JPH0670880A - 内視鏡の吸引制御装置 - Google Patents

内視鏡の吸引制御装置

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Publication number
JPH0670880A
JPH0670880A JP4301931A JP30193192A JPH0670880A JP H0670880 A JPH0670880 A JP H0670880A JP 4301931 A JP4301931 A JP 4301931A JP 30193192 A JP30193192 A JP 30193192A JP H0670880 A JPH0670880 A JP H0670880A
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JP
Japan
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suction
piston body
cylinder
valve body
hole
Prior art date
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Application number
JP4301931A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Futaki
泰行 二木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、手指の力を格別に必要とせず、簡単
に吸引操作でき、かつ、外部へ体液等が飛散するおそれ
がないうえ、非吸引操作時には吸引チャンネルの先端か
ら無用に吸引がかかるおそれがなく、かつ、吸引量を微
調整できることを最も主要な特徴とする。 【構成】内視鏡の吸引チャンネル7に接続されるシリン
ダ8内の吸引チャンネル7と吸引孔17との間に弁体1
0を設け、この弁体10を閉塞する第1の位置と開放す
る第2の位置との間を移動可能なピストン体12を設け
るともに、無操作時はピストン体12を第1の位置に保
持するゴムばね15を設け、シリンダ8内と外気とをピ
ストン体12の位置にかかわらず連通させたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は体腔内の汚物や体液等を
内視鏡の吸引チャンネルを通して吸引する吸引操作を行
なう内視鏡の吸引制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に内視鏡の操作部には吸引制御装置
が設けられており、この吸引制御装置を操作して体腔内
の汚物や体液等を吸引チャンネルを通して体腔外に吸引
できるようになっている。
【0003】従来、この種の吸引制御装置としては、例
えば、実公昭63−24890号公報に示されている構
成のものが知られている。これは、内視鏡の操作部に突
設された吸引制御装置にリーク孔が形成されている。そ
して、無操作時にはこのリーク孔を介して外気が吸引装
置側に吸引され、このリーク孔を手指で塞ぐことによっ
て、内視鏡挿入部先端より、体腔内の体液等を吸引する
ようになっている。
【0004】また、例えば、実公昭60−15523号
公報の吸引操作装置には内視鏡の鉗子挿入管から分岐さ
せた吸引路にピストン体を設け、無操作時にはこのピス
トン体が吸引路を閉じる位置で保持され、このピストン
体を指で押すことで吸引操作を行なう構成にしたものが
示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手指で
リーク孔を塞ぐ装置では例えばリーク孔に異物が詰まっ
た場合には手指でリーク孔を塞ぐ吸引操作をしなくても
常にチャンネル先端から吸引がかかっている状態で保持
されるおそれがある。さらに、吸引操作時にリーク孔を
塞いでいる指が吸引された体液等で汚れたり、外部へ飛
散するおそれがある。
【0006】また、ピストン体を手指で押すことによ
り、吸引操作する装置では長時間吸引操作している場合
には、術者の手指が非常に疲れるおそれがある。さら
に、吸引量の微調整も困難なものとなる問題がある。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、手指の力を格別に必要とせず、触れる
だけで簡単に吸引操作ができ、かつ、外部へ体液等が飛
散するおそれがないうえ、吸引操作していない場合には
吸引チャンネルの先端から無用に吸引がかかるおそれが
なく、かつ、吸引量の微調整もできる内視鏡の吸引制御
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は内視鏡の吸引チ
ャンネルに接続されるシリンダと、該シリンダに形成さ
れた吸引孔と、前記シリンダ内において前記吸引チャン
ネルと前記吸引孔との間に設けられた弁手段と、該弁手
段を閉塞する第1の位置と開放する第2の位置との間を
移動可能であるピストン体と、無操作時は該ピストン体
を前記第1の位置に保持する付勢手段と、前記シリンダ
内と外気とを前記ピストン体の位置にかかわらず連通さ
せる連通路とを備えたものである。
【0009】
【作用】リーク孔を手指で塞いだ場合には吸引孔と吸引
チャンネルとの流路を開閉する弁手段、ピストン体の付
勢手段、ピストン体、シリンダ間に囲まれた閉塞空間の
空気を吸引孔より吸引させて減圧させ、大気圧より低圧
状態に変化させることにより、ピストン体の付勢手段を
弾性変形させる。この付勢手段の弾性変形にともないピ
ストン体をシリンダの軸方向に移動させ、このピストン
体の動作にともない弁手段を開操作して吸引チャンネル
と吸引孔との間を連通させ、挿入部先端より体液等を吸
引する。また、リーク孔をほとんど塞いだが少々リーク
している状態の時は完全にリーク孔を塞いだ時より、外
気と閉塞空間内との間の圧力差が少ないため、完全にリ
ーク孔を塞いだ時より挿入部先端から弱い吸引圧で吸引
することができる。また、リーク孔を塞いでいない時、
または、リーク孔を塞いだ状態から塞いでいない状態に
した時は、吸引孔と外気がリーク孔を通じて連通され、
閉塞空間の内圧と大気圧との圧力差がほとんどなくなる
ため、付勢手段の付勢力によりピストン体が移動し、弁
手段が閉操作されて挿入部先端より吸引はかからないよ
うにしたものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図5を
参照して説明する。図2は第1実施例の吸引制御装置を
備えた内視鏡の概略構成を示すものである。図2中で、
1は体腔内に挿入される細長の挿入部である。
【0011】この挿入部1の基端部には握り部2が設け
られている。さらに、この握り部2の後端には操作部3
が設けられている。この操作部3の後端には接眼部4が
設けられている。
【0012】また、操作部3には挿入部1の先端部側を
湾曲操作するための湾曲操作レバー5および吸引制御装
置6が設けられている。そして、この吸引制御装置6の
操作にともない挿入部1内に形成された処置具チャンネ
ルを図1に示す吸引チャンネル7を介して吸引するよう
になっている。
【0013】さらに、吸引制御装置6には図1に示すよ
うに内視鏡の吸引チャンネル7に接続されるシリンダ8
が設けられている。このシリンダ8の下部には小径な連
結部が形成されており、この連結部に吸引チャンネル7
の一端部が連結されている。
【0014】また、シリンダ8内には上面開口部から内
筒9が着脱自在に嵌合されている。この内筒9の上部に
は操作部3の外部側に突出状態で保持される突出部9a
が設けられている。さらに、この突出部9aの側部には
パイプ状の吸引口金部17が突設されている。この口金
部17の先端の接続部18には図示しない吸引ポンプ等
の吸引装置に接続される吸引チューブ19が連結され、
吸引ポンプの吸引力で体腔内の汚物や体液等を吸引する
ようになっている。
【0015】また、内筒9の下端部にはシリンダ8内に
挿入される嵌合部9bが設けられている。そして、この
嵌合部9bの下端部にはゴム等の弾性材からなるほぼ円
筒状の弁体(弁手段)10が設けられている。
【0016】この弁体10の下部には内筒9の下面開口
部を閉塞するドーム状の閉塞膜10aが設けられてい
る。この閉塞膜10aの中央部には閉塞膜10aの弾性
変形によって開閉可能なスリット11が形成されてい
る。
【0017】さらに、内筒9内には吸引操作用の棒状の
ピストン体12がこの内筒9の軸方向に所定ストローク
量、すなわち弁体10を閉塞する第1の位置と開放する
第2の位置との間だけ進退自在に設けられている。この
場合、ピストン体12には上部側にほぼ円柱状のリーク
流路調整部12aが形成されており、このリーク流路調
整部12aの下方に下面が開口された円筒部12bが形
成されている。この円筒部12bの上部側の外周面には
筒内に連通する開口部12cが形成されている。
【0018】また、ピストン体12の頂部にはフランジ
部13が形成されているとともに、リーク孔14が形成
されている。この場合、ピストン体12の頂部中央には
リーク孔14の一端側の開口部が形成されている。この
リーク孔14の他端側の開口部はピストン体12のリー
ク流路調整部12aの外周面に形成されている。
【0019】さらに、ピストン体12の頂部にはフラン
ジ部13の下側に無操作時はピストン体12を第1の位
置に保持する略円筒状のゴムばね(付勢手段)15が装
着されている。このゴムばね15の下端部は内筒9の突
出部9aの外周面に形成されたゴムばね固定溝9cに嵌
着されている。
【0020】また、ピストン体12の無操作時には弁体
10と、ゴムばね15と、ピストン体12と、内筒9と
にかこまれ、吸引口金部17内の吸引孔と連通される閉
塞空間16が形成され、この閉塞空間16がリーク孔1
4を介して外部側に連通されている。
【0021】さらに、内筒9の突出部9aにはゴムばね
固定溝9cの上方にピストン体12の押し込み操作位置
を規制するストッパ部9dが形成されている。そして、
ピストン体12がこのストッパ部9dに当接される第2
の位置まで移動すると、このピストン体12の円筒部1
2bの下端部によって弁体10のスリット11が図5に
示すように開操作され、閉塞膜10aが開放されるよう
になっており、この状態で吸引チャンネル7側と吸引口
金部17内の吸引孔との間がピストン体12の円筒部1
2b、開口部12c、閉塞空間16を介して連通される
ようになっている。
【0022】また、ストッパ部9dの上縁部には切欠溝
9eが形成されている。そして、ピストン体12がこの
ストッパ部9dに当接される第2の位置まで移動した状
態でこの切欠溝9eを介してゴムばね15と内筒9の上
端部との間の閉空間がリーク孔14側と連通されてい
る。
【0023】なお、図3および図4は内視鏡の操作部3
の内部構成を示すものである。図3および図4中で、2
1は操作部本体である。この操作部本体21には湾曲操
作用の湾曲操作ユニット22の装着用の第1の開口部2
1aおよびユニバーサルコード34の連結用の第2の開
口部21bがそれぞれ形成されているとともに、湾曲操
作ユニット22の取り付けフランジ23が形成されてい
る。
【0024】そして、操作部本体21の第1の開口部2
1aには湾曲操作ユニット22が嵌着されている。この
湾曲操作ユニット22は第1の開口部21aに嵌合させ
た後、操作部本体21に固定したL字状の屈曲板31と
湾曲操作ユニット22との間が固定ねじ32によって結
合されている。この場合、湾曲操作ユニット22の雌ね
じ部の深さは固定ねじ32を最後迄、締め込んでも必ず
屈曲板31と湾曲操作ユニット22との間に隙間Sが形
成されるように設定されている。
【0025】また、湾曲操作ユニット22には水密カバ
ー24が捩じ込み状態で装着されている。さらに、水密
カバー24の外側には外装カバー25が装着されてい
る。この外装カバー25はナット26によって水密カバ
ー24に固定されている。
【0026】また、外装カバー25には湾曲操作ユニッ
ト22に形成された係止用凹部27に係止される係止片
28が設けられている。そして、係止用凹部27と係止
片28とが係止されることにより、外装カバー25の回
転位置が規制され、その外装カバー25の外表面の標識
の向きが常に定まるようになっている。
【0027】さらに、外装カバー25および水密カバー
24には支軸装着孔が形成されている。そして、これら
の支軸装着孔には支軸29が挿入されており、この支軸
29の内端部には湾曲操作用の操作ワイヤが巻き付けら
れるドラム30が固定されている。
【0028】また、湾曲操作ユニット22の第2の開口
部21bには略筒状のカバー部材33が嵌着されてい
る。このカバー部材33の中心孔にはユニバーサルコー
ド34の連結端部が挿入されている。そして、このユニ
バーサルコード34の連結端部は操作部本体21に固定
した支持プレート37に支持された連結口金36にナッ
ト35によって捩じ込み固定されている。
【0029】さらに、支持プレート37は支柱38を介
して湾曲操作ユニット22に固定されている。そして、
操作部本体21の組み立て時には屈曲板31に湾曲操作
ユニット22が固定ねじ32によって結合され、屈曲板
31と湾曲操作ユニット22との間に隙間Sが形成され
たのち、ユニバーサルコード34側のカバー部材33を
第2の開口部21bに嵌め、ナット35を締め付けるこ
とにより、湾曲操作ユニット22が操作部本体21の取
り付けフランジ23に突き当てられ、完全に操作部本体
21に固定されるようになっている。
【0030】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、内視鏡の非吸引操作時には吸引制御装置6はゴム
ばね15のばね力によってピストン体12が図1に示す
ようにシリンダ8内から外部側に突設された状態で保持
される。
【0031】このとき、弁体10のスリット11は閉塞
膜10aの弾力によって閉塞状態で保持される。この状
態では吸引チャンネル7側と吸引口金部17内の吸引孔
との間の連通が遮断状態で保持されるとともに、リーク
孔14が閉塞空間16を介して吸引口金部17内の吸引
孔と連通される。そのため、吸引口金部17内の吸引孔
側にはリーク孔14を介して外気が吸引され、吸引チャ
ンネル7は非吸引状態で保持される。
【0032】また、リーク孔14が手指で塞がれた場合
には閉塞空間16の空気が吸引器によって吸引口金部1
7内の吸引孔側に吸引される。そのため、閉塞空間16
内が外気よりも低圧になるので、ゴムばね15が図5に
示す屈曲状態に弾性変形される。
【0033】そして、このときのゴムばね15の弾性変
形動作にともないピストン体12がシリンダ8内に押し
込み操作される方向に移動し、このピストン体12の動
作にともない弁体10のスリット11が押し開かれる。
この状態では吸引チャンネル7側と吸引口金部17内の
吸引孔との間が連通状態に切換え操作されるので、吸引
口金部17内の吸引孔側には吸引チャンネル7を介して
体腔内の汚物や体液等が吸引される。
【0034】また、リーク孔14から手指が離れると、
外気がリーク孔14を介して閉塞空間16内に導入され
る。この場合にはゴムばね15のばね力によってピスト
ン体12が図1に示すようにシリンダ8内から外部側に
突設された状態に復帰されるとともに、弁体10のスリ
ット11は閉塞膜10aの弾力によって閉塞される。そ
のため、吸引チャンネル7側と吸引口金部17内の吸引
孔との間の連通が遮断されるとともに、リーク孔14が
閉塞空間16を介して吸引口金部17内の吸引孔と連通
され、吸引口金部17内の吸引孔側にはリーク孔14を
介して外気が吸引されて吸引チャンネル7は非吸引状態
で保持される。
【0035】そこで、上記構成のものにあってはリーク
孔14を手指で塞ぐことにより、閉塞空間16の空気を
吸引器によって吸引口金部17内の吸引孔側に吸引し、
閉塞空間16内を外気よりも低圧にしてゴムばね15を
図5に示す屈曲状態に弾性変形させ、このときのゴムば
ね15の弾性変形動作にともないピストン体12をシリ
ンダ8内に押し込み操作して弁体10のスリット11を
押し開き、吸引チャンネル7側と吸引口金部17内の吸
引孔との間を連通状態に切換え操作することができる。
【0036】そのため、リーク孔14を手指で塞ぐだけ
で吸引操作を開始させることができるので、従来のよう
に手指の力でピストン体12を押し込み操作する場合に
比べて小さい力で簡単に吸引操作ができ、長時間吸引操
作する場合の術者の手指の疲れを防止することができ
る。
【0037】また、リーク孔14における吸引口金部1
7内の吸引孔側の出入口をリーク流路調整部12aの上
側に配置したので、吸引した液体、汚物等がリーク孔1
4まで届くことが少なくなる。そのため、リーク孔14
を介して外部側に吸引物が飛散したり、指ぬれしたりす
ることを防止することができる。
【0038】また、手指でリーク孔14を塞ぐ際に、そ
の塞ぐ面積を調整し、少々リークさせたり、完全に塞い
だりすることで、スリット11の開閉面積を調整すると
同時に閉塞空間16の内圧を調整することができるの
で、内視鏡の挿入部1の先端からの吸引量を調整するこ
とができる。
【0039】さらに、操作部本体21の組み立て時には
屈曲板31に湾曲操作ユニット22が固定ねじ32によ
って結合され、屈曲板31と湾曲操作ユニット22との
間に隙間Sが形成されたのち、ユニバーサルコード34
側のカバー部材33を第2の開口部21bに嵌め、ナッ
ト35を締め付けることにより、湾曲操作ユニット22
が操作部本体21の取り付けフランジ23に突き当てら
れ、完全に操作部本体21に固定されるようにしたの
で、湾曲操作ユニット22の外装カバー25が操作部本
体21に斜めに組み付けられることを防止することがで
きる。
【0040】また、図6(A)、(B)は本発明の第2
実施例を示すものである。これは、第1実施例のピスト
ン体12の先端に先細状の凸部41を設けたものであ
る。この場合にはピストン体12が吸引位置まで押し込
み操作される際に、ピストン体12の先端の先細状の凸
部41によって弁体10のスリット11に直接的にピス
トン体12の押し込み操作力を作用させることができ
る。そのため、弁体10のスリット11を開操作する際
に、ピストン体12の押し込み操作力を弁体10のスリ
ット11に有効に作用させることができるので、例えば
弁体10がシリコンゴムによって形成され、弁体10の
スリット11が密着している場合でも簡単に弁体10の
スリット11を開操作することができる。
【0041】また、図7および図8は本発明の第3実施
例を示すものである。これは、第1実施例の棒状のピス
トン体12に代えて上部側のほぼ円柱状のリーク流路調
整部52の下方に断面形状が略X字状の押し込み操作部
53が形成されたピストン体51を設けたものである。
この場合、押し込み操作部53の下端部には先細状の凸
部54が形成されている。
【0042】そこで、上記構成のものにあってはピスト
ン体51が吸引位置まで押し込み操作される際に、ピス
トン体51の先端の先細状の凸部54によって弁体10
のスリット11に直接的にピストン体51の押し込み操
作力を作用させることができる。そのため、弁体10の
スリット11を開操作する際に、ピストン体51の押し
込み操作力を弁体10のスリット11に有効に作用させ
ることができるので、弁体10のスリット11が密着し
ている場合でも簡単に弁体10のスリット11を開操作
することができる。
【0043】また、図9(A)、(B)は本発明の第4
実施例を示すものである。これは、第1実施例の弁体1
0の閉塞膜10aの内面におけるスリット11の両側
に、このスリット11の延設方向に対して略垂直方向に
凸部61を形成したものである。
【0044】この場合にはピストン体12が吸引位置ま
で押し込み操作される際に、ピストン体12の円筒部1
2bの先端部によって弁体10のスリット11の両側の
凸部61にピストン体12の押し込み操作力を比較的大
きく作用させることができる。そのため、弁体10のス
リット11を開操作する際に、ピストン体12の押し込
み操作力を弁体10のスリット11に有効に作用させる
ことができるので、弁体10のスリット11が密着して
いる場合でも簡単に弁体10のスリット11を開操作す
ることができる。
【0045】また、図10(A)、(B)は本発明の第
5実施例を示すものである。これは、第1実施例の弁体
10の閉塞膜10aの内面におけるスリット11の両端
部に略半球状の凸部62を形成したものである。
【0046】この場合にはピストン体12が吸引位置ま
で押し込み操作される際に、ピストン体12の円筒部1
2bの先端部によって弁体10のスリット11の両端部
の凸部62にピストン体12の押し込み操作力を比較的
大きく作用させることができる。そのため、弁体10の
スリット11を開操作する際に、ピストン体12の押し
込み操作力を弁体10のスリット11に有効に作用させ
ることができるので、弁体10のスリット11が密着し
ている場合でも簡単に弁体10のスリット11を開操作
することができる。
【0047】また、図11および図12は本発明の第6
実施例を示すものである。図11中で、71は内視鏡の
吸引チャンネル7に接続されるシリンダである。このシ
リンダ71の下部には小径な連結部が形成されており、
この連結部に吸引チャンネル7の一端部が連結されてい
る。シリンダ71内にはピストン体70が着脱自在に嵌
合されている。
【0048】さらに、シリンダ71の内側には小径な弁
座72が設けられている。また、ピストン体70の下端
部にはシリンダ71の弁座72よりも若干小径な弁体構
成部(弁手段)70aが形成されている。この弁体構成
部70aの外周面にはOリング嵌合溝70bが形成され
ており、このOリング嵌合溝70b内に弁座72と接離
可能に圧接されるOリング73が嵌着されている。そし
て、このOリング73がシリンダ71の弁座72に圧接
された場合には弁座72の上側流路と下側流路との間の
流通が遮断された状態でシールされるようになってい
る。
【0049】また、ピストン体70には弁体構成部70
aの上側にコイルばね装着溝70cが形成されている。
このコイルばね装着溝70cにはコイルばね74が装着
されている。さらに、このコイルばね装着溝70cの下
端部にはこのコイルばね装着溝70cに沿ってピストン
体70の軸心方向に移動自在なばね座75が装着されて
いる。このばね座75はシリンダ71の内周面に形成さ
れた段差状の突き当て部76に係脱可能に突き当てられ
ている。
【0050】また、ピストン体70の上部には略リング
状のゴムばね(付勢手段)77が設けられている。この
ゴムばね77のリングの内周部位はピストン体70の上
部に嵌着されてシールされている。さらに、ゴムばね7
7のリングの外端部はシリンダ71の上端部に形成され
たゴムばね77の取り付け凹部内に嵌着された状態でシ
ールされている。
【0051】また、シリンダ71の上部にはリーク孔7
8が設けられている。この場合、シリンダ71の上面に
はリーク孔78の一端側の開口部が形成されている。こ
のリーク孔78の他端側の開口部はシリンダ71のゴム
ばね77の取り付け凹部の下方のシリンダ71の内周面
に形成されている。さらに、シリンダ71の側面には吸
引器につながる吸引孔79が設けられている。
【0052】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、内視鏡の非吸引操作時にはゴムばね77のばね力
によってピストン体70が図11に示すようにシリンダ
71内から外部側に突設された状態で保持される。
【0053】このとき、弁体構成部70aのOリング7
3がシリンダ71の弁座72に圧接され、Oリング73
とシリンダ71の弁座72との圧接部によって弁座72
の上側流路と下側流路との間の流通が遮断された状態で
保持される。この状態では吸引チャンネル7側と吸引孔
79との間の連通が遮断状態で保持されるとともに、リ
ーク孔78側と吸引孔79との間がシリンダ71内の弁
座72の上側流路を介して連通状態で保持される。その
ため、吸引孔79側にはリーク孔78を介して外気が吸
引され、吸引チャンネル7は非吸引状態で保持される。
【0054】また、リーク孔78が図12に示すように
手指で塞がれた場合にはシリンダ71内の弁座72の上
側流路内の空気が吸引器によって吸引孔79側に吸引さ
れる。そのため、シリンダ71内の弁座72の上側流路
内が外気よりも低圧になるので、ゴムばね77が図12
に示す屈曲状態に弾性変形される。
【0055】そして、このときのゴムばね77の弾性変
形動作にともないピストン体70がシリンダ71内に押
し込み操作される方向に移動し、このピストン体70の
動作にともない弁体構成部70aのOリング73がシリ
ンダ71の弁座72から離間される。この状態では吸引
チャンネル7側と吸引孔79との間が連通状態に切換え
操作されるので、吸引孔79側には吸引チャンネル7を
介して体腔内の汚物や体液等が吸引される。
【0056】そこで、上記構成のものにあってはリーク
孔78を手指で塞ぐことにより、シリンダ71内の弁座
72の上側流路内の空気を吸引器によって吸引孔79側
に吸引し、シリンダ71内の弁座72の上側流路内を外
気よりも低圧にしてゴムばね77を図12に示す屈曲状
態に弾性変形させ、このときのゴムばね77の弾性変形
動作にともないピストン体70をシリンダ71内に押し
込み操作して弁体構成部70aのOリング73をシリン
ダ71の弁座72から離間させ、吸引チャンネル7側と
吸引孔79との間を連通状態に切換え操作することがで
きる。
【0057】そのため、第1実施例と同様にリーク孔7
8を手指で塞ぐだけで吸引操作を開始させることができ
るので、従来のように手指の力でピストン体70を押し
込み操作する場合に比べて小さい力で簡単に吸引操作が
でき、長時間吸引操作する場合の術者の手指の疲れを防
止することができる。
【0058】また、図13(A),(B)は本発明の第
7実施例を示すものである。これは、第1実施例とは異
なる構成のピストン体81およびゴムばね82を設けた
ものである。すなわち、この実施例のピストン体81に
は上部側にほぼ円柱状の押圧操作部81aが形成されて
おり、この押圧操作部81aの下方に下面が開口された
円筒部81bが形成されている。この円筒部81bの上
部側の外周面には筒内に連通する周面開口部81cが形
成されている。
【0059】ここで、ピストン体81の円筒部81b内
には下面開口部81dと周面開口部81cとの間を連通
する連通孔81eが形成されている。この連通孔81e
の上部にはこの連通孔81e内の吸引流体の流れを周面
開口部81c側に向けて導くガイド面81fが形成され
ている。このガイド面81fはピストン体81の軸方向
と直交する方向に沿って形成されている。
【0060】さらに、ピストン体81の周面開口部81
cの上端部、すなわちガイド面81fの端縁部はピスト
ン体81が図13(A)に示されているように非吸引操
作位置で保持されている状態では内筒9に設けられた吸
引口金部17内の吸引孔の入口83の下端部83a位置
よりも下(吸引チャンネル7)側に配置されるように設
定されている。
【0061】また、ピストン体81の頭部外周面にはゴ
ムばね82の取り付け溝81gが形成されている。そし
て、このピストン体81の取り付け溝81gにはピスト
ン体81の周囲を覆う略円筒状のゴムばね82の上端部
が固定されている。
【0062】このゴムばね82の筒壁部には大気を吸引
するための複数のリーク孔84が形成されている。そし
て、ピストン体81はこのゴムばね82の弾性力により
図13(A)に示す定位置(非吸引操作位置)に戻る方
向に付勢されている。
【0063】なお、弁体10は低摩擦剤、例えば信越化
学工業(株)製KE7019−U(商品名)を混合させ
たシリコンゴム等の弾性材によって形成されている。ま
た、吸引口金部17を内筒9とは別体の独立部品によっ
て形成し、この別体の吸引口金部17の根元部を内筒9
に形成された吸引口金部17の取り付け口内に嵌着状態
で固定する構成にしても良い。
【0064】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、内視鏡の非吸引操作時には吸引制御装置6はゴム
ばね82のばね力によってピストン体81が図13
(A)に示すようにシリンダ8内から外部側に突設され
た状態で保持される。
【0065】このとき、弁体10のスリット11は閉塞
膜10aの弾力によって閉塞状態で保持され、吸引チャ
ンネル7側と吸引口金部17内の吸引孔との間の連通が
遮断状態で保持される。この状態ではリーク孔84が吸
引口金部17内の吸引孔と連通状態で保持されるので、
吸引口金部17を経て、内筒9内に加えられる吸引圧に
より、リーク孔84を介して外気が吸引される。
【0066】また、体腔内の汚物や体液等を吸引する場
合はピストン体81の押圧操作部81aを押し、ゴムば
ね82の弾性力に抗してピストン体81を押し込む。こ
のとき、図13(B)に示すように内筒9の上端部にゴ
ムばね82が接するため、リーク孔84と吸引口金部1
7内の吸引孔との間の連通が遮断され、リーク孔84よ
り大気を吸引器へ吸引する動作が遮断される。
【0067】そして、押しこまれたピストン体81の下
端部が弁体10の閉塞膜10aのスリット11を押し開
くことにより、吸引チャンネル7側と吸引口金部17内
の吸引孔との間がピストン体81の連通孔81eを介し
て連通され、体腔内の汚物や体液を吸引することができ
る。
【0068】このとき、吸引器の吸引圧力により吸引さ
れる汚物等の流れは比較的高速状態で吸引チャンネル7
内を通過し、ピストン体81の連通孔81e内に導入さ
れる。さらに、この連通孔81e内の汚物等の流れはガ
イド面81fに当接し、連通孔81e内におけるピスト
ン体81の軸方向に沿う速度は減速される。そして、汚
物等の流れは減速された状態で、ピストン体81の周面
開口部81cから内筒9内に流出される。
【0069】ここで、吸引口金部17内の吸引孔の入口
83の下端部83a位置はピストン体81の周面開口部
81cの上端部の位置よりもリーク孔84側に配置され
ているので、吸引された汚物等は全て吸引口金部17内
に吸引され、リーク孔84から外部への汚物等の飛び出
しが防止される。
【0070】また、ピストン体81の押圧操作部81a
を押す動作を止めるとゴムばね82の弾性力により図1
3(A)に示す元の定位置に戻るが、ピストン体81が
定位置に戻る前の過渡状態では慣性力等により、汚物等
の流れは吸引チャンネル7よりピストン体81の連通孔
81e内へ勢い良く流出して来る。この場合でも汚物等
の流れは連通孔81eの上端のガイド面81fに当接し
て減速されるので、吸引された汚物は全て吸引口金部1
7内に吸引され、リーク孔84より外気へ飛び出すこと
はない。
【0071】そこで、上記構成のものにあっては内視鏡
の吸引操作時には吸引器の吸引圧力により吸引される汚
物等の流れは比較的高速状態で吸引チャンネル7内を通
過し、ピストン体81の連通孔81e内に導入されたの
ち、この連通孔81e内の汚物等の流れがガイド面81
fに当接した際に、連通孔81e内におけるピストン体
81の軸方向に沿う速度は減速される。そのため、ピス
トン体81の周面開口部81cより出た汚物等の流れが
吸引口金部17内の吸引孔の入口83よりリーク孔84
側に向かうことを防止することができるので、汚物等の
流れがリーク孔84より外部へ飛散することを防止する
ことができる。
【0072】さらに、ピストン体81の連通孔81eの
上部のガイド面81fは周面開口部81cへなめらかに
つながっているので、この連通孔81eの内部の洗浄性
を高めることができる。
【0073】また、図14(A),(B)は本発明の第
8実施例を示すものである。これは、第7実施例のピス
トン体81の構成を変更したものである。すなわち、こ
の実施例のピストン体81には連通孔81eの上部に周
面開口部81cよりも上部側に延在され、吸引流体の流
速を弱める流れ調整用の穴部91が形成されている。
【0074】そして、内視鏡の吸引操作時にはピストン
体81の連通孔81eに吸引されて来た汚物等の流れは
ピストン体81の穴部91内に導入され、この穴部91
の内底面91aに当接した後、逆流して周面開口部81
cから吸引口金部17内の吸引孔に吸引される。
【0075】そのため、このピストン体81の連通孔8
1eにおける穴部91内の汚物等の流れは流速が十分に
弱められた状態で、ピストン体81の周面開口部81c
から流出されるので、ピストン体81の周面開口部81
cより飛び出す汚物等の流れにおけるピストン体81の
軸方向の速度は第1実施例に比べて大幅に低減すること
ができ、吸引圧が高い場合でもリーク孔84から汚物等
が外部へ飛散することを確実に防止することができる。
【0076】また、図15(A)乃至(C)は本発明の
第9実施例を示すものである。これは、第7実施例の内
筒9の下面開口部の周縁部位に形成された弁体10の取
り付けフランジ部9fの外周面を略長円形状もしくは楕
円形状に形成したものである。
【0077】この場合、内筒9のフランジ部9fの上部
には弁体10の係合溝9gが形成されている。さらに、
弁体10の内周部には内筒9のフランジ部9fおよび係
合溝9gにそれぞれ対応させた略リング状の溝10b、
略リング状の係合突部10cがそれぞれ形成されてい
る。なお、弁体10の係合突部10cは例えば溝10b
の内径寸法よりも小径な真円形状に形成されている。
【0078】そして、弁体10の取り付け作業時には弁
体10の係合突部10cを弾性変形させて内筒9のフラ
ンジ部9fに乗り越えさせた状態で、内筒9の係合溝9
g内に挿入させることにより、弁体10の係合突部10
cを内筒9の係合溝9gに係合させ、同時に内筒9のフ
ランジ部9fを弁体10の溝10bに係合させるように
なっている。
【0079】そこで、上記構成のものにあっては内筒9
の取り付けフランジ部9fの外周面を略長円形状もしく
は楕円形状に形成したので、内筒9の取り付けフランジ
部9fに弁体10を取り付ける作業時に弁体10の係合
突部10cを変形させながら内筒9のフランジ部9aを
乗り越えさせる際に、フランジ部9fの短軸b側の外周
面に当接する弁体10の係合突部10cの部分に加わる
力をフランジ部9fの長軸a側の外周面に当接する部分
に加わる力よりも少なくすることができる。
【0080】そのため、フランジ部9fの短軸b側の外
周面に当接する弁体10の係合突部10cの部分の変形
量を少なくすることができるので、フランジ部9fの短
軸b側で係合突部10cを乗り越えやすくすることがで
きる。この場合、一部でも係合突部10cがフランジ部
9fを乗り越えると係合突部10cの残りの部分でもフ
ランジ部9fを乗り越え易くなるので、フランジ部9f
の長軸a側の外周面との当接部分の係合突部10cもフ
ランジ部9fを簡単に乗り越すことができ、弁体10の
取り付け作業の作業性を高めることができる。したがっ
て、内筒9に弁体10を組みつける作業を自動化する自
動機による組みつけ作業を行なう場合に有利となる。な
お、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できること
は勿論である。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、内視鏡の吸引チャンネ
ルに接続されるシリンダ内の吸引チャンネルと吸引孔と
の間に弁手段を設け、この弁手段を閉塞する第1の位置
と開放する第2の位置との間を移動可能なピストン体を
設けるともに、無操作時はピストン体を第1の位置に保
持する付勢部材を設け、シリンダ内と外気とをピストン
体の位置にかかわらず連通させたので、手指の力を格別
に必要とせず、触れるだけで簡単に吸引操作ができ、か
つ、外部へ体液等が飛散するおそれがないうえ、吸引操
作していない場合には吸引チャンネルの先端から無用に
吸引がかかるおそれがなく、かつ、吸引量の微調整する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の弁体の閉塞状態を示す
要部の縦断面図。
【図2】 内視鏡の概略構成図。
【図3】 内視鏡の操作部の内部構成を示す要部の縦断
面図。
【図4】 同横断面図。
【図5】 第1実施例の弁体の開放状態を示す要部の縦
断面図。
【図6】 本発明の第2実施例を示すもので、(A)は
弁体の閉塞状態を示す要部の縦断面図、(B)は弁体の
開放状態を示す要部の縦断面図。
【図7】 本発明の第3実施例の弁体の閉塞状態を示す
要部の縦断面図。
【図8】 第3実施例の弁体の開放状態を示す要部の縦
断面図。
【図9】 本発明の第4実施例を示すもので、(A)は
弁体の閉塞状態を示す要部の縦断面図、(B)は弁体の
開放状態を示す要部の縦断面図。
【図10】 本発明の第5実施例を示すもので、(A)
は弁体の平面図、(B)は弁体の側面図。
【図11】 本発明の第6実施例の弁体構成部のOリン
グがシリンダの弁座に圧接された状態を示す要部の縦断
面図。
【図12】 第6実施例の弁体構成部のOリングがシリ
ンダの弁座から離間された状態を示す要部の縦断面図。
【図13】 本発明の第7実施例を示すもので、(A)
は弁体の閉塞状態を示す要部の縦断面図、(B)は弁体
の開放状態を示す要部の縦断面図。
【図14】 本発明の第8実施例を示すもので、(A)
は弁体の閉塞状態を示す要部の縦断面図、(B)は弁体
の開放状態を示す要部の縦断面図。
【図15】 本発明の第9実施例を示すもので、(A)
は弁体の閉塞状態を示す要部の縦断面図、(B)は内筒
の弁体取り付け用フランジ部を示す縦断面図、(C)は
内筒の弁体取り付け用フランジ部を示す平面図。
【符号の説明】
7…吸引チャンネル、8、71…シリンダ、10…弁体
(弁手段)、12、51、70,81…ピストン体、1
5、77,82…ゴムばね(付勢手段)、17…吸引口
金部(吸引孔)、70a…弁体構成部(弁手段)、79
…吸引孔。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の吸引チャンネルに接続されるシ
    リンダと、該シリンダに形成された吸引孔と、前記シリ
    ンダ内において前記吸引チャンネルと前記吸引孔との間
    に設けられた弁手段と、該弁手段を閉塞する第1の位置
    と開放する第2の位置との間を移動可能であるピストン
    体と、無操作時は該ピストン体を前記第1の位置に保持
    する付勢手段と、前記シリンダ内と外気とを前記ピスト
    ン体の位置にかかわらず連通させる連通路とを備えたこ
    とを特徴とする内視鏡の吸引制御装置。
JP4301931A 1992-06-30 1992-11-12 内視鏡の吸引制御装置 Withdrawn JPH0670880A (ja)

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JP4301931A JPH0670880A (ja) 1992-06-30 1992-11-12 内視鏡の吸引制御装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17272492 1992-06-30
JP4-172724 1992-06-30
JP4301931A JPH0670880A (ja) 1992-06-30 1992-11-12 内視鏡の吸引制御装置

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JP (1) JPH0670880A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007252589A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Fujinon Corp 内視鏡の吸引装置
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JP2010046333A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Fujinon Corp 自動復帰式シリンジ及びこの自動復帰式シリンジを用いた内視鏡装置
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JP2013106770A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Fujifilm Corp 内視鏡の吸引管路切り替え装置
US9161680B2 (en) 2013-11-26 2015-10-20 Bracco Diagnostics Inc. Disposable air/water valve for an endoscopic device

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