JPH0671510U - コンクリート板 - Google Patents

コンクリート板

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JPH0671510U
JPH0671510U JP1211993U JP1211993U JPH0671510U JP H0671510 U JPH0671510 U JP H0671510U JP 1211993 U JP1211993 U JP 1211993U JP 1211993 U JP1211993 U JP 1211993U JP H0671510 U JPH0671510 U JP H0671510U
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JP
Japan
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concrete
concrete plate
window
window hole
fixed
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Pending
Application number
JP1211993U
Other languages
English (en)
Inventor
健 牧田
藤吉 幸田
Original Assignee
ツルガスパンクリート株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透視部分を備えたコンクリート板を提供する
ことにある。 【構成】 コンクリート板本体2に複数の窓孔3を両面
に貫通するよう設け、この窓孔3内に透明体4を嵌込ん
で固定し、このコンクリート板1を用いて防音壁を構築
すると、窓孔3の部分で外側の景観を見ることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、防音壁や各種建物の外装材等として使用するコンクリート板に関 する。
【0002】
【従来の技術】
各種道路や鉄道においては、周辺住民を騒音公害から保護するため、コンクリ ート防音板を用いて防音壁を構築することが行なわれている。
【0003】 従来の防音壁は、一般的に、コンクリート防音板に、耐候性、耐久性、防音性 の要求に相応した機能を発揮するものを選び、基礎上に一定の間隔で定着したH 鋼間に防音板を落し込み、必要高さに応じて防音板の枚数を増やすことによって 構築するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のコンクリート防音板は、長方形の平板に形成されていたため 、これを用いて防音壁を構築した場合、電車や自動車の乗員乗客の視界を遮るこ とになり、心理的にも気分的にも閉鎖された暗い気分にするという問題があった 。
【0005】 そこでこの考案の課題は、上記のような問題点を解決するため、防音壁の構築 時に外部の眺望を可能にし、乗員乗客の視界を拡げて気分的に明るくすることが できるコンクリート板を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この考案は、コンクリート板本体に窓孔を 両面に貫通するよう設け、この窓孔内に透明体を嵌込んで固定した構成を採用し たものである。
【0007】
【作用】
コンクリート板本体に設けた窓孔に透明体を嵌込んで固定したので、窓孔の部 分を通して透視でき、このコンクリート板を用いて防音壁を構築すると、乗員乗 客の外部景観の眺望を可能にし、視界を広げて心理的にも気分的にも明るくする ことができる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0009】 図示のように、コンクリート板1は、横長の長方形に形成したコンクリート板 本体2に所要数の窓孔3を長さ方向に所定の間隔及び配列で並べて設け、各窓孔 3内に透明体4を嵌込んで固定した構造になっている。
【0010】 上記コンクリート板本体2は、PCコンクリートや空洞コンクリート等、使用 する場所や目的に応じた強度や機能、例えば耐候性、耐久性、防音性を有するも のであればよく、また大きさや厚みも強度や機能に応じて設定すればよい。
【0011】 前記窓孔3は、図1(C)の如く、大径孔3aと小径孔3bの組合せによって コンクリート板本体2の両面を貫通するように設け、ガラスや合成樹脂等を用い た透明体4を大径孔3a内に嵌合する外径に形成し、この透明体4を大径孔3a 内に嵌合し、小径孔3bとの段部に当接させた状態で固定化する。
【0012】 この透明体4の窓孔3内に対する固定は、接着剤5やコーキング剤等のほか、 ボルト止等を用い、台風、地震、車輌風圧等に耐えるようにする。
【0013】 図示の場合、窓孔3は、円形でコンクリート板本体2の長さ方向に一列に並べ たが、窓孔3の形状は四角や多角形、異形等任意に選択でき、その大きさと数も 、コンクリート板本体2の強度を低下させない範囲で自由に設定できる。
【0014】 また、窓孔3の配列も横一列に限るものではなく、意匠的な配列を選べばよい 。
【0015】 更に、コンクリート板本体2内に埋設する鉄筋は、窓孔3の部分で切断除去す るか、又は窓孔3の部分を避けるように配筋すればよい。
【0016】 図1に示したコンクリート板本体2は、上下端面をフラット面に形成したが、 上下に積み重ねたときの目地部分の接合強度を向上させるため、図3(A)に示 すように、上下端面に互に嵌り合う形状の凸部6と凹溝7を設けたり、図3(B )の如く、校倉状の段部8を形成するようにしてもよい。
【0017】 この考案のコンクリート板は上記のような構成であり、図2はこのコンクリー ト板1を用いて構築した防音壁を示しており、基礎上にH鋼9を一定の間隔で立 設し、隣接するH鋼9間にコンクリート板1を落し込んで必要高さに積み重ね、 ボルト止やクサビによって固定すればよい。
【0018】 このようにして構築された防音壁は、各コンクリート板1に設けた窓孔3の部 分で外側の景観を見ることができ、窓孔3には透明体4を埋込んで固定してある ので、防音機能を低下させることなく、電車や自動車の乗員乗客に対し、視界を 広げ、眺望を可能にして景観を楽しませることができ、防音壁内の走行を心理的 にも気分的にも明るくすることが可能になる。
【0019】 なお、図示実施例では、コンクリート板1を防音壁に用いたが、コンクリート 板1は各種建物の外装材や内装材としても使用することができる。
【0020】
【考案の効果】
以上のように、この考案によると、コンクリート板本体に窓孔を設け、この窓 孔内に透明体を埋込んで固定したので、道路や鉄道の防音壁に用いると、窓孔の 部分で外部の景観が見えることになり、視界を広げて眺望を可能にし、防音壁の 部分を走行する場合でも、心理的、気分的に明るさを増すことができる。
【0021】 また、窓孔の配列により、意匠的にも向上し、防音壁のほか、各種建物の内外 装材として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの考案に係るコンクリート板の斜視
図、(B)は同正面図、(C)は(B)の矢印C−C線
に沿う横断平面図
【図2】コンクリート板を用いて構築した防音壁の正面
【図3】(A)と(B)は、コンクリート板の目地部分
の結合を示す異なった例の側面図
【符号の説明】
1 コンクリート板 2 コンクリート板本体 3 窓孔 4 透明体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート板本体に窓孔を両面に貫通
    するよう設け、この窓孔内に透明体を嵌込んで固定した
    コンクリート板。
JP1211993U 1993-03-18 1993-03-18 コンクリート板 Pending JPH0671510U (ja)

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JPH0671510U true JPH0671510U (ja) 1994-10-07

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944525A (ja) * 1972-09-04 1974-04-26
JPS554891A (en) * 1978-05-31 1980-01-14 Gen Electric Cooking oven
JPS6437509A (en) * 1987-08-03 1989-02-08 Sumitomo Electric Industries Chopping mechanism used for core contrast of optical fiber

Patent Citations (3)

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