【図16】スキュー検出処理フローである。
【図17】引張連帳位置合せの手順を示す図である。
【図18】引張連帳位置合せ処理フローである。
【図19】引張連帳位置合せ処理フローである。
【図20】従来技術説明図である。
【図21】従来技術説明図である。
【図22】従来技術説明図である。
【図23】従来技術説明図である。
【図24】従来技術説明図である。
【図25】従来技術説明図である。
【符号の説明】 1 処理装置(CPU/メモリ) 2 印字量処理部 3 罫線補間処理部 4 スキュー処理部 5 引張連帳位置合せ処理部 6 サーマルセンサ 7 印字ヘッド 8 CRモータ 9 印字制御部 10 LF用モータ 11 改行制御部 12 給紙用モータ 13 給紙制御部 14 固定センサ 15 可動センサ 16 不揮発性メモリ 17 本体装置 18 コンソール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 19/18 Z 9212−2C 29/26 A 8804−2C (72)発明者 向山 博仁 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 谷口 泰紀 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 浅井 人志 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 寺西 俊平 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッド(7)の温度をサーマルセン
    サ(6)で検出し,この検出出力に基づいて前記印字ヘ
    ッド(7)による印字を制御するプリンタにおいて,前
    記サーマルセンサ(6)の検出出力を制御量とし,予め
    定められた限界温度と前記検出出力との差を偏差とし,
    単位時間当たりの印字ドット数を操作量とした比例制御
    を行う印字量処理部(2)を設け,前記印字量処理部
    (2)が,前記偏差を求め,この偏差と所定の比例定数
    との積に所定の定数を加えて前記操作量を求め,1行中
    の総印字ドット数を求め,前記操作量及び総印字ドット
    数から当該行の動作時間及びキャリア休止時間を決定す
    ることを特徴とするプリンタ制御方式。
  2. 【請求項2】 罫線文字が存在する場合に補間部の印字
    を行うプリンタにおいて,前記罫線文字のパターンに応
    じて前記補間部の印字の要否を決定する罫線補間処理部
    (3)を設け,前記罫線補間処理部(3)が,前記罫線
    文字のパターンについてその縦方向の最後のドットに印
    字すべきデータが存在するかを調べ,存在する場合に前
    記補間部の印字を行い,存在しない場合に前記補間部の
    印字を省略することを特徴とするプリンタ制御方式。
  3. 【請求項3】 所定のモータにより給紙された用紙につ
    いてのスキューを自動的に求めるプリンタであって,前
    記用紙の位置を検出するセンサであって,前記用紙の幅
    方向に移動可能とされた少なくとも1つの可動センサ
    (15)と,前記スキューを求めるスキュー処理部
    (4)とを設け,前記スキュー処理部(4)が,前記可
    動センサ(15)を所定方向に移動させて前記用紙の幅
    方向の一端において前記用紙を検出させ,この検出時の
    前記所定のモータの回転角を求め,前記用紙の幅方向の
    他端において前記用紙を検出した時の前記所定のモータ
    の回転角を求め,前記2つの回転角の差から前記スキュ
    ーを求めることを特徴とするプリンタ制御方式。
  4. 【請求項4】 連帳用紙を連帳トラクタ(30)で引っ
    張って前記連帳用紙を搬送するプリンタにおいて,前記
    連帳用紙の位置を検出するセンサ(34)と,前記連帳
    用紙の所定位置を記憶する不揮発性メモリ(16)と,
    前記連帳トラクタ(30)にかけられた前記連帳用紙の
    位置を前記所定位置に合わせる引張連帳位置合せ処理部
    (5)とを設け,前記引張連帳位置合せ処理部(5)
    が,前記センサ(34)の検出出力を用いて前記連帳用
    紙の所定位置を求めてこれを前記不揮発性メモリ(1
    6)に記憶し,前記連帳トラクタ(30)に前記連帳用
    紙がかけられた場合に,前記不揮発性メモリ(16)内
    の前記所定位置に当該連帳用紙の位置を前記センサ(3
    4)の検出出力を用いて合わせることを特徴とするプリ
    ンタ制御方式。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0361048A (ja) * 1989-07-28 1991-03-15 Nec Corp ドツトインパクト式プリンタ
JPH0531925A (ja) * 1991-07-30 1993-02-09 Tokyo Electric Co Ltd ドツトプリンタ
JPH0550615A (ja) * 1991-08-23 1993-03-02 Tokyo Electric Co Ltd ドツトプリンタ

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