JPH067104A - 加熱調理機 - Google Patents
加熱調理機Info
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- JPH067104A JPH067104A JP4169281A JP16928192A JPH067104A JP H067104 A JPH067104 A JP H067104A JP 4169281 A JP4169281 A JP 4169281A JP 16928192 A JP16928192 A JP 16928192A JP H067104 A JPH067104 A JP H067104A
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- tank
- food
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 例えば麺類のような液体を必要とする冷凍食
品であっても簡易に調理でき、且つ自動販売機とともに
屋外で使用することにより、冷凍食品であっても屋外に
おいて手軽に調理・喫食することができるようにする。 【構成】 単一のケース体1内に液体を貯溜するタンク
2と加熱調理用の電子レンジ3とを設け、且つタンク2
に該タンク2内の液体を加熱する湯沸かしヒータ21を
備える一方、タンク2内と電子レンジ3の室内31と
を、該タンク2内の湯を電子レンジの室内31に置かれ
る被調理食品入り容器Y内に注湯し得るようにした注湯
管8で接続し、注湯管8に該注湯管内を開閉する電磁バ
ルブ9を設けるとともに、単一のスイッチ操作で電磁バ
ルブ9を一定時間だけ開放させるとともに電子レンジ3
を一定時間だけ作動させるようにした電気制御回路7を
備えた。
品であっても簡易に調理でき、且つ自動販売機とともに
屋外で使用することにより、冷凍食品であっても屋外に
おいて手軽に調理・喫食することができるようにする。 【構成】 単一のケース体1内に液体を貯溜するタンク
2と加熱調理用の電子レンジ3とを設け、且つタンク2
に該タンク2内の液体を加熱する湯沸かしヒータ21を
備える一方、タンク2内と電子レンジ3の室内31と
を、該タンク2内の湯を電子レンジの室内31に置かれ
る被調理食品入り容器Y内に注湯し得るようにした注湯
管8で接続し、注湯管8に該注湯管内を開閉する電磁バ
ルブ9を設けるとともに、単一のスイッチ操作で電磁バ
ルブ9を一定時間だけ開放させるとともに電子レンジ3
を一定時間だけ作動させるようにした電気制御回路7を
備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、うどん、そば、ラーメ
ン等の熱湯によって調理される食品を簡易に調理し得る
ようにした加熱調理機に関するものである。
ン等の熱湯によって調理される食品を簡易に調理し得る
ようにした加熱調理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、うどん、そば、ラーメン等の茹で
麺と調理済の具と濃縮だしとを1パックにして冷凍した
調理済冷凍食品が大いに普及している。このような調理
済冷凍食品は、麺や具などが予め調理されているため、
家庭において水(又は熱湯)を加えた後、ガスコンロ又
は電子レンジに移してそこで温めれば喫食できる。
麺と調理済の具と濃縮だしとを1パックにして冷凍した
調理済冷凍食品が大いに普及している。このような調理
済冷凍食品は、麺や具などが予め調理されているため、
家庭において水(又は熱湯)を加えた後、ガスコンロ又
は電子レンジに移してそこで温めれば喫食できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
このような調理済冷凍食品を調理するのに、液体を注い
だ後、ガスコンロ又は電子レンジに移してそこで温める
必要があり、注液作業とそれに続いて加熱(温め)のた
めの作業とが必要となって喫食までの手間が多くなると
ともに、一般に家庭においてしか調理できないという問
題があった。尚、容器入り即席麺(乾燥麺)の場合は、
熱湯を注ぐだけで喫食可能となるので、屋外においても
手軽に調理・喫食し得るが(この種の容器入り即席麺調
理機能つき(給湯設備つき)の自動販売機は既に普及し
ている)、冷凍麺では、単に熱湯を注いだだけでは喫食
できるまで温めることができず、従って、冷凍麺を屋外
において手軽に調理・喫食することができなかった。
このような調理済冷凍食品を調理するのに、液体を注い
だ後、ガスコンロ又は電子レンジに移してそこで温める
必要があり、注液作業とそれに続いて加熱(温め)のた
めの作業とが必要となって喫食までの手間が多くなると
ともに、一般に家庭においてしか調理できないという問
題があった。尚、容器入り即席麺(乾燥麺)の場合は、
熱湯を注ぐだけで喫食可能となるので、屋外においても
手軽に調理・喫食し得るが(この種の容器入り即席麺調
理機能つき(給湯設備つき)の自動販売機は既に普及し
ている)、冷凍麺では、単に熱湯を注いだだけでは喫食
できるまで温めることができず、従って、冷凍麺を屋外
において手軽に調理・喫食することができなかった。
【0004】本発明は、上記従来の問題に鑑み、例えば
麺類のような液体を必要とする冷凍食品であっても簡易
に調理でき、且つ自動販売機とともに屋外で使用するこ
とにより、冷凍食品であっても屋外において手軽に調理
・喫食することができるようにした加熱調理機を提供す
ることを目的とするものである。
麺類のような液体を必要とする冷凍食品であっても簡易
に調理でき、且つ自動販売機とともに屋外で使用するこ
とにより、冷凍食品であっても屋外において手軽に調理
・喫食することができるようにした加熱調理機を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理機は、
単一のケース体内に液体を貯溜するタンクと加熱調理用
の電子レンジとを設け、且つ前記タンクに該タンク内の
液体を加熱する湯沸かしヒータを備える一方、前記タン
ク内と前記電子レンジの室内とを、該タンク内の湯を電
子レンジの室内に置かれる被調理食品入り容器内に注湯
し得るようにした注湯管で接続し、さらに前記注湯管に
該注湯管内を開閉する電磁バルブを設けるとともに、単
一のスイッチ操作で前記電磁バルブを一定時間だけ開放
させるとともに前記電子レンジを一定時間だけ作動させ
るようにした電気制御回路を備えたことを特徴としてい
る。
単一のケース体内に液体を貯溜するタンクと加熱調理用
の電子レンジとを設け、且つ前記タンクに該タンク内の
液体を加熱する湯沸かしヒータを備える一方、前記タン
ク内と前記電子レンジの室内とを、該タンク内の湯を電
子レンジの室内に置かれる被調理食品入り容器内に注湯
し得るようにした注湯管で接続し、さらに前記注湯管に
該注湯管内を開閉する電磁バルブを設けるとともに、単
一のスイッチ操作で前記電磁バルブを一定時間だけ開放
させるとともに前記電子レンジを一定時間だけ作動させ
るようにした電気制御回路を備えたことを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】本発明の加熱調理機では、タンク内の液体は湯
沸かしヒータによって湯沸かし状態で貯溜されている。
そして、調理時には、被調理食品入り容器を電子レンジ
内の所定位置に置いた状態で、スイッチONさせると、
注湯管の電磁バルブが一定時間だけ開いてタンク内の熱
湯が所定量だけ食品容器内に注がれるとともに、それに
続いて(あるいはそれと同時に)電子レンジが作動し
て、食品容器内の被調理食品を加熱・調理するようにな
る。即ち、被調理食品入り容器を電子レンジ内に置き、
その後、単一のスイッチ操作をするだけで食品容器内へ
の注湯と電子レンジによる加熱調理とを行わせることが
できる。又、タンクからの熱湯による加熱と電子レンジ
による加熱とが行われるので、例えば被調理食品として
冷凍食品(冷凍麺)を使用した場合であっても比較的短
時間(例えば2分間程度)で喫食に適した温度まで温め
ることができる。
沸かしヒータによって湯沸かし状態で貯溜されている。
そして、調理時には、被調理食品入り容器を電子レンジ
内の所定位置に置いた状態で、スイッチONさせると、
注湯管の電磁バルブが一定時間だけ開いてタンク内の熱
湯が所定量だけ食品容器内に注がれるとともに、それに
続いて(あるいはそれと同時に)電子レンジが作動し
て、食品容器内の被調理食品を加熱・調理するようにな
る。即ち、被調理食品入り容器を電子レンジ内に置き、
その後、単一のスイッチ操作をするだけで食品容器内へ
の注湯と電子レンジによる加熱調理とを行わせることが
できる。又、タンクからの熱湯による加熱と電子レンジ
による加熱とが行われるので、例えば被調理食品として
冷凍食品(冷凍麺)を使用した場合であっても比較的短
時間(例えば2分間程度)で喫食に適した温度まで温め
ることができる。
【0007】
【発明の効果】このように、本発明の加熱調理機によれ
ば、被調理食品入り容器を電子レンジ内の所定位置に置
いた状態で、単一のスイッチ操作をするだけで、注湯と
電子レンジによる加熱調理とが行えるので、食品の加熱
調理が極めて簡単となり、しかも短時間で調理すること
ができる。又、この加熱調理機を被調理食品入り容器の
自動販売機とともに使用すると、屋外においても冷凍食
品の加熱調理が可能となるという効果がある。
ば、被調理食品入り容器を電子レンジ内の所定位置に置
いた状態で、単一のスイッチ操作をするだけで、注湯と
電子レンジによる加熱調理とが行えるので、食品の加熱
調理が極めて簡単となり、しかも短時間で調理すること
ができる。又、この加熱調理機を被調理食品入り容器の
自動販売機とともに使用すると、屋外においても冷凍食
品の加熱調理が可能となるという効果がある。
【0008】
【実施例】図1〜図5を参照して本発明の実施例を説明
すると、図1〜図4には第1実施例、図5には第2実施
例の加熱調理機が示されている。
すると、図1〜図4には第1実施例、図5には第2実施
例の加熱調理機が示されている。
【0009】図1〜図4に示す第1実施例の加熱調理機
は、四角形箱形のケース体1内を横仕切板11で上部室
12と下部室13とに区画し、該上部室12内に2つの
タンク2,5を収容する一方、該下部室13内に電子レ
ンジ3を収容して構成している。
は、四角形箱形のケース体1内を横仕切板11で上部室
12と下部室13とに区画し、該上部室12内に2つの
タンク2,5を収容する一方、該下部室13内に電子レ
ンジ3を収容して構成している。
【0010】ケース体1の上部室12内に収容されてい
る2つのタンク2,5は、相互に同高さ位置にあってし
かも各上端部寄り位置において連通管6で相互に連通さ
れている。尚、符号2のタンクは比較的容積の大きい
(5リットル入り)メインタンクであり、符号5のタン
クは比較的容積の小さい(3リットル入り)サブタンク
である。各タンク2,5の外側には、断熱材40が設け
られている。
る2つのタンク2,5は、相互に同高さ位置にあってし
かも各上端部寄り位置において連通管6で相互に連通さ
れている。尚、符号2のタンクは比較的容積の大きい
(5リットル入り)メインタンクであり、符号5のタン
クは比較的容積の小さい(3リットル入り)サブタンク
である。各タンク2,5の外側には、断熱材40が設け
られている。
【0011】サブタンク5には、水道水を供給する給水
管16が接続されている。尚、図3において符号16a
はサブタンク5の側壁に開口する給水管開口である。こ
の給水管16には、減圧弁が介設されていて、減圧され
た所定圧力で常時サブタンク5側に水道水を供給し得る
ようになっている。そして、このサブタンク5内には、
後述するようにメインタンク2内の液体が注出される量
だけ、給水管16を通して自動的に給水される。
管16が接続されている。尚、図3において符号16a
はサブタンク5の側壁に開口する給水管開口である。こ
の給水管16には、減圧弁が介設されていて、減圧され
た所定圧力で常時サブタンク5側に水道水を供給し得る
ようになっている。そして、このサブタンク5内には、
後述するようにメインタンク2内の液体が注出される量
だけ、給水管16を通して自動的に給水される。
【0012】メインタンク2及びサブタンク5内には、
各タンク内の液体を加熱する湯沸かしヒータ21,51
と、各タンク内の水温を検出する温度センサー22,5
2と、各タンク内の水位を検出する水位センサー23,
53とがそれぞれ設けられている。
各タンク内の液体を加熱する湯沸かしヒータ21,51
と、各タンク内の水温を検出する温度センサー22,5
2と、各タンク内の水位を検出する水位センサー23,
53とがそれぞれ設けられている。
【0013】各湯沸かしヒータ21,51は、各タンク
2,5内の液体をそれぞれ温度約95℃まで加熱するよ
うに制御される。即ち、図4の電気回路図に示すよう
に、各側のタンク2,5内おいて、液体温度が95℃に
達するまでは温度スイッチ(TH1,TH2)がON状態
で、該液体温度が95℃に達すると、当該タンク内の温
度センサー(22,52)からの信号で該温度スイッチ
(TH1,TH2)をOFFするようになっている。尚、
メインタンク2側の湯沸かしヒータ21は出力が2K
W、サブタンク5側の湯沸かしヒータ52は出力が1K
Wのものがそれぞれ使用されている。又、この実施例で
は、各湯沸かしヒータ21,51は、それぞれ各タンク
内に差し込んで使用しているが、他の実施例では、タン
ク外面に設けてもよい。
2,5内の液体をそれぞれ温度約95℃まで加熱するよ
うに制御される。即ち、図4の電気回路図に示すよう
に、各側のタンク2,5内おいて、液体温度が95℃に
達するまでは温度スイッチ(TH1,TH2)がON状態
で、該液体温度が95℃に達すると、当該タンク内の温
度センサー(22,52)からの信号で該温度スイッチ
(TH1,TH2)をOFFするようになっている。尚、
メインタンク2側の湯沸かしヒータ21は出力が2K
W、サブタンク5側の湯沸かしヒータ52は出力が1K
Wのものがそれぞれ使用されている。又、この実施例で
は、各湯沸かしヒータ21,51は、それぞれ各タンク
内に差し込んで使用しているが、他の実施例では、タン
ク外面に設けてもよい。
【0014】各タンク2,5内の水位センサー23,5
3は、それぞれ各湯沸かしヒータ21,52の空焚き防
止用のもので、タンク内の水位が低下して当該水位セン
サー(23,53)が非検出状態になると、図4に示す
ように水位用スイッチ(F1,F2)がOFFになってそ
れぞれ湯沸かしヒータ2,5への通電を遮断するように
なっている。尚、各湯沸かしヒータ21,51への通電
は、各タンク2,5内の液体の状況(液量と温度)に応
じて個別に行われる。
3は、それぞれ各湯沸かしヒータ21,52の空焚き防
止用のもので、タンク内の水位が低下して当該水位セン
サー(23,53)が非検出状態になると、図4に示す
ように水位用スイッチ(F1,F2)がOFFになってそ
れぞれ湯沸かしヒータ2,5への通電を遮断するように
なっている。尚、各湯沸かしヒータ21,51への通電
は、各タンク2,5内の液体の状況(液量と温度)に応
じて個別に行われる。
【0015】連通管6部分には安全弁61が設けられて
いて、各タンク2,5内が異常昇圧したときにタンク内
の液体をオーバーフローさせるようになっている。尚、
安全弁61を通してオーバーフローさせた液体は、ドレ
ンパイプ(図示省略)を通して機体外に放出させる。
いて、各タンク2,5内が異常昇圧したときにタンク内
の液体をオーバーフローさせるようになっている。尚、
安全弁61を通してオーバーフローさせた液体は、ドレ
ンパイプ(図示省略)を通して機体外に放出させる。
【0016】ケース体1の下部室13に設けられている
電子レンジ3は、例えば1.5KW程度の能力をもつマ
イクロ波発生装置が使用されている。この電子レンジ3
は、メインタンク2のほぼ直下に位置させている。
電子レンジ3は、例えば1.5KW程度の能力をもつマ
イクロ波発生装置が使用されている。この電子レンジ3
は、メインタンク2のほぼ直下に位置させている。
【0017】電子レンジ3の左右側壁には、該電子レン
ジの室内31内の所定位置(ほぼ中央位置)に被調理物
があるか否かを検出する物品検出センサー32,33
(投光側光電管32と受光側光電管33)が設けられて
いる。そして、図4に示すように、この物品検出センサ
ー32,33が物品検出状態にあるときにのみ、リレー
回路R4が作動して電子レンジ3が作動可能となる。
ジの室内31内の所定位置(ほぼ中央位置)に被調理物
があるか否かを検出する物品検出センサー32,33
(投光側光電管32と受光側光電管33)が設けられて
いる。そして、図4に示すように、この物品検出センサ
ー32,33が物品検出状態にあるときにのみ、リレー
回路R4が作動して電子レンジ3が作動可能となる。
【0018】メインタンク2と電子レンジ室内31と
は、注湯管8を介して接続されている。この注湯管8
は、その上端がメインタンク2の底部に開口し、その下
端が電子レンジ室内31の天井部におけるターンテーブ
ル34の中心部の直上方位置において下向きに開口して
いる。
は、注湯管8を介して接続されている。この注湯管8
は、その上端がメインタンク2の底部に開口し、その下
端が電子レンジ室内31の天井部におけるターンテーブ
ル34の中心部の直上方位置において下向きに開口して
いる。
【0019】注湯管8の途中には、該注湯管8内の通路
を開閉する電磁バルブ9が設けられている。そして、図
4に示すように、注湯可能状態(メインスイッチS0が
ON、リレー回路R4がON)で、且つ個別メニュース
イッチ(S1,S2,S3)のいずれかをONにすると、
いずれかのリレー回路(R1,R2,R3)が作動して、
該当するタイマー(T1,T2,T3)の設定時間だけ電
磁バルブ9を開放させるようになっている。
を開閉する電磁バルブ9が設けられている。そして、図
4に示すように、注湯可能状態(メインスイッチS0が
ON、リレー回路R4がON)で、且つ個別メニュース
イッチ(S1,S2,S3)のいずれかをONにすると、
いずれかのリレー回路(R1,R2,R3)が作動して、
該当するタイマー(T1,T2,T3)の設定時間だけ電
磁バルブ9を開放させるようになっている。
【0020】尚、図4において、符号R0のスイッチ
は、電子レンジ3の作動中にOFFして、各湯沸かしヒ
ータ21,51側への通電を阻止するためのレンジスタ
ートインターロック用のものである。
は、電子レンジ3の作動中にOFFして、各湯沸かしヒ
ータ21,51側への通電を阻止するためのレンジスタ
ートインターロック用のものである。
【0021】この第1実施例の加熱調理機では、図4に
示す電気制御回路7を有している。尚、この実施例で
は、電源は200Vが使用されている。図4の電気制御
回路7では、各タンク2,5において、水位センサー
(23,53)が液位を検出している状態では水位用ス
イッチ(F1,F2)がONし、又各タンク内の水温を温
度センサー(22,52)で検出してその水温が設定温
度(95℃)より低い状態では温度用スイッチ(T
H1,TH2)がONして、リレー回路(M1,M2)が作
動し、湯沸かしヒータ(21,51)が発熱する。そし
て、タンク内の水温が設定温度(95℃)に達すると、
それを温度センサー(22,52)で検知してその信号
により温度用スイッチ(TH1,TH2)をOFFにす
る。又、各タンク2,5内において、一度沸かした熱湯
が設定温度より低下すると、それを温度センサーで検知
して再度、温度用スイッチ(TH1,TH2)をONさせ
て湯沸かしヒータを発熱させる。尚、このような湯沸か
しヒータの発熱(通電)制御は、それぞれ各タンク側に
おいて個別に行われる。特に、サブタンク5側において
は、メインタンク2側の注湯量に応じて順次給水管16
から冷水が供給される関係上、サブタンク5側の湯沸か
しヒータ51はメインタンク2側の湯沸かしヒータ21
より頻繁にON、OFFされる。又、メインタンク2側
には、予めサブタンク5側で沸かされた熱湯が連通管6
を通して供給され、且つ該メインタンク2内にも湯沸か
しヒータ21があるので、メインタンク2内の液体は常
時湯沸かし状態に維持されている。
示す電気制御回路7を有している。尚、この実施例で
は、電源は200Vが使用されている。図4の電気制御
回路7では、各タンク2,5において、水位センサー
(23,53)が液位を検出している状態では水位用ス
イッチ(F1,F2)がONし、又各タンク内の水温を温
度センサー(22,52)で検出してその水温が設定温
度(95℃)より低い状態では温度用スイッチ(T
H1,TH2)がONして、リレー回路(M1,M2)が作
動し、湯沸かしヒータ(21,51)が発熱する。そし
て、タンク内の水温が設定温度(95℃)に達すると、
それを温度センサー(22,52)で検知してその信号
により温度用スイッチ(TH1,TH2)をOFFにす
る。又、各タンク2,5内において、一度沸かした熱湯
が設定温度より低下すると、それを温度センサーで検知
して再度、温度用スイッチ(TH1,TH2)をONさせ
て湯沸かしヒータを発熱させる。尚、このような湯沸か
しヒータの発熱(通電)制御は、それぞれ各タンク側に
おいて個別に行われる。特に、サブタンク5側において
は、メインタンク2側の注湯量に応じて順次給水管16
から冷水が供給される関係上、サブタンク5側の湯沸か
しヒータ51はメインタンク2側の湯沸かしヒータ21
より頻繁にON、OFFされる。又、メインタンク2側
には、予めサブタンク5側で沸かされた熱湯が連通管6
を通して供給され、且つ該メインタンク2内にも湯沸か
しヒータ21があるので、メインタンク2内の液体は常
時湯沸かし状態に維持されている。
【0022】又、図4の電気制御回路7では、電子レン
ジ3内の所定位置(ターンテーブル34上のほぼ中心位
置)に被調理食品入り容器Yを置いた状態(リレー回路
R4がONになる)で、各種メニュースイッチ(S1〜S
3)のうちのいずれかを選択してON操作する(例えば
メニュースイッチS1をON操作する)と、当該リレー
コイル(例えばリレーコイルR1)が作動して当該リレ
ー接点(例えばリレー接点R1)をONにし、タイマー
(例えばT1)で設定された時間だけ電磁バルブ9を開
放させて、メインタンク2内から注湯管8を通して所定
量の熱湯を電子レンジ室内31内の食品容器Y内に注湯
する。又、それと同時に電子レンジ3にも通電されてタ
イマー(T1〜T3)の設定時間だけ作動されるようにな
る。又、電子レンジ3の作動時間は、食品容器Y内の被
調理食品が例えば麺類の場合は、該被調理食品が70℃
程度まで加熱されるように設定するとよい。尚、図4の
電気制御回路図では、電子レンジ3の作動を注湯動作と
同時にスタートさせるようにしているが、該電子レンジ
3の作動開始時期を食品容器Yへの注湯が完了した直後
に行わせるようにしてもよい。又、メインタンク2内の
熱湯が注出されると、それと給水管16を通して同量の
水がサブタンク5内に供給され、両タンク2,5内に常
に満液状態に維持される。そのとき、メインタンク2側
には、サブタンク5内で予め加熱された熱湯が供給され
るので、メインタンク2側の水温はほとんど低下するこ
とがなく、連続して次の注湯操作(食品容器Y内への注
湯)を行っても何ら支障がない。
ジ3内の所定位置(ターンテーブル34上のほぼ中心位
置)に被調理食品入り容器Yを置いた状態(リレー回路
R4がONになる)で、各種メニュースイッチ(S1〜S
3)のうちのいずれかを選択してON操作する(例えば
メニュースイッチS1をON操作する)と、当該リレー
コイル(例えばリレーコイルR1)が作動して当該リレ
ー接点(例えばリレー接点R1)をONにし、タイマー
(例えばT1)で設定された時間だけ電磁バルブ9を開
放させて、メインタンク2内から注湯管8を通して所定
量の熱湯を電子レンジ室内31内の食品容器Y内に注湯
する。又、それと同時に電子レンジ3にも通電されてタ
イマー(T1〜T3)の設定時間だけ作動されるようにな
る。又、電子レンジ3の作動時間は、食品容器Y内の被
調理食品が例えば麺類の場合は、該被調理食品が70℃
程度まで加熱されるように設定するとよい。尚、図4の
電気制御回路図では、電子レンジ3の作動を注湯動作と
同時にスタートさせるようにしているが、該電子レンジ
3の作動開始時期を食品容器Yへの注湯が完了した直後
に行わせるようにしてもよい。又、メインタンク2内の
熱湯が注出されると、それと給水管16を通して同量の
水がサブタンク5内に供給され、両タンク2,5内に常
に満液状態に維持される。そのとき、メインタンク2側
には、サブタンク5内で予め加熱された熱湯が供給され
るので、メインタンク2側の水温はほとんど低下するこ
とがなく、連続して次の注湯操作(食品容器Y内への注
湯)を行っても何ら支障がない。
【0023】この第1実施例の加熱調理機では、電子レ
ンジ室内31の所定位置に被調理食品入り容器Yを置い
た後、単一のスイッチ操作によって被調理食品入り容器
Y内に熱湯を供給するとともに電子レンジ3による加熱
が行えるようにしているので、例えば冷凍麺類のように
熱湯を注ぐだけでは喫食できないような食品であっても
簡単にしかも短時間(例えば2分間程度)で喫食し得る
温度まで加熱することができる。又、この加熱調理機を
冷凍食品の自動販売機とセットにして使用すると、屋外
においても手軽に冷凍食品を喫食に適した温度まで加熱
調理することができる。
ンジ室内31の所定位置に被調理食品入り容器Yを置い
た後、単一のスイッチ操作によって被調理食品入り容器
Y内に熱湯を供給するとともに電子レンジ3による加熱
が行えるようにしているので、例えば冷凍麺類のように
熱湯を注ぐだけでは喫食できないような食品であっても
簡単にしかも短時間(例えば2分間程度)で喫食し得る
温度まで加熱することができる。又、この加熱調理機を
冷凍食品の自動販売機とセットにして使用すると、屋外
においても手軽に冷凍食品を喫食に適した温度まで加熱
調理することができる。
【0024】図5に示す第2実施例の加熱調理機は、水
道設備のない場所での使用に適したものであり、タンク
2,5及び電子レンジ3を収納するケース体1の下方
に、比較的大容積(例えば20リットル)の水タンク8
1を設けておき、該水タンク81内の水をホンプ82で
サブタンク5側に供給するようにしている。符号83は
ドレンタンクであり、安全弁(第1実施例の符号61)
からのオーバーフロー水や水タンク81内の液体排出時
に、それらの液体を受けるためのものである。尚、その
他の基本的な構成は第1実施例と同様である。この第2
実施例のものでは、定期的に水タンク81内に新しい水
を補給したり入れ替えたりする必要があるが、水源(水
道水)のない場所でも冷凍食品の自動販売機とセットで
使用できるという利点がある。
道設備のない場所での使用に適したものであり、タンク
2,5及び電子レンジ3を収納するケース体1の下方
に、比較的大容積(例えば20リットル)の水タンク8
1を設けておき、該水タンク81内の水をホンプ82で
サブタンク5側に供給するようにしている。符号83は
ドレンタンクであり、安全弁(第1実施例の符号61)
からのオーバーフロー水や水タンク81内の液体排出時
に、それらの液体を受けるためのものである。尚、その
他の基本的な構成は第1実施例と同様である。この第2
実施例のものでは、定期的に水タンク81内に新しい水
を補給したり入れ替えたりする必要があるが、水源(水
道水)のない場所でも冷凍食品の自動販売機とセットで
使用できるという利点がある。
【図1】本発明の第1実施例の加熱調理機の正面図であ
る。
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のIIIーIII断面図である。
【図4】図1の加熱調理機の電気回路図である。
【図5】本発明の第2実施例の加熱調理機の下方部分を
断面とした側面図である。
断面とした側面図である。
1はケース体、2はタンク(メインタンク)、3は電子
レンジ、5はサブタンク、6は連通管、7は電気制御回
路、8は注湯管、9は電磁バルブ、21は湯沸かしヒー
タ、31は電子レンジの室内、Yは被調理食品入り容器
である。
レンジ、5はサブタンク、6は連通管、7は電気制御回
路、8は注湯管、9は電磁バルブ、21は湯沸かしヒー
タ、31は電子レンジの室内、Yは被調理食品入り容器
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉井 清明 香川県高松市宮脇町2−21−3 (72)発明者 林 高義 香川県坂出市川津町2655
Claims (1)
- 【請求項1】 単一のケース体(1)内に液体を貯溜す
るタンク(2)と加熱調理用の電子レンジ(3)とを設
け、 且つ前記タンク(2)に該タンク(2)内の液体を加熱
する湯沸かしヒータ(21)を備える一方、 前記タンク(2)内と前記電子レンジ(3)の室内(3
1)とを、該タンク(2)内の湯を電子レンジの室内
(31)に置かれる被調理食品入り容器(Y)内に注湯
し得るようにした注湯管(8)で接続し、 さらに前記注湯管(8)に該注湯管内を開閉する電磁バ
ルブ(9)を設けるとともに、 単一のスイッチ操作で前記電磁バルブ(9)を一定時間
だけ開放させるとともに前記電子レンジ(3)を一定時
間だけ作動させるようにした電気制御回路(7)を備え
たことを特徴とする加熱調理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4169281A JPH06101993B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 加熱調理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4169281A JPH06101993B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 加熱調理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067104A true JPH067104A (ja) | 1994-01-18 |
JPH06101993B2 JPH06101993B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=15883612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4169281A Expired - Fee Related JPH06101993B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 加熱調理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06101993B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105068451A (zh) * | 2015-07-06 | 2015-11-18 | 上海斐讯数据通信技术有限公司 | 一种基于移动终端控制调味品加入量的系统及控制方法 |
CN111956049A (zh) * | 2019-05-20 | 2020-11-20 | 东莞升联五金电器制品有限公司 | 加热设备及加热设备的使用方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11385013B2 (en) | 2016-07-01 | 2022-07-12 | Blackpowder Products, Inc. | Hybrid carbon—steel firearm barrel |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP4169281A patent/JPH06101993B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
CN105068451A (zh) * | 2015-07-06 | 2015-11-18 | 上海斐讯数据通信技术有限公司 | 一种基于移动终端控制调味品加入量的系统及控制方法 |
CN111956049A (zh) * | 2019-05-20 | 2020-11-20 | 东莞升联五金电器制品有限公司 | 加热设备及加热设备的使用方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06101993B2 (ja) | 1994-12-14 |
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