JPH0671630A - インターロッキングブロック金型シュー - Google Patents
インターロッキングブロック金型シューInfo
- Publication number
- JPH0671630A JPH0671630A JP24674791A JP24674791A JPH0671630A JP H0671630 A JPH0671630 A JP H0671630A JP 24674791 A JP24674791 A JP 24674791A JP 24674791 A JP24674791 A JP 24674791A JP H0671630 A JPH0671630 A JP H0671630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold shoe
- shoe
- mold
- molding
- interlocking block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インターロッキングブロック成形作業時に、成
形材料が金型シューの一部、特に凹部に、付着すること
で成形作業を中断し金型シュー表面の手入れをしなけれ
ばならないという作業中断を減少すること。 【構成】インターロッキングブロック金型シューに於い
て、その金型シュー母体表面に表面粗度がRmax5μ
m以下でHv500以上の硬さを有する鏡面Niメッキ
層を施す。
形材料が金型シューの一部、特に凹部に、付着すること
で成形作業を中断し金型シュー表面の手入れをしなけれ
ばならないという作業中断を減少すること。 【構成】インターロッキングブロック金型シューに於い
て、その金型シュー母体表面に表面粗度がRmax5μ
m以下でHv500以上の硬さを有する鏡面Niメッキ
層を施す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舗装や公園等で用いら
れているインターロッキングブロックを製造する為の金
型シューに関するものである。
れているインターロッキングブロックを製造する為の金
型シューに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来はこの種コンクリート成型物の金型
シューは、鋼を素材とする機械加工品が主であり、その
場合成型時に金型シュー表面に成形材料が一部付着した
まま残り、これは点字用では特にひどく成形作業の中断
を余儀なくされることが多かった。
シューは、鋼を素材とする機械加工品が主であり、その
場合成型時に金型シュー表面に成形材料が一部付着した
まま残り、これは点字用では特にひどく成形作業の中断
を余儀なくされることが多かった。
【0003】この改善策として特開昭63−76844
号公報に示される様な成分及び組織を限定した球状黒鉛
鋳鉄製の成形用金型がある。しかしこの金型は型枠の方
については充填性、離型性を満たしているが、金型シュ
ーの方については成形材料の一部付着という問題点をな
お解決していない。
号公報に示される様な成分及び組織を限定した球状黒鉛
鋳鉄製の成形用金型がある。しかしこの金型は型枠の方
については充填性、離型性を満たしているが、金型シュ
ーの方については成形材料の一部付着という問題点をな
お解決していない。
【0004】又特開昭57−59704号公報には、コ
ンクリート成型物の金型内面に予め樹脂皮膜を溶射法で
コーティングする方法が示されているが、この方法では
耐久性に欠け、更には特開昭54−116018号公報
に示されている様な離型剤にあっては成形の都度塗布又
はスプレーしなければならず作業効率が悪い。
ンクリート成型物の金型内面に予め樹脂皮膜を溶射法で
コーティングする方法が示されているが、この方法では
耐久性に欠け、更には特開昭54−116018号公報
に示されている様な離型剤にあっては成形の都度塗布又
はスプレーしなければならず作業効率が悪い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、インターロッキングブロックの成形時に於いて成
形材料の一部が金型シューに付着し、作業の中断、金型
シューの手入れに多くの時間を要し、かつ金型シューの
寿命低下にも継がるという点である。
点は、インターロッキングブロックの成形時に於いて成
形材料の一部が金型シューに付着し、作業の中断、金型
シューの手入れに多くの時間を要し、かつ金型シューの
寿命低下にも継がるという点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、金型シュー母
体表面に表面粗度がRmax5μm以下で、Hv500
以上の硬さを有する鏡面Niメッキ層を施したことを特
徴とするインターロッキングブロック金型シューであ
る。この様な金型シューによって、成形材料が付着しな
いという目的を実現でき、しかも成形の作業効率が良
く、金型シュー自体の耐久性も向上した。
体表面に表面粗度がRmax5μm以下で、Hv500
以上の硬さを有する鏡面Niメッキ層を施したことを特
徴とするインターロッキングブロック金型シューであ
る。この様な金型シューによって、成形材料が付着しな
いという目的を実現でき、しかも成形の作業効率が良
く、金型シュー自体の耐久性も向上した。
【0007】ここで金型シュー母体表面に施す鏡面Ni
メッキの粗度をRmax5μm以下としたのは、5μm
を越えると、粗面となり過ぎ成形材料が金型シュー表面
に付着する可能性が高くなるためである。又金型シュー
母体表面に鏡面Niメッキ層を施すのは、金型シュー母
体表面の粗度測定における山,谷の数を減少させるため
でもあり、この鏡面Niメッキは一定距離内にある山,
谷の数を1/2以下にすることができる。このように
山,谷の数を減少させることで、成形材料の金型シュー
表面への付着が激減できた。この鏡面Niメッキは、金
型シュー母材の鋼よりも硬質でなければ、寿命の維持、
向上は出来ないのでHv500以上の硬さとした。
メッキの粗度をRmax5μm以下としたのは、5μm
を越えると、粗面となり過ぎ成形材料が金型シュー表面
に付着する可能性が高くなるためである。又金型シュー
母体表面に鏡面Niメッキ層を施すのは、金型シュー母
体表面の粗度測定における山,谷の数を減少させるため
でもあり、この鏡面Niメッキは一定距離内にある山,
谷の数を1/2以下にすることができる。このように
山,谷の数を減少させることで、成形材料の金型シュー
表面への付着が激減できた。この鏡面Niメッキは、金
型シュー母材の鋼よりも硬質でなければ、寿命の維持、
向上は出来ないのでHv500以上の硬さとした。
【0008】
【実施例】図1は、本発明金型シューの1実施例を示す
断面図であって、図2は同金型シューの要部拡大図であ
る。図中1はプランジャー、2は金型シュー母体、3は
鏡面Niメッキ層、4は型枠、5はパレット、6は成形
材料を示す。
断面図であって、図2は同金型シューの要部拡大図であ
る。図中1はプランジャー、2は金型シュー母体、3は
鏡面Niメッキ層、4は型枠、5はパレット、6は成形
材料を示す。
【0009】この実施例では、SCM材製金型シュー母
体2の表面を、Rmax10μm程度に仕上げ、その上
部に約Hv600の硬さを有する鏡面Niメッキ層3を
厚さ50μmに施した。上記実施例で得られた金型シュ
ーと、従来の鋼製の金型シューをそれぞれ用い、成形材
料にコンクリートを用いて同形,同大のインターロッキ
ングブロックを製作した。その結果成形材料が金型シュ
ーに不着するための成形作業の中断回数が、従来の物で
は1日に数十回であったのが、本発明実施例品では1日
に数回に激減し、しかも金型シュー自体の寿命が従来の
物に比較して10〜20%向上した。
体2の表面を、Rmax10μm程度に仕上げ、その上
部に約Hv600の硬さを有する鏡面Niメッキ層3を
厚さ50μmに施した。上記実施例で得られた金型シュ
ーと、従来の鋼製の金型シューをそれぞれ用い、成形材
料にコンクリートを用いて同形,同大のインターロッキ
ングブロックを製作した。その結果成形材料が金型シュ
ーに不着するための成形作業の中断回数が、従来の物で
は1日に数十回であったのが、本発明実施例品では1日
に数回に激減し、しかも金型シュー自体の寿命が従来の
物に比較して10〜20%向上した。
【0010】
【発明の効果】以上説明して来た如く本発明のインター
ロッキングブロック金型シューは、金型シュー母体の表
面に施す鏡面Niメッキ層の表面粗度を、従来のメッキ
層が無い金型シューの表面粗度Rmax15〜20μm
からその約1/4である5μm以下と落とし、かつその
表面粗度における山,谷の数を1/2以下にしていると
同時に、その硬さをHv500以上としているので、上
記実施例に示した如く成形作業の中断回数激減により生
産効率が向上すると共に、金型シューの表面手入作業と
いう不安全作業が激減し、かつ金型シュー自体の寿命向
上も出来、全体として成形作業原単価が低減するという
効果がある。
ロッキングブロック金型シューは、金型シュー母体の表
面に施す鏡面Niメッキ層の表面粗度を、従来のメッキ
層が無い金型シューの表面粗度Rmax15〜20μm
からその約1/4である5μm以下と落とし、かつその
表面粗度における山,谷の数を1/2以下にしていると
同時に、その硬さをHv500以上としているので、上
記実施例に示した如く成形作業の中断回数激減により生
産効率が向上すると共に、金型シューの表面手入作業と
いう不安全作業が激減し、かつ金型シュー自体の寿命向
上も出来、全体として成形作業原単価が低減するという
効果がある。
【図1】本発明金型シューの1実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明金型シューの1実施例の要部拡大断面図
である。
である。
1 プランジャー 2 金型シュー母体 3 鏡面Niメッキ層 4 型枠 5 パレット 6 成形材料
Claims (1)
- 【請求項1】 金型シュー母体表面に表面粗度がRma
x5μm以下でHv500以上の硬さを有する鏡面Ni
メッキ層を施したことを特徴とするインターロッキング
ブロック金型シュー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24674791A JPH0671630A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | インターロッキングブロック金型シュー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24674791A JPH0671630A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | インターロッキングブロック金型シュー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671630A true JPH0671630A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17153059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24674791A Pending JPH0671630A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | インターロッキングブロック金型シュー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671630A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002051604A1 (en) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Pressplate B.V. | Concrete element |
US8101113B2 (en) * | 2005-04-21 | 2012-01-24 | Oldcastle Building Products Canada, Inc. | Molding apparatus for producing dry cast products having textured side surfaces |
JP2016147469A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 本多産業株式会社 | 離型塗料組成物およびこれを適用したコンクリート成形用枠体 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP24674791A patent/JPH0671630A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002051604A1 (en) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Pressplate B.V. | Concrete element |
US8101113B2 (en) * | 2005-04-21 | 2012-01-24 | Oldcastle Building Products Canada, Inc. | Molding apparatus for producing dry cast products having textured side surfaces |
JP2016147469A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 本多産業株式会社 | 離型塗料組成物およびこれを適用したコンクリート成形用枠体 |
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